JPH0689257A - バスブリッジの調停装置 - Google Patents

バスブリッジの調停装置

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JPH0689257A
JPH0689257A JP23913492A JP23913492A JPH0689257A JP H0689257 A JPH0689257 A JP H0689257A JP 23913492 A JP23913492 A JP 23913492A JP 23913492 A JP23913492 A JP 23913492A JP H0689257 A JPH0689257 A JP H0689257A
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JP
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bus
master
arbiter
access
interface means
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JP23913492A
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Inventor
Tetsuya Toi
哲也 戸井
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バスブリッジを介して接続されるバスにそれ
ぞれ接続されたマスタが、同時に相手側のバスの使用を
要求した際に生ずるデッドロックを回避する。 【構成】 第1のバス111 と第2のバス112 を接続
するバスブリッジの調停装置21内の第1のバスインタ
フェース回路221 に接続された第1のバスアービタ2
51 と、第2のバスインタフェース回路222 に接続さ
れた第2のバスアービタ252 の間には、選択レジスタ
27が配置されている。ここには、バス111 等に接続
されたマスタがローカルバスを要求するか否かを表わし
た指示情報が変更可能な状態で格納されている。したが
って、マスタが外部のバスを要求したときにはローカル
バスと外部のバスの双方を同時に獲得したとき、そのマ
スタに使用権を与えることで、デッドロックを回避す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複数のバスを有する計算
機システムにおいて、バスを相互に接続するバスブリッ
ジでのバスの使用権調停のための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図11は、バスブリッジにより2個のバ
スを接続した計算機システムの一例を表わしたものであ
る。この図で第1のバス111 と第2のバス112 は独
立しており、それぞれ第1のマスタ121 、122 、第
2のマスタ131 、132 、メモリ141 、142 およ
び入出力装置151 、152 のうち対応するものを接続
している。第1のバス111 と第2のバス112 の間に
は、これらを接続するためのバスブリッジ17が配置さ
れている。
【0003】このような計算機システムで、例えば第1
のマスタ121 がバスの使用を要求したとする。この時
点ではまだ第1のマスタ121 がアドレスを出力してい
ないので、例えば同一バス111 に接続されたメモリ1
41 をアクセスするのか、第2のバス112 に接続され
たメモリ142 をアクセスするのかが分からない。そこ
で、従来では、このような場合に第1のマスタ121 の
要求に対して第1のバス111 のみの使用権が与えられ
るようになっていた。第2のバス112 側で、例えば第
1のマスタ122 がバスの使用を要求した場合も同様で
ある。
【0004】このような状況下で、それぞれのバス11
1 、112 の使用権を得た2つのマスタ121 、122
が互いに自分のバス111 (112 )に接続されたメモ
リ141 (142 )をアクセスした場合には、特に問題
は発生しない。すなわち、一方の第1のマスタ111 は
自己のバス111 だけを使用してメモリ141 をアクセ
スし、他方の第1のマスタ112 も自己のバス112 だ
けを使用してメモリ142 をアクセスするからである。
ところが、互いに他方のバス112 、111 に接続され
たメモリ142 、141 を同時にアクセスするような場
合には、バスブリッジ17が一方の使用中のバスに対し
て接続を試みることになって、互いに進展することので
きない状態、すなわちデッドロックに陥る可能性があっ
た。そこで、バス111 、112 に優先度を設定して、
このような問題の生じないようにしたバスブリッジの調
停装置が提案されるに至っている。
【0005】図12は、このような優先度を設定した計
算機システムにおけるバスの使用制御の様子を表わした
ものである。この提案では、優先度の低いバス(以下低
位バスという。)の使用権を獲得したマスタに対して
は、その獲得したバスを一旦開放させ、優先度の高いバ
ス(以下高位バスという。)側のマスタが要求するアク
セスを先に完了させるようにしている。そして、この後
に低位バス側のマスタが再度バスを獲得してアクセスを
完了させるようになっている。
【0006】この図12に示した例では、第1のバス1
11 が高位バスであり、第2のバスが低位バスであると
する。第1のバス111 に接続された第1のマスタ12
1 がバスの使用を要求すると(ステップS101)、バ
スブリッジ17内の図示しない第1のバスアービタ(bus
-arbiter) はこれに対して許可を与える(ステップS1
02)。この段階で第1のマスタ121 が第2のバス1
12 のアドレスを第1のバスアービタに与え、第1のバ
スアービタはバスブリッジ17内の同じく図示しない第
2のバスアービタに対して第2のバス112 の使用を要
求する(ステップS104)。
【0007】ところで、第2のバス112 側では、その
第1のマスタ122 がステップS104の要求が行われ
る前に同様にバスの使用権を要求したとする(ステップ
S105)。この場合には、第2のバス112 側の第2
のバスアービタがこの第1のマスタ112 に許可を与え
る(ステップS106)。第1のマスタ112 がこれに
対して相手側の第1のバス111 のアドレスを送出した
とすると(ステップS107)、バス111 、112 の
使用について競合が生じることになる。
【0008】しかしながら、第2のバス112 が低位バ
スなので、第2のバスアービタは第1のマスタ112 に
対して一時開放要求を行う(ステップS108)。第1
のマスタ112 がこれに応じて第2のバス112 の開放
を行うと(ステップS109)、第2のバスアービタは
これを基にして第1のバスアービタに対して第2のバス
112 の使用の許可を与える(ステップS110)。こ
れにより、第2のバス112 に対するアクセスが行われ
て(ステップS111)、第1のマスタ121からメモ
リ142 に対するアクセスが実行される(ステップS1
12)。メモリ142 へのアクセスに対する応答が第2
のバスアービタで受信されると(ステップS113)、
第2のバスアービタはこれを第1のバスアービタに伝達
し(ステップS114)、第1のバスアービタはこれを
第1のマスタ121 に伝達する(ステップS115)。
【0009】第1のマスタ121 は、これを基にバス開
放を第1のバスアービタに伝達し(ステップS11
6)、第1のバスアービタはこれを第2のバスアービタ
に伝達する(ステップS117)。これによって第2の
バスアービタは第1のバス121が開放されたことを知
り、第1のマスタ122 に対して再度、使用の許可を与
える(ステップS118)。第1のマスタ122 がこの
段階で再度、第1のバス111 のアドレスを送出すると
(ステップS119)、第2のバスアービタは第1のバ
スアービタに対して第1のバス111 の使用を要求する
(ステップS120)。
【0010】第1のバスアービタがこれに対して許可を
与えると(ステップS121)、第2のバスアービタか
ら第1のバスアービタに対してアクセスが行われ(ステ
ップS122)、対象となるメモリ141 へのアクセス
が行われる(ステップS123)。アクセス完了によっ
てメモリ141 から第1のバスアービタに応答があると
(ステップS124)、この応答が第2のバスアービタ
を介して第1のマスタ122 に伝達される(ステップS
125、S126)。これによって、第1のマスタ12
2 もバスの開放を行い、これが第1のバスアービタまで
伝達される(ステップS127、S128)。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図12に示
した提案によれば、低位バスに接続されたマスタ(この
例では第1のマスタ122 )側では一度獲得したバスを
一旦開放し、高位バスに接続されたマスタ側での処理が
終了した時点で再度バスを獲得するといった複雑な制御
を必要とした。このために、制御回路のハードウェアが
増大し、高価となるばかりでなく、制御過程が複雑なた
めにパフォーマンスが低下するといった問題もあった。
【0012】一方、特開平1−205356号公報で
は、双方のバス使用権を常に同時に獲得することが提案
されている。また特開昭60−134363号公報で
は、高位バス側に接続されたマスタのみが同時に低位バ
スを獲得できるようにしている。しかしながら、このよ
うな提案によっても、以上説明したような従来の問題を
完全に解決することはできない。
【0013】そこで本発明の目的は、複数のバスが接続
された構成の計算機システムで、バスブリッジを介して
接続される2つのバスにそれぞれ接続されたマスタが、
同時に相手側のバスの使用を要求した際に発生するデッ
ドロックを回避することできるバスブリッジの調停装置
を提供することにある。
【0014】本発明の他の目的は、このようなデッドロ
ックを回避しながら、計算機システムのパフォーマンス
の低下を最小限に抑えることのできるバスブリッジの調
停装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、(イ)第1のバスと接続されそのインタフェースを
とる第1のバスインタフェース手段と、(ロ)この第1
のバスインタフェース手段と接続され第1のバスの使用
権を制御する第1のバスアービタと、(ハ)第2のバス
と接続されそのインタフェースをとる第2のバスインタ
フェース手段と、(ニ)この第2のバスインタフェース
手段と接続され第2のバスの使用権を制御する第2のバ
スアービタと、(ホ)第1および第2のバスインタフェ
ース手段と接続され第1および第2のバスの間でデータ
およびアドレスの伝達を行うバス情報伝達手段と、
(ヘ)第1または第2のバスに接続されたそれぞれのマ
スタについて、これらのバスのうちのアクセス対象が接
続されたいずれか一方のバスを明示してバスの要求を行
うアクセスバス明示要求機構と、これらのバスを明示せ
ずにバスの要求を行うアクセスバス非明示要求機構の2
つの機構のいずれを選択するかを指示情報として格納し
たレジスタと、(ト)各マスタによるバス使用のそれぞ
れの状況に応じて前記指示情報の切り替えを行う切替手
段とをバスブリッジの調停装置に具備させる。
【0016】すなわち請求項1記載の発明では、2つの
バスにそれぞれ専用のバスアービタを設けるとともに、
これらのバスアービタの動作モードを制御するためのレ
ジスタを設けている。第1および第2のバスアービタ
は、このレジスタにセットされた指示情報によって、そ
れぞれのマスタがローカルバス(自己の接続されたバ
ス)のみのアクセスを要求しているのか、バス情報伝達
手段を介して他方のバスのアクセスを要求しているのか
を判断することができる。そして、後者の場合には相手
側のバスのバスアービタにもバス要求信号を出力するよ
うにして、バスの使用についての調停を図ることにして
いる。したがって、この請求項1記載のバスブリッジの
調停装置では、マスタのアクセスがローカルバスに限定
されたものか、あるいは他のバスをアクセスするものか
を事前にバスアービタに認識させることが可能であり、
バス使用権の獲得時に両方のバスを同時に獲得すること
ができるため、デッドロックの危険を回避することがで
きる。
【0017】請求項2記載の発明では、(イ)第1のバ
スと接続されそのインタフェースをとる第1のバスイン
タフェース手段と、(ロ)この第1のバスインタフェー
ス手段と接続され第1のバスの使用権を制御する第1の
バスアービタと、(ハ)第2のバスと接続されそのイン
タフェースをとる第2のバスインタフェース手段と、
(ニ)この第2のバスインタフェース手段と接続され第
2のバスの使用権を制御する第2のバスアービタと、
(ホ)第1および第2のバスインタフェース手段と接続
され第1および第2のバスの間でデータおよびアドレス
の伝達を行うバス情報伝達手段と、(ヘ)第1または第
2のバスに接続されたそれぞれのマスタについて、これ
らのバスのうちのアクセス対象が接続されたいずれか一
方のバスを明示してバスの要求を行うアクセスバス明示
要求機構と、これらのバスを明示せずにバスの要求を行
うアクセスバス非明示要求機構の2つの機構のいずれを
選択するかを指示情報として格納したレジスタと、
(ト)各マスタによるバス使用のそれぞれの状況に応じ
て前記指示情報の切り替えを行う切替手段と、(チ)こ
の切替手段によってアクセスバス明示要求機構を選択し
たマスタがバスを要求したときにそのバスが獲得される
までこのマスタの接続されているバスを他のマスタが使
用できるように調停する調停手段とをバスブリッジの調
停装置に具備させる。
【0018】すなわち請求項2記載の発明では、請求項
1記載の発明と同一の技術事項に更にバス一時開放手段
と、これによって開放されたバスを他のマスタが使用で
きるように調停する調停手段とを具備させている。この
ような請求項2記載の発明では、バス使用権の獲得時に
両方のバスを同時に獲得することができるため、双方の
バスがともに獲得されるまで、自己の側のバスを他のマ
スタに使用させることができる。
【0019】請求項3記載の発明では、(イ)第1のバ
スと接続されそのインタフェースをとる第1のバスイン
タフェース手段と、(ロ)この第1のバスインタフェー
ス手段と接続され第1のバスの使用権を制御する第1の
バスアービタと、(ハ)第2のバスと接続されそのイン
タフェースをとる第2のバスインタフェース手段と、
(ニ)この第2のバスインタフェース手段と接続され第
2のバスの使用権を制御する第2のバスアービタと、
(ホ)第1および第2のバスインタフェース手段と接続
され第1および第2のバスの間でデータおよびアドレス
の伝達を行うバス情報伝達手段と、(ヘ)第1または第
2のバスに接続されたそれぞれのマスタについて、これ
らのバスのうちのアクセス対象が接続されたいずれか一
方のバスを明示してバスの要求を行うアクセスバス明示
要求機構と、これらのバスを明示せずにバスの要求を行
うアクセスバス非明示要求機構の2つの機構のいずれを
選択するかを指示情報として格納したレジスタと、
(ト)各マスタによるバス使用のそれぞれの状況に応じ
て前記指示情報の切り替えを行う切替手段と、(チ)こ
の切替手段によってアクセスバス明示要求機構を選択し
たマスタがバスを要求したときにそのバスが使用できな
いとき、そのバスの使用を保留させるためのペンディン
グ応答をそのマスタに返すペンディング応答手段とをバ
スブリッジの調停装置に具備させる。
【0020】すなわち請求項3記載の発明では、請求項
1記載の発明と同一の技術事項に更にバスの使用を保留
させるためのペンディング応答をバス使用要求を行った
マスタに返すペンディング応答手段を具備させている。
そして、マスタ側で再度、バスの使用の要求を行わせた
り、あるいはバスが使用できるようになったときにこれ
をマスタ側に通知する等の各種の対応措置をとることを
可能にしている。
【0021】請求項4記載の発明では、(イ)第1のバ
スと接続されそのインタフェースをとる第1のバスイン
タフェース手段と、(ロ)この第1のバスインタフェー
ス手段と接続され第1のバスの使用権を制御する第1の
バスアービタと、(ハ)第2のバスと接続されそのイン
タフェースをとる第2のバスインタフェース手段と、
(ニ)この第2のバスインタフェース手段と接続され第
2のバスの使用権を制御する第2のバスアービタと、
(ホ)第1および第2のバスインタフェース手段と接続
され第1および第2のバスの間でデータおよびアドレス
の伝達を行うバス情報伝達手段と、(ヘ)第1または第
2のバスに接続されたそれぞれのマスタについて、これ
らのバスのうちのアクセス対象が接続されたいずれか一
方のバスを明示してバスの要求を行うアクセスバス明示
要求機構と、これらのバスを明示せずにバスの要求を行
うアクセスバス非明示要求機構の2つの機構のいずれを
選択するかを指示情報として格納したレジスタと、
(ト)各マスタによるバス使用のそれぞれの状況に応じ
て前記指示情報の切り替えを行う切替手段と、(チ)こ
の切替手段によってアクセスバス明示要求機構を選択し
たマスタがバスを要求したときにそのバスが使用できな
いとき、そのバスの使用を保留させるためのペンディン
グ応答をそのマスタに返すペンディング応答手段と、
(リ)このペンディング応答を行ったマスタに関するバ
スが使用できる状態になったときそのマスタにこれを通
知する通知手段と、(ヌ)この通知手段によって通知を
受けたマスタから該当するバスの使用の要求があったと
きそのバスの使用を許可するバス使用許可手段とをバス
ブリッジの調停装置に具備させる。
【0022】すなわち請求項4記載の発明では、請求項
1記載の発明と同一の技術事項に更にバスの使用を保留
させるためのペンディング応答をバス使用要求を行った
マスタに返すペンディング応答手段と、ペンディング応
答を行ったマスタに関するバスが使用できる状態になっ
たときこれを通知する通知手段と、そのマスタからその
後にバスの使用の要求があったときこれを許可するバス
使用許可手段とをバスブリッジの調停装置に具備させて
いる。そして、ペンディング応答を行ったときにはバス
が使用できる状態になってときにマスタ側にこれを知ら
せ、マスタ側がこれに対してバスの使用の要求を再度行
ってきたときには優先してこれを許可するようにしてい
る。したがって、マスタは一度バスの使用を要求したら
使用権を得るまでバス信号を一切ドライブしないので、
マスタがバスの使用要求を頻繁に送りつけてくることが
なくこれに応答する必要がなくなるので、調停装置側の
制御を簡素化することができる。
【0023】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0024】図1は本発明の一実施例におけるバスブリ
ッジの調停装置を表わしたものである。バスブリッジの
調停装置21は、その両端を図11に示したような第1
のバス111 と第2のバス112 に接続されている。第
1のバス111 は、第1のバスインタフェース回路22
1 を介して第1のデータバッファ231 と第1のアドレ
ス変換デコード回路241 の入力側および第1のバスア
ービタ251 と接続されている。ここで第1のデータバ
ッファ231 は、第1のバス111 から第2のバス11
2 に向けてのデータ転送用のバッファである。第1のア
ドレス変換デコード回路241 は、第1のバス111 か
ら第2のバス112 にアクセスする際のアドレス変換と
デコードを行う回路である。第1のバスアービタ251
は、第1のバスインタフェース回路221 よりマスタの
バス使用要求信号を入力されて、バス使用許可信号ある
いはバス使用ペンディング信号を出力するようになって
いる。
【0025】第2のバス112 は、第2のバスインタフ
ェース回路222 を介して第2のデータバッファ232
と第2のアドレス変換デコード回路242 の入力側およ
び第2のバスアービタ252 と接続されている。ここで
第2のデータバッファ232は、第2のバス112 から
第1のバス111 に向けてのデータ転送用のバッファで
ある。第2のアドレス変換デコード回路242 は、第2
のバス112 から第1のバス111 にアクセスする際の
アドレス変換とデコードを行う回路である。第2のバス
アービタ252 は、第2のバスインタフェース回路22
2 よりマスタのバス使用要求信号を入力されて、バス使
用許可信号あるいはバス使用ペンディング信号を出力す
るようになっている。なお、第1および第2のバス11
1 、11 2 には、図11に示したように各マスタ1
21 、122 、131 、132 、メモリ141 、142
および入出力装置151 、152 のうち対応するものが
接続されているものとする。
【0026】第1のバスアービタ251 と第2のバスア
ービタ252 の間には、選択レジスタ27が配置されて
いる。選択レジスタ27は、2つの独立したバスアービ
タ251 、252 と個々のマスタ121 、122 、13
1 、132 (図11)について、(イ)アクセスするバ
スを明示した形でバスを要求するか、(ロ)このような
明示を行うことなく、自らが接続されているローカルバ
スのみを要求するかの選択に関する情報を保持するよう
になっている。この選択レジスタ27は、個々のマスタ
についての調停方式の選択を指示する選択信号を出力
し、これを第1または第2のバスアービタ251 、25
2 に入力するようになっている。第1および第2のバス
アービタ251 、252 は、相互に相手側のバス使用権
要求信号と許可信号のやりとりを行うようになってい
る。
【0027】図2は、第1のバス側での各マスタとバス
アービタの接続関係を表わしたものである。第1のマス
タ121 と第1のマスタ122 とは、第1のバスアービ
タ251 とアドレスバス11A1 と接続されている他、
各種の信号線で接続され各種信号の送受信を行うように
なっている。ここで、第1のマスタ121 から出力され
て第1のバスアービタ251 に供給される第1および第
2のバス要求信号31 1 、321 は、それぞれ第1のマ
スタ121 がローカルバスを要求する信号と、相手側の
第2のバス112 を要求する信号である。バス許可信号
331 は、第1のバスアービタ251 が第1のマスタ1
21 にバスの使用を許可したことを通知する信号であ
る。割込信号341 は、第1のバスアービタ251 から
第1のマスタ121 への割込入力である。ペンディング
信号35は、バス要求を保留するための信号である。
【0028】第1のマスタ122 と第1のバスアービタ
251 の間にも同様の信号が用いられている。すなわ
ち、第2のマスタ131 からは第1および第2のバス要
求信号312 、322 が出力されて第1のバスアービタ
251 に供給され、バス許可信号332 が第1のバスア
ービタ251 から第1のマスタ122 に送出されるよう
になっている。割込信号342 は、第1のバスアービタ
251 から第1のマスタ122 に入力されることにな
る。
【0029】このような構成のバスブリッジの調停装置
についてその動作を説明する。図11において、第1の
バス111 に接続された第1のマスタ121 が第2のバ
ス112 に接続されたメモリ142 をアクセスする場合
を考える。次の第1表は、選択レジスタ27(図1)の
内容の一例を表わしたものである。選択レジスタ27に
は、マスタごとにそれらのバス要求方式が“0”または
“1”の選択信号として書き込まれている。ここで、
“0”はアクセスするバスを明示するアクセスバス明示
方式であり、“1”はアクセスするバスを明示しないア
クセスバス明示方式である。
【0030】
【表1】
【0031】この表1では第1のマスタ121 に信号
“1”がセットされていたとする。第1のマスタ121
は第2のバス要求信号321 を“L”にドライブしてバ
スの要求を行う。
【0032】図3はバスアービタにおける第1のマスタ
に対応したバス要求信号弁別回路の構成を表わしたもの
である。第1のマスタ121 から出力される第1のバス
要求信号311 は2入力アンドゲート41の一方の入力
端子に入力され、第2のバス要求信号321 はインバー
タ42によって論理を反転された後に2入力ナンドゲー
ト43の一方の入力端子に入力される。この2入力ナン
ドゲート43の他方の入力端子には選択レジスタ27に
格納されている“0”または“1”の2値信号が調停方
式の選択を指示する選択信号44として入力されるよう
になっている。2入力ナンドゲート43の出力端子から
は第2のバス112 を要求する第2のバス要求信号45
が出力される。この第2のバス要求信号45は2入力ア
ンドゲート41の他方の入力端子にも入力されるように
なっている。2入力アンドゲート41の出力端子から
は、第1のバス111 を要求する第1のバス要求信号4
6が出力されるようになっている。
【0033】この段階で選択信号44は“1”でかつ第
2のバス要求信号321 は“L”(“0”)なので、2
入力ナンドゲート43から出力される第2のバス要求信
号45は“L”となり、第1のバス要求信号46も
“L”となる。このように第1のマスタ121 が第2の
バス要求信号321 を“L”にドライブしてバスの要求
を行うと、第1および第2のバス111 、112 の使用
権が同時に要求されることになる。
【0034】一方、第1のバスアービタ251 では、第
2のバス要求信号321 を受け取ると、ペンディング信
号35とバス許可信号331 を同時に“L”にドライブ
するようになっている。
【0035】図4は、ペンディング信号とバス許可信号
を同時にドライブするための制御の流れを表わしてお
り、図5はこの制御が行われる際の第1のマスタについ
ての第2のバス要求信号、バス許可信号およびペンディ
ング信号の信号波形の一例を表わしたものである。
【0036】図11において、第1のマスタ121 から
バス要求があると、まず第2のバス要求信号(BR)3
21 (図5(イ))が“L”に設定される(図4ステッ
プS201)。この状態で第1のバスアービタ251 は
バス許可信号(BG)331(図5(ロ))が“L”レ
ベルになるのを待機する(ステップS202)。そし
て、バス許可信号(BG)331 が“L”レベルになっ
たら(Y)、その時点でペンディング信号(PEND)
35(図5(ハ))が“H”レベルであるかどうかをチ
ェックする(ステップS203)。
【0037】このとき、ペンディング信号(PEND)
35が“H”レベルであれば(Y)、バス獲得は拒否さ
れ、バス要求の試行の1回目は失敗したことになる。こ
の場合にはバスアクセスは行われないので、バス信号が
一切ドライブされない。更に、この場合には第2のバス
要求信号(BR)321 が表1に示したように“H”レ
ベルに設定され(ステップS204)、これから任意時
間待機し(ステップS205)、この後ステップS10
1に戻ってバス要求についての試行の2回目が行われる
ことになる。任意時間待機したのは、第2のバス112
が使用可能になるのを待つためである。図5に示した例
では、試行の2回目もステップS203の段階でペンデ
ィング信号(PEND)35が“H”レベルであり、バ
ス獲得が失敗に終わる(Y)。
【0038】バス要求の試行の3回目では、図5(ロ)
に示したようにステップS203でバス許可信号(B
G)331 が“L”レベルになっても、同図(ハ)に示
したようにペンディング信号(PEND)35は“H”
レベルとなっている。したがって、この場合には第2の
バス112 についても獲得が行われたことになり(ステ
ップS203;N)、第1のマスタ121 は第2のバス
112 を介してメモリ142 をアクセスする(ステップ
S206)。そして、このアクセスが終了した時点で第
2のバス要求信号(BR)321 を“H”レベルに戻し
て(ステップS207)、第2のバス112 の開放を第
1のバスアービタ251 に通知する。第1のバスアービ
タ251 はこれに応えてバス許可信号(BG)331 を
“H”レベルにドライブし、第1および第2のバス11
1 、112 はフリーとなる。このようにして、バスアク
セスのための一連の作業が終了する。
【0039】図6は、本実施例における以上説明したよ
うなバス獲得シーケンスを表わしたものである。まず、
第1のマスタ121 が第1のバスアービタ251 に対し
て第2のバス112 を要求すると(ステップS30
1)、第1のバスアービタ251は第2のバスアービタ
252 に対してこの要求を伝達する(ステップS30
2)。このときに第2のバス112 に接続されている第
1のマスタ122 から例えば第1のバス111 の要求が
あったとしても(ステップS303)、第1のバス11
1 に接続された第1のマスタ121 の方が高位バスなの
で、第1のバス111に接続された第1のマスタ121
の方の要求が優先される。すなわち、この場合には第2
のバスアービタ252 から使用についての許可がでて
(ステップS304、第1のバスアービタ251 がこれ
を基にして第1のマスタ121 に対して許可を与える
(ステップS305)。
【0040】第1のマスタ121 はこの許可を基にして
第2のバス112 をアクセスする(ステップS30
6)。このアクセスは第1のバスアービタ251 から第
2のバスアービタ252 へと伝達され(ステップS30
7)、第2のバスアービタ252からメモリ142 に対
するアクセスが行われる(ステップS308)。アクセ
スが終了したら、メモリ142 から応答が出される。こ
の応答はメモリ142 から第2のバスアービタ252 へ
伝達され(ステップS309)、第2のバスアービタ2
52 から第1のバスアービタ251 に伝達される(ステ
ップS310)。そして、第1のバスアービタ251 か
ら応答が第1のマスタ121 に伝達される(ステップS
311)。
【0041】この応答があったら、第1のマスタ121
はメモリ142 に対するアクセスが終了したことを検知
する。第1のマスタ121 は、これに基づき第2のバス
11112 の開放を通知する(ステップS312)。こ
の開放の通知は、第1のバスアービタ251 から第2の
バスアービタ252 に伝達されて(ステップS31
3)、開放が行われる。
【0042】このようにして第1および第2のバス11
1 、112 の開放が行われると、第2のバスアービタ2
52 はそれ以後の所定のタイミングで第1のバス111
に対する要求信号を第1のバスアービタ251 に送出す
る(ステップS314)。このとき第1のバス111 が
開放状態であれば、このペンディング中の要求に対して
第2のバスアービタ251 は許可を与える(ステップS
315)。この許可は、第2のバスアービタ252 を通
じて第2のバス112 に接続された第1のマスタ122
に与えられる(ステップS316)。
【0043】第1のマスタ122 はこれを基にして第1
のバス111 をアクセスする(ステップS317)。こ
のアクセスは第2のバスアービタ252 および第1のバ
スアービタ251 を通じて第1のバス111 に接続され
たメモリ141 に伝達される(ステップS318、S3
19)。このようにして、第1のマスタ122 によるメ
モリ141 のアクセスが可能になる。アクセスが終了す
るとメモリ141 から応答が出される(ステップS32
0)。この応答は第1のバスアービタ251 および第2
のバスアービタ252 を通じて第1のマスタ122 に伝
達される(ステップS321、S322)。
【0044】第1のマスタ122 はこれによりアクセス
が終了したことを知り、第1のバス111 を開放する通
知を行う(ステップS323)。この通知は第2のバス
アービタ252 を介して第1のバスアービタ251 に伝
達され(ステップS324)、第1のバス111 の開放
が行われる。
【0045】図7は、アクセスするバスを明示するため
に本実施例で採用されているアドレスの割り付けの仕組
みを表わしたものである。この図に示したように第1の
バス111 のアドレスの割り付けでは、バスブリッジ1
7(図11)を介した第2のバス112 に接続されたメ
モリ142 、入出力装置152 等のスレーブ群51につ
いてはアドレス空間の上位側に配置されており、下位側
には自己の第1のバス111 に接続されたメモリ1
41 、入出力装置151 等のスレーブ群52が配置され
ている。
【0046】これと同様に、第2のバス112 のアドレ
スの割り付けでは、バスブリッジ17を介した第1のバ
ス111 に接続されたメモリ141 、入出力装置151
等のスレーブ群53についてはアドレス空間の上位側に
配置されており、下位側には自己の第2のバス112 に
接続されたメモリ142 、入出力装置152 等のスレー
ブ群54が配置されている。したがって、アドレス情報
を構成するビット列の上位をデコードしてみて、バスブ
リッジ17を介する相手側のバス11を要求している場
合には、対応するバス要求信号(BR)を生成するよう
にすればよい。
【0047】変形例
【0048】以上説明した本発明の実施例ではアクセス
するバス11の通知を専用線によって行うようにした
が、これに限るものではない。例えば図2で説明したよ
うにアドレスバス11A1 の一部または全部を第1のバ
スアービタ251 に接続しておくと、バス要求信号(B
R)線を1本のみで構成することも可能になる。この場
合には、例えば第1のマスタ121 がこのバス要求信号
線を“L”レベルにドライブすると同時に所定の2進コ
ードをバス要求信号としてアドレスバス11A1上に出
力してこのマスタ121 のアクセスしたいバス11を明
示させることができる。
【0049】図8は、この変形例で適用される多段接続
されたバスの一例を表わしたものてある。ここでは第1
のバス111 と第2のバス112 とがバスブリッジ17
12で接続されている他、第1のバス111 と第3のバス
113 とがバスブリッジ17 13で、第1のバス111 と
第4のバス114 とがバスブリッジ1714でそれぞれ接
続されている。第2のバス112 は第5のバス115 と
バスブリッジ1725で接続されており、第4のバス11
4 は第6のバス116 とバスブリッジ1746と、また第
7のバス117 とはバスブリッジ1747とそれぞれ接続
されている。したがって、例えば第1のバス111 上の
この図に示さないマスタは、1または複数のバスブリッ
ジ17を介して他のバス112 〜117 をアクセスする
ことができる。
【0050】次の表2は、バス要求信号の一例を表わし
たものである。ここでは第1のバス111 上のマスタが
図8に示した第1〜第7のバス111 〜117 をアクセ
スすることができるものとしており、これらのバス11
1 〜117 を特定するためにるアドレスバス信号線上に
は第0位から第2位までの3ビットを用いて2進コード
が出力されるようになっている。
【0051】
【表2】
【0052】更に先の実施例では、バスアービタ25が
バス11の使用の許可を保留している間、マスタ12は
任意時間が経過するたびに(図4ステップS205)、
何度もバス要求を行うことにし、その結果を問い合わせ
る(ポーリングを行う)ことにした。バスブリッジの調
停装置によっては、これ以外の制御を行うこともでき
る。
【0053】図9は、このような変形例における制御と
して、使用の要求が許可されなかった場合にはその要求
を登録するようにした場合の制御の流れを表わしてい
る。図10はこの変形例における制御が行われる際の第
1のマスタについての第2のバス要求信号、バス許可信
号、ペンディング信号および割込信号についての信号波
形の一例を表わしたものである。
【0054】図11における第1のマスタ121 からバ
ス要求があると、まず第2のバス要求信号(BR)32
1 (図10(イ))が“L”に設定される(図9ステッ
プS401)。この状態で第1のバスアービタ251 は
バス許可信号(BG)331(図9(ロ))が“L”レ
ベルになるのを待機する(ステップS402)。そし
て、この時点におけるペンディング信号(PEND)3
5(図10(ハ))が“L”レベルであるかどうかをチ
ェックする(ステップS403)。
【0055】ペンディング信号(PEND)35が
“L”レベルであった場合には(Y)、第2のバス要求
信号(BR)321 が“H”レベルに戻される(ステッ
プS404)が、第1のマスタ121 はこの状態を保持
し、割り込みが発生するまでバス要求を改めて行わな
い。すなわち、先の実施例のようにバス許可信号(B
G)331 を繰り返し“L”レベルに設定してその結果
を問い合わせるような作業は行わない。この代わり、第
1のバスアービタ251 側ではバス要求があった旨の登
録を行う。そして、割込信号(INT)341 (図10
(ニ))が発生する時点を待機する(ステップS40
5)。
【0056】割込信号(INT)341 が発生すると
(Y)、第1のバスアービタ251 はこの割込信号34
1 を第1のマスタ121 に送り、割り込みを発生させ
る。そこで、この時点で第2のバス要求信号(BR)3
21 が再び“L”レベルに設定され(ステップS40
1)、バス許可信号(BG)331 が“L”レベルにな
った時点でペンディング信号(PEND)35が再度
“L”レベルであるかどうかのチェックが行われる(ス
テップS403)。
【0057】図10に示した例では、この場合にペンデ
ィング信号(PEND)35は“H”レベルを保持して
いる(N)。したがって、このときには第2のバス11
2 の獲得が行われたことになり、第1のマスタ121 は
第2のバス112 を介してメモリ142 をアクセスする
(ステップS406)。そして、このアクセスが終了し
た時点で第2のバス要求信号(BR)321 を“H”レ
ベルに戻して(ステップS407)、第2のバス112
の開放を第1のバスアービタ251 に通知する。このよ
うにして、バスアクセスのための一連の作業が終了する
ことになる。
【0058】なお、以上説明した実施例のバスブリッジ
の調停装置ではマスタがアクセスの対象となるバスの通
知を専用信号線を用いて行うようにした。専用信号線の
みでこのバスの通知を行うようにすれば、例えば図2に
示したようにアドレスバス11A1 を第1のバスアービ
タ251 等のバスアービタに接続する必要がないという
利点がある。専用信号線に使用する信号は例えば2進コ
ードを用いることができる。
【0059】もちろん、本発明の変形例として指摘した
ように専用信号線とアドレスバスを共用してバスの通知
を行うようにすることができ、この場合には図8で示し
たような多段構造で配置された多数のバスに対しても、
例えば1本の専用信号線を用いてそれらの指定を行うこ
とができる。したがって、信号線の増加に伴うハードウ
ェア物量の増加の防止やプリント基板上でのパターンの
混雑の抑制といった利点をえることができる。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、接続された2つのバスにそれぞれ専用のバス
アービタを設けるとともに、これらのバスアービタの動
作モードを制御するためのレジスタを設け、第1および
第2のバスアービタは、このレジスタにセットされた指
示情報によって、それぞれのマスタがローカルバスのみ
のアクセスを要求しているのか、バス情報伝達手段を介
して他方のバスのアクセスを要求しているのかを判断す
ることができるようにしている。そして、後者の場合に
は相手側のバスのバスアービタにもバス要求信号を出力
するようにして、バスの使用についての調停を図ること
にしている。したがって、この請求項1記載のバスブリ
ッジの調停装置によれば、マスタのアクセスがローカル
バスに限定されたものか、あるいは他のバスをアクセス
するものかを事前にバスアービタに認識させることが可
能であり、バス使用権の獲得時に両方のバスを同時に獲
得することができるため、デッドロックの危険を回避す
ることができるばかりでなく、従来のようにバスを一旦
開放させて、再度その使用を要求させるといった複雑な
制御が不要であり、制御ハードウェアの物量を削減する
ことができるという効果がある。
【0061】また、請求項1記載の発明では、レジスタ
に指示情報をセットすることにしたので、例えばローカ
ルバスのみを使用するマスタはその旨を指示情報として
セットしておくことができる。この場合にはローカルバ
スのバスアービタのみが動作することになり、アドレス
をデコードしてからバス要求信号(BR)を生成する必
要がなくなるので、バス調停に際するオーバヘッドを最
小に抑え、アクセスを高速で行うことが可能になる。
【0062】更に、請求項2記載の発明によれば、請求
項1記載の発明と同一の技術事項に追加してバス獲得の
保留中に、自己の側のバスを他のマスタが使用できるよ
うに調停する調停手段とを具備させている。したがっ
て、マスタ側で要求したバスが獲得されるまで、このマ
スタの接続されている側のバスを他のマスタにこれを使
用させることができる。このため、システム全体におけ
るバスの使用効率を高く維持することができる。
【0063】また、請求項3記載の発明では、請求項1
記載の発明と同一の技術事項に更にバスの使用を保留さ
せるためのペンディング応答をバス使用要求を行ったマ
スタに返すペンディング応答手段を追加している。この
ため、マスタ側で再度、バスの使用の要求を行わせた
り、あるいはバスが使用できるようになったときにこれ
をマスタ側に通知する等の各種の対応措置をとることが
可能になるという効果がある。
【0064】更に請求項4記載の発明では、請求項1記
載の発明と同一の技術事項に更にバスの使用を保留させ
るためのペンディング応答をバス使用要求を行ったマス
タに返すペンディング応答手段と、ペンディング応答を
行ったマスタに関するバスが使用できる状態になったと
きこれを通知する通知手段と、そのマスタからその後に
バスの使用の要求があったときこれを許可するバス使用
許可手段とを追加的に具備させている。したがって、マ
スタは一度バスの使用を要求したら使用権を得るまでバ
ス信号を一切ドライブする必要がなく、例えば所定時間
ごとにバス要求を行うといった手間を省くことができ
る。また、バスブリッジの調停装置側では、マスタがバ
スの使用を頻繁に要求してくることがないので、これに
応答する必要がなく、バスアービタの制御を簡素化する
ことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例におけるバスブリッジの調
停装置を表わしたブロック図である。
【図2】 本実施例で第1のバス側における各マスタと
バスアービタの接続関係を表わした回路図である。
【図3】 本実施例で第1のマスタに対応したバス要求
信号弁別回路の構成を表わした回路図である。
【図4】 本実施例でバスの使用要求を行うマスタの制
御の流れを表わした流れ図である。
【図5】 図4に示した制御が行われる際の第1のマス
タについての第2のバス要求信号、バス許可信号および
ペンディング信号の信号波形を表わした各種波形図であ
る。
【図6】 本実施例における第1のマスタによるバス獲
得シーケンスを表わしたシーケンス説明図である。
【図7】 アクセスするバスを明示するために本実施例
で採用されているアドレスの割り付けの仕組みを表わし
た説明図である。
【図8】 本発明の変形例で適用される多段接続された
バスの一例を表わしたバス接続構成図である。
【図9】 変形例でバスの使用の要求を行うマスタの制
御の流れを表わした流れ図である。
【図10】 変形例で第1のマスタについての第2のバ
ス要求信号、バス許可信号、ペンディング信号および割
込信号についての信号波形の一例を表わした各種波形図
である。
【図11】 バスブリッジにより2個のバスを接続した
計算機システムの一例を表わしたシステム構成図であ
る。
【図12】 従来における優先度を設定した計算機シス
テムでのバスの使用制御の様子を表わしたシーケンス説
明図である。
【符号の説明】
111 …第1のバス、112 …第2のバス、113 …第
3のバス、114 …第4のバス、115 …第5のバス、
116 …第6のバス、117 …第7のバス、11A1 …
アドレスバス、121 …(第1のバスに接続された)第
1のマスタ、122 …(第2のバスに接続された)第1
のマスタ、131 …(第1のバスに接続された)第2の
マスタ、132 …(第2のバスに接続された)第2のマ
スタ、141 …(第1のバスに接続された)メモリ、1
42 …(第2のバスに接続された)メモリ、151 …
(第1のバスに接続された)入出力装置、152 …(第
2のバスに接続された)入出力装置、17…バスブリッ
ジ、21…バスブリッジの調停装置、221 …第1のバ
スインタフェース回路、222 …第2のバスインタフェ
ース回路、23…第1のデータバッファ、232 …第2
のデータバッファ、241 …第1のアドレス変換デコー
ド回路、242 …第2のアドレス変換デコード回路、2
51 …第1のバスアービタ、252 …第2のバスアービ
タ、27…選択レジスタ、31、32…バス要求信号、
33…バス許可信号、34…割込信号、35…ペンディ
ング信号

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のバスと接続されそのインタフェー
    スをとる第1のバスインタフェース手段と、 この第1のバスインタフェース手段と接続され第1のバ
    スの使用権を制御する第1のバスアービタと、 第2のバスと接続されそのインタフェースをとる第2の
    バスインタフェース手段と、 この第2のバスインタフェース手段と接続され第2のバ
    スの使用権を制御する第2のバスアービタと、 前記第1および第2のバスインタフェース手段と接続さ
    れ第1および第2のバスの間でデータおよびアドレスの
    伝達を行うバス情報伝達手段と、 前記第1または第2のバスに接続されたそれぞれのマス
    タについて、これらのバスのうちのアクセス対象が接続
    されているいずれか一方のバスを明示してバスの要求を
    行うアクセスバス明示要求機構と、これらのバスを明示
    せずにバスの要求を行うアクセスバス非明示要求機構の
    2つの機構のいずれを選択するかを指示情報として格納
    したレジスタと、 前記各マスタによるバス使用のそれぞれの状況に応じて
    前記指示情報の切り替えを行う切替手段とを具備するこ
    とを特徴とするバスブリッジの調停装置。
  2. 【請求項2】 第1のバスと接続されそのインタフェー
    スをとる第1のバスインタフェース手段と、 この第1のバスインタフェース手段と接続され第1のバ
    スの使用権を制御する第1のバスアービタと、 第2のバスと接続されそのインタフェースをとる第2の
    バスインタフェース手段と、 この第2のバスインタフェース手段と接続され第2のバ
    スの使用権を制御する第2のバスアービタと、 前記第1および第2のバスインタフェース手段と接続さ
    れ第1および第2のバスの間でデータおよびアドレスの
    伝達を行うバス情報伝達手段と、 前記第1または第2のバスに接続されたそれぞれのマス
    タについて、これらのバスのうちのアクセス対象が接続
    されているいずれか一方のバスを明示してバスの要求を
    行うアクセスバス明示要求機構と、これらのバスを明示
    せずにバスの要求を行うアクセスバス非明示要求機構の
    2つの機構のいずれを選択するかを指示情報として格納
    したレジスタと、 前記各マスタによるバス使用のそれぞれの状況に応じて
    前記指示情報の切り替えを行う切替手段と、 この切替手段によってアクセスバス明示要求機構を選択
    したマスタがバスを要求したときにそのバスが獲得され
    るまでこのマスタの接続されているバスを他のマスタが
    使用できるように調停する調停手段とを具備することを
    特徴とするバスブリッジの調停装置。
  3. 【請求項3】 第1のバスと接続されそのインタフェー
    スをとる第1のバスインタフェース手段と、 この第1のバスインタフェース手段と接続され第1のバ
    スの使用権を制御する第1のバスアービタと、 第2のバスと接続されそのインタフェースをとる第2の
    バスインタフェース手段と、 この第2のバスインタフェース手段と接続され第2のバ
    スの使用権を制御する第2のバスアービタと、 前記第1および第2のバスインタフェース手段と接続さ
    れ第1および第2のバスの間でデータおよびアドレスの
    伝達を行うバス情報伝達手段と、 前記第1または第2のバスに接続されたそれぞれのマス
    タについて、これらのバスのうちのアクセス対象が接続
    されているいずれか一方のバスを明示してバスの要求を
    行うアクセスバス明示要求機構と、これらのバスを明示
    せずにバスの要求を行うアクセスバス非明示要求機構の
    2つの機構のいずれを選択するかを指示情報として格納
    したレジスタと、 前記各マスタによるバス使用のそれぞれの状況に応じて
    前記指示情報の切り替えを行う切替手段と、 この切替手段によってアクセスバス明示要求機構を選択
    したマスタがバスを要求したときにそのバスが使用でき
    ないとき、そのバスの使用を保留させるためのペンディ
    ング応答をそのマスタに返すペンディング応答手段とを
    具備することを特徴とするバスブリッジの調停装置。
  4. 【請求項4】 第1のバスと接続されそのインタフェー
    スをとる第1のバスインタフェース手段と、 この第1のバスインタフェース手段と接続され第1のバ
    スの使用権を制御する第1のバスアービタと、 第2のバスと接続されそのインタフェースをとる第2の
    バスインタフェース手段と、 この第2のバスインタフェース手段と接続され第2のバ
    スの使用権を制御する第2のバスアービタと、 前記第1および第2のバスインタフェース手段と接続さ
    れ第1および第2のバスの間でデータおよびアドレスの
    伝達を行うバス情報伝達手段と、 前記第1または第2のバスに接続されたそれぞれのマス
    タについて、これらのバスのうちのアクセス対象が接続
    されているいずれか一方のバスを明示してバスの要求を
    行うアクセスバス明示要求機構と、これらのバスを明示
    せずにバスの要求を行うアクセスバス非明示要求機構の
    2つの機構のいずれを選択するかを指示情報として格納
    したレジスタと、 前記各マスタによるバス使用のそれぞれの状況に応じて
    前記指示情報の切り替えを行う切替手段と、 この切替手段によってアクセスバス明示要求機構を選択
    したマスタがバスを要求したときにそのバスが使用でき
    ないとき、そのバスの使用を保留させるためのペンディ
    ング応答をそのマスタに返すペンディング応答手段と、 このペンディング応答を行ったマスタに関するバスが使
    用できる状態になったときそのマスタにこれを通知する
    通知手段と、 この通知手段によって通知を受けたマスタから該当する
    バスの使用の要求があったときそのバスの使用を許可す
    るバス使用許可手段とを具備することを特徴とするバス
    ブリッジの調停装置。
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