JPH0688523A - 内燃機関の廃熱回収装置 - Google Patents
内燃機関の廃熱回収装置Info
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- JPH0688523A JPH0688523A JP4239491A JP23949192A JPH0688523A JP H0688523 A JPH0688523 A JP H0688523A JP 4239491 A JP4239491 A JP 4239491A JP 23949192 A JP23949192 A JP 23949192A JP H0688523 A JPH0688523 A JP H0688523A
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- cooling
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- F01K—STEAM ENGINE PLANTS; STEAM ACCUMULATORS; ENGINE PLANTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; ENGINES USING SPECIAL WORKING FLUIDS OR CYCLES
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- F01K23/02—Plants characterised by more than one engine delivering power external to the plant, the engines being driven by different fluids the engine cycles being thermally coupled
- F01K23/06—Plants characterised by more than one engine delivering power external to the plant, the engines being driven by different fluids the engine cycles being thermally coupled combustion heat from one cycle heating the fluid in another cycle
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02G—HOT GAS OR COMBUSTION-PRODUCT POSITIVE-DISPLACEMENT ENGINE PLANTS; USE OF WASTE HEAT OF COMBUSTION ENGINES; NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F02G5/00—Profiting from waste heat of combustion engines, not otherwise provided for
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
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- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
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- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Engine Equipment That Uses Special Cycles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は内燃機関で発生廃熱を機械的エネル
ギに変換する内燃機関の廃熱回収装置にに関し、ノッキ
ングを防止しつつエキスパンダに十分なエネルギを供給
することを目的とする。 【構成】 内燃機関1に、吸気ポート2周辺を冷却する
ためのウォータジャケット7と、燃焼室及び排気ポート
3周辺を冷却するためのウォータジャケット8とを独立
に設ける。供給ポンプ13,ウォータジャケット8,排
気熱を熱源とする加熱器16,蒸気の膨張エネルギを機
械的エネルギに変換するエキスパンダ17,コンデンサ
20でランキンサイクルシステムを兼ねた冷却媒体循環
経路を構成する。供給ポンプ13,圧力調整用バルブ1
5,ウォータジャケット7,コンデンサ20で燃料ガス
の過熱を防止する冷却媒体循環経路を構成する。
ギに変換する内燃機関の廃熱回収装置にに関し、ノッキ
ングを防止しつつエキスパンダに十分なエネルギを供給
することを目的とする。 【構成】 内燃機関1に、吸気ポート2周辺を冷却する
ためのウォータジャケット7と、燃焼室及び排気ポート
3周辺を冷却するためのウォータジャケット8とを独立
に設ける。供給ポンプ13,ウォータジャケット8,排
気熱を熱源とする加熱器16,蒸気の膨張エネルギを機
械的エネルギに変換するエキスパンダ17,コンデンサ
20でランキンサイクルシステムを兼ねた冷却媒体循環
経路を構成する。供給ポンプ13,圧力調整用バルブ1
5,ウォータジャケット7,コンデンサ20で燃料ガス
の過熱を防止する冷却媒体循環経路を構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は内燃機関の廃熱回収装置
に係り、特に内燃機関で発生した熱により蒸気化した冷
却媒体で作動するエキスパンダにより、廃熱エネルギを
機械的エネルギに変換する内燃機関の廃熱回収装置に関
する。
に係り、特に内燃機関で発生した熱により蒸気化した冷
却媒体で作動するエキスパンダにより、廃熱エネルギを
機械的エネルギに変換する内燃機関の廃熱回収装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関においては、燃焼熱や機構部材
間に生じる摩擦熱により内燃機関自身が過熱するのを防
止するための冷却機構が設けられている。代表的な冷却
方式として、内燃機関本体内に設けられたウォータジャ
ケット内に冷却水を循環させる水冷方式が知られてい
る。
間に生じる摩擦熱により内燃機関自身が過熱するのを防
止するための冷却機構が設けられている。代表的な冷却
方式として、内燃機関本体内に設けられたウォータジャ
ケット内に冷却水を循環させる水冷方式が知られてい
る。
【0003】また、一般に水冷方式においては、ウォー
タジャケット内で内燃機関から熱を奪うことで昇温した
冷却水を、循環途中で空冷することにより降温させてか
ら再度ウォータジャケット内へと送り込んでいる。すな
わち、一般に広く用いられている内燃機関においては、
燃焼室内で行われる燃焼により発生するエネルギのう
ち、熱エネルギについては、そのほとんどが廃熱として
大気中に放熱され、有効利用されていない。
タジャケット内で内燃機関から熱を奪うことで昇温した
冷却水を、循環途中で空冷することにより降温させてか
ら再度ウォータジャケット内へと送り込んでいる。すな
わち、一般に広く用いられている内燃機関においては、
燃焼室内で行われる燃焼により発生するエネルギのう
ち、熱エネルギについては、そのほとんどが廃熱として
大気中に放熱され、有効利用されていない。
【0004】そこで、従来より、このように内燃機関か
ら排出される廃熱を有効に利用するための機構が提案さ
れている。例えば、実開昭61−140120号公報
は、内燃機関を冷却水の気化熱で冷却するために、ウォ
ータジャケット内で冷却水を蒸気化させるとともに、冷
却水の循環経路内に蒸気により作動するエキスパンダを
設けて、機械的エネルギを取り出す装置を開示してい
る。
ら排出される廃熱を有効に利用するための機構が提案さ
れている。例えば、実開昭61−140120号公報
は、内燃機関を冷却水の気化熱で冷却するために、ウォ
ータジャケット内で冷却水を蒸気化させるとともに、冷
却水の循環経路内に蒸気により作動するエキスパンダを
設けて、機械的エネルギを取り出す装置を開示してい
る。
【0005】上記公報記載の装置によれば、ウォータジ
ャケットから流出してくる蒸気を冷やして液化させるコ
ンデンサが、エキスパンダにより駆動される冷却ファン
で空冷される。尚、エキスパンダはコンデンサとウォー
タジャケットとの間に設けられている。
ャケットから流出してくる蒸気を冷やして液化させるコ
ンデンサが、エキスパンダにより駆動される冷却ファン
で空冷される。尚、エキスパンダはコンデンサとウォー
タジャケットとの間に設けられている。
【0006】すなわち、この装置を備える内燃機関で
は、廃熱エネルギが冷却ファンの駆動力として再利用さ
れており、他に独立して冷却ファンを駆動するための動
力を供給する必要がない。従って、内燃機関全体として
の効率が向上し、燃費向上を図ることができる。
は、廃熱エネルギが冷却ファンの駆動力として再利用さ
れており、他に独立して冷却ファンを駆動するための動
力を供給する必要がない。従って、内燃機関全体として
の効率が向上し、燃費向上を図ることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の装
置においてエキスパンダを駆動するためには、エキスパ
ンダに供給される蒸気が大きなエネルギを持っているこ
とが要求される。すなわち内燃機関のウォータジャケッ
ト内において、冷却水の蒸気が十分に昇温されているこ
とが要求される。このため、上記の装置においては、定
常状態における内燃機関の温度が冷却水の沸騰温度以上
に設定されることとなる。
置においてエキスパンダを駆動するためには、エキスパ
ンダに供給される蒸気が大きなエネルギを持っているこ
とが要求される。すなわち内燃機関のウォータジャケッ
ト内において、冷却水の蒸気が十分に昇温されているこ
とが要求される。このため、上記の装置においては、定
常状態における内燃機関の温度が冷却水の沸騰温度以上
に設定されることとなる。
【0008】ところで、内燃機関の温度、特に吸気ポー
ト近傍の温度は、内燃機関の特性に大きな影響を与え
る。すなわち、その温度が比較的低い場合、内燃機関の
燃焼室に供給される燃料ガスの温度が低く抑えられて出
力向上につながり、逆に燃料ガスの温度が比較的高い
と、出力低下のみならずノッキングの原因ともなる。
ト近傍の温度は、内燃機関の特性に大きな影響を与え
る。すなわち、その温度が比較的低い場合、内燃機関の
燃焼室に供給される燃料ガスの温度が低く抑えられて出
力向上につながり、逆に燃料ガスの温度が比較的高い
と、出力低下のみならずノッキングの原因ともなる。
【0009】本発明は、上述の点に鑑みてなされたもの
であり、吸気ポート近傍を比較的低温に維持する冷却媒
体循環経路を独立して設けることにより、ノッキングを
防止しつつエキスパンダに十分なエネルギを与えること
ができる内燃機関の廃熱回収装置を提供することを目的
とする。
であり、吸気ポート近傍を比較的低温に維持する冷却媒
体循環経路を独立して設けることにより、ノッキングを
防止しつつエキスパンダに十分なエネルギを与えること
ができる内燃機関の廃熱回収装置を提供することを目的
とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、内燃機関
の冷却媒体循環経路内に、前記内燃機関で生じる熱によ
り蒸気化した冷却媒体が供給されることにより作動し
て、前記熱のエネルギを機械的エネルギに変換するエキ
スパンダを備える内燃機関の廃熱回収装置において、前
記冷却媒体循環経路は、前記内燃機関の吸気ポート近傍
を冷却する第1の冷却媒体循環経路と、前記内燃機関の
所定の部位を冷却する第2の冷却媒体循環経路とで構成
され、前記第1の冷却媒体循環経路は、前記エキスパン
ダをバイパスすると共に、内圧が前記第2の冷却媒体循
環経路に比べて低圧に設定されている内燃機関の廃熱回
収装置により解決される。
の冷却媒体循環経路内に、前記内燃機関で生じる熱によ
り蒸気化した冷却媒体が供給されることにより作動し
て、前記熱のエネルギを機械的エネルギに変換するエキ
スパンダを備える内燃機関の廃熱回収装置において、前
記冷却媒体循環経路は、前記内燃機関の吸気ポート近傍
を冷却する第1の冷却媒体循環経路と、前記内燃機関の
所定の部位を冷却する第2の冷却媒体循環経路とで構成
され、前記第1の冷却媒体循環経路は、前記エキスパン
ダをバイパスすると共に、内圧が前記第2の冷却媒体循
環経路に比べて低圧に設定されている内燃機関の廃熱回
収装置により解決される。
【0011】
【作用】上記構成の内燃機関の廃熱回収装置において、
前記第1の冷却媒体循環経路を流れる冷却水は、比較的
低圧に保持され、圧縮昇温することも、沸点が上昇する
こともない。このため、前記内燃機関の前記吸気ポート
近傍は比較的低温に保たれ、前記内燃機関の燃焼室に供
給される燃料ガスの昇温が防止される。
前記第1の冷却媒体循環経路を流れる冷却水は、比較的
低圧に保持され、圧縮昇温することも、沸点が上昇する
こともない。このため、前記内燃機関の前記吸気ポート
近傍は比較的低温に保たれ、前記内燃機関の燃焼室に供
給される燃料ガスの昇温が防止される。
【0012】一方、前記第2の冷却媒体循環経路を流れ
る冷却水は、前第1の冷却媒体循環経路を流れる冷却水
に比べて高圧に保持され、圧縮により昇温すると共に沸
点が上昇する。このため、前記第1の冷却媒体循環経路
内には、高温、すなわち高エネルギの水蒸気が発生す
る。
る冷却水は、前第1の冷却媒体循環経路を流れる冷却水
に比べて高圧に保持され、圧縮により昇温すると共に沸
点が上昇する。このため、前記第1の冷却媒体循環経路
内には、高温、すなわち高エネルギの水蒸気が発生す
る。
【0013】従って、前記内燃機関の吸気ポート近傍は
適温に保持されたまま、前記エキスパンダには、高エネ
ルギの蒸気が供給され、前記内燃機関の燃焼室内でノッ
キングを発生させることなく高効率で廃熱が機械的エネ
ルギに変換される。
適温に保持されたまま、前記エキスパンダには、高エネ
ルギの蒸気が供給され、前記内燃機関の燃焼室内でノッ
キングを発生させることなく高効率で廃熱が機械的エネ
ルギに変換される。
【0014】
【実施例】次に、本発明に係る内燃機関の廃熱回収装置
の構成をより一層明確にするために、好適な実施例につ
いて説明する。
の構成をより一層明確にするために、好適な実施例につ
いて説明する。
【0015】図1は、本実施例装置を内燃機関に組み込
んだ場合の例を表す構成図を示す。図1において、符号
1は、本実施例装置が組み込まれた内燃機関を示してい
る。また、符号2及び符号3は、内燃機関1の吸気ポー
ト及び排気ポートを示し、それぞれ吸気弁4,排気弁5
を介して内燃機関1の燃焼室に通じている。
んだ場合の例を表す構成図を示す。図1において、符号
1は、本実施例装置が組み込まれた内燃機関を示してい
る。また、符号2及び符号3は、内燃機関1の吸気ポー
ト及び排気ポートを示し、それぞれ吸気弁4,排気弁5
を介して内燃機関1の燃焼室に通じている。
【0016】内燃機関1の本体を構成するシリンダブロ
ック6には、冷却水を循環させて内燃機関1が過熱する
のを防止するためのウォータジャケットが設けられてい
る。本実施例装置においては、第1の冷却媒体循環経路
の一部として吸気ポート2の周辺にウォータジャケット
7が、第2の冷却媒体循環経路の一部として燃焼室周辺
及び排気ポート3周辺にウォータジャケット8が設けら
れている。
ック6には、冷却水を循環させて内燃機関1が過熱する
のを防止するためのウォータジャケットが設けられてい
る。本実施例装置においては、第1の冷却媒体循環経路
の一部として吸気ポート2の周辺にウォータジャケット
7が、第2の冷却媒体循環経路の一部として燃焼室周辺
及び排気ポート3周辺にウォータジャケット8が設けら
れている。
【0017】ウォータジャケット7と8は、シリンダブ
ロック6内では完全に分離されており、それぞれ独立し
た経路で冷却水を循環させている。すなわち、図1に示
すように、ウォータジャケット7の場合、冷却水は流入
路9から供給されて、流出路10へと流れ、また、ウォ
ータジャケット8の場合、流入路11から供給された冷
却水は、燃焼室周辺から排気ポート3周辺へと進み、流
出路12へと流れる。尚、流入路9及び11は、共に供
給ポンプ13の出側に連通する循環路14から分岐して
構成されており、流入路9には圧力調整用のバルブ15
が設けられている。
ロック6内では完全に分離されており、それぞれ独立し
た経路で冷却水を循環させている。すなわち、図1に示
すように、ウォータジャケット7の場合、冷却水は流入
路9から供給されて、流出路10へと流れ、また、ウォ
ータジャケット8の場合、流入路11から供給された冷
却水は、燃焼室周辺から排気ポート3周辺へと進み、流
出路12へと流れる。尚、流入路9及び11は、共に供
給ポンプ13の出側に連通する循環路14から分岐して
構成されており、流入路9には圧力調整用のバルブ15
が設けられている。
【0018】ウォータジャケット8の流出路12は、排
気ポート3から排出される排気ガスの熱を熱源とする加
熱器16に連通し、加熱器16はさらにエキスパンダ1
7の蒸気流入口に連通している。このエキスパンダ17
は、過熱蒸気の膨張エネルギを機械的エネルギに変換す
る機能を有しており、例えば、蒸気が導入されることに
より回転する羽根車と、この羽根車の回転を外部に伝達
する減速歯車等により構成されている。
気ポート3から排出される排気ガスの熱を熱源とする加
熱器16に連通し、加熱器16はさらにエキスパンダ1
7の蒸気流入口に連通している。このエキスパンダ17
は、過熱蒸気の膨張エネルギを機械的エネルギに変換す
る機能を有しており、例えば、蒸気が導入されることに
より回転する羽根車と、この羽根車の回転を外部に伝達
する減速歯車等により構成されている。
【0019】エキスパンダ17の蒸気流出口は、ウォー
タジャケット7の流出路10と共に循環路18に連通し
ている。また、この循環路18と、供給ポンプ13の入
り側に連通する循環路19との間には、蒸気を冷却凝縮
させて液体にするコンデンサ20が設けられている。
タジャケット7の流出路10と共に循環路18に連通し
ている。また、この循環路18と、供給ポンプ13の入
り側に連通する循環路19との間には、蒸気を冷却凝縮
させて液体にするコンデンサ20が設けられている。
【0020】上記の供給ポンプ13,ウォータジャケッ
ト8及び加熱器16,エキスパンダ17,コンデンサ2
0は、熱エネルギを機械的エネルギに変換する装置とし
て知られているランキンサイクルシステムを構成してい
る。以下、冷却水の流れに沿って本実施例装置の動作に
ついて説明する。
ト8及び加熱器16,エキスパンダ17,コンデンサ2
0は、熱エネルギを機械的エネルギに変換する装置とし
て知られているランキンサイクルシステムを構成してい
る。以下、冷却水の流れに沿って本実施例装置の動作に
ついて説明する。
【0021】コンデンサ20で冷却され、供給ポンプ1
3で流速を与えられた冷却水は、循環路14を通ってそ
れぞれのウォータジャケット7,8の流入路9,11へ
と進行する。次いで流入路9に分流された冷却水は、圧
力調整用のバルブ15を経てウォータジャケット7内に
進入し、また流入路11に分流された冷却水は、直接ウ
ォータジャケット8内へ進入する。
3で流速を与えられた冷却水は、循環路14を通ってそ
れぞれのウォータジャケット7,8の流入路9,11へ
と進行する。次いで流入路9に分流された冷却水は、圧
力調整用のバルブ15を経てウォータジャケット7内に
進入し、また流入路11に分流された冷却水は、直接ウ
ォータジャケット8内へ進入する。
【0022】このため、ウォータジャケット7の内圧
は、ウォータジャケット8の内圧に比べて常に低く維持
される。尚、供給ポンプ13は、廃熱回収装置が付いて
いない通常の内燃機関に設置されるポンプに比べて高い
出力を有しており、調整バルブ15は、本実施例装置の
ウォータジャケット7の内圧が、通常の内燃機関におけ
るウォータジャケットの内圧と同一レベルになるように
設定されている。
は、ウォータジャケット8の内圧に比べて常に低く維持
される。尚、供給ポンプ13は、廃熱回収装置が付いて
いない通常の内燃機関に設置されるポンプに比べて高い
出力を有しており、調整バルブ15は、本実施例装置の
ウォータジャケット7の内圧が、通常の内燃機関におけ
るウォータジャケットの内圧と同一レベルになるように
設定されている。
【0023】従って、ウォータジャケット8は、通常の
内燃機関における内圧に比べて高い内圧を有することに
なり、内部を循環する冷却水の沸点が上昇する。このた
め、ウォータジャケット8内を循環する冷却水温が上昇
すると共に、そこで発生する蒸気は、高温かつ高圧の高
エネルギ蒸気となる。
内燃機関における内圧に比べて高い内圧を有することに
なり、内部を循環する冷却水の沸点が上昇する。このた
め、ウォータジャケット8内を循環する冷却水温が上昇
すると共に、そこで発生する蒸気は、高温かつ高圧の高
エネルギ蒸気となる。
【0024】一方、ウォータジャケット7の内圧は、上
記したようにウォータジャケット8の内圧ほど高くな
く、廃熱回収装置の付いていない内燃機関の場合とほぼ
同レベルである。このため、ウォータジャケット7内を
循環する冷却水の水温は、内燃機関の冷却を適切に行う
ことができるレベルに保持される。尚、このため、ウォ
ータジャケット7から流出する蒸気は、低温かつ低圧の
蒸気となる。
記したようにウォータジャケット8の内圧ほど高くな
く、廃熱回収装置の付いていない内燃機関の場合とほぼ
同レベルである。このため、ウォータジャケット7内を
循環する冷却水の水温は、内燃機関の冷却を適切に行う
ことができるレベルに保持される。尚、このため、ウォ
ータジャケット7から流出する蒸気は、低温かつ低圧の
蒸気となる。
【0025】従って、本実施例装置を備える内燃機関に
おいては、吸気ポート2の近傍が十分に冷却され、燃焼
室に供給される燃料ガスが、吸気ポート2内で過熱され
てしまうようなことはない。このため、従来構成の廃熱
回収装置が組み込まれた内燃機関のように、頻繁にノッ
キングが発生するようなことがない。
おいては、吸気ポート2の近傍が十分に冷却され、燃焼
室に供給される燃料ガスが、吸気ポート2内で過熱され
てしまうようなことはない。このため、従来構成の廃熱
回収装置が組み込まれた内燃機関のように、頻繁にノッ
キングが発生するようなことがない。
【0026】ところで、ウォータジャケット8から流出
した高エネルギ蒸気は、加熱器16でさらに過熱され、
より高いエネルギを伴ってエキスパンダ17に供給され
る。すなわち、エキスパンダ17の蒸気流入口と蒸気流
出口との間には、高い圧力差が生じる。このため、エキ
スパンダ17内に設けられている羽根車は、勢い良く回
転し、大きな機械的エネルギが発生する。
した高エネルギ蒸気は、加熱器16でさらに過熱され、
より高いエネルギを伴ってエキスパンダ17に供給され
る。すなわち、エキスパンダ17の蒸気流入口と蒸気流
出口との間には、高い圧力差が生じる。このため、エキ
スパンダ17内に設けられている羽根車は、勢い良く回
転し、大きな機械的エネルギが発生する。
【0027】そして、加熱器16から高エネルギを伴っ
て流出した蒸気は、エネルギを失って低圧蒸気となり、
ウォータジャケット7から流出したきた低圧蒸気と共に
コンデンサ20に流入する。
て流出した蒸気は、エネルギを失って低圧蒸気となり、
ウォータジャケット7から流出したきた低圧蒸気と共に
コンデンサ20に流入する。
【0028】コンデンサ20に流入した低圧蒸気は、こ
こで再び冷却凝縮された後、供給ポンプ13へと進む。
以後、冷却水は上記の循環を繰り返し、吸気ポート2周
辺を効率良く冷却しながら、エキスパンダ17に高圧蒸
気を供給し続ける。
こで再び冷却凝縮された後、供給ポンプ13へと進む。
以後、冷却水は上記の循環を繰り返し、吸気ポート2周
辺を効率良く冷却しながら、エキスパンダ17に高圧蒸
気を供給し続ける。
【0029】このように、本実施例装置は、吸気ポート
2周辺を冷却する冷却媒体循環経路と、排気ポート3周
辺及び燃焼室周辺を冷却する冷却媒体循環経路とを並列
に備えているため、両冷却媒体循環経路の内圧に差異を
設けることが可能となる。このため、吸気ポート2周辺
を適当に冷却しながら、エキスパンダ17には高圧蒸気
を供給することができる。従って、従来構成の廃熱回収
装置のように吸気ポート周辺の過熱に悩まされることな
く、高い効率で廃熱を機械的エネルギとして回収するこ
とができる。
2周辺を冷却する冷却媒体循環経路と、排気ポート3周
辺及び燃焼室周辺を冷却する冷却媒体循環経路とを並列
に備えているため、両冷却媒体循環経路の内圧に差異を
設けることが可能となる。このため、吸気ポート2周辺
を適当に冷却しながら、エキスパンダ17には高圧蒸気
を供給することができる。従って、従来構成の廃熱回収
装置のように吸気ポート周辺の過熱に悩まされることな
く、高い効率で廃熱を機械的エネルギとして回収するこ
とができる。
【0030】尚、上記実施例においては、ウォータジャ
ケット7を循環する冷却水の温度は、廃熱回収装置の付
いていない一般の内燃機関における冷却水の温度とほぼ
同レベルになるように調整しているが、これに限るもの
ではなく、さらに低い温度に設定してもよい。
ケット7を循環する冷却水の温度は、廃熱回収装置の付
いていない一般の内燃機関における冷却水の温度とほぼ
同レベルになるように調整しているが、これに限るもの
ではなく、さらに低い温度に設定してもよい。
【0031】この場合、吸気ポート2周辺の温度は一層
低くなり、燃焼室には、低温の燃料ガスが供給されるこ
とになる。従って、上記実施例装置が有する効果に加え
て、内燃機関の出力が向上するという効果も併せて有す
ることになる。
低くなり、燃焼室には、低温の燃料ガスが供給されるこ
とになる。従って、上記実施例装置が有する効果に加え
て、内燃機関の出力が向上するという効果も併せて有す
ることになる。
【0032】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、吸気ポー
ト周辺を適切な温度に保ちながら、エキスパンダには従
来構成の廃熱回収装置よりさらに圧力の高い蒸気を供給
することができる。従って、内燃機関の燃焼室に吸入さ
れる燃料ガスの温度上昇が抑制され、ノッキングの発生
が防止されると共に、従来構成の廃熱回収装置に比べて
高効率で、内燃機関の廃熱を回収することができるとい
う特長を有している。
ト周辺を適切な温度に保ちながら、エキスパンダには従
来構成の廃熱回収装置よりさらに圧力の高い蒸気を供給
することができる。従って、内燃機関の燃焼室に吸入さ
れる燃料ガスの温度上昇が抑制され、ノッキングの発生
が防止されると共に、従来構成の廃熱回収装置に比べて
高効率で、内燃機関の廃熱を回収することができるとい
う特長を有している。
【図1】本発明に係る内燃機関の廃熱回収装置の一実施
例の構成図である。
例の構成図である。
1 内燃機関 2 吸気ポート 3 排気ポート 7,8 ウォータジャケット 9,11 流入路 10,12 流出路 13 供給ポンプ 14,18,19 循環路 15 バルブ 16 加熱器 17 エキスパンダ 20 コンデンサ
Claims (1)
- 【請求項1】内燃機関の冷却媒体循環経路内に、前記内
燃機関で生じる熱により蒸気化した冷却媒体が供給され
ることにより作動して、前記熱のエネルギを機械的エネ
ルギに変換するエキスパンダを備える内燃機関の廃熱回
収装置において、 前記冷却媒体循環経路は、前記内燃機関の吸気ポート近
傍を冷却する第1の冷却媒体循環経路と、前記内燃機関
の所定の部位を冷却する第2の冷却媒体循環経路とで構
成され、 前記第1の冷却媒体循環経路は、前記エキスパンダをバ
イパスすると共に、内圧が前記第2の冷却媒体循環経路
に比べて低圧に設定されていることを特徴とする内燃機
関の廃熱回収装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4239491A JPH0688523A (ja) | 1992-09-08 | 1992-09-08 | 内燃機関の廃熱回収装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4239491A JPH0688523A (ja) | 1992-09-08 | 1992-09-08 | 内燃機関の廃熱回収装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0688523A true JPH0688523A (ja) | 1994-03-29 |
Family
ID=17045568
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4239491A Pending JPH0688523A (ja) | 1992-09-08 | 1992-09-08 | 内燃機関の廃熱回収装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0688523A (ja) |
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