JPH06122933A - 高延性Al焼結塑性流動合金とその製造法及びその用途 - Google Patents
高延性Al焼結塑性流動合金とその製造法及びその用途Info
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- JPH06122933A JPH06122933A JP27262692A JP27262692A JPH06122933A JP H06122933 A JPH06122933 A JP H06122933A JP 27262692 A JP27262692 A JP 27262692A JP 27262692 A JP27262692 A JP 27262692A JP H06122933 A JPH06122933 A JP H06122933A
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C18/00—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
- F04C18/02—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents
- F04C18/0207—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents both members having co-operating elements in spiral form
- F04C18/0246—Details concerning the involute wraps or their base, e.g. geometry
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明の目的は高強度,高延性のAl−Si系
焼結合金とその製造法及び用途を提供するにある。 【構成】本発明は、Si1〜45%,IIIa族元素0.1
〜20%,IVa 族及びVa族元素の少なくとも1種0.0
1 〜5%,残部が実質的にAlからなる金型鍛造した
焼結合金にある。更にCu0.01〜5%,Mg0.01
〜5%,Fe2.0 %以下,Mn1.5%以下及びCo
1.5%以下の1種以上を含むことができ、真空中での
焼結により酸素量が0.15% 以下となる。本発明はピ
ストン等の自動車部品,スクロール圧縮機に使用され
る。 【効果】本発明によれば、150℃で約40kg/mm2 以
上の引張強さ,伸び率1.5 以上のAl−Si系焼結合
金が得られる。
焼結合金とその製造法及び用途を提供するにある。 【構成】本発明は、Si1〜45%,IIIa族元素0.1
〜20%,IVa 族及びVa族元素の少なくとも1種0.0
1 〜5%,残部が実質的にAlからなる金型鍛造した
焼結合金にある。更にCu0.01〜5%,Mg0.01
〜5%,Fe2.0 %以下,Mn1.5%以下及びCo
1.5%以下の1種以上を含むことができ、真空中での
焼結により酸素量が0.15% 以下となる。本発明はピ
ストン等の自動車部品,スクロール圧縮機に使用され
る。 【効果】本発明によれば、150℃で約40kg/mm2 以
上の引張強さ,伸び率1.5 以上のAl−Si系焼結合
金が得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規な高強度,耐摩耗
性Al塑性流動焼結合金に係り、特に相手材の耐損摩耗
性及び塑性加工性向上あるいは被削加工性などに優れた
アルミニウム−シリコン系塑性流動焼結合金とその製造
法及びその合金を用いた各種用途に関する。
性Al塑性流動焼結合金に係り、特に相手材の耐損摩耗
性及び塑性加工性向上あるいは被削加工性などに優れた
アルミニウム−シリコン系塑性流動焼結合金とその製造
法及びその合金を用いた各種用途に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から耐摩耗性のAl合金としては溶
解鋳造法により、JIS規格のAC8AやA390が製造さ
れている。しかし、溶解鋳造法では高Si含有量のAl
−Si系合金の製造はむずかしい。すなわち共晶以上の
Si量になると粗大な初晶Siが晶出し、強度が低下す
ると共に塑性加工性に難点があり、また硬くて粗大な初
晶Siにより相手材を損耗する欠点があった。特に小型
軽量化及び高性能化が望まれている現在、この低強度,
塑性加工性,切削加工性及び耐摩耗性の改善が必要であ
った。
解鋳造法により、JIS規格のAC8AやA390が製造さ
れている。しかし、溶解鋳造法では高Si含有量のAl
−Si系合金の製造はむずかしい。すなわち共晶以上の
Si量になると粗大な初晶Siが晶出し、強度が低下す
ると共に塑性加工性に難点があり、また硬くて粗大な初
晶Siにより相手材を損耗する欠点があった。特に小型
軽量化及び高性能化が望まれている現在、この低強度,
塑性加工性,切削加工性及び耐摩耗性の改善が必要であ
った。
【0003】そこで近年では粉末冶金法によりAl−S
i−Fe系,Al−Si−Mn系,Al−Si−Ni系
焼結合金が開発されている。これら合金粉末の製造法は
所定の合金組成を溶解し、ガスアトマイズ法等により急
冷凝固粉末を作製し、粉末を成形した後焼結又は熱間塑
性加工して合金を製造する。急冷凝固粉末は初晶Siが
微細化され且つ均一に分散されるため、従来の溶解鋳造
法に比べ高強度の高Si材が得られる。
i−Fe系,Al−Si−Mn系,Al−Si−Ni系
焼結合金が開発されている。これら合金粉末の製造法は
所定の合金組成を溶解し、ガスアトマイズ法等により急
冷凝固粉末を作製し、粉末を成形した後焼結又は熱間塑
性加工して合金を製造する。急冷凝固粉末は初晶Siが
微細化され且つ均一に分散されるため、従来の溶解鋳造
法に比べ高強度の高Si材が得られる。
【0004】しかし、急冷凝固粉末焼結法により製造し
た特開昭64−56806 号,特開昭63−183148号の焼結合金
では、高い強度が得られるが、靱性は極めて低く、シャ
ルピー衝撃値で0.2〜0.98kg−m/cm2 程度であ
る。また特開昭60−131944号は急冷凝固Al合金粉末と
炭素粉末を0.5 〜10容積%添加したものであり、高
強度が得られない。
た特開昭64−56806 号,特開昭63−183148号の焼結合金
では、高い強度が得られるが、靱性は極めて低く、シャ
ルピー衝撃値で0.2〜0.98kg−m/cm2 程度であ
る。また特開昭60−131944号は急冷凝固Al合金粉末と
炭素粉末を0.5 〜10容積%添加したものであり、高
強度が得られない。
【0005】次に特開昭55−97447 号は特開昭60−1319
44号と同様、固体潤滑成分である黒鉛,硫化物,弗化物
を添加するため高強度は期待できない。
44号と同様、固体潤滑成分である黒鉛,硫化物,弗化物
を添加するため高強度は期待できない。
【0006】更に、特開昭63−183148号公報,特開平1
−159345 号公報,特開平2−61023号公報,特開平2−61
024号公報,特開平2−70036号公報にはSi5〜40%
にCu,Mg,Mn,Fe,W,Ni,Cr,Co,C
e,Ti,Zr,V,Mo等を含む合金粉を成形した
後、熱間塑性加工によって合金を製造することが開示さ
れているが、十分な強度と靱性を得ることができない。
−159345 号公報,特開平2−61023号公報,特開平2−61
024号公報,特開平2−70036号公報にはSi5〜40%
にCu,Mg,Mn,Fe,W,Ni,Cr,Co,C
e,Ti,Zr,V,Mo等を含む合金粉を成形した
後、熱間塑性加工によって合金を製造することが開示さ
れているが、十分な強度と靱性を得ることができない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この様に、従来のAl
−Si−Fe系,Al−Si−Mn系,Al−Si−N
i系焼結合金は高い強度を有するものの、その靭性は低
い。またAl焼結合金に固体潤滑剤を添加した場合も強
度,靭性が極めて低い。したがって、繰返し衝撃力の加
わる部材及び高負荷摺動摩耗部材としては使用範囲に限
界があるという問題があった。
−Si−Fe系,Al−Si−Mn系,Al−Si−N
i系焼結合金は高い強度を有するものの、その靭性は低
い。またAl焼結合金に固体潤滑剤を添加した場合も強
度,靭性が極めて低い。したがって、繰返し衝撃力の加
わる部材及び高負荷摺動摩耗部材としては使用範囲に限
界があるという問題があった。
【0008】本発明の目的は、高強度で且つ高靭性を有
するAl塑性流動焼結合金とその製造法及びその合金を
用いた各種用途を提供するにある。
するAl塑性流動焼結合金とその製造法及びその合金を
用いた各種用途を提供するにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、重量で、Si
1〜45%,IIIa族元素0.1 〜20%,IVa 族元素及
びVa族元素の少なくとも1種0.01 〜5%、及び残部
が実質的にAlからなることを特徴とする高延性Al焼
結塑性流動合金にある。
1〜45%,IIIa族元素0.1 〜20%,IVa 族元素及
びVa族元素の少なくとも1種0.01 〜5%、及び残部
が実質的にAlからなることを特徴とする高延性Al焼
結塑性流動合金にある。
【0010】本発明は、上述の合金にCu0.1〜5%
及びMg0.1〜5%含むことができ、更に、Fe2.0
%以下,Mn1.5%以下,Co1.5 %以下の少なく
とも1種を含むことができる。
及びMg0.1〜5%含むことができ、更に、Fe2.0
%以下,Mn1.5%以下,Co1.5 %以下の少なく
とも1種を含むことができる。
【0011】更に、本発明は、重量で、IIIa族元素0.
1 〜20%,IVa 族元素及びVa族元素の少なくとも1
種0.01 〜5%,酸素0.15% 以下,残部が実質的
にAlからなることを特徴とする高延性Al焼結塑性流
動合金にある。この合金を基本として、Si1〜45%
含むことができ、更にこれにMg5%以下,Cu10%
以下,Fe20%以下,Mn10%以下,Co8%以
下,W5%以下,Mo5%以下含むことができる。酸素
量はより少ない方が延性を向上させるが、強度の点から
は5ppm 以上含量する方がよい。強度,延性ともに高い
50〜500ppm がよい。
1 〜20%,IVa 族元素及びVa族元素の少なくとも1
種0.01 〜5%,酸素0.15% 以下,残部が実質的
にAlからなることを特徴とする高延性Al焼結塑性流
動合金にある。この合金を基本として、Si1〜45%
含むことができ、更にこれにMg5%以下,Cu10%
以下,Fe20%以下,Mn10%以下,Co8%以
下,W5%以下,Mo5%以下含むことができる。酸素
量はより少ない方が延性を向上させるが、強度の点から
は5ppm 以上含量する方がよい。強度,延性ともに高い
50〜500ppm がよい。
【0012】本発明の重量で、Siの含有量が過共晶量
から45%以下で、全Si粒のうち粒径1μm以下の個
数が50〜80%,粒径1μmを越え2.5μm 以下の
個数が15〜35%,粒径2.5μm を越え5μm以下
の個数が5〜20%,粒径5μmを越える個数が5%以
下,残部のAlを有することを特徴とする高延性Al焼
結合金にある。この合金を基本とし、IIIa族元素0.1
〜20%,IVa 族元素及びVa族元素の少なくとも1種を
0.01 〜2%含むことができ、更にMg5%以下,C
u10%以下,Fe20%以下,Mn10%以下,Co
8%以下,W5%以下,Mo5%以下の少なくとも1つ
を含むことができる。
から45%以下で、全Si粒のうち粒径1μm以下の個
数が50〜80%,粒径1μmを越え2.5μm 以下の
個数が15〜35%,粒径2.5μm を越え5μm以下
の個数が5〜20%,粒径5μmを越える個数が5%以
下,残部のAlを有することを特徴とする高延性Al焼
結合金にある。この合金を基本とし、IIIa族元素0.1
〜20%,IVa 族元素及びVa族元素の少なくとも1種を
0.01 〜2%含むことができ、更にMg5%以下,C
u10%以下,Fe20%以下,Mn10%以下,Co
8%以下,W5%以下,Mo5%以下の少なくとも1つ
を含むことができる。
【0013】本発明は、重量で、Si1〜45%,IIIa
族元素0.1 〜20%、及び残部のAlを有する合金粉
の成形体を酸素分圧2×10-3mmHg以下の非酸化性雰
囲気中にて脱ガス焼結し、理論密度に対し90%以下と
することを特徴とする高延性Al焼結合金の製造法にあ
る。この製法を基本とし、特に10-2mmHg以下の高真
空下で焼結を行うのが好ましい。本発明の焼結法は前述
の合金に対していずれも適用でき、酸素量の極めて少な
い焼結体を得ることができる。
族元素0.1 〜20%、及び残部のAlを有する合金粉
の成形体を酸素分圧2×10-3mmHg以下の非酸化性雰
囲気中にて脱ガス焼結し、理論密度に対し90%以下と
することを特徴とする高延性Al焼結合金の製造法にあ
る。この製法を基本とし、特に10-2mmHg以下の高真
空下で焼結を行うのが好ましい。本発明の焼結法は前述
の合金に対していずれも適用でき、酸素量の極めて少な
い焼結体を得ることができる。
【0014】本発明は、重量で、Si1〜45%を含有
するAl基合金又はこれにIIIa族元素0.1 〜20%及
び/又はIVa族0.01〜2%を含有する合金粉の成形体
を10-2mmHg以下の真空下350℃以上融点以下の高
温で真空脱ガス焼結を施し、次いで熱間での圧密化と据
込み加工を施し、しかる後所望の形状に熱間塑性加工を
施すことを特徴とする高延性Al焼結合金の製造法にあ
る。特に、焼結を行った後に金型による一次加工及びそ
れを更に最終製品に相似した金型にて各々熱間によって
塑性加工に施すこと、この加工を熱間押出し部材を用い
て直接加工を行うことができる。
するAl基合金又はこれにIIIa族元素0.1 〜20%及
び/又はIVa族0.01〜2%を含有する合金粉の成形体
を10-2mmHg以下の真空下350℃以上融点以下の高
温で真空脱ガス焼結を施し、次いで熱間での圧密化と据
込み加工を施し、しかる後所望の形状に熱間塑性加工を
施すことを特徴とする高延性Al焼結合金の製造法にあ
る。特に、焼結を行った後に金型による一次加工及びそ
れを更に最終製品に相似した金型にて各々熱間によって
塑性加工に施すこと、この加工を熱間押出し部材を用い
て直接加工を行うことができる。
【0015】最終の熱間塑性加工を施した後溶体化処理
及び時効処理を施すこと、その後最終製品に切削加工に
よって形成される。
及び時効処理を施すこと、その後最終製品に切削加工に
よって形成される。
【0016】本発明は、上述の合金組成に対して焼結し
たままでもよいし、その後熱間塑性加工されたまま、更
にこの加工後に溶体化処理及び時効処理が施された各段
階で使用することができ、Si粒と金属間化合物粒子が
形成される。Si粒は亜共晶では共晶Si粒であり、過
共晶では初晶Si粒と共晶Si粒とが形成される。
たままでもよいし、その後熱間塑性加工されたまま、更
にこの加工後に溶体化処理及び時効処理が施された各段
階で使用することができ、Si粒と金属間化合物粒子が
形成される。Si粒は亜共晶では共晶Si粒であり、過
共晶では初晶Si粒と共晶Si粒とが形成される。
【0017】本発明は、重量で、Si1〜45%,IIIa
族元素0.1 〜20%,IVa 族元素及びVa族元素の少な
くとも1種0.01 〜2%、及び残部のAlを有するA
l合金粉において、Si粒子の周囲に前記IIIa,IVa ,
Va族元素が濃化した菊花模様組織及びネット状組織を有
することを特徴とするAl合金粉にある。この合金粉を
基本とし、IVa 族及びVa族元素に対するIIIa族元素の含
有量をそれより多くすることが必要である。この組成を
基本とし、これに前述のCu,Mg,Fe,Mn,C
o,W,Moを同様の含有量で含むことができる。
族元素0.1 〜20%,IVa 族元素及びVa族元素の少な
くとも1種0.01 〜2%、及び残部のAlを有するA
l合金粉において、Si粒子の周囲に前記IIIa,IVa ,
Va族元素が濃化した菊花模様組織及びネット状組織を有
することを特徴とするAl合金粉にある。この合金粉を
基本とし、IVa 族及びVa族元素に対するIIIa族元素の含
有量をそれより多くすることが必要である。この組成を
基本とし、これに前述のCu,Mg,Fe,Mn,C
o,W,Moを同様の含有量で含むことができる。
【0018】本発明のAl焼結合金は特に焼結後金型に
よって熱間加工が施され、溶体化処理及び時効処理が施
されてシリンダーブロック,シリンダーライナー,ピス
トン,ロッカーアーム,コンロッド,バルブリテーナ,
シリンダーヘッド,バケット,シフトフォーク,ブレー
キドラム,バルブスプール,ブレーキマスターシリンダ
ーの自動車部品,圧縮機用ベーン,ロータ,オルダムリ
ング,VTRテープ案内シリンダー等に適用される。
よって熱間加工が施され、溶体化処理及び時効処理が施
されてシリンダーブロック,シリンダーライナー,ピス
トン,ロッカーアーム,コンロッド,バルブリテーナ,
シリンダーヘッド,バケット,シフトフォーク,ブレー
キドラム,バルブスプール,ブレーキマスターシリンダ
ーの自動車部品,圧縮機用ベーン,ロータ,オルダムリ
ング,VTRテープ案内シリンダー等に適用される。
【0019】特に、本発明は固定スクロール及び旋回ス
クロールとを備えた圧縮機において、前記固定スクロー
ル及び旋回スクロールの少なくとも一方又は両方が、重
量でSi1〜45%,IIIa族元素0.1 〜20%,IVa
族元素及びVa族元素の少なくとも1種0.01 〜5%、
及び残部のAlを有する焼結塑性流動合金からなること
を特徴とする圧縮機にある。また、旋回スクロールをA
l合金とし、固定スクロールを鋳鉄とすることができ、
Al合金化によって急速起動ができる。このスクロール
は台座に螺旋状の歯部が設けられる。特に、このスクロ
ールは150℃での引張強さが40〜60kg/mm2,伸
び率1.5〜10%,20〜300℃での平均熱膨張係
数が14〜22×10-6/℃が好ましく、より15〜1
7×10-6/℃が好ましい。
クロールとを備えた圧縮機において、前記固定スクロー
ル及び旋回スクロールの少なくとも一方又は両方が、重
量でSi1〜45%,IIIa族元素0.1 〜20%,IVa
族元素及びVa族元素の少なくとも1種0.01 〜5%、
及び残部のAlを有する焼結塑性流動合金からなること
を特徴とする圧縮機にある。また、旋回スクロールをA
l合金とし、固定スクロールを鋳鉄とすることができ、
Al合金化によって急速起動ができる。このスクロール
は台座に螺旋状の歯部が設けられる。特に、このスクロ
ールは150℃での引張強さが40〜60kg/mm2,伸
び率1.5〜10%,20〜300℃での平均熱膨張係
数が14〜22×10-6/℃が好ましく、より15〜1
7×10-6/℃が好ましい。
【0020】
【作用】本発明者等は、従来のAl−Si−Fe系,A
l−Si−Mn系,Al−Si−Ni系の急冷凝固粉末
焼結合金について強度の低下は粒子表面の酸化皮膜の残
存により粒子間の結合力が弱いことに起因することが判
った。
l−Si−Mn系,Al−Si−Ni系の急冷凝固粉末
焼結合金について強度の低下は粒子表面の酸化皮膜の残
存により粒子間の結合力が弱いことに起因することが判
った。
【0021】そこで本発明は粒子間の結合力を強化する
成分として、IIIa族元素、特に、希土類元素のCeとIV
a 族及びVa族元素の少なくとも1つの特にZrとの組合
わせが強度及び靭性の改善に最も有効であることを見い
出し本発明を達成したものである。
成分として、IIIa族元素、特に、希土類元素のCeとIV
a 族及びVa族元素の少なくとも1つの特にZrとの組合
わせが強度及び靭性の改善に最も有効であることを見い
出し本発明を達成したものである。
【0022】本発明の高強度,耐摩耗性Al−Si系焼
結塑性流動合金において、Siは耐摩耗性を向上させる
が、1重量%未満まではこの効果が十分でなく高強度も
得られない。また45重量%以上では耐摩耗性は優れる
が、成形性及び塑性加工性が著しく低下する。
結塑性流動合金において、Siは耐摩耗性を向上させる
が、1重量%未満まではこの効果が十分でなく高強度も
得られない。また45重量%以上では耐摩耗性は優れる
が、成形性及び塑性加工性が著しく低下する。
【0023】本発明合金は含有するSi量別に強度及び
耐摩耗性の要求に応じていくつかの段階に分けることが
できる。各Si量は次の段階に分けられ、強度と耐摩耗
性の要求に応じて使用される。(1)1〜6%,(2)6%
を越え12%以下,(3)12%を越え18%以下,(4)
18%を越え30%以下,(5)30%を越え45%以
下。
耐摩耗性の要求に応じていくつかの段階に分けることが
できる。各Si量は次の段階に分けられ、強度と耐摩耗
性の要求に応じて使用される。(1)1〜6%,(2)6%
を越え12%以下,(3)12%を越え18%以下,(4)
18%を越え30%以下,(5)30%を越え45%以
下。
【0024】本発明の焼結合金は、これらのSi量をベ
ースに後述するCu,Mg,Fe,Mn,Co,W,M
oを含有することが出来る。
ースに後述するCu,Mg,Fe,Mn,Co,W,M
oを含有することが出来る。
【0025】IIIa族元素は強度向上に有効であるが、
0.1 〜20重量%範囲外では強度の向上効果が不充分
である。また、Siとの合計は65重量%以下が好まし
く、65重量%を越えると合金の塑性加工性が著しく低
下する。特に、0.5 〜10%が好ましく、より1〜5
%が好ましい。
0.1 〜20重量%範囲外では強度の向上効果が不充分
である。また、Siとの合計は65重量%以下が好まし
く、65重量%を越えると合金の塑性加工性が著しく低
下する。特に、0.5 〜10%が好ましく、より1〜5
%が好ましい。
【0026】IIIa族元素は、Sc,Y,ランタニド族
(La,Ce,Pr,Nd,Pm,Sm,Eu,Gd,
Tb,Dy,Ho,Er,Tm,Yb,Lu)及びアク
チニド族(Ac,Th,Pa,U,Np,Pu,Am,
Cm,Bk,Cf,Es,Fm,Md,No)からな
り、これらの少なくとも1種の元素が使用できる。これ
らの元素のうち特に、希土類元素が好ましく、これらの
元素は溶湯からの凝固における大半のSi粒を粒径1μ
m以下のきわめて小さい状態で形成させる作用を有す
る。希土類元素のうち合金としてミッシュメタル(約5
0%Laと約50%Ceとの合金)を使用するのが特に
好ましい。
(La,Ce,Pr,Nd,Pm,Sm,Eu,Gd,
Tb,Dy,Ho,Er,Tm,Yb,Lu)及びアク
チニド族(Ac,Th,Pa,U,Np,Pu,Am,
Cm,Bk,Cf,Es,Fm,Md,No)からな
り、これらの少なくとも1種の元素が使用できる。これ
らの元素のうち特に、希土類元素が好ましく、これらの
元素は溶湯からの凝固における大半のSi粒を粒径1μ
m以下のきわめて小さい状態で形成させる作用を有す
る。希土類元素のうち合金としてミッシュメタル(約5
0%Laと約50%Ceとの合金)を使用するのが特に
好ましい。
【0027】尚、IIIa族に代る元素としてP,アルカリ
金属(Li,Na,K,Rb,Cs,Fr)が同程度の
含有量で有効と思われる。
金属(Li,Na,K,Rb,Cs,Fr)が同程度の
含有量で有効と思われる。
【0028】IVa 族元素(Ti,Zr,Hf)及びVa族
元素(V,Nb,Ta)はIIIa族元素との組合わせによ
ってSiを含むAl合金の溶湯からの凝固に際してSi
粒を微細に形成させるために0.01% 以上含有させる
ものである。しかし、5%を越えてもそれ以上の効果は
見られず、延性を下げるので5%以下とする。特に、
0.1〜3%が好ましく、より0.5〜2%が好ましい。
IVa 族元素の方が好ましく、特に、Zrが好ましい。
元素(V,Nb,Ta)はIIIa族元素との組合わせによ
ってSiを含むAl合金の溶湯からの凝固に際してSi
粒を微細に形成させるために0.01% 以上含有させる
ものである。しかし、5%を越えてもそれ以上の効果は
見られず、延性を下げるので5%以下とする。特に、
0.1〜3%が好ましく、より0.5〜2%が好ましい。
IVa 族元素の方が好ましく、特に、Zrが好ましい。
【0029】IIIa族元素とIVa 族及びVa族との組合わせ
はSiを含有するAl合金の溶湯からの凝固に際してS
i粒を微細に形成させるとともに、焼結過程でもSi粒
の成長を抑制する効果が見られ、Si粒の分布として個
数割合で粒径1μm以下のものを50〜80%,粒径1
〜2.5μmのものを15〜30%,2.5〜5μmのも
のを5〜20%,5μm〜10μmのものを5%以下に
することができる。そして、これらの元素は合金粉とし
てSi粒の囲りにこれらの元素が濃化して形成されると
思われる菊花模様組織として形成され、それが凝固,焼
結時でのSi粒の成長を抑制するとともにSi粒のへき
開破壊をなくして延性を高めている原因と思われる。
はSiを含有するAl合金の溶湯からの凝固に際してS
i粒を微細に形成させるとともに、焼結過程でもSi粒
の成長を抑制する効果が見られ、Si粒の分布として個
数割合で粒径1μm以下のものを50〜80%,粒径1
〜2.5μmのものを15〜30%,2.5〜5μmのも
のを5〜20%,5μm〜10μmのものを5%以下に
することができる。そして、これらの元素は合金粉とし
てSi粒の囲りにこれらの元素が濃化して形成されると
思われる菊花模様組織として形成され、それが凝固,焼
結時でのSi粒の成長を抑制するとともにSi粒のへき
開破壊をなくして延性を高めている原因と思われる。
【0030】Si粒として粒径1μm以下のものは特に
60〜80%,粒径1〜2.5μmのものが22〜30
%,2.5 〜5μmのものが7〜15%,5〜10μm
のものが2%以下が好ましい。Si粒をより微細にする
ことにより高い延性が得られ、成形性も向上する。ま
た、破断面においてもSiの破壊面が少なく、テンプル
な破面が得られる。
60〜80%,粒径1〜2.5μmのものが22〜30
%,2.5 〜5μmのものが7〜15%,5〜10μm
のものが2%以下が好ましい。Si粒をより微細にする
ことにより高い延性が得られ、成形性も向上する。ま
た、破断面においてもSiの破壊面が少なく、テンプル
な破面が得られる。
【0031】Al合金粉のSi粒の囲りの菊花模様は上
述の元素とSi量とも組合わせによって得られ、IIIa族
元素量がIVa 族及びVa族元素量より多くすること、IVa
族及びVa族量をSi量の0.20 以下とすること等によ
って得られる。
述の元素とSi量とも組合わせによって得られ、IIIa族
元素量がIVa 族及びVa族元素量より多くすること、IVa
族及びVa族量をSi量の0.20 以下とすること等によ
って得られる。
【0032】本発明の焼結合金は前述のIIIa族元素とIV
a 族及びVa族元素との組合わせと、真空下又は酸素分圧
として2×10-3mmHg以下の非酸化性雰囲気中での3
50℃以上での脱ガス焼結によって合金中の酸素量のき
わめて少ない0.15 %以下にするものである。それに
よって高い延性が得られる。酸素量として0.15 %以
下とすることができる。特に、0.10%以下、より0.
05%以下とすることがよい。
a 族及びVa族元素との組合わせと、真空下又は酸素分圧
として2×10-3mmHg以下の非酸化性雰囲気中での3
50℃以上での脱ガス焼結によって合金中の酸素量のき
わめて少ない0.15 %以下にするものである。それに
よって高い延性が得られる。酸素量として0.15 %以
下とすることができる。特に、0.10%以下、より0.
05%以下とすることがよい。
【0033】上記アルミニウム粉末合金は空気及び窒素
あるいはアルゴンガスアトマイズ法により製造する。こ
れは過飽和に添加される合金成分の場合、鋳造法ではS
i粒子が粗大化し、強度及び耐摩耗性に悪影響を及ぼ
す。したがって、Si粒子を細く分散するにはアトマイ
ズ法が適正な製造方法である。かかるアルミニウム粉末
合金を冷間静水圧法(CIP)により圧縮成形されたビレ
ットを真空,窒素あるいは、アルゴン等の不活性ガス中
で好ましくは460〜500℃で固相焼結し緻密化を図
る。特に、この焼結では90%以上の高密度化の必要は
なく、70〜90%程度でよい。この内部に空孔が残存
し内部欠陥を有するため、さらに好ましくは250〜4
50℃で4.5ton/cm2以上、特に5〜9ton/cm2 で熱
間金型圧縮により再圧縮して緻密化する。金型による成
形は複数段にした工程によって最終形状に相似した形状
とする。また、この金型による塑性加工は熱間押出され
た高密化されたビレットを切断したブランクを用いるこ
とができる。このような製造工程で得られた焼結合金は
過飽和に固溶された準安定な析出物から安定な析出物あ
るいは金属間化合物となり、再圧縮の加熱温度より低い
温度の熱履歴を受けても析出物が再固溶あるいは析出物
の析出がないため歪変形も生じにくくなる。しかし、さ
らに高強度を得るためには焼結合金を好ましくは400
〜520℃で加熱後水冷する溶体化処理を行い、100
〜200℃特に、150〜200℃の時効硬化処理によ
って高強度化が図られる。特に、時効処理はCu及びM
gを含有する合金において行うのが好ましい。
あるいはアルゴンガスアトマイズ法により製造する。こ
れは過飽和に添加される合金成分の場合、鋳造法ではS
i粒子が粗大化し、強度及び耐摩耗性に悪影響を及ぼ
す。したがって、Si粒子を細く分散するにはアトマイ
ズ法が適正な製造方法である。かかるアルミニウム粉末
合金を冷間静水圧法(CIP)により圧縮成形されたビレ
ットを真空,窒素あるいは、アルゴン等の不活性ガス中
で好ましくは460〜500℃で固相焼結し緻密化を図
る。特に、この焼結では90%以上の高密度化の必要は
なく、70〜90%程度でよい。この内部に空孔が残存
し内部欠陥を有するため、さらに好ましくは250〜4
50℃で4.5ton/cm2以上、特に5〜9ton/cm2 で熱
間金型圧縮により再圧縮して緻密化する。金型による成
形は複数段にした工程によって最終形状に相似した形状
とする。また、この金型による塑性加工は熱間押出され
た高密化されたビレットを切断したブランクを用いるこ
とができる。このような製造工程で得られた焼結合金は
過飽和に固溶された準安定な析出物から安定な析出物あ
るいは金属間化合物となり、再圧縮の加熱温度より低い
温度の熱履歴を受けても析出物が再固溶あるいは析出物
の析出がないため歪変形も生じにくくなる。しかし、さ
らに高強度を得るためには焼結合金を好ましくは400
〜520℃で加熱後水冷する溶体化処理を行い、100
〜200℃特に、150〜200℃の時効硬化処理によ
って高強度化が図られる。特に、時効処理はCu及びM
gを含有する合金において行うのが好ましい。
【0034】本発明の合金粉は特に50℃/秒以上の冷
却速度で凝固させたものがよい。粉末の粒径は350メ
ッシュ以下、特に粒径30μm以下とするのがよい。
却速度で凝固させたものがよい。粉末の粒径は350メ
ッシュ以下、特に粒径30μm以下とするのがよい。
【0035】焼結前の成形加工は2.5ton/cm2以上が
好ましく、特に3〜5ton/cm2 が好ましい。
好ましく、特に3〜5ton/cm2 が好ましい。
【0036】CuとMgは時効処理により金属間化合物
を析出しマトリックスの強度を向上させるための時効硬
化性元素として各0.1% 以上添加するものである。逆
に各々5%を越えると靭性を低めるので、5%以下とす
べきである。従って、Cuが0.1 〜5重量%及びMg
が0.1 〜5重量%の範囲が最もマトリックスの硬度を
上げ、強度が向上する。特に、Cu2〜5%,Mg0.
1 〜1%が好ましい。合金中の酸素量を0.15 %以
下にするものについてはCu10%まで含有させること
ができる。
を析出しマトリックスの強度を向上させるための時効硬
化性元素として各0.1% 以上添加するものである。逆
に各々5%を越えると靭性を低めるので、5%以下とす
べきである。従って、Cuが0.1 〜5重量%及びMg
が0.1 〜5重量%の範囲が最もマトリックスの硬度を
上げ、強度が向上する。特に、Cu2〜5%,Mg0.
1 〜1%が好ましい。合金中の酸素量を0.15 %以
下にするものについてはCu10%まで含有させること
ができる。
【0037】本発明は強度及び耐熱性を向上させるため
にCu及びMgを含有する合金に対しては2.0%以下
のFe,1.5%以下のMn,1.5% 以下のCoから
選ばれた少なくとも1種または2種以上を含有すること
ができる。これらの元素はAlと金属間化合物を生成し
て、合金強度及び耐熱性を向上させる。但し、これらの
各元素は0.01% 以上が好ましく、逆に各々の量を越
えると合金強度が低下し脆くなる。
にCu及びMgを含有する合金に対しては2.0%以下
のFe,1.5%以下のMn,1.5% 以下のCoから
選ばれた少なくとも1種または2種以上を含有すること
ができる。これらの元素はAlと金属間化合物を生成し
て、合金強度及び耐熱性を向上させる。但し、これらの
各元素は0.01% 以上が好ましく、逆に各々の量を越
えると合金強度が低下し脆くなる。
【0038】他に、本発明の合金は酸素量が0.15%
以下のとき、Fe20%以下,Mn10%以下,Co8
%以下,W5%以下,Mo5%以下含有することがで
き、これらの元素は合計でも20%以下とするのが好ま
しい。特にFe5〜13%,Mn2〜5%,Co0.5
〜3%,W1〜3%,Mo1〜3%とするのが好まし
い。
以下のとき、Fe20%以下,Mn10%以下,Co8
%以下,W5%以下,Mo5%以下含有することがで
き、これらの元素は合計でも20%以下とするのが好ま
しい。特にFe5〜13%,Mn2〜5%,Co0.5
〜3%,W1〜3%,Mo1〜3%とするのが好まし
い。
【0039】本発明は、台座に螺旋状の歯部を備えた圧
縮機用スクロールにおいて、前記歯部は前記台座に対し
てほぼ直角に形成され、前記台座のつけ根部の曲率及び
歯部端部角部の曲率が0.1〜0.5mmであり、好ましく
は室温の伸び率が1%以上であることを特徴とする。特
に、伸び率が2%以上の過共晶SiのAl焼結塑性流動
合金を用いることにより、歯部の肉厚を1〜5mmとする
ことができ、スクロール外径1mmに対して0.015〜
0.05mmの厚さとすることができる。特に、1mmの外
径に対して0.02〜0.04mmの肉厚とするのがよい。
歯部の高さはスクロール外径1mm当り0.1〜0.3mmと
し、特に0.15〜0.25mmとするのがよい。
縮機用スクロールにおいて、前記歯部は前記台座に対し
てほぼ直角に形成され、前記台座のつけ根部の曲率及び
歯部端部角部の曲率が0.1〜0.5mmであり、好ましく
は室温の伸び率が1%以上であることを特徴とする。特
に、伸び率が2%以上の過共晶SiのAl焼結塑性流動
合金を用いることにより、歯部の肉厚を1〜5mmとする
ことができ、スクロール外径1mmに対して0.015〜
0.05mmの厚さとすることができる。特に、1mmの外
径に対して0.02〜0.04mmの肉厚とするのがよい。
歯部の高さはスクロール外径1mm当り0.1〜0.3mmと
し、特に0.15〜0.25mmとするのがよい。
【0040】本発明の塑性流動は95%以上に圧密化さ
れたものを金型及び/又は熱間押出しによって行われ、
長さで2倍以上(好ましくは3倍以上)又は平坦部材よ
り10mm以上の凸部を形成させる。特にスクロールにお
いては歯部の高い加工率の塑性流動が施されるために高
密化が図られ強度延性の高いものが得られる。特に、本
発明の特定の組成においては片状黒鉛鋳鉄のFC25と
の摩擦係数が初期0.07以下,最終で0.025以下,焼
付荷重が200〜500kg/cm2 ,HRBが80以上,
引張強さ40kg/mm2以上,R0.1mmでの疲労強度が5
kg/mm2 以上,永久変形量(150℃,300h)2μ
m/15.83mm 以下が得られる。このような材料を用
いることにより、歯厚1.5〜2.8mm,ラップ先端R0.
2〜0.5mm,ラップ根元R0.1mm以下とし、固定スク
ロールとして鋳鉄系材に対しラップ先端R0.1mm以
下,ラップ根元R0.01mm以下とすることができる。
れたものを金型及び/又は熱間押出しによって行われ、
長さで2倍以上(好ましくは3倍以上)又は平坦部材よ
り10mm以上の凸部を形成させる。特にスクロールにお
いては歯部の高い加工率の塑性流動が施されるために高
密化が図られ強度延性の高いものが得られる。特に、本
発明の特定の組成においては片状黒鉛鋳鉄のFC25と
の摩擦係数が初期0.07以下,最終で0.025以下,焼
付荷重が200〜500kg/cm2 ,HRBが80以上,
引張強さ40kg/mm2以上,R0.1mmでの疲労強度が5
kg/mm2 以上,永久変形量(150℃,300h)2μ
m/15.83mm 以下が得られる。このような材料を用
いることにより、歯厚1.5〜2.8mm,ラップ先端R0.
2〜0.5mm,ラップ根元R0.1mm以下とし、固定スク
ロールとして鋳鉄系材に対しラップ先端R0.1mm以
下,ラップ根元R0.01mm以下とすることができる。
【0041】
実施例1 図1は密閉型スクロール圧縮機の部分断面圧縮機の斜視
図である。この圧縮機は主に旋回スクロール1,固定ス
クロール2,吸入管3,吐出室4,ケース5,中間圧室
6,ロータ7,副軸受8,フタ9,ステータ10,チャ
ンバ11,底12,フレーム13,吐出管14,クラン
ク軸15によって構成される。この圧縮機は家庭用又は
業務用に用いられ、家庭用では80〜130mmφ,業務
用では200〜300mmφのスクロールが用いられる。
図である。この圧縮機は主に旋回スクロール1,固定ス
クロール2,吸入管3,吐出室4,ケース5,中間圧室
6,ロータ7,副軸受8,フタ9,ステータ10,チャ
ンバ11,底12,フレーム13,吐出管14,クラン
ク軸15によって構成される。この圧縮機は家庭用又は
業務用に用いられ、家庭用では80〜130mmφ,業務
用では200〜300mmφのスクロールが用いられる。
【0042】図2及び図3に示す旋回スクロール1及び
図4に示す固定スクロール2を表1に示す合金によって
製造した。16,19は台座、17,18は歯部であ
る。歯の高さは15mmとし、厚さを2.7mm とした。旋
回スクロールの直径を約80mmとし、歯部はテーパのな
いほぼストレートなものとした。歯のつけ根部の曲率を
0.5mm とした。次いで同様に溶体化処理(490℃×
30分水冷)及び時効処理(160℃×20時間)を行
った後、機械加工によって仕上げた。固定スクロールは
旋回スクロールより若干大きく、互いに回転でわずかの
ギャップで接触して摺動する。固定スクロールにおいて
も歯部のつけ根の曲率を0.5mm とした。キャップは1
0〜20μmとなった。歯部の肉厚は外径1mm当り0.
034mm 有し、歯部の高さ1mm当り0.18mm であ
る。歯部の高さはスクロール外径1mm当り0.19mm で
ある。
図4に示す固定スクロール2を表1に示す合金によって
製造した。16,19は台座、17,18は歯部であ
る。歯の高さは15mmとし、厚さを2.7mm とした。旋
回スクロールの直径を約80mmとし、歯部はテーパのな
いほぼストレートなものとした。歯のつけ根部の曲率を
0.5mm とした。次いで同様に溶体化処理(490℃×
30分水冷)及び時効処理(160℃×20時間)を行
った後、機械加工によって仕上げた。固定スクロールは
旋回スクロールより若干大きく、互いに回転でわずかの
ギャップで接触して摺動する。固定スクロールにおいて
も歯部のつけ根の曲率を0.5mm とした。キャップは1
0〜20μmとなった。歯部の肉厚は外径1mm当り0.
034mm 有し、歯部の高さ1mm当り0.18mm であ
る。歯部の高さはスクロール外径1mm当り0.19mm で
ある。
【0043】
【表1】
【0044】図2の側面図及びその下側正面図に示すよ
うに、20が切削加工を行うのに必要な台座19の側面
全周に溝が設けられ、21がチャンバー内の油を撹拌す
る溝が斜めに設けられ、22がインボリュウト曲線に添
って設けられた歯部18の重量バランスを取るための凹
部である。
うに、20が切削加工を行うのに必要な台座19の側面
全周に溝が設けられ、21がチャンバー内の油を撹拌す
る溝が斜めに設けられ、22がインボリュウト曲線に添
って設けられた歯部18の重量バランスを取るための凹
部である。
【0045】本実施例における旋回スクロールの製造工
程を図4に示す。図に示す工程によって製造した後、図
2及び図3に示す形状に切削加工によって最終製品とな
る。鍛造には工具鋼よりなる上下金型によって型成形さ
れ、いずれも金型は被成型体と同じ温度に加熱して大気
にて行われる。
程を図4に示す。図に示す工程によって製造した後、図
2及び図3に示す形状に切削加工によって最終製品とな
る。鍛造には工具鋼よりなる上下金型によって型成形さ
れ、いずれも金型は被成型体と同じ温度に加熱して大気
にて行われる。
【0046】本実施例におけるAl焼結合金の特性は表
2に示す通りである。尚、合金中のSi粒は直径10〜
15μm程度のものが1mm2 当り約25ケ、直径5〜1
0μmものが1mm2 当り約1400ケであり、他5μm
以下のものであった。合金粉末は空気アトマイズによっ
て得たものである。
2に示す通りである。尚、合金中のSi粒は直径10〜
15μm程度のものが1mm2 当り約25ケ、直径5〜1
0μmものが1mm2 当り約1400ケであり、他5μm
以下のものであった。合金粉末は空気アトマイズによっ
て得たものである。
【0047】
【表2】
【0048】図5は本実施例で用いた固定スクロールの
正面図である。本スクロールはほぼ図に示す形状に金型
鋳造によって形成され、材質はFCE20の共晶黒鉛鋳
鉄が用いられる。
正面図である。本スクロールはほぼ図に示す形状に金型
鋳造によって形成され、材質はFCE20の共晶黒鉛鋳
鉄が用いられる。
【0049】シャフト15にはSCM314の肌焼鋼を用い、
引張強さ85kg/mm2 以上、焼入後の硬さHB550以
上とした。
引張強さ85kg/mm2 以上、焼入後の硬さHB550以
上とした。
【0050】本圧縮機はルームエアコン用として上下2
分割軸受、中間圧方式給油とし、消費電力950W,1
00V;6.6kW ,35dbの低騒音低振重力,フィ
ットフィン化,回転数500〜9000rpm のワイドレ
ンジ,圧力比1.2〜9.2,最大圧力Pd32kg/c
m2 ,使用冷媒R−22,冷凍機油スニソ4GSIが達
成される。ルームエアコンの一例として、電源:単相2
00V,50/60Hz,理論押除量:12.5ml/r
ev,呼称出力:1300W,呼称冷力:3220W/2
900W,強制通風冷却。
分割軸受、中間圧方式給油とし、消費電力950W,1
00V;6.6kW ,35dbの低騒音低振重力,フィ
ットフィン化,回転数500〜9000rpm のワイドレ
ンジ,圧力比1.2〜9.2,最大圧力Pd32kg/c
m2 ,使用冷媒R−22,冷凍機油スニソ4GSIが達
成される。ルームエアコンの一例として、電源:単相2
00V,50/60Hz,理論押除量:12.5ml/r
ev,呼称出力:1300W,呼称冷力:3220W/2
900W,強制通風冷却。
【0051】スクロール圧縮機はその圧縮原理から、吸
入圧力と吐出圧力の中間の圧力となる圧縮室が形成され
るが、この中間の圧力の圧縮室に簡単な構造でガスをイ
ンジェクションすることができ、ガスインジェクション
方式の容量制御(容量増加)に適する特徴がある。
入圧力と吐出圧力の中間の圧力となる圧縮室が形成され
るが、この中間の圧力の圧縮室に簡単な構造でガスをイ
ンジェクションすることができ、ガスインジェクション
方式の容量制御(容量増加)に適する特徴がある。
【0052】図6はルームエアコンの全体構成図であ
る。圧縮機から吐出された高圧高温のガスは凝縮器で液
化され、ある程度過冷却される。次に第1キャピラリチ
ューブを通って等エンタルピ膨張し、気液分離器に入っ
て飽和の液とガスに分かれる。液は第2キャピラリチュ
ーブ、蒸発器を通りガス化され圧縮機に吸入される。一
方飽和ガスは気液分離器と圧縮機を結ぶガスインジェク
ション回路を設けて、スクロール圧縮機の圧縮行程中に
インジェクションされる。
る。圧縮機から吐出された高圧高温のガスは凝縮器で液
化され、ある程度過冷却される。次に第1キャピラリチ
ューブを通って等エンタルピ膨張し、気液分離器に入っ
て飽和の液とガスに分かれる。液は第2キャピラリチュ
ーブ、蒸発器を通りガス化され圧縮機に吸入される。一
方飽和ガスは気液分離器と圧縮機を結ぶガスインジェク
ション回路を設けて、スクロール圧縮機の圧縮行程中に
インジェクションされる。
【0053】暖房時は凝縮器(室内熱交換器)を流れる
冷媒循環量が増大し、冷房時は蒸発器での冷媒のエンタ
ルピ差が増大する。これにより、暖房能力および冷房能
力をおよそ15%向上できる。なお、この結果、2.2
kW ,3.0kW ,3.75kW圧縮機にガスインジェ
クション機構を付加して容量を増加した2.5kW,3.
3kW,4.4kWができる。
冷媒循環量が増大し、冷房時は蒸発器での冷媒のエンタ
ルピ差が増大する。これにより、暖房能力および冷房能
力をおよそ15%向上できる。なお、この結果、2.2
kW ,3.0kW ,3.75kW圧縮機にガスインジェ
クション機構を付加して容量を増加した2.5kW,3.
3kW,4.4kWができる。
【0054】本発明の焼結合金を用いることにより高温
における成形性がきわめて良好で、スクロールの歯部に
おいてその中心部での盛り上がりが良く、歯部全体にわ
たって成形できた。また、本発明合金を用いることによ
りその延性が高いので歯部の立ち上り部分の曲率を小さ
くとっても問題なく、その結果効率の高い圧縮が得られ
ることがわかった。金属間化合物は顕微鏡では明確に区
別はできなかった。特に、ルームエアコンにおいてはイ
ンバータ使用により急速起動ができ、3分以内で温風・
冷風が出るようにすることができる。
における成形性がきわめて良好で、スクロールの歯部に
おいてその中心部での盛り上がりが良く、歯部全体にわ
たって成形できた。また、本発明合金を用いることによ
りその延性が高いので歯部の立ち上り部分の曲率を小さ
くとっても問題なく、その結果効率の高い圧縮が得られ
ることがわかった。金属間化合物は顕微鏡では明確に区
別はできなかった。特に、ルームエアコンにおいてはイ
ンバータ使用により急速起動ができ、3分以内で温風・
冷風が出るようにすることができる。
【0055】実施例2 表1に示す合金粉末を用い、図7に示す製造工程によっ
て図2及び図3に示す旋回スクロールを製造した。固定
スクロールは実施例1と同じである。本実施例によって
得られたスクロールはSi粒、機械的特性等ほぼ実施例
1と同様であった。また、圧縮機の性能においても実施
例1と同様であった。
て図2及び図3に示す旋回スクロールを製造した。固定
スクロールは実施例1と同じである。本実施例によって
得られたスクロールはSi粒、機械的特性等ほぼ実施例
1と同様であった。また、圧縮機の性能においても実施
例1と同様であった。
【0056】実施例3 実施例1に示す組成のものを同様の方法によって旋回ス
クロール及び固定スクロールを製造し、ほぼ同じ構造の
圧縮機を製作した。両者の表面に互いにアルマイト処理
を施した。また、同様にニッケル塩とアクリル樹脂を電
解によって形成させて表面に銀塩水溶液を用いて電解
し、銀を含浸して得られたものは初期なじみがきわめて
良好で、実施例1によりより高い性能が得られた。
クロール及び固定スクロールを製造し、ほぼ同じ構造の
圧縮機を製作した。両者の表面に互いにアルマイト処理
を施した。また、同様にニッケル塩とアクリル樹脂を電
解によって形成させて表面に銀塩水溶液を用いて電解
し、銀を含浸して得られたものは初期なじみがきわめて
良好で、実施例1によりより高い性能が得られた。
【0057】実施例4 表3は実施例1及び2の製法によって得られたスクロー
ルの化学組成(重量%)を示したものである。粉末は空気
を用いてガスアトマイズ法により金属溶湯を急速冷却し
て、夫々の合金粉末を製造した。粉末粒径は100メッ
シュ以下の粉末を用いた。本発明材はNo.1〜8,比較
材はNo.9〜13である。
ルの化学組成(重量%)を示したものである。粉末は空気
を用いてガスアトマイズ法により金属溶湯を急速冷却し
て、夫々の合金粉末を製造した。粉末粒径は100メッ
シュ以下の粉末を用いた。本発明材はNo.1〜8,比較
材はNo.9〜13である。
【0058】
【表3】
【0059】表4は得られたスクロールより夫々引張試
験用,曲げ試験用(厚さ5mm,幅20mm,長さ40mm)
及び衝撃試験用のテストピースに加工し、引張試験,3
点支持曲げ試験及び5kgシャルピー衝撃試験を実施し
た。結果から明らかなように本発明のAl−Si−Ce
系焼結合金は比較材に比べて同等またはそれ以上の引張
強さを有し、特に衝撃値は25%Siのもので比較する
と0.39kg−m/cm2に対して0.80kg−m/cm2以上
であり、曲げ強さは72kg/mm2 に対して89kg/mm2
以上である。
験用,曲げ試験用(厚さ5mm,幅20mm,長さ40mm)
及び衝撃試験用のテストピースに加工し、引張試験,3
点支持曲げ試験及び5kgシャルピー衝撃試験を実施し
た。結果から明らかなように本発明のAl−Si−Ce
系焼結合金は比較材に比べて同等またはそれ以上の引張
強さを有し、特に衝撃値は25%Siのもので比較する
と0.39kg−m/cm2に対して0.80kg−m/cm2以上
であり、曲げ強さは72kg/mm2 に対して89kg/mm2
以上である。
【0060】
【表4】
【0061】また、得られた焼結合金を用いて耐焼付き
限界面を求めた。摩擦条件は相手材として片状黒鉛鋳鉄
(FC25)を用い、雰囲気を冷凍機油(潤滑油と冷媒
の混合油)中で行った。この結果から知られるように本
発明材のNo.1,4,5,6及び7と比較材のNo.9,
10,11及び12の25%Si量のもので比較した場
合、本発明材の焼付き限界面圧は218kg/cm2 以上
で、比較材のものよりいずれも高い。
限界面を求めた。摩擦条件は相手材として片状黒鉛鋳鉄
(FC25)を用い、雰囲気を冷凍機油(潤滑油と冷媒
の混合油)中で行った。この結果から知られるように本
発明材のNo.1,4,5,6及び7と比較材のNo.9,
10,11及び12の25%Si量のもので比較した場
合、本発明材の焼付き限界面圧は218kg/cm2 以上
で、比較材のものよりいずれも高い。
【0062】本発明材No.6についてその製造法と特性
について調べた。製造工程において成形工程を1〜5to
n/cm2に変化させた場合、成形圧力2ton/cm2以下では
その後の製造工程において曲げ強さ及び密度が高くなら
ない。また、3.5ton/cm2以上とすることにより曲げ
強さ及び密度は最も高くなり、それ以上の成形圧力とす
るのがよい。
について調べた。製造工程において成形工程を1〜5to
n/cm2に変化させた場合、成形圧力2ton/cm2以下では
その後の製造工程において曲げ強さ及び密度が高くなら
ない。また、3.5ton/cm2以上とすることにより曲げ
強さ及び密度は最も高くなり、それ以上の成形圧力とす
るのがよい。
【0063】また、製造工程において焼結温度を350
℃〜525℃に変化させた場合、400℃以下では強
度,密度が低くし信頼性に乏しいので、それ以上の焼結
温度がよい。また525℃以上では強度及び密度がわず
かに低下する。
℃〜525℃に変化させた場合、400℃以下では強
度,密度が低くし信頼性に乏しいので、それ以上の焼結
温度がよい。また525℃以上では強度及び密度がわず
かに低下する。
【0064】製造工程において再圧成形圧力を4〜8to
n/cm2に変化させた場合、再圧成形圧力5ton/cm2以下
では曲げ強さ及び密度が低いので、それ以上とするのが
よい。また7ton/cm2以上では大きな向上はないが、曲
げ強さ及び密度はほぼ一定の安定した強度が得られるの
で、それ以上がよい。
n/cm2に変化させた場合、再圧成形圧力5ton/cm2以下
では曲げ強さ及び密度が低いので、それ以上とするのが
よい。また7ton/cm2以上では大きな向上はないが、曲
げ強さ及び密度はほぼ一定の安定した強度が得られるの
で、それ以上がよい。
【0065】製造工程において再圧成形温度を200〜
400℃に変化させた場合再圧成形温度200℃から3
00℃まで曲げ強さ及び密度が直線的に増加する。特
に、350℃以上で曲げ強さ及び密度は一定となり、安
定した特性が得られるので、350℃以上での再圧温度
とするのがよい。
400℃に変化させた場合再圧成形温度200℃から3
00℃まで曲げ強さ及び密度が直線的に増加する。特
に、350℃以上で曲げ強さ及び密度は一定となり、安
定した特性が得られるので、350℃以上での再圧温度
とするのがよい。
【0066】実施例5 表5に示す合金粉末を実施例3と同様にガスアトマイズ
法によって製造した。
法によって製造した。
【0067】
【表5】
【0068】これらの合金粉末のSi粒はほぼ実施例3
と同様であった。この合金粉末を用いて実施例3と同様
の製造工程によって合金を製造した。Al合金粉の粒度
分布は粒径45μm以下が50%以上で、それにより大
きく150μmのものが45%以下で、残り5%以下が
200μmまでのものである。粒径50,60,60,
100及び150μmの各粒径のものはいずれも5〜1
2%である。
と同様であった。この合金粉末を用いて実施例3と同様
の製造工程によって合金を製造した。Al合金粉の粒度
分布は粒径45μm以下が50%以上で、それにより大
きく150μmのものが45%以下で、残り5%以下が
200μmまでのものである。粒径50,60,60,
100及び150μmの各粒径のものはいずれも5〜1
2%である。
【0069】表6に得られた合金の室温,150℃引張
強さ,伸び率,曲げ強さ及び室温〜200℃における熱
膨張係数を示す。本発明の合金の引張強さは室温で47
kg/mm2以上,150℃で40kg/mm2以上であり、伸び
率が各々0.4〜0.5%,2.0〜3.0%で、従来のも
のよりいずれも高いものであった。
強さ,伸び率,曲げ強さ及び室温〜200℃における熱
膨張係数を示す。本発明の合金の引張強さは室温で47
kg/mm2以上,150℃で40kg/mm2以上であり、伸び
率が各々0.4〜0.5%,2.0〜3.0%で、従来のも
のよりいずれも高いものであった。
【0070】
【表6】
【0071】本発明のアトマイズ粉はSi粒のまわりに
Cu,Mg,Fe,Ce及びZrが濃化した菊花模様
(斜線部)の組織が形成される。CeとZrとの含有によ
りSi粒がきわめて微細に形成され、更に焼結及び高温
での再圧成形においてもSi粒が微細に保たれる。粉末
における全Si粒のうち粒径が2.5μm 以下のものが
80%以上であり、他粒径5μm以下のものが95%以
上で、粒径10μm以下である。個々のSi粒が集まっ
て形成され、大きな粒子として見えるものもあるが、個
々のSi粒は上述のように10μm以下である。比較的
大きな粒子は初晶Siであり、細かい粒子と細長い粒子
状のものと線状のものは共晶Siである。これらの共晶
Siの囲りにも部分的にCu,Mg,Fe,Ce及びZ
rが濃化した組織が細長い粒状に形成されている。共晶
Siとこの濃化した組織はネット状に形成されている。
細長い粒子状の合金濃化部は斜線で示した。
Cu,Mg,Fe,Ce及びZrが濃化した菊花模様
(斜線部)の組織が形成される。CeとZrとの含有によ
りSi粒がきわめて微細に形成され、更に焼結及び高温
での再圧成形においてもSi粒が微細に保たれる。粉末
における全Si粒のうち粒径が2.5μm 以下のものが
80%以上であり、他粒径5μm以下のものが95%以
上で、粒径10μm以下である。個々のSi粒が集まっ
て形成され、大きな粒子として見えるものもあるが、個
々のSi粒は上述のように10μm以下である。比較的
大きな粒子は初晶Siであり、細かい粒子と細長い粒子
状のものと線状のものは共晶Siである。これらの共晶
Siの囲りにも部分的にCu,Mg,Fe,Ce及びZ
rが濃化した組織が細長い粒状に形成されている。共晶
Siとこの濃化した組織はネット状に形成されている。
細長い粒子状の合金濃化部は斜線で示した。
【0072】No.16の顕微鏡写真によると時効処理に
よってAl,Si,Cu,Mg,Fe,Ce及びZrの2
種又は3種以上との金属間化合物が形成されるが、光学
組織では見られない。Si粒の分布は前述のNo.17と
ほぼ同等であるが、Si粒がやや大きめに形成されてい
る。
よってAl,Si,Cu,Mg,Fe,Ce及びZrの2
種又は3種以上との金属間化合物が形成されるが、光学
組織では見られない。Si粒の分布は前述のNo.17と
ほぼ同等であるが、Si粒がやや大きめに形成されてい
る。
【0073】実施例6 実施例4のNo.14のZrに代えて同じ含有量のTi,
Hf,Nbの1種と、Ceに代えて同じ含有量のY,S
mの1種をTi,Hf,Nbの各々に含有させた合金粉
を前述と同様に製造し、実施例1と同じ条件で焼結及び
再圧成形後溶体化処理及び時効処理を施した。
Hf,Nbの1種と、Ceに代えて同じ含有量のY,S
mの1種をTi,Hf,Nbの各々に含有させた合金粉
を前述と同様に製造し、実施例1と同じ条件で焼結及び
再圧成形後溶体化処理及び時効処理を施した。
【0074】これらの合金について150℃での引張試
験を行った。その結果、引張強さは37〜43kg/m
m2 、伸び率は1.5〜3.0%であった。
験を行った。その結果、引張強さは37〜43kg/m
m2 、伸び率は1.5〜3.0%であった。
【0075】実施例7 図8はカーエアコン用スクロール圧縮機の断面図であ
る。この圧縮機は主に旋回スクロール1,固定スクロー
ル2,吐出し弁23,吐出し口24,軸受ボール25,
自転防止部材26,吸い込み口27,チップシール2
8,リング29,従動クラッチ30,電磁クラッチ3
1,バランスウェイト32によって構成される。
る。この圧縮機は主に旋回スクロール1,固定スクロー
ル2,吐出し弁23,吐出し口24,軸受ボール25,
自転防止部材26,吸い込み口27,チップシール2
8,リング29,従動クラッチ30,電磁クラッチ3
1,バランスウェイト32によって構成される。
【0076】図9及び図10に示す旋回スクロール1を
実施例1の合金及び固定スクロールを実施例1と同様に
構成した。製造条件は実施例1と同様である。スクロー
ルの歯の高さは15mm,厚さは2.7mm,歯の付根部分
の曲線を0.5mmとし、ストレートな歯とした。
実施例1の合金及び固定スクロールを実施例1と同様に
構成した。製造条件は実施例1と同様である。スクロー
ルの歯の高さは15mm,厚さは2.7mm,歯の付根部分
の曲線を0.5mmとし、ストレートな歯とした。
【0077】本発明合金を用いることにより金型による
成形性が高く、スクロール全体にわたって金型どおりの
製品が得られた。Si粒の粒度分布及び金属間化合物は
前述と同様であった。
成形性が高く、スクロール全体にわたって金型どおりの
製品が得られた。Si粒の粒度分布及び金属間化合物は
前述と同様であった。
【0078】実際に運転を行った結果、効率の高い圧縮
が得られることがわかった。また、実施例3と同様に旋
回スクロールをアルマイト処理したものは良好な初期な
じみが得られた。更に、固定スクロールに対しても同様
にAl合金によって構成することができ、優れた特性が
得られる。
が得られることがわかった。また、実施例3と同様に旋
回スクロールをアルマイト処理したものは良好な初期な
じみが得られた。更に、固定スクロールに対しても同様
にAl合金によって構成することができ、優れた特性が
得られる。
【0079】
【発明の効果】本発明によれば、高強度、且つ高温延性
に優れたAl−Si系焼結合金を高生産性で提供でき、
従来のAl−Si−Fe系焼結合金では得られなかった
衝撃,高負荷が加わるような部材への適用特に、圧縮機
用スクロールへの適用が可能となった。本発明の適用製
品としてルームエアコン,カーエアコンの他冷蔵庫,真
空ポンプ等がある。
に優れたAl−Si系焼結合金を高生産性で提供でき、
従来のAl−Si−Fe系焼結合金では得られなかった
衝撃,高負荷が加わるような部材への適用特に、圧縮機
用スクロールへの適用が可能となった。本発明の適用製
品としてルームエアコン,カーエアコンの他冷蔵庫,真
空ポンプ等がある。
【図1】密閉型スクロール圧縮機の一部断面斜視図。
【図2】密閉型スクロール圧縮機用旋回スクロールの正
面図。
面図。
【図3】図2の下部平面図。
【図4】旋回スクロールの製造工程図。
【図5】固定スクロールの正面図。
【図6】エアコンのシステム図。
【図7】旋回スクロールの製造工程図。
【図8】カーエアコン用スクロール圧縮機の平面図。
【図9】カーエアコン用スクロール圧縮機用スクロール
の断面図。
の断面図。
【図10】カーエアコン用スクロール圧縮機用スクロー
ルの断面図。
ルの断面図。
1…旋回スクロール、2…固定スクロール、3…吸収
管、4…吐出室、7…ロータ、10…ステータ、11…
ケース、16,19…台座、17,18…歯部。
管、4…吐出室、7…ロータ、10…ステータ、11…
ケース、16,19…台座、17,18…歯部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平賀 良 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地 株式会社日立製作所内 (72)発明者 中村 敬一 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所生産技術研究所内 (72)発明者 飯塚 董 栃木県下都賀郡大平町富田800番地 株式 会社日立製作所リビング機器事業部内 (72)発明者 稲場 恒一 栃木県下都賀郡大平町富田800番地 株式 会社日立製作所リビング機器事業部内 (72)発明者 中川 雄策 茨城県日立市弁天町三丁目10番2号 日立 協和工業株式会社内
Claims (23)
- 【請求項1】重量で、Si1〜45%,IIIa族元素0.
1 〜20%,IVa 族元素及びVa族元素の少なくとも1
種0.01 〜5%、及び残部が実質的にAlからなるこ
とを特徴とする高延性Al焼結塑性流動合金。 - 【請求項2】重量で、Si1〜45%,IIIa族元素0.
1 〜20%,IVa 族元素及びVa族元素の少なくとも1
種0.01 〜5%,Cu0.1 〜5%,Mg0.1 〜5
%,及び残部が実質的にAlからなることを特徴とする
高延性Al焼結塑性流動合金。 - 【請求項3】重量で、Si1〜45%,IIIa族元素0.
1 〜20%,IVa 族元素及びVa族元素の少なくとも1
種0.01 〜5%,Fe2.0%以下,Mn1.5%以
下,Co1.5 %以下の少なくとも1種、及び残部が実
質的にAlからなることを特徴とする高延性Al焼結塑
性流動合金。 - 【請求項4】重量で、Si1〜45%,IIIa族元素0.
1 〜20%,IVa 族元素及びVa族元素の少なくとも1
種0.01 〜5%,Cu0.1 〜5%,Mg0.1 〜5
%,Fe2.0%以下,Mn1.5%以下及びCo1.5
%以下の少なくとも1種、及び残部が実質的にAlから
なることを特徴とする高延性Al焼結塑性流動合金。 - 【請求項5】重量で、IIIa族元素0.1 〜20%,IVa
族元素及びVa族元素の少なくとも1種0.01〜5%,
酸素0.15%以下、残部が実質的にAlからなること
を特徴とする高延性Al焼結塑性流動合金。 - 【請求項6】重量で、IIIa族元素0.1 〜20%,IVa
族元素及びVa族元素の少なくとも1種0.01〜5%,
Si1〜45%,酸素0.15%以下,Mg0〜5%,
Cu0〜10%,Fe0〜20%,Mn0〜10%,C
o0〜8%,W0〜5%,Mo0〜5%、及び残部が実
質的にAlからなることを特徴とする高延性Al焼結塑
性流動合金。 - 【請求項7】重量で、IIIa族元素0.1 〜20%,IVa
族元素及びVa族元素の少なくとも1種0.01〜5%,
Si1〜45%,酸素0.15%以下,Mg0〜5%,
Cu0〜10%,Fe0〜20%,Mn0〜10%,C
o0〜8%,W0〜5%,Mo0〜5%、及び残部が実
質的にAlであり、焼結されたままであることを特徴と
する塑性流動加工用高延性Al焼結体。 - 【請求項8】重量で、Si1〜45%,IIIa族元素0.
1 〜20%,IVa 族元素及びVa族元素の少なくとも1
種0.01 〜5%,Mg0〜5%,Cu0〜10%,F
e0〜20%,Mn0〜10%,Co0〜8%,W0〜
5%,Mo0〜5%、及び残部が実質的にAlからな
り、熱間押出加工が施されていることを特徴とする高延
性Al加工部材。 - 【請求項9】重量で、Si1〜45%,IIIa族元素0.
1 〜20%,IVa 族元素及びVa族元素の少なくとも1
種0.01 〜5%,Mg0〜5%,Cu0〜10%,F
e0〜10%,Mn0〜10%,Co0〜8%,W0〜
5%,Mo0〜5%、及び残部が実質的にAlからな
り、焼結後熱間押出加工が施され、粒径10μm以下の
Si粒及び金属間化合物粒子を有することを特徴とする
高延性Al合金部材。 - 【請求項10】重量で、Siの含有量が過共晶から45
%以下で、全Si粒のうち粒径1μm以下の個数が50
〜80%,粒径1μmを越え2.5μm 以下の個数が1
5〜35%,粒径2.5μm を越え5μm以下の個数が
5〜20%,粒径5μmを越える個数が5%以下,IIIa
族元素0.1 〜20%,IVa 族元素及びVa族元素0.01〜
2%,Mg0〜5%,Cu0〜10%,Fe0〜20
%,Mn0〜10%,Co0〜8%,W0〜5%,Mo
0〜5%、及び残部が実質的にAlであることを特徴と
する高延性Al焼結塑性流動合金。 - 【請求項11】重量で、Si1〜45%,IIIa族元素
0.1 〜20%、及び残部のAlを有する合金粉の成形
体を酸素分圧2×10-3mmHg以下の非酸化性雰囲気中
にて脱ガス焼結し、理論密度に対し90%以下であるこ
とを特徴とする高延性Al焼結合金の製造法。 - 【請求項12】重量で、Si1〜45%,IIIa族元素
0.1 〜20%,IVa 族元素及びVa族元素0.01 〜2
%、及び残部のAlを有する合金粉の成形体を酸素分圧
2×10-3mmHg以下の非酸化性雰囲気中にて焼結し、理
論密度の90%以下であることを特徴とする高延性Al
焼結合金の製造法。 - 【請求項13】重量で、Si1〜45%,IIIa族元素
0.1 〜20%、及び残部のAlを有する合金粉の成形
体を10-2mmHg以下の真空下350℃以上融点以下の
高温で真空脱ガス焼結を施し、次いで熱間での圧密と据
込み加工を行い、しかる後所望の形状に熱間塑性加工を
施すことを特徴とする高延性Al焼結合金の製造法。 - 【請求項14】重量で、Si1〜45%,IIIa族元素
0.1 〜20%,IVa 族元素及びVa族元素0.01 〜2
%、及び残部のAlを有する合金粉の成形体を10-2mm
Hg以下の真空下350℃以上融点以下の高温で真空脱
ガス焼結を施し、次いで熱間での圧密と据込み加工を行
い、しかる後所望の形状に熱間塑性加工を施すことを特
徴とする高延性Al焼結合金の製造法。 - 【請求項15】重量で、Si1〜45%を含有するAl
基合金粉の成形体を真空下で脱ガス焼結を行った後、所
望の形状の金型にて熱間塑性加工を施し、次いで最終形
状に相似した形状の金型にて熱間塑性加工を施すことを
特徴とする高延性Al焼結合金の製造法。 - 【請求項16】Si1〜45重量%を含有するAl基焼
結合金の熱間押出しされた部材を、所望の形状の金型に
て熱間塑性加工を施し、次いで最終形状に相似した形状
の金型にて熱間塑性加工を施すことを特徴とする高延性
Al焼結合金の製造法。 - 【請求項17】重量で、Si1〜45%及びIIIa族元素
0.1 〜20%を含有するAl基合金粉の成形体を熱間
押出しにより丸棒ビレットを得ることを特徴とする高延
性Al焼結合金の製造法。 - 【請求項18】請求項1〜15のいずれかに記載のAl
焼結合金によってシリンダーブロック,シリンダーライ
ナー,ピストン,ロッカーアーム,コンロッド,バルブ
リテーナ,シリンダーヘッド,バケット,シフトフォー
ク,ブレーキドラム,バルブスプール,ブレーキマスタ
ーシリンダーの自動車部品,圧縮機用ベーン,ロータ,
オルダムリング,VTRテープ案内シリンダーの少なく
とも1つが構成されていることを特徴とする部材。 - 【請求項19】固定スクロール及び旋回スクロールとを
備えた圧縮機において、前記固定スクロール及び旋回ス
クロールの少なくとも一方が、重量でSi1〜45%,
IIIa族元素0.1〜20%,IVa 族元素及びVa族元素の
少なくとも1種0.01〜5%、及び残部のAlを有す
る塑性流動焼結合金からなることを特徴とする圧縮機。 - 【請求項20】圧縮機と、台座に螺旋状の歯部を備えた
圧縮機用スクロールにおいて、該スクロールは重量で、
Si1〜45%,IIIa族元素0.1〜20%,IVa 族元
素及びVa族元素の少なくとも1種0.01〜5%、及び
残部のAlを有する塑性流動焼結合金からなることを特
徴とする圧縮機用スクロール。 - 【請求項21】台座に螺旋状の歯部を備えた圧縮機用ス
クロールにおいて、該スクロールは150℃での引張強
さが40〜60Kg/mm2,伸び率が1.5〜10%で、2
0〜300℃での平均熱膨張係数が16〜22×10-6
/℃である塑性流動Al焼結合金よりなることを特徴と
する圧縮機用スクロール。 - 【請求項22】台座に螺旋状の歯部を備えた圧縮機用ス
クロールにおいて、前記歯部は前記台座に対してほぼ直
角に形成され、前記台座のつけ根部の曲率及び歯部端部
角部の曲率が0.1〜0.5mmである過共晶Si含有Al
塑性流動焼結合金からなることを特徴とする圧縮機用ス
クロール。 - 【請求項23】台座に螺旋状の歯部を備えた圧縮機用ス
クロールにおいて、前記歯部は前記台座に対してほぼ直
角に形成され、該歯部の肉厚が歯部高さ1mm当り0.1
〜0.25mmである過共晶Si含有Al塑性流動焼結合金よ
りなることを特徴とする圧縮機用スクロール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27262692A JPH06122933A (ja) | 1992-10-12 | 1992-10-12 | 高延性Al焼結塑性流動合金とその製造法及びその用途 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27262692A JPH06122933A (ja) | 1992-10-12 | 1992-10-12 | 高延性Al焼結塑性流動合金とその製造法及びその用途 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06122933A true JPH06122933A (ja) | 1994-05-06 |
Family
ID=17516557
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27262692A Pending JPH06122933A (ja) | 1992-10-12 | 1992-10-12 | 高延性Al焼結塑性流動合金とその製造法及びその用途 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06122933A (ja) |
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-
1992
- 1992-10-12 JP JP27262692A patent/JPH06122933A/ja active Pending
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