JPH0689585B2 - 塩化ビニル樹脂シート防水工法 - Google Patents

塩化ビニル樹脂シート防水工法

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JPH0689585B2
JPH0689585B2 JP12558089A JP12558089A JPH0689585B2 JP H0689585 B2 JPH0689585 B2 JP H0689585B2 JP 12558089 A JP12558089 A JP 12558089A JP 12558089 A JP12558089 A JP 12558089A JP H0689585 B2 JPH0689585 B2 JP H0689585B2
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碩二 横田
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は土木、建築工業の分野に利用される塩化ビニル
樹脂シートの施工法に関するものである。本発明は塩化
ビニル樹脂シートを建造物の防水下地面へ部分的に固定
する絶縁工法において、防水シートを固定用アンカーの
直上で重ね合わせず、防水シート相互の接合部より内側
の位置へ固定用アンカーをずらせて固定した後、防水シ
ートの端部をプレート状の鋼板へ溶着により接合させた
後、前記防水シートを次のシートと4cm以上を重ね合せ
て、溶着及び熱風融着を併用して接合させることにより
確実な水密性を確保し且つ、平滑なジョィント部を構成
することを目的とした防水施工法である。
(従来の技術) 従来、コンクリート等の屋根面へ防水シートを施工する
際、その下地面又は下地面とシート面の両面へ接着剤を
塗布し、防水シートを屋上又は屋根等の建造物の下地面
へ固定していた。
(発明が解決しようとする課題) 降雨、降雪後で防水下地面が湿潤状態の際、下地面が乾
燥するまで待たねばならず、又コンクリート等の建造物
の防水層の改修の際、既設防水層や防水保護層を撤去又
は全面補修する必要が多々あり、工期が遅延し、コスト
アップになる。
また、いわゆる防水絶縁工法の接合部は、A部(第3
図)の様に、固定材の直上で防水シート相互を接合する
工法が一般的であるが、接合部の高さが高くなるため、
陸屋根等に施工した際、水溜りやホコリの堆積し、屋根
面の美観をそこなうだけでなく、堆積部の防水シート部
が、部分的に劣化が促進し、防水層の耐久性が低下する
という問題があった。
(課題を解決するための手段) 本発明は、上記従来工法の課題を解決しようとしたもの
で、接着剤を使用しないで防水層を敷設することにし、
降雨、降雪後の湿潤状態の下地面であっても、遅延なく
施工が可能であり、改修工事においても下地面をほとん
ど補修することなしに防水層の施工が可能である防水工
法を提供するにある。
また、防水層の接合部の高さを低くすることにより、陸
屋根等においても、比較的、雨水やホコリの堆積が少な
く、部分的な劣化の促進が少ない長期間安定した防水性
能が得られる防水工法を提供するにある。
本発明は、塩化ビニル樹脂シートを建造物の防水下地面
へ部分的に固定する絶縁工法において、塩化ビニル樹脂
を周囲に被覆したプレート状の鋼板を固定用アンカーを
用いて固定した後、当該塩化ビニル樹脂シートを固定す
る際、シート末端部を固定金具に対して、最低4cm余分
にオーバーする様に割り付け、固定金具と当該シートと
を溶剤溶着(以下溶着)により接合させる工程と、次に
前記固定金具に対して最低4cm余分にオーバーした部位
に、次の塩化ビニル樹脂シートの端部を4cm以上を重ね
合わせ、この重ね合せ部分を溶着及び熱風融着(以下融
着と言う)を併用して接合合体させる工程とより成るこ
とを特徴とする塩化ビニル樹脂シート防水工法にある。
(作用) 本発明の塩化ビニル樹脂シートを防水下地面へ部分的に
固定する絶縁工法を実施する場合には、塩化ビニル樹脂
を周囲に被覆したプレートの鋼板を防水シートのシート
幅より少ない間隔、すなわち防水シート相互の接合部よ
り内側の位置へ固定用アンカーを用いて固定した後、防
水シートの端部をプレート状鋼板へ溶着により接合させ
る。
次に敷設する防水シートの端部と、前記鋼板に固定した
防水シートの端部とを4cm以上重ね合せて溶着及び融着
を併用して接合させる。また、防水シート相互の接合部
小間隙へシール材を塗布することにより、一層確実な水
密性を確保し且つ平滑な接合部を構成できる。
本発明は、防水下地面へ防水シートを固定する方法とし
て、塩化ビニル樹脂シートを周囲に被覆したプレート状
の鋼板を固定用アンカーで取り付け、これに防水シート
を溶着及び融着により接合するため、防水下地面が湿潤
状態であっても、遅延なく施工が可能であり、改修工事
においても下地面をほとんど補修することなしに防水層
を施工が可能となる。また、防水シート相互の接合部位
置と、防水シートを下地面へ固定する位置の違いによ
り、従来工法の接合部と比較して接合部の高さが低く、
雨水やホコリの堆積による防水シートの劣化が少くな
り、防水層の耐久性が向上する効果も合せて得られる。
上記作用効果により防水施工時の工期短縮及びコストの
低減が得られ、更に防水シートの接合部の高さの低減に
より雨、ホコリ等が溜まりにくい、防水機能上安定した
きれいな防水層が得られる。
(実施例) 本発明の詳細を添付図面に示す実施例に基づいて以下に
説明する。
第1図の1,1Aは、一般的なコンクリート製の陸屋根を示
す。本発明の防水施工法をこのコンクリート陸屋根に施
工する際、まずプレート状の鋼板製固定材2を防水シー
ト3の幅寸法より少ない位置、すなわち、次の防水シー
ト3との接合幅Lを残した位置へ固定用アンカー4を用
いて強固に取り付ける。
また、陸屋根1Aの立上ったパラペット入隅線にそって、
L形状の鋼板製固定材5を取り付ける。防水シート3の
一端3Aを固定材5の入隅線に合わせて固定材5へ溶着
し、次いで他端3bを引張った状態で鋼板製固定材2への
溶着し固定材2を通り越した防水シートの端部3Bへ次の
防水シート3の端部3Cを溶着及び融着することで確実な
防水層を形成する。防水シート3,3の長手方向も上記と
同様に引張強った状態で各々対応するパラペット入隅部
の固定材5へ溶着する。図中6はパラペット末端部の固
定材を示し、7は立上り部へ施す防水シートで水平部の
防水シート3と同一材質である。8は防水シート末端部
をシールするシール材を示す。
(発明の効果) 本発明は、建造物等の防水下地面へ防水シートを固定す
る方法として、塩化ビニル樹脂シートを周囲に被覆した
プレート状鋼板製固定材2を固定用アンカー4で取り付
け、これに防水シート3を溶着及び融着を併用して接合
するため、確実な水密性が確保され、且つ平滑なジョィ
ント部を構成できる利点があり、防水下地面が湿潤状態
であっても、遅延なく、施工が可能であり、改修工事に
おいても下地面をほとんど補修することなしに防水層の
施工が可能となる利点がある。
また、防水シート相互の接合部位置と、防水シートを下
地面へ固定する位置の違いにより、従来工法の接合部と
比較して接合部の高さが低く、雨水やホコリの堆積によ
る防水シートの劣化が少くなり、防水層の耐久性が向上
する効果も合せて得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明により施工された陸屋根の部分断面図、 第2図は本発明の防水シート接合部の拡大図、 第3図は従来工法の防水シート接合部の拡大図である。 1…防水下地、1a…立上り部防水下地 2…塩化ビニル樹脂を周囲に被覆した鋼板製固定板 3…塩化ビニル樹脂シート 3A…防水シートと鋼板製固定板との接合部 3B,3C…防水シートと防水シートとの接合部 4…固定用アンカー 5,6…塩化ビニル樹脂を周囲に被覆したL形鋼製固定板 7…塩化ビニル樹脂シート 8…シール材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】塩化ビニル樹脂シートを建造物の防水下地
    面へ部分的に固定する絶縁工法において、塩化ビニル樹
    脂を周囲に被覆したプレート状の鋼板を固定用アンカー
    を用いて固定した後、当該塩化ビニル樹脂シートを固定
    する際、シート末端部を固定金具に対して、最低4cm余
    分にオーバーする様に割り付け、固定金具と当該シート
    とを溶剤溶着により接合させる工程と、次に前記固定金
    具に対して最低4cm余分にオーバーした部位に、次の塩
    化ビニル樹脂シートの端部を4cm以上を重ね合わせ、こ
    の重ね合せ部分を溶着及び熱風融着を併用して接合合体
    させる工程とより成ることを特徴とする塩化ビニル樹脂
    シート防水工法。
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