JPH068997Y2 - 鉄鉱石の溶融還元における予備還元炉 - Google Patents

鉄鉱石の溶融還元における予備還元炉

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JPH068997Y2
JPH068997Y2 JP15897088U JP15897088U JPH068997Y2 JP H068997 Y2 JPH068997 Y2 JP H068997Y2 JP 15897088 U JP15897088 U JP 15897088U JP 15897088 U JP15897088 U JP 15897088U JP H068997 Y2 JPH068997 Y2 JP H068997Y2
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JP
Japan
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dispersion plate
gas
ore
center
furnace
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JP15897088U
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JPH0282751U (ja
Inventor
達郎 有山
進市 磯崎
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日本鋼管株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、鉄鉱石の溶融還元において、鉄鉱石を予備
還元および予熱すための予備還元炉に関する。
〔従来の技術〕
鉄鉱石の溶融還元では、溶融還元炉で発生する排ガスを
利用した鉱石の予備還元(および予熱)が行われる。そ
して、この予備還元には、普通流動層形式の予備還元炉
が適しており、この形式の炉が多く用いられている。
溶融還元は事前の塊成化処理を経ない鉄鉱石を利用でき
るという大きな利点があるが、鉄鉱石は粒度分布が広
く、しかも数mm程度の粗粒を含むことが多いため、予備
還元炉流動層内の均一な流動化が得にくいという問題が
ある。特に、粒径の大きい鉱石は流動層の下部に堆積す
る傾向があり、流動化不良を起こし易い。
このため予備還元炉としては、第5図に示すように全面
にガス通孔(10)を有する分散板(9)の上面を円錐上(コ
ーン状)に凹んだ構造とし、しかも通孔の配置を適正な
ものとすることにより、鉱石の活発且つ適正な流動化を
図るようにした炉が用いられている。すなわち、この予
備還元炉では、分散板(9)上に鉱石が装入され、一方、
溶融還元炉からの高温の還元性排ガスが分散板(9)の下
方に導入された後、ガス通孔(10)を介して分散板上方に
吹き出され、これにより鉱石の流動層が形成される。こ
の流動層内ではガスおよび鉱石は図中矢印に示すように
循環し、活発な流動化が図られる。そして、予備還元さ
れた鉱石は分散板中央に接続された鉱石排出管(11)から
順次排出される。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、このような構造の予備還元炉では、第5図に示
すように排出口の上部付近に鉱石粒子の停滞域を生じ易
く、原料の還元や予熱の不均一化を招くという問題があ
る。また、停滞域では鉄鉱石の焼結現象が発生し易く、
排出口の詰まりの原因となる。特に、炉体の規模が大き
くなると、排出口径も大きくなるため停滞域の範囲も広
く、操業上大きな問題となる。
本考案はこのような問題に鑑み、原料の停滞域を適切に
解消することができる構造の予備還元炉を提供しようと
するものである。
〔課題を解決するための手段〕
このため本願第1の考案は、略全面に多数のガス通孔が
形成され、且つ上面がその中心に向け下向きに傾斜した
分散板を有し、該分散板上面の谷底部に鉱石排出口を設
けた予備還元炉であって、前記谷底部寄りのガス通孔
を、そのガス噴出方向が鉛直よりも分散板中心寄りに偏
向するよう構成したものである。
また本願第2の考案は、略全面に多数のガス通孔が形成
され、且つ上面がその幅方向中央に向け下向きに傾斜し
た分散板を有し、該分散板上面の谷底部に鉱石排出口を
設けた予備還元炉であって、前記谷底部寄りのガス通孔
を、そのガス噴出方向が鉛直よりも分散板幅方向中央寄
りに偏向するよう構成したものである。
〔作用〕
排ガスは分散板のガス通孔から上方に向け吹き出され流
動層が形成されるが、分散板上面の谷底部寄りのガス通
孔からの排ガスは、鉛直よりも分散板中心或いは幅方向
中央寄りに偏向した方向に流れ、このため鉱石排出口の
上部付近にも排ガスが流れ、その部分での原料の停滞が
防止される。また炉中央方向の偏向したガス流の作用に
より流動層内の粒子循環が全体として強化され、停滞域
の解消と併せ、層全体の均一且つ活発な流動化が図られ
る。
〔実施例〕
第1図は本考案の一実施例を示している。
炉体(1)は円筒状に構成され、その内部には略全面にガ
ス通孔(3)を有し、且つ上面が中心に向け円錐状に凹ん
だ分散板(2)が設けられている。そして、この分散板上
面の谷底部に鉱石排出口(6)が設けられ、この鉱石排出
口(6)に鉱石排出管(7)が接続されている。
前記ガス通孔(3)のうち谷底部寄り、すなわち鉱石排出
口(6)周辺のガス通孔(3a)は、そのガス噴出方向が鉛直
よりも分散板中心寄りに偏向(角度θ)するようにして
形成されている。この実施例では上記偏向角度θは20°
程度としている。一方、これらのガス通孔(3a)よりも外
側のガス通孔(3b)は、ガス噴出方向が鉛直となるよう形
成されている。
分散板(2)の下部には風箱(4)が設けられ、この風箱(4)
にガス導入管(5)が接続されている。
第2図及び第3図は本願第2の考案の一実施例を示すも
のである。
炉体(1)は平面矩形の横長状に構成され、その内部には
上面が幅方向中央に向け下向きに傾斜した分散板(2)が
設けられている。
分散板(2)の谷底部には、炉体長手方向で間隔をおいて
複数の鉱石排出口(6)が設けられ、各鉱石排出口(6)に鉱
石排出管(7)が接続されている。
そして、分散板(2)の略全面に設けられたガス通孔(3)の
うち、谷底部寄りのガス通孔(3a)は、そのガス噴出方向
が鉛直よりも分散板幅方向中央寄りに偏向するようにし
て形成され、一方、その外側のガス通孔(3b)はガス噴出
方向が鉛直となるよう形成されている。
なお、本実施例では、分散板(2)の谷底部は溝状に構成
され、各排出口(6)の両側の底部面(8)が各排出口に向け
下向きに傾斜しており、底部の鉱石を各排出口(6)に適
切に流下させ得るようにしている。
第4図は本考案の炉におけるガスの噴出および流動層の
形成状況を示すもので、鉱石排出口(6)近傍のガス通孔
(3a)からの排ガス炉中心方向に偏向して噴出されるた
め、排出口直上の領域でも活発な流動化が生じている。
また、このように炉中心に偏向したガス流の作用によっ
て層全体の粒子循環が強化される。
〔考案の効果〕
以上述べた本考案によれば、分散板の谷底部寄りのガス
通孔からのガス噴出方向を炉中心寄りに偏向させるよう
な構造としたため、鉱石液排出口直上での原料の停滞を
防止し、加えて層全体の粒子循環を強化することがで
き、これにより全体としての原料を均一且つ活発に流動
化でき、原料の停滞による焼結現象等の発生も適切に防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本願第1の考案の一実施例を模式的に示す縦断
面図である。第2図および第3図は本願第2の考案の一
実施例を模式的に示すもので、第2図は平面図、第3図
は第2図中III−III線に沿う断面図である。第4図は本
考案の炉におけるガス噴出および流動層形成状況を示す
説明図である。第5図は従来の炉構造を示す説明図であ
る。 図において、(1)は炉体、(2)は分散板、(3)(3a)(3b)は
ガス通孔、(4)は風箱、(5)はガス導入管、(6)は鉱石排
出口、(7)は鉱石排出管である。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】略全面に多数のガス通孔が形成され、且つ
    上面がその中心に向け下向きに傾斜した分散板を有し、
    該分散板上面の谷底部に鉱石排出口を設けた予備還元炉
    であって、前記谷底部寄りのガス通孔を、そのガス噴出
    方向が鉛直よりも分散板中心寄りに偏向するよう構成し
    てなる鉄鉱石の溶融還元における予備還元炉。
  2. 【請求項2】略全面に多数のガス通孔が形成され、且つ
    上面がその幅方向中央に向け下向きに傾斜した分散板を
    有し、該分散板上面の谷底部に鉱石排出口を設けた予備
    還元炉であって、前記谷底部寄りのガス通孔を、そのガ
    ス噴出方向が鉛直よりも分散板幅方向中央寄りに偏向す
    るよう構成してなる鉄鉱石の溶融還元における予備還元
    炉。
JP15897088U 1988-12-08 1988-12-08 鉄鉱石の溶融還元における予備還元炉 Expired - Lifetime JPH068997Y2 (ja)

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JPH0282751U JPH0282751U (ja) 1990-06-26
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