JPH0688580A - スクロ−ル型圧縮機 - Google Patents
スクロ−ル型圧縮機Info
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- JPH0688580A JPH0688580A JP23954892A JP23954892A JPH0688580A JP H0688580 A JPH0688580 A JP H0688580A JP 23954892 A JP23954892 A JP 23954892A JP 23954892 A JP23954892 A JP 23954892A JP H0688580 A JPH0688580 A JP H0688580A
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- JP
- Japan
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- scroll
- fixed scroll
- type compressor
- swivel
- fixed
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- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C18/00—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
- F04C18/02—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents
- F04C18/0207—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents both members having co-operating elements in spiral form
- F04C18/0246—Details concerning the involute wraps or their base, e.g. geometry
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Rotary Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 この発明は、固定スクロ−ルと旋回スクロ−
ルとをアルミ合金系の材料で、凝着摩耗が生じることな
く素形できるスクロ−ル型圧縮機を提供することを目的
とする。 【構成】 密閉ケ−ス1内に固定スクロ−ル2と、この
固定スクロ−ルに対して旋回運動自在な旋回スクロ−ル
3とが設けられたスクロ−ル型圧縮機において、上記固
定スクロ−ルと旋回スクロ−ルとは、どちらか一方をJ
IS・H4140の分類における合金番号4032相当
のアルミ系材料とし、他方を組成が重量比でSiが8〜
12%、Feが5〜7%、Niが3〜6%、Cuが2〜
3%、Mgが0.7 〜1.2 %、残りがAlで、硬度がHR
B 90〜110 の粉末アルミ合金とし、これらの材料を熱間
鍛造によって素形してなることを特徴とする。
ルとをアルミ合金系の材料で、凝着摩耗が生じることな
く素形できるスクロ−ル型圧縮機を提供することを目的
とする。 【構成】 密閉ケ−ス1内に固定スクロ−ル2と、この
固定スクロ−ルに対して旋回運動自在な旋回スクロ−ル
3とが設けられたスクロ−ル型圧縮機において、上記固
定スクロ−ルと旋回スクロ−ルとは、どちらか一方をJ
IS・H4140の分類における合金番号4032相当
のアルミ系材料とし、他方を組成が重量比でSiが8〜
12%、Feが5〜7%、Niが3〜6%、Cuが2〜
3%、Mgが0.7 〜1.2 %、残りがAlで、硬度がHR
B 90〜110 の粉末アルミ合金とし、これらの材料を熱間
鍛造によって素形してなることを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は空気調和機の冷凍サイ
クルなどに用いられるスクロ−ル型圧縮機に関する。
クルなどに用いられるスクロ−ル型圧縮機に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、冷房運転と暖房運転との切換
えが可能な空気調和機において、冷凍サイクルを構成す
る圧縮機としてスクロ−ル型圧縮機が用いられることが
ある。スクロ−ル型圧縮機は図1に示すように、密閉ケ
−ス1を有し、この内部には固定スクロ−ル2と旋回ス
クロ−ル3とがそれぞれのラップ2a、3aを噛合さ
せ、かつ上記旋回スクロ−ル3が旋回運動自在に設けら
れている。
えが可能な空気調和機において、冷凍サイクルを構成す
る圧縮機としてスクロ−ル型圧縮機が用いられることが
ある。スクロ−ル型圧縮機は図1に示すように、密閉ケ
−ス1を有し、この内部には固定スクロ−ル2と旋回ス
クロ−ル3とがそれぞれのラップ2a、3aを噛合さ
せ、かつ上記旋回スクロ−ル3が旋回運動自在に設けら
れている。
【0003】なお、同図において、2b、3bは鏡板、
4は上記旋回スクロ−ル3を旋回運動させる回転軸、5
は上記回転軸4を駆動するモ−タ、6は圧縮された冷媒
を吐出させる吐出管である。
4は上記旋回スクロ−ル3を旋回運動させる回転軸、5
は上記回転軸4を駆動するモ−タ、6は圧縮された冷媒
を吐出させる吐出管である。
【0004】ところで、最近の冷凍サイクルにおいて
は、快適性、省エネルギなどの観点から、上記スクロ−
ル型圧縮機をインバ−タにより回転数制御する方式が主
流になってきている。その場合、振動、騒音あるいは信
頼性などの点で、上記旋回スクロ−ル3を軽量化するこ
とが重要となる。
は、快適性、省エネルギなどの観点から、上記スクロ−
ル型圧縮機をインバ−タにより回転数制御する方式が主
流になってきている。その場合、振動、騒音あるいは信
頼性などの点で、上記旋回スクロ−ル3を軽量化するこ
とが重要となる。
【0005】そこで、上記旋回スクロ−ル3をアルミ系
材料で形成することが行われている。その場合、固定ス
クロ−ル2には鉄系材料やアルミ系材料が使われる。固
定スクロ−ル2にもアルミ系材料を使用した場合、互い
のスクロ−ルが摺接することで凝着摩耗が生じる。摺接
による、凝着摩耗の発生を防止するには、各スクロ−ル
2、3を表面処理しなければならない。
材料で形成することが行われている。その場合、固定ス
クロ−ル2には鉄系材料やアルミ系材料が使われる。固
定スクロ−ル2にもアルミ系材料を使用した場合、互い
のスクロ−ルが摺接することで凝着摩耗が生じる。摺接
による、凝着摩耗の発生を防止するには、各スクロ−ル
2、3を表面処理しなければならない。
【0006】一方、上記固定スクロ−ル2や旋回スクロ
−ル3の素形法としては、鋳造に比べて熱間鍛造の方が
サイクルタイムが短く、取り代も少ないから、コストの
低減を計ることができる。
−ル3の素形法としては、鋳造に比べて熱間鍛造の方が
サイクルタイムが短く、取り代も少ないから、コストの
低減を計ることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上のことより、固定
スクロ−ル2と旋回スクロ−ル3とを、表面処理を施す
ことなく、摺接により凝着の生じることのない、つまり
共摺りのできるアルミ系材料で形成でき、しかも熱間鍛
造で素形できれば、安価にして高性能のスクロ−ル型圧
縮機を提供することが可能となる。
スクロ−ル2と旋回スクロ−ル3とを、表面処理を施す
ことなく、摺接により凝着の生じることのない、つまり
共摺りのできるアルミ系材料で形成でき、しかも熱間鍛
造で素形できれば、安価にして高性能のスクロ−ル型圧
縮機を提供することが可能となる。
【0008】この発明は上記事情に基づきなされたもの
で、その目的とするところは、固定スクロ−ルと旋回ス
クロ−ルとを表面処理を施さなくとも、凝着摩耗が生じ
ることのないよう、アルミ系材料で形成できるようにし
たスクロ−ル式圧縮機を提供することにある。
で、その目的とするところは、固定スクロ−ルと旋回ス
クロ−ルとを表面処理を施さなくとも、凝着摩耗が生じ
ることのないよう、アルミ系材料で形成できるようにし
たスクロ−ル式圧縮機を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
にこの発明は、密閉ケ−ス内に固定スクロ−ルと、この
固定スクロ−ルに対して旋回運動自在な旋回スクロ−ル
とが設けられたスクロ−ル型圧縮機において、上記固定
スクロ−ルと旋回スクロ−ルとは、どちらか一方をJI
S・H4140の分類における合金番号4032相当の
アルミ系材料とし、他方を組成が重量比でSiが8〜1
2%、Feが5〜7%、Niが3〜6%、Cuが2〜3
%、Mgが0.7 〜1.2 %、残りがAlで、硬度がHRB
90〜110の粉末アルミ合金とし、これらの材料を熱間鍛
造によって素形してなることを特徴とする。
にこの発明は、密閉ケ−ス内に固定スクロ−ルと、この
固定スクロ−ルに対して旋回運動自在な旋回スクロ−ル
とが設けられたスクロ−ル型圧縮機において、上記固定
スクロ−ルと旋回スクロ−ルとは、どちらか一方をJI
S・H4140の分類における合金番号4032相当の
アルミ系材料とし、他方を組成が重量比でSiが8〜1
2%、Feが5〜7%、Niが3〜6%、Cuが2〜3
%、Mgが0.7 〜1.2 %、残りがAlで、硬度がHRB
90〜110の粉末アルミ合金とし、これらの材料を熱間鍛
造によって素形してなることを特徴とする。
【0010】
【作用】このような構成によれば、固定スクロ−ルと旋
回スクロ−ルとを、摺接により凝着摩耗の生じることの
ないアルミ系材料で形成し、かつ熱間鍛造によって素形
することができる。
回スクロ−ルとを、摺接により凝着摩耗の生じることの
ないアルミ系材料で形成し、かつ熱間鍛造によって素形
することができる。
【0011】
【実施例】以下、この発明の一実施例を説明する。ま
ず、発明者は固定スクロ−ル2と、旋回スクロ−ル3と
を、それぞれ下記表1に示す材料と素形法とで形成し、
これらスクロ−ル2、3を表中A〜Eで示すように組合
せて実機に組み込み、つぎの条件で評価テストを行っ
た。 サイクル:簡易冷凍サイクル。 評価条件: 1.吸い込みガス…5.4atg 、20℃。 2.吐出ガス …バランス圧力から15atg まで昇
圧、その後、Δp=1at昇圧ごとに1時間運転。 3.評価 …異常入力上昇またはロックしたとき
の吐出圧で評価する。
ず、発明者は固定スクロ−ル2と、旋回スクロ−ル3と
を、それぞれ下記表1に示す材料と素形法とで形成し、
これらスクロ−ル2、3を表中A〜Eで示すように組合
せて実機に組み込み、つぎの条件で評価テストを行っ
た。 サイクル:簡易冷凍サイクル。 評価条件: 1.吸い込みガス…5.4atg 、20℃。 2.吐出ガス …バランス圧力から15atg まで昇
圧、その後、Δp=1at昇圧ごとに1時間運転。 3.評価 …異常入力上昇またはロックしたとき
の吐出圧で評価する。
【0012】
【表1】 ただし、表1において、(T6)はJIS規格にもとづく
熱処理条件である。
熱処理条件である。
【0013】上記粉末アルミ合金の組成は重量比でSi
(シリコン)が8〜12%、Fe(鉄)が5〜7%、N
i(ニッケル)が3〜6%、Cu(銅)が2〜3%、M
g(マグネシウム)が0.7 〜1.2 %、残りがAl(アル
ミニウム)であり、また熱膨張係数、ヤング率および硬
度は下記の通りである。 熱膨張係数 :16.5〜17.1×10-6/℃ ヤング率 :9500〜11500 Kg/mm2 硬度(HRB ):90〜110 下記表2は評価結果を示す。
(シリコン)が8〜12%、Fe(鉄)が5〜7%、N
i(ニッケル)が3〜6%、Cu(銅)が2〜3%、M
g(マグネシウム)が0.7 〜1.2 %、残りがAl(アル
ミニウム)であり、また熱膨張係数、ヤング率および硬
度は下記の通りである。 熱膨張係数 :16.5〜17.1×10-6/℃ ヤング率 :9500〜11500 Kg/mm2 硬度(HRB ):90〜110 下記表2は評価結果を示す。
【0014】
【表2】 つぎに、上記評価結果について説明する。 組合せAの場合:この場合、固定スクロ−ル2の材料F
C250と、旋回スクロ−ル3の材料4032の材料と
の熱膨張係数は下記の通りである。 FC250の熱膨張係数:11〜12×10-6/℃ 4032の熱膨張係数 :19×10-6/℃
C250と、旋回スクロ−ル3の材料4032の材料と
の熱膨張係数は下記の通りである。 FC250の熱膨張係数:11〜12×10-6/℃ 4032の熱膨張係数 :19×10-6/℃
【0015】このように、これらの材料間の熱膨張率に
大きな差がある。そのため、加工、組立て当初より、熱
膨張率の大きい材料4032を用いた旋回スクロ−ル3
側のラップ3aの長さを固定スクロ−ル2側のラップ2
aの長さよりも短く設定しなければならない。それによ
って、ある運転条件下では旋回スクロ−ル3のラップ3
aの先端(上端)と、固定スクロ−ル2の鏡板2bの下
面とのクリアランスを最小にすることができる。
大きな差がある。そのため、加工、組立て当初より、熱
膨張率の大きい材料4032を用いた旋回スクロ−ル3
側のラップ3aの長さを固定スクロ−ル2側のラップ2
aの長さよりも短く設定しなければならない。それによ
って、ある運転条件下では旋回スクロ−ル3のラップ3
aの先端(上端)と、固定スクロ−ル2の鏡板2bの下
面とのクリアランスを最小にすることができる。
【0016】しかしながら、その運転条件になるまで
は、旋回スクロ−ル3の鏡板3bと固定スクロ−ル2の
ラップ2aの端部とが摺動することになり、そのときの
荷重の受け面積は理想時の半分であるから、面圧が過大
となり、それが摩耗ロックの原因になると考えられる。
さらに、旋回スクロ−ル3の鏡板3bは固定スクロ−ル
2のラップ2a端に比べて硬度が低いため、上記鏡板3
bは塑性変形しながら上記ラップ2aに摺動することに
なり、そのことによっても摩耗ロックが生じ易い。
は、旋回スクロ−ル3の鏡板3bと固定スクロ−ル2の
ラップ2aの端部とが摺動することになり、そのときの
荷重の受け面積は理想時の半分であるから、面圧が過大
となり、それが摩耗ロックの原因になると考えられる。
さらに、旋回スクロ−ル3の鏡板3bは固定スクロ−ル
2のラップ2a端に比べて硬度が低いため、上記鏡板3
bは塑性変形しながら上記ラップ2aに摺動することに
なり、そのことによっても摩耗ロックが生じ易い。
【0017】組合せBの場合:この場合、旋回スクロ−
ル3を形成する材料のAC8Cの特性が、Aの場合の旋
回スクロ−ル3の材料である、4032とほぼ同じであ
るため、結果もほぼ同じである。 組合せCの場合:旋回スクロ−ル3を形成した材料であ
る、粉末アルミ合金は、低熱膨張係数、高耐摩耗性の材
料であるから、好結果が得られた。
ル3を形成する材料のAC8Cの特性が、Aの場合の旋
回スクロ−ル3の材料である、4032とほぼ同じであ
るため、結果もほぼ同じである。 組合せCの場合:旋回スクロ−ル3を形成した材料であ
る、粉末アルミ合金は、低熱膨張係数、高耐摩耗性の材
料であるから、好結果が得られた。
【0018】組合せDの場合:この場合、固定スクロ−
ル2と旋回スクロ−ル3とも、組成的にはほぼ同じであ
るため、熱膨張率もほぼ同じである。通常、この場合の
組合せであると、各スクロ−ル2、3は表面処理して耐
摩耗性を維持して用いられるが、表面処理をしていない
ので、凝着が生じるのは妥当な結果である。
ル2と旋回スクロ−ル3とも、組成的にはほぼ同じであ
るため、熱膨張率もほぼ同じである。通常、この場合の
組合せであると、各スクロ−ル2、3は表面処理して耐
摩耗性を維持して用いられるが、表面処理をしていない
ので、凝着が生じるのは妥当な結果である。
【0019】組合せEの場合:固定スクロ−ル2の材料
の4023と、旋回スクロ−ル3の材料の粉末アルミ合
金との熱膨張係数の差は、上述したごとく微小であるか
ら、加工、組立時におけるラップ端と、鏡板との間隔は
組合せAの場合に比べて小さくすることができる。(固
定スクロ−ル2のラップ2a長をわずかに短く設定す
る。)
の4023と、旋回スクロ−ル3の材料の粉末アルミ合
金との熱膨張係数の差は、上述したごとく微小であるか
ら、加工、組立時におけるラップ端と、鏡板との間隔は
組合せAの場合に比べて小さくすることができる。(固
定スクロ−ル2のラップ2a長をわずかに短く設定す
る。)
【0020】このような組合せで運転を開始すると、固
定スクロ−ル2の鏡板2bと旋回スクロ−ル3のラップ
3a端の摺動で摩耗が始まるが、開始時は比較的軽負荷
の運転条件であるから、焼付きロックには至らない。運
転負荷が増大するころには、両スクロ−ル2、3のラッ
プと鏡板2b、3bとが同時に摺動することになるか
ら、面圧は半分になる。さらに負荷が増大しても、微小
に熱膨張係数が大きい分だけ、固定スクロ−ル2のラッ
プ2a端が旋回スクロ−ル3の鏡板3bに押し付けられ
ることになる。
定スクロ−ル2の鏡板2bと旋回スクロ−ル3のラップ
3a端の摺動で摩耗が始まるが、開始時は比較的軽負荷
の運転条件であるから、焼付きロックには至らない。運
転負荷が増大するころには、両スクロ−ル2、3のラッ
プと鏡板2b、3bとが同時に摺動することになるか
ら、面圧は半分になる。さらに負荷が増大しても、微小
に熱膨張係数が大きい分だけ、固定スクロ−ル2のラッ
プ2a端が旋回スクロ−ル3の鏡板3bに押し付けられ
ることになる。
【0021】しかしながら、旋回スクロ−ル3の鏡板3
bは固定スクロ−ル2の鏡板2bよりも硬度が高いか
ら、固定スクロ−ル2のラップ2a端が微小な塑性変形
を伴いながら摩耗し、再度、両スクロ−ル2、3のラッ
プと鏡板とが同時に摺動することになり、その結果、焼
付きロックには至らない。なお、4032の硬度(HR
B )は75〜85である。
bは固定スクロ−ル2の鏡板2bよりも硬度が高いか
ら、固定スクロ−ル2のラップ2a端が微小な塑性変形
を伴いながら摩耗し、再度、両スクロ−ル2、3のラッ
プと鏡板とが同時に摺動することになり、その結果、焼
付きロックには至らない。なお、4032の硬度(HR
B )は75〜85である。
【0022】すなわち、上記評価結果より明らかなよう
に、CまたはEの材料の組合せ、つまり固定スクロ−ル
2の材料がFC250で、旋回スクロ−ル3の材料が粉
末アルミ合金の場合と、固定スクロ−ル2が4032
で、旋回スクロ−ル3が粉末アルミの場合が良いことに
なる。
に、CまたはEの材料の組合せ、つまり固定スクロ−ル
2の材料がFC250で、旋回スクロ−ル3の材料が粉
末アルミ合金の場合と、固定スクロ−ル2が4032
で、旋回スクロ−ル3が粉末アルミの場合が良いことに
なる。
【0023】しかし、組合せCの場合には、固定スクロ
−ル2を鋳造法によって素形するため、生産性やコスト
などの点で鍛造法に比べて劣るばかりか、固定スクロ−
ル2と旋回スクロ−ル3との材料の違いによる熱膨張量
の差が大きいから、性能上も問題がある。したがって、
組合せEの場合が最良であることになる。なお、組合せ
Eにおいて、固定スクロ−ル2の材料を粉末アルミ合金
とし、旋回スクロ−ル3の材料を4032としてもよ
い。
−ル2を鋳造法によって素形するため、生産性やコスト
などの点で鍛造法に比べて劣るばかりか、固定スクロ−
ル2と旋回スクロ−ル3との材料の違いによる熱膨張量
の差が大きいから、性能上も問題がある。したがって、
組合せEの場合が最良であることになる。なお、組合せ
Eにおいて、固定スクロ−ル2の材料を粉末アルミ合金
とし、旋回スクロ−ル3の材料を4032としてもよ
い。
【0024】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明は、固定スク
ロ−ルと旋回スクロ−ルとの少なくとも一方を粉末アル
ミ合金とし、他方を合金番号4032のアルミ合金系材
料とし、これらを熱間鍛造押出し法で素形するようにし
た。したがって、固定スクロ−ルと旋回スクロ−ルとの
両方を、表面処理を施すことなくアルミ合金で形成して
も、摺接による凝着摩耗を招くことがない。
ロ−ルと旋回スクロ−ルとの少なくとも一方を粉末アル
ミ合金とし、他方を合金番号4032のアルミ合金系材
料とし、これらを熱間鍛造押出し法で素形するようにし
た。したがって、固定スクロ−ルと旋回スクロ−ルとの
両方を、表面処理を施すことなくアルミ合金で形成して
も、摺接による凝着摩耗を招くことがない。
【図1】一般的なスクロ−ル型圧縮機の一部断面した側
面図。
面図。
1…密閉ケ−ス、2…固定スクロ−ル、3…旋回スクロ
−ル、2a、3a…ラップ、2b、3b…鏡板。
−ル、2a、3a…ラップ、2b、3b…鏡板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森嶋 明 静岡県富士市蓼原336番地 株式会社東芝 富士工場内 (72)発明者 田井 裕一 静岡県富士市蓼原336番地 株式会社東芝 富士工場内
Claims (1)
- 【請求項1】 密閉ケ−ス内に固定スクロ−ルと、この
固定スクロ−ルに対して旋回運動自在な旋回スクロ−ル
とが設けられたスクロ−ル型圧縮機において、上記固定
スクロ−ルと旋回スクロ−ルとは、どちらか一方をJI
S・H4140の分類における合金番号4032相当の
アルミ系材料とし、他方を組成が重量比でSiが8〜1
2%、Feが5〜7%、Niが3〜6%、Cuが2〜3
%、Mgが0.7 〜1.2 %、残りがAlで、硬度がHRB
90〜110 の粉末アルミ合金とし、これらの材料を熱間鍛
造によって素形してなることを特徴とするスクロ−ル型
圧縮機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23954892A JPH0688580A (ja) | 1992-09-08 | 1992-09-08 | スクロ−ル型圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23954892A JPH0688580A (ja) | 1992-09-08 | 1992-09-08 | スクロ−ル型圧縮機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0688580A true JPH0688580A (ja) | 1994-03-29 |
Family
ID=17046451
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23954892A Pending JPH0688580A (ja) | 1992-09-08 | 1992-09-08 | スクロ−ル型圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0688580A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0833057A3 (en) * | 1996-09-27 | 1999-06-30 | SANYO ELECTRIC Co., Ltd. | Scroll compressor |
-
1992
- 1992-09-08 JP JP23954892A patent/JPH0688580A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0833057A3 (en) * | 1996-09-27 | 1999-06-30 | SANYO ELECTRIC Co., Ltd. | Scroll compressor |
| CN1075169C (zh) * | 1996-09-27 | 2001-11-21 | 三洋电机株式会社 | 涡旋压缩机 |
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