JPH0689169B2 - リガンド濃縮方法とそれに使用する活性膜 - Google Patents
リガンド濃縮方法とそれに使用する活性膜Info
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Description
【発明の詳細な説明】 技術分野: 本発明は生物学的活性物質を不動化する方法とそれに用
いる組成物に関するものである。更に特定的には、本発
明は化学的活性膜の形成方法、生物学的活性物質を不動
化することができる化学的活性膜、生物学的活性膜の製
造方法、生物学的活性物質が膜へ結合される生物学的活
性膜、並びにこの種の生物学的活性膜ヘリガンドを結合
しそしてその膜からリガンドを放出させる方法、に関す
るものである。
いる組成物に関するものである。更に特定的には、本発
明は化学的活性膜の形成方法、生物学的活性物質を不動
化することができる化学的活性膜、生物学的活性膜の製
造方法、生物学的活性物質が膜へ結合される生物学的活
性膜、並びにこの種の生物学的活性膜ヘリガンドを結合
しそしてその膜からリガンドを放出させる方法、に関す
るものである。
背景技術: 各種の物質が、一般的には生物学的活性物質、そして特
定的にはリガンド、の単離および同定に用いられてき
た。このような生物学的活性物質の単離のための技法が
開発されてきたので、混合物中に存在する物質を区別し
所望のものを選択的に分離する能力は増大した。絶えず
増大する選択性を可能にするよう開発および精密化され
た技法の一つは、生物学的活性物質が吸着のような物理
的引力によるか或いは化学反応によつて終局的に結合お
よび保持される固体担体、特に粒状物担体を使用する。
生物学的活性物質あるいはリガンドを不動化しそして単
離あるいは同定するための、或いはこのような物質を以
後の工程において使用するための、この種の有力な道具
における重要関心は少くとも一部にはこのような担体ま
たは基体、およびそれによる不動化物質の操作の容易さ
に帰せられる。生物学的物質を不動化するためにこの種
の担体と方法を利用できることは、生物学的活性物質の
分離または濃縮に用いる技法、例えばアフイニテイ精製
特にアフイニテイクロマトグラフイにおけるより大きい
選択性と、固体担体、生物学的活性物質、および、ある
場合には、生物学的活性物質と固体担体との間に結合を
形成するのに用いられる活性化剤または結合剤を含めた
このような目的に用いられる生物学的特異性吸着剤と
を、改善および提供することに向けて研究を刺戟してき
た。
定的にはリガンド、の単離および同定に用いられてき
た。このような生物学的活性物質の単離のための技法が
開発されてきたので、混合物中に存在する物質を区別し
所望のものを選択的に分離する能力は増大した。絶えず
増大する選択性を可能にするよう開発および精密化され
た技法の一つは、生物学的活性物質が吸着のような物理
的引力によるか或いは化学反応によつて終局的に結合お
よび保持される固体担体、特に粒状物担体を使用する。
生物学的活性物質あるいはリガンドを不動化しそして単
離あるいは同定するための、或いはこのような物質を以
後の工程において使用するための、この種の有力な道具
における重要関心は少くとも一部にはこのような担体ま
たは基体、およびそれによる不動化物質の操作の容易さ
に帰せられる。生物学的物質を不動化するためにこの種
の担体と方法を利用できることは、生物学的活性物質の
分離または濃縮に用いる技法、例えばアフイニテイ精製
特にアフイニテイクロマトグラフイにおけるより大きい
選択性と、固体担体、生物学的活性物質、および、ある
場合には、生物学的活性物質と固体担体との間に結合を
形成するのに用いられる活性化剤または結合剤を含めた
このような目的に用いられる生物学的特異性吸着剤と
を、改善および提供することに向けて研究を刺戟してき
た。
生物学的活性物質を結合させるための固体担体またはキ
ヤリアーとして用いるような物質は最もしばしば、通常
は天然産でヒドロキシル基を遊離またはエステル化形態
で含むポリマー、例えば硝酸セルローズ、酢酸セルロー
ズ、プロピオン酸セルローズ、などを含むアガロース、
セルロース、およびポリアクリルアミドおよびアクリル
アミドコポリマーのゲルのようなアクリルアミドポリマ
ー、を含む。
ヤリアーとして用いるような物質は最もしばしば、通常
は天然産でヒドロキシル基を遊離またはエステル化形態
で含むポリマー、例えば硝酸セルローズ、酢酸セルロー
ズ、プロピオン酸セルローズ、などを含むアガロース、
セルロース、およびポリアクリルアミドおよびアクリル
アミドコポリマーのゲルのようなアクリルアミドポリマ
ー、を含む。
固体担体と結合剤との多くの組合せは、生化学的活性物
質および特定化合物の不動化において、液体からその種
の物質を除いて特定の生化学的反応を行わせるか或いは
免疫検定に使用する際に、多少有効であつた。このよう
に、固体担体と連結用化合物あるいは活性化用化学物の
特定的選択は、抗原/抗体対、ハプテン/抗体対、アポ
プロテイン/コフアター対、レクチン/炭化水素対、な
どにおけるような免疫複合体または生物学的特異性複合
体の一員を固定化するのに使用するときには、固体担体
と不動化される一員との組合せが免疫的または生物学的
特異性のリガンド、すなわち、生物学的または免疫的複
合体の第二員を結合させてそれによつて不動化複合体を
形成するときに、多少有効であることがわかつている。
質および特定化合物の不動化において、液体からその種
の物質を除いて特定の生化学的反応を行わせるか或いは
免疫検定に使用する際に、多少有効であつた。このよう
に、固体担体と連結用化合物あるいは活性化用化学物の
特定的選択は、抗原/抗体対、ハプテン/抗体対、アポ
プロテイン/コフアター対、レクチン/炭化水素対、な
どにおけるような免疫複合体または生物学的特異性複合
体の一員を固定化するのに使用するときには、固体担体
と不動化される一員との組合せが免疫的または生物学的
特異性のリガンド、すなわち、生物学的または免疫的複
合体の第二員を結合させてそれによつて不動化複合体を
形成するときに、多少有効であることがわかつている。
特定的生学的活性物質例えば抗体、特に単クローン性抗
体を固体担体上で不動化する能力は、抗体のような免疫
的または生物学的特異性複合体の他の一員を結合および
定量的に同定および/または定量化し、あるいは単純に
溶液から除く場合の重要な道具を提供する。しかし、広
範囲の種類の生物学的活性物質を不動化し得る固体担
体、連結剤あるいは担体と連結剤との組合せの数は限定
されている。
体を固体担体上で不動化する能力は、抗体のような免疫
的または生物学的特異性複合体の他の一員を結合および
定量的に同定および/または定量化し、あるいは単純に
溶液から除く場合の重要な道具を提供する。しかし、広
範囲の種類の生物学的活性物質を不動化し得る固体担
体、連結剤あるいは担体と連結剤との組合せの数は限定
されている。
生物学的活性物質の固体担体上での不動化に関する技法
において注目すべき発展があつたにも拘わらず、それら
の技法における制約は使用担体物質の化学的または物理
的性質の何れかからしばしば発生した。
において注目すべき発展があつたにも拘わらず、それら
の技法における制約は使用担体物質の化学的または物理
的性質の何れかからしばしば発生した。
固体担体としてか或いは生物学的活性物質を担体へ結合
させる薬剤として使用する物質の化学的欠点の中には、 (a) 弱い化学的結合、 (b) 強く化学的に結合し、それによつて所望物質を
カラムから溶離する試みを阻害すること、 (c) 高い温度とpHのような多少極端な条件を用いて
反応を行なわせる必要性、 (d) 固体担体または生物学的活性化合物の何れかの
上で限定された数の化学基とのみ反応し得る結合用また
は活性化用反応剤、および、 (o) 結合用または活性化用反応剤と反応し得る限定
数の化学基のみをもつ固体担体、 を含む。
させる薬剤として使用する物質の化学的欠点の中には、 (a) 弱い化学的結合、 (b) 強く化学的に結合し、それによつて所望物質を
カラムから溶離する試みを阻害すること、 (c) 高い温度とpHのような多少極端な条件を用いて
反応を行なわせる必要性、 (d) 固体担体または生物学的活性化合物の何れかの
上で限定された数の化学基とのみ反応し得る結合用また
は活性化用反応剤、および、 (o) 結合用または活性化用反応剤と反応し得る限定
数の化学基のみをもつ固体担体、 を含む。
現在入手できる固体担体の多くはアフイニテイ・クロマ
トグラフイの応用における有用性を制約する機械的性質
を示す。慣用的アフイニテイ・クロマトグラフイ材料は
一般的には、管状コラム中に充填された固体ビード上で
不動化された生物学的活性物質を用いる。大抵のビード
がつくられる材料のような圧縮可能物質の使用は、それ
らの物質は現在好ましいものであるが、過度の静水圧下
の圧縮のためにカラム中の圧力低下増とそれに伴なう流
速低下、並びにビード寿命の短縮がおこるので、カラム
の寸法と容量を制限する。この種のカラムの効率は更に
限定される。なぜならば、表面積を増加させそれによつ
てカラム中を通る溶液から物質を除去する有効性または
速度を増すビード寸法の減少が、この圧力低下増を引起
し、流速の減少が更に顕著になるからである。商業的製
造規模におけるように、生物学的物質の回収が大規模で
大容積の溶液を使つて実施する状況においては、この種
の欠陥は拡大されるようになる。このように、カラム寸
法は、満足な分離を提供するが合理的流速に欠ける長い
カラムと、適切な流速を与えるが純度の落ちた生物学的
物質を回収するカラム、との間の妥協として選択せねば
ならない。
トグラフイの応用における有用性を制約する機械的性質
を示す。慣用的アフイニテイ・クロマトグラフイ材料は
一般的には、管状コラム中に充填された固体ビード上で
不動化された生物学的活性物質を用いる。大抵のビード
がつくられる材料のような圧縮可能物質の使用は、それ
らの物質は現在好ましいものであるが、過度の静水圧下
の圧縮のためにカラム中の圧力低下増とそれに伴なう流
速低下、並びにビード寿命の短縮がおこるので、カラム
の寸法と容量を制限する。この種のカラムの効率は更に
限定される。なぜならば、表面積を増加させそれによつ
てカラム中を通る溶液から物質を除去する有効性または
速度を増すビード寸法の減少が、この圧力低下増を引起
し、流速の減少が更に顕著になるからである。商業的製
造規模におけるように、生物学的物質の回収が大規模で
大容積の溶液を使つて実施する状況においては、この種
の欠陥は拡大されるようになる。このように、カラム寸
法は、満足な分離を提供するが合理的流速に欠ける長い
カラムと、適切な流速を与えるが純度の落ちた生物学的
物質を回収するカラム、との間の妥協として選択せねば
ならない。
膜の形の担体物質が開発され、前述の問題の多く、特に
化学的問題のいくつかを克服しているが、これらの物質
の多くは非対称的または有皮の膜であり、これらはその
使用のためにやや面倒な装置を必要とし、或いはその非
対称性膜を貫通するリガンド含有溶液の流れをおこさせ
るために実質的圧力頭を与える手段を必要とする。
化学的問題のいくつかを克服しているが、これらの物質
の多くは非対称的または有皮の膜であり、これらはその
使用のためにやや面倒な装置を必要とし、或いはその非
対称性膜を貫通するリガンド含有溶液の流れをおこさせ
るために実質的圧力頭を与える手段を必要とする。
発明の開示 本発明は、活性膜上で受容体分子として広範囲の種類の
生物学的活性物質または材料を不動化する方法、そのた
めに使用する活性膜とその種の膜の製造方法、並びにこ
の種の受容体分子の不動化から生ずる生物学的活性膜へ
向けられている。本発明はまた、リガンドと呼ばれる、
受容体分子と安定な生物学的特異性複合体を形成するこ
とができる物質を生物学的活性膜へ選択的に結合させる
方法、および、この技法を使つてリガンドを流体、特に
生物学的液体からリガンドを取り出すこと、を期待して
いる。
生物学的活性物質または材料を不動化する方法、そのた
めに使用する活性膜とその種の膜の製造方法、並びにこ
の種の受容体分子の不動化から生ずる生物学的活性膜へ
向けられている。本発明はまた、リガンドと呼ばれる、
受容体分子と安定な生物学的特異性複合体を形成するこ
とができる物質を生物学的活性膜へ選択的に結合させる
方法、および、この技法を使つてリガンドを流体、特に
生物学的液体からリガンドを取り出すこと、を期待して
いる。
ここで述べる発明は、所望または非所望の両方の選ばれ
たリガンドを液体、特に生物学的液体から大小両方の規
模で分離および/または濃縮するための方法と物質とし
て、最も広範な応用をもつことが期待されている。生物
学的活性物質、特定的にいえばリガンドの広範な種類を
受容体分子へ不動化および結合させ、そしてこの種のリ
ガンドを放出しその後の処理の際に生物学的活性膜を再
生させる本発明の生物学的活性膜の能力は、リガンドか
ら成る生物学的活性化合物を単離および精製するための
方法と組成物、特に生物学的活性膜を、それによつて提
供する。このように、受容体分子および類似生物学的物
質源として不動化される生物学的活性物質の適切な選択
により、この類似生物学的物質は最もしばしば生物学的
特異性複合体中の不動化された生物学的活性物質の片割
れまたはリガンドであるが、本発明はリガンドが大量か
つ高純度で得られることを可能にする。本発明の生物学
的活性膜は、溶液から抗原およびハプテンのようなリガ
ンドを除く能力をもつものであつて、体液またはその構
成部分、特に血液、血清、血漿などのような生物学的液
体を、希望しないリガンドあるいは選択されたリガンド
を除くことによつて精製する方法と材料をまた提供す
る。このような精製方法または濃縮方法は、多くの場合
において、アフイニテイ・クロマトグラフイのようなア
フイニテイ精製技法における使用、およびそれに使用す
る膜へ適合させた本発明の具体化によつて達成すること
ができる。本発明はまた、生化学的活性化合物の不動化
を、特に免疫検定手続における検定道具として、血液、
血清、血漿、尿、唾液などのような体液中に存在または
それから得られる少量の各種の生化学的関係物質の定量
的および/または定性的の測定に使用することができ
る。本発明は、放射活性、酵素活性を示す標識あるいは
螢光標識のような電磁的吸収標識あるいは放出標識のよ
うな特別な標識を用いる検定法のような、各種タイプの
免疫検定において用いることができる。
たリガンドを液体、特に生物学的液体から大小両方の規
模で分離および/または濃縮するための方法と物質とし
て、最も広範な応用をもつことが期待されている。生物
学的活性物質、特定的にいえばリガンドの広範な種類を
受容体分子へ不動化および結合させ、そしてこの種のリ
ガンドを放出しその後の処理の際に生物学的活性膜を再
生させる本発明の生物学的活性膜の能力は、リガンドか
ら成る生物学的活性化合物を単離および精製するための
方法と組成物、特に生物学的活性膜を、それによつて提
供する。このように、受容体分子および類似生物学的物
質源として不動化される生物学的活性物質の適切な選択
により、この類似生物学的物質は最もしばしば生物学的
特異性複合体中の不動化された生物学的活性物質の片割
れまたはリガンドであるが、本発明はリガンドが大量か
つ高純度で得られることを可能にする。本発明の生物学
的活性膜は、溶液から抗原およびハプテンのようなリガ
ンドを除く能力をもつものであつて、体液またはその構
成部分、特に血液、血清、血漿などのような生物学的液
体を、希望しないリガンドあるいは選択されたリガンド
を除くことによつて精製する方法と材料をまた提供す
る。このような精製方法または濃縮方法は、多くの場合
において、アフイニテイ・クロマトグラフイのようなア
フイニテイ精製技法における使用、およびそれに使用す
る膜へ適合させた本発明の具体化によつて達成すること
ができる。本発明はまた、生化学的活性化合物の不動化
を、特に免疫検定手続における検定道具として、血液、
血清、血漿、尿、唾液などのような体液中に存在または
それから得られる少量の各種の生化学的関係物質の定量
的および/または定性的の測定に使用することができ
る。本発明は、放射活性、酵素活性を示す標識あるいは
螢光標識のような電磁的吸収標識あるいは放出標識のよ
うな特別な標識を用いる検定法のような、各種タイプの
免疫検定において用いることができる。
本発明の化学的活性および生物化学的活性の両方の活性
膜を形成するのに使用する成分の一つは親水性で微孔性
の無皮質ポリアミド膜である。これは化学的活性および
生物学的活性の膜へ、この種の膜へ同目的または類似目
的に使用する既知物質にまさる利点を提供する性質を付
与する。すなわち、本発明の膜は高気孔率と高表面積お
よび膜を横断する低い圧力降下によつて特性付けられ
る。このような性質の結果として、本発明の膜は工程が
より迅速かつ効果的に行なわれることを可能にする。
膜を形成するのに使用する成分の一つは親水性で微孔性
の無皮質ポリアミド膜である。これは化学的活性および
生物学的活性の膜へ、この種の膜へ同目的または類似目
的に使用する既知物質にまさる利点を提供する性質を付
与する。すなわち、本発明の膜は高気孔率と高表面積お
よび膜を横断する低い圧力降下によつて特性付けられ
る。このような性質の結果として、本発明の膜は工程が
より迅速かつ効果的に行なわれることを可能にする。
本発明の活性膜または化学的活性膜は多くの場合におい
て連結基としてまた役立つ活性化剤から成り、この活性
化剤は親水性で微孔性の無皮質ポリアミド膜へ結合され
ている。本発明の生物学的活性膜は、その中で受容体分
子が一般的には生物学的活性物質の形態で、親水性で微
孔性の無皮質ポリアミド膜へ直接かまたは連結基を通じ
て結合される。ここで用いるとき、用語「生化学的活性
物質」は広義には天然に見出されるタイプの物質、一般
的にはしばしば蛋白性物質である巨大分子として特性付
けられるが、しかしある場合には、炭水化物または他の
物質であつてもよい。「受容体分子」は、これは生化学
的活性物質であるが、一般的には、第一員として、第二
員としてのリガンを結合することができる如何なる物質
であつてもよい。この第二員は、これもここで用いると
きに生物学的活性物質の記述に適合する物質であること
もできるが、第一員(受容体分子)と生物学的特異性の
複合体を形成する。大ていの場合において、受溶体分子
は免疫グロブリンまたは抗体(ポリクローン性または単
クローン性の何れか)のような蛋白質物質、抗原性物
質、アポプロテイン、レセプター、糖蛋白質またはレク
チンであり、ある場合には、炭水化物、ホルモンあるい
はその他のタイプの天然産物質である。
て連結基としてまた役立つ活性化剤から成り、この活性
化剤は親水性で微孔性の無皮質ポリアミド膜へ結合され
ている。本発明の生物学的活性膜は、その中で受容体分
子が一般的には生物学的活性物質の形態で、親水性で微
孔性の無皮質ポリアミド膜へ直接かまたは連結基を通じ
て結合される。ここで用いるとき、用語「生化学的活性
物質」は広義には天然に見出されるタイプの物質、一般
的にはしばしば蛋白性物質である巨大分子として特性付
けられるが、しかしある場合には、炭水化物または他の
物質であつてもよい。「受容体分子」は、これは生化学
的活性物質であるが、一般的には、第一員として、第二
員としてのリガンを結合することができる如何なる物質
であつてもよい。この第二員は、これもここで用いると
きに生物学的活性物質の記述に適合する物質であること
もできるが、第一員(受容体分子)と生物学的特異性の
複合体を形成する。大ていの場合において、受溶体分子
は免疫グロブリンまたは抗体(ポリクローン性または単
クローン性の何れか)のような蛋白質物質、抗原性物
質、アポプロテイン、レセプター、糖蛋白質またはレク
チンであり、ある場合には、炭水化物、ホルモンあるい
はその他のタイプの天然産物質である。
本発明はまた化学的に活性化された膜とそれからつくら
れる生物学的活性膜の両方を製造する方法を期待してい
る。化学的に活性化された膜は活性化剤を親水性で微孔
性のポリアミド膜、好ましくは制御された表面性質をも
つ無皮質ポリアミド膜と反応させて化学的に活性化され
た膜を形成させることによつて作ることができる。この
化学的活性化膜を次に受容体分子で以て処理して生物学
的活性膜を形成させることができ、この生物学的活性膜
は膜へ結合される物質の性質に応じて、リガンドを結合
させて分離あるいは濃縮の手続において、あるいはまた
免疫検定法において使用するために生物学的特異性複合
体を形成させるのに用いることができる。
れる生物学的活性膜の両方を製造する方法を期待してい
る。化学的に活性化された膜は活性化剤を親水性で微孔
性のポリアミド膜、好ましくは制御された表面性質をも
つ無皮質ポリアミド膜と反応させて化学的に活性化され
た膜を形成させることによつて作ることができる。この
化学的活性化膜を次に受容体分子で以て処理して生物学
的活性膜を形成させることができ、この生物学的活性膜
は膜へ結合される物質の性質に応じて、リガンドを結合
させて分離あるいは濃縮の手続において、あるいはまた
免疫検定法において使用するために生物学的特異性複合
体を形成させるのに用いることができる。
本発明はまたリガンドを不動化または結合させる方法も
期待している。この方法は親水性で微孔性の好ましくは
無皮質のポリアミド膜を活性化剤と反応させて化学的活
性化膜を形成させることによつて化学的活性化担体また
は膜を形成することを含み、この活性化膜はその後、生
物学的活性物質、すなわち、受容体分子、と接触させて
生物学的活性膜が形成される。この生物学的活性膜は次
にリガンドを含む液体例えば生物学的液体へ露出してそ
れによつてリガンドを結合させた。このリガンドは、生
物学的複合体の第二員であるが、例えば抗原性物質、抗
体、糖蛋白質、アプロテインまたはレクチンのような蛋
白性物質のような受容体分子と同じまたは類似のタイプ
の生物学的物質としてまた記述してよい。
期待している。この方法は親水性で微孔性の好ましくは
無皮質のポリアミド膜を活性化剤と反応させて化学的活
性化膜を形成させることによつて化学的活性化担体また
は膜を形成することを含み、この活性化膜はその後、生
物学的活性物質、すなわち、受容体分子、と接触させて
生物学的活性膜が形成される。この生物学的活性膜は次
にリガンドを含む液体例えば生物学的液体へ露出してそ
れによつてリガンドを結合させた。このリガンドは、生
物学的複合体の第二員であるが、例えば抗原性物質、抗
体、糖蛋白質、アプロテインまたはレクチンのような蛋
白性物質のような受容体分子と同じまたは類似のタイプ
の生物学的物質としてまた記述してよい。
図面の簡単な説明 第1図は第2図の線1−1に沿つてとつた本発明の具体
化の部分的断面図であり、 第2図は本発明の具体化の透視的切取り図である。
化の部分的断面図であり、 第2図は本発明の具体化の透視的切取り図である。
本発明の実施最良方式 ポリアミド膜 本発明の膜は親水性で微孔性の無皮質ポリアミド膜から
成る。このポリアミドは好ましくは、本明細書に引用組
入れられている米国特許4,340,479号に記載のタイプの
ナイロンである。ここで述べる通り、好ましいナイロン
はポリヘキサメチレンアジペート、ポリ‐ε‐カプロラ
クタム、ポリメチレンセバカミド、ポリ−7−アミノヘ
プタノアミド、あるいはポリヘキサメチレンアゼレアミ
ドを含み、ポリヘキサメチレンアジパミド(ナイロン6
6)が最も好ましい。特に好ましいのは無皮質の実質上
アルコール不溶性の親水性ポリアミド膜である。これら
の膜はまた約5:1から約7:1の範囲内のメチレンCH2:アミ
ドNHCOの比をもつものとして特徴付けられる。本発明に
とつて特に有用である本記述の膜物質はポール・コーポ
レーシヨンから商標アルテイポールN66で以て入手でき
る。
成る。このポリアミドは好ましくは、本明細書に引用組
入れられている米国特許4,340,479号に記載のタイプの
ナイロンである。ここで述べる通り、好ましいナイロン
はポリヘキサメチレンアジペート、ポリ‐ε‐カプロラ
クタム、ポリメチレンセバカミド、ポリ−7−アミノヘ
プタノアミド、あるいはポリヘキサメチレンアゼレアミ
ドを含み、ポリヘキサメチレンアジパミド(ナイロン6
6)が最も好ましい。特に好ましいのは無皮質の実質上
アルコール不溶性の親水性ポリアミド膜である。これら
の膜はまた約5:1から約7:1の範囲内のメチレンCH2:アミ
ドNHCOの比をもつものとして特徴付けられる。本発明に
とつて特に有用である本記述の膜物質はポール・コーポ
レーシヨンから商標アルテイポールN66で以て入手でき
る。
この好ましいタイプの膜の新規の性質は少くとも一部
は、ポリアミドのアミンおよびカルボキシルの端末基の
膜表面上の濃度から生ずる。「表面」あるいは「膜表
面」は、単数または複数で用いられて、目に見えるよう
露出されているような外部表面、並びに膜の細孔を規定
する内部表面、を含むことをここでは考えている。すな
わち、膜表面は流体、特に液体によつて接触されること
ができる膜の部分である。「膜表面積」と区別して、膜
材料の露出平面寸法の面積はここでは「膜面積」と呼
ぶ。
は、ポリアミドのアミンおよびカルボキシルの端末基の
膜表面上の濃度から生ずる。「表面」あるいは「膜表
面」は、単数または複数で用いられて、目に見えるよう
露出されているような外部表面、並びに膜の細孔を規定
する内部表面、を含むことをここでは考えている。すな
わち、膜表面は流体、特に液体によつて接触されること
ができる膜の部分である。「膜表面積」と区別して、膜
材料の露出平面寸法の面積はここでは「膜面積」と呼
ぶ。
好ましいポリアミド膜の中には、1982年2月5日登録の
米国特許出願S.N.346,118の一部継続出願である1983年
1月21日登録の米国特許出願S.N.459,956,および1982年
2月5日登録の米国特許出願S.N.346,119の一部継続出
願である1983年1月21日登録の米国特許出願S.N.460,01
9において記載されるタイプの、制御された表面性質を
もつ親水性で微孔質の無皮質ポリアミド膜が含まれる。
前述の米国特許出願は全てここに引用して特定的に組入
れられている。これらの制御された表面性質をもつ親水
性で微孔性の実質上アルコール不溶性の膜は、上述のタ
イプのアルコール不溶性ポリマー樹脂、すなわちメチレ
ンCH2:アミドNHCO基の比が約5:1から約7:1の範囲にある
樹脂を、官能性極性基をもつ水溶性の膜表面変性用ポリ
マーと一緒に同時流延することによつて形成される。上
述の通りの、存在する制御された表面変性用極性基をも
たない好ましい親水性で微孔性のナイロン膜と同様に、
本発明の制御された表面性質をもつポリアミド膜も無皮
質である。すなわち、それらは表面から表面へおよぶ貫
通細孔を特徴とし、それらは実質上均一な寸法と形状を
もつ。しかし、必要ならば、傾斜角のついた貫通孔、す
なわちシートの片面において大きくシートの他の面へ近
づくにつれて狭くなる孔を使用してよい。
米国特許出願S.N.346,118の一部継続出願である1983年
1月21日登録の米国特許出願S.N.459,956,および1982年
2月5日登録の米国特許出願S.N.346,119の一部継続出
願である1983年1月21日登録の米国特許出願S.N.460,01
9において記載されるタイプの、制御された表面性質を
もつ親水性で微孔質の無皮質ポリアミド膜が含まれる。
前述の米国特許出願は全てここに引用して特定的に組入
れられている。これらの制御された表面性質をもつ親水
性で微孔性の実質上アルコール不溶性の膜は、上述のタ
イプのアルコール不溶性ポリマー樹脂、すなわちメチレ
ンCH2:アミドNHCO基の比が約5:1から約7:1の範囲にある
樹脂を、官能性極性基をもつ水溶性の膜表面変性用ポリ
マーと一緒に同時流延することによつて形成される。上
述の通りの、存在する制御された表面変性用極性基をも
たない好ましい親水性で微孔性のナイロン膜と同様に、
本発明の制御された表面性質をもつポリアミド膜も無皮
質である。すなわち、それらは表面から表面へおよぶ貫
通細孔を特徴とし、それらは実質上均一な寸法と形状を
もつ。しかし、必要ならば、傾斜角のついた貫通孔、す
なわちシートの片面において大きくシートの他の面へ近
づくにつれて狭くなる孔を使用してよい。
本発明において有用である制御された表面性をもつポリ
アミド膜をつくるのに用いる表面変性ポリマーは、ヒド
ロキシル、カルボキシル、アミンおよびイミンの基のよ
うな親核性の化学的官能基の実質的部分を含む。その結
果、膜はその表面の上に、ヒドロキシル、カルボキシ
ル、アミンあるいは相互に反応しない上記の基のいずれ
かの組合わせ、のような高濃度の官能基を含む。制御さ
れた表面性質をもつこれらのポリアミドは、制御された
表面性質をもたない、すなわち、好ましいポリアミド樹
脂から形成されるがしかし表面変性ポリマーで以て被覆
されていない好ましい微孔質親水性の無皮質ポリアミド
膜、よりも高濃度のカルボキシル基あるいはアミン基を
もつ。
アミド膜をつくるのに用いる表面変性ポリマーは、ヒド
ロキシル、カルボキシル、アミンおよびイミンの基のよ
うな親核性の化学的官能基の実質的部分を含む。その結
果、膜はその表面の上に、ヒドロキシル、カルボキシ
ル、アミンあるいは相互に反応しない上記の基のいずれ
かの組合わせ、のような高濃度の官能基を含む。制御さ
れた表面性質をもつこれらのポリアミドは、制御された
表面性質をもたない、すなわち、好ましいポリアミド樹
脂から形成されるがしかし表面変性ポリマーで以て被覆
されていない好ましい微孔質親水性の無皮質ポリアミド
膜、よりも高濃度のカルボキシル基あるいはアミン基を
もつ。
本発明の膜物質として特に有用であるのは、高濃度のカ
ルボキシル成分を含むことから生ずる制御された表面性
質をもつ、前述のメチレンCH2:アミドNHCOの基比をもつ
ヘキサメチレンアジパミドから形成された、親水性で微
孔質の実質上アルコール不溶性のポリアミド膜である。
表面カルボキシル成分を含ませることはそのナイロンを
多量のカルボキシル基を含むコポリマーと一緒に同時流
延することから生ずる。本発明にとつて特に有用である
本記述の膜物質はポール・コーポレーシヨンからカルボ
キシダインの商標で以て入手できる。
ルボキシル成分を含むことから生ずる制御された表面性
質をもつ、前述のメチレンCH2:アミドNHCOの基比をもつ
ヘキサメチレンアジパミドから形成された、親水性で微
孔質の実質上アルコール不溶性のポリアミド膜である。
表面カルボキシル成分を含ませることはそのナイロンを
多量のカルボキシル基を含むコポリマーと一緒に同時流
延することから生ずる。本発明にとつて特に有用である
本記述の膜物質はポール・コーポレーシヨンからカルボ
キシダインの商標で以て入手できる。
本発明において特に有用である他の物質は、制御された
表面性質をもち、そのナイロンを豊富な一級および二級
アミン基を含むポリマーと一緒に同時流延することによ
つてアミン官能基で以て表面が変性されている、前述の
親水性で微孔性で無皮質の実質上アルコール不溶性のヘ
キサメチレンアジパミドを用いる膜を含む。特に好まし
いのはポール・コーポレーシヨンから入手できるアミノ
ダインTMとして知られる材料である。ヒドロキシル基変
性表面を含む上述の親水性で微孔質の無皮質ポリヘキサ
メチレンアジパミドから形成される膜も本発明において
有用であり、もう一つの好ましい材料はポール・コーポ
レーシヨンから入手できるヒドロキシダインTMとして知
られる。この材料は多量のヒドロキシル基を含むポリマ
ーと一緒にナイロン樹脂を同時延伸することによつてつ
くられる。
表面性質をもち、そのナイロンを豊富な一級および二級
アミン基を含むポリマーと一緒に同時流延することによ
つてアミン官能基で以て表面が変性されている、前述の
親水性で微孔性で無皮質の実質上アルコール不溶性のヘ
キサメチレンアジパミドを用いる膜を含む。特に好まし
いのはポール・コーポレーシヨンから入手できるアミノ
ダインTMとして知られる材料である。ヒドロキシル基変
性表面を含む上述の親水性で微孔質の無皮質ポリヘキサ
メチレンアジパミドから形成される膜も本発明において
有用であり、もう一つの好ましい材料はポール・コーポ
レーシヨンから入手できるヒドロキシダインTMとして知
られる。この材料は多量のヒドロキシル基を含むポリマ
ーと一緒にナイロン樹脂を同時延伸することによつてつ
くられる。
本発明の親水性で微孔性の膜、すなわち制御された表面
性質をもつよう変性された膜と非変性膜の両方、をつく
る際には、膜が変性されるべきであるときの表面変性用
ポリマーを含む流延樹脂溶液を米国特許4,340,479に記
載の通り担体表面上に流延する。大ていの場合におい
て、最終の膜生成物は内部的に支持された膜であること
が考えられている。すなわち、樹脂が上に流延される担
持用表面は永久的支持層または基板として最終膜の必須
部品となる。その構造体へ永久性を付与するために、そ
の基板はそれ故、流延樹脂溶液と固化膜へ容易に接着し
かつ多孔性物質であるものである。膜はその片面上で基
板によつて支持してもよいが、特に好ましい具体化は基
板の材料が膜中に埋没されているものである。本発明の
膜の中の基板として用いる適当な物質の例は、米国特許
4,340,479に示す通り、不織マツトおよび打延べ綿並び
に織物および布、および更には網、のような不織または
織製の繊維質材料を含む。適切な材料はポリプロピレン
またはポリエチレンのようなポリオレフイン、ポリエス
テル、ポリイミド、芳香族ポリアミド、セルローズ、再
生セルローズ、エステルおよびエーテルのようなセルロ
ーズ誘導体、などを含む。
性質をもつよう変性された膜と非変性膜の両方、をつく
る際には、膜が変性されるべきであるときの表面変性用
ポリマーを含む流延樹脂溶液を米国特許4,340,479に記
載の通り担体表面上に流延する。大ていの場合におい
て、最終の膜生成物は内部的に支持された膜であること
が考えられている。すなわち、樹脂が上に流延される担
持用表面は永久的支持層または基板として最終膜の必須
部品となる。その構造体へ永久性を付与するために、そ
の基板はそれ故、流延樹脂溶液と固化膜へ容易に接着し
かつ多孔性物質であるものである。膜はその片面上で基
板によつて支持してもよいが、特に好ましい具体化は基
板の材料が膜中に埋没されているものである。本発明の
膜の中の基板として用いる適当な物質の例は、米国特許
4,340,479に示す通り、不織マツトおよび打延べ綿並び
に織物および布、および更には網、のような不織または
織製の繊維質材料を含む。適切な材料はポリプロピレン
またはポリエチレンのようなポリオレフイン、ポリエス
テル、ポリイミド、芳香族ポリアミド、セルローズ、再
生セルローズ、エステルおよびエーテルのようなセルロ
ーズ誘導体、などを含む。
担持または非担持の両方の膜の細孔直径は適切には約0.
1から約1.2ミクロンの範囲内にある。細孔直径の好まし
い範囲は約0.1から約0.65ミクロンである。
1から約1.2ミクロンの範囲内にある。細孔直径の好まし
い範囲は約0.1から約0.65ミクロンである。
活性化剤 生物学的活性物質、あるいは受容体分子と本発明の膜の
間に安定な連結あるいは結合を与えるために、活性化剤
を用いる。安定な「活性化膜」は、これはここでは「化
学的活性化膜」と一緒に膜と活性化剤との反応によつて
形成される生成物へ適用される用語であるが、生物学的
活性物質が流出または浸出が回避されるように共有結合
によつて膜へ不動化または結合されることを可能にす
る。適当な活性化剤は、膜の表面で膜上の反応性成分と
反応して、生物学的活性物質と化学的に反応する官能基
を表面にもつ膜を形成させることができる少くとも一つ
の官能基を含む物質から成る。
間に安定な連結あるいは結合を与えるために、活性化剤
を用いる。安定な「活性化膜」は、これはここでは「化
学的活性化膜」と一緒に膜と活性化剤との反応によつて
形成される生成物へ適用される用語であるが、生物学的
活性物質が流出または浸出が回避されるように共有結合
によつて膜へ不動化または結合されることを可能にす
る。適当な活性化剤は、膜の表面で膜上の反応性成分と
反応して、生物学的活性物質と化学的に反応する官能基
を表面にもつ膜を形成させることができる少くとも一つ
の官能基を含む物質から成る。
このように、いくつかの活性化剤は、その代表的なもの
はトリクロロ‐s-トリアジン(T-s-T)であるが、活性
化剤中の第一官能基によつて膜と反応しかつ膜へ結合す
るようになつて活性化膜を形成する。この活性化剤T-s-
Tは3個の反応性塩素原子を含み、各々は膜表面におい
てか生物学的活性物質の上の何れかで親核性の基によつ
て置換されることができる。このタイプの活性化剤の場
合、この活性化剤の第一官能基また原子は膜表面の反応
性成分と反応し、それによつて、膜へ結合した活性化剤
の基または残基を残す。T-s-T活性化膜の場合には、こ
のs-トリアジン成分は各々のs-トリアジン基または残基
へ結合した活性塩素原子をさらに含み、この残基が膜へ
共有結合的に結合される。これらのs-トリアジン結合塩
素原子の各々は生物学的活性物質、あるいは受溶体分子
と反応することができ、受容体分子がs-トリアジン残基
を通じて膜へ共有結合的に結合するようになる。このタ
イプの活性化剤はこのようにして第一の反応において膜
を活性化するのに役立ち、そして第二反応においてこの
活性化剤の残基を通じて生物学的活性物質を膜へ結合さ
せることによつて連結剤として機能する。
はトリクロロ‐s-トリアジン(T-s-T)であるが、活性
化剤中の第一官能基によつて膜と反応しかつ膜へ結合す
るようになつて活性化膜を形成する。この活性化剤T-s-
Tは3個の反応性塩素原子を含み、各々は膜表面におい
てか生物学的活性物質の上の何れかで親核性の基によつ
て置換されることができる。このタイプの活性化剤の場
合、この活性化剤の第一官能基また原子は膜表面の反応
性成分と反応し、それによつて、膜へ結合した活性化剤
の基または残基を残す。T-s-T活性化膜の場合には、こ
のs-トリアジン成分は各々のs-トリアジン基または残基
へ結合した活性塩素原子をさらに含み、この残基が膜へ
共有結合的に結合される。これらのs-トリアジン結合塩
素原子の各々は生物学的活性物質、あるいは受溶体分子
と反応することができ、受容体分子がs-トリアジン残基
を通じて膜へ共有結合的に結合するようになる。このタ
イプの活性化剤はこのようにして第一の反応において膜
を活性化するのに役立ち、そして第二反応においてこの
活性化剤の残基を通じて生物学的活性物質を膜へ結合さ
せることによつて連結剤として機能する。
その他のタイプの活性化剤も、カルボジイミドがその中
で代表的なものであるが、結合するように成り、それに
よつて膜を活性化する。しかし、この反応の活性化生成
物は、もし文献において提唱される機構が正しいとすれ
ば生物学的活性物質の存在下でカルボジイミドの残基の
消失または置換をもたらし、その代りに、カルボジイミ
ド残基によつて先に占有されている部位において生物学
的活性物質を膜へ直接に結合させる結果をもたらす、一
つの官能基を含む。
で代表的なものであるが、結合するように成り、それに
よつて膜を活性化する。しかし、この反応の活性化生成
物は、もし文献において提唱される機構が正しいとすれ
ば生物学的活性物質の存在下でカルボジイミドの残基の
消失または置換をもたらし、その代りに、カルボジイミ
ド残基によつて先に占有されている部位において生物学
的活性物質を膜へ直接に結合させる結果をもたらす、一
つの官能基を含む。
本発明において活性化剤として使用されるべき適当な物
質は、同じ目的または類似の目的に対して当業において
一般的に知られ且つ使用される物質のどれであつてもよ
い。本発明において活性化剤として使用するのに好まし
い物質の例は、制約を意味するものではないが、N,N′
‐ジシクロヘキシルカルボジイミド(DCC)および1-エ
チル‐3-(3-ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド
のようなカルボジイミド;アジポイルクロライド、テレ
フタロイルクロライド、ベンゼンジスルホニルクロライ
ド、およびトリクロロ‐s-トリアジン(T-s-T)のよう
な有機多塩基性酸の酸クロライド;シアノ‐ゲンクロラ
イド;クロロ酢酸;グルタルアリデヒドのようなジアル
デヒド;ジアゾベンジジン、ジアゾベンジジン‐3,3′
‐ジアニシジンおよびビスジアゾベンジジン‐2,2′‐
スルホン酸のようなジアゾベンジジン;および、ヘキサ
メチレンジイソシアネート、トルエン‐2,4-ジイソシア
ネートとトルエン‐2-イソシアネート‐4-イソチオシア
ネート、およびジフエニル‐4,4′‐ジイソチオシアネ
ート‐2,2′‐ジスルホン酸のような多官能性のイソシ
アネートおよびチオシアネート;を含む。特に好ましい
のはT-s-TおよびN,N′‐ジシクロヘキシルカルボジイミ
ドである。連結剤としていくつかの応用に対してT-s-T
を用いることは米国特許4,229,537に詳細に記述されて
いる。
質は、同じ目的または類似の目的に対して当業において
一般的に知られ且つ使用される物質のどれであつてもよ
い。本発明において活性化剤として使用するのに好まし
い物質の例は、制約を意味するものではないが、N,N′
‐ジシクロヘキシルカルボジイミド(DCC)および1-エ
チル‐3-(3-ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド
のようなカルボジイミド;アジポイルクロライド、テレ
フタロイルクロライド、ベンゼンジスルホニルクロライ
ド、およびトリクロロ‐s-トリアジン(T-s-T)のよう
な有機多塩基性酸の酸クロライド;シアノ‐ゲンクロラ
イド;クロロ酢酸;グルタルアリデヒドのようなジアル
デヒド;ジアゾベンジジン、ジアゾベンジジン‐3,3′
‐ジアニシジンおよびビスジアゾベンジジン‐2,2′‐
スルホン酸のようなジアゾベンジジン;および、ヘキサ
メチレンジイソシアネート、トルエン‐2,4-ジイソシア
ネートとトルエン‐2-イソシアネート‐4-イソチオシア
ネート、およびジフエニル‐4,4′‐ジイソチオシアネ
ート‐2,2′‐ジスルホン酸のような多官能性のイソシ
アネートおよびチオシアネート;を含む。特に好ましい
のはT-s-TおよびN,N′‐ジシクロヘキシルカルボジイミ
ドである。連結剤としていくつかの応用に対してT-s-T
を用いることは米国特許4,229,537に詳細に記述されて
いる。
活性化膜 活性化剤と上述の親水性で微孔質の膜との反応は活性化
され或いは化学的に活性化された膜、すなわち、膜上で
生化学的または生物学的活性物質と反応しそれを不動化
する基または成分を含む膜、の形成をもたらし、この生
物学的活性物質は一般的には巨大分子の形、最も頻繁に
は蛋白性巨大分子の形にある受容体分子である。
され或いは化学的に活性化された膜、すなわち、膜上で
生化学的または生物学的活性物質と反応しそれを不動化
する基または成分を含む膜、の形成をもたらし、この生
物学的活性物質は一般的には巨大分子の形、最も頻繁に
は蛋白性巨大分子の形にある受容体分子である。
活性化膜を形成するのに用いる特定の手続は主として、
用いられるべき活性化剤の選択に依存する。本発明にお
ける使用に適する活性化剤はすぐ前の筋に論じられてお
り、それらの具体的使用法は科学文献中に適切に述べら
れている。一般的には、本発明の活性化膜をつくるため
には、ポリアミド膜を適当な容器中で、選択された活性
化剤と、活性化剤または連結剤並びに膜物質表面上の官
能基と活性化剤の間でおこる反応に必要とされる何れか
の他の反応剤を溶解するのに適する適切な溶剤との、溶
液と接触させてポリアミド膜を置く。
用いられるべき活性化剤の選択に依存する。本発明にお
ける使用に適する活性化剤はすぐ前の筋に論じられてお
り、それらの具体的使用法は科学文献中に適切に述べら
れている。一般的には、本発明の活性化膜をつくるため
には、ポリアミド膜を適当な容器中で、選択された活性
化剤と、活性化剤または連結剤並びに膜物質表面上の官
能基と活性化剤の間でおこる反応に必要とされる何れか
の他の反応剤を溶解するのに適する適切な溶剤との、溶
液と接触させてポリアミド膜を置く。
T-s-T活性化膜の形成には、有機塩基がT-s-T「活性化」
溶液または反応溶液の中に含まれる。膜は塩基およびT-
s-Tの両方へ同時的に露出させてよく、或いは好ましく
は、膜をまず塩基溶液へ、次いでT-s-Tへ露出する。膜
は好ましくは十分な塩基とT-s-Tへ露出して膜の細孔を
含めた膜表面において利用できる官能基のすべてと反応
させる。一般的には、活性化剤と塩基の両者のために使
用する特定溶剤中での約0.1モルから溶解度限度までの
濃度が満足できる結果を提供する。各々の濃度が約0.1
モルから約0.4モルであること、および、塩基と活性化
剤が等モル量で存在することが好ましい。担体膜を反応
溶液中に沈めて保ち、或いはまたそして好ましくは、反
応溶液を一般的には室温において十分な時間の間膜中に
貫流させて、活性化剤と膜表面上の官能基との間の実質
的反応を行わせる。反応時間は一般的には5分から約2
時間であり、好ましくは浸漬技法を用いるときには約10
分から約1時間である。また、浸漬技法を用いるときに
は、撹拌を用いて反応溶液と膜物質との間に活性化工程
中の適切な接触を保証することが好ましい。反応溶液は
次に浸漬膜から傾瀉し、膜は更に洗滌して末反応の反応
剤を除去する。好ましい洗滌媒体は一般的には、反応溶
液用溶剤または媒体として用いられる液体であり、ある
いはまた水あるいは緩衝溶液であつてもよい。一般的に
は、活性化膜はその後乾燥し、次いで以下に述べる生物
学的活性化担体を形成するのに使用してよい。
溶液または反応溶液の中に含まれる。膜は塩基およびT-
s-Tの両方へ同時的に露出させてよく、或いは好ましく
は、膜をまず塩基溶液へ、次いでT-s-Tへ露出する。膜
は好ましくは十分な塩基とT-s-Tへ露出して膜の細孔を
含めた膜表面において利用できる官能基のすべてと反応
させる。一般的には、活性化剤と塩基の両者のために使
用する特定溶剤中での約0.1モルから溶解度限度までの
濃度が満足できる結果を提供する。各々の濃度が約0.1
モルから約0.4モルであること、および、塩基と活性化
剤が等モル量で存在することが好ましい。担体膜を反応
溶液中に沈めて保ち、或いはまたそして好ましくは、反
応溶液を一般的には室温において十分な時間の間膜中に
貫流させて、活性化剤と膜表面上の官能基との間の実質
的反応を行わせる。反応時間は一般的には5分から約2
時間であり、好ましくは浸漬技法を用いるときには約10
分から約1時間である。また、浸漬技法を用いるときに
は、撹拌を用いて反応溶液と膜物質との間に活性化工程
中の適切な接触を保証することが好ましい。反応溶液は
次に浸漬膜から傾瀉し、膜は更に洗滌して末反応の反応
剤を除去する。好ましい洗滌媒体は一般的には、反応溶
液用溶剤または媒体として用いられる液体であり、ある
いはまた水あるいは緩衝溶液であつてもよい。一般的に
は、活性化膜はその後乾燥し、次いで以下に述べる生物
学的活性化担体を形成するのに使用してよい。
T-s-Tを活性化剤として使用するとき、活性化反応にお
いて使用するのに適する溶剤は有機塩基とT-s-Tの両者
を別々の溶液あるいは組合せ溶液としての何れかで溶解
できるものであり、そしてメチレンクロライド、ジオキ
サン、テトラヒドロフラン、アセトンなどを含む。特に
好ましいのはメチレンクロライドであり、それは、高揮
発性であつてそれにより除去を容易にするためであり、
更にはその低可燃性と比較的低い毒性のためである。
いて使用するのに適する溶剤は有機塩基とT-s-Tの両者
を別々の溶液あるいは組合せ溶液としての何れかで溶解
できるものであり、そしてメチレンクロライド、ジオキ
サン、テトラヒドロフラン、アセトンなどを含む。特に
好ましいのはメチレンクロライドであり、それは、高揮
発性であつてそれにより除去を容易にするためであり、
更にはその低可燃性と比較的低い毒性のためである。
使用に適する有機塩基は好ましくは三級アミンであり、
ジイソプロピルエチルアミン、トリエチルアミン、ジイ
ソプロピルメチルアミン、ジメチルアニリン、およびピ
リジンが含まれる。有機塩基として特に好ましいのはそ
の入手性と低コストのためにトリエチルアミンである。
ジイソプロピルエチルアミン、トリエチルアミン、ジイ
ソプロピルメチルアミン、ジメチルアニリン、およびピ
リジンが含まれる。有機塩基として特に好ましいのはそ
の入手性と低コストのためにトリエチルアミンである。
N,N′‐ジシクロヘキシルカルボジイミド(Dcc)のよう
なカルボジイミドを活性化剤として使用するときには、
膜をカルボジイミドの適当溶剤中の溶液へ露出する。T-
s-Tあるいは類似活性化剤の場合に用いられる手順と類
似の手順を使つて、カルボジイミドあるいは類似活性化
剤による活性化剤は、浸漬法で実施するか、或いは、活
性化剤の溶液を貯槽から不活性管材とポンプのような供
給手段によつて適当保持器中に保持されている膜へ供給
する「流通」方法によつて実施してよい。好ましくは、
膜は膜表面で利用できる官能基の全てと反応させる十分
なカルボジイミドへ露出させるべきである。これは一般
的には約0.1モルと使用溶剤中の溶解度限度との間、最
も好ましくは約0.1モルと約0.4モルとの間の濃度に相当
する。反応時間は普通は、約2分から約2時間、好まし
くは約5分から約1時間である。膜材料を活性化剤の溶
液の中に置く浸漬法を用いるときに、反応溶液と膜材料
との間で活性化段階中に適切な接触を保証するのに、撹
拌を用いることが好ましい。活性化溶液は次に浸漬膜か
ら傾瀉し、何れの方法の場合にも膜を好ましくは引続い
て洗滌して未反応反応剤を除去する。好ましい洗滌媒体
は一般的には、反応溶液用の溶剤または媒体として使用
される液体であり、あるいはまた、水あるいは緩衝溶液
であつてよい。活性化膜はその後乾燥し、次いで後で述
べる生物学的活性化担体を形成するのに使用してよい。
なカルボジイミドを活性化剤として使用するときには、
膜をカルボジイミドの適当溶剤中の溶液へ露出する。T-
s-Tあるいは類似活性化剤の場合に用いられる手順と類
似の手順を使つて、カルボジイミドあるいは類似活性化
剤による活性化剤は、浸漬法で実施するか、或いは、活
性化剤の溶液を貯槽から不活性管材とポンプのような供
給手段によつて適当保持器中に保持されている膜へ供給
する「流通」方法によつて実施してよい。好ましくは、
膜は膜表面で利用できる官能基の全てと反応させる十分
なカルボジイミドへ露出させるべきである。これは一般
的には約0.1モルと使用溶剤中の溶解度限度との間、最
も好ましくは約0.1モルと約0.4モルとの間の濃度に相当
する。反応時間は普通は、約2分から約2時間、好まし
くは約5分から約1時間である。膜材料を活性化剤の溶
液の中に置く浸漬法を用いるときに、反応溶液と膜材料
との間で活性化段階中に適切な接触を保証するのに、撹
拌を用いることが好ましい。活性化溶液は次に浸漬膜か
ら傾瀉し、何れの方法の場合にも膜を好ましくは引続い
て洗滌して未反応反応剤を除去する。好ましい洗滌媒体
は一般的には、反応溶液用の溶剤または媒体として使用
される液体であり、あるいはまた、水あるいは緩衝溶液
であつてよい。活性化膜はその後乾燥し、次いで後で述
べる生物学的活性化担体を形成するのに使用してよい。
DCCのようなカルボジイミドを活性化剤として用いると
きには、活性化反応において使用するのに適する溶剤は
メチレンクロライド、アセトニトリル、ピリジン、エー
テル、ジメチルスルホオキサイド、およびテトラヒドロ
フランを含む。溶剤として特に好ましいのはメチレンク
ロライドであり、それはそれの高い揮発性、低い可燃
性、および比較的低い毒性のためである。
きには、活性化反応において使用するのに適する溶剤は
メチレンクロライド、アセトニトリル、ピリジン、エー
テル、ジメチルスルホオキサイド、およびテトラヒドロ
フランを含む。溶剤として特に好ましいのはメチレンク
ロライドであり、それはそれの高い揮発性、低い可燃
性、および比較的低い毒性のためである。
生物学的活性膜 本発明の生物学的活性膜は、親水性で微孔性の無皮質の
活性化剤結合ポリアミド膜、すなわち、化学的活性化膜
を受容体分子、あるいは生物学的活性物質と反応させて
受容体分子を微孔性膜表面上に不動化させることによつ
て形成される。不動化は(a)膜表面上の活性化剤の残
基の残留官能基の1個または1個より多くと受容体分子
の官能基との間、あるいは(b)膜表面上の官能性基と
生物学的活性物質との間で直接に、かの何れかで形成さ
れる共有結合から生ずる。形成される結合のタイプは用
いられる活性化剤のタイプ、すなわち、(a)形成され
る結合に参加するタイプすなわち連結基、あるいは
(b)結合形成の際に置換されるタイプ、のそれぞれの
機能である。
活性化剤結合ポリアミド膜、すなわち、化学的活性化膜
を受容体分子、あるいは生物学的活性物質と反応させて
受容体分子を微孔性膜表面上に不動化させることによつ
て形成される。不動化は(a)膜表面上の活性化剤の残
基の残留官能基の1個または1個より多くと受容体分子
の官能基との間、あるいは(b)膜表面上の官能性基と
生物学的活性物質との間で直接に、かの何れかで形成さ
れる共有結合から生ずる。形成される結合のタイプは用
いられる活性化剤のタイプ、すなわち、(a)形成され
る結合に参加するタイプすなわち連結基、あるいは
(b)結合形成の際に置換されるタイプ、のそれぞれの
機能である。
用語「生化学的活性物質」、「生化学的活性材料」およ
び「生化学的活性膜」などは、ここで用いるときには、
本発明において受容体分子またはリガンドとしての何れ
かで機能し且つ他の物質と一緒に免疫複合体のような生
物学的特異性複合体を形成することができるすべての物
質のことをいう。用語「生物学的特異性複合体」はここ
で用いるときには、受容体分子とリガンドとの間のよう
な、相互に特定的である生物学的活性物質の間で形成さ
れる複合体を意味する。例えば、生物学的活性物質は例
えば抗体は、受容体分子として機能して、もう一つの生
物学的活性物質、ここではリガンドと呼ばれる抗原のよ
うなものと一緒に生物学的特異性複合体を形成して、こ
の例においてはまた免疫複合体と呼ぶことができる生物
学的特異性複合体を形成する。同じ抗体(生物学的活性
物質)は、膜へ結合されるときには生物学的活性膜を形
成し、この膜はそこで同じ抗原(リガンド)と反応する
ことができる受容体分子として機能して生物学的特異性
複合体を形成する。大ていの場合において、生物学的特
異性複合体のどちらかの一員を選んで受容体分子として
の役目をさせ、一方、他方の一員はリガンドとして機能
する。
び「生化学的活性膜」などは、ここで用いるときには、
本発明において受容体分子またはリガンドとしての何れ
かで機能し且つ他の物質と一緒に免疫複合体のような生
物学的特異性複合体を形成することができるすべての物
質のことをいう。用語「生物学的特異性複合体」はここ
で用いるときには、受容体分子とリガンドとの間のよう
な、相互に特定的である生物学的活性物質の間で形成さ
れる複合体を意味する。例えば、生物学的活性物質は例
えば抗体は、受容体分子として機能して、もう一つの生
物学的活性物質、ここではリガンドと呼ばれる抗原のよ
うなものと一緒に生物学的特異性複合体を形成して、こ
の例においてはまた免疫複合体と呼ぶことができる生物
学的特異性複合体を形成する。同じ抗体(生物学的活性
物質)は、膜へ結合されるときには生物学的活性膜を形
成し、この膜はそこで同じ抗原(リガンド)と反応する
ことができる受容体分子として機能して生物学的特異性
複合体を形成する。大ていの場合において、生物学的特
異性複合体のどちらかの一員を選んで受容体分子として
の役目をさせ、一方、他方の一員はリガンドとして機能
する。
本発明の生物学的特異性複合体の少くとも一員を形成す
る物質は、常にではないがしばしば巨大分子であり、最
も頻繁には蛋白質を含む。生物学的に活性の受容体分子
として役立ち得る物質の種類および本発明に従い生物学
的特異性複合体中で相当するリガンドとして機能する物
質を表1に列記する。
る物質は、常にではないがしばしば巨大分子であり、最
も頻繁には蛋白質を含む。生物学的に活性の受容体分子
として役立ち得る物質の種類および本発明に従い生物学
的特異性複合体中で相当するリガンドとして機能する物
質を表1に列記する。
表 1 生物学的特異性複合体 受容体分子 リガンド ポリクローン性抗体 抗原性物質 単クローン性抗体 抗原性物質 抗原性物質 ポリクローン性抗体 抗原性物質 単クローン性抗体 糖蛋白質 レクチン プロテインA IgGクラス‐ 免疫グロブリン レクチン 炭水化物 レクチン 糖蛋白質 炭水化物 レクチン 酵素基質 酵素 コフアクター 酵素 阻害剤 酵素 ホルモン 担体蛋白 ホルモン レセプター 担体蛋白 ホルモン レセプター ホルモン ヘパリン 凝結因子 凝結因子 ヘパリン ヒストン 核酸 ヒストン ポリヌクレオチド 「抗原性物質」は、ここで用いるときには、抗原および
ハプテンを含む。ある場合には、受容体分子またはリガ
ンドの何れかとして働く生物学的活性物質はまたポリペ
プチド、アルブミン、グロブリンおよびアミノ酸を含
む。
ハプテンを含む。ある場合には、受容体分子またはリガ
ンドの何れかとして働く生物学的活性物質はまたポリペ
プチド、アルブミン、グロブリンおよびアミノ酸を含
む。
本発明の生物学的活性膜を形成するには、化学的活性化
膜を生物学的活性物質すなわち受容体分子の約0.005か
ら約10mg/ml,好ましくは約0.05から約0.5mg/mlを含む水
溶液と接触させる。これらの溶液は燐酸塩緩衝食塩水
(PBS)のような緩衝液で以て約7から約7.4の生理学的
相溶性のpHで一般的には維持される。この化学的活性膜
を膜面積1cm2あたり約30から約300マイクログラムの生
物学的活性物質を不動化する十分な容積の生物学的活性
物質含有溶液へ露出する。生物学的活性物質の溶液と活
性化膜との接触は溶液中の膜の浸漬によるか或いは膜中
に溶液を流通させることによるかの何れかによつて実施
してよい。前者の技法を用いるときには、膜と溶液は実
質上反応を完了させる十分な時間の間、一般的には少く
とも2時間、ゆるやかに撹拌する。後者の手続をとると
きには、受容体分子の容液を貯槽から不活性管材とポン
プのような供給手段によつて、適当な保持器中に保持さ
れている膜へ供給する。大ていの状況においては、膜を
通過する一貫流だけで十分に、膜の細孔内および外部孔
上で生物学的活性物質を不動化させる。受容体分子容液
は大ていの物質について約0℃から約37℃、好ましくは
約4℃から室温の温度に維持する。その後、浸漬法を用
いるときには、過剰の生物学的活性物質を傾瀉によつて
除き、生物学的活性膜の部分を数回、水または燐酸塩緩
衝食塩溶液のような適当な緩衝溶液の中で洗滌し、残留
する未反応の生物学的活性物質を除く。
膜を生物学的活性物質すなわち受容体分子の約0.005か
ら約10mg/ml,好ましくは約0.05から約0.5mg/mlを含む水
溶液と接触させる。これらの溶液は燐酸塩緩衝食塩水
(PBS)のような緩衝液で以て約7から約7.4の生理学的
相溶性のpHで一般的には維持される。この化学的活性膜
を膜面積1cm2あたり約30から約300マイクログラムの生
物学的活性物質を不動化する十分な容積の生物学的活性
物質含有溶液へ露出する。生物学的活性物質の溶液と活
性化膜との接触は溶液中の膜の浸漬によるか或いは膜中
に溶液を流通させることによるかの何れかによつて実施
してよい。前者の技法を用いるときには、膜と溶液は実
質上反応を完了させる十分な時間の間、一般的には少く
とも2時間、ゆるやかに撹拌する。後者の手続をとると
きには、受容体分子の容液を貯槽から不活性管材とポン
プのような供給手段によつて、適当な保持器中に保持さ
れている膜へ供給する。大ていの状況においては、膜を
通過する一貫流だけで十分に、膜の細孔内および外部孔
上で生物学的活性物質を不動化させる。受容体分子容液
は大ていの物質について約0℃から約37℃、好ましくは
約4℃から室温の温度に維持する。その後、浸漬法を用
いるときには、過剰の生物学的活性物質を傾瀉によつて
除き、生物学的活性膜の部分を数回、水または燐酸塩緩
衝食塩溶液のような適当な緩衝溶液の中で洗滌し、残留
する未反応の生物学的活性物質を除く。
あとの実施例9に示す通り、受容体分子と膜表面との間
で直接的かあるいは連結基を通じて形成される共有結合
のために、受容体分子は活性化膜によつて、適当な活性
化剤で以て活性化されなかつた膜によるよりも強固に結
合される。このように、本発明に従つてつくられる生物
学的活性膜は全く安定である傾向であり、各種の条件下
で長時間にわたつて生物学的活性物質のロスが殆んどな
いことを示す。
で直接的かあるいは連結基を通じて形成される共有結合
のために、受容体分子は活性化膜によつて、適当な活性
化剤で以て活性化されなかつた膜によるよりも強固に結
合される。このように、本発明に従つてつくられる生物
学的活性膜は全く安定である傾向であり、各種の条件下
で長時間にわたつて生物学的活性物質のロスが殆んどな
いことを示す。
生物学的活性膜が向けられる用途は膜へ不動化あるいは
結合されるべき生物学的活性物質の選択に影響する。す
なわち、生物学的活性膜を流通する液体から取り出され
るべき生物学的特異性複合体のリガンドまたは第二員
は、活性担体へ結合されるべき生物学的特異性複合体の
受容体分子あるいは第一員の種類を決定する。取出しあ
るいは結合をおこさせようと考えるリガンドによつて形
成され得る。抗原/抗体複合体、ヘプテン/抗体複合
体、アポプロテイン/コフアクター複合体、レクチン/
炭水化物、レクチン/糖蛋白質複合体、あるいは一般的
に受容体分子/リガンド生物学的特異性複合体は、膜上
で不動化され得る生物学的物質の選択を制限する。大て
いの場合には、その選択は特異性抗原または抗体のよう
にかなり制約的および特異的である傾向があり、一方、
その他の場合には特異性の存在は少なく、その結果、非
常に多数の生物学的特異性複合体を特定的生物学的活性
物またはリガンドで以て形成させることができる。例え
ば、プロテインAのようないくつかの蛋白質物質は、活
性膜によつて不動化される生物学的活性物質または受容
体分子の何れかで用いられて生物学的活性膜を形成する
か、あるいは生物学的活性膜へ結合されるリガンドとし
て溶液から取出すことができる。プロテインAのような
物質はそれ故、本発明に従う生物学的活性膜中の受容体
分子としてアフイニテイ・クロマトグラフイあるいは類
似の応用において、ヒト、兎あるいは鼠の抗体(IgG)
のような各種源からの哺乳動物免疫ブロブリンを血清の
ような体液から取出すため、あるいはいくつかのIgG型
免疫複合体の単離のために、有利に使用できる。
結合されるべき生物学的活性物質の選択に影響する。す
なわち、生物学的活性膜を流通する液体から取り出され
るべき生物学的特異性複合体のリガンドまたは第二員
は、活性担体へ結合されるべき生物学的特異性複合体の
受容体分子あるいは第一員の種類を決定する。取出しあ
るいは結合をおこさせようと考えるリガンドによつて形
成され得る。抗原/抗体複合体、ヘプテン/抗体複合
体、アポプロテイン/コフアクター複合体、レクチン/
炭水化物、レクチン/糖蛋白質複合体、あるいは一般的
に受容体分子/リガンド生物学的特異性複合体は、膜上
で不動化され得る生物学的物質の選択を制限する。大て
いの場合には、その選択は特異性抗原または抗体のよう
にかなり制約的および特異的である傾向があり、一方、
その他の場合には特異性の存在は少なく、その結果、非
常に多数の生物学的特異性複合体を特定的生物学的活性
物またはリガンドで以て形成させることができる。例え
ば、プロテインAのようないくつかの蛋白質物質は、活
性膜によつて不動化される生物学的活性物質または受容
体分子の何れかで用いられて生物学的活性膜を形成する
か、あるいは生物学的活性膜へ結合されるリガンドとし
て溶液から取出すことができる。プロテインAのような
物質はそれ故、本発明に従う生物学的活性膜中の受容体
分子としてアフイニテイ・クロマトグラフイあるいは類
似の応用において、ヒト、兎あるいは鼠の抗体(IgG)
のような各種源からの哺乳動物免疫ブロブリンを血清の
ような体液から取出すため、あるいはいくつかのIgG型
免疫複合体の単離のために、有利に使用できる。
生物学的活性膜上で不動化された 受容体分子物質へ特異的なリガンドの結合 抗原、ハプテン、抗体などのようなリガンドの生物学的
活性膜への生物学的特異性吸着あるいは付着は適切なリ
ガンドの容液を生物学的活性膜を貫通して約0℃から約
37℃、好ましくは約4℃からほぼ室温までの温度におい
て通すことによつて達成できる。このリガンド含有溶液
は好ましくは溶液を約7.0から約7.4の生理学的相溶性の
pHを保つのに適当な緩衝剤で以て緩衝される。燐酸塩緩
衝食塩(PBS)溶液を用いることができる。
活性膜への生物学的特異性吸着あるいは付着は適切なリ
ガンドの容液を生物学的活性膜を貫通して約0℃から約
37℃、好ましくは約4℃からほぼ室温までの温度におい
て通すことによつて達成できる。このリガンド含有溶液
は好ましくは溶液を約7.0から約7.4の生理学的相溶性の
pHを保つのに適当な緩衝剤で以て緩衝される。燐酸塩緩
衝食塩(PBS)溶液を用いることができる。
生物学的活性膜をリガンド含有溶液を接触させる前に、
膜を好ましくはリガンド溶液と同じpHの緩衝溶液中を通
過させることによつて処理し、リガンド含有溶液につい
て上述した範囲内の温度において保つ。
膜を好ましくはリガンド溶液と同じpHの緩衝溶液中を通
過させることによつて処理し、リガンド含有溶液につい
て上述した範囲内の温度において保つ。
もし生物学的活性膜へ付着されるべき抗原のようなリガ
ンドが非特異性蛋白すなわち生物学的活性膜と生物学的
特異性複合体を形成し得ない蛋白を更に含む溶液の中に
ある場合でも、このような非特異性蛋白の存在はリガン
ドの単離の際に一般的には因難を引起こさない。対照的
に、多くの場合、その種の非特異性蛋白はリガンド(特
異性蛋白)分子を安定化するのに役立つ。生物学的活性
膜をリガンド含有溶液で以て処理したのち、残留するリ
ガンド、すなわち、不動化された生物学的活性物質と生
物学的特異性複合体を形成しないリガンド、非特異性蛋
白、およびその他の溶質は緩衝溶液のアリコートで以て
洗滌することによつて除くことができる。
ンドが非特異性蛋白すなわち生物学的活性膜と生物学的
特異性複合体を形成し得ない蛋白を更に含む溶液の中に
ある場合でも、このような非特異性蛋白の存在はリガン
ドの単離の際に一般的には因難を引起こさない。対照的
に、多くの場合、その種の非特異性蛋白はリガンド(特
異性蛋白)分子を安定化するのに役立つ。生物学的活性
膜をリガンド含有溶液で以て処理したのち、残留するリ
ガンド、すなわち、不動化された生物学的活性物質と生
物学的特異性複合体を形成しないリガンド、非特異性蛋
白、およびその他の溶質は緩衝溶液のアリコートで以て
洗滌することによつて除くことができる。
例えば血清または血漿のようなヒト体液のようなリガン
ドが存在する液体を純粋な形で求めようとする場合にお
いては、血清または血漿蛋白または抗原のようなリガン
ドを液体から、通常は膜の単一貫流によつて所望純度ま
で精製を実施できる。しかしある場合には、求める純度
水準を達成するのに数回の貫流を必要とするかもしれな
い。
ドが存在する液体を純粋な形で求めようとする場合にお
いては、血清または血漿蛋白または抗原のようなリガン
ドを液体から、通常は膜の単一貫流によつて所望純度ま
で精製を実施できる。しかしある場合には、求める純度
水準を達成するのに数回の貫流を必要とするかもしれな
い。
免疫検定を放射性標識、螢光標識あるいは酵素標識のよ
うな標識化物質を用いることによつて実施すべき場合に
は、適切に標識化されたリガンドを検定されるリガンド
含有溶液へ検出に適する量で添加してよい。
うな標識化物質を用いることによつて実施すべき場合に
は、適切に標識化されたリガンドを検定されるリガンド
含有溶液へ検出に適する量で添加してよい。
結合リガンドの回収 生物学的特異性複合体を形成させることによつて本発明
の生物学的活性膜へ一旦結合されると、リガンドは高純
度および高濃度で回収され、生物学的活性膜は適当な抽
出剤または溶離剤で以て膜物質を抽出または溶離するこ
とによつて再生される本発明の親水性で多孔質の無皮質
膜の高気孔率と流れに対する低抵抗のために溶離はリガ
ンドの回収の好ましい方法である。あるいはまた、抽出
は抽出剤溶液の中での膜の浸漬によつて達成することが
できる。
の生物学的活性膜へ一旦結合されると、リガンドは高純
度および高濃度で回収され、生物学的活性膜は適当な抽
出剤または溶離剤で以て膜物質を抽出または溶離するこ
とによつて再生される本発明の親水性で多孔質の無皮質
膜の高気孔率と流れに対する低抵抗のために溶離はリガ
ンドの回収の好ましい方法である。あるいはまた、抽出
は抽出剤溶液の中での膜の浸漬によつて達成することが
できる。
同じ物質を溶離剤としてか抽出剤としての何れかで一般
的には使用してもよい。溶離剤または抽出剤の何れかと
しての用途に適する物質は、生物学的活性物質または受
容体分子と生物学的特異性複合体のリガンドと間に形成
されている結合を、その生物学的特異性複合体の両成分
を不可逆的に変性または不活性化することなく、破断す
ることができる物質である。蛋白性物質の場合には特定
的には、適当な物質は生物学的複合体を破断するのに十
分な構造的変化を複合体中の各員中でおこさせるもので
ある。このような構造的変化はしばしば水素結合の破壊
あるいは第二および第三の構造のその他の擾乱から生ず
る。適当な抽出剤または溶離剤の溶液は大ていの場合、
それに限るわけではないが、低pHと高濃度のケイオトロ
ピツク。イオン(Chaotropic ion)を特徴とする。水
性溶液の形にある好ましい抽出剤または溶離剤の例は約
4から8Mで約7から約7.4のpHをもつ尿素またはグアニ
ジン;約2から約4のpHをもつグリシン・HCl;約0.02M
のHClと約0.15Mの濃度をもつNaCl;pHが約2.6の約0.03M
のクエン酸ナトリウム;約2.6のpHをもつ約0.03Mのチオ
シアン酸ナトリウム;および約9.0のpHをもつ約2.6MのN
aI;を含む。好ましい溶離剤の水溶液に与えられる前記
の濃度とpH値は大ていの場合における最適条件を提供す
ると信じられる。しかし、条件は個々の溶離について最
適化されるべきである。ある場合には、例えば抗原また
は抗体を最小の変性で以て回収することが望まれる場合
には、中性に近いpHあるいは生理学的pH値を採用するの
が好ましいかもしれない。
的には使用してもよい。溶離剤または抽出剤の何れかと
しての用途に適する物質は、生物学的活性物質または受
容体分子と生物学的特異性複合体のリガンドと間に形成
されている結合を、その生物学的特異性複合体の両成分
を不可逆的に変性または不活性化することなく、破断す
ることができる物質である。蛋白性物質の場合には特定
的には、適当な物質は生物学的複合体を破断するのに十
分な構造的変化を複合体中の各員中でおこさせるもので
ある。このような構造的変化はしばしば水素結合の破壊
あるいは第二および第三の構造のその他の擾乱から生ず
る。適当な抽出剤または溶離剤の溶液は大ていの場合、
それに限るわけではないが、低pHと高濃度のケイオトロ
ピツク。イオン(Chaotropic ion)を特徴とする。水
性溶液の形にある好ましい抽出剤または溶離剤の例は約
4から8Mで約7から約7.4のpHをもつ尿素またはグアニ
ジン;約2から約4のpHをもつグリシン・HCl;約0.02M
のHClと約0.15Mの濃度をもつNaCl;pHが約2.6の約0.03M
のクエン酸ナトリウム;約2.6のpHをもつ約0.03Mのチオ
シアン酸ナトリウム;および約9.0のpHをもつ約2.6MのN
aI;を含む。好ましい溶離剤の水溶液に与えられる前記
の濃度とpH値は大ていの場合における最適条件を提供す
ると信じられる。しかし、条件は個々の溶離について最
適化されるべきである。ある場合には、例えば抗原また
は抗体を最小の変性で以て回収することが望まれる場合
には、中性に近いpHあるいは生理学的pH値を採用するの
が好ましいかもしれない。
アフイニテイ・クロマトグラフイ構造 本発明の生物学的活性膜は波型膜の形態で最も便利に用
いることができ、その膜はまた好ましくは円筒状形態に
整えられる。このような構造体はアフイニテイ・クロマ
トグラフイへの応用において特に好ましい。前記のよう
に、アフイニテイ・クロマトグラフイ用担体として現在
使用される大ていの物質は圧縮性ビードの形をとり、そ
の形は、大きな圧力降下とその種の圧縮から生ずる流速
の付随する減少のために、その種の応用における効率を
制限する。
いることができ、その膜はまた好ましくは円筒状形態に
整えられる。このような構造体はアフイニテイ・クロマ
トグラフイへの応用において特に好ましい。前記のよう
に、アフイニテイ・クロマトグラフイ用担体として現在
使用される大ていの物質は圧縮性ビードの形をとり、そ
の形は、大きな圧力降下とその種の圧縮から生ずる流速
の付随する減少のために、その種の応用における効率を
制限する。
本発明の生物学的活性膜の、特に前述の波型の円筒状形
態における使用は、慣用的なアフイニテイクロマトグラ
フイ・カラムとして同じかまたは類似の目的に使用でき
るけれども、クロマトグラフイ装置よりも円筒状フイル
ター要素により類似した様式で機能する。すなわち、そ
の要素は、生物学的活性物質含有溶液が膜の一面から他
の面へそのフイルターの細孔を貫通して、慣用的過に
おいて液を形成する粒状物含有溶液と全く同じ方式で
送られるよう配置されるが、一方、慣用的クロマトグラ
フイ・カラム中を通過する溶液はカラム内の担持粒子の
まわりを循環する。本発明の生物学的活性膜は、特にこ
こで述べる波型の円筒状構造中の要素として、アフイニ
テイ・クロマトグラフイにおいて使用する慣用的カラム
よりも著しく効率を増加させる。そのような効率は多数
の異なる特徴から生ずる。本発明の親水性微孔質膜の微
孔性質と高空隙容積は生物学的活性物質が結合される極
度に大きい表面積を提供する。例えば、0.1ミクロンの
細孔直径と約5ミル(0.125mm)の厚さをもつ膜は表面
積1平方フイート(0.093m2)あたり130m2の合計表面積
をもつ。細孔直径が0.2ミクロンで厚さが約5.5から約6
ミル(0.14から0.15mm)であつて約9平方フイート(約
0.83m2)の面積の膜は650m2の合計の利用可能の膜表面
積をもつ。本発明において使用する膜は一般には0.1ミ
クロンよりやや小さいものから0.45ミクロンより細孔直
径をもち、このことは膜1g当り約24m2よりやや大きいも
のから膜1g当り8m2より小さいBET表面積を提供する。そ
の結果、リガンド含有溶液の膜の上および中を通る径路
中に、溶液中のリガンドと結合生物学的活性物質との間
の相互反応のための、極度に多数の部位が存在する。更
に、本発明の波型の円筒状構造体はまた単位容積あたり
の大きい膜面積を提供する。例えば、長さが約10インチ
(25.4cm)で外径が約2.5インチ(6.3cm)でひだの深さ
が約半インチ(1.3cm)である折たたみ膜は約5から9
平方フイート(0.46から0.94m2)の程度の大きさ膜面積
を提供する。この膜面積とそれに付随するこの種の構造
の効率は複数の同心的波型膜を提供することによつて増
すことができる。このように、容積基準で、本発明に従
う生物学的活性膜を用いる波型構造体中を通つて流れる
溶液からリガンドを取出す効率は、アフイニテイ・クロ
マトグラフイにおいて採用される慣用的なビード不動化
の生化学的活性担体をはるかに越える。
態における使用は、慣用的なアフイニテイクロマトグラ
フイ・カラムとして同じかまたは類似の目的に使用でき
るけれども、クロマトグラフイ装置よりも円筒状フイル
ター要素により類似した様式で機能する。すなわち、そ
の要素は、生物学的活性物質含有溶液が膜の一面から他
の面へそのフイルターの細孔を貫通して、慣用的過に
おいて液を形成する粒状物含有溶液と全く同じ方式で
送られるよう配置されるが、一方、慣用的クロマトグラ
フイ・カラム中を通過する溶液はカラム内の担持粒子の
まわりを循環する。本発明の生物学的活性膜は、特にこ
こで述べる波型の円筒状構造中の要素として、アフイニ
テイ・クロマトグラフイにおいて使用する慣用的カラム
よりも著しく効率を増加させる。そのような効率は多数
の異なる特徴から生ずる。本発明の親水性微孔質膜の微
孔性質と高空隙容積は生物学的活性物質が結合される極
度に大きい表面積を提供する。例えば、0.1ミクロンの
細孔直径と約5ミル(0.125mm)の厚さをもつ膜は表面
積1平方フイート(0.093m2)あたり130m2の合計表面積
をもつ。細孔直径が0.2ミクロンで厚さが約5.5から約6
ミル(0.14から0.15mm)であつて約9平方フイート(約
0.83m2)の面積の膜は650m2の合計の利用可能の膜表面
積をもつ。本発明において使用する膜は一般には0.1ミ
クロンよりやや小さいものから0.45ミクロンより細孔直
径をもち、このことは膜1g当り約24m2よりやや大きいも
のから膜1g当り8m2より小さいBET表面積を提供する。そ
の結果、リガンド含有溶液の膜の上および中を通る径路
中に、溶液中のリガンドと結合生物学的活性物質との間
の相互反応のための、極度に多数の部位が存在する。更
に、本発明の波型の円筒状構造体はまた単位容積あたり
の大きい膜面積を提供する。例えば、長さが約10インチ
(25.4cm)で外径が約2.5インチ(6.3cm)でひだの深さ
が約半インチ(1.3cm)である折たたみ膜は約5から9
平方フイート(0.46から0.94m2)の程度の大きさ膜面積
を提供する。この膜面積とそれに付随するこの種の構造
の効率は複数の同心的波型膜を提供することによつて増
すことができる。このように、容積基準で、本発明に従
う生物学的活性膜を用いる波型構造体中を通つて流れる
溶液からリガンドを取出す効率は、アフイニテイ・クロ
マトグラフイにおいて採用される慣用的なビード不動化
の生化学的活性担体をはるかに越える。
第1図および第2図に描いたこの種の波型膜装置につい
ての好ましい構造体1は、膜物質12から形成された好ま
しい膜要素10を含み、この膜物質は好ましくは担持され
た膜物質、すなわち、前に述べた通り基板が埋没されて
いる膜物質である。この膜物質は粗い保護層14と16の間
に包まれている。この膜要素は、波18をもち孔22を中に
もつ円筒状または管状の孔開きコア20をとり囲むひだ付
き円筒の形で配置されている。この波型管状の膜要素10
は孔32をもつ円筒状または管状の外側ゲージの内に置
く。端末キヤツプ40と50は円筒状コア20、膜要素10およ
び外側ケージ30の開放端へシールされて、前述の実質上
円筒状形態の構造の各々を閉じ且つ各々の間で洩れのな
いシールを形成するようにする。当業における熟練者に
既知の方法はどれでも、膜要素、コアおよびケージへ端
末キヤツプを固定するのに使用してよい。好ましい技法
は、ここに引用して組込まれている米国特許3,457,339
によつて教示されるものを含む。ホール42が端末キヤツ
プ40の一つの中に置かれて円筒状コア内部への連通を提
供する。
ての好ましい構造体1は、膜物質12から形成された好ま
しい膜要素10を含み、この膜物質は好ましくは担持され
た膜物質、すなわち、前に述べた通り基板が埋没されて
いる膜物質である。この膜物質は粗い保護層14と16の間
に包まれている。この膜要素は、波18をもち孔22を中に
もつ円筒状または管状の孔開きコア20をとり囲むひだ付
き円筒の形で配置されている。この波型管状の膜要素10
は孔32をもつ円筒状または管状の外側ゲージの内に置
く。端末キヤツプ40と50は円筒状コア20、膜要素10およ
び外側ケージ30の開放端へシールされて、前述の実質上
円筒状形態の構造の各々を閉じ且つ各々の間で洩れのな
いシールを形成するようにする。当業における熟練者に
既知の方法はどれでも、膜要素、コアおよびケージへ端
末キヤツプを固定するのに使用してよい。好ましい技法
は、ここに引用して組込まれている米国特許3,457,339
によつて教示されるものを含む。ホール42が端末キヤツ
プ40の一つの中に置かれて円筒状コア内部への連通を提
供する。
操作の際には、本発明の円筒状波型構造体を適当なハウ
ジング内に置き、リガンド含有溶液が外側ゲージ30、膜
要素10およびコア20を順次に通過し、リガンドの減少し
た溶液またはリガンドのなくなつた溶液が開口22を通し
てコアの内部部分の中に入つたのちにホール42を経て構
造体1から出て行くようにすることができる。リガンド
含有溶液の流れを上述の方向と反対の方向にし、溶液が
構造体1の中へホール42を通つて入り外側ゲージ30中の
孔32から出るようにすることも可能であり、ある場合に
はそれは好ましいかも知れない。この構造体において使
用するのに適した物質は、膜物質、基板および粗い保護
層についいさきに規定した。コア、ケージ、および端末
キヤツプに関しては、生物学的活性物質および生物学的
液体中でその種の物質に普通随伴する物質に対して不活
性であるプラスチツクはどれでもこれらの構成部分の形
成の際に使用に適している。ポリオレフインのようなプ
ラスチツク、例えばポリエチレンおよびポリプロピレ
ン、並びにポリエステル、ハロゲン化ポリマーのような
プラスチツクは極めて適している。
ジング内に置き、リガンド含有溶液が外側ゲージ30、膜
要素10およびコア20を順次に通過し、リガンドの減少し
た溶液またはリガンドのなくなつた溶液が開口22を通し
てコアの内部部分の中に入つたのちにホール42を経て構
造体1から出て行くようにすることができる。リガンド
含有溶液の流れを上述の方向と反対の方向にし、溶液が
構造体1の中へホール42を通つて入り外側ゲージ30中の
孔32から出るようにすることも可能であり、ある場合に
はそれは好ましいかも知れない。この構造体において使
用するのに適した物質は、膜物質、基板および粗い保護
層についいさきに規定した。コア、ケージ、および端末
キヤツプに関しては、生物学的活性物質および生物学的
液体中でその種の物質に普通随伴する物質に対して不活
性であるプラスチツクはどれでもこれらの構成部分の形
成の際に使用に適している。ポリオレフインのようなプ
ラスチツク、例えばポリエチレンおよびポリプロピレ
ン、並びにポリエステル、ハロゲン化ポリマーのような
プラスチツクは極めて適している。
保護層14と16は膜要素の剛性とそれのひだの対称的配置
を提供する。上流の支持体は更にリガンド含有溶液に随
伴し得る粒状物質を保留する役目もする。下流の保護層
14はさらに排液を助ける役目をする。
を提供する。上流の支持体は更にリガンド含有溶液に随
伴し得る粒状物質を保留する役目もする。下流の保護層
14はさらに排液を助ける役目をする。
上述のかつ図に描いた波型構造体のタイプはまた、膜要
素10に関して同心的に配置する1個または1個より多く
の追加の波型管状膜要素を含むこともできる。
素10に関して同心的に配置する1個または1個より多く
の追加の波型管状膜要素を含むこともできる。
実施例 本発明は各種の修正および変形を行ない易いがそのいく
つかの特定的具体化を以下に述べる一般的方法と実施例
において記述する。しかし、これらの実施例は本発明を
開示される特定の形へ制限する意図はなく、逆に、その
意図は本発明の領域内に入るすべての修正、等価物およ
び変形にまたがるものであることを理解すべきである。
つかの特定的具体化を以下に述べる一般的方法と実施例
において記述する。しかし、これらの実施例は本発明を
開示される特定の形へ制限する意図はなく、逆に、その
意図は本発明の領域内に入るすべての修正、等価物およ
び変形にまたがるものであることを理解すべきである。
以下の実施例において使用する膜はすべて担持膜であ
り、すなわち、それらの膜は、上に膜物質を流延する基
板を組込んでいる。
り、すなわち、それらの膜は、上に膜物質を流延する基
板を組込んでいる。
実施例 1. トリクロロ‐s-トリアジン活性化膜の一般的製造方法 (a) 流通法 トリクロロ‐s-トリアジン(T-s-T)活性化膜を次の通
りにつくつた。所望寸法の膜円板を、不織ポリエステル
支持体を中に埋め込んだ親水性で微孔性で無皮質の実質
上アルコール不溶性のポリアミド膜物質のシートから切
り出した。この膜円板を各々別の注射器型フイルター保
持器の中に置き、好ましい手順に従つて、それらの中に
蠕動ポンプを使つて、メチレンクロライド65ml中に溶解
した4.3mlのトリエチルアミンから成る溶液のアリコー
ト(膜面積cm2当り3.0ml)を、3.0ml/分/cm2・膜面積の
流速で通過させることによつてまず予備反応させた。メ
チレンクロライド65ml中のトリエチルアミン4.3mlとT-s
-T2.0gから成るT-s-T溶液のアリコート(3.0ml/m2・膜
面積)を次に0.3ml/分/cm2・膜面積の流速で1時間の間
室温で、各膜中を通過させそして再循環させた。ポリア
ミド膜とT-s-Tとの反応の後、未反応T-s-Tをメチレンク
ロライドのアリコート(3.0ml/cm2・膜面積)を各膜円
板を貫流させることによつて除いた。このT-s-T活性化
膜はその後、保持器から取り出し、紙上で吸取乾燥
し、約15分間空気乾燥した。膜は次にデシケーター中で
真空下において室温で、使用を必要とするまで貯えた。
りにつくつた。所望寸法の膜円板を、不織ポリエステル
支持体を中に埋め込んだ親水性で微孔性で無皮質の実質
上アルコール不溶性のポリアミド膜物質のシートから切
り出した。この膜円板を各々別の注射器型フイルター保
持器の中に置き、好ましい手順に従つて、それらの中に
蠕動ポンプを使つて、メチレンクロライド65ml中に溶解
した4.3mlのトリエチルアミンから成る溶液のアリコー
ト(膜面積cm2当り3.0ml)を、3.0ml/分/cm2・膜面積の
流速で通過させることによつてまず予備反応させた。メ
チレンクロライド65ml中のトリエチルアミン4.3mlとT-s
-T2.0gから成るT-s-T溶液のアリコート(3.0ml/m2・膜
面積)を次に0.3ml/分/cm2・膜面積の流速で1時間の間
室温で、各膜中を通過させそして再循環させた。ポリア
ミド膜とT-s-Tとの反応の後、未反応T-s-Tをメチレンク
ロライドのアリコート(3.0ml/cm2・膜面積)を各膜円
板を貫流させることによつて除いた。このT-s-T活性化
膜はその後、保持器から取り出し、紙上で吸取乾燥
し、約15分間空気乾燥した。膜は次にデシケーター中で
真空下において室温で、使用を必要とするまで貯えた。
(b) 浸漬法 T-s-T活性化膜を、すぐ上で述べたタイプのポリアミド
膜の円板を250mlエルレンマイヤーフラスコ中に入れた
メチレンクロライド6.5ml中のトリエチルアミン4.3mlの
含む溶液の中に置くことによつてつくつた。この円板を
フラスコ中で液面下に浸漬し、好ましい手続において、
トリエチルアミン/メチレンクロライド溶液と5分間室
温において撹拌を継続しながら、予備反応させた。この
フラスコへ次に2gのT-s-Tを添加した。ポリアミド円板
はT-s-Tと1時間室温で反応させた。その後、T-s-T溶液
を傾瀉し、膜円板を5回、トリエチルアミン/メチレン
クロライド溶液の50mlのアリコートで以て毎回5分間洗
滌して未反応のT-s-Tを除いた。化学的活性化膜は紙
上で吸取り乾燥させ、15分間乾燥し、真空下でデシケー
ター中で室温において使用に必要となるまで貯えた。
膜の円板を250mlエルレンマイヤーフラスコ中に入れた
メチレンクロライド6.5ml中のトリエチルアミン4.3mlの
含む溶液の中に置くことによつてつくつた。この円板を
フラスコ中で液面下に浸漬し、好ましい手続において、
トリエチルアミン/メチレンクロライド溶液と5分間室
温において撹拌を継続しながら、予備反応させた。この
フラスコへ次に2gのT-s-Tを添加した。ポリアミド円板
はT-s-Tと1時間室温で反応させた。その後、T-s-T溶液
を傾瀉し、膜円板を5回、トリエチルアミン/メチレン
クロライド溶液の50mlのアリコートで以て毎回5分間洗
滌して未反応のT-s-Tを除いた。化学的活性化膜は紙
上で吸取り乾燥させ、15分間乾燥し、真空下でデシケー
ター中で室温において使用に必要となるまで貯えた。
実施例 2 トリクロロ‐s-トリアジン活性化親水性ナイロン66膜の
製造 T-s-T活性化膜を実施例1(b)に記載の一般的方法に
従い、その中で記載されたポリアミド膜物質としてナイ
ロン66ポリアミド膜を使用してつくつた。ポール・コー
ポレーションからアルテイポールN66の商標で得られる
この物質は0.2ミクロンの細孔直径をもつていた。
製造 T-s-T活性化膜を実施例1(b)に記載の一般的方法に
従い、その中で記載されたポリアミド膜物質としてナイ
ロン66ポリアミド膜を使用してつくつた。ポール・コー
ポレーションからアルテイポールN66の商標で得られる
この物質は0.2ミクロンの細孔直径をもつていた。
実施例 3. 表面変性アミン官能基をもつトリクロロ‐s-トリアジン
活性化ナイロン66膜の製造 T-s-T活性化膜を実施例1(b)に述べた一般的方法に
従い制御された表面性質をもつ親水性微孔室の無皮質ナ
イロン66膜物質からつくつた。この膜は、アミン官能基
で以て変性した表面をもつていたが、ナイロン66を豊富
な一級および二級アミン基を含むポリマーと一緒に同時
流延することによつて得られた。この物質はポール・コ
ーポレーシヨンからアミノダインの商標で得られた。こ
の膜は0.1ミクロンの細孔直径をもつていた。
活性化ナイロン66膜の製造 T-s-T活性化膜を実施例1(b)に述べた一般的方法に
従い制御された表面性質をもつ親水性微孔室の無皮質ナ
イロン66膜物質からつくつた。この膜は、アミン官能基
で以て変性した表面をもつていたが、ナイロン66を豊富
な一級および二級アミン基を含むポリマーと一緒に同時
流延することによつて得られた。この物質はポール・コ
ーポレーシヨンからアミノダインの商標で得られた。こ
の膜は0.1ミクロンの細孔直径をもつていた。
実施例 4. カルボキシル官能基を特徴とする制御された表面性質を
もつトリクロロ‐s-トリアジン活性化膜の製造 (a) 流通法 カルボキシル官能基を特徴とする制御された表面性質を
もつ親水性微孔質の無皮質ナイロン66膜を、ナイロン66
を多数のカルボキシル基を含むポリマーと一緒に流延す
ることによつてつくつた。この膜物質はカルボキシダイ
ンの商標でポール・コーポレーシヨンから入手できる。
この膜をT-s-T溶液で以て実施例1(a)の一般的方法
に記載の方式で、トリエチルアミン/メチレンクロライ
ド予備反応段階なしで、活性化した。特定的にいえば、
メチレンクロライド65ml中に4.3mlのトリエチルアミン
と2.0gのT-s-Tを含む原料溶液から取つた10mlのアリコ
ートを上記物質の直径25mmの膜円板中に、0.3ml/分/cm2
・膜面積の流速で通過させた。未反応T-s-Tは膜円板を1
0mlのメチレンクロライドで以て0.3ml/分/cm2・膜面積
の流速でフラツシユすることによつて除いた。
もつトリクロロ‐s-トリアジン活性化膜の製造 (a) 流通法 カルボキシル官能基を特徴とする制御された表面性質を
もつ親水性微孔質の無皮質ナイロン66膜を、ナイロン66
を多数のカルボキシル基を含むポリマーと一緒に流延す
ることによつてつくつた。この膜物質はカルボキシダイ
ンの商標でポール・コーポレーシヨンから入手できる。
この膜をT-s-T溶液で以て実施例1(a)の一般的方法
に記載の方式で、トリエチルアミン/メチレンクロライ
ド予備反応段階なしで、活性化した。特定的にいえば、
メチレンクロライド65ml中に4.3mlのトリエチルアミン
と2.0gのT-s-Tを含む原料溶液から取つた10mlのアリコ
ートを上記物質の直径25mmの膜円板中に、0.3ml/分/cm2
・膜面積の流速で通過させた。未反応T-s-Tは膜円板を1
0mlのメチレンクロライドで以て0.3ml/分/cm2・膜面積
の流速でフラツシユすることによつて除いた。
(b) 浸漬法 T-s-T活性化膜を実施例1(b)の一般的方法に記載の
通りに、実施例4(a)で使用したのと同じカルボキシ
ル官能基変性表面をもつ膜で使つてつくつた。0.1ミク
ロンか0.2ミクロンの何れかの細孔直径をもつこの物質
の膜を活性化した。
通りに、実施例4(a)で使用したのと同じカルボキシ
ル官能基変性表面をもつ膜で使つてつくつた。0.1ミク
ロンか0.2ミクロンの何れかの細孔直径をもつこの物質
の膜を活性化した。
実施例 5. N,N′‐ジシクロヘキシルカルボジイミド活性化膜の一
般的製造方法 (a) 流通法 中に埋め込んだ不織ポリエステル基板で以て内部的に担
持された親水性微孔質で無皮質の実質上アルコール不溶
性のポリアミド膜円板をN,N′‐ジシクロヘキシルカル
ボジイミド(DCC)で以て以下に述べる好ましい方法に
よつて化学的に活性化した。メチレンクロライド中のDC
Cの10%(w/v)溶液(3-7ml/cm2・膜面積)を貯槽から
ある長さの管材を通して蠕動ポンプによつて25mmの直径
の保持器中に固定した各膜円板へ移した。このDCC溶液
を7.2ml/分/cm2・膜面積の流速で膜円板中を約1時間室
温において循環させた。各膜円板を次に3-7ml/cm2・膜
面積のメチレンクロライドで以てフラツシユした。DCC
活性化膜をその後フイルター保持器から取り出し、紙
上で吸取乾燥し、15分間空気乾燥した。膜をデシケータ
ー中で真空下で室温において、使用を必要とするまで貯
えた。
般的製造方法 (a) 流通法 中に埋め込んだ不織ポリエステル基板で以て内部的に担
持された親水性微孔質で無皮質の実質上アルコール不溶
性のポリアミド膜円板をN,N′‐ジシクロヘキシルカル
ボジイミド(DCC)で以て以下に述べる好ましい方法に
よつて化学的に活性化した。メチレンクロライド中のDC
Cの10%(w/v)溶液(3-7ml/cm2・膜面積)を貯槽から
ある長さの管材を通して蠕動ポンプによつて25mmの直径
の保持器中に固定した各膜円板へ移した。このDCC溶液
を7.2ml/分/cm2・膜面積の流速で膜円板中を約1時間室
温において循環させた。各膜円板を次に3-7ml/cm2・膜
面積のメチレンクロライドで以てフラツシユした。DCC
活性化膜をその後フイルター保持器から取り出し、紙
上で吸取乾燥し、15分間空気乾燥した。膜をデシケータ
ー中で真空下で室温において、使用を必要とするまで貯
えた。
(b) 浸漬法 すぐ上で述べた通りの膜円板を、それを蔽う十分な量
の、メチレンクロライド中のDCC10%(w/v)溶液を含む
エルレンマイヤーフラスコの中へ置くことによつて、DC
Cで以て別途活性化した。反応は以下に規定するよう5
分から2時間の間室温で撹拌を継続しながら続けた。そ
の後、DCC溶液を傾瀉し、膜を5回連続して、毎回50ml
のメチレンクロライドで5分間洗滌した。このDCC活性
化膜は紙で以て吸取乾燥し、約15分間空気乾燥し、真
空下でデシケーター中で室温において、使用を必要とす
るまで貯えた。
の、メチレンクロライド中のDCC10%(w/v)溶液を含む
エルレンマイヤーフラスコの中へ置くことによつて、DC
Cで以て別途活性化した。反応は以下に規定するよう5
分から2時間の間室温で撹拌を継続しながら続けた。そ
の後、DCC溶液を傾瀉し、膜を5回連続して、毎回50ml
のメチレンクロライドで5分間洗滌した。このDCC活性
化膜は紙で以て吸取乾燥し、約15分間空気乾燥し、真
空下でデシケーター中で室温において、使用を必要とす
るまで貯えた。
実施例 6. カルボキシル官能器を特徴とする制御された表面性質を
もつN,N′‐ジシクロヘキシルカルボジイミド活性化ナ
イロン66の製造 (a) 流通法 実施例5(a)の一般的方法に記載と同じ好ましい手順
を使い、25mmの直径のDCC活性化膜円板を、実施例4に
おいて使用したカルボシル官能基変性表面をもつ制御さ
れた表面性質の親水性微孔質の無皮質ナイロン66ポリア
ミド膜を使つてつくつた。この場合、DCCの25mlのアリ
コートを0.2ミクロンの細孔直径の膜円板中に7.2ml/分/
cm2・膜面積の流速で10分間、連続的に循環させた。そ
の後、円板を25mlのメチレンクロライドで以て7.2ml/分
/cm2・膜面積の流速ですすいだ。
もつN,N′‐ジシクロヘキシルカルボジイミド活性化ナ
イロン66の製造 (a) 流通法 実施例5(a)の一般的方法に記載と同じ好ましい手順
を使い、25mmの直径のDCC活性化膜円板を、実施例4に
おいて使用したカルボシル官能基変性表面をもつ制御さ
れた表面性質の親水性微孔質の無皮質ナイロン66ポリア
ミド膜を使つてつくつた。この場合、DCCの25mlのアリ
コートを0.2ミクロンの細孔直径の膜円板中に7.2ml/分/
cm2・膜面積の流速で10分間、連続的に循環させた。そ
の後、円板を25mlのメチレンクロライドで以て7.2ml/分
/cm2・膜面積の流速ですすいだ。
(b) 浸漬法 実施例5(b)の一般的方法に記載の手順を使い、各々
が1.3cm2の膜面積をもつ三つのDCC活性化膜をつくつ
た。使用した親水性気孔質の無皮質ナイロン66ポリアミ
ド膜物質は実施例4において使つた制御された表面性質
のカルボキシル官能基変性表面膜物質と同じであり、0.
2ミクロンの細孔直径をもつていた。
が1.3cm2の膜面積をもつ三つのDCC活性化膜をつくつ
た。使用した親水性気孔質の無皮質ナイロン66ポリアミ
ド膜物質は実施例4において使つた制御された表面性質
のカルボキシル官能基変性表面膜物質と同じであり、0.
2ミクロンの細孔直径をもつていた。
実施例 7. 生物学的活性膜の一般的製造方法 (a) 流通法 本発明の生物学的活性ポリアミド膜を次の通りつくつ
た。実施例1および5の一般的方法の通りにつくつた化
学的活性化膜円板は、各膜円板中に生物学的活性物質を
含む溶液を通過させることによつて、生物学的に活性と
なされた。
た。実施例1および5の一般的方法の通りにつくつた化
学的活性化膜円板は、各膜円板中に生物学的活性物質を
含む溶液を通過させることによつて、生物学的に活性と
なされた。
化学的活性化膜円板を適切な寸法の注射器型のフイルタ
ー保持器の中に置き、その注射器型フイルター保持器を
生物学的活性物質の溶液を含む貯槽とシリコーンチユー
ブによつて連通させて置き、蠕動ポンプによつてその溶
液を供給した。生物学的活性物質溶液は0.1または0.2mg
/mlの濃度をもち、燐酸塩緩衝食塩水(PBS)の中で7.0
から7.4のpHでつくつた。このPBS溶液は10mMの燐酸ナト
リウムおよび130mMの塩化ナトリウムから成り立つてい
た。この生物学的活性物質と化学的活性化膜の活性化剤
の結合残基の官能基との反応は、この化学的活性化膜中
に室温において生物学的活性物質から成る溶液のアリコ
ート(1.6ml/cm2・膜面積)を0.1ml/分/m2・膜面積の流
速で通過させることによつて実施される。過剰の生物学
的活性物質をPBS溶液のアリコート(15.6ml/cm2・膜面
積)で以て0.5ml/分/cm2・膜面積の流速で洗滌すること
によつて除去した。
ー保持器の中に置き、その注射器型フイルター保持器を
生物学的活性物質の溶液を含む貯槽とシリコーンチユー
ブによつて連通させて置き、蠕動ポンプによつてその溶
液を供給した。生物学的活性物質溶液は0.1または0.2mg
/mlの濃度をもち、燐酸塩緩衝食塩水(PBS)の中で7.0
から7.4のpHでつくつた。このPBS溶液は10mMの燐酸ナト
リウムおよび130mMの塩化ナトリウムから成り立つてい
た。この生物学的活性物質と化学的活性化膜の活性化剤
の結合残基の官能基との反応は、この化学的活性化膜中
に室温において生物学的活性物質から成る溶液のアリコ
ート(1.6ml/cm2・膜面積)を0.1ml/分/m2・膜面積の流
速で通過させることによつて実施される。過剰の生物学
的活性物質をPBS溶液のアリコート(15.6ml/cm2・膜面
積)で以て0.5ml/分/cm2・膜面積の流速で洗滌すること
によつて除去した。
(b) 浸漬法 実施例1および5の一般的方法に従つてつくつた化学的
活性化膜円板を別々の密封袋の中に置いた。生物学的活
性物質溶液はPBSでpH7.0から7.4でつくつた。この生物
学的活性物質(0.4ml/cm2・膜面積)を各々の袋の中に
入れ、袋を密封し、反応を化学的活性膜と2時間撹拌し
ながら4℃において進行させた。反応後、過剰の生物学
的活性物質を除去し、膜を第二の清浄なプラスチツク袋
の中に入れ、封をしたのちに3部分のPBS(2.5ml/cm2・
膜面積)で以て毎回15分間、撹拌しながら室温において
続けて洗滌した。
活性化膜円板を別々の密封袋の中に置いた。生物学的活
性物質溶液はPBSでpH7.0から7.4でつくつた。この生物
学的活性物質(0.4ml/cm2・膜面積)を各々の袋の中に
入れ、袋を密封し、反応を化学的活性膜と2時間撹拌し
ながら4℃において進行させた。反応後、過剰の生物学
的活性物質を除去し、膜を第二の清浄なプラスチツク袋
の中に入れ、封をしたのちに3部分のPBS(2.5ml/cm2・
膜面積)で以て毎回15分間、撹拌しながら室温において
続けて洗滌した。
実施例 8. 生物学的活性膜ヘリガンドを付着する一般的方法 化学的活性化膜円板を実施例1および5の一般的方法に
従つてつくり、実施例7の一般的方法に従つて生物学的
活性物質を不動化させることによつて生物学的に活性化
した。生物学的特異性リガンドを生物学的活性膜円板
と、シリコーン管材によつて貯槽と連通する液体中に置
いた注射器型フイルター保持器の中にその膜円板をまず
置くことによつて反応させた。蠕動ポンプを使つて生物
学的特異性リガンドの溶液を膜円板へ移した。pH7.0か
ら7.4のPBS溶液の5mlのアリコート(7.8ml/cm2・膜面
積)をこの系へ導入し、膜円板を通して2.5ml/分/cm2・
膜面積の流速で室温において送る。生物学的活性化膜上
の潜在的の非特異性結合部位は、リガンドが膜へ非特異
的に結合するのを避けるために、胎児牛血清(FCS)あ
るいは10%の牛血清アルブミン(BSA)の何れかの封鎖
剤の溶液(1.6ml/cm2・膜面積)を0.5ml/分/cm2・膜面
積の流速で膜中を通過させることによつて封鎖した。過
剰の封鎖剤を15.6ml/cm2・膜面積のPBS溶液で以て0.5ml
/分/cm2・膜面積の流速で室温において洗滌することに
よつて除いた。生物学的活性膜へ結合した生物学的活性
物質と溶液中のリガンドとの間の生物学的特異性複合体
の形成は、1.6ml/cm2・膜面積のリガンド溶液を0.1ml/
分/cm2・膜面積の流速で生物学的活性膜中を室温で通過
させることによつて達成される。生化学的特異性リガン
ドは、その溶液が膜中を通過するときに、不動化された
生物学的活性物質あるいは受容体分子へ結合されて、生
物学的特異性複合体を形成する。過剰のリガンドおよび
その他の溶離剤は膜から、PBSのアリコート(15.6ml/cm
2・膜面積)で以て2.5ml/分/cm2・膜面積の流速でフラ
ツシユすることによつて洗滌された。
従つてつくり、実施例7の一般的方法に従つて生物学的
活性物質を不動化させることによつて生物学的に活性化
した。生物学的特異性リガンドを生物学的活性膜円板
と、シリコーン管材によつて貯槽と連通する液体中に置
いた注射器型フイルター保持器の中にその膜円板をまず
置くことによつて反応させた。蠕動ポンプを使つて生物
学的特異性リガンドの溶液を膜円板へ移した。pH7.0か
ら7.4のPBS溶液の5mlのアリコート(7.8ml/cm2・膜面
積)をこの系へ導入し、膜円板を通して2.5ml/分/cm2・
膜面積の流速で室温において送る。生物学的活性化膜上
の潜在的の非特異性結合部位は、リガンドが膜へ非特異
的に結合するのを避けるために、胎児牛血清(FCS)あ
るいは10%の牛血清アルブミン(BSA)の何れかの封鎖
剤の溶液(1.6ml/cm2・膜面積)を0.5ml/分/cm2・膜面
積の流速で膜中を通過させることによつて封鎖した。過
剰の封鎖剤を15.6ml/cm2・膜面積のPBS溶液で以て0.5ml
/分/cm2・膜面積の流速で室温において洗滌することに
よつて除いた。生物学的活性膜へ結合した生物学的活性
物質と溶液中のリガンドとの間の生物学的特異性複合体
の形成は、1.6ml/cm2・膜面積のリガンド溶液を0.1ml/
分/cm2・膜面積の流速で生物学的活性膜中を室温で通過
させることによつて達成される。生化学的特異性リガン
ドは、その溶液が膜中を通過するときに、不動化された
生物学的活性物質あるいは受容体分子へ結合されて、生
物学的特異性複合体を形成する。過剰のリガンドおよび
その他の溶離剤は膜から、PBSのアリコート(15.6ml/cm
2・膜面積)で以て2.5ml/分/cm2・膜面積の流速でフラ
ツシユすることによつて洗滌された。
実施例 9. ナイロン66膜と制御された表面性質をもつナイロン66膜
を使用する、生物学的活性膜の製造 (a) ナイロン66膜とカルボキシル官能基を特徴とす
る制御された表面性質をもつナイロン66膜とを使用す
る、生物学的活性膜の製造 実施例2に記載の通りのナイロン66膜(ポール・コーポ
レーシヨンかられる得られるアルテイポールN66)を実
施例2(b)に従つてT-s-Tで以て化学的活性化した。
カルボキシル官能基を特徴とする制御された表面性質を
もつナイロン66膜(ポール・コーポレーシヨンから得ら
れるカルボダイン)(実施例4に記載の通りの)を実施
例4(b)に従いT-s-Tで以て化学的に活性した。商業
的源から得られるポリクローン性ウサギ抗マウスIgG免
疫グロブリン(RAM)を、T-s-T活性化カルボオキシダイ
ン(0.2ミクロンの細孔直径)、T-s-T活性化アルテイポ
ールN66(0.2ミクロンの細孔直径)化学的非活性化カル
ボオキシダイン(0.2ミクロンの細孔直径)、化学的非
活性アルテイポールN66膜(0.2ミクロンの細孔直径)、
の上に不動化させた。各々が上記のタイプである2枚の
直径13mmの膜円板を各々、別々のプラスチツク袋の中に
封入し、各袋はともに商業源から得られる0.1mg/mlのRA
Mと105cpm/mlの125I-標識化RAMから成るPBS中のRAM溶液
の0.5ml含んでいる。化学的活性化膜円板および非活性
化膜円板と抗体との反応は実施例7(b)の一般的手順
に従つて2時間、4℃において実施した。
を使用する、生物学的活性膜の製造 (a) ナイロン66膜とカルボキシル官能基を特徴とす
る制御された表面性質をもつナイロン66膜とを使用す
る、生物学的活性膜の製造 実施例2に記載の通りのナイロン66膜(ポール・コーポ
レーシヨンかられる得られるアルテイポールN66)を実
施例2(b)に従つてT-s-Tで以て化学的活性化した。
カルボキシル官能基を特徴とする制御された表面性質を
もつナイロン66膜(ポール・コーポレーシヨンから得ら
れるカルボダイン)(実施例4に記載の通りの)を実施
例4(b)に従いT-s-Tで以て化学的に活性した。商業
的源から得られるポリクローン性ウサギ抗マウスIgG免
疫グロブリン(RAM)を、T-s-T活性化カルボオキシダイ
ン(0.2ミクロンの細孔直径)、T-s-T活性化アルテイポ
ールN66(0.2ミクロンの細孔直径)化学的非活性化カル
ボオキシダイン(0.2ミクロンの細孔直径)、化学的非
活性アルテイポールN66膜(0.2ミクロンの細孔直径)、
の上に不動化させた。各々が上記のタイプである2枚の
直径13mmの膜円板を各々、別々のプラスチツク袋の中に
封入し、各袋はともに商業源から得られる0.1mg/mlのRA
Mと105cpm/mlの125I-標識化RAMから成るPBS中のRAM溶液
の0.5ml含んでいる。化学的活性化膜円板および非活性
化膜円板と抗体との反応は実施例7(b)の一般的手順
に従つて2時間、4℃において実施した。
過剰の非吸着RAMは各膜円板を3回、PBSの5mlのアリコ
ートで以て毎回15分間4℃において洗滌することによつ
て除去した。各膜円板へ初めに結合した抗体の量は次に
放射能計数によつて測定した。
ートで以て毎回15分間4℃において洗滌することによつ
て除去した。各膜円板へ初めに結合した抗体の量は次に
放射能計数によつて測定した。
放射能計数後、膜をフイルター保持器の中に置く。膜を
次に5mlの緩衝液PBSで以て更に洗滌し、その後、5ml部
分の、解離剤、PBS中の0.1%トライトンX-100、1%の
ドデシル硫酸ナトリウム(SDS)、および8Mの尿素、で
以て順次に0.1ml/分/cm2・膜面積の流速で洗滌した。解
離剤のこの組合せは非共有結合抗体を膜から追い出すた
めに選ばれた。各々のあとの膜上に残る抗体の量は放射
能計数によつて測定した。結果を次の表2に示されてい
る。
次に5mlの緩衝液PBSで以て更に洗滌し、その後、5ml部
分の、解離剤、PBS中の0.1%トライトンX-100、1%の
ドデシル硫酸ナトリウム(SDS)、および8Mの尿素、で
以て順次に0.1ml/分/cm2・膜面積の流速で洗滌した。解
離剤のこの組合せは非共有結合抗体を膜から追い出すた
めに選ばれた。各々のあとの膜上に残る抗体の量は放射
能計数によつて測定した。結果を次の表2に示されてい
る。
T-s-T活性化カルボキシダインは上述の解離剤による処
理後において、初めに結合した抗体の79%を保持し、一
方、T-s-T活性化アルテイポールN66は解離剤処理におい
て初めに結合した抗体の59%を保持した。非活性化カル
ボキシダインと非活性化アルテイポールのN66膜へ結合
する抗体は洗剤トライトン‐100およびSDSによる処理に
よつて完全に可逆的であることが発見された。活性化膜
結合抗体の解離抵抗は、活性化膜表面、特に本発明のカ
ルボキシル官能基を特徴とする制御された表面性質をも
つT-s-T活性化ナイロン66ポリアミド膜への、RAM抗体分
子の永久的結合の顕著な証拠を表わしている。
理後において、初めに結合した抗体の79%を保持し、一
方、T-s-T活性化アルテイポールN66は解離剤処理におい
て初めに結合した抗体の59%を保持した。非活性化カル
ボキシダインと非活性化アルテイポールのN66膜へ結合
する抗体は洗剤トライトン‐100およびSDSによる処理に
よつて完全に可逆的であることが発見された。活性化膜
結合抗体の解離抵抗は、活性化膜表面、特に本発明のカ
ルボキシル官能基を特徴とする制御された表面性質をも
つT-s-T活性化ナイロン66ポリアミド膜への、RAM抗体分
子の永久的結合の顕著な証拠を表わしている。
(b) 制御された表面性質をもつナイロン66膜を使用
する生物学的活性膜の製造 アミン官能基を特徴とし実施例3に記載の、制御された
表面性質をもつナイロン66膜(ポール・コーポレーシヨ
ンから得られるアミノダイン)を化学的に実施例1
(b)に従つてT-s-Tで以て活性化した。実施例4に記
載の通りのカルボキシル官能基を特徴とする制御された
表面性質をもつナイロン66膜(ポールコーポレーシヨン
から得られるカルボキシダイン)を実施例1(b)に従
つてT-s-Tで以て化学的に活性化した。
する生物学的活性膜の製造 アミン官能基を特徴とし実施例3に記載の、制御された
表面性質をもつナイロン66膜(ポール・コーポレーシヨ
ンから得られるアミノダイン)を化学的に実施例1
(b)に従つてT-s-Tで以て活性化した。実施例4に記
載の通りのカルボキシル官能基を特徴とする制御された
表面性質をもつナイロン66膜(ポールコーポレーシヨン
から得られるカルボキシダイン)を実施例1(b)に従
つてT-s-Tで以て化学的に活性化した。
ポリクローン性抗マウスIgG免疫グロブリンをT-s-T活性
化カルボキシダイン(細孔直径0.1ミクロン)、T-s-T活
性化アミノダイン(細孔直径0.1ミクロン)、非活性化
カルボキシダイン(細孔直径0.1ミクロン)、および非
活性化アミノダイン(細孔直径0.1ミクロン)の上で不
動化した。上記各タイプの2枚の直径13mmの膜円板を各
々、ともに商業源から得られる0.1mg/mlのRAMおよび105
cpm/mlの125I-標識化RAMの濃度をもつPBS中のRAM溶液の
0.5mlを含む別々のプラスチツク袋の中に封入した。化
学的活性化円板および非活性化円板と抗体との反応を実
施例7(b)に記載の一般的方法に従つて2時間4℃に
おいて実施した。
化カルボキシダイン(細孔直径0.1ミクロン)、T-s-T活
性化アミノダイン(細孔直径0.1ミクロン)、非活性化
カルボキシダイン(細孔直径0.1ミクロン)、および非
活性化アミノダイン(細孔直径0.1ミクロン)の上で不
動化した。上記各タイプの2枚の直径13mmの膜円板を各
々、ともに商業源から得られる0.1mg/mlのRAMおよび105
cpm/mlの125I-標識化RAMの濃度をもつPBS中のRAM溶液の
0.5mlを含む別々のプラスチツク袋の中に封入した。化
学的活性化円板および非活性化円板と抗体との反応を実
施例7(b)に記載の一般的方法に従つて2時間4℃に
おいて実施した。
過剰の非反応抗体は各膜円板を3回、PBS溶液の5ml部分
で以て毎回15分間4℃において洗滌することによつて除
いた。各膜へはじめに結合した抗体量は次に放射能計数
によつて測定した。
で以て毎回15分間4℃において洗滌することによつて除
いた。各膜へはじめに結合した抗体量は次に放射能計数
によつて測定した。
放射能計数後、膜をプラスチツク袋に入れ、各膜につい
て5mlの1%ドデシル硫酸ナトリウム(SDS)の5mlで以
て2回、毎回15分間4℃で洗滌し、非共有結合的に付着
している抗体を除去した。SDS洗滌後に膜上に残る抗体
量を次に再び放射能計数によつて測定した。結果を次に
表3に示す。 表 3 洗滌後に残る結合抗体(μg/cm2) 膜 PBS SDS 活性化カルボキシダイン 14.6 13.2 活性化アミノダイン 16.2 12.2 非活性化カルボキシダイン 14.9 1.8 非活性化アミノダイン 13.5 3.7 本発明のT-s-T活性化の細孔直径が0.1ミクロンのカルボ
キシダイン膜はSDS洗滌後に13.2マイクログラム/cm2・
膜面積で大部分の抗体を保持した。T-s-T活性化カルボ
キシダインおよびT-s-T活性化アミノダインはそれぞれ
厳重なSDS洗滌ののちにおいて、はじめに結合した抗体
の90.4%と75.3%を保持し、一方、非活性化状態の同じ
膜物質は、同じ厳重な条件下で処理したときに、それぞ
れ、はじめに結合した抗体の12.1%と24.7%しか保持し
なかつた。このように、制御された表面性質の膜の上へ
用いるこのT-s-T活性化方法はアミノダイン膜への抗体
の非解離性結合の殆んど3倍の増強、およびカルボキシ
ダイン膜表面への抗体の非解離性結合の7倍以上の増強
をもたらした。
て5mlの1%ドデシル硫酸ナトリウム(SDS)の5mlで以
て2回、毎回15分間4℃で洗滌し、非共有結合的に付着
している抗体を除去した。SDS洗滌後に膜上に残る抗体
量を次に再び放射能計数によつて測定した。結果を次に
表3に示す。 表 3 洗滌後に残る結合抗体(μg/cm2) 膜 PBS SDS 活性化カルボキシダイン 14.6 13.2 活性化アミノダイン 16.2 12.2 非活性化カルボキシダイン 14.9 1.8 非活性化アミノダイン 13.5 3.7 本発明のT-s-T活性化の細孔直径が0.1ミクロンのカルボ
キシダイン膜はSDS洗滌後に13.2マイクログラム/cm2・
膜面積で大部分の抗体を保持した。T-s-T活性化カルボ
キシダインおよびT-s-T活性化アミノダインはそれぞれ
厳重なSDS洗滌ののちにおいて、はじめに結合した抗体
の90.4%と75.3%を保持し、一方、非活性化状態の同じ
膜物質は、同じ厳重な条件下で処理したときに、それぞ
れ、はじめに結合した抗体の12.1%と24.7%しか保持し
なかつた。このように、制御された表面性質の膜の上へ
用いるこのT-s-T活性化方法はアミノダイン膜への抗体
の非解離性結合の殆んど3倍の増強、およびカルボキシ
ダイン膜表面への抗体の非解離性結合の7倍以上の増強
をもたらした。
実施例 10. N,N′‐ジシクロヘキシルカルボジイミド活性化膜上の
ポリクローン性ウサギ抗マウスIgGの不動化による生物
学的活性膜の製造 カルボキシル官能基変性表面を特徴とする制御された表
面性質をもつ2枚のN,N′‐ジシクロヘキシルカルボジ
イミド(DCC)活性化ナイロン膜を実施例6(a)の物
質を使用する方法によつてつくつた。これらの活性化膜
と同じ膜物質から形成される2枚の非活性化膜を、各々
は1.3cm2の表面積がもつが、ポリクローン性ウサギ抗マ
ウスIgG(RAM)溶液の0.5mlを含む別々のプラスチツク
袋の中に入れた(0.4ml/cm2・膜面積)。PBS中でつくつ
たRAM溶液は0.2mg/mlの非標識化RAMおよび1.2×105cpm/
mlの125I-標識化RAMの濃度をもつていた。これらのプラ
スチツク袋は封をして、実施例7(b)の一般的方法に
記載の生物学的物質結合方法を使用した。膜とRAM溶液
との反応後、各膜をを続けて3回3.3ml部分のPBS溶液で
以て、そして0.1%のトライトンX-100を含むPBS溶液の
3.3ml部分で以て3回、そして最後に3.3mlのPBSで以て
1回、洗滌した。洗滌は4℃で実施し、各々15分間継続
した。
ポリクローン性ウサギ抗マウスIgGの不動化による生物
学的活性膜の製造 カルボキシル官能基変性表面を特徴とする制御された表
面性質をもつ2枚のN,N′‐ジシクロヘキシルカルボジ
イミド(DCC)活性化ナイロン膜を実施例6(a)の物
質を使用する方法によつてつくつた。これらの活性化膜
と同じ膜物質から形成される2枚の非活性化膜を、各々
は1.3cm2の表面積がもつが、ポリクローン性ウサギ抗マ
ウスIgG(RAM)溶液の0.5mlを含む別々のプラスチツク
袋の中に入れた(0.4ml/cm2・膜面積)。PBS中でつくつ
たRAM溶液は0.2mg/mlの非標識化RAMおよび1.2×105cpm/
mlの125I-標識化RAMの濃度をもつていた。これらのプラ
スチツク袋は封をして、実施例7(b)の一般的方法に
記載の生物学的物質結合方法を使用した。膜とRAM溶液
との反応後、各膜をを続けて3回3.3ml部分のPBS溶液で
以て、そして0.1%のトライトンX-100を含むPBS溶液の
3.3ml部分で以て3回、そして最後に3.3mlのPBSで以て
1回、洗滌した。洗滌は4℃で実施し、各々15分間継続
した。
膜へ結合したRAM抗体の量は放射能計数によつて測定し
た。DCC活性化膜および非活性化膜はそれぞれ平均で、2
0マイクログラム/cm2・膜面積および6マイクログラム/
cm2・膜面積のRAMを結合した。本発明のカルボキシル官
能基表面変性ナイロン膜で以て採用したDCC活性化方法
はそれ故、非活性化膜と比べて膜面上で不動化され得る
生物学的活性物質量の3倍以上の増加を与える。
た。DCC活性化膜および非活性化膜はそれぞれ平均で、2
0マイクログラム/cm2・膜面積および6マイクログラム/
cm2・膜面積のRAMを結合した。本発明のカルボキシル官
能基表面変性ナイロン膜で以て採用したDCC活性化方法
はそれ故、非活性化膜と比べて膜面上で不動化され得る
生物学的活性物質量の3倍以上の増加を与える。
実施例 11. T-s-T活性化ナイロン膜上のポリクローン性ウサギ抗マ
ウスIgGの不動化による、生物学的活性膜の製造 2枚の直径13mmのT-s-T活性化膜円板を実施例4(a)
のカルボキシル官能基制御表面膜物質(細孔直径が0.2
ミクロンのカルボキシダイン)と実施例1(b)の活性
化方法を使つてつくり、同じ膜物質の2枚の非活性化膜
円板を、すべての円板を実施例7(a)の一般的方法と
同じくウサギ抗マウスIgG(RAM抗体)を含む溶液と別に
反応させることによって、生物学的に活性化した。特定
的にいえば、ともに商業的供給者から得られる0.1mg/ml
のRAM、および105cpm/mlの125I-標識化RAMを含む溶液を
PBS溶液中でつくつた。このRAM溶液の1mlのアリコート
を各々の膜円板中を通過させた。未反応RAMはPBS溶液の
10mlのアリコートを各々膜円板中に通すことによつて円
板から除去した。各々の膜円板を次に1%SDSの10mlの
アリコートで以て0.5ml/分/cm2・膜面積の流速でフラツ
シユして非共有結合抗体を除いた。RAMの不動化および
保持の程度は各洗滌処理後において各膜円板の放射能計
数によつて測定した。
ウスIgGの不動化による、生物学的活性膜の製造 2枚の直径13mmのT-s-T活性化膜円板を実施例4(a)
のカルボキシル官能基制御表面膜物質(細孔直径が0.2
ミクロンのカルボキシダイン)と実施例1(b)の活性
化方法を使つてつくり、同じ膜物質の2枚の非活性化膜
円板を、すべての円板を実施例7(a)の一般的方法と
同じくウサギ抗マウスIgG(RAM抗体)を含む溶液と別に
反応させることによって、生物学的に活性化した。特定
的にいえば、ともに商業的供給者から得られる0.1mg/ml
のRAM、および105cpm/mlの125I-標識化RAMを含む溶液を
PBS溶液中でつくつた。このRAM溶液の1mlのアリコート
を各々の膜円板中を通過させた。未反応RAMはPBS溶液の
10mlのアリコートを各々膜円板中に通すことによつて円
板から除去した。各々の膜円板を次に1%SDSの10mlの
アリコートで以て0.5ml/分/cm2・膜面積の流速でフラツ
シユして非共有結合抗体を除いた。RAMの不動化および
保持の程度は各洗滌処理後において各膜円板の放射能計
数によつて測定した。
SDS洗滌後において、T-s-T活性化膜円板は39.6mg/cm2・
膜面積の平均のRAMを結合し、一方、非活性化膜円板は
平均で3.9mg/cm2・膜面積を結合したただけであつた。T
-s-T活性化膜へのRAMの結合増加は非活性化膜に結合す
る非解離性抗体量の10倍増を示した。抗体保持量のこの
顕著な増加は膜自体へのRAMの吸着的SDS解離性結合では
なくT-s-T活性化膜表面上で永久的に不動化される抗体
から由来する。
膜面積の平均のRAMを結合し、一方、非活性化膜円板は
平均で3.9mg/cm2・膜面積を結合したただけであつた。T
-s-T活性化膜へのRAMの結合増加は非活性化膜に結合す
る非解離性抗体量の10倍増を示した。抗体保持量のこの
顕著な増加は膜自体へのRAMの吸着的SDS解離性結合では
なくT-s-T活性化膜表面上で永久的に不動化される抗体
から由来する。
実施例 12. ウサギIgG生物学的活性膜の製造とその後のヤギ抗ウザ
ギIgGの付着 (a) 抗原の不動化 ポリクローン性ウサギIgG(抗原)を実施例4(b)に
記載の通りにT-s-T活性化膜円板上に実施例7(b)の
一般的方法に従つて不動化した。T-s-T活性化膜円板を
別々のプラスチツク袋の中に封入し、各々の袋は商業源
から得られる0.2mg/mlのウサギIgGを含むPBS中のウサギ
IgG溶液の0.5mlのアリコートを含む。抗体を実施例7
(b)に従う膜円板と2時間4℃で反応させた。未反応
抗体を次に膜円板を3回PBS溶液で以て洗滌することに
よつて除去した。
ギIgGの付着 (a) 抗原の不動化 ポリクローン性ウサギIgG(抗原)を実施例4(b)に
記載の通りにT-s-T活性化膜円板上に実施例7(b)の
一般的方法に従つて不動化した。T-s-T活性化膜円板を
別々のプラスチツク袋の中に封入し、各々の袋は商業源
から得られる0.2mg/mlのウサギIgGを含むPBS中のウサギ
IgG溶液の0.5mlのアリコートを含む。抗体を実施例7
(b)に従う膜円板と2時間4℃で反応させた。未反応
抗体を次に膜円板を3回PBS溶液で以て洗滌することに
よつて除去した。
(b) 不動化ウサギIgGへのヤギ抗ウサギIgGの付着 ウサギIgGと反応して可逆性の生物学的特異性免疫複合
体を形成するポリクローン性ヤギ抗ウサギIgG(GARG,抗
体)は商業的源から得られ、実施例12(a)に記載の生
物学的活性膜と反応させて実施例8に記載の一般的方法
に従つて生物学的特異性免疫複合体を形成させた。膜上
で不動化された生物学的活性物質に帰せられる結合の程
度を決定する手段として、化学的活性化膜円板を生物学
的活性膜円板との比較用として使用した。特定的にいえ
ば、直径13mmのT-s-T活性化対照用円板(ウサギIgGな
し)とウサギIgG生物学的活性膜円板を、各膜中に0.5ml
/分/cm2・膜面積の流速で1mlの牛胎児血清(FCS)を通
すことによつて、非特異性蛋白結合部位を封鎖するよう
予備処理した。0.2mg/mlの安定化剤、牛血清アルブミン
(BSA)、1マイクログラム/mlの商業的に供給されるGA
RG、および2×105cpm/mlの商業的に供給される125I-標
識化GARGを含む、PBS中のGARG溶液を次に膜中に通過さ
せて生物学的特異性複合体を形成させた。付着は1mlのG
ARG溶液を各々の膜円板中に実施例8の一般的方法に記
載の方式で通すことによつて行つた。円板の各々の放射
能計数は化学的活性化対照円板(ウサギIgGなし)が利
用できるGARGの僅か9%だけを結合し、一方、ウサギIg
G生化学的活性間円板は利用可能GARGの40%を結合した
ことを示した。
体を形成するポリクローン性ヤギ抗ウサギIgG(GARG,抗
体)は商業的源から得られ、実施例12(a)に記載の生
物学的活性膜と反応させて実施例8に記載の一般的方法
に従つて生物学的特異性免疫複合体を形成させた。膜上
で不動化された生物学的活性物質に帰せられる結合の程
度を決定する手段として、化学的活性化膜円板を生物学
的活性膜円板との比較用として使用した。特定的にいえ
ば、直径13mmのT-s-T活性化対照用円板(ウサギIgGな
し)とウサギIgG生物学的活性膜円板を、各膜中に0.5ml
/分/cm2・膜面積の流速で1mlの牛胎児血清(FCS)を通
すことによつて、非特異性蛋白結合部位を封鎖するよう
予備処理した。0.2mg/mlの安定化剤、牛血清アルブミン
(BSA)、1マイクログラム/mlの商業的に供給されるGA
RG、および2×105cpm/mlの商業的に供給される125I-標
識化GARGを含む、PBS中のGARG溶液を次に膜中に通過さ
せて生物学的特異性複合体を形成させた。付着は1mlのG
ARG溶液を各々の膜円板中に実施例8の一般的方法に記
載の方式で通すことによつて行つた。円板の各々の放射
能計数は化学的活性化対照円板(ウサギIgGなし)が利
用できるGARGの僅か9%だけを結合し、一方、ウサギIg
G生化学的活性間円板は利用可能GARGの40%を結合した
ことを示した。
結果は、リガンドの結合が、本発明の化学的活性化膜へ
特異性生物学的活性物質を不動化することによつてつく
つた適切な生物学的活性膜を使用することによつて、単
に化学的に活性化されただけの膜の上での結合と比べ
て、殆んど450%改善されることを示す。
特異性生物学的活性物質を不動化することによつてつく
つた適切な生物学的活性膜を使用することによつて、単
に化学的に活性化されただけの膜の上での結合と比べ
て、殆んど450%改善されることを示す。
実施例 13. 生物学的活性単クローン性IgM抗体不動化膜の製造とそ
の後の抗原の付着 (a) トリクロロ‐s-トリアジン活性化膜上での単ク
ローン性抗ヘパテイテイスB抗体の不動化 5D3の記号のダブル・クローンド・セル・ライン(doubl
e cloned cell line)から誘導され且つヘパテイテイス
B表面抗原(ABsAg)を特徴とする単クローン性抗体5D3
IgM抗ヘパテイテイスB(抗‐HBs)を、実施例1(b)
に記載の一般的方法の修正によつてT-s-T活性化された
実施例4に記載のタイプのポリアミド膜上で不動化し
た。これらのT-s-T活性化膜は次の通りつくつた。実施
例4の膜物質の膜円板(直径25mm)を1時間80℃で焼い
た。この膜円板を次に500mlのエルレンマイヤーフラス
コの中に入れ、110mlのジオサン中の10mlのジイソプロ
ピルエチルアミンと30分間50℃で撹拌を継続しながら反
応させた。ジオキサン中の1MのT-s-T溶液のアリコート
(20ml)を次にフラスコへ添加した。膜円板をT-s-Tと
1時間50℃で反応させ、その後、溶液を傾瀉した。未反
応のT-s-Tとジイソプロピルエチレンアミンとをジオキ
サンの100mlのアリコートで以て2回、毎回5分間、室
温で膜を洗滌することによつて除いた。ジオキサン中に
2Mのアニリンを含む100mlの溶液を次にフラスコへ添加
した。膜をアニリンと30分間室温で反応させた。アニリ
ンを次に傾瀉し、未反応反応剤はジオキサンの100mlア
リコートと70%(v/v)のジオキサン水溶液で以て各々
2回、30%(v/v)のジオキサン水溶液で以て2回、お
よび蒸溜水で5回、毎回5分間、膜を洗滌することによ
つて除いた。このT-s-T活性化膜は吸取乾燥し、約15分
間空気乾燥し、次にデシケーター中で真空下で使用に必
要とするまで貯えた。
の後の抗原の付着 (a) トリクロロ‐s-トリアジン活性化膜上での単ク
ローン性抗ヘパテイテイスB抗体の不動化 5D3の記号のダブル・クローンド・セル・ライン(doubl
e cloned cell line)から誘導され且つヘパテイテイス
B表面抗原(ABsAg)を特徴とする単クローン性抗体5D3
IgM抗ヘパテイテイスB(抗‐HBs)を、実施例1(b)
に記載の一般的方法の修正によつてT-s-T活性化された
実施例4に記載のタイプのポリアミド膜上で不動化し
た。これらのT-s-T活性化膜は次の通りつくつた。実施
例4の膜物質の膜円板(直径25mm)を1時間80℃で焼い
た。この膜円板を次に500mlのエルレンマイヤーフラス
コの中に入れ、110mlのジオサン中の10mlのジイソプロ
ピルエチルアミンと30分間50℃で撹拌を継続しながら反
応させた。ジオキサン中の1MのT-s-T溶液のアリコート
(20ml)を次にフラスコへ添加した。膜円板をT-s-Tと
1時間50℃で反応させ、その後、溶液を傾瀉した。未反
応のT-s-Tとジイソプロピルエチレンアミンとをジオキ
サンの100mlのアリコートで以て2回、毎回5分間、室
温で膜を洗滌することによつて除いた。ジオキサン中に
2Mのアニリンを含む100mlの溶液を次にフラスコへ添加
した。膜をアニリンと30分間室温で反応させた。アニリ
ンを次に傾瀉し、未反応反応剤はジオキサンの100mlア
リコートと70%(v/v)のジオキサン水溶液で以て各々
2回、30%(v/v)のジオキサン水溶液で以て2回、お
よび蒸溜水で5回、毎回5分間、膜を洗滌することによ
つて除いた。このT-s-T活性化膜は吸取乾燥し、約15分
間空気乾燥し、次にデシケーター中で真空下で使用に必
要とするまで貯えた。
4.9cm2の膜面積をもつ上述の直径25mmのT-s-T活性化膜
円板の2枚を、ともに商業的供給者から得られる抗体で
ある0.2mg/mlの濃度の無標識抗体と105cpm/mlの濃度の
125I-5D3IgM抗‐MBsとをもつ5D3IgM抗MBs抗体のPBS中溶
液の2.0mlを含む別々のプラスチツク袋の中に封入し
た。化学的活性化膜円板と単クローン性抗体との反応は
実施例7(b)の一般的方法に従つて2時間4℃で実施
した。
円板の2枚を、ともに商業的供給者から得られる抗体で
ある0.2mg/mlの濃度の無標識抗体と105cpm/mlの濃度の
125I-5D3IgM抗‐MBsとをもつ5D3IgM抗MBs抗体のPBS中溶
液の2.0mlを含む別々のプラスチツク袋の中に封入し
た。化学的活性化膜円板と単クローン性抗体との反応は
実施例7(b)の一般的方法に従つて2時間4℃で実施
した。
未反応抗体を0.1%のトライトンX-100を含むPBS溶液の1
2mlで以て30分間、各膜円板を洗滌することによつて除
いた。これらの膜円板はその後上記溶液中で2日間連続
して洗滌した。洗滌後、それらの円板はガンマーカウン
ター中で放射能計数を行うことによつて測定して、膜面
積1cm2当り45マイクログラムの5D3IgM抗MBsに等しい平
均抗体量を含んでいた。
2mlで以て30分間、各膜円板を洗滌することによつて除
いた。これらの膜円板はその後上記溶液中で2日間連続
して洗滌した。洗滌後、それらの円板はガンマーカウン
ター中で放射能計数を行うことによつて測定して、膜面
積1cm2当り45マイクログラムの5D3IgM抗MBsに等しい平
均抗体量を含んでいた。
(b) 5D3IgM抗MBs単クローン性抗体を不動化させた
膜へのヘパテイテイスB表面抗原(HBsAg)の付着 単クローン性抗体5D3IgM抗MBsを結合させた生物学的活
性化膜を実施例13(a)に記述の通りにつくつた。特定
的にいえば、実施例4のポリアミド膜物質の直径13mmの
T-s-T活性化膜円板を使用し、実施例13(a)に記述の
方法に従い、膜を、商業源からの5D3IgM抗MBsの0.2mg/m
lの濃度をもつ5D3IgM抗MBsのPBS中溶液の0.5mlを含むプ
ラスチツク袋の中に封入することによつてつくつた。抗
体は実施例7(b)の一般的方法に従つて2時間4℃で
膜と反応させた。未反応抗体は次に、0.1%のトライト
ンX-100を含むPBS溶液で以て2回、毎回15分間、膜を洗
滌することによつて除いた。その後、膜をPBS中で一度1
5分間洗滌し、次いでPBS溶液中で4℃で4日間貯えた。
抗原HBsAgと5D3IgM抗MBs生物学的活性膜のと反応はその
生物学的活性膜円板を直径13mmのT-s-T活性化膜円板に
関して実施例8に述べた方式で処理することによつて行
わせた。
膜へのヘパテイテイスB表面抗原(HBsAg)の付着 単クローン性抗体5D3IgM抗MBsを結合させた生物学的活
性化膜を実施例13(a)に記述の通りにつくつた。特定
的にいえば、実施例4のポリアミド膜物質の直径13mmの
T-s-T活性化膜円板を使用し、実施例13(a)に記述の
方法に従い、膜を、商業源からの5D3IgM抗MBsの0.2mg/m
lの濃度をもつ5D3IgM抗MBsのPBS中溶液の0.5mlを含むプ
ラスチツク袋の中に封入することによつてつくつた。抗
体は実施例7(b)の一般的方法に従つて2時間4℃で
膜と反応させた。未反応抗体は次に、0.1%のトライト
ンX-100を含むPBS溶液で以て2回、毎回15分間、膜を洗
滌することによつて除いた。その後、膜をPBS中で一度1
5分間洗滌し、次いでPBS溶液中で4℃で4日間貯えた。
抗原HBsAgと5D3IgM抗MBs生物学的活性膜のと反応はその
生物学的活性膜円板を直径13mmのT-s-T活性化膜円板に
関して実施例8に述べた方式で処理することによつて行
わせた。
膜円板の各々を通して1mlのFCSを0.5ml/分/cm2・膜面積
の流速で送り、膜円板上の非特異性結合部位を封鎖し
た。商業的に入手できるHBsAgの“arw"サブタイプの27n
g/mlと“adw"サブタイプの36ng/mlを含むHBsAgをFCSで
以て2.33ng/mlの最終濃度へ希釈した。このHBsAg溶液の
一部を放射線免疫検定法(RIA)による後の評価のため
に取つて置き、残りの抗原溶液の1mlのアリコートを次
に膜円板の各々を通して0.1ml/分/膜面積の流速で通過
させた。血清からのHBsAgの取出しは流入試料と二つの
膜円板の液についてRIAを実施することによつて評価
された。5D3IgM抗MBsで以て生物学的に活性化された膜
円板は血清中のHBsAg濃度を2.33ng/mlの初期濃度から生
物学的特異性複合体形成の結果として1.33ng/mlの濃度
へ43%だけ減少した。不動化された5D3IgM抗MBsを含ま
なかつた化学的活性膜は血清中のHBsAgの濃度を2.33ng/
mlの値から2.17ng/mlの最終濃度へ僅か7%だけ減少さ
せた。
の流速で送り、膜円板上の非特異性結合部位を封鎖し
た。商業的に入手できるHBsAgの“arw"サブタイプの27n
g/mlと“adw"サブタイプの36ng/mlを含むHBsAgをFCSで
以て2.33ng/mlの最終濃度へ希釈した。このHBsAg溶液の
一部を放射線免疫検定法(RIA)による後の評価のため
に取つて置き、残りの抗原溶液の1mlのアリコートを次
に膜円板の各々を通して0.1ml/分/膜面積の流速で通過
させた。血清からのHBsAgの取出しは流入試料と二つの
膜円板の液についてRIAを実施することによつて評価
された。5D3IgM抗MBsで以て生物学的に活性化された膜
円板は血清中のHBsAg濃度を2.33ng/mlの初期濃度から生
物学的特異性複合体形成の結果として1.33ng/mlの濃度
へ43%だけ減少した。不動化された5D3IgM抗MBsを含ま
なかつた化学的活性膜は血清中のHBsAgの濃度を2.33ng/
mlの値から2.17ng/mlの最終濃度へ僅か7%だけ減少さ
せた。
この結果は、本実施例における抗原のようなリガンドは
単クローン性抗体活性化膜と生物学的特異性複合体、こ
の場合には、免疫複合体、を形成することによつて、血
清から選択的に取出すことができることを示している。
抗原性物質HBsAgの取出しは、化学的活性化した対照標
準の円板についておこる無視し得る抗原の結合よりも顕
著に大きい程度で説物学的活性膜円板についておこつ
た。
単クローン性抗体活性化膜と生物学的特異性複合体、こ
の場合には、免疫複合体、を形成することによつて、血
清から選択的に取出すことができることを示している。
抗原性物質HBsAgの取出しは、化学的活性化した対照標
準の円板についておこる無視し得る抗原の結合よりも顕
著に大きい程度で説物学的活性膜円板についておこつ
た。
実施例 14. ポリクローン性ヤギ抗ウサギIgG抗体生物学的活性膜の
製造と、その後のウサギIgG(抗原)の含着および溶離 (a) トリクロロ‐s-トリジン活性化膜上でのポリク
ローン性ヤギ抗ウサギIgGの不動化による、生物学的活
性膜の製造 ポリクローン性ヤギ抗ウサギIgG(GARG)を商業源から
125I-標識化および無標識化の両方の形で得た。0.1mg/m
lの無標識GARGと1.1×105cpm/mlの125I-標識化GARGを含
む溶液をPBS溶液中でつくつた。このGARGの1mlのアリコ
ートを、実施例4(b)に記載される通りのカルボキシ
ル官能基変性表面をもち実施例1(b)の方法に従つて
活性化された二つの直径13mmのT-s-T活性化膜円板の中
に、実施例7(a)の方法に従つて通過および反応させ
た。同じ膜物質の二つの非活性化膜円板もまた実施例7
(a)に記載の一般的方法に従つて処理した。反応完了
時点で、各膜円板を10mlのPBS溶液で以て洗滌して未吸
着および未反応のGARGを除去した。各膜円板へ結合した
GARG量を次にガンマーカウンター中の放射線計数によつ
て測定した。この計数は、非活性化膜円板が平均で50.6
マイクログラム/cm2・膜面積のGARGを結合し、一方、T-
s-T活性化膜円板が平均で81.3マイクログラム/cm2・膜
面積のGARGを結合したことを示した。
製造と、その後のウサギIgG(抗原)の含着および溶離 (a) トリクロロ‐s-トリジン活性化膜上でのポリク
ローン性ヤギ抗ウサギIgGの不動化による、生物学的活
性膜の製造 ポリクローン性ヤギ抗ウサギIgG(GARG)を商業源から
125I-標識化および無標識化の両方の形で得た。0.1mg/m
lの無標識GARGと1.1×105cpm/mlの125I-標識化GARGを含
む溶液をPBS溶液中でつくつた。このGARGの1mlのアリコ
ートを、実施例4(b)に記載される通りのカルボキシ
ル官能基変性表面をもち実施例1(b)の方法に従つて
活性化された二つの直径13mmのT-s-T活性化膜円板の中
に、実施例7(a)の方法に従つて通過および反応させ
た。同じ膜物質の二つの非活性化膜円板もまた実施例7
(a)に記載の一般的方法に従つて処理した。反応完了
時点で、各膜円板を10mlのPBS溶液で以て洗滌して未吸
着および未反応のGARGを除去した。各膜円板へ結合した
GARG量を次にガンマーカウンター中の放射線計数によつ
て測定した。この計数は、非活性化膜円板が平均で50.6
マイクログラム/cm2・膜面積のGARGを結合し、一方、T-
s-T活性化膜円板が平均で81.3マイクログラム/cm2・膜
面積のGARGを結合したことを示した。
各膜円板を更に10mlの1%ドデシル硫酸ナトリウム(SD
S)で以て0.5ml/分/cm2・膜面積の流速で洗滌して弱い
非共有結合的連結の抗体を解離および除去した。SDS処
理後において、非活性膜円板は平均で初期結合GARGの26
%だけすなわち13.3マイクログラム/cm2膜面積のGARGを
保持したが、一方、T-s-T活性化膜円板は平均で初期結
合GARGの83%すなわち67.3マイクログラム/cm2・膜面積
のGARGを保持した。T-s-T活性化膜円板は同じ膜物質で
構成される非活性化膜円板より80%多くの抗体を保持し
た。このように、抗体とT-s-T活性化膜との間の結合の
非解離的性質は厳しい解離性条件へ曝すときのこれらの
結合の保全によつて示される。
S)で以て0.5ml/分/cm2・膜面積の流速で洗滌して弱い
非共有結合的連結の抗体を解離および除去した。SDS処
理後において、非活性膜円板は平均で初期結合GARGの26
%だけすなわち13.3マイクログラム/cm2膜面積のGARGを
保持したが、一方、T-s-T活性化膜円板は平均で初期結
合GARGの83%すなわち67.3マイクログラム/cm2・膜面積
のGARGを保持した。T-s-T活性化膜円板は同じ膜物質で
構成される非活性化膜円板より80%多くの抗体を保持し
た。このように、抗体とT-s-T活性化膜との間の結合の
非解離的性質は厳しい解離性条件へ曝すときのこれらの
結合の保全によつて示される。
(b) ヤギ抗ウサギIgGを不動化させた膜へのウサギI
gGの付着 実施例4(a)に記載の通りのカルボキシル官能基変性
表面を特徴とした制御された表面性質をもつT-s-T活性
化ナイロン66膜を実施例1(b)の一般的方法に従つて
活性化した。これらの膜円板は、各々が13mmの直径と1.
3cm2の膜面積をもつが、次に実施例14(a)に記載の通
りヤギ抗ウサギIgG(GARG)で以て生物学的に活性化し
た。このようにして、商業源から得られる100マイクロ
グラム/mlのGARGを含むPBS中のGARG溶液の1mlの部分を
二つの化学的活性膜円板の各々の中に0.1ml/分/cm2・膜
面積の流速で通過させた。これらのGARG生物学的活性膜
円板を次にウサギIgGを溶液から取出して生物学的特異
性複合体、この場合には免疫複合体を形成させるのに使
用した。このリガンド、ウサギIgG、と不動化GARGとの
反応はGARG生物学的活性膜円板を実施例8の一般的方法
に記載の方式で処理することによつて行わせた。膜上の
潜在的な非特異性結合部位は、PBS中に牛血清アルブミ
ン(BSA)10%を含むBSA溶液の1mlのアリコートを0.5ml
/分/cm2・膜面積の流速で、各々の生物学的活性膜円板
中を通過させることによつて封鎖した。その後、100マ
イクログラム/mlのウサギIgGと2.8×105cpm/mlの125I-
標識化ウサギIgGと(ともに商業源から得たもの)を含
む溶液の1ml部分を各々のGARG生物学的活性膜円板中に
0.1ml/分/cm2・膜面積の流速で通過させた。未反応のウ
サギIgGは膜円板から、10mlのPBS溶液を膜円板中に通す
ことによつて除去した。生物学的活性膜へ付着したウサ
ギIgGの量は放射線計数によつて27.1マイクログラム/cm
2・膜面積であることが測定された。
gGの付着 実施例4(a)に記載の通りのカルボキシル官能基変性
表面を特徴とした制御された表面性質をもつT-s-T活性
化ナイロン66膜を実施例1(b)の一般的方法に従つて
活性化した。これらの膜円板は、各々が13mmの直径と1.
3cm2の膜面積をもつが、次に実施例14(a)に記載の通
りヤギ抗ウサギIgG(GARG)で以て生物学的に活性化し
た。このようにして、商業源から得られる100マイクロ
グラム/mlのGARGを含むPBS中のGARG溶液の1mlの部分を
二つの化学的活性膜円板の各々の中に0.1ml/分/cm2・膜
面積の流速で通過させた。これらのGARG生物学的活性膜
円板を次にウサギIgGを溶液から取出して生物学的特異
性複合体、この場合には免疫複合体を形成させるのに使
用した。このリガンド、ウサギIgG、と不動化GARGとの
反応はGARG生物学的活性膜円板を実施例8の一般的方法
に記載の方式で処理することによつて行わせた。膜上の
潜在的な非特異性結合部位は、PBS中に牛血清アルブミ
ン(BSA)10%を含むBSA溶液の1mlのアリコートを0.5ml
/分/cm2・膜面積の流速で、各々の生物学的活性膜円板
中を通過させることによつて封鎖した。その後、100マ
イクログラム/mlのウサギIgGと2.8×105cpm/mlの125I-
標識化ウサギIgGと(ともに商業源から得たもの)を含
む溶液の1ml部分を各々のGARG生物学的活性膜円板中に
0.1ml/分/cm2・膜面積の流速で通過させた。未反応のウ
サギIgGは膜円板から、10mlのPBS溶液を膜円板中に通す
ことによつて除去した。生物学的活性膜へ付着したウサ
ギIgGの量は放射線計数によつて27.1マイクログラム/cm
2・膜面積であることが測定された。
(c) ウサギIgGの結合したヤギ抗ウサギIgG生物学的
活性膜からの、ウサギIgGの回収 実施例14(b)のヤギ抗ウサギIgG(GARG)生物学的活
性膜へ結合したウサギIgGを、pHが2.2でPBSで以て緩衝
させた50mMのグリシン・HClの10mlを膜中に0.5ml/分/cm
2・膜面積の流速で通過させることによつて回収した。
溶離液と膜のその後の計数は、付着したウサギIgGの30
%がこの処理の結果、GARG生物学的活性膜から放出され
たことを示した。
活性膜からの、ウサギIgGの回収 実施例14(b)のヤギ抗ウサギIgG(GARG)生物学的活
性膜へ結合したウサギIgGを、pHが2.2でPBSで以て緩衝
させた50mMのグリシン・HClの10mlを膜中に0.5ml/分/cm
2・膜面積の流速で通過させることによつて回収した。
溶離液と膜のその後の計数は、付着したウサギIgGの30
%がこの処理の結果、GARG生物学的活性膜から放出され
たことを示した。
実施例 15 プロテインA生物学的活性膜の製造と、IgG免疫グロブ
リンの付着およびその後の溶離 (a) T-s-T活性化膜上でのプロテインA不動化によ
る生物学的活性膜の製造 スタフイロコツカス・アウレウス、カウアン株、から単
利され且つ42.000の分子量をもつ1本のポリペチド鎖か
ら成るプロテインAを、実施例4(b)に述べた通りに
つくつた2枚のT-s-T活性化の直径13mmの膜円板上で、
実施例7(b)の一般的方法に述べた手順に従つて不動
化させた。各々の化学的活性化膜円板を、何れも商業的
に得られる0.2mg/mlの無標識プロテインAと1.3×105cp
m/mlの125I-標識化プロテインAとで構成されるPBS中の
溶液0.5mlを含んだ別々のプラスチツク袋の中に入れ
た。これらの袋は封をし、膜円板をそのプロテインA溶
液と4℃で2時間反応させ、実施例7(b)に述べた通
りPBS溶液の3.3mlで以て3回洗滌し、ガンマーカウンタ
ー中で計数した。プロテインAは各々のT-s-T活性化膜
円板についてそれぞれ、54.6および51.5マイクログラム
/cm2・膜面積の程度まで結合した。
リンの付着およびその後の溶離 (a) T-s-T活性化膜上でのプロテインA不動化によ
る生物学的活性膜の製造 スタフイロコツカス・アウレウス、カウアン株、から単
利され且つ42.000の分子量をもつ1本のポリペチド鎖か
ら成るプロテインAを、実施例4(b)に述べた通りに
つくつた2枚のT-s-T活性化の直径13mmの膜円板上で、
実施例7(b)の一般的方法に述べた手順に従つて不動
化させた。各々の化学的活性化膜円板を、何れも商業的
に得られる0.2mg/mlの無標識プロテインAと1.3×105cp
m/mlの125I-標識化プロテインAとで構成されるPBS中の
溶液0.5mlを含んだ別々のプラスチツク袋の中に入れ
た。これらの袋は封をし、膜円板をそのプロテインA溶
液と4℃で2時間反応させ、実施例7(b)に述べた通
りPBS溶液の3.3mlで以て3回洗滌し、ガンマーカウンタ
ー中で計数した。プロテインAは各々のT-s-T活性化膜
円板についてそれぞれ、54.6および51.5マイクログラム
/cm2・膜面積の程度まで結合した。
(b) プロテインAで以て生物学的に活性化された膜
へのウサギIgGの付着 T-s-T誘導連結基を通して膜へプロテインAを結合させ
た生物学的活性膜円板を実施例15(a)で上記した通り
につくつた。各々が13mmの直径をもつこのようにしてつ
くつた円板の2枚のウサIgGを含む溶液と反応させて、
ウサギIgGがIgG分子のFc領域を通じて、膜上で不動化さ
れたプロテインAへ結合した生物学的特異性複合体の形
成を可能にさせた。実施例8の一般的方法に記載される
手順をこの生物学的特異性複合体を形成させるのに用い
た。特定的にいえば、何れも商業的に入手した0.2mg/ml
のウサギIgGと105cpm/mlの125I-標識化ウサギIgGを含む
PBS中のウサギIgG溶液の2mlのアリコートを、各々のプ
ロテインA生物学的活性膜円板を通して合計で2回から
4回の貫流で以て0.1ml/分/cm2・膜面積の流速で循環さ
せた。各々のプロテインA生物学的活性膜に対して有効
なウサギIgGの計数合計を基準にして、96.7および70.2
マイクログラム/cm2・膜面積ウサギIgGがそれぞれ、円
板の各々へ結合した。
へのウサギIgGの付着 T-s-T誘導連結基を通して膜へプロテインAを結合させ
た生物学的活性膜円板を実施例15(a)で上記した通り
につくつた。各々が13mmの直径をもつこのようにしてつ
くつた円板の2枚のウサIgGを含む溶液と反応させて、
ウサギIgGがIgG分子のFc領域を通じて、膜上で不動化さ
れたプロテインAへ結合した生物学的特異性複合体の形
成を可能にさせた。実施例8の一般的方法に記載される
手順をこの生物学的特異性複合体を形成させるのに用い
た。特定的にいえば、何れも商業的に入手した0.2mg/ml
のウサギIgGと105cpm/mlの125I-標識化ウサギIgGを含む
PBS中のウサギIgG溶液の2mlのアリコートを、各々のプ
ロテインA生物学的活性膜円板を通して合計で2回から
4回の貫流で以て0.1ml/分/cm2・膜面積の流速で循環さ
せた。各々のプロテインA生物学的活性膜に対して有効
なウサギIgGの計数合計を基準にして、96.7および70.2
マイクログラム/cm2・膜面積ウサギIgGがそれぞれ、円
板の各々へ結合した。
(c) ウサギIgGを結合させたプロテインA生物学的
活性膜からの、ウサギIgGの回収 ウサギIgGを、実施例7(b)の方法に従つてつくつた
プロテインA生物学的活性膜の2枚と形成された生物学
的特異性複合体から溶離させた。これは、膜円板の各々
を注射器型フイルター保持器中に置き、10mlの溶離剤、
8M尿素、を各々の膜を通して0.5ml/分/cm2・膜面積の流
速で送ることによつて達せられた。溶離液の計数は、1
枚の円板へ結合した合計62マイクログラムのウサギIgG
のうちの23マイクログラムが回収され、第2の円板へ結
合した合計45マイクログラムのウサギIgGのうちの17マ
イクログラムが回収された。これはそれぞれ37%と38%
の回収率に相当する。
活性膜からの、ウサギIgGの回収 ウサギIgGを、実施例7(b)の方法に従つてつくつた
プロテインA生物学的活性膜の2枚と形成された生物学
的特異性複合体から溶離させた。これは、膜円板の各々
を注射器型フイルター保持器中に置き、10mlの溶離剤、
8M尿素、を各々の膜を通して0.5ml/分/cm2・膜面積の流
速で送ることによつて達せられた。溶離液の計数は、1
枚の円板へ結合した合計62マイクログラムのウサギIgG
のうちの23マイクログラムが回収され、第2の円板へ結
合した合計45マイクログラムのウサギIgGのうちの17マ
イクログラムが回収された。これはそれぞれ37%と38%
の回収率に相当する。
第1図は第2図の線1−1に沿つて取つた、本発明の具
体化の部分的断面図であり、 第2図は本発明の具体化の透視的切取図である。
体化の部分的断面図であり、 第2図は本発明の具体化の透視的切取図である。
フロントページの続き (72)発明者 ジユデイ・リン・シユリーフアー アメリカ合衆国ニユーヨーク州ロウカス ト・ヴアリー,ウエスト・シツクステイー ンス・ストリート 14 (72)発明者 ブレンダ・ウインケル・シヤーリー アメリカ合衆国ジヨージア州30606,アシ ンズ,ブルームフイールド・ストリート 510―1/2 (56)参考文献 米国特許4340479(US,A) 米国特許4229537(US,A) 米国特許4202665(US,A) 米国特許4046723(US,A) 米国特許3457339(US,A) 英国特許2118300(GB,A) 英国特許1519675(GB,A) 欧州特許90483(EP,A) 西独国特許公開2939443(DE,A)
Claims (18)
- 【請求項1】大表面積をもつ親水性でスキン層のないポ
リアミド微孔質膜を、トリクロロ−s−トリアジン及び
N,N′−ジシクロヘキシルカルボジイミドから選択され
る活性化剤と反応させて活性化膜を形成することを含
む、大表面積を有し、それに化学的に結合しており且つ
生物学的活性物質と反応することができる上記活性化剤
の残基を有している活性化膜の製造方法。 - 【請求項2】上記のポリアミド膜がポリヘキサメチレン
アジポアミドを含む特許請求の範囲第1項に記載の方
法。 - 【請求項3】上記の膜が制御された表面性質を含むよう
変性された物質から形成される特許請求の範囲第2項に
記載の方法。 - 【請求項4】上記の変性ポリアミド膜が高濃度のカルボ
キシル成分を含む特許請求の範囲第3項に記載の方法。 - 【請求項5】上記ポリアミド膜が約5:1〜約7:1のメチレ
ンCH2:アミドNHCOの比をもつ特許請求の範囲第2項に記
載の方法。 - 【請求項6】上記ポリアミド膜が制御された表面性質を
含むよう変性される特許請求の範囲第2項に記載の方
法。 - 【請求項7】上記の制御された表面性質が高濃度のカル
ボキシル成分を含む特許請求の範囲第6項に記載の方
法。 - 【請求項8】基板が上記の膜の中に埋没されている特許
請求の範囲第2項に記載の方法。 - 【請求項9】上記の膜を多孔性支持シートの間に置きそ
れによって膜要素を形成し、そして、この膜要素を軸方
向にのびたひだをもつ管状波型構造として整え、この管
状構造膜要素を一対の同心的円筒状の剛性のある孔開き
管の間に置き、この管状構造膜要素と上記の同心的円筒
状管の端を端末キャップでもって閉鎖して上記管状構造
膜要素と上記同心孔開き管との間に流体気密シールを形
成させる特許請求の範囲第8項に記載の方法。 - 【請求項10】活性化剤の残基へ化学的に結合した親水
性で微孔性の無皮質ポリアミド膜を含み、その残基がト
リクロロ−s−トリアジンあるいはN,N′−ジシクロヘ
キシルカルボジイミドから誘導され且つ生物学的活性物
質と反応することができる、大表面積をもつ化学的活性
化膜。 - 【請求項11】上記ポリアミド膜がポリヘキサメチレン
アジポアミドを含む特許請求の範囲第10項に記載の化学
的活性膜。 - 【請求項12】上記ポリアミド膜が約5:1〜約7:1のメチ
レンCH2:アミドNHCOの比をもつ特許請求の範囲第11項に
記載の化学的活性膜。 - 【請求項13】上記ポリアミド膜が制御された表面性質
を含むように変性される特許請求の範囲第11項に記載の
化学的活性膜。 - 【請求項14】上記ポリアミド膜がそれの表面上に高濃
度のカルボキシル成分を含む特許請求の範囲第13項に記
載の化学的活性膜。 - 【請求項15】上記残基がトリクロロ−s−トリアジン
から誘導される特許請求の範囲第11項に記載の化学的活
性膜。 - 【請求項16】上記残基がN,N′−ジシクロヘキシルカ
ルボジイミドから誘導される特許請求の範囲第11項に記
載の化学的活性膜。 - 【請求項17】基質が上記の膜の中に埋没されている特
許請求の範囲第11項に記載の化学的活性膜。 - 【請求項18】上記の膜を多孔質支持シートの間に置き
それによって膜要素を形成させ、そしてこの膜要素を軸
方向にのびるひだをもつ管状波型構造として整え、この
管状構造膜要素を一対の同心的円筒状の剛性の孔開き管
の間に置き、上記の管状構造膜要素と同心的円筒状の管
の開放端を端末キャップでもって管状構造膜要素と同心
的円筒管との間に流体気密シールを形成させる特許請求
の範囲第17項に記載の化学的活性膜。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US06/642,899 US4693985A (en) | 1984-08-21 | 1984-08-21 | Methods of concentrating ligands and active membranes used therefor |
| US642899 | 1984-08-21 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61124868A JPS61124868A (ja) | 1986-06-12 |
| JPH0689169B2 true JPH0689169B2 (ja) | 1994-11-09 |
Family
ID=24578490
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60183811A Expired - Lifetime JPH0689169B2 (ja) | 1984-08-21 | 1985-08-21 | リガンド濃縮方法とそれに使用する活性膜 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4693985A (ja) |
| EP (2) | EP0280840B1 (ja) |
| JP (1) | JPH0689169B2 (ja) |
| CA (1) | CA1249781A (ja) |
| DE (2) | DE3573886D1 (ja) |
| GB (2) | GB2163434B (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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