JPH0533985Y2 - - Google Patents

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JPH0533985Y2
JPH0533985Y2 JP6351985U JP6351985U JPH0533985Y2 JP H0533985 Y2 JPH0533985 Y2 JP H0533985Y2 JP 6351985 U JP6351985 U JP 6351985U JP 6351985 U JP6351985 U JP 6351985U JP H0533985 Y2 JPH0533985 Y2 JP H0533985Y2
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JP
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slice
ring
slice thickness
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【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、ポジトロンECT装置の改良に関
する。
従来の技術 ポジトロンECT装置は、ポジトロン放出性核
種あるいはその化合物を被検体(患者)に投与
し、体内から放出されてくるポジトロン消滅γ線
を検出して、収集されたデータをコンピユータに
より処理することによつて、体内のポジトロン放
出性核種の分布をデジタル画像として再現する装
置である。
ところで、このポジトロンECT装置(以下
PECT装置と略す)では、患者体外でγ線を検出
するため、患者周囲に多数の放射線検出器をリン
グ型に配列したリング型検出器列を用いる。通
常、何枚ものスライス面を同時に撮影できるよ
う、このリング型検出器列をスライス厚さ方向に
何層にも重ねた構造がとられている。
このPECT装置において、従来より画像の高分
解能化を進めるため、多数の検出器の各開口幅を
小さくし、これを高密度に配列することが行なわ
れている。これにより空間的なサンプリング間隔
を小さくするのである。
考案が解決しようとする問題点 しかし、従来のように単に、各検出器の開口幅
を小さくしサンプリング間隔を小さくするだけで
は検出効率の低下という問題が生じる。そこで、
従来では、この検出効率の点から限界があつた訳
である。
すなわち、スライス厚さ方向について述べれ
ば、上記のようにスライス厚さ方向にも検出器を
並べてその配列数だけ同時にデータ採取する場合
に、各検出器のスライス方向の開口幅を小さくし
スライス方向のサンプリング間隔を小さくするこ
とは検出効率の点から限界があつて、そのため、
実際にはサンプリング間隔はかなり大きなものと
ならざるを得ず、結局再構成される画像のスライ
ス厚さを薄くすることができない。
また、同時刻にデータ収集できるスライス厚さ
方向の長さを長くしたいという要望もある。これ
には、各検出器のスライス厚さ方向での開口幅を
広げてスライス厚さを厚くしたり、あるいはスラ
イス厚さ方向に並べる検出器の数を増加してスラ
イス数を増やせばよいが、前者では画像の分解能
が低下して画質の劣化が生じ、後者ではコストが
かかりすぎるという問題がある。
この考案は、コストの増大を招くことなく、ス
ライス厚さ方向で実質的に同時にデータ収集でき
るサンプリングポイントを増加し、実質的に同時
にデータ収集できるスライス厚さ方向の長さを増
大するよう改善したPECT装置を提供することを
目的とする。
問題点を解決するための手段 この考案によれば、被検体の周囲にリング型に
配列される多数の放射線検出器よりなるリング型
検出器列を有し、被検体内から放出されるポジト
ロン消滅γ線を上記の各検出器により検出して、
収集されたデータをコンピユータにより処理する
ことによつて被検体内のポジトロン放出性核種の
分布像を再構成するPECT装置において、上記リ
ング型検出器列をスライス厚さ方向に往復移動さ
せる機構を備える。そして、この往復移動させる
機構により上記リング型検出器列をスライス厚さ
方向での少なくとも2つの位置に交互に位置決め
することを繰り返しながらデータ収集して1回の
データ収集期間を終了する。つまり、上記位置決
めされる複数位置の一つのスライスに関するデー
タを、リング型検出器列のある位置ですべて収集
し終わつた後、リング型検出器列を移動させて他
の位置で、その位置のスライスに関するすべての
データを収集するというように、移動の前後の時
刻にそれぞれのスライスについての1回のデータ
収集期間を設けてデータ収集を行なうのではなく
て、ある位置であるスライスについてのデータを
少し収集した後他の位置に移動して他のスライス
についてのデータを少し収集するということを繰
り返すことにより、1回のデータ収集期間が終わ
ると、複数のスライスについてそれぞれ必要なデ
ータが全部収集できたことになるというようにし
て、複数スライスに関するデータ収集の同時刻性
を得る。
作 用 リング型検出器列がスライス方向の2位置の間
を往復させられ、各位置でのデータ収集が交互に
繰り返されながら、各スライスについてのデータ
が一部ずつ収集され、1回のデータ収集期間が経
過すると、複数スライスのそれぞれについて必要
なすべてのデータの収集が完了する。そのため、
各スライスのデータは、実質的に同時刻に収集さ
れたことになる。つまり、1回のデータ収集期間
において実質的に同時にデータ収集できるサンプ
リングポイントがスライス厚さ方向に増大した
(実質的に同時にデータ収集できるスライス数が
増えた)ことになる。そこで、実質的に同時にデ
ータ収集できるスライス数が増えることにより、
スライス厚さ方向の広い範囲にわたり位置決めし
た多数のスライスでの各画像を同時に得ることが
できたり、あるいは、スライス間隔の小さい多数
のスライスでの各画像を同時に得ることができた
りする。後者の場合、スライス間隔(スライス厚
さ方向の空間的サンプリング間隔)を小さくでき
るが、各検出器の開口幅は小さくしていないた
め、検出効率が悪くなる(1枚の画像を再構成す
るのに必要なデータを収集するのに時間がかか
る)という不都合がない(単に各検出器の開口幅
は小さくし配列密度を高めるだけでは検出効率が
悪くなりデータ収集に時間がかかる)。
実施例 第1図において、被検体(患者)1の周囲にリ
ング型の放射線検出器列2が置かれる。このリン
グ型検出器列2は、多数の放射線検出器3が周方
向にリング型に並べられているだけでなく、この
図の例では、スライス厚さ方向にも5個並べられ
ている。すなわち、リング型検出器列がスライス
厚さ方向に5層に積層されている訳である。
そして、このリング型検出器列2の全体が被検
体1に対して相対的にスライス厚さ方向(図では
左右の方向)に往復移動させられる。この往復移
動させる機構としては通常のスライド機構など
種々に考えられる。なお、この往復移動は被検体
1に対して相対的になされればよいので、被検体
1の側を(つまり患者が寝ているベツドの方を)
検出器列2に対して移動させるようにしてもよ
い。
この第1図では、検出器列2がA点とB点との
間を往復移動させられる。検出器列2がA点に置
かれ、この位置でデータ収集が行なわれた後、次
にB点へと移動させられ、このB位置でデータ収
集が行なわれ、その後A点に戻る、というよう
に、検出器列2の往復移動とA,B各位置でのデ
ータ収集が交互に繰り返されながら、1回のデー
タ収集期間でのデータ収集が行なわれていく。こ
れにより、1回のデータ収集期間の全体を実質的
に見た場合、同時に10層のリング型検出器列2で
データ収集が行なわれたと見ることができる。つ
まり、同時にデータ収集できるサンプリングポイ
ントがスライス厚さ方向に5個から10個に倍増
し、1回のデータ収集期間で、実質的に同時刻の
データを10スライス分収集でき、同時刻にデータ
収集できるスライス厚さ方向の長さも2倍になる
ことになる。しかもこの場合、検出器3のスライ
ス厚さ方向での配列個数は増大することがないの
で、コストは増加しない。
なお、この第1図では検出器列2をスライス厚
さ方向に検出器3の5個分の長さだけ往復移動さ
せてスライス厚さ方向でのサンプリングポイント
とデータ収集長さとを倍増させているが、第2図
のように往復移動させる距離を検出器3の1個分
のスライス厚さよりも短い長さとして、スライス
厚さ方向でのサンプリングピツチを小さくするこ
ともできる。すなわち、この第2図では、3スラ
イス分の検出器列2がスライス厚さ方向にC点と
D点との間を往復移動されられるが、このC点と
D点との距離を検出器3の1個分のスライス厚さ
の半分(その奇数倍としても同じである)の距離
とし、スライス厚さ方向でのサンプリングピツチ
を半分にしている。
すなわち第1図、第2図の実施例ともリング型
検出器列2がスライス厚さ方向に5層に積層され
ているとすると、いずれも10スライスの画像を同
時に得ることができるのであるが、第1図の場合
にはその検出器列2の配列ピツチ(スライス厚さ
方向の配列ピツチ)に相当するスライス間隔の10
スライス分のデータが同時に得られ、第2図の場
合にはその配列ピツチの半分のスライス間隔の10
スライス分のデータが同時に得られる。前者の場
合、スライス厚さ方向の広い範囲にわたり位置決
めされる10スライスの画像が同時に得られ、実質
的に同時刻にデータ収集できるスライス厚さ方向
長さが拡大できたことになる。後者の場合、検出
器列2の実際の配列ピツチよりも短いスライス間
隔の各スライスについてのデータを同時に収集で
きる。もちろん、各検出器3の開口幅(スライス
厚さ方向開口幅)を小さくしてスライス厚さ方向
での配列密度を高めれば、スライス間隔を短くで
きるが、そうすると各検出器3に時間当たりに入
射するγ線数が少なくなるので、検出効率が悪く
なり、1枚の画像を再構成するのに必要なデータ
を収集するのに時間がかかるという不都合が生じ
るが、ここでは、上記のように各検出器3はその
ままでそれを移動させているだけなので、この不
都合がない。
考案の効果 この考案によれば、各検出器のスライス厚さ方
向での開口幅を広げてスライス厚さを厚くし画像
の分解能が低下して画質の劣化が生じたり、ある
いはスライス厚さ方向に並べる検出器の数を増加
してスライス数を増やしてコストの増大を招いた
りすることなく、1回のデータ収集期間において
実質的に同時にデータ収集できるサンプリングポ
イントをスライス厚さ方向に増加させ、1回のデ
ータ収集期間に実質的に同時にデータ収集できる
スライス厚さ方向での長さも増大させることがで
きる。複数スライスの画像の同時刻性が得られる
ので、被検体の複数スライスで時間的な放射性薬
物の濃度変化を追跡することができて、医療の診
断に真に役立つ複数スライスでのダイナミツク測
定が可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の模式図、第2図
は他の実施例の模式図である。 1……被検体、2……検出器列、3……検出
器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被検体の周囲にリング型に配列される多数の放
    射線検出器よりなるリング型検出器列を有し、被
    検体内から放出されるポジトロン消滅γ線を上記
    の各検出器により検出して、収集されたデータを
    コンピユータにより処理することによつて被検体
    内のポジトロン放出性核種の分布像を再構成する
    ポジトロンECT装置において、上記リング型検
    出器列をスライス厚さ方向に往復移動させる機構
    を有し、上記リング型検出器列をスライス厚さ方
    向での少なくとも2つの位置に交互に位置決めす
    ることを繰り返しながらデータ収集して1回のデ
    ータ収集期間を終了することを特徴とするポジト
    ロンECT装置。
JP6351985U 1985-04-27 1985-04-27 Expired - Lifetime JPH0533985Y2 (ja)

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JP6351985U JPH0533985Y2 (ja) 1985-04-27 1985-04-27

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JP6351985U JPH0533985Y2 (ja) 1985-04-27 1985-04-27

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Publication Number Publication Date
JPS61181385U JPS61181385U (ja) 1986-11-12
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JP6351985U Expired - Lifetime JPH0533985Y2 (ja) 1985-04-27 1985-04-27

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2701341B2 (ja) * 1988-07-30 1998-01-21 株式会社島津製作所 ポジトロンctのスキャン方法
JP3315513B2 (ja) * 1994-03-15 2002-08-19 浜松ホトニクス株式会社 ポジトロンエミッションct装置

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JPS61181385U (ja) 1986-11-12

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