JPH0689023B2 - ステロイド誘導体の製造方法 - Google Patents
ステロイド誘導体の製造方法Info
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- JPH0689023B2 JPH0689023B2 JP2218486A JP2218486A JPH0689023B2 JP H0689023 B2 JPH0689023 B2 JP H0689023B2 JP 2218486 A JP2218486 A JP 2218486A JP 2218486 A JP2218486 A JP 2218486A JP H0689023 B2 JPH0689023 B2 JP H0689023B2
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- dien
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、コレスタ−5,7−ジエン−3−オールの製法
に関する。更に詳しくは、コレスタ−4,6−ジエン−3
−オールを出発原料としてコレスタ−5,7−ジエン−3
−オールを製造する方法に関する。
に関する。更に詳しくは、コレスタ−4,6−ジエン−3
−オールを出発原料としてコレスタ−5,7−ジエン−3
−オールを製造する方法に関する。
(従来の技術) ビタミンD3の原料として用いられるコレスタ−5,7−ジ
エン−3−オール(7−デヒドロコレステロール、以下
「7−DHC」と略記する)は、コレステロールを臭素化
して得られる7−ブロムコレステロールを脱臭化水素酸
化して生成されている〔K.Ziegler,Justus Liebig's An
n.Chem.551,80(1942)〕。
エン−3−オール(7−デヒドロコレステロール、以下
「7−DHC」と略記する)は、コレステロールを臭素化
して得られる7−ブロムコレステロールを脱臭化水素酸
化して生成されている〔K.Ziegler,Justus Liebig's An
n.Chem.551,80(1942)〕。
(発明が解決しようとする問題点) この従来の方法においては、目的生成物である7−DHC
の他に、7−DHCの異性体であるコレスタ−4,6−ジエン
−3−オールが相当量副生し、7−DHCの精製を妨害す
るため、副生成物の除去が問題となつている(特開昭51
−13661号及び51−143656号明細書参照)。
の他に、7−DHCの異性体であるコレスタ−4,6−ジエン
−3−オールが相当量副生し、7−DHCの精製を妨害す
るため、副生成物の除去が問題となつている(特開昭51
−13661号及び51−143656号明細書参照)。
そこで、この副生成物コレスタ−4,6−ジエン−3−オ
ールの副生を抑える目的の7−DHCの合成方法が、種々
報告されている(例えば、Y.Tachibana,「Bull.Chem.So
c.Jpn.」51,3085(1978);W.G.Salmond et al.,「Tetra
hedron Lett.」1977,1683:P.N.Confalone et al.,「J.O
rg.Chem.」46,1030(1981)参照)が、これらの方法は
いずれも上記した従来の方法に比べて工程数が長く、全
体としての7−DHCの収率の向上には改善がみられな
い。
ールの副生を抑える目的の7−DHCの合成方法が、種々
報告されている(例えば、Y.Tachibana,「Bull.Chem.So
c.Jpn.」51,3085(1978);W.G.Salmond et al.,「Tetra
hedron Lett.」1977,1683:P.N.Confalone et al.,「J.O
rg.Chem.」46,1030(1981)参照)が、これらの方法は
いずれも上記した従来の方法に比べて工程数が長く、全
体としての7−DHCの収率の向上には改善がみられな
い。
さらに、副生成物コレスタ−4,6−ジエン−3−オール
には用途が見出されていない。
には用途が見出されていない。
(問題点を解決するための手段) 上記した理由により従来から副生成物としてしか顧みら
れず無用なものとして処理されていたコレスタ−4,6−
ジエン−3−オールを有効に利用できれば、工業上有意
義であると考えられる。本発明者は、この課題を解決す
るために鋭意研究の結果、従来法による7−DHCの合成
の際に副生成物として生成するコレスタ−4,6−ジエン
−3−オールを出発原料として、最終的に7−DHCを生
成する方法を見出した。
れず無用なものとして処理されていたコレスタ−4,6−
ジエン−3−オールを有効に利用できれば、工業上有意
義であると考えられる。本発明者は、この課題を解決す
るために鋭意研究の結果、従来法による7−DHCの合成
の際に副生成物として生成するコレスタ−4,6−ジエン
−3−オールを出発原料として、最終的に7−DHCを生
成する方法を見出した。
即ち、本発明は、式(I) で示されるコレスタ−4,6−ジエン−3−オール(I)
を酸化反応に付すことによつて、式(II) で示されるコレスタ−4,6−ジエン−3−オール(II)
を生成し、(II)を塩基触媒の存在下で異性化反応に付
すことによつて式(III) で示されるコレスタ−5,7−ジエン−3−オン(III)を
生成し、ついで(III)を還元反応に付して,式(IV) で示されるコレスタ−5,7−ジエン−3−オール(7−D
HC)を製造する方法を提供する。
を酸化反応に付すことによつて、式(II) で示されるコレスタ−4,6−ジエン−3−オール(II)
を生成し、(II)を塩基触媒の存在下で異性化反応に付
すことによつて式(III) で示されるコレスタ−5,7−ジエン−3−オン(III)を
生成し、ついで(III)を還元反応に付して,式(IV) で示されるコレスタ−5,7−ジエン−3−オール(7−D
HC)を製造する方法を提供する。
本発明の出発原料であるコレスタ−4,6−ジエン−3−
オール(I)は、上記したように、7−DHCを単離した
結晶母液より容易に得ることができる。他にも、例え
ば、S.Bernstein et al.「J.Org.Chem」14,433(194
9),R.Jaworska et al「Tetrahedron Lett.,1968,4341
及び特開昭58−124800号明細書に記載された方法により
得ることができる。
オール(I)は、上記したように、7−DHCを単離した
結晶母液より容易に得ることができる。他にも、例え
ば、S.Bernstein et al.「J.Org.Chem」14,433(194
9),R.Jaworska et al「Tetrahedron Lett.,1968,4341
及び特開昭58−124800号明細書に記載された方法により
得ることができる。
使用することができる酸化剤としては、二重結合又は生
成されるコレスタ−4,6−ジエン−3−オン(II)と反
応しないものが使用される。例えば、ジヨーンズ(Jone
s)試薬;コリンズ(Collins)試薬;ピリジニウムジク
ロメート(PDC)及びピリジニウムクロロクロメート(P
CC)等のクロム酸,二酸化マンガン,活性二酸化マンガ
ン及び過マンガン酸等のマンガン化合物,四酸化ルテニ
ウム及び二酸化ルテニウム−過ヨウ素ナトリウム等のル
テニウム酸化物等の金属酸化物;Swern酸化に用いられる
DMSO−(COCl)2;Oppenauer酸化に用いる酸化剤;脱水素
剤としてのDDQ及びジエチルアゾジカルボキシレート(D
EAD)等も利用することができるが、これらに限定され
るものではない。これらは単独で、又は必要に応じて2
種類以上の混合物として用いられる。
成されるコレスタ−4,6−ジエン−3−オン(II)と反
応しないものが使用される。例えば、ジヨーンズ(Jone
s)試薬;コリンズ(Collins)試薬;ピリジニウムジク
ロメート(PDC)及びピリジニウムクロロクロメート(P
CC)等のクロム酸,二酸化マンガン,活性二酸化マンガ
ン及び過マンガン酸等のマンガン化合物,四酸化ルテニ
ウム及び二酸化ルテニウム−過ヨウ素ナトリウム等のル
テニウム酸化物等の金属酸化物;Swern酸化に用いられる
DMSO−(COCl)2;Oppenauer酸化に用いる酸化剤;脱水素
剤としてのDDQ及びジエチルアゾジカルボキシレート(D
EAD)等も利用することができるが、これらに限定され
るものではない。これらは単独で、又は必要に応じて2
種類以上の混合物として用いられる。
酸化反応では、一般に、上記酸化剤に対して安定な溶
媒、例えばクロロホルム、ジクロルメタン、トリクレン
等のハロゲン系溶媒;ベンゼン、トルエン等の芳香族溶
媒;ジオキサン、ジエチルエーテル、及びテトラヒドロ
フラン等のエーテル系溶媒;並びにメタノール、エタノ
ール等のアルコール系溶媒も用いることができ、水も溶
媒として用いることが可能である。これらの溶媒は、上
記酸化剤の種類により適宜選択して単独又は2種類以上
の混合物として用いられる。上記酸化剤は、コレスタ−
4,6−ジエン−3−オール(I)に対して通常1乃至20
倍モルの範囲で使用される。
媒、例えばクロロホルム、ジクロルメタン、トリクレン
等のハロゲン系溶媒;ベンゼン、トルエン等の芳香族溶
媒;ジオキサン、ジエチルエーテル、及びテトラヒドロ
フラン等のエーテル系溶媒;並びにメタノール、エタノ
ール等のアルコール系溶媒も用いることができ、水も溶
媒として用いることが可能である。これらの溶媒は、上
記酸化剤の種類により適宜選択して単独又は2種類以上
の混合物として用いられる。上記酸化剤は、コレスタ−
4,6−ジエン−3−オール(I)に対して通常1乃至20
倍モルの範囲で使用される。
酸化反応は−20℃から溶媒還流温度までの温度、好まし
くは10℃乃至40℃の範囲で速やかに進行する。酸化反応
終了後に、溶剤を留去して残渣をシリカゲルクロマトグ
ラフイ処理し、ついで結晶化させることによつてコレス
タ−4,6−ジエン−3−オン(II)が得られうる。な
お、酸化反応終了後、得られた反応混合物をそのまま次
の異性化工程で用いることもできる。
くは10℃乃至40℃の範囲で速やかに進行する。酸化反応
終了後に、溶剤を留去して残渣をシリカゲルクロマトグ
ラフイ処理し、ついで結晶化させることによつてコレス
タ−4,6−ジエン−3−オン(II)が得られうる。な
お、酸化反応終了後、得られた反応混合物をそのまま次
の異性化工程で用いることもできる。
コレスタ−4,6−ジエン−3−オン(II)からコレスタ
−5,7−ジエン−3−オン(III)への異性化反応に用い
られる塩基触媒として、ナトリウムメトキシド、カリウ
ムメトキシド、ナトリウムエトキシド、カリウムエトキ
シド、カリウム(t−)ブトキシド等の強塩基があり、
コレスタ−4,6−ジエン−3−オン(II)に対して0.1乃
至10倍当量、好ましくは3乃至5倍当量用いられる。反
応は一般に有機溶媒中で行なうことができるが、極性溶
媒、特にジメチルホルムアミド及びジメチルスルホキシ
ド(DMSO)が最適である。反応は、室温乃至100℃の範
囲で行なうことができるが、40℃乃至60℃が好適であ
る。
−5,7−ジエン−3−オン(III)への異性化反応に用い
られる塩基触媒として、ナトリウムメトキシド、カリウ
ムメトキシド、ナトリウムエトキシド、カリウムエトキ
シド、カリウム(t−)ブトキシド等の強塩基があり、
コレスタ−4,6−ジエン−3−オン(II)に対して0.1乃
至10倍当量、好ましくは3乃至5倍当量用いられる。反
応は一般に有機溶媒中で行なうことができるが、極性溶
媒、特にジメチルホルムアミド及びジメチルスルホキシ
ド(DMSO)が最適である。反応は、室温乃至100℃の範
囲で行なうことができるが、40℃乃至60℃が好適であ
る。
コレスタ−5,7−ジエン−3−オール(IV)の合成にお
いては、コレスタ−5,7−ジエン−3−オン(III)が不
安定な為、一般に化合物(III)を精製することなく還
元反応が行なわれる。この還元反応に用いられる還元剤
としては、一般に水素化ホウ素ナトリウム(NaBH4)、
水酸化リチウムアルミニウム(LiAlH4)、カルシウムボ
ロンハイドライド(Ca(BH4)2)、亜鉛ボロンハイドライ
ド(Zn(BH4)2)、ナトリウムビス(2−メトキシエトキ
シ)アルミニウムハイドライド〔(CH3OCH2CH2O)2AlH2〕
Na等を用いることができ、コレスタ−5,7−ジエン−3
−オン(III)に対して1乃至20倍当量使用される。反
応は一般に有機溶媒中で行なうことができるが、例えば
メタノール、エタノール等のアルコール溶媒、ベンゼ
ン、トルエン等の芳香族炭化水素、またはテトラヒドロ
フラン、ジエチルエーテル等のエーテル溶媒等が適して
いる。これらの有機溶媒は、上記した還元剤の種類によ
り適宜選択し単独であるいは混合物として用いることが
できる。反応は、−50℃から還元剤の分解が起こらない
温度までの範囲、好ましくは−30℃乃至室温で、円滑に
進行する。
いては、コレスタ−5,7−ジエン−3−オン(III)が不
安定な為、一般に化合物(III)を精製することなく還
元反応が行なわれる。この還元反応に用いられる還元剤
としては、一般に水素化ホウ素ナトリウム(NaBH4)、
水酸化リチウムアルミニウム(LiAlH4)、カルシウムボ
ロンハイドライド(Ca(BH4)2)、亜鉛ボロンハイドライ
ド(Zn(BH4)2)、ナトリウムビス(2−メトキシエトキ
シ)アルミニウムハイドライド〔(CH3OCH2CH2O)2AlH2〕
Na等を用いることができ、コレスタ−5,7−ジエン−3
−オン(III)に対して1乃至20倍当量使用される。反
応は一般に有機溶媒中で行なうことができるが、例えば
メタノール、エタノール等のアルコール溶媒、ベンゼ
ン、トルエン等の芳香族炭化水素、またはテトラヒドロ
フラン、ジエチルエーテル等のエーテル溶媒等が適して
いる。これらの有機溶媒は、上記した還元剤の種類によ
り適宜選択し単独であるいは混合物として用いることが
できる。反応は、−50℃から還元剤の分解が起こらない
温度までの範囲、好ましくは−30℃乃至室温で、円滑に
進行する。
反応終了後、反応混合物から溶媒を留去し、残留物を結
晶化せしめることにより目的化合物を得ることができ
る。
晶化せしめることにより目的化合物を得ることができ
る。
なお、この還元反応で生成するコレスタ−5,7−ジエン
−3−オール(IV)の3位水酸基の立体配置は、すべて
β体であり、α体は全く生成されないことが確認されて
いる。
−3−オール(IV)の3位水酸基の立体配置は、すべて
β体であり、α体は全く生成されないことが確認されて
いる。
次に、代表的な実施例をあげて本発明を更に詳しく説明
するが、本発明はこれに限定されるものではない。
するが、本発明はこれに限定されるものではない。
(実施例) コレスタ−4,6−ジエン−3−オンの合成 実施例1 コレスタ−4,6−ジエン−3−オール(I)(3.8g、10m
mol)をジクロルメタン20mlに溶解し、次いでピリジウ
ムジクロメート(4.5g、12mmol)を加え、室温で6時間
攪拌した。反応後ジクロルメタンを留去し、残留物をシ
リカゲル上クロマトグラフイ(イソプロピルエーテル/
ヘキサン=2/8(v/v)に付し、粗製のコレスタ−4,6−
ジエン−3−オン(II)を3.7g得た。ついでアセトン中
で結晶化を行ない、(II)を3.0g得た(融点81乃至82
℃)。収率は80%であつた。
mol)をジクロルメタン20mlに溶解し、次いでピリジウ
ムジクロメート(4.5g、12mmol)を加え、室温で6時間
攪拌した。反応後ジクロルメタンを留去し、残留物をシ
リカゲル上クロマトグラフイ(イソプロピルエーテル/
ヘキサン=2/8(v/v)に付し、粗製のコレスタ−4,6−
ジエン−3−オン(II)を3.7g得た。ついでアセトン中
で結晶化を行ない、(II)を3.0g得た(融点81乃至82
℃)。収率は80%であつた。
実施例2 コレスタ−4,6−ジエン−3−オール(I)(3.8g、10m
mol)及びDDQ(2.7g、12mmol)をジオキサン25mlに加
え、室温で8時間攪拌した。生成したハイドロキノンを
過し、液を濃縮後、実施例1と同様にシリカゲル上
クロマトグラフイ処理及び結晶化を行ない、コレスタ−
4,6−ジエン−3−オン(II)を3.3g得た。収率85%で
あつた。
mol)及びDDQ(2.7g、12mmol)をジオキサン25mlに加
え、室温で8時間攪拌した。生成したハイドロキノンを
過し、液を濃縮後、実施例1と同様にシリカゲル上
クロマトグラフイ処理及び結晶化を行ない、コレスタ−
4,6−ジエン−3−オン(II)を3.3g得た。収率85%で
あつた。
実施例3 コレスタ−4,6−ジエン−3−オール(I)(3.8g、10m
mol)をトルエン30mlに溶解し、次いでp−ベンズキノ
ン(10.8g、100mmol)、アルミニウムイソプロポキシド
(3.1g、15mmol)を加え、2時間加熱還流した。反応後
トルエンを留去し、残留物をヘキサンで抽出し、濃縮
後、実施例1と同様にシリカゲルクロマトグラフイ処理
及び、結晶化を行ない、コレスタ−4,6−ジエン−3−
オン(II)を2.9g得た。収率は75%であつた。
mol)をトルエン30mlに溶解し、次いでp−ベンズキノ
ン(10.8g、100mmol)、アルミニウムイソプロポキシド
(3.1g、15mmol)を加え、2時間加熱還流した。反応後
トルエンを留去し、残留物をヘキサンで抽出し、濃縮
後、実施例1と同様にシリカゲルクロマトグラフイ処理
及び、結晶化を行ない、コレスタ−4,6−ジエン−3−
オン(II)を2.9g得た。収率は75%であつた。
実施例4 コレスタ−4,6−ジエン−3−オール(I)(3.8g、10m
mol)及び二酸化ルテニウム(0.13g、1mmol)をトリク
レン30mlに加え、次いで過ヨウ素酸ナトリウムの10%水
溶液32ml(15mmol)を室温で滴加した。次いでメタノー
ル20mlを加えた後20時間室温で攪拌した。反応後、トリ
クレン及びメタノールを留去し、水層を酢酸エチルで抽
出した。酢酸エチル層を乾燥後、酢酸エチルを留去し、
実施例1と同様にシリカゲルクロマト処理及び結晶化を
行ない、コレスタ−4,6−ジエン−3−オン(II)を2.5
g得た。収率65%であつた。
mol)及び二酸化ルテニウム(0.13g、1mmol)をトリク
レン30mlに加え、次いで過ヨウ素酸ナトリウムの10%水
溶液32ml(15mmol)を室温で滴加した。次いでメタノー
ル20mlを加えた後20時間室温で攪拌した。反応後、トリ
クレン及びメタノールを留去し、水層を酢酸エチルで抽
出した。酢酸エチル層を乾燥後、酢酸エチルを留去し、
実施例1と同様にシリカゲルクロマト処理及び結晶化を
行ない、コレスタ−4,6−ジエン−3−オン(II)を2.5
g得た。収率65%であつた。
コレスタ−5,7−ジエン−3−オールの合成 実施例5 ジメチルスルホキシド20mlにナトリウムメトキシド(Me
ONa)(2.2g、40mmol)を加え、60℃に加熱した。次い
で、60℃に加温したコレスタ−4,6−ジエン−3−オン
(II)のDMSO溶液((I):2.3g(6mmol),DMSO:25ml)
を10分間滴加した。60℃で15分間反応させた後、2Mの酢
酸水溶液(約400ml)に注ぎ、反応を停止した。生成し
た個体をエーテルで抽出し乾燥(Na2SO4)させた後、概
ね50mlまで濃縮した。カルシウムクロライド(2.2g、20
mmol)をメタノール30mlに溶かし、−5℃に冷却した。
さらに水素化ホウ素ナトリウム(0.8g、20mmol)のエタ
ノール溶液(20ml)を滴加し、0℃乃至−5℃に30分間
保つた。ついで、コレスタ−5,7−ジエン−3−オン(I
II)のエーテル溶液を0℃乃至−5℃で除々に滴加し、
同温度で一夜放置した。50%酢酸水溶液を均一溶液にな
る迄加えた後、エーテルで抽出した。エーテル層を乾燥
(Na2SO4)した後に、エーテルを留去した。残渣をシリ
カゲルクロマドグラフイ(酢酸エチル/ヘキサン=1/4
(v/v))に付し、精製した後、アセトン−メタノール
中で結晶化を行なつた。コレスタ−5,7−ジエン−3−
オール(IV)(7−DHC)を1.4g得た。収率は60%であ
つた。融点140℃乃至141℃(ε=10.800,EtOH)。
ONa)(2.2g、40mmol)を加え、60℃に加熱した。次い
で、60℃に加温したコレスタ−4,6−ジエン−3−オン
(II)のDMSO溶液((I):2.3g(6mmol),DMSO:25ml)
を10分間滴加した。60℃で15分間反応させた後、2Mの酢
酸水溶液(約400ml)に注ぎ、反応を停止した。生成し
た個体をエーテルで抽出し乾燥(Na2SO4)させた後、概
ね50mlまで濃縮した。カルシウムクロライド(2.2g、20
mmol)をメタノール30mlに溶かし、−5℃に冷却した。
さらに水素化ホウ素ナトリウム(0.8g、20mmol)のエタ
ノール溶液(20ml)を滴加し、0℃乃至−5℃に30分間
保つた。ついで、コレスタ−5,7−ジエン−3−オン(I
II)のエーテル溶液を0℃乃至−5℃で除々に滴加し、
同温度で一夜放置した。50%酢酸水溶液を均一溶液にな
る迄加えた後、エーテルで抽出した。エーテル層を乾燥
(Na2SO4)した後に、エーテルを留去した。残渣をシリ
カゲルクロマドグラフイ(酢酸エチル/ヘキサン=1/4
(v/v))に付し、精製した後、アセトン−メタノール
中で結晶化を行なつた。コレスタ−5,7−ジエン−3−
オール(IV)(7−DHC)を1.4g得た。収率は60%であ
つた。融点140℃乃至141℃(ε=10.800,EtOH)。
他の溶媒、塩基及び還元剤を用いた場合も全く同様の方
法で行なうことができた。結果を表1に示す。
法で行なうことができた。結果を表1に示す。
Claims (1)
- 【請求項1】コレスタ−4,6−ジエン−3−オールを酸
化せしめ、得られたコレスタ−4,6−ジエン−3−オン
を塩基触媒の存在下でコレスタ−5,7−ジエン−3−オ
ンに異性化し、ついで還元することを特徴とするコレス
タ−5,7−ジエン−3−オールの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2218486A JPH0689023B2 (ja) | 1986-02-05 | 1986-02-05 | ステロイド誘導体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2218486A JPH0689023B2 (ja) | 1986-02-05 | 1986-02-05 | ステロイド誘導体の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62181293A JPS62181293A (ja) | 1987-08-08 |
| JPH0689023B2 true JPH0689023B2 (ja) | 1994-11-09 |
Family
ID=12075705
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2218486A Expired - Fee Related JPH0689023B2 (ja) | 1986-02-05 | 1986-02-05 | ステロイド誘導体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0689023B2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5323300B2 (ja) | 2004-09-27 | 2013-10-23 | マイクロソフト コーポレーション | 索引キーを使用して検索を絞込むシステムおよび方法 |
-
1986
- 1986-02-05 JP JP2218486A patent/JPH0689023B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5323300B2 (ja) | 2004-09-27 | 2013-10-23 | マイクロソフト コーポレーション | 索引キーを使用して検索を絞込むシステムおよび方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62181293A (ja) | 1987-08-08 |
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