JPH0690287B2 - リング型ect装置の感度補正方法 - Google Patents

リング型ect装置の感度補正方法

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JPH0690287B2
JPH0690287B2 JP60216378A JP21637885A JPH0690287B2 JP H0690287 B2 JPH0690287 B2 JP H0690287B2 JP 60216378 A JP60216378 A JP 60216378A JP 21637885 A JP21637885 A JP 21637885A JP H0690287 B2 JPH0690287 B2 JP H0690287B2
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ring
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昌治 天野
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、リング型ECT装置の感度補正方法に関す
る。
従来の技術 リング型ECT装置は、放射性同位体(RI)で標識された
薬剤を患者に投与し、体内から放出されるγ線を、患者
周囲をとりかこむようリング状に配列された多数の検出
器で検出し、得られたデータから体内RI分布をイメージ
化するものである。
このようにリング型ECT装置では、多数の検出器でγ線
の検出を行なうため、これら検出器間の感度の補正は重
要であり、従来より種々の補正方法が行なわれてきた。
たとえば、ポイント線源をデータ収集有効エリア内で移
動させたり、平板状線源を回転させたり、あるいはプー
ルファントムを使用するものなどが知られている。これ
らに共通する点は、いずれも有効エリア全域をカバーす
るよう考慮されていることである。
発明が解決しようとする問題点 しかし、従来のこのような補正方法では、ポイント線
源、平板状線源を使用する場合には専用の駆動機構が必
要で、機構的に複雑になるという問題がある。
また、プールファントムを使用する場合は、吸収、散乱
が問題となり、他に、有効エリア全域をカバーするのは
大きなプールファントムが必要となって、実用上相当な
不便さがある。
この発明は、専用の駆動機構等が不要で、吸収や散乱が
大きな問題とならない、リング型ECT装置の感度補正方
法を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 この発明のリング型ECT装置の感度補正方法によれば、
データ収集有効エリアの直径よりも大きな外径を有する
リング状線源を有効エリア全域をカバーするようリング
状検出器配列の内側に配置し、かつ被写体を上記のデー
タ収集有効エリアに挿入しない状態で各検出器によりデ
ータ収集し、該リング状線源に関するデータを得る。そ
して、上記のリング状線源を取り去りかつ放射性同位体
が投与された被写体を上記のデータ収集有効エリアに挿
入した状態で各検出器によりデータ収集し、該被写体に
関するデータを得て、この被写体のデータを上記のリン
グ状線源のデータで割算し、この割算後のデータを用い
て画像再構成する。さらに上記データ収集有効エリア内
の各位置に放射性同位体を置いたときのその放射性同位
体から上記リング状に配列された検出器の全体に入射す
るカウントを計算によって求め、そのカウントの各方向
での分布データで上記の再構成画像を割算する。
作用 リング状線源に関して得られたデータには各検出器での
感度むらがそのまま表われている。そこで、このデータ
で、実際に被写体を有効エリア内に入れて収集したデー
タを割れば、各検出器での感度むらの補正がなされるこ
とになる。こうして各検出器での感度むらを補正したデ
ータが得られたら、これを用いて画像再構成する。さら
に、放射線同位体の位置による感度むらも存在している
のでこれも補正する。つまり、同じ放射線同位体の場合
でも、データ収集有効エリア内のどの場所であっても同
じ感度で検出されるわけではない。これは検出器がリン
グ状に配列されていることからくるものである。そこ
で、データ収集有効エリア内の各位置に放射性同位体を
置いたときのその放射性同位体から上記リング状に配列
された検出器の全体に入射するカウントを計算によって
求める。このカウントの各方向での分布データで上記の
再構成画像を割算すれば、位置による感度変動を補正す
ることができる。
実施例 第1図において、放射線を検出するための検出器1が多
数個リング状に配列されており、その中の所定の円形領
域3がデータ収集有効エリアとなる。検出器1のリング
状配列2の内側においてこの有効エリア3中に被写体が
置かれたときに、その被写体の断層面のイメージを再構
成できる。
このようなリング型ECT装置において、リング状線源4
を図のように置く。このリング状線源4は、均一な線源
で、その外径が有効エリア3の直径よりも大きく、有効
エリア3の全てをカバーするように、リング状配列2の
内側に置かれる。この実施例では、リング状線源4の内
径は有効エリア3の直径より大きくなっており、有効エ
リア3と同心にリング状線源4が置かれる。
このようにリング状線源4を配置して各検出器1に、リ
ング状線源4からのγ線を入射させてデータ収集する。
すると、シングルフォトンの場合、第2図で示すよう
な、各方向での投影データが得られる。この投影データ
には、各検出器1での感度むらがそのまま表われている
ので、図に示すように多数の山・谷が生じる。すなわ
ち、感度むらが全く無いものと仮定すれば滑らかな投影
データになる筈であるが、感度むらのためこのような凹
凸が生じる。
次にこのリング状線源4を取り去って、有効エリア3内
に実際の被写体を置き、各検出器1でデータ収集して、
各方向での投影データを得る。この投影データにも各検
出器1での感度むらの影響が上記と同様に表われている
筈である。
したがって、この第2図の投影データで、実際の被写体
の投影データを割れば、感度むらがないものとした実際
の被写体に関する投影データが得られることになる。な
お、その際、リング状線源4の形状を考慮し、リング状
線源の投影データが端で高くなることを補償するように
することが望ましい。
このようにリング状線源4を用いることにより、線源を
移動させたり回転させたりする駆動機構等が不要にな
る。また、リング状線源4はその中央に大きな中空部を
持っており、その中空部では吸収や散乱が生じないの
で、吸収や散乱が大きな問題となることを避けることが
できる。
なお、第2図の投影データには感度むらの影響だけでな
く、RIが有効エリア3内に置かれたときのその位置によ
る感度変化や、それ以外の、たとえば検出器1への入射
角による変動等が含まれるが、これらは軽微であるた
め、無視できる。
定量性を重視する場合には、位置による感度変化をも補
正する必要が生じるが、その場合、まず、有効エリア3
内の各点でのカウントを計算によって求める。
今、第3図において、Oは有効エリアの中心、Rは検出
器1のリング状配列2の半径を示し、中心Oから距離x
の点Qに点線源が置かれたものとする。1は点Qから検
出器1までの距離を示す。この点線源から放出されたγ
線がリング状に配列された検出器1の全体に入射する確
率Pは、リング状配列2がスライス方向(Z方向)に幅
Tを持つものとして、 で求められる。ここで、4π(R+x)2は半径(R+x)の
球の表面積、T・{(R+x)/1}は半径(R+x)の
球面に投影された検出器リング状配列2のZ方向の幅、
1・dθ・{(R+x)/1}は半径(R+x)の球面上
での検出器リング状配列2の円周方向の長さである。な
お、ポジトロンの場合は、反対方向に放出される陽電子
消滅γ線の各々が互いに独立ではないために、確率Pの
計算式で積分区間を[π/2,3π/2]とする。
この計算を直径上の各点について行なえば、第4図のよ
うなカーブが得られる。すなわち、このカーブは、直径
方向での、位置による感度変化を示すプロファイルであ
る。
つまり、上記のようにしてリング状線源4のデータで補
正された被写体のデータより画像再構成した場合のイメ
ージは、その直径方向に第4図のようなプロファイルを
有している筈である。
そこで、リング状線源4のデータで補正された被写体の
データより画像再構成した場合のイメージについて、そ
の直径方向の第4図のようなプロファイルで割れば、位
置による感度変動の補正を行なうことができる。
発明の効果 この発明によれば、リング状線源を用いることにより、
線源を移動させたり回転させたりする駆動機構等が不要
になる。また、リング状線源はその中央に大きな中空部
を持っており、その中空部では吸収や散乱を生じないの
で、吸収や散乱が大きな問題となることを避けることが
でき、各検出器の感度の正確な補正が可能となる。さら
に、データ収集有効エリア内の各位置に放射性同位体を
置いたときのその放射性同位体から上記リング状に配列
された検出器の全体に入射するカウントを計算によって
求め、このカウントの各方向での分布データで再構成画
像を割算することによって、再構成画像への位置による
感度変動の影響を補正することが可能となり、より正確
な再構成画像が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の模式図、第2図はリング
状線源の投影データの一例を示すグラフ、第3図は位置
による感度変動を算出する場合の説明のための線図、第
4図は計算によって求められた位置による感度変動のプ
ロファイルを示すグラフである。 1……検出器、2……検出器リング状配列 3……有効エリア、4……リング状線源

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データ収集有効エリアの直径よりも大きな
    外径を有するリング状線源を有効エリア全域をカバーす
    るようリング状検出器配列の内側に配置し、かつ被写体
    を上記のデータ収集有効エリアに挿入しない状態で各検
    出器によりデータ収集し、該リング状線源に関するデー
    タを得るとともに、上記のリング状線源を取り去りかつ
    放射性同位体が投与された被写体を上記のデータ収集有
    効エリアに挿入した状態で各検出器によりデータ収集
    し、該被写体に関するデータを得て、この被写体のデー
    タを上記のリング状線源のデータで割算し、この割算後
    のデータを用いて画像再構成し、さらに上記データ収集
    有効エリア内の各位置に放射性同位体を置いたときのそ
    の放射性同位体から上記リング状に配列された検出器の
    全体に入射するカウントを計算によって求め、そのカウ
    ントの各方向での分布データで上記の再構成画像を割算
    することを特徴とするリング型ECT装置の感度補正方
    法。
JP60216378A 1985-09-30 1985-09-30 リング型ect装置の感度補正方法 Expired - Lifetime JPH0690287B2 (ja)

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JPS6275364A JPS6275364A (ja) 1987-04-07
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS55129780A (en) * 1979-03-30 1980-10-07 Kagaku Gijutsucho Hoshasen Igaku Sogo Kenkyusho Positron ct unit
JPS6076286U (ja) * 1983-10-31 1985-05-28 株式会社島津製作所 Ect装置のデ−タ補正装置

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JPS6275364A (ja) 1987-04-07

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