JPH0689817B2 - 遊星菌車装置の強制潤滑装置 - Google Patents
遊星菌車装置の強制潤滑装置Info
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- JPH0689817B2 JPH0689817B2 JP59168052A JP16805284A JPH0689817B2 JP H0689817 B2 JPH0689817 B2 JP H0689817B2 JP 59168052 A JP59168052 A JP 59168052A JP 16805284 A JP16805284 A JP 16805284A JP H0689817 B2 JPH0689817 B2 JP H0689817B2
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- Japan
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- shaft
- gear
- oil
- pinion
- ring gear
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H3/00—Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion
- F16H3/44—Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion using gears having orbital motion
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Details Of Gearings (AREA)
- Structure Of Transmissions (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動変速機における遊星歯車装置の強制潤滑
装置に関する。
装置に関する。
〔従来の技術〕 自動変速機は、複数の遊星歯車装置の変速要素を摩擦係
合要素の係合及び解放によりつなぎ換えて動力伝達経路
を変更して変速を行うものであるが、このような変速要
素のうち変速ギアを構成するピニオンは、自動変速機を
搭載した車両の走行時、直結状態以外は常に回転駆動さ
れて動力伝達に関与するため、高速で回転する頻度が高
い変速要素である。そこで、キャリア内に変速軸からピ
ニオンの回転支持部に通ずる油路を設けて強制潤滑する
ことも考えられないではないが、既知のように、自動変
速機にはそれに対するコンパクト化の要求があり、軸方
向長さ、外径共に可能な限り縮小した設計がなされてお
り、且つ、多段化の要求から変速機内部の機構の配置も
ぎりぎりまで密接させたものとされている。そして、キ
ャリアのシャフト支持部もこのような要求から薄肉な構
成とされているため、このシャフト支持部内に油路を形
成することは不可能である。
合要素の係合及び解放によりつなぎ換えて動力伝達経路
を変更して変速を行うものであるが、このような変速要
素のうち変速ギアを構成するピニオンは、自動変速機を
搭載した車両の走行時、直結状態以外は常に回転駆動さ
れて動力伝達に関与するため、高速で回転する頻度が高
い変速要素である。そこで、キャリア内に変速軸からピ
ニオンの回転支持部に通ずる油路を設けて強制潤滑する
ことも考えられないではないが、既知のように、自動変
速機にはそれに対するコンパクト化の要求があり、軸方
向長さ、外径共に可能な限り縮小した設計がなされてお
り、且つ、多段化の要求から変速機内部の機構の配置も
ぎりぎりまで密接させたものとされている。そして、キ
ャリアのシャフト支持部もこのような要求から薄肉な構
成とされているため、このシャフト支持部内に油路を形
成することは不可能である。
このような事情から、ピニオンシャフトに軸方向端面と
外周面とを連通するシャフト内油路を設けて、オイルダ
クトをシャフト支持部の側面に取付け、サンギアのシャ
フトに形成した油路の噴口をオイルダクトの開口部に向
かって開口させ、サンギアシャフトの噴口から放出され
るオイルをオイルダクトで受け止めてピニオンギアの回
転支持部に導く潤滑手段が提案されている(実開昭58−
67161号公報参照)。
外周面とを連通するシャフト内油路を設けて、オイルダ
クトをシャフト支持部の側面に取付け、サンギアのシャ
フトに形成した油路の噴口をオイルダクトの開口部に向
かって開口させ、サンギアシャフトの噴口から放出され
るオイルをオイルダクトで受け止めてピニオンギアの回
転支持部に導く潤滑手段が提案されている(実開昭58−
67161号公報参照)。
しかしながら、自動変速機の変速軸であるサンギアシャ
フトやシャフト支持部を設けたキャリアは軸方向に多少
の移動(ガタ)を許容するよう組付けることを余儀なく
されるものであるから、上述の構成を採る潤滑手段で
は、常に上記位置関係が正確に保たれるとは限らず、噴
出されたオイルの全量をオイルダクトに受け止めさせる
ことは困難であり、オイルが十分オイルダクトの開口内
に供給されない恐れがあった。
フトやシャフト支持部を設けたキャリアは軸方向に多少
の移動(ガタ)を許容するよう組付けることを余儀なく
されるものであるから、上述の構成を採る潤滑手段で
は、常に上記位置関係が正確に保たれるとは限らず、噴
出されたオイルの全量をオイルダクトに受け止めさせる
ことは困難であり、オイルが十分オイルダクトの開口内
に供給されない恐れがあった。
ところで、本出願人は先に、シャフト支持部とシャフト
支持部に隣接して配設された部材との間に介装されるス
ラストベアリングのスラストレースをガイドとして機能
させ、スラストベアリングを潤滑したオイルをオイルリ
ザーバの開口に指向させるようにして、前記スラストベ
アリングとピニオンの回転支持部を共に効率よく潤滑さ
せる変速ギア回転支持部の強制潤滑装置を提案してい
る。
支持部に隣接して配設された部材との間に介装されるス
ラストベアリングのスラストレースをガイドとして機能
させ、スラストベアリングを潤滑したオイルをオイルリ
ザーバの開口に指向させるようにして、前記スラストベ
アリングとピニオンの回転支持部を共に効率よく潤滑さ
せる変速ギア回転支持部の強制潤滑装置を提案してい
る。
本発明はこの装置の機能をより一層確実なものとすべ
く、スラストベアリングのスラストレースとそれに当接
する隣接部材との間に隙間を生じないようにして、該隙
間からのオイル洩れをなくしてスラストレースのガイド
としての機能を十分に発揮させ、オイルリザーバへの十
分な潤滑油の供給を確保して、自動変速機における前記
のような変速ギア回転支持部ベアリングの潤滑不足の問
題を解決することを目的とするものである。
く、スラストベアリングのスラストレースとそれに当接
する隣接部材との間に隙間を生じないようにして、該隙
間からのオイル洩れをなくしてスラストレースのガイド
としての機能を十分に発揮させ、オイルリザーバへの十
分な潤滑油の供給を確保して、自動変速機における前記
のような変速ギア回転支持部ベアリングの潤滑不足の問
題を解決することを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕 上記の目的を達成するため、本発明は、軸上に配設さ
れ、リングギア、ピニオンギア、サンギア、前記ピニオ
ンギアをベアリングを介して回転支持するピニオンシャ
フト及び該ピニオンシャフトを支持するキャリアを有す
る遊星歯車装置と、前記軸に形成された外周吐出油路
と、該外周吐出油路からの潤滑オイルを前記ベアリング
へ導くべく前記ピニオンシャフトの軸端からシャフト内
に向けて形成されたシャフト内油路と、該シャフト内油
路へ潤滑オイルを導くべく前記ピニオンシャフトの軸端
に設けられたオイルリザーバを備える遊星歯車装置の強
制潤滑装置において、前記オイルリザーバの内周には前
記ピニオンシャフトの軸端から離れる方向に屈曲したガ
イドが形成され、前記オイルリザーバの径方向内側且つ
前記外周吐出油路の径方向外側には、前記リングギアと
サンギアとの間に位置してスラストベアリングが配設さ
れ、該スラストベアリングのスラストレースの外周には
ピニオンシャフト支持部側へ軸方向に屈曲する屈曲部が
形成され、前記ガイド部と前記屈曲部とは軸方向にオー
バラップすると共に、前記リングギアとサンギアとの間
に作用する軸方向力で前記スラストベアリングを押圧す
べく前記サンギア、ピニオンギア及びリングギアの各歯
形がはす歯に形成されたことを特徴とする。
れ、リングギア、ピニオンギア、サンギア、前記ピニオ
ンギアをベアリングを介して回転支持するピニオンシャ
フト及び該ピニオンシャフトを支持するキャリアを有す
る遊星歯車装置と、前記軸に形成された外周吐出油路
と、該外周吐出油路からの潤滑オイルを前記ベアリング
へ導くべく前記ピニオンシャフトの軸端からシャフト内
に向けて形成されたシャフト内油路と、該シャフト内油
路へ潤滑オイルを導くべく前記ピニオンシャフトの軸端
に設けられたオイルリザーバを備える遊星歯車装置の強
制潤滑装置において、前記オイルリザーバの内周には前
記ピニオンシャフトの軸端から離れる方向に屈曲したガ
イドが形成され、前記オイルリザーバの径方向内側且つ
前記外周吐出油路の径方向外側には、前記リングギアと
サンギアとの間に位置してスラストベアリングが配設さ
れ、該スラストベアリングのスラストレースの外周には
ピニオンシャフト支持部側へ軸方向に屈曲する屈曲部が
形成され、前記ガイド部と前記屈曲部とは軸方向にオー
バラップすると共に、前記リングギアとサンギアとの間
に作用する軸方向力で前記スラストベアリングを押圧す
べく前記サンギア、ピニオンギア及びリングギアの各歯
形がはす歯に形成されたことを特徴とする。
上述のように構成された本発明に係る強制潤滑装置で
は、動力伝達時には、遊星歯車装置の各歯車に形成され
たはす歯により、リングギアとサンギアには軸方向力が
加わる。これにより、それらの間に位置するスラストベ
アリングを押圧し、この押圧力によりスラストベアリン
グのスラストレースがリングギアに圧着され、スラスト
レースとリングギアの間の隙間の形成を阻止する。した
がって、軸に設けられた外周吐出油路から軸の回転に伴
い放出されるオイルが、ほぼ全量スラストベアリングに
入り、さらにオイルリザーバのガイド部とオーバラップ
するスラストレースの屈曲部に案内されてオイルリザー
バ内へ確実に導入される。したがって、十分な油量のオ
イルをピニオンギア回転支持部ベアリングの潤滑に充て
ることができるようになる。
は、動力伝達時には、遊星歯車装置の各歯車に形成され
たはす歯により、リングギアとサンギアには軸方向力が
加わる。これにより、それらの間に位置するスラストベ
アリングを押圧し、この押圧力によりスラストベアリン
グのスラストレースがリングギアに圧着され、スラスト
レースとリングギアの間の隙間の形成を阻止する。した
がって、軸に設けられた外周吐出油路から軸の回転に伴
い放出されるオイルが、ほぼ全量スラストベアリングに
入り、さらにオイルリザーバのガイド部とオーバラップ
するスラストレースの屈曲部に案内されてオイルリザー
バ内へ確実に導入される。したがって、十分な油量のオ
イルをピニオンギア回転支持部ベアリングの潤滑に充て
ることができるようになる。
前述の様な構成を採る本発明の強制潤滑装置は、サンギ
アが停止した状態でプラネタリギアが高速回転するよう
な、サンギア側からのオイル供給が期待できない条件で
運転される遊星歯車装置に適用すると極めて有効に機能
するものである。
アが停止した状態でプラネタリギアが高速回転するよう
な、サンギア側からのオイル供給が期待できない条件で
運転される遊星歯車装置に適用すると極めて有効に機能
するものである。
以下、図面に沿い本発明の実施例について説明する。
第1図は本発明の一実施例に係る強制潤滑装置を適用し
た自動変速機の要部を示す断面図であり、第2図はその
全体を示す断面図である。
た自動変速機の要部を示す断面図であり、第2図はその
全体を示す断面図である。
第2図に示すように、自動変速機100は、流体式トルク
コンバータ200と、トランスミッション300と、油圧制御
装置400とから構成されている。
コンバータ200と、トランスミッション300と、油圧制御
装置400とから構成されている。
トランスミッション300は、第1遊星歯車装置U0、油圧
サーボにより作動される多板クラッチC0、多板ブレーキ
B0及び一方向クラッチF0を備えるオーバドライブ変速装
置300Aと、本発明が適用された第2遊星歯車装置U1、第
3遊星歯車装置U2、油圧サーボにより作動される2つの
多板クラッチC1,C2、ベルトブレーキB1、2つの多板ブ
レーキB2,B3及び2つの一方向クラッチF1,F2を備える前
進3段後進1段のアンダドライブ変速装置300Bとから構
成されている。
サーボにより作動される多板クラッチC0、多板ブレーキ
B0及び一方向クラッチF0を備えるオーバドライブ変速装
置300Aと、本発明が適用された第2遊星歯車装置U1、第
3遊星歯車装置U2、油圧サーボにより作動される2つの
多板クラッチC1,C2、ベルトブレーキB1、2つの多板ブ
レーキB2,B3及び2つの一方向クラッチF1,F2を備える前
進3段後進1段のアンダドライブ変速装置300Bとから構
成されている。
自動変速機100の変速機ケース110は、トルクコンバータ
200を収容するトルクコンバータハウジング120、オーバ
ドライブ変速装置300Aとアンダドライブ変速装置300Bと
を収容する各室を一体に形成してなるトランスミッショ
ンケース130、自動変速機100の後側を蓋するエクステン
ションハウジング140からなり、これらはそれぞれ多数
のボルトで締結されている。
200を収容するトルクコンバータハウジング120、オーバ
ドライブ変速装置300Aとアンダドライブ変速装置300Bと
を収容する各室を一体に形成してなるトランスミッショ
ンケース130、自動変速機100の後側を蓋するエクステン
ションハウジング140からなり、これらはそれぞれ多数
のボルトで締結されている。
トルクコンバータ200は、前方(エンジン側)が開いた
トルクコンバータハウジング120内に収容され、図示し
ないエンジンの駆動により回転するフロントカバー20
1、その内周に溶接された円環板状のリアカバー202、リ
アカバー202の内周壁に設けられたポンプインペラ203、
ポンプインペラ203に対向して配置されたタービンラン
ナ204を保持するタービンシェル205、一方向クラッチを
介して変速機ケース110に連結された固定軸207に支持さ
れて入力回転数が低い時にトルク容量を増大させるステ
ータ208、フロントカバー201とタービンシェル205の間
に配設されてそれらを直結する直結クラッチ(ロックア
ップクラッチ)209を備えている。
トルクコンバータハウジング120内に収容され、図示し
ないエンジンの駆動により回転するフロントカバー20
1、その内周に溶接された円環板状のリアカバー202、リ
アカバー202の内周壁に設けられたポンプインペラ203、
ポンプインペラ203に対向して配置されたタービンラン
ナ204を保持するタービンシェル205、一方向クラッチを
介して変速機ケース110に連結された固定軸207に支持さ
れて入力回転数が低い時にトルク容量を増大させるステ
ータ208、フロントカバー201とタービンシェル205の間
に配設されてそれらを直結する直結クラッチ(ロックア
ップクラッチ)209を備えている。
トルクコンバータハウジング120の後方に連続する筒状
のトランスミッションケース130とトルクコンバータハ
ウジング120の間には、内部に外歯歯車150aと内歯歯車1
50bを備えた内接歯車オイルポンプ150が収容され、内周
で前方に突出する筒状部151を有するオイルポンプボデ
ィ152がトランスミッションケース130の前部に締結さ
れ、リアカバー202の内周端部と連結された延長部材210
が筒状部151の内周を通して外歯歯車150aの内周とスプ
ライン嵌合されている。また、オイルポンプボディ152
の後側には、筒状部151と同軸状で後向きに突出する筒
状のフロントサポート153を有するオイルポンプカバー1
54が締着されて、オイルポンプハウジング152とオイル
ポンプカバー154がトルクコンバータハウジング120とト
ランスミッションケース130の隔壁を形成している。
のトランスミッションケース130とトルクコンバータハ
ウジング120の間には、内部に外歯歯車150aと内歯歯車1
50bを備えた内接歯車オイルポンプ150が収容され、内周
で前方に突出する筒状部151を有するオイルポンプボデ
ィ152がトランスミッションケース130の前部に締結さ
れ、リアカバー202の内周端部と連結された延長部材210
が筒状部151の内周を通して外歯歯車150aの内周とスプ
ライン嵌合されている。また、オイルポンプボディ152
の後側には、筒状部151と同軸状で後向きに突出する筒
状のフロントサポート153を有するオイルポンプカバー1
54が締着されて、オイルポンプハウジング152とオイル
ポンプカバー154がトルクコンバータハウジング120とト
ランスミッションケース130の隔壁を形成している。
また、トランスミッションケース130内の中間には、オ
ーバドライブ変速装置300Aが配設されるオーバドライブ
機構室130Aとアンダドライブ変速装置300Bが配設される
アンダドライブ機構室130Bとを隔てる壁を構成し、且つ
後方に突出する筒状の支持部131を有するセンタサポー
ト132が設けられている。
ーバドライブ変速装置300Aが配設されるオーバドライブ
機構室130Aとアンダドライブ変速装置300Bが配設される
アンダドライブ機構室130Bとを隔てる壁を構成し、且つ
後方に突出する筒状の支持部131を有するセンタサポー
ト132が設けられている。
トランスミッションケース130の後部(図示右側)に
は、前方に突出する筒状のリアサポート133を有する後
部支壁134が設けられている。
は、前方に突出する筒状のリアサポート133を有する後
部支壁134が設けられている。
フロントサポート153の内側には、トルクコンバータ200
のステータ208を支持する一方向クラッチ206の固定軸20
7が嵌着され、その内側にトルクコンバータ200の出力軸
であるトランスミッション300の入力軸10が回転自在に
支持されている。入力軸10の後方端部にはフランジ部10
1が設けられ、その中心に後向きの穴102が形成されてい
る。入力軸10の後方には、入力軸10に直列的に配設され
た中間伝動軸11が回転自在に装着され、その中間伝動軸
11は、先端が入力軸10の穴102内に嵌挿され、後方端部
にフランジ部111を有し、中心に動力を駆動輪側に伝達
する出力軸12の先端が嵌挿される後向きの穴112を備え
ている。出力軸12には、エクステンションハウジング14
0内で回転数検出用のセンサロータ121、スピードメータ
ドライブギア122が固着され、後方端部には外周に駆動
輪側へ動力を伝達するスリーブヨークを乾燥すべくスプ
ライン溝123が形成されており、出力軸12は、スリーブ
ヨークを介してエクステンションハウジング140により
回転自在に支持されると共に、その前方側が中間伝動軸
11の穴112内とリアサポート133の内周により回転自在に
支持されている。
のステータ208を支持する一方向クラッチ206の固定軸20
7が嵌着され、その内側にトルクコンバータ200の出力軸
であるトランスミッション300の入力軸10が回転自在に
支持されている。入力軸10の後方端部にはフランジ部10
1が設けられ、その中心に後向きの穴102が形成されてい
る。入力軸10の後方には、入力軸10に直列的に配設され
た中間伝動軸11が回転自在に装着され、その中間伝動軸
11は、先端が入力軸10の穴102内に嵌挿され、後方端部
にフランジ部111を有し、中心に動力を駆動輪側に伝達
する出力軸12の先端が嵌挿される後向きの穴112を備え
ている。出力軸12には、エクステンションハウジング14
0内で回転数検出用のセンサロータ121、スピードメータ
ドライブギア122が固着され、後方端部には外周に駆動
輪側へ動力を伝達するスリーブヨークを乾燥すべくスプ
ライン溝123が形成されており、出力軸12は、スリーブ
ヨークを介してエクステンションハウジング140により
回転自在に支持されると共に、その前方側が中間伝動軸
11の穴112内とリアサポート133の内周により回転自在に
支持されている。
オーバドライブ変速装置300Aは、入力軸10の後方に第1
遊星歯車装置U0を備え、そのリングギアR0は中間伝動軸
11にフランジ板113を介して結合され、プラネタリキャ
リアP0は入力軸10のフランジ部101と結合され、サンギ
アS0は一方向クラッチF0のインナレース軸13により形成
されている。第1遊星歯車装置U0の前側には、後方に開
口する第1油圧サーボドラム14がインナレース軸13に固
着して配設され、第1油圧サーボドラム14の外周壁14A
と内周壁14Bの間に環状ピストン15が嵌め込まれて、キ
ャリアP0と第1油圧サーボドラム14の係合及び解放を行
うクラッチC0の油圧サーボC−0が形成されると共に、
インナレース軸13には環状ピストン15を油圧サーボC−
0側に押圧するリターンスプリング16、外周壁14Aの内
側にはクラッチC0が装着され、クラッチC0を介して第1
油圧サーボドラム14及びインナレース軸13とキャリアP0
とが連結されている。第1油圧サーボドラム14の内周に
はインナレース軸13をインナレースとする一方向クラッ
チF0が設けられ、その外周にはアウタレース17とトラン
スミッションケース130の間にクラッチC0及びブレーキB
0が設けられ、ブレーキB0の後方のセンタサポート132の
前方にはブレーキB0を押圧するピストン18が嵌め込ま
れ、ピストン18とセンタサポート132の間にはブレーキB
0の油圧サーボB−0が形成され、センタサポート132の
前方先端内周部135にはピストン18を油圧サーボB−0
側に押圧するリターンスプリング19が嵌め込まれてい
る。
遊星歯車装置U0を備え、そのリングギアR0は中間伝動軸
11にフランジ板113を介して結合され、プラネタリキャ
リアP0は入力軸10のフランジ部101と結合され、サンギ
アS0は一方向クラッチF0のインナレース軸13により形成
されている。第1遊星歯車装置U0の前側には、後方に開
口する第1油圧サーボドラム14がインナレース軸13に固
着して配設され、第1油圧サーボドラム14の外周壁14A
と内周壁14Bの間に環状ピストン15が嵌め込まれて、キ
ャリアP0と第1油圧サーボドラム14の係合及び解放を行
うクラッチC0の油圧サーボC−0が形成されると共に、
インナレース軸13には環状ピストン15を油圧サーボC−
0側に押圧するリターンスプリング16、外周壁14Aの内
側にはクラッチC0が装着され、クラッチC0を介して第1
油圧サーボドラム14及びインナレース軸13とキャリアP0
とが連結されている。第1油圧サーボドラム14の内周に
はインナレース軸13をインナレースとする一方向クラッ
チF0が設けられ、その外周にはアウタレース17とトラン
スミッションケース130の間にクラッチC0及びブレーキB
0が設けられ、ブレーキB0の後方のセンタサポート132の
前方にはブレーキB0を押圧するピストン18が嵌め込ま
れ、ピストン18とセンタサポート132の間にはブレーキB
0の油圧サーボB−0が形成され、センタサポート132の
前方先端内周部135にはピストン18を油圧サーボB−0
側に押圧するリターンスプリング19が嵌め込まれてい
る。
アンダドライブ変速装置300Bは、まずその前方に、後方
に開口する第2油圧サーボドラム20がセンタサポート13
2の支持部131の外周に回転自在に嵌挿して設けられてお
り、その外周壁20Aと内周壁20Bの間にクラッチC2を押圧
する環状ピストン21が嵌め込まれて、環状ピストン21と
第2油圧サーボドラム20の間にクラッチC2の油圧サーボ
C−2が形成されるとともに、内周壁20B側に環状ピス
トン21を油圧サーボC−2側に押圧するリターンスプリ
ング22が装着され、外周壁20Aの内側にクラッチC2が装
着されている。第2油圧サーボドラム20の後方には、後
方に開口すると共に前方に環状突起23を有する第3油圧
サーボドラム24が中間伝動軸11の後方部のフランジ部11
1の外周に固着して設けられ、中間伝動軸11の後方端部
と第3油圧サーボドラム24の外周壁24Aとフランジ部111
の外周との間にクラッチC1を押圧する環状ピストン25が
嵌め込まれて、環状ピストン25と第3油圧サーボドラム
24の間にクラッチC1の油圧サーボC−1が形成されると
共に、クラッチC1の内周側に環状ピストン25を油圧サー
ボC−1側に押圧するリターンスプリング26が装着さ
れ、さらに環状突起23の外周にクラッチC2が装着され、
クラッチC2を介して第2,3油圧サーボドラム20,24が連結
されている。
に開口する第2油圧サーボドラム20がセンタサポート13
2の支持部131の外周に回転自在に嵌挿して設けられてお
り、その外周壁20Aと内周壁20Bの間にクラッチC2を押圧
する環状ピストン21が嵌め込まれて、環状ピストン21と
第2油圧サーボドラム20の間にクラッチC2の油圧サーボ
C−2が形成されるとともに、内周壁20B側に環状ピス
トン21を油圧サーボC−2側に押圧するリターンスプリ
ング22が装着され、外周壁20Aの内側にクラッチC2が装
着されている。第2油圧サーボドラム20の後方には、後
方に開口すると共に前方に環状突起23を有する第3油圧
サーボドラム24が中間伝動軸11の後方部のフランジ部11
1の外周に固着して設けられ、中間伝動軸11の後方端部
と第3油圧サーボドラム24の外周壁24Aとフランジ部111
の外周との間にクラッチC1を押圧する環状ピストン25が
嵌め込まれて、環状ピストン25と第3油圧サーボドラム
24の間にクラッチC1の油圧サーボC−1が形成されると
共に、クラッチC1の内周側に環状ピストン25を油圧サー
ボC−1側に押圧するリターンスプリング26が装着さ
れ、さらに環状突起23の外周にクラッチC2が装着され、
クラッチC2を介して第2,3油圧サーボドラム20,24が連結
されている。
第1図は本発明の強制潤滑機構適用部を拡大して示す断
面図であって、第3油圧サーボドラム24の後方には、出
力軸12の外周に回転自在に嵌挿されたサンギア軸29の前
方端に一体に設けられたサンギア1と、サンギア1に噛
合するピニオンギア2と、ピニオンギア2の外周でピニ
オンギア2と噛合するリングギア3と、ピニオンギア2
をケージ2Bで位置保持されたベアリングローラ2Aを介し
て回転自在に支持するピニオンシャフト4Aと、ピニオン
ギア2の軸方向両端面をスラストワッシャ2Cを介して支
持すると共に内周を出力軸12にスプライン嵌合して取付
けられてピニオンシャフト4Aを支持するシャフト支持部
4Bを備えるピニオンキャリア4からなる第2遊星歯車装
置U1が設けられている。リングギア3は、それを出力軸
12の外周で回転自在に支持する回転支持部材、即ちリン
グギア支持部材27の前方に突出して設けられた環状突起
28及びクラッチC1を介して第3油圧サーボドラム24に連
結されている。
面図であって、第3油圧サーボドラム24の後方には、出
力軸12の外周に回転自在に嵌挿されたサンギア軸29の前
方端に一体に設けられたサンギア1と、サンギア1に噛
合するピニオンギア2と、ピニオンギア2の外周でピニ
オンギア2と噛合するリングギア3と、ピニオンギア2
をケージ2Bで位置保持されたベアリングローラ2Aを介し
て回転自在に支持するピニオンシャフト4Aと、ピニオン
ギア2の軸方向両端面をスラストワッシャ2Cを介して支
持すると共に内周を出力軸12にスプライン嵌合して取付
けられてピニオンシャフト4Aを支持するシャフト支持部
4Bを備えるピニオンキャリア4からなる第2遊星歯車装
置U1が設けられている。リングギア3は、それを出力軸
12の外周で回転自在に支持する回転支持部材、即ちリン
グギア支持部材27の前方に突出して設けられた環状突起
28及びクラッチC1を介して第3油圧サーボドラム24に連
結されている。
本実施例では、第2遊星歯車装置U1は、車両前進走行
時、クラッチC1を介してリングギア3に中間伝動軸11の
動力が伝達され、他の係合要素によりキャリア4に連結
された出力軸12に出力するように設けられている。これ
によりリングギア3は、車両前進走行時、自動変速機10
0の出力側の視点より見て左回りの動力伝達を受ける。
この第2遊星歯車装置U1は、車両前進走行時にリングギ
ア3を後方へ、そしてサンギア1を前方へ移動させる力
を与えるよう、そのリングギア3の歯形が、自動変速機
100の出力側から入力側に内周が右回りとなる約25゜傾
斜したはす歯とされており、ピニオンギア2及びサンギ
ア1は、リングギア3のはす歯に対応したはす歯歯車と
されている。そして、ピニオンキャリア4には、ピニオ
ンシャフト4Aのシャフト支持部4B側の軸方向端面4Cから
ピニオンシャフト4Aの内周4D中央部までピニオンシャフ
ト4A内を通るシャフト内油路4Eが形成され、シャフト内
油路4Eの軸方向端面4Cの油口4Gから内周側に切削溝4Hが
形成されている。シャフト支持部4Bの前端面には、油口
4Gに潤滑油を溜めるよう内周側が開口する状態で、外周
がシャフト支持部4Bの端円に係止されてオイルリザーバ
4Fが設けられている。第3図及び第4図はこのオイルリ
ザーバ4Fの形状を示すもので、この図に示すようにオイ
ルリザーバ4Fは、プレス成形品よりなり、環状とされ
て、キャリア4の端面に当接させて固定する構成とされ
ている。そのためオイルザーバ4Fには、その外周4箇所
に、キャリア4の外周にかしめ止めするための爪4Jが設
けられ、また、キャリア4への取付けによりピニオンシ
ャフト4Aの端面に対峙する中間径部4箇所に、該端面と
の間にオイル流入路を形成すべく膨出部4Lが形成され、
さらに、内周には、全周にわたってピニオンシャフト4A
の端面との間にオイル採り入れのための開口を形成すべ
く、該端面から離れる方向に屈曲したガイド部4Kが形成
されている。
時、クラッチC1を介してリングギア3に中間伝動軸11の
動力が伝達され、他の係合要素によりキャリア4に連結
された出力軸12に出力するように設けられている。これ
によりリングギア3は、車両前進走行時、自動変速機10
0の出力側の視点より見て左回りの動力伝達を受ける。
この第2遊星歯車装置U1は、車両前進走行時にリングギ
ア3を後方へ、そしてサンギア1を前方へ移動させる力
を与えるよう、そのリングギア3の歯形が、自動変速機
100の出力側から入力側に内周が右回りとなる約25゜傾
斜したはす歯とされており、ピニオンギア2及びサンギ
ア1は、リングギア3のはす歯に対応したはす歯歯車と
されている。そして、ピニオンキャリア4には、ピニオ
ンシャフト4Aのシャフト支持部4B側の軸方向端面4Cから
ピニオンシャフト4Aの内周4D中央部までピニオンシャフ
ト4A内を通るシャフト内油路4Eが形成され、シャフト内
油路4Eの軸方向端面4Cの油口4Gから内周側に切削溝4Hが
形成されている。シャフト支持部4Bの前端面には、油口
4Gに潤滑油を溜めるよう内周側が開口する状態で、外周
がシャフト支持部4Bの端円に係止されてオイルリザーバ
4Fが設けられている。第3図及び第4図はこのオイルリ
ザーバ4Fの形状を示すもので、この図に示すようにオイ
ルリザーバ4Fは、プレス成形品よりなり、環状とされ
て、キャリア4の端面に当接させて固定する構成とされ
ている。そのためオイルザーバ4Fには、その外周4箇所
に、キャリア4の外周にかしめ止めするための爪4Jが設
けられ、また、キャリア4への取付けによりピニオンシ
ャフト4Aの端面に対峙する中間径部4箇所に、該端面と
の間にオイル流入路を形成すべく膨出部4Lが形成され、
さらに、内周には、全周にわたってピニオンシャフト4A
の端面との間にオイル採り入れのための開口を形成すべ
く、該端面から離れる方向に屈曲したガイド部4Kが形成
されている。
シャフト支持部4Bとリングギア支持部材27との間には、
両者が相対回転自在となるようスラストベアリング5が
介装されており、その前方側のスラストレース5Aは、隣
接部材たるリングギア支持部材27に当接し、後方側のス
ラストレース5Bは、シャフト支持部4Bに当接している。
スラストレース5Aの外周側のフランジ部5Cは、オイルリ
ザーバ4Fの屈曲したガイド部4Kと軸方向に関してオーバ
ラップするように軸方向へシャフト支持部4B側に屈曲し
た屈曲部を形成されており、フランジ部5Cの先端とシャ
フト支持部4Bの端面との間は、オイルリザーバ4Fの開口
よりも狭い隙間Aとされている。
両者が相対回転自在となるようスラストベアリング5が
介装されており、その前方側のスラストレース5Aは、隣
接部材たるリングギア支持部材27に当接し、後方側のス
ラストレース5Bは、シャフト支持部4Bに当接している。
スラストレース5Aの外周側のフランジ部5Cは、オイルリ
ザーバ4Fの屈曲したガイド部4Kと軸方向に関してオーバ
ラップするように軸方向へシャフト支持部4B側に屈曲し
た屈曲部を形成されており、フランジ部5Cの先端とシャ
フト支持部4Bの端面との間は、オイルリザーバ4Fの開口
よりも狭い隙間Aとされている。
オイルリザーバ4Fの開口部は、シャフト支持部4Bの前面
とリングギア支持部材27の後面との間に開口し、出力軸
12内の軸内潤滑油供給油路12Aからシャフト支持部4Bと
リングギア支持部材27の間に潤滑油を供給する外周吐出
油路6Aに対向しており、リングギア支持部材27は、ベア
リング5のスラストレース5Aを外周側で支持すべく後方
に突出した突設部27Aを備えている。
とリングギア支持部材27の後面との間に開口し、出力軸
12内の軸内潤滑油供給油路12Aからシャフト支持部4Bと
リングギア支持部材27の間に潤滑油を供給する外周吐出
油路6Aに対向しており、リングギア支持部材27は、ベア
リング5のスラストレース5Aを外周側で支持すべく後方
に突出した突設部27Aを備えている。
この実施例の装置では、エンジンからの動力がクラッチ
C1を介してリングギア3に入力され、サンギア1にかか
る負荷によりピニオンギア2を介してキャリア4に出力
される時、遊星歯車装置U1の各歯車に形成されたはす歯
により、リングギア3には後方に、サンギア1には前方
に移動する力が加わる。これにより、リングギア支持部
材27とサンギア1とは、それらの間に配設されたシャフ
ト支持部4B及びその前後に配設されたベアリング5並び
にベアリング6を押圧し、この押圧力によりベアリング
5のスラストレース5Aの前方側の面がリングギア支持部
材27の後面に圧着され、スラストレース5Aと隣接部材た
るリングギア支持部材27の間の隙間の形成を阻止する。
C1を介してリングギア3に入力され、サンギア1にかか
る負荷によりピニオンギア2を介してキャリア4に出力
される時、遊星歯車装置U1の各歯車に形成されたはす歯
により、リングギア3には後方に、サンギア1には前方
に移動する力が加わる。これにより、リングギア支持部
材27とサンギア1とは、それらの間に配設されたシャフ
ト支持部4B及びその前後に配設されたベアリング5並び
にベアリング6を押圧し、この押圧力によりベアリング
5のスラストレース5Aの前方側の面がリングギア支持部
材27の後面に圧着され、スラストレース5Aと隣接部材た
るリングギア支持部材27の間の隙間の形成を阻止する。
この強制潤滑機構への潤滑油の供給は、次のようにして
行われる。すなわち、エンジンの駆動によりトルクコン
バータ200のリアカバー202を介してオイルポンプ150が
駆動されて、軸内潤滑油供給路12A内に潤滑油が供給さ
れる。そして、出力軸12が動力の伝達を受けると、軸内
潤滑油供給路12A内の潤滑油が遠心力又は油圧で外周吐
出油路6Aよりシャフト支持部4Bとリングギア支持部材27
の間に吐出する。吐出されたオイルは、シャフト支持部
4Bとリングギア支持部材27の間に配されたベアリング5
を潤滑し、隙間Aにより絞られて外周側に流出してオイ
ルリザーバ4Fの開口内に回収される。オイルリザーバ4F
内に回収されたオイルは、シャフト内油路4E内に供給さ
れ、外周4Dの中央部の開口よりピニオンギア2とピニオ
ンシャフト4Aとの間に流出する。ピニオンギア2とピニ
オンシャフト4Aとの間に流出したオイルは、ペアリング
ローラ2A、ケージ2B及びスラストワッシャ2Cを強制潤滑
する。
行われる。すなわち、エンジンの駆動によりトルクコン
バータ200のリアカバー202を介してオイルポンプ150が
駆動されて、軸内潤滑油供給路12A内に潤滑油が供給さ
れる。そして、出力軸12が動力の伝達を受けると、軸内
潤滑油供給路12A内の潤滑油が遠心力又は油圧で外周吐
出油路6Aよりシャフト支持部4Bとリングギア支持部材27
の間に吐出する。吐出されたオイルは、シャフト支持部
4Bとリングギア支持部材27の間に配されたベアリング5
を潤滑し、隙間Aにより絞られて外周側に流出してオイ
ルリザーバ4Fの開口内に回収される。オイルリザーバ4F
内に回収されたオイルは、シャフト内油路4E内に供給さ
れ、外周4Dの中央部の開口よりピニオンギア2とピニオ
ンシャフト4Aとの間に流出する。ピニオンギア2とピニ
オンシャフト4Aとの間に流出したオイルは、ペアリング
ローラ2A、ケージ2B及びスラストワッシャ2Cを強制潤滑
する。
第2図に戻って、第2,第3油圧サーボドラム20,24及び
第2遊星歯車装置U1を最小空間でカバーするよう成型さ
れた連結ドラム30は、その前方先端を第2油圧サーボド
ラム20の外周に固着され、後端を、第2遊星歯車装置U
の後方でサンギア軸29に連結されており、連結ドラム30
の外周側には、その固定及び解放を行うベルトブレーキ
B1が設けられている。
第2遊星歯車装置U1を最小空間でカバーするよう成型さ
れた連結ドラム30は、その前方先端を第2油圧サーボド
ラム20の外周に固着され、後端を、第2遊星歯車装置U
の後方でサンギア軸29に連結されており、連結ドラム30
の外周側には、その固定及び解放を行うベルトブレーキ
B1が設けられている。
トランスミッションケース130の後部内周に形成された
スプライン136には、前方にブレーキB2のブレーキプレ
ートb2、後方にブレーキB3のブレーキプレートb3がスプ
ライン嵌合され、ブレーキB2とブレーキB3の間には、前
方に開口し且つ前方側に円環状突起31を有する第4油圧
サーボドラム32がスプライン嵌合されて取付けられてい
る。第4油圧サーボドラム32の外周壁32Aと円環状突起3
1の間には、ブレーキB2を押圧する環状ピストン33が嵌
め込まれ、環状ピストン33と第4油圧サーボドラム32の
間にブレーキB2の油圧サーボB−2を形成するととも
に、内周壁32B側に環状ピストン33を押圧するリターン
スプリング34が設けられている。また、ブレーキB2の内
周側には、サンギア軸29をインナレースとする一方向ク
ラッチF1が設けられ、アウタレース35の外周にブレーキ
B2が装着されている。ブレーキB2の後方の後部支壁134
のリアサポート133外周側とトランスミッションケース1
30の間に形成された環状穴36には、ブレーキB3を押圧す
る複数のピストン371,373とリアクションスリーブ372が
嵌め込まれて、ブレーキB3の油圧サーボB−3を形成し
ており、また、ピストン371,373を油圧サーボB−3側
へ押圧するリターンスプリング38が、リアサポート133
先端に装着されたリターンスプリング取付具38Aにより
支持されている。ブレーキB3の内周に配設された一方向
クラッチF2のインナレース39は、サンギア軸29の外周で
第4サーボドラム32と連結され、一方向クラッチF2のア
ウタレース40の外周にブレーキB3が装着されている。
スプライン136には、前方にブレーキB2のブレーキプレ
ートb2、後方にブレーキB3のブレーキプレートb3がスプ
ライン嵌合され、ブレーキB2とブレーキB3の間には、前
方に開口し且つ前方側に円環状突起31を有する第4油圧
サーボドラム32がスプライン嵌合されて取付けられてい
る。第4油圧サーボドラム32の外周壁32Aと円環状突起3
1の間には、ブレーキB2を押圧する環状ピストン33が嵌
め込まれ、環状ピストン33と第4油圧サーボドラム32の
間にブレーキB2の油圧サーボB−2を形成するととも
に、内周壁32B側に環状ピストン33を押圧するリターン
スプリング34が設けられている。また、ブレーキB2の内
周側には、サンギア軸29をインナレースとする一方向ク
ラッチF1が設けられ、アウタレース35の外周にブレーキ
B2が装着されている。ブレーキB2の後方の後部支壁134
のリアサポート133外周側とトランスミッションケース1
30の間に形成された環状穴36には、ブレーキB3を押圧す
る複数のピストン371,373とリアクションスリーブ372が
嵌め込まれて、ブレーキB3の油圧サーボB−3を形成し
ており、また、ピストン371,373を油圧サーボB−3側
へ押圧するリターンスプリング38が、リアサポート133
先端に装着されたリターンスプリング取付具38Aにより
支持されている。ブレーキB3の内周に配設された一方向
クラッチF2のインナレース39は、サンギア軸29の外周で
第4サーボドラム32と連結され、一方向クラッチF2のア
ウタレース40の外周にブレーキB3が装着されている。
第3遊星歯車装置U2は、そのサンギアS2がサンギア軸29
と一体に形成され、キャリアP2が前側の一方向クラッチ
F2のアウタレース40に連結されるとともに、ブレーキB3
と連結され、外周にパーキングギア41を刻設したリング
ギアR2が、内周を出力軸12にスプライン嵌合した連結部
材42を介して出力軸12に連結されている。パーキングギ
ア41は、自動変速機のシフトレバーをパーキング(P)
位置に選択したとき、パーキング爪43が噛み合い、出力
軸12を固定するよう設けられている。
と一体に形成され、キャリアP2が前側の一方向クラッチ
F2のアウタレース40に連結されるとともに、ブレーキB3
と連結され、外周にパーキングギア41を刻設したリング
ギアR2が、内周を出力軸12にスプライン嵌合した連結部
材42を介して出力軸12に連結されている。パーキングギ
ア41は、自動変速機のシフトレバーをパーキング(P)
位置に選択したとき、パーキング爪43が噛み合い、出力
軸12を固定するよう設けられている。
上述のように構成されたこの実施例のトランスミッショ
ン300は、車速、スロットル開度等車両の走行条件に応
じて油圧制御装置400から各摩擦係合装置の油圧サーボ
に選択的に出力する油圧により、各クラッチ及びブレー
キを係合又は解放して、前進4段の変速及び後進1段の
変速を行うようになっている。なお、油圧制御装置400
は、トランスミッションケース130の下部にボルト401に
より締結されたオイルパン402に内蔵されたバルブボデ
ィ403内に設けられている。各クラッチ、ブレーキ、一
方向クラッチの作動と達成される変速段(RANGE)の一
例を表1に示す。
ン300は、車速、スロットル開度等車両の走行条件に応
じて油圧制御装置400から各摩擦係合装置の油圧サーボ
に選択的に出力する油圧により、各クラッチ及びブレー
キを係合又は解放して、前進4段の変速及び後進1段の
変速を行うようになっている。なお、油圧制御装置400
は、トランスミッションケース130の下部にボルト401に
より締結されたオイルパン402に内蔵されたバルブボデ
ィ403内に設けられている。各クラッチ、ブレーキ、一
方向クラッチの作動と達成される変速段(RANGE)の一
例を表1に示す。
表1において、Eは対応するクラッチ、ブレーキが係合
していることを示し、×はそれらが解放していることを
示す。Lは対応する一方向クラッチがエンジンドライブ
状態において係合しているが、その係合はこれと並列に
組込まれたクラッチあるいはブレーキによって動力の伝
達が保証されていることから必ずしも必要とされないこ
と(ロック)を示す。(L)は対応する一方向クラッチ
がエンジンドライブ状態においてのみ係合し、エンジン
ブレーキ状態において係合しないことを示す。さらにf
は対応する一方向クラッチがフリーであることを示す。
していることを示し、×はそれらが解放していることを
示す。Lは対応する一方向クラッチがエンジンドライブ
状態において係合しているが、その係合はこれと並列に
組込まれたクラッチあるいはブレーキによって動力の伝
達が保証されていることから必ずしも必要とされないこ
と(ロック)を示す。(L)は対応する一方向クラッチ
がエンジンドライブ状態においてのみ係合し、エンジン
ブレーキ状態において係合しないことを示す。さらにf
は対応する一方向クラッチがフリーであることを示す。
以上詳述したように、この実施例の装置によれば、シャ
フト支持部4Bとリングギア支持部材27にかかる圧着力に
よりスラストレース5Aがリングギア支持部材27に圧接し
てリングギア支持部材27とスラストレース5Aの間の隙間
の形成を阻止するため、変速軸12の外周吐出油路6Aから
吐出されるオイルが、確実にベアリング5に全量供給さ
れ、ベアリング5を潤滑したオイルがスラストレース5A
のフランジ5Cに偏向案内されてオイルリザーバ4Fに有効
に回収されるため、シャフト内油路4Eの油口に十分な量
を潤滑油が供給されて、有効な強制潤滑効果が得られる
ようになるのである。
フト支持部4Bとリングギア支持部材27にかかる圧着力に
よりスラストレース5Aがリングギア支持部材27に圧接し
てリングギア支持部材27とスラストレース5Aの間の隙間
の形成を阻止するため、変速軸12の外周吐出油路6Aから
吐出されるオイルが、確実にベアリング5に全量供給さ
れ、ベアリング5を潤滑したオイルがスラストレース5A
のフランジ5Cに偏向案内されてオイルリザーバ4Fに有効
に回収されるため、シャフト内油路4Eの油口に十分な量
を潤滑油が供給されて、有効な強制潤滑効果が得られる
ようになるのである。
以上、本発明を一実施例に基づき説明したが、本発明は
上述の実施例のみに限定されることなく、特許請求の範
囲に記載の事項の範囲内で種々に細部の構成を変更して
実施可能なものであることは言うまでもない。
上述の実施例のみに限定されることなく、特許請求の範
囲に記載の事項の範囲内で種々に細部の構成を変更して
実施可能なものであることは言うまでもない。
第1図は本発明の一実施例に係る強制潤滑装置を適用し
た自動変速機の要部を示す断面図、第2図はその全体を
示す断面図、第3図はそのオイルリザーバの正面図、第
4図は第3図のA−A線断面図である。 1……サンギア、2……ピニオンギア、2A……ベアリン
グ、3……リングギア、4……キャリア、4A……ピニオ
ンシャフト、4B……シャフト支持部、4E……シャフト内
油路、4F……オイルリザーバ、4K……ガイド部、5……
スラストベアリング、5A,5B……スラストレース、5C…
…フランジ(屈曲部)、6A……外周吐出油路、12……出
力軸、
た自動変速機の要部を示す断面図、第2図はその全体を
示す断面図、第3図はそのオイルリザーバの正面図、第
4図は第3図のA−A線断面図である。 1……サンギア、2……ピニオンギア、2A……ベアリン
グ、3……リングギア、4……キャリア、4A……ピニオ
ンシャフト、4B……シャフト支持部、4E……シャフト内
油路、4F……オイルリザーバ、4K……ガイド部、5……
スラストベアリング、5A,5B……スラストレース、5C…
…フランジ(屈曲部)、6A……外周吐出油路、12……出
力軸、
Claims (1)
- 【請求項1】軸上に配設され、リングギア、ピニオンギ
ア、サンギア、前記ピニオンギアをベアリングを介して
回転支持するピニオンシャフト及び該ピニオンシャフト
を支持するキャリアを有する遊星歯車装置と、前記軸に
形成された外周吐出油路と、該外周吐出油路からの潤滑
オイルを前記ベアリングへ導くべく前記ピニオンシャフ
トの軸端からシャフト内に向けて形成されたシャフト内
油路と、該シャフト内油路へ潤滑オイルを導くべく前記
ピニオンシャフトの軸端に設けられたオイルリザーバを
備える遊星歯車装置の強制潤滑装置において、 前記オイルリザーバの内周には前記ピニオンシャフトの
軸端から離れる方向に屈曲したガイド部が形成され、 前記オイルリザーバの径方向内側且つ前記外周吐出油路
の径方向外側には、前記リングギアとサンギアとの間に
位置してスラストベアリングが配設され、 該スラストベアリングのスラストレースの外周にはピニ
オンシャフト支持部側へ軸方向に屈曲する屈曲部が形成
され、 前記ガイド部と前記屈曲部とは軸方向にオーバーラップ
すると共に、 前記リングギアとサンギアとの間に作用する軸方向力で
前記スラストベアリングを押圧すべく前記サンギア、ピ
ニオンギア及びリングギアの各歯形がはす歯に形成され
たことを特徴とする遊星歯車装置の強制潤滑装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59168052A JPH0689817B2 (ja) | 1984-08-11 | 1984-08-11 | 遊星菌車装置の強制潤滑装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59168052A JPH0689817B2 (ja) | 1984-08-11 | 1984-08-11 | 遊星菌車装置の強制潤滑装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6148643A JPS6148643A (ja) | 1986-03-10 |
| JPH0689817B2 true JPH0689817B2 (ja) | 1994-11-14 |
Family
ID=15860934
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59168052A Expired - Lifetime JPH0689817B2 (ja) | 1984-08-11 | 1984-08-11 | 遊星菌車装置の強制潤滑装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0689817B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0717875Y2 (ja) * | 1988-07-26 | 1995-04-26 | ジャトコ株式会社 | 遊星歯車装置のピニオンシャフト固定構造 |
| JP3036911B2 (ja) * | 1991-08-05 | 2000-04-24 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | 自動変速機の強制潤滑装置 |
| JPH1068461A (ja) * | 1996-08-28 | 1998-03-10 | Jatco Corp | 遊星歯車装置の潤滑構造 |
| US7748499B2 (en) * | 2004-07-20 | 2010-07-06 | Gm Global Technology Operations, Inc. | Lubrication flow control mechanism and method |
| JP2013177909A (ja) * | 2012-02-28 | 2013-09-09 | Nsk Ltd | トロイダル型無段変速機 |
| JP2017096140A (ja) * | 2015-11-20 | 2017-06-01 | いすゞ自動車株式会社 | エンジン |
-
1984
- 1984-08-11 JP JP59168052A patent/JPH0689817B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6148643A (ja) | 1986-03-10 |
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