JPH069022Y2 - 熱延鋼帯の酸洗槽におけるスラジ除去装置 - Google Patents

熱延鋼帯の酸洗槽におけるスラジ除去装置

Info

Publication number
JPH069022Y2
JPH069022Y2 JP5972689U JP5972689U JPH069022Y2 JP H069022 Y2 JPH069022 Y2 JP H069022Y2 JP 5972689 U JP5972689 U JP 5972689U JP 5972689 U JP5972689 U JP 5972689U JP H069022 Y2 JPH069022 Y2 JP H069022Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sludge
tank
pickling tank
acid solution
pickling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP5972689U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02149764U (ja
Inventor
健次 中川
二男 横沢
正和 高田
照夫 小田
Original Assignee
川崎製鉄株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 川崎製鉄株式会社 filed Critical 川崎製鉄株式会社
Priority to JP5972689U priority Critical patent/JPH069022Y2/ja
Publication of JPH02149764U publication Critical patent/JPH02149764U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH069022Y2 publication Critical patent/JPH069022Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、熱延鋼帯の表面の酸化スケールを、塩酸、硫
酸、フッ酸またはこれらの酸の混酸により、酸洗除去す
る酸洗槽内に堆積したスラジの除去装置に関するもので
ある。
〈従来の技術〉 従来より酸洗装置においては、酸洗槽と外部タンクの間
で酸液を循環させ、酸液の温度、濃度等の調整を行って
おり、その際、酸洗槽からの戻り配管は、酸洗槽の液面
レベルより取り出し、いわゆるオーバーフロー方式によ
り液面のレベルを一定に保つ方法が一般的である。ま
た、酸洗槽内に堆積したスラジを槽外に取り出し、分離
する方法としては、例えば、酸洗槽内に配置した配管よ
り酸液や空気を噴出し、スラジを液中に撹拌し、戻り配
管より酸液とともに槽外に取り出し、槽外において酸液
を濾過し、スラジを分離する方法か採られている。
また、より多くのスラジを戻り酸液とともに槽外に取り
出すために、戻り配管を酸洗槽の液面レベルより下部で
取り出し、いわゆるサイフォン方式により槽内のレベル
コントロールを行う方法が採られている。
第2図は、このサイフォン方式の従来の酸洗装置の一例
を示したものであり、1は酸洗槽、3は酸液、4は酸液
戻り口、5は戻り配管、6はバルブ、7はスラジ、8は
酸液供給口、10はポンプ、11はフィルター、12はサイフ
ォン配管、13、14はタンクである。
〈考案が解決しようとする課題〉 しかし、従来の装置では、酸洗槽の液面レベルより戻り
配管を取り出した場合、スラジの比重が酸液の比重より
重いため、大量のスラジを戻り酸液とともに酸洗槽より
排出することが困難であり、また、この問題を第2図の
ようにサイフォン方式により解決する場合には、配管が
複雑となり、スラジにより配管詰まりを発生することが
ある。
また、槽外に取り出した酸液からスラジを分離するため
には、フィルター及び酸液をフィルターに圧送するため
のポンプ等を戻り配管中に設置する必要があり、多額の
設備費を必要とし、また運転に伴い生産コストの増加を
もたらしてしまうという問題があった。また、フィルタ
ーの洗浄を行う場合に、ライン操業に支障を来すことも
あり、予備のフィルターを持つ場合にはさらに設備費の
増加を招く問題があった。
本考案は、このような従来装置の問題点を解決した熱延
鋼帯の酸洗送におけるスラジ除去装置を提供することを
目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 本考案は、酸液の戻り配管口を酸洗槽の液面レベルより
低い位置に設置し、上記戻り配管口からの戻り配管の途
中に酸洗槽より低いレベルに密封容器であるスラジ分離
タンクを設け、前記スラジ分離タンクから戻り配管を酸
洗槽の液面と同一レベルまで上げて配置するとともに酸
洗槽の液面と同一レベルから下降させて循環タンクへ接
続し、酸洗槽と前記循環タンクの間で酸液を循環させる
ことを特徴とする熱延鋼帯の酸洗槽におけるスラジ除去
装置である。
〈作用〉 第1図において、酸液供給口8より酸液が供給されるに
伴って、酸液戻り口4aより相当量の酸液がスラジ7を
伴って排出される。排出された酸液は、バルブ6aを経
て密封容器であるスラジ分離タンク2に達し、このスラ
ジ分離タンク2内で、スラジと酸液の比重差により、ス
ラジ7が沈澱し、酸液3とスラジ7が分離する。スラジ
7を除去した酸液は、バルブ6bを経て酸洗槽1の液面
レベルまで達し、これにより酸洗槽1のレベルを一定に
保つことができる。
〈実施例〉 本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は、本考案のスチジ除去装置の一実施例を示す全
体構成図である。
第1図において、1は酸洗槽であり、酸洗槽1には、循
環タンク9からポンプ10により、必要に応じ図示しない
熱交換器等を経て、酸液供給口8より酸液が供給され、
これに伴って下部酸液戻り口4aより、相当量の酸液が
スラジ7を伴って排出される。排出された酸液は戻り配
管5aのバルブ6aを経て、密封容器であるスラジ分離
タンク2に達し、このスラジ分離タンク2内で、スラジ
と酸液の比重差によりスラジ7が沈澱し、酸液3とスラ
ジ7が分離する。スラジ7を除去した酸液3は、戻り配
管5bのバルブ6bを経て酸洗槽1の液面レベルまで達
し、これにより酸洗槽1のレベルを一定に保つことがで
きる。そして、酸液3は戻り配管5cを経て循環タンク
9に戻る。なお、運転中において、バルブ6c、6dは
閉とする。
これにより、酸洗槽1から大量のスラジを排出すること
が可能となり、また、フィルター及びフィルターの前に
ポンプを用いることなく、スラジ分離タンク2により、
スラジの分離が可能となり、さらに、酸洗槽1のレベル
コントロールを容易に達成することができる。
なお、スラジ分離タンク2にスラジ7が充填した場合に
は、バルブ6a、6bを閉じ、バルブ6cを開くことに
より、スラジ分離タンク2内のスラジ7の排出作業を、
ライン運転を中止することなく行うことが可能である。
また、スラジ分離タンクの予備を持ち、両者を交代して
使用することにより、充分時間をかけて、スラジ分離タ
ンク2内のスラジを取り出すことも可能である。
次に本考案の具体的実施例について説明する。
熱間圧延後ステンレス表面に発生した酸化スケールを硫
酸により酸洗する酸洗槽において、本考案によるスラジ
分離装置を用いてスサジの除去を行ったところ、6ヶ月
以上を経てもスラジの堆積量はわずかであり、従来は約
1ヶ月に一度、配管詰まりを発生していたものが、本考
案による装置により、ほとんど皆無にすることができ
る。
また、酸洗槽内に圧空或いは酸液配管を設け、圧空或い
は酸液の噴射により、酸洗槽の底部に堆積したスラジを
撹拌することにより、さらにスラジの排出量を増加する
ことが可能であった。
なお、スラジ分離タンクにて除去したスラジの処理はラ
イン運転を行いながら、実施することが可能であった。
〈考案の効果〉 以上説明したように、本考案の装置により、酸洗槽の下
部に堆積したスラジを酸液とともに大量に排出すること
ができ、かつスラジを酸液との比重差を利用して分離す
るため、スラジ除去に要する運転コストをフィルター等
を用いる必要がなく削減することができ、また、分離し
たスラジの処理をライン運転中に行うことが可能であ
る。また酸洗槽の液面レベルのコントロールも行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のスラジ除去装置の一実施例を示す全体
構成図、第2図は従来のスラジ除去装置の説明図であ
る。 1…酸洗槽、2…スラジ分離タンク 3…酸液、4a…下部酸液戻り口 4b…上部酸液戻り口 5a、5b、5c…戻り配管 6a、6b、6c、6d…バルブ 7…スラジ、8…酸液供給口 9…循環タンク、10…ポンプ 11…フィルター、11…サイフォン配管。
フロントページの続き (72)考案者 小田 照夫 千葉県千葉市川崎町1番地 川崎製鉄株式 会社千葉製鉄所内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】酸液の戻り配管口を酸洗槽の液面レベルよ
    り低い位置に設置し、上記戻り配管口からの戻り配管の
    途中に酸洗槽より低いレベルに密封容器であるスラジ分
    離タンクを設け、前記スラジ分離タンクから戻り配管を
    酸洗槽の液面と同一レベルまで上げて配置するとともに
    酸洗槽の液面と同一レベルから下降させて循環タンクへ
    接続し、酸洗槽と前記循環タンクの間で酸液を循環させ
    ることを特徴とする熱延鋼帯の酸洗槽におけるスラジ除
    去装置。
JP5972689U 1989-05-25 1989-05-25 熱延鋼帯の酸洗槽におけるスラジ除去装置 Expired - Lifetime JPH069022Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5972689U JPH069022Y2 (ja) 1989-05-25 1989-05-25 熱延鋼帯の酸洗槽におけるスラジ除去装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5972689U JPH069022Y2 (ja) 1989-05-25 1989-05-25 熱延鋼帯の酸洗槽におけるスラジ除去装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02149764U JPH02149764U (ja) 1990-12-21
JPH069022Y2 true JPH069022Y2 (ja) 1994-03-09

Family

ID=31586476

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5972689U Expired - Lifetime JPH069022Y2 (ja) 1989-05-25 1989-05-25 熱延鋼帯の酸洗槽におけるスラジ除去装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH069022Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN119500710B (zh) * 2024-12-03 2025-05-23 温州宪江防腐设备有限公司 一种储酸罐清渣方法及系统

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02149764U (ja) 1990-12-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4100066A (en) Treating paint waste solids
JPH069022Y2 (ja) 熱延鋼帯の酸洗槽におけるスラジ除去装置
US2352901A (en) Apparatus for treating water
KR101312512B1 (ko) 스테인레스강 산세 슬러지 회수장치
CN115679337A (zh) 清洗硅钢酸洗装置的方法和清洗装置及硅钢酸洗装置
EP0430323B1 (en) Silver recovery device
JP2000183024A (ja) 基板処理装置
DE19517573C2 (de) Verfahren und Vorrichtung zur Naßbehandlung von Substraten in einem Behälter
US4894170A (en) Liquid recovery system and method
KR100273204B1 (ko) 반도체 왯-스테이션 장비의 필터 클리닝 장치
CN109607611A (zh) As2O3的冷却还原结晶方法
US2053628A (en) Improved filtering apparatus and method
US2381183A (en) Apparatus for and method of rustproofing
US4960515A (en) Liquid recovery system
EP1281791B1 (de) Verfahren zur Aufbereitung von Entfettungsbädern
DE3128576A1 (de) Eine vorrichtung fuer die extraktion bzw. waschung von feststoffe durch vakuum
JPH034909A (ja) 処理液中のスラッジ除去システム
US5932025A (en) Retro-fitting process of a band product treatment unit and unit thus retrofitted
CN2177715Y (zh) 水力旋流溶药装置
CN219032303U (zh) 一种利用风搅排放活性炭的除油塔
JP3175349B2 (ja) 金属帯の洗浄装置
US1817232A (en) Apparatus for temperature regulation
CN206783433U (zh) 水回收利用装置
JPH0824933A (ja) 圧延油の供給方法および装置
JPH04120283A (ja) 循環防錆油の清浄タンク装置