JPH068952Y2 - 2系統ブレーキ液圧制御弁 - Google Patents
2系統ブレーキ液圧制御弁Info
- Publication number
- JPH068952Y2 JPH068952Y2 JP1988005983U JP598388U JPH068952Y2 JP H068952 Y2 JPH068952 Y2 JP H068952Y2 JP 1988005983 U JP1988005983 U JP 1988005983U JP 598388 U JP598388 U JP 598388U JP H068952 Y2 JPH068952 Y2 JP H068952Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston
- valve
- liquid chamber
- hydraulic pressure
- stepped
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Hydraulic Control Valves For Brake Systems (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は自動車等に用いられ、前後輪への液圧配分を制
御する2系統ブレーキ液圧制御弁に関するものである。
御する2系統ブレーキ液圧制御弁に関するものである。
<従来の技術> 従来の2系統ブレーキ液圧制御弁としては、例えば特公
昭61−40578号公報に開示されているものが知ら
れている。
昭61−40578号公報に開示されているものが知ら
れている。
この液圧制御弁は、弁ハウジング内に摺動自在に収容さ
れたピストンと、弁ハウジング内でピストンを特定方向
に付勢するばね部材と、ピストンの上部に外装した弁機
構と、ピストンの下半に外装したスリーブとよりなり、
弁ハウジングとピストンとの間及び弁ハウジングとスリ
ーブとの間にそれぞれ液室を形成し、積載荷重に応じて
フロント系とリヤ系の液圧配分を制御する構造を有して
いる。
れたピストンと、弁ハウジング内でピストンを特定方向
に付勢するばね部材と、ピストンの上部に外装した弁機
構と、ピストンの下半に外装したスリーブとよりなり、
弁ハウジングとピストンとの間及び弁ハウジングとスリ
ーブとの間にそれぞれ液室を形成し、積載荷重に応じて
フロント系とリヤ系の液圧配分を制御する構造を有して
いる。
<解決しようとする問題点> 2系統ブレーキの液路が、フロント系液路を形成するス
リーブと、リヤ系液路を形成するピストンの2つの部材
で構成されているので、構造が複雑であり、しかも製造
コストが高くつくという改善すべき問題点がある。
リーブと、リヤ系液路を形成するピストンの2つの部材
で構成されているので、構造が複雑であり、しかも製造
コストが高くつくという改善すべき問題点がある。
また特開昭49−98617号公報に開示されている液
圧制御弁も知られている。
圧制御弁も知られている。
これは、弁ハウジングの段付部と、これに対応するピス
トンの中間部の段付周面間に第1の液室を形成し、弁ハ
ウジングを穿孔して第2の液路と第3の液路を連通する
内部通路を形成すると共に、リヤ系液路を開閉する弁機
構をボール弁で構成してある。
トンの中間部の段付周面間に第1の液室を形成し、弁ハ
ウジングを穿孔して第2の液路と第3の液路を連通する
内部通路を形成すると共に、リヤ系液路を開閉する弁機
構をボール弁で構成してある。
しかしながらこの液圧制御弁にあっては、内部通路の形
成に手数がかかるだけでなく、弁ハウジングを大型に設
計する必要がある。
成に手数がかかるだけでなく、弁ハウジングを大型に設
計する必要がある。
<本考案の目的> 本考案は前記の点に鑑み成されたもので、構造の簡略化
及び低コスト化を図れる、2系統ブレーキ液圧制御弁を
提供することを目的とする。
及び低コスト化を図れる、2系統ブレーキ液圧制御弁を
提供することを目的とする。
<本考案の構成> 以下、図面を参照しながら本考案の実施例について説明
する。
する。
(イ)液圧制御弁の全体の構成 第1図に液圧制御弁の一例を示す。
1は弁ハウジングである。
2はフロント系マスターシリンダからの液圧供給を受け
るフロント系導入口であり、3はフロントブレーキに連
通するフロント系導出口である。
るフロント系導入口であり、3はフロントブレーキに連
通するフロント系導出口である。
なおこのフロント系導出口3は液圧制御弁を車両の前部
に設ける場合に適し、車両の後部に設ける場合には、マ
スターシリンダとフロントブレーキとを接続する液路中
に分岐液路を設け、この分岐液路をフロント系導入口2
に接続すれば、フロント系導出口3を省略しても良い。
に設ける場合に適し、車両の後部に設ける場合には、マ
スターシリンダとフロントブレーキとを接続する液路中
に分岐液路を設け、この分岐液路をフロント系導入口2
に接続すれば、フロント系導出口3を省略しても良い。
要はフロント系の液圧が作用するようにすればよい。
4はリヤ系マスターシリンダからの液圧供給を受けるリ
ヤ系導入口であり、5はリヤブレーキに連通するリヤ系
導出口である。
ヤ系導入口であり、5はリヤブレーキに連通するリヤ系
導出口である。
6は段付小径穴、7は段付大径穴、8は後述する弁座を
装着する弁座穴であり、これらの各穴6〜8は弁ハウジ
ング1内で連通して形成されている。
装着する弁座穴であり、これらの各穴6〜8は弁ハウジ
ング1内で連通して形成されている。
10は弁ハウジング1内に摺動自在に収容されたピスト
ンであり、その上端に弁体11を有する。
ンであり、その上端に弁体11を有する。
段付大径穴7内に位置するピストン10の周面には、段
付面12を形成するとともに、ピストン10の軸方向と
平行に連通液路13が貫通して開設してある。
付面12を形成するとともに、ピストン10の軸方向と
平行に連通液路13が貫通して開設してある。
この連通液路13は後述する第2の液室61と第3の液
室62との間を常時連通している。
室62との間を常時連通している。
14はピストン10の下端に形成した下方端部である。
20は弁座穴8内に装着した弁座であり、この弁座20
と弁体11との間でリヤ系の液路を断続する弁機構を形
成する。
と弁体11との間でリヤ系の液路を断続する弁機構を形
成する。
30はばね部材であり、前部弁機構を開放する方向、す
なわちピストン10を図面上方へ向け付勢している。
なわちピストン10を図面上方へ向け付勢している。
40は弁ハウジング1の開口部を閉塞するプラグであ
り、中央に開設した穴内にピストン10の下方端部14
を摺動自在に収容している。
り、中央に開設した穴内にピストン10の下方端部14
を摺動自在に収容している。
50、51、52はシール部材であり、ピストン10の
外周に夫々外装している。
外周に夫々外装している。
弁ハウジング1とピストン10中間部の周面間には環状
の第1の液室60を形成し、第1の液室60はフロント
系導入口2及びフロント系導出口3に夫々連通してい
る。
の第1の液室60を形成し、第1の液室60はフロント
系導入口2及びフロント系導出口3に夫々連通してい
る。
弁ハウジング1とピストン10上方部の周面間には第2
の液室61を形成し、この第2の液室61はリヤ系導出
口5に連通している。
の液室61を形成し、この第2の液室61はリヤ系導出
口5に連通している。
また、弁ハウジング1とピストン10下方部の周面間に
は第3の液室62を形成し、第3の液室62はリヤ系導
入口4に連通している。
は第3の液室62を形成し、第3の液室62はリヤ系導
入口4に連通している。
(ロ)ピストンの受圧面の関係 ピストン10に作用する各受圧面の関係は以下の要件を
満たしていることが要求される。
満たしていることが要求される。
すなわち、ピストン10に作用する各受圧面の関係は、 第1の液室60において 下方側>上方側 第2の液室61と第3の液室62において 第2の液室61側<第3の液室62側 弁機構の有効受圧面積X>ピストン10の下方端部1
4の受圧面積Y となるよう設定する。
4の受圧面積Y となるよう設定する。
また、第3の液室62の受圧面積から第2の液室61の
受圧面積を減じた受圧面積をAとする。
受圧面積を減じた受圧面積をAとする。
<本考案の作用> 次に作用について説明する。
(イ)フロント系及びリヤ系液圧が共に正常な時ピスト
ン10に作用する液圧は、下方端部14に作用する液圧
を除いてバランスする。
ン10に作用する液圧は、下方端部14に作用する液圧
を除いてバランスする。
従って、ピストン10の下方端部14に作用する液圧が
ばね部材30のばね力に打ち勝つと、ピストン10が下
降して弁体11が弁座20に着座し、リヤ系の液路を一
時閉鎖する。
ばね部材30のばね力に打ち勝つと、ピストン10が下
降して弁体11が弁座20に着座し、リヤ系の液路を一
時閉鎖する。
すると弁体11の受圧面積Xの方が下方端部14の受圧
面積Yより大きいので、ピストン10が上昇しその弁体
11が弁座20から離隔して液圧がリヤブレーキへ給送
される。
面積Yより大きいので、ピストン10が上昇しその弁体
11が弁座20から離隔して液圧がリヤブレーキへ給送
される。
このような動作の繰り返しにより、リヤ系導出口5側の
液圧はマスターシリンダの液圧上昇に対し、一定割合
(X−Y)/Xで減圧される。
液圧はマスターシリンダの液圧上昇に対し、一定割合
(X−Y)/Xで減圧される。
又、その減圧作用を開始する折点液圧は、ばね部材30
のばね力をFとすると、F/Yである。
のばね力をFとすると、F/Yである。
(ロ)フロント系液圧が失陥した時 第1の液室60の液圧が失陥すると、ピストン10に作
用する作用力は受圧面積Aから下方端部14の受圧面積
Yを減じた分だけ上向きの方が大きくなる。
用する作用力は受圧面積Aから下方端部14の受圧面積
Yを減じた分だけ上向きの方が大きくなる。
また、受圧面積Aと受圧面積Yが等しいときには、ばね
部材30のばね力の分だけ上向きの作用力の方が大きく
なる。
部材30のばね力の分だけ上向きの作用力の方が大きく
なる。
従って、ピストン10の弁体11は弁座20から離隔し
た状態に保持され、弁機構は常に解放状態となり、マス
ターシリンダの液圧がそのままリヤブレーキに給送され
る。
た状態に保持され、弁機構は常に解放状態となり、マス
ターシリンダの液圧がそのままリヤブレーキに給送され
る。
<その他の実施例>(第2図) 本実施例は積載荷重に応じて前後輪への液圧配分を制御
する形式に適用した例について説明する。
する形式に適用した例について説明する。
すなわち、ピストン10の下方端部14には突出軸部1
5を形成し、この突出軸部15がプラグ40を貫通して
いる。
5を形成し、この突出軸部15がプラグ40を貫通して
いる。
突出軸部15の先端は積載荷重に応答するばね部材70
に弾接している。
に弾接している。
ばね部材70は積載荷重に応答した力をピストン10に
図面の上方向へ向けて付勢する。
図面の上方向へ向けて付勢する。
ピストン10が前記ばね部材70のばね力により上方に
付勢されるので、第3の液室62内に設置されているば
ね部材30を省略することができる。
付勢されるので、第3の液室62内に設置されているば
ね部材30を省略することができる。
上記以外の構造および作用については前述した実施例と
同様であるから、説明を省略する。
同様であるから、説明を省略する。
<本考案の効果> 本考案は以上説明したようになるからつぎのような効果
を期待することができる。
を期待することができる。
(イ)弁機構を非ボール弁(小径の段付穴に装着した弁
座と、ピストンの上方端部に形成した弁体)で構成する
ため、ピストン自体に第2の液室と第3の液室を連通す
る液路を形成することができる。
座と、ピストンの上方端部に形成した弁体)で構成する
ため、ピストン自体に第2の液室と第3の液室を連通す
る液路を形成することができる。
(ロ)ピストンに液路を形成できるから、弁ハウジング
に液路を設ける場合と比べて加工が容易であると共に、
弁ハウジングをコンパクトに設計できる。
に液路を設ける場合と比べて加工が容易であると共に、
弁ハウジングをコンパクトに設計できる。
(ハ)構造が簡単で構成部品点数が少ないから、組立性
が良くなり、さらに製造コストを低減できる。
が良くなり、さらに製造コストを低減できる。
第1図:本考案の液圧制御弁の一実施例を示す縦断面図 第2図:本考案のその他の実施例を示す縦断面図
Claims (1)
- 【請求項1】フロント系とリヤ系の2系統ブレーキ液路
を形成する液圧制御弁において、 内部に大径と小径の段付穴を有する弁ハウジングと、 前記弁ハウジング内で摺動自在に嵌合するピストンと、 段付穴の段付部とこれに対応するピストンの中間部の段
付周面間に形成したフロント系の第1の液室と、 段付穴の小径部とピストンの上部との周面間に形成し、
リヤ系導出口に連通する第2の液室と、 段付穴の大径部とピストンの下部との周面間に形成し、
リヤ系導入液路に連通する第3の液室と、 ピストンの軸方向に貫通して形成し、前記第2の液室と
第3の液室を連通する液路と、 小径の段付穴に装着した弁座にピストンの上方端部に形
成した弁体を着離させてリヤ系液路を開閉する弁機構
と、 ピストンを、前記弁機構の開放方向に付勢するばね部材
とよりなり、 ピストンの下方端部の受圧面積を前記弁機構の有効受圧
面積より小さく形成したことを特徴とする、 2系統ブレーキ液圧制御弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988005983U JPH068952Y2 (ja) | 1988-01-22 | 1988-01-22 | 2系統ブレーキ液圧制御弁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988005983U JPH068952Y2 (ja) | 1988-01-22 | 1988-01-22 | 2系統ブレーキ液圧制御弁 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01111063U JPH01111063U (ja) | 1989-07-26 |
| JPH068952Y2 true JPH068952Y2 (ja) | 1994-03-09 |
Family
ID=31209832
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988005983U Expired - Lifetime JPH068952Y2 (ja) | 1988-01-22 | 1988-01-22 | 2系統ブレーキ液圧制御弁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH068952Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS525672B2 (ja) * | 1973-01-24 | 1977-02-15 | ||
| JPS5471271A (en) * | 1977-11-17 | 1979-06-07 | Toyota Motor Corp | Controlling device in two-system braking system for use in vehicle |
-
1988
- 1988-01-22 JP JP1988005983U patent/JPH068952Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01111063U (ja) | 1989-07-26 |
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