JPH0689131B2 - エテン/co共重合体からの触媒残留物の除去 - Google Patents

エテン/co共重合体からの触媒残留物の除去

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JPH0689131B2
JPH0689131B2 JP61278951A JP27895186A JPH0689131B2 JP H0689131 B2 JPH0689131 B2 JP H0689131B2 JP 61278951 A JP61278951 A JP 61278951A JP 27895186 A JP27895186 A JP 27895186A JP H0689131 B2 JPH0689131 B2 JP H0689131B2
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G67/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing oxygen or oxygen and carbon, not provided for in groups C08G2/00 - C08G65/00
    • C08G67/02Copolymers of carbon monoxide and aliphatic unsaturated compounds

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  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Carbon And Carbon Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、エテン/CO共重合体からの触媒残留物の除去
方法に関するものである。
単量体単位が交互の順序で存在する一酸化炭素とエタン
との高分子量線状共重合体(この重合体はしたがつて式
-CO-(C2H4)-よりなつている)は、有機パラジウムホス
フィン触媒の存在下で製造することができる。一酸化炭
素およびエテンの他に1種もしくはそれ以上のその他の
重合しうる20個未満の炭素原子を有する炭化水素類
(A)を含む単量体混合物に対するこれら触媒の使用
は、式-CO-(C2H4)-単位式と−CO−A−の単位とが共重
合体連鎖全体にランダム分布して生ずる重合体を生成す
る。共重合体および三元重合体の構造は、三元重合体の
場合に基−A−が基-(C2H4)-の代りに重合体中の幾つか
のランダム部位に存在する点においてのみ相違する。
このように製造される重合体は優秀な機械的性質、特に
極めて高い強度、剛性および衝撃耐性を有する。触媒と
しての有機パラジウムホスフィン化合物の使用は、パラ
ジウムの相当な部分が汚染物として重合体中に残留しか
つ洗浄によつてはそこから完全に除去しえないという欠
点を有する。重合体中のパラジウムの存在は、2つの理
由で望ましくない。第1に、これは一般に高融点の重合
体を処理する際に伴なう問題を提起する。たとえば射出
成形によるこの処理は、共重合体の融点より少なくとも
25℃高い温度で行なわれる。パラジウム汚染物の存在
は、このような高温度における共重合体の安定性に悪影
響を及ぼす。共重合体の変色および分解がその結果生ず
る。この不安定性の問題は、重合体がより多量のパラジ
ウムを含有する程悪化する。他の欠点はパラジウムの一
方的使用であり、これは相当経費を伴なう。
本出願人の行なつた研究が示すところでは、パラジウム
汚染物は、有機液における重合体の懸濁物を一酸化炭素
と接触させて重合体から除去することができる。所望の
目的を達成するには、処理の際の一酸化炭素分圧を少な
くとも0.1バールとせねばならない。さらに、この処理
は少なくとも60℃の温度で行なわねばならず、この温度
は重合体を製造する温度よりも少なくとも20℃高くなけ
ればならない。
したがつて、本発明は、一酸化炭素とエテンおよび必要
に応じさらに他のオレフイン性不飽和炭化水素とのパラ
ジウムホスフィン触媒の存在下で製造された共重合体か
ら触媒残留物を除去するに際し、前記共重合体を有機液
における懸濁物中で少なくとも0.1バールの一酸化炭素
分圧かつ少なくとも60℃の温度にて一酸化炭素と接触さ
せ、前記温度は重合が行なわれる温度よりも少なくとも
20℃高いことを特徴とする触媒残留物の除去方法に関す
るものである。
本発明の方法においては、一酸化炭素分圧を少なくとも
0.1バールとせねばならない。好ましくは、一酸化炭素
分圧は少なくとも0.5バールであり、特に少なくとも1
バールである。一酸化炭素または一酸化炭素含有ガスに
よる重合体懸濁物の処理は、少なくとも60℃の温度で行
なうべきである。好ましくは、処理は80〜200℃、特に1
00〜150℃の温度で行なわれる。処理の持続時間は、好
ましくは少なくとも5分間,特に少なくとも15分間であ
る。
本発明の方法において、一酸化炭素または一酸化炭素含
有ガスは、有機液における重合体の懸濁物と接触されね
ばならない。極めて適する有機液は低級アルコール、た
とえばメタノーノルおよびエタノールである。
本発明の方法において、得られる生成物はパラジウム含
有量の減少した重合体であり、したがつて熱安定性が向
上している。さらに、パラジウム含有溶液が得られ、そ
こからパラジウムを回収することができる。研究の際に
驚ろくことに、溶液中に存在するパラジウム化合物は触
媒活性を有するので、この溶液を使用して追加量の重合
体を製造しうることが判明した。
本発明の方法で達成される重合体のパラジウム含有量の
低下が不充分であると思われれば、この工程を1回もし
くは数回反復することができる。この目的で、パラジウ
ム含有溶液から分離されつつある重合体を再び新鮮な有
機液に懸濁させ、次いでこの懸濁物を再び一酸化炭素も
しくは一酸化炭素含有ガスと接触させる。本発明による
処理はバツチ式または連続式で、たとえば向流の原理に
したがつて行なうことができる。
上記したように、本発明による方法は、有機パラジウム
ホスフィン化合物を触媒として使用することにより作成
された重合体に関するものである。この種の触媒の例
は、パラジウムのアルキルおよびアリールホスフイン複
合体、たとえば(トリブチルホスフイン)PdCl2、ビス
(トリフエニルホスフイン)PdCl2、π−アリル(トリ
フエニルホスフイン)PdClおよびテトラキス(トリフエ
ニルホスフイン)Pdである。
これら重合体の製造には、以下説明する種類に属する触
媒の使用が極めて好適である。上記したよりも著しく高
い活性を有するこれらの触媒はパラジウム化合物と、2
未満のpKaを有する酸の陰イオン(ただし酸はハロゲン
化水素酸でない)と、一般式R1R2−P−R−P−R3R
4〔式中R1、R2、R3およびR4は極性基で置換されても置
換されなくてもよい炭化水素基を示しかつRは架橋中に
少なくとも2個の炭素原子を有する二価の有機架橋基を
示す〕の二座配位子ホスフインとを含有する。簡略化す
るため、これら触媒を以下「BDL」(二座配位子)触媒
と呼ぶ。重合体の製造には、カルボン酸のパラジウム
塩、特に酢酸パラジウムを含有するBDL触媒を使用する
のが好適である。2未満のpKa(18℃の水溶液中で測
定)を有する適する酸の例はスルホン酸、たとえばメタ
ンスルホン酸、トリフルオロメタンスルホン酸およびパ
ラ−トルエンスホン酸およびカルボン酸類、たとえば酢
酸、ジフルオロ酢酸およびトリフルオロ酢酸である。p
−トルエンスルホン酸およびトリフルオロ酢酸が好適で
ある。BDL触媒において、2未満のpKaを有する酸の陰イ
オンは、好ましくはパラジウム1グラム原子当り0.5〜2
00当量、特に1.0〜100当量の量で存在する。BDL触媒に
おいて、二座配位子ホスフィンは、好ましくはパラジウ
ム化合物1モル当り0.1〜2、特に0.9-1.1モルの量で存
在する。
二座配位子ホスフィンに存在する基R1、R2、R3およびR4
は、好ましくは6〜14個の炭素原子を有する。基R1
R2、R3およびR4がフエニル基またはアルキル置換のフエ
ニル基であるBDLLホスフィンを特に挙げることができ
る。二価の有機架橋橋基Rは、好ましくは架橋中に3個
の炭素原子を有する。適する二座配位子ホスフィンの例
はビスホスフィン1,3−ビス(ジ−p−トリホスフィ
ン)プロパンおよび1,3−ビス(ジフエニルホスフィ
ン)プロパン並びにトリホスフィン2−メチル−2−
(メチルジフエニルホスフィン)−1,3−ビス(ジフエ
ニルホスフイン)プロパンである。これら2種のBDLホ
スフィンのいずれか1種を使用するのが好適である。
重合体の製造に使用するBDLの触媒の量は広範囲で変化
することができる。重合させるべきオレフイン性不飽和
炭化水素1モル当り、好ましくは10-7〜10-3、特に10-6
〜10-4グラム原子のパラジウムを含有するBDL触媒の量
が使用される。BDL触媒を使用する重合体の製造は、好
ましくは20〜150℃かつ1〜200バールの圧力、特に30〜
100℃の温度かつ20〜100バールの圧力で行なわれる。
本発明による方法は、一酸化炭素とエテンおよび必要に
応じさらに1種もしくはそれ以上のその他のオレフイン
性不飽和炭化水素との重合体から触媒残留物を除去する
ことに関する。前記オレフイン性不飽和炭化水素は、好
ましくは一般式CHR1=CHR2〔ここで基R1およびR2は一緒
になつて18個より少ない炭素原子を有しかつ基R1および
R2のいずれか一方は炭化水素基であり、他方は水素また
は炭化水素基である〕を有する。この場合、R1およびR2
は一緒になつて単量体シクロペンテンおよびシクロヘキ
センにおけると同様に環式構造の1部を形成することも
できる。基R1およびR2が炭化水素基である限り、アリー
ル基が好適である。特に好適なには、基R1およびR2のい
ずれか一方が水素であり、他方がアルキル基、特にメチ
ル基であるような単量体である。重合させるべき混合物
によつて、一酸化炭素に対するオレフイン性不飽和炭化
水素のモル比は、好ましくは10:1〜1:5、特に5:1〜1:2
である。
本発明による方法に関する重合体は、単量体を高められ
た温度および圧力にて、重合体が不溶性である有機液に
おける触媒の溶液と接触させることにより製造される。
極めて適する有機溶液は低級アルコール、たとえばメタ
ノールおよびエタノールである。重合に際し、重合体は
有機液中の懸濁物として得られる。所要レベルの重合に
達した後、一般に重合を冷却および圧力解除によつて終
了させる。重合体は過、洗浄および乾燥によつて懸濁
液から単離することができる。本発明による方法は、こ
のように製造された重合体を新たに懸濁し、次いでこの
懸濁物を一酸化炭素または一酸化炭素含有ガスと接触さ
せかつさらに混合物を所望温度まで加熱して行なうこと
ができる。しかしながら、本発明による処理は、たとえ
ば重合体の事前の単離なしに重合体調製物で得られるよ
うな重合体懸濁物に適用するのが好適である。これは、
先ず圧力を解除しかつ反応器中に存在するガスを一酸化
炭素または一酸化炭素含有ガスで1回もしくは数回反応
器をフラツシユして除去し、次いで反応器を一酸化炭素
または一酸化炭素含有ガスにより所望圧力に達するまで
加圧し、反応器の内容物を所望温度となしかつこの温度
を数時間維持することによつて行なうのが極めて適して
いる。反応器内容物が冷却されかつ圧力が解除された
後、精製重合体を単離することができる。
例1(比較) 一酸化炭素/エテン共重合体を次のように作成した。17
0mlのメタノールを機械攪拌された300ml容量のオートク
レーブに導入した。オートクレーブ内に存在する空気
を、一酸化炭素により50バールの圧力に達するまでオー
トクレーブを加圧し、次いで圧力を解除しかつこの手順
を2回反復することにより解除した。オートクレーブの
内容物を65℃にした後、一酸化炭素/エテンの1:1混合
物を55バールの圧力に達するまで加圧しながら導入し
た。触媒溶液を次いでオートクレーブ中へ導入し、この
溶液は次のもので構成した: 36mlのメタノール、 0.06ミリモルの酢酸パラジウム、 0.06ミリモルの2−メチル−2−(メチルジフエニルホ
スフイン)−1,3−ビス−(ジフエニルホスフイン)プ
ロパン、および 0.12ミリモルのp−トルエンスルホン酸。
圧力下に一酸化炭素/エテンの1:1混合物を導入するこ
とにより、圧力を55バールに維持した。1.5時間の後、
反応混合物を室温まで冷却しかつ圧力を解除して重合を
停止させた。共重合体を別し、メタノールで洗浄し、
かつ70℃で乾燥させかた。475ppmwのパラジウム含有量
を有する共重合体12gが得られ、これは触媒中に存在す
るパラジウムの95%が共重合体中へ残留したことを意味
する。
例2 一酸化炭素/エテン共重合体を、例1におけると実質的
に同様に作成し、ただし重合は圧力を解除し次いで次の
手順にしたがつて停止させた。オートクレーブ中に存在
するガスを、55バールの圧力に達するまで一酸化炭素に
よりオートクレーブを加圧し、次いで圧力を解除しかつ
この手順をさらに1回反復することにより排除した。圧
力を3バールの一酸化炭素にした後、オートクレーブの
内容物を120℃まで加熱し、かつこの温度に30分間保つ
た。オートクレーブの内容物を冷却しかつ圧力を解除し
た後、共重合体を別し、メタノールで洗浄しかつ70℃
にて乾燥させた。123ppmwのパラジウム含有量を有する
共重合体15gが得られ、これは触媒中に存在するパラジ
ウムの僅か29%が共重合体中に残留したことを意味す
る。
例3 例2にしたがつて作成した共重合体を過しかつ洗浄し
て得られた液および洗液を混合し、容積150mlを有す
るこの混合物をオートクレーブ中へ再導入した。オート
クレーブ内に存在する空気を、圧力50バールに達するま
で一酸化炭素でオートクレーブを加圧し、次いで圧力を
解除しかつこの手順をさらに2回反復することにより排
除した。オートクレーブの内容物を65℃にした後、一酸
化炭素/エテンの1:1混合物を圧力下で55バールの圧力
に達するまで導入した。一酸化炭素/エテンの1:1混合
物を圧力下に導入することにより、圧力を55バールに維
持した。2.5時間の後、反応混合物を室温まで冷却しか
つ圧力を解除することにより重合を停止させた。共重合
体を別し、メタノールで洗浄し、かつ70℃にて乾燥さ
せた。19gの共重合体が得られた。
例4 一酸化炭素/エテン共重合体を例2におけると実質的に
同様に作成したが、ただし一酸化炭素で処理した共重合
体を別しかつ洗浄したが、乾燥させなかつた。次い
で、共重合体を200mlのメタノールと一緒に300ml容積の
攪拌オートクレーブ中に導入した。オートクレーブ内に
存在する空気を、圧力50バールに達するまで一酸化炭素
によりオートクレーブを加圧し、次いで圧力を解除しか
つこの手順をさらに2回反復することにより排除した。
圧力を3バールの一酸化炭素にした後、オートクレーブ
の内容物を120℃まで加熱し、この温度に30分間保つ
た。オートクレーブの内容物を室温まで冷却しかつ圧力
を解除した後、共重合体を別し、メタノールで洗浄し
かつ70℃にて乾燥させた。47ppmwのパラジウム含有量を
有する共重合体15gが得られ、これは触媒中に存在する
パラジウムの僅か11%が共重合体中に残留したことを意
味する。
例5 一酸化炭素/エテン/プロペン三元重合体を次の様に作
成した。170mlのメタノールを300ml容量の機械攪拌され
たオートクレーブに導入した。オートクレーブ内に存在
する空気を、圧力50バールに達するまで一酸化炭素によ
りオートクレーブを加圧し、次いで圧力を解除しかつこ
の手順をさらに2回反復することにより排除した。37.5
mlの液化プロパンをオートクレーブ中に導入しかつオー
トクレーブの内容物を65℃にした後、一酸化炭素/エテ
ンの1:1混合物を加圧しながら圧力55バールに達するま
で導入した。次いで,、触媒溶液をオートクレーブ中に
導入し、この溶液は次のもので構成した: 36mlのメタノール、 0.06ミリモルの酢酸パラジウム、 0.06ミリモルの2−メチル−2−(メチルジフエニルホ
スフィン)−1,3−ビス−(ジフエニルホスフィン)プ
ロパン、および 0.15mlのトリフルオロ酢酸。
圧力下に一酸化炭素/エテンの1:1混合物を導入するこ
とにより、圧力を55バールに維持した。2時間45分の
後、圧力を解除して重合を停止させた。オートクレーブ
内に存在するガスを、圧力55バールに達するまで一酸化
炭素によりオートクレーブを加圧した。次いで圧力を解
除することによつて排除した。圧力が55バールの一酸化
炭素に達した後、オートクレーブの内容物を110℃まで
加熱しかつこの温度に30分間保つた。オートクレーブの
内容物を室温まで冷却しかつ圧力を解除した後、三元重
合体を別し、メタノールで洗浄しかつ70℃で乾燥させ
た。260ppmwのパラジウム含有量を有する三元重合体8.7
gが得られ、これは触媒中に存在するパラジウムの僅か3
8%が三元重合体中に残留したことを意味する。
例6 例5にしたがつて作成した三元重合体を過しかつ洗浄
して得られた液および洗液を混合し、かつ185mlの容
積を有するこの混合物をオートクレーブ中へ再入した。
オートクレーブ内に存在する空気を、圧力50バールに達
するまで一酸化炭素によりオートクレーブを加圧し、次
いで圧力を解除しかつこの手順をさらに2回反復するこ
とによつて排除した。37.5mlの液化プロパンを導入しか
つオートクレーブの内容物を65℃にした後、一酸化炭素
/エテンの1:1混合物を圧力55バールに達するまで圧力
下に導入した。圧力下に一酸化炭素/エテンの1:1混合
物を導入することにより、圧力を55バールに維持した。
3.5時間の後、反応混合物を室温まで冷却しかつ圧力を
解除することにより重合を停止させた。三次重合体を
別し、メタノルで洗浄しかつ70℃で乾燥させた。5.1gの
三元重合体が得られた。
C13−NMR分析により、例1〜4にしたがつて作成された
一酸化炭素/エテン共重合体は線状の交互構造を有しか
つ式-CO-(C2H4)-の単位よりなることが確認された。共
重合体は25℃の融点を有した。
さらに、C13−NMR分析により、例5および例6にしたが
つて作成された一酸化炭素/エテン/プロペン三元重合
体は線状構造を有し、かつ式-CO-(C2H4)-の単位と式-CO
-(C3H6)-の単位としで構成され、これらの単位は三元重
合体内部にランダム分布して生じたことが確認された。
この三元重合体は205℃の融点を有した。
例1〜6のうち例2〜6は本発明による実施例であり、
例1本発明の範囲外であつて比較の目的で本明細書中に
含ませた。例2は、本発明による方法の使用が重合体の
パラジウム含有量を相当に低下させうることを示してい
る。例4は、重合体のパラジウム含有量の低下がさらに
本発明の方法を反復して達成されうることを示してい
る。例3および6は、本発明による方法を実施しかつ処
理重合体を懸濁物から別した後、活性触媒溶液である
液が残存することを示している。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一酸化炭素とエテンおよび必要に応じさら
    に他のオレフイン性不飽和炭化水素との、パラジウムホ
    スフイン触媒の存在下で製造された共重合体から触媒残
    留物を除去するに際し、前記共重合体を有機液における
    懸濁物中で少なくとも0.1バールの一酸化炭素分圧にて
    少なくとも60℃の温度にて一酸化炭素と接触させ、前記
    温度は重合が行なわれる温度よりも少なくとも20℃高い
    ことを特徴とする触媒残留物の除去方法。
  2. 【請求項2】一酸化炭素分圧が少なくとも1バールであ
    り、かつ温度が80〜200℃であることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の方法。
  3. 【請求項3】ポリマーをメタノールもしくはエタノール
    中の懸濁物として存在させることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項または第2項記載の方法。
  4. 【請求項4】一酸化炭素と接触させた後の重合体の懸濁
    物から分離し、かつ残留するパラジウム−含有溶液を追
    加量の重合体を製造するための触媒溶液として使用する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項〜第3項のいず
    れか一項に記載の方法。
  5. 【請求項5】重合体が一酸化炭素とエテンとの共重合体
    であることを特徴とする特許請求の範囲第1項〜第4項
    のいずれか一項に記載の方法。
  6. 【請求項6】重合体が一酸化炭素とエテンとプロペンと
    の三元重合体であることを特徴とする特許請求の範囲第
    5項記載の方法。
  7. 【請求項7】重合体がパラジウム化合物と、ハロゲン化
    水素酸以外の2未満のpKaを有する酸の陰イオンと、一
    般式R1R2−P−R−P−R3R4〔式中R1、R2、R3およびR4
    は極性基で置換されても置換されなくてもよい炭化水素
    基を示し、かつRは架橋中に少なくとも2個の炭素原子
    を有する二価の有機架橋橋基を示す〕の二座配位子ホス
    フインとからなる触媒を用いて製造されていることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項〜第6項のいずれか一項
    に記載の方法。
  8. 【請求項8】使用する二座配位子ホスフインが1,3−ビ
    ス(ジフエニルホスフイン)プロパンまたは2−メチル
    −2−(メチルジフエニルホスフイン)−1,3−ビス
    (ジフエニルホスフイン)プロパンであることを特徴と
    する特許請求の範囲第7項記載の方法。
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