JPH0689948A - 半導体装置 - Google Patents
半導体装置Info
- Publication number
- JPH0689948A JPH0689948A JP24043892A JP24043892A JPH0689948A JP H0689948 A JPH0689948 A JP H0689948A JP 24043892 A JP24043892 A JP 24043892A JP 24043892 A JP24043892 A JP 24043892A JP H0689948 A JPH0689948 A JP H0689948A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- silica particles
- silica
- semiconductor device
- less
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Structures Or Materials For Encapsulating Or Coating Semiconductor Devices Or Solid State Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 低応力性、耐熱性に優れた封止樹脂により樹
脂封止された半導体を提供するものであり、特に、低応
力性、耐熱性に優れた透明封止樹脂により樹脂封止され
た光半導体を提供する。 【構成】 熱硬化性樹脂、硬化剤成分、および水酸基量
が5×10-5mol/g以下であり、かつ粒子径が0.
1μm以下であるシリカ粒子を含む樹脂組成物によって
半導体素子を封止して半導体装置とする。
脂封止された半導体を提供するものであり、特に、低応
力性、耐熱性に優れた透明封止樹脂により樹脂封止され
た光半導体を提供する。 【構成】 熱硬化性樹脂、硬化剤成分、および水酸基量
が5×10-5mol/g以下であり、かつ粒子径が0.
1μm以下であるシリカ粒子を含む樹脂組成物によって
半導体素子を封止して半導体装置とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、耐熱性および低応力性
に優れた封止樹脂により樹脂封止された半導体装置に関
するものであり、特に透明封止樹脂により樹脂封止され
た光半導体装置に関するものである。
に優れた封止樹脂により樹脂封止された半導体装置に関
するものであり、特に透明封止樹脂により樹脂封止され
た光半導体装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、多くの光半導体装置は透明エポキ
シ樹脂で封止されているが、樹脂硬化体の内部応力によ
り、素子が劣化する問題がある。例えば,LED(発光
ダイオ−ド)の場合、輝度が低下する。そこで、本発明
者達は、透明かつ低応力の樹脂硬化体を得るために、光
の波長よりも充分に小さい、具体的には粒子径が0.1
μm以下のシリカ超微粒子を樹脂に充填することを提案
した。(特願平3−133418)
シ樹脂で封止されているが、樹脂硬化体の内部応力によ
り、素子が劣化する問題がある。例えば,LED(発光
ダイオ−ド)の場合、輝度が低下する。そこで、本発明
者達は、透明かつ低応力の樹脂硬化体を得るために、光
の波長よりも充分に小さい、具体的には粒子径が0.1
μm以下のシリカ超微粒子を樹脂に充填することを提案
した。(特願平3−133418)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようにシリカ超微粒子を樹脂に添加する方法は、樹脂硬
化体の内部応力を低減し、かつ透明性を維持することは
出来ても、未だ耐熱性において満足できるものではな
い。
ようにシリカ超微粒子を樹脂に添加する方法は、樹脂硬
化体の内部応力を低減し、かつ透明性を維持することは
出来ても、未だ耐熱性において満足できるものではな
い。
【0004】本発明は、このような事情に鑑みなされた
もので、シリカ超微粒子を充填した低応力性、耐熱性に
優れた封止樹脂により樹脂封止された半導体装置を提供
するものであり、特に低応力性、耐熱性に優れた透明封
止樹脂により樹脂封止された光半導体装置を提供するも
のである。
もので、シリカ超微粒子を充填した低応力性、耐熱性に
優れた封止樹脂により樹脂封止された半導体装置を提供
するものであり、特に低応力性、耐熱性に優れた透明封
止樹脂により樹脂封止された光半導体装置を提供するも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明の半導体装置は、下記の(A)〜(C)成
分を含む熱硬化性樹脂組成物を用いて半導体素子を封止
するという構成をとる。 (A)熱硬化性樹脂。 (B)硬化剤成分。 (C)水酸基量が5×10-5mol/g以下であり、か
つ粒子径が0.1μm以下であるシリカ粒子。
め、この発明の半導体装置は、下記の(A)〜(C)成
分を含む熱硬化性樹脂組成物を用いて半導体素子を封止
するという構成をとる。 (A)熱硬化性樹脂。 (B)硬化剤成分。 (C)水酸基量が5×10-5mol/g以下であり、か
つ粒子径が0.1μm以下であるシリカ粒子。
【0006】本発明者らは、一連の研究の過程で、シリ
カ粒子上への硬化剤成分の吸着には、シリカ粒子表面の
水酸基が大きく関与していることを突き止めた。すなわ
ち、水酸基量が少ないシリカを用いた場合、Tgは低下
しないことを見出し、この発明に到達した。
カ粒子上への硬化剤成分の吸着には、シリカ粒子表面の
水酸基が大きく関与していることを突き止めた。すなわ
ち、水酸基量が少ないシリカを用いた場合、Tgは低下
しないことを見出し、この発明に到達した。
【0007】本発明に用いる熱硬化性樹脂組成物は、熱
硬化性樹脂(A成分)、硬化剤成分(B成分)及び、水
酸基量が5×10-5mol/g以下であり、かつ粒子径
が0.1μm以下であるシリカ粒子(C成分)とを用い
て得られるものであって、通常、液状、粉末状もしく
は、この粉末を打錠したタブレット状になっている。
硬化性樹脂(A成分)、硬化剤成分(B成分)及び、水
酸基量が5×10-5mol/g以下であり、かつ粒子径
が0.1μm以下であるシリカ粒子(C成分)とを用い
て得られるものであって、通常、液状、粉末状もしく
は、この粉末を打錠したタブレット状になっている。
【0008】上記熱硬化性樹脂(A成分)としては、特
にエポキシ樹脂が好適であり、ビスフェノ−ル型エポキ
シ樹脂、脂環式エポキシ樹脂、ノボラック型エポキシ樹
脂、など特に限定しないが、光半導体用の透明樹脂とし
ては、ビスフェノ−ル型エポキシ樹脂、脂環式エポキシ
樹脂が好ましい。このようなエポキシ樹脂としては、一
般に、エポキシ当量100〜1000、軟化点120℃
以下のものが用いられる。光半導体用の透明樹脂として
は、前二者のエポキシ樹脂に、他のエポキシ樹脂を併用
しても良いが、その使用割合は、エポキシ樹脂全体の5
0重量%以下に設定するのが好適である。
にエポキシ樹脂が好適であり、ビスフェノ−ル型エポキ
シ樹脂、脂環式エポキシ樹脂、ノボラック型エポキシ樹
脂、など特に限定しないが、光半導体用の透明樹脂とし
ては、ビスフェノ−ル型エポキシ樹脂、脂環式エポキシ
樹脂が好ましい。このようなエポキシ樹脂としては、一
般に、エポキシ当量100〜1000、軟化点120℃
以下のものが用いられる。光半導体用の透明樹脂として
は、前二者のエポキシ樹脂に、他のエポキシ樹脂を併用
しても良いが、その使用割合は、エポキシ樹脂全体の5
0重量%以下に設定するのが好適である。
【0009】硬化剤成分としては、硬化剤および硬化促
進剤が含まれる。硬化剤としては、アミン系、酸無水物
系、フェノ−ル系硬化剤など特に限定しないが、光半導
体用の透明樹脂としては、好ましくは、酸無水物系硬化
剤が用いられ、その分子量は140〜200程度のもの
が好適である。例えば、ヘキサヒドロ無水フタル酸、テ
トラヒドロ無水フタル酸、メチルヘキサヒドロ無水フタ
ル酸、メチルヘキサヒドロ無水フタル酸、メチルテトラ
ヒドロ無水フタル酸等の無色ないし淡黄色の酸無水物が
挙げられる。上記酸無水物系硬化剤の配合量は、透明性
エポキシ樹脂とともに用いられ、透明性エポキシ樹脂1
00重量部(以下、「部」と略す)に対して、50〜2
00部の範囲に設定することが好ましい。また、硬化触
媒としては、三級アミン、イミダゾ−ル化合物及び有機
金属錯塩等が挙げられる
進剤が含まれる。硬化剤としては、アミン系、酸無水物
系、フェノ−ル系硬化剤など特に限定しないが、光半導
体用の透明樹脂としては、好ましくは、酸無水物系硬化
剤が用いられ、その分子量は140〜200程度のもの
が好適である。例えば、ヘキサヒドロ無水フタル酸、テ
トラヒドロ無水フタル酸、メチルヘキサヒドロ無水フタ
ル酸、メチルヘキサヒドロ無水フタル酸、メチルテトラ
ヒドロ無水フタル酸等の無色ないし淡黄色の酸無水物が
挙げられる。上記酸無水物系硬化剤の配合量は、透明性
エポキシ樹脂とともに用いられ、透明性エポキシ樹脂1
00重量部(以下、「部」と略す)に対して、50〜2
00部の範囲に設定することが好ましい。また、硬化触
媒としては、三級アミン、イミダゾ−ル化合物及び有機
金属錯塩等が挙げられる
【0010】(C)成分としてのシリカ粒子を得るには
通常、シリカ粒子を高温で処理することにより、表面の
水酸基を少なくすることができる。また、他の方法とし
てはヘキサメチルジシラザン(以下、HMDSという)
あるいはシランカップリング剤で、通常のシリカ粒子表
面の水酸基を処理することで、水酸基量を少なくするこ
とが可能である。さらに、高温処理済みのシリカ粒子を
HMDSあるいはシランカップリング剤で処理すること
で、より効果的に水酸基量を少なくすることも可能であ
る。シランカップリング剤としては、γ−グリシドキシ
プロピルトリメトキシシラン、β−(3.4エポキシシ
クロヘキシル)エチルトリメトキシシラン、γ−アミノ
プロピルトリエトキシシランなどのアルコキシシランな
どが挙げられる。なお処理剤としてのHMDSとシラン
カップリング剤を比較した場合、HMDSの方が好適で
ある。その理由は、HMDSの方が得られる半導体装置
の耐熱性および低応力性に優れるようになるからであ
る。
通常、シリカ粒子を高温で処理することにより、表面の
水酸基を少なくすることができる。また、他の方法とし
てはヘキサメチルジシラザン(以下、HMDSという)
あるいはシランカップリング剤で、通常のシリカ粒子表
面の水酸基を処理することで、水酸基量を少なくするこ
とが可能である。さらに、高温処理済みのシリカ粒子を
HMDSあるいはシランカップリング剤で処理すること
で、より効果的に水酸基量を少なくすることも可能であ
る。シランカップリング剤としては、γ−グリシドキシ
プロピルトリメトキシシラン、β−(3.4エポキシシ
クロヘキシル)エチルトリメトキシシラン、γ−アミノ
プロピルトリエトキシシランなどのアルコキシシランな
どが挙げられる。なお処理剤としてのHMDSとシラン
カップリング剤を比較した場合、HMDSの方が好適で
ある。その理由は、HMDSの方が得られる半導体装置
の耐熱性および低応力性に優れるようになるからであ
る。
【0011】本発明において用いるシリカ粒子は、上述
の如き数値範囲の水酸基量と粒子径を有しているが、こ
の数値範囲を外れると、透明性、耐熱性、低応力性が劣
るという不都合が生ずるからである。
の如き数値範囲の水酸基量と粒子径を有しているが、こ
の数値範囲を外れると、透明性、耐熱性、低応力性が劣
るという不都合が生ずるからである。
【0012】なお上記シリカ粒子(C成分)としては、
単独で使っても良いし、通常のシリカと併用しても良
い。その場合も、混在シリカの水酸基量は5×10-5m
ol/g以下が好ましく、1×10-5mol/g以下で
あれば、なお好適である。その時の通常シリカの使用割
合は、総シリカ量にたいして50重量%以下が望まし
い。また、その場合のシリカ粒子の総量は、熱硬化性樹
脂組成物全体の10〜90重量%の範囲に設定すること
が望ましい。ただし、シリカの粒子径は、熱硬化性樹脂
組成物が透明封止樹脂の場合は、透明性を保持するため
に、光の波長よりも充分に小さい粒子が必要のため、
0.1μm以下であることが望ましい。なお、光半導体
用透明樹脂の透明性とは、着色透明の場合も含み、硬化
体の厚さ1mm相当で、600nmの波長の光透過率が
80〜100%であるものをいう。(測定は分光光度計
による)。
単独で使っても良いし、通常のシリカと併用しても良
い。その場合も、混在シリカの水酸基量は5×10-5m
ol/g以下が好ましく、1×10-5mol/g以下で
あれば、なお好適である。その時の通常シリカの使用割
合は、総シリカ量にたいして50重量%以下が望まし
い。また、その場合のシリカ粒子の総量は、熱硬化性樹
脂組成物全体の10〜90重量%の範囲に設定すること
が望ましい。ただし、シリカの粒子径は、熱硬化性樹脂
組成物が透明封止樹脂の場合は、透明性を保持するため
に、光の波長よりも充分に小さい粒子が必要のため、
0.1μm以下であることが望ましい。なお、光半導体
用透明樹脂の透明性とは、着色透明の場合も含み、硬化
体の厚さ1mm相当で、600nmの波長の光透過率が
80〜100%であるものをいう。(測定は分光光度計
による)。
【0013】シリカの水酸基量は次のような滴定で求め
ることができる。 1.既知量(2g)のシリカ、エタノ−ル10ml、界
面活性剤10重量%水溶液2.5g、および塩化ナトリ
ウム20重量%水溶液140mlを混合し、シリカ分散
液を作製する。界面活性剤はエマルゲン910(花王
(株)製)を使用する。 2.上記シリカ分散液を攪拌しながら0.05N塩酸で
pHを4.00に調製する。 3.次に、0.05N水酸化ナトリウム水溶液をビュレ
ットで徐々に滴下し、pHが9.00を30秒間保つ点
を終点とし、その時の0.05N水酸化ナトリウム水溶
液の消費量から水酸基量を数1により算出する。
ることができる。 1.既知量(2g)のシリカ、エタノ−ル10ml、界
面活性剤10重量%水溶液2.5g、および塩化ナトリ
ウム20重量%水溶液140mlを混合し、シリカ分散
液を作製する。界面活性剤はエマルゲン910(花王
(株)製)を使用する。 2.上記シリカ分散液を攪拌しながら0.05N塩酸で
pHを4.00に調製する。 3.次に、0.05N水酸化ナトリウム水溶液をビュレ
ットで徐々に滴下し、pHが9.00を30秒間保つ点
を終点とし、その時の0.05N水酸化ナトリウム水溶
液の消費量から水酸基量を数1により算出する。
【数1】 X:水酸化ナトリウム水溶液の規定度、上記の場合X=
0.05 Y:水酸化ナトリウム水溶液の滴下量(ml) Z:シリカの質量(g)
0.05 Y:水酸化ナトリウム水溶液の滴下量(ml) Z:シリカの質量(g)
【0014】なお、本発明に用いる熱硬化性樹脂組成物
には、上記(A)〜(C)成分以外に、必要に応じて染
料、変性剤、変色防止剤、老化防止剤、離型剤、反応性
ないし非反応性の希釈剤などの従来公知の添加剤を適宜
配合することができる。
には、上記(A)〜(C)成分以外に、必要に応じて染
料、変性剤、変色防止剤、老化防止剤、離型剤、反応性
ないし非反応性の希釈剤などの従来公知の添加剤を適宜
配合することができる。
【0015】上記熱硬化性樹脂組成物は、例えば次のよ
うに製造することができる。すなわち、上記各成分の原
料を適宜配合し、予備混合した後、混練機に掛けて混練
して溶融混合する。そして、これを室温に冷却した後、
公知の手段によって、粉砕し、必要に応じて打錠すると
いう一連の工程により製造することができる。熱硬化性
樹脂組成物が液状の場合は、上記各成分を混合するだけ
でよい。ただし、シリカ粒子が超微粒子の場合、特願平
4−116822のようにあらかじめ有機溶媒にシリカ
超微粒子を分散させ、ついでこのシリカ超微粒子の分散
液と樹脂成分を混合させ、その後、脱溶媒するとよい。
うに製造することができる。すなわち、上記各成分の原
料を適宜配合し、予備混合した後、混練機に掛けて混練
して溶融混合する。そして、これを室温に冷却した後、
公知の手段によって、粉砕し、必要に応じて打錠すると
いう一連の工程により製造することができる。熱硬化性
樹脂組成物が液状の場合は、上記各成分を混合するだけ
でよい。ただし、シリカ粒子が超微粒子の場合、特願平
4−116822のようにあらかじめ有機溶媒にシリカ
超微粒子を分散させ、ついでこのシリカ超微粒子の分散
液と樹脂成分を混合させ、その後、脱溶媒するとよい。
【0016】このような熱硬化性樹脂組成物を用いて
の、半導体素子の封止は、特に限定するものではなく、
通常のトランスファ−成形、注型などの公知のモ−ルド
方法により行うことができる。
の、半導体素子の封止は、特に限定するものではなく、
通常のトランスファ−成形、注型などの公知のモ−ルド
方法により行うことができる。
【0017】
【実施例】以下、実施例を用いて本発明を説明する。 実施例1 粒子径が0.07μmで水酸基量が20×10-5mol
/gであるシリカ超微粒子をHMDSで表面処理するこ
とにより、水酸基量を0.8×10-5mol/gまで減
少させた。このシリカ超微粒子200部、エポキシ当量
185のビスフェノ−ルA型エポキシ樹脂(液状樹脂)
100部、4−メチルヘキサヒドロ無水フタル酸100
部、2−エチル−4−メチルイミダゾ−ル0.4部、お
よび酸化防止剤2.5部を混合し、シリカ超微粒子を含
有するエポキシ樹脂組成物を得た。 実施例2 実施例1のHMDSで表面処理したシリカ超微粒子15
0部、エポキシ当量650のビスフェノ−ルA型エポキ
シ樹脂(固形樹脂)80部、トリグリシジルイソシアヌ
レ−ト(固形樹脂)20部、テトラヒドロ無水フタル酸
44部、2−エチル−4−メチルイミダゾ−ル0.4
部、および酸化防止剤2.5部を混合し、シリカ超微粒
子を含有するエポキシ樹脂組成物を得た。 実施例3 メチルイソブチルケトンに分散した粒子径が0.01μ
mで水酸基量が40×10-5mol/gであるシリカ超
微粒子(溶媒中のシリカ超微粒子は30重量%であっ
た)をHMDSで表面処理することにより、水酸基量を
0.5×10-5mol/gまで減少させた。このシリカ
超微粒子のメチルイソブチルケトン分散液200部にエ
ポキシ当量650のビスフェノ−ルA型エポキシ樹脂4
0部、トリグリシジルイソシアヌレ−ト10部、テトラ
ヒドロ無水フタル酸22部を溶解させた。そして、これ
を減圧して脱溶媒した後、硬化触媒として2−エチル−
4−メチルイミダゾ−ル0.2部、および酸化防止剤
1.2部を混合し、シリカ超微粒子を含有するエポキシ
樹脂組成物を得た。 実施例4 実施例3において表面処理をHMDSからγ−グリシド
キシプロピルトリメトキシシランに変えた以外は同様に
して水酸基量4.6×10-5mol/gのシリカ超微粒
子を得て、実施例3と同様の作業により、シリカ超微粒
子を含有するエポキシ樹脂組成物を得た。 比較例1 実施例1において、シリカをHMDSで表面処理しなか
った。 比較例2 実施例2において、シリカをHMDSで表面処理しなか
った。 比較例3 実施例3において、シリカをHMDSで表面処理しなか
った。
/gであるシリカ超微粒子をHMDSで表面処理するこ
とにより、水酸基量を0.8×10-5mol/gまで減
少させた。このシリカ超微粒子200部、エポキシ当量
185のビスフェノ−ルA型エポキシ樹脂(液状樹脂)
100部、4−メチルヘキサヒドロ無水フタル酸100
部、2−エチル−4−メチルイミダゾ−ル0.4部、お
よび酸化防止剤2.5部を混合し、シリカ超微粒子を含
有するエポキシ樹脂組成物を得た。 実施例2 実施例1のHMDSで表面処理したシリカ超微粒子15
0部、エポキシ当量650のビスフェノ−ルA型エポキ
シ樹脂(固形樹脂)80部、トリグリシジルイソシアヌ
レ−ト(固形樹脂)20部、テトラヒドロ無水フタル酸
44部、2−エチル−4−メチルイミダゾ−ル0.4
部、および酸化防止剤2.5部を混合し、シリカ超微粒
子を含有するエポキシ樹脂組成物を得た。 実施例3 メチルイソブチルケトンに分散した粒子径が0.01μ
mで水酸基量が40×10-5mol/gであるシリカ超
微粒子(溶媒中のシリカ超微粒子は30重量%であっ
た)をHMDSで表面処理することにより、水酸基量を
0.5×10-5mol/gまで減少させた。このシリカ
超微粒子のメチルイソブチルケトン分散液200部にエ
ポキシ当量650のビスフェノ−ルA型エポキシ樹脂4
0部、トリグリシジルイソシアヌレ−ト10部、テトラ
ヒドロ無水フタル酸22部を溶解させた。そして、これ
を減圧して脱溶媒した後、硬化触媒として2−エチル−
4−メチルイミダゾ−ル0.2部、および酸化防止剤
1.2部を混合し、シリカ超微粒子を含有するエポキシ
樹脂組成物を得た。 実施例4 実施例3において表面処理をHMDSからγ−グリシド
キシプロピルトリメトキシシランに変えた以外は同様に
して水酸基量4.6×10-5mol/gのシリカ超微粒
子を得て、実施例3と同様の作業により、シリカ超微粒
子を含有するエポキシ樹脂組成物を得た。 比較例1 実施例1において、シリカをHMDSで表面処理しなか
った。 比較例2 実施例2において、シリカをHMDSで表面処理しなか
った。 比較例3 実施例3において、シリカをHMDSで表面処理しなか
った。
【0018】次に、実施例1〜4及び比較例1〜3で得
られたエポキシ樹脂組成物を用いて、硬化温度150℃
で、LEDを樹脂封止して光半導体装置を作製し、この
光半導体装置の高温での通電輝度劣化を測定した。その
結果を下記の表1に示す。なお、通電輝度劣化の測定
は、次のようにして行った。すなわち、光半導体装置
(LEDデバイス)に定電流を流し、輝度として電流印
加後5秒後の受光素子の出力電流値を求め劣化率を測定
した。測定条件は、評価素子0.5×0.5mmのGa
As、パッケ−ジとしては、直径5mmのパイロットラ
ンプを用い、80℃雰囲気下において、20mA通電の
1000時間後の輝度劣化率である。
られたエポキシ樹脂組成物を用いて、硬化温度150℃
で、LEDを樹脂封止して光半導体装置を作製し、この
光半導体装置の高温での通電輝度劣化を測定した。その
結果を下記の表1に示す。なお、通電輝度劣化の測定
は、次のようにして行った。すなわち、光半導体装置
(LEDデバイス)に定電流を流し、輝度として電流印
加後5秒後の受光素子の出力電流値を求め劣化率を測定
した。測定条件は、評価素子0.5×0.5mmのGa
As、パッケ−ジとしては、直径5mmのパイロットラ
ンプを用い、80℃雰囲気下において、20mA通電の
1000時間後の輝度劣化率である。
【0019】
【表1】
【0020】上記表1の結果から、比較例1〜3の樹脂
はTgが低いため、、樹脂の耐熱性が低く、樹脂が熱劣
化で黄変し、樹脂の光透過率が大きく低下したため輝度
が劣化した。それに対し、各実施例は樹脂の耐熱性が高
いので熱劣化もなく、輝度劣化が抑制された。
はTgが低いため、、樹脂の耐熱性が低く、樹脂が熱劣
化で黄変し、樹脂の光透過率が大きく低下したため輝度
が劣化した。それに対し、各実施例は樹脂の耐熱性が高
いので熱劣化もなく、輝度劣化が抑制された。
【0021】
【発明の効果】以上の如く、本発明においては、水酸基
量5×10-5mol/g以下かつ粒子径0.1μm以下
のシリカ粒子を用いてなる透明封止樹脂組成物により光
半導体素子を封止しているので、得られる光半導体装置
は耐熱性、低応力性および透明性に優れる。なお今迄の
説明では、熱硬化性樹脂として透明封止樹脂を取り上げ
て説明してきたが、本発明の技術思想は樹脂封止半導体
全般の耐熱性、低応力性を良好にするためにも適用可能
であり、従って透明な熱硬化性樹脂以外の熱硬化性樹脂
を用いる場合にも有用である。
量5×10-5mol/g以下かつ粒子径0.1μm以下
のシリカ粒子を用いてなる透明封止樹脂組成物により光
半導体素子を封止しているので、得られる光半導体装置
は耐熱性、低応力性および透明性に優れる。なお今迄の
説明では、熱硬化性樹脂として透明封止樹脂を取り上げ
て説明してきたが、本発明の技術思想は樹脂封止半導体
全般の耐熱性、低応力性を良好にするためにも適用可能
であり、従って透明な熱硬化性樹脂以外の熱硬化性樹脂
を用いる場合にも有用である。
Claims (4)
- 【請求項1】 下記の(A)〜(C)成分を含む樹脂組
成物を用いて半導体素子を封止してなる半導体装置。 (A)熱硬化性樹脂。 (B)硬化剤成分。 (C)水酸基量が5×10-5mol/g以下であり、か
つ粒子径が0.1μm以下であるシリカ粒子。 - 【請求項2】 (C)成分のシリカ粒子がヘキサメチル
ジシラザンあるいはシランカップリング剤でシリカ粒子
を処理してなるものである請求項1記載の半導体装置。 - 【請求項3】 下記の(A)〜(C)成分を含む半導体
素子封止用熱硬化性樹脂組成物。 (A)熱硬化性樹脂。 (B)硬化剤成分。 (C)水酸基量が5×10-5mol/g以下であリ、か
つ粒子径が0.1μm以下であるシリカ粒子。 - 【請求項4】 (C)成分のシリカ粒子がヘキサメチル
ジシラザンあるいはシランカップリング剤でシリカ粒子
を処理してなるものである請求項3記載の半導体素子封
止用熱硬化性樹脂組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4240438A JP3017888B2 (ja) | 1992-09-09 | 1992-09-09 | 半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4240438A JP3017888B2 (ja) | 1992-09-09 | 1992-09-09 | 半導体装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0689948A true JPH0689948A (ja) | 1994-03-29 |
| JP3017888B2 JP3017888B2 (ja) | 2000-03-13 |
Family
ID=17059498
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4240438A Expired - Lifetime JP3017888B2 (ja) | 1992-09-09 | 1992-09-09 | 半導体装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3017888B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000078871A1 (fr) * | 1999-06-21 | 2000-12-28 | Daikin Industries, Ltd. | Composition elastomere reticulable et article moule produit a partir de cette composition |
| JP2008537761A (ja) * | 2005-04-05 | 2008-09-25 | モーメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・インク | 硬化システム、接着システム及び電子装置の製造方法 |
| WO2009008283A1 (ja) * | 2007-07-10 | 2009-01-15 | Arakawa Chemical Industries, Ltd. | 光半導体封止用組成物 |
| JP2010254951A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-11-11 | Hitachi Chem Co Ltd | 電子部品用液状樹脂組成物及び電子部品装置 |
| JP2024127768A (ja) * | 2023-03-08 | 2024-09-20 | 味の素株式会社 | 樹脂組成物 |
-
1992
- 1992-09-09 JP JP4240438A patent/JP3017888B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000078871A1 (fr) * | 1999-06-21 | 2000-12-28 | Daikin Industries, Ltd. | Composition elastomere reticulable et article moule produit a partir de cette composition |
| JP2008537761A (ja) * | 2005-04-05 | 2008-09-25 | モーメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・インク | 硬化システム、接着システム及び電子装置の製造方法 |
| WO2009008283A1 (ja) * | 2007-07-10 | 2009-01-15 | Arakawa Chemical Industries, Ltd. | 光半導体封止用組成物 |
| JPWO2009008283A1 (ja) * | 2007-07-10 | 2010-09-09 | 荒川化学工業株式会社 | 光半導体封止用組成物 |
| US8263686B2 (en) | 2007-07-10 | 2012-09-11 | Arakawa Chemical Industries, Ltd. | Optical semiconductor-sealing composition |
| JP2010254951A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-11-11 | Hitachi Chem Co Ltd | 電子部品用液状樹脂組成物及び電子部品装置 |
| JP2013147666A (ja) * | 2009-03-31 | 2013-08-01 | Hitachi Chemical Co Ltd | 電子部品用液状樹脂組成物及び電子部品装置 |
| JP2014240499A (ja) * | 2009-03-31 | 2014-12-25 | 日立化成株式会社 | 電子部品用液状樹脂組成物及び電子部品装置 |
| JP2016074918A (ja) * | 2009-03-31 | 2016-05-12 | 日立化成株式会社 | 電子部品用液状樹脂組成物及び電子部品装置 |
| JP2024127768A (ja) * | 2023-03-08 | 2024-09-20 | 味の素株式会社 | 樹脂組成物 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3017888B2 (ja) | 2000-03-13 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US7307286B2 (en) | Epoxy resin composition for encapsulating optical semiconductor element and optical semiconductor device using the same | |
| JPH0725987A (ja) | 光半導体封止用エポキシ樹脂組成物 | |
| JP3153171B2 (ja) | 光半導体装置および光半導体封止用エポキシ樹脂組成物 | |
| JP2001261933A (ja) | 光半導体素子封止用エポキシ樹脂組成物および光半導体装置 | |
| JP2001323135A (ja) | 光半導体封止用エポキシ樹脂組成物および光半導体装置 | |
| JP3017888B2 (ja) | 半導体装置 | |
| JP2003003043A (ja) | 光半導体封止用エポキシ樹脂組成物及び光半導体装置 | |
| JP5242530B2 (ja) | 光半導体素子封止用エポキシ樹脂組成物および光半導体装置 | |
| JPS60124617A (ja) | 樹脂封止型発光装置 | |
| JP2009013264A (ja) | 光半導体素子封止用エポキシ樹脂組成物およびそれを用いた光半導体装置 | |
| JPH06232296A (ja) | 半導体装置 | |
| JP2796187B2 (ja) | 光半導体装置 | |
| JP2837478B2 (ja) | 光半導体装置 | |
| JPH0288621A (ja) | 半導体封止用エポキシ樹脂組成物 | |
| TWI782155B (zh) | 用於包封半導體裝置的環氧樹脂組成物及使用其包封的半導體裝置 | |
| JP3481452B2 (ja) | 光半導体素子封止用エポキシ樹脂組成物およびそれを用いた光半導体装置 | |
| JP2703609B2 (ja) | 光半導体装置およびそれに用いる光半導体封止用エポキシ樹脂組成物 | |
| JPH056946A (ja) | 光半導体装置 | |
| JP2005120230A (ja) | 光半導体素子封止用エポキシ樹脂組成物およびそれを用いた光半導体装置 | |
| JPH04209624A (ja) | 光半導体封止用エポキシ樹脂組成物 | |
| JPH03237749A (ja) | 光半導体装置 | |
| JPH06302726A (ja) | 熱硬化性樹脂組成物 | |
| JP2703617B2 (ja) | 光半導体装置およびそれに用いる光半導体封止用エポキシ樹脂組成物 | |
| JP2501804B2 (ja) | エポキシ樹脂組成物 | |
| JPS6070781A (ja) | 樹脂封止型発光装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 9 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081224 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111224 Year of fee payment: 12 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 13 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121224 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 13 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121224 |