JPH0689304B2 - 発泡基材系粘着部材の製造方法 - Google Patents
発泡基材系粘着部材の製造方法Info
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- JPH0689304B2 JPH0689304B2 JP63169893A JP16989388A JPH0689304B2 JP H0689304 B2 JPH0689304 B2 JP H0689304B2 JP 63169893 A JP63169893 A JP 63169893A JP 16989388 A JP16989388 A JP 16989388A JP H0689304 B2 JPH0689304 B2 JP H0689304B2
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、繊維状に成形された感圧接着体からなる不織
布状の多孔構造で、通気性の感圧接着層を有する発泡基
材系粘着部材の製造方法に関する。
布状の多孔構造で、通気性の感圧接着層を有する発泡基
材系粘着部材の製造方法に関する。
従来の技術及び課題 従来、発泡基材系粘着部材の製造方法としては、発泡基
材に感圧接着剤の溶液を塗布しこれを乾燥して感圧接着
層とする方法が知られていた。
材に感圧接着剤の溶液を塗布しこれを乾燥して感圧接着
層とする方法が知られていた。
しかしながら、この方法では通気性の感圧接着層を形成
することが困難な問題点があった。通気性の感圧接着層
は、その通気路が液流路としても機能し得て有用であ
る。特に、発泡基材が通気性のものである場合には、感
圧接着層においても通気性が確保されることとなり、頗
る有用である。しかし、前記した従来方法で通気性の感
圧接着層を形成するには、点在方式等のパターン塗布方
式のとる必要があり、感圧接着剤の付着でパターンマス
クの繰り返し使用が困難な点もさりながら、形成される
通気路の偏り度が大きいためスムーズな通気性が得られ
ない問題点、及び接着箇所の偏り度も大きいため剥がれ
やすい問題点があった。
することが困難な問題点があった。通気性の感圧接着層
は、その通気路が液流路としても機能し得て有用であ
る。特に、発泡基材が通気性のものである場合には、感
圧接着層においても通気性が確保されることとなり、頗
る有用である。しかし、前記した従来方法で通気性の感
圧接着層を形成するには、点在方式等のパターン塗布方
式のとる必要があり、感圧接着剤の付着でパターンマス
クの繰り返し使用が困難な点もさりながら、形成される
通気路の偏り度が大きいためスムーズな通気性が得られ
ない問題点、及び接着箇所の偏り度も大きいため剥がれ
やすい問題点があった。
課題を解決するための手段 本発明は、感圧接着剤を繊維状に成形してなる繊維状感
圧接着体を用いて上記の課題を克服したものである。
圧接着体を用いて上記の課題を克服したものである。
すなわち、本発明は、感圧接着剤を繊維状に成形してな
る繊維状感圧接着体を、発泡基材面に展開して不織布状
多孔構造の感圧接着剤を形成することを特徴とする発泡
基材系粘着部材の製造方法を提供するものである。
る繊維状感圧接着体を、発泡基材面に展開して不織布状
多孔構造の感圧接着剤を形成することを特徴とする発泡
基材系粘着部材の製造方法を提供するものである。
作用 感圧接着剤を繊維状に成形しこれを発泡基材面に展開す
ることにより、その成形体からなる繊維状感圧接着体が
展開付設された多孔構造の感圧接着層が容易に形成され
る。形成された多孔構造の感圧接着層は、繊維状感圧接
着体に基づき接着寄与点が良好に遍在して接着力に優れ
る。また、空隙に基づいて良好な通気性を有する。特
に、不織布状の多孔構造に形成した感圧接着層は、表面
での繊維状感圧接着体に基づく接着寄与点と、層内部も
含めた空隙の均等分布性にも優れ、かつ空隙率も大きく
て、発泡基材ないしその粘着部材の被着体に対する接着
力の偏りが少なく、かつ空隙に基づく通気性の偏りも少
なく、また厚さ方向のほか層の展開方向や斜方向にも良
好な通気性を有して、接着力と通気性により優れてい
る。
ることにより、その成形体からなる繊維状感圧接着体が
展開付設された多孔構造の感圧接着層が容易に形成され
る。形成された多孔構造の感圧接着層は、繊維状感圧接
着体に基づき接着寄与点が良好に遍在して接着力に優れ
る。また、空隙に基づいて良好な通気性を有する。特
に、不織布状の多孔構造に形成した感圧接着層は、表面
での繊維状感圧接着体に基づく接着寄与点と、層内部も
含めた空隙の均等分布性にも優れ、かつ空隙率も大きく
て、発泡基材ないしその粘着部材の被着体に対する接着
力の偏りが少なく、かつ空隙に基づく通気性の偏りも少
なく、また厚さ方向のほか層の展開方向や斜方向にも良
好な通気性を有して、接着力と通気性により優れてい
る。
加えて、発泡基材が通気性のものであるなど、少なくと
も発泡基材における繊維状感圧接着体を展開する面がポ
ーラスな場合には、その孔部に繊維状感圧接着体が進入
し、これにより投錨効果が増大して感圧接着層が発泡基
材に強固に保持されて、粘着部材を被着体に貼着してこ
れを剥離した場合にも被着体に糊残りを生じにくく、金
属板等の表面保護部材等として好適なものとなる。
も発泡基材における繊維状感圧接着体を展開する面がポ
ーラスな場合には、その孔部に繊維状感圧接着体が進入
し、これにより投錨効果が増大して感圧接着層が発泡基
材に強固に保持されて、粘着部材を被着体に貼着してこ
れを剥離した場合にも被着体に糊残りを生じにくく、金
属板等の表面保護部材等として好適なものとなる。
発明の構成要素の例示 本発明の製造方法は、第1図に例示したように、発泡基
材1の上に繊維状感圧接着体21を展開して不織布状多孔
構造の感圧接着剤2を有する発泡基材系粘着部材を得る
ためのものである。
材1の上に繊維状感圧接着体21を展開して不織布状多孔
構造の感圧接着剤2を有する発泡基材系粘着部材を得る
ためのものである。
発泡基材1としては、例えば通気性を有する連続発泡
体、通気性を有しない独立発泡体、発泡体のラミネート
体の如き発泡層付設体などのいずれであってもよく、用
いる発泡基材1についてその形態、発泡構造、材質など
も含めて特に限定はない。感圧接着剤2を設ける部位も
発泡基材1の両面ないし片面、あるいはその一部などい
ずれであってもよい。なお、発泡基材1の両面に感圧接
着層2を設ける場合、発泡基材1の両側より繊維状感圧
接着体21を展開してもよいし、片面ごとに展開してもよ
く、また発泡基材1の回転下に1箇所又は2箇所以上よ
り供給展開してもよく、その展開方式は任意である。一
方、発泡基材1に感圧接着層2を部分的に設ける場合に
は、不必要箇所を適宜な部材でマスクして繊維状感圧接
着体21を展開する方式などが好ましい。もちろん、マス
クなしで繊維状感圧接着体21を部分的に展開してもよ
く、任意な方式を採用してよい。
体、通気性を有しない独立発泡体、発泡体のラミネート
体の如き発泡層付設体などのいずれであってもよく、用
いる発泡基材1についてその形態、発泡構造、材質など
も含めて特に限定はない。感圧接着剤2を設ける部位も
発泡基材1の両面ないし片面、あるいはその一部などい
ずれであってもよい。なお、発泡基材1の両面に感圧接
着層2を設ける場合、発泡基材1の両側より繊維状感圧
接着体21を展開してもよいし、片面ごとに展開してもよ
く、また発泡基材1の回転下に1箇所又は2箇所以上よ
り供給展開してもよく、その展開方式は任意である。一
方、発泡基材1に感圧接着層2を部分的に設ける場合に
は、不必要箇所を適宜な部材でマスクして繊維状感圧接
着体21を展開する方式などが好ましい。もちろん、マス
クなしで繊維状感圧接着体21を部分的に展開してもよ
く、任意な方式を採用してよい。
繊維状感圧接着体21の形成は、例えば感圧接着剤を加熱
溶融するなり、必要に応じ溶媒を加えるなどして液状物
ないし流動物とし、これを1個又は2個以上の吐出し孔
を有するノズルを介して押出成形する方法などにより行
うことができる。この方法で形成された繊維状感圧接着
体21は、ノズル形に対応した断面形状を有する単層構造
物である。第2図に円形断面を有するものを例示した。
溶融するなり、必要に応じ溶媒を加えるなどして液状物
ないし流動物とし、これを1個又は2個以上の吐出し孔
を有するノズルを介して押出成形する方法などにより行
うことができる。この方法で形成された繊維状感圧接着
体21は、ノズル形に対応した断面形状を有する単層構造
物である。第2図に円形断面を有するものを例示した。
第3図に例示したように、本発明では繊維状感圧接着体
21の形態を、前記の単層構造の繊維状感圧接着体に対応
する感圧接着剤層22の外側に、低接着力ないし非接着性
の被覆層23を有するものとしてもよい。被覆層23は低接
着力の感圧接着剤、ないしパラフィンやプラスチックな
どを用いて、容易に破壊できるよう形成される。被覆層
23を有する形態の繊維状感圧接着体21は、その低接着力
性ないし非接着性に基づき、被着体に対する粘着部材の
高精度な位置合わせや、貼り直しが容易で、しかも位置
合わせ後等はその被覆層23を破壊して充分な接着力を発
現させることができるので、感圧接着層2の表層の形成
などに好ましく用いられる。手による押圧で容易に破壊
できる被覆層23とする点よりは、形成材料にもよるがそ
の厚さを0.01〜30μm、就中0.05〜10μmとすることが
適当である。被覆層23を有する形態の繊維状感圧接着体
21の形成は例えば、二重の吐出し孔を有するノズルを介
し、内側の吐出し孔には感圧接着剤を、外側の吐出し孔
には被覆層形成剤を供給しつつ押出成形する方法などに
より行うことができる。
21の形態を、前記の単層構造の繊維状感圧接着体に対応
する感圧接着剤層22の外側に、低接着力ないし非接着性
の被覆層23を有するものとしてもよい。被覆層23は低接
着力の感圧接着剤、ないしパラフィンやプラスチックな
どを用いて、容易に破壊できるよう形成される。被覆層
23を有する形態の繊維状感圧接着体21は、その低接着力
性ないし非接着性に基づき、被着体に対する粘着部材の
高精度な位置合わせや、貼り直しが容易で、しかも位置
合わせ後等はその被覆層23を破壊して充分な接着力を発
現させることができるので、感圧接着層2の表層の形成
などに好ましく用いられる。手による押圧で容易に破壊
できる被覆層23とする点よりは、形成材料にもよるがそ
の厚さを0.01〜30μm、就中0.05〜10μmとすることが
適当である。被覆層23を有する形態の繊維状感圧接着体
21の形成は例えば、二重の吐出し孔を有するノズルを介
し、内側の吐出し孔には感圧接着剤を、外側の吐出し孔
には被覆層形成剤を供給しつつ押出成形する方法などに
より行うことができる。
繊維状感圧接着体21の径や断面形状は適宜に決定してよ
い。一般には、外径に基づき0.5〜500μmとされる。不
織布状の多孔構造の形成に用いる繊維状感圧接着体21と
しては通常、外径が0.5〜100μmのものが適当である。
い。一般には、外径に基づき0.5〜500μmとされる。不
織布状の多孔構造の形成に用いる繊維状感圧接着体21と
しては通常、外径が0.5〜100μmのものが適当である。
繊維状感圧接着体21の形成に用いる感圧接着剤について
は特に限定はない。アクリル系感圧接着剤、ゴム系感圧
接着剤、スチレン・イソプレン・スチレン系感圧接着
剤、シリコーン系感圧接着剤など、いずれの感圧接着剤
も用いうる。架橋剤やその他の充填剤などの添加剤を配
合した系としてもよい。
は特に限定はない。アクリル系感圧接着剤、ゴム系感圧
接着剤、スチレン・イソプレン・スチレン系感圧接着
剤、シリコーン系感圧接着剤など、いずれの感圧接着剤
も用いうる。架橋剤やその他の充填剤などの添加剤を配
合した系としてもよい。
形成された繊維状感圧接着体21の発泡基材1上への展開
は、例えばエアーノズル等による高速気流を介するなど
して行うことができる。また、繊維状感圧接着体をその
まま押出展開する方式などもとることができ、その他適
宜な方式を採用してよい。なお、展開に際しては、繊維
状感圧接着体の吐き出しノズルを揺動させるなどして展
開面積を広げるようにしてもよい。また、発泡基材と異
質な被着体に貼着するため、1種類の感圧接着剤ではそ
の感圧接着層が発泡基材と被着体の双方に良好な接着力
を発揮しない場合などには、その使用目的に応じ感圧接
着層2を2種類以上の繊維状感圧接着体21で形成し、そ
れらを混在させるなり、2層以上の複層構造とするなり
の対策を施してもよい。
は、例えばエアーノズル等による高速気流を介するなど
して行うことができる。また、繊維状感圧接着体をその
まま押出展開する方式などもとることができ、その他適
宜な方式を採用してよい。なお、展開に際しては、繊維
状感圧接着体の吐き出しノズルを揺動させるなどして展
開面積を広げるようにしてもよい。また、発泡基材と異
質な被着体に貼着するため、1種類の感圧接着剤ではそ
の感圧接着層が発泡基材と被着体の双方に良好な接着力
を発揮しない場合などには、その使用目的に応じ感圧接
着層2を2種類以上の繊維状感圧接着体21で形成し、そ
れらを混在させるなり、2層以上の複層構造とするなり
の対策を施してもよい。
エアーノズル等による高速気流を介した展開により、繊
維状感圧接着体21は自然に多孔構造に展開され、必要に
応じ前記の如く2層以上に複層構造化することにより不
織布状多孔構造の感圧接着層2を形成する。その際、ノ
ズル方向や気流速度を変えるなどして繊維状感圧接着体
21の展開状態を適宜にコントロールし、所望の展開パタ
ーンからなる不織布状多孔構造に制御してもよい。
維状感圧接着体21は自然に多孔構造に展開され、必要に
応じ前記の如く2層以上に複層構造化することにより不
織布状多孔構造の感圧接着層2を形成する。その際、ノ
ズル方向や気流速度を変えるなどして繊維状感圧接着体
21の展開状態を適宜にコントロールし、所望の展開パタ
ーンからなる不織布状多孔構造に制御してもよい。
不織布状多孔構造への展開パターンは使用目的に応じ適
宜に決定してよい。感圧接着層2における不織布状多孔
構造の形態や厚さ等は、展開操作を繰り返したり、適宜
な展開方式を組合せたりして繊維状感圧接着体21を積層
展開するこによっても制御することができる。積層展開
方式は、細い繊維状感圧接着体を用いて空隙率の大きい
不織布状多孔構造を有する感圧接着層2を形成する場合
などに有利である。また、感圧接着層2の厚さの調節手
段としても有用である。
宜に決定してよい。感圧接着層2における不織布状多孔
構造の形態や厚さ等は、展開操作を繰り返したり、適宜
な展開方式を組合せたりして繊維状感圧接着体21を積層
展開するこによっても制御することができる。積層展開
方式は、細い繊維状感圧接着体を用いて空隙率の大きい
不織布状多孔構造を有する感圧接着層2を形成する場合
などに有利である。また、感圧接着層2の厚さの調節手
段としても有用である。
不織布状の多孔構造からなる感圧接着層2は特に、表面
での繊維状感圧接着体21に基づく接着寄与点、及び層内
部も含めた空隙点の均等分布性に優れ、発泡基材1ない
し被着体に対する接着力の偏りが少なく、また空隙の偏
りも少なくて接着力や通気性の均等性に優れる。さら
に、感圧接着層2の厚さ方向のほか、展開方向ないし斜
方向の通気性にも優れる。
での繊維状感圧接着体21に基づく接着寄与点、及び層内
部も含めた空隙点の均等分布性に優れ、発泡基材1ない
し被着体に対する接着力の偏りが少なく、また空隙の偏
りも少なくて接着力や通気性の均等性に優れる。さら
に、感圧接着層2の厚さ方向のほか、展開方向ないし斜
方向の通気性にも優れる。
多孔構造の感圧接着層2の厚さは適宜に決定してよい。
一般には、被着体に接着する場合における変形抑制の点
より、見掛け厚さに基づき1〜1000μm、就中5〜500
μmとされる。感圧接着層2の厚さは、予め厚めの展開
層を形成しそれをプレス処理して薄くする方式で調節し
てもよい。プレス方式は厚さ調節のほか、感圧接着層2
の空隙率やその空隙の大きさ、発泡基材1ないし被着体
に対する接着寄与点ないし接着力などの調節にも利用す
ることができる。
一般には、被着体に接着する場合における変形抑制の点
より、見掛け厚さに基づき1〜1000μm、就中5〜500
μmとされる。感圧接着層2の厚さは、予め厚めの展開
層を形成しそれをプレス処理して薄くする方式で調節し
てもよい。プレス方式は厚さ調節のほか、感圧接着層2
の空隙率やその空隙の大きさ、発泡基材1ないし被着体
に対する接着寄与点ないし接着力などの調節にも利用す
ることができる。
不織布状多孔構造の感圧接着層における空隙率は、5〜
95%が一般的であり、就中10〜80%、特に30%以上が好
ましい。かかる不織布状の多孔構造からなる感圧接着層
2は通常、太さが0.5〜100μmの繊維状感圧接着体21を
秤量に基づき5〜400g/m2の割合で5〜200μmの厚さと
なるよう展開することにより形成することができる。
95%が一般的であり、就中10〜80%、特に30%以上が好
ましい。かかる不織布状の多孔構造からなる感圧接着層
2は通常、太さが0.5〜100μmの繊維状感圧接着体21を
秤量に基づき5〜400g/m2の割合で5〜200μmの厚さと
なるよう展開することにより形成することができる。
本発明の方法により得られた発泡基材系粘着部材は、そ
の発泡基材や感圧接着層の特性に応じ、例えば包装材、
マスキング材、緩衝材、断熱材、表面保護部材、固定
具、フック材など、種々の用途に用いることができ、そ
の用途に特に限定はない。なお、粘着部材における感圧
接着層の露出面に対しては通常、セパレータ等を貼着し
て保管、流通などに供される。
の発泡基材や感圧接着層の特性に応じ、例えば包装材、
マスキング材、緩衝材、断熱材、表面保護部材、固定
具、フック材など、種々の用途に用いることができ、そ
の用途に特に限定はない。なお、粘着部材における感圧
接着層の露出面に対しては通常、セパレータ等を貼着し
て保管、流通などに供される。
発明の効果 本発明によれば、繊維状感圧接着体を発泡基材面に展開
して感圧接着層を形成するので、適宜なパターンの不織
布状多孔構造からなる感圧接着層を容易に形成でき、そ
の感圧接着層は、空隙の均等分布性に優れて空隙率が大
きく、通気性の偏りが少なくて感圧接着層の展開方向に
も通気性を有している。また繊維状感圧接着体からなる
接着寄与点の均等分布性に優れて接着面積が大きく、発
泡基材ないし被着体に対する接着力の偏りが少なくて、
接着力と通気性に優れている。特に、発泡基材が通気性
の場合には全体として通気性を維持し、投錨効果に基づ
いて発泡基材と感圧接着層との接着力に優れている。
して感圧接着層を形成するので、適宜なパターンの不織
布状多孔構造からなる感圧接着層を容易に形成でき、そ
の感圧接着層は、空隙の均等分布性に優れて空隙率が大
きく、通気性の偏りが少なくて感圧接着層の展開方向に
も通気性を有している。また繊維状感圧接着体からなる
接着寄与点の均等分布性に優れて接着面積が大きく、発
泡基材ないし被着体に対する接着力の偏りが少なくて、
接着力と通気性に優れている。特に、発泡基材が通気性
の場合には全体として通気性を維持し、投錨効果に基づ
いて発泡基材と感圧接着層との接着力に優れている。
さらに本発明は、かかる発泡基材系粘着部材を効率的に
得ることができる利点なども有している。
得ることができる利点なども有している。
実施例 実施例1 通気性を有するウレタン系発泡基材の片面に、スチレン
・イソプレン・スチレン系感圧接着剤の加熱溶融液を直
径50μmの吐出し孔を有するエアーノズルを介し、かつ
ノズルを左右に10mm揺動させながら押出成形した外径が
約50μmの繊維状感圧接着体を、高速気流を介し吹き付
け展開して、見掛け厚さが約80μmで、秤量が32g/m2の
不織布状の展開層を形成し、この展開層を1kg/cm2の圧
力でプレスして見掛け厚さが70μmの不織布状の多孔構
造からなる空隙率が65%の感圧接着層を付設し、通気性
及び接着力が良好な発泡基材系粘着部材を得た。
・イソプレン・スチレン系感圧接着剤の加熱溶融液を直
径50μmの吐出し孔を有するエアーノズルを介し、かつ
ノズルを左右に10mm揺動させながら押出成形した外径が
約50μmの繊維状感圧接着体を、高速気流を介し吹き付
け展開して、見掛け厚さが約80μmで、秤量が32g/m2の
不織布状の展開層を形成し、この展開層を1kg/cm2の圧
力でプレスして見掛け厚さが70μmの不織布状の多孔構
造からなる空隙率が65%の感圧接着層を付設し、通気性
及び接着力が良好な発泡基材系粘着部材を得た。
実施例2 通気性を有するウレタン系発泡基材の片面に、アクリル
酸ブチル・アクリル酸共重合体からなり、ポリイソシア
ネート系架橋剤を含有するアクリル系感圧接着剤の加熱
溶融液を前記に準じて押出成形した外径が約50μmの繊
維状感圧接着体を高速気流を介し吹き付け展開して見掛
け厚さが約70μmで、秤量が24g/m2の不織布状の展開層
を形成し、この展開層を1kg/cm2の圧力でプレスして見
掛け厚さが40μmの不織布状の多孔構造からなる空隙率
が30%の感圧接着層を付設し、通気性及び接着力が良好
な発泡基材系粘着部材を得た。
酸ブチル・アクリル酸共重合体からなり、ポリイソシア
ネート系架橋剤を含有するアクリル系感圧接着剤の加熱
溶融液を前記に準じて押出成形した外径が約50μmの繊
維状感圧接着体を高速気流を介し吹き付け展開して見掛
け厚さが約70μmで、秤量が24g/m2の不織布状の展開層
を形成し、この展開層を1kg/cm2の圧力でプレスして見
掛け厚さが40μmの不織布状の多孔構造からなる空隙率
が30%の感圧接着層を付設し、通気性及び接着力が良好
な発泡基材系粘着部材を得た。
実施例3 実施例2で得た発泡基材系粘着部材における感圧接着層
の上に、二重吐出し孔を有するノズルを介して押出し
た、前記と同じアクリル系感圧接着剤からなる芯体の外
周に、メタクリル酸メチル・アクリル酸エチル共重合体
からなる厚さ5μmの被覆層を有する外径50μmの繊維
状感圧接着体をランダムに展開し、その感圧接着層を積
層した。
の上に、二重吐出し孔を有するノズルを介して押出し
た、前記と同じアクリル系感圧接着剤からなる芯体の外
周に、メタクリル酸メチル・アクリル酸エチル共重合体
からなる厚さ5μmの被覆層を有する外径50μmの繊維
状感圧接着体をランダムに展開し、その感圧接着層を積
層した。
得られた発泡基材系粘着部材をそのままステンレス板
(SUS 304 BA仕上げ)に対し500gのローラを一往復さ
せる方式で貼着したところ、その接着力(180ピール、
引張速度300mm/分、)は16g/20mmであり、良好な低タッ
ク性を示した。次に、5kg/cm2の圧力で感圧接着層をプ
レスして繊維状感圧接着体における被覆層を破壊し、前
記に準じ測定した接着力は255g/20mmであった。
(SUS 304 BA仕上げ)に対し500gのローラを一往復さ
せる方式で貼着したところ、その接着力(180ピール、
引張速度300mm/分、)は16g/20mmであり、良好な低タッ
ク性を示した。次に、5kg/cm2の圧力で感圧接着層をプ
レスして繊維状感圧接着体における被覆層を破壊し、前
記に準じ測定した接着力は255g/20mmであった。
なお、実施例2の発泡基材系粘着部材における感圧接着
層をそのままステンレス板に対し、500gのローラを一往
復させる方式で貼着した場合の接着力は300g/20mmであ
り、5kg/cm2の圧力でプレスしたのちの接着力は312g/20
mmであった。
層をそのままステンレス板に対し、500gのローラを一往
復させる方式で貼着した場合の接着力は300g/20mmであ
り、5kg/cm2の圧力でプレスしたのちの接着力は312g/20
mmであった。
【図面の簡単な説明】 第1図は発泡基材系粘着部材の構成例の斜視図、第2図
は繊維状感圧接着体の構造例の斜視図、第3図は他の繊
維状感圧接着体の構造例の部分断面斜視図である。 1:発泡基材、2:感圧接着層、21:繊維状感圧接着体、22:
感圧接着剤層、23:被覆層
は繊維状感圧接着体の構造例の斜視図、第3図は他の繊
維状感圧接着体の構造例の部分断面斜視図である。 1:発泡基材、2:感圧接着層、21:繊維状感圧接着体、22:
感圧接着剤層、23:被覆層
Claims (2)
- 【請求項1】感圧接着剤を繊維状に成形してなる繊維状
感圧接着体を、発泡基材面に展開して不織布状多孔構造
の感圧接着層を形成することを特徴とする発泡基材系粘
着部材の製造方法。 - 【請求項2】通気性の発泡基材を用いてなる請求項1に
記載の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63169893A JPH0689304B2 (ja) | 1988-07-06 | 1988-07-06 | 発泡基材系粘着部材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63169893A JPH0689304B2 (ja) | 1988-07-06 | 1988-07-06 | 発泡基材系粘着部材の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0218482A JPH0218482A (ja) | 1990-01-22 |
| JPH0689304B2 true JPH0689304B2 (ja) | 1994-11-09 |
Family
ID=15894916
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63169893A Expired - Lifetime JPH0689304B2 (ja) | 1988-07-06 | 1988-07-06 | 発泡基材系粘着部材の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0689304B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3926915B2 (ja) * | 1997-06-26 | 2007-06-06 | 日東電工株式会社 | 塗膜保護用シート |
| JP4540962B2 (ja) * | 2003-10-10 | 2010-09-08 | リンテック株式会社 | 粘着シートおよびその製造方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5678841U (ja) * | 1979-11-20 | 1981-06-26 |
-
1988
- 1988-07-06 JP JP63169893A patent/JPH0689304B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0218482A (ja) | 1990-01-22 |
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