JPH0690382B2 - シヤツタ装置 - Google Patents

シヤツタ装置

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JPH0690382B2
JPH0690382B2 JP60093462A JP9346285A JPH0690382B2 JP H0690382 B2 JPH0690382 B2 JP H0690382B2 JP 60093462 A JP60093462 A JP 60093462A JP 9346285 A JP9346285 A JP 9346285A JP H0690382 B2 JPH0690382 B2 JP H0690382B2
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JP
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lever
shutter
pin
balancer
locking
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佳明 田辺
雅徳 蓮田
彰 片山
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Nikon Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) 本発明は縦走りフォーカルプレーンシャッタ装置に関す
るものである。
(発明の背景) この種バランサ内蔵シャッタについては特開昭58−1186
27に示されているが,先係止カギとバランサ係止カギと
をほぼ同時に解除させる構成とするために、組み立ての
際の調節に大変手間がかかり、装置のコストアップを招
く恐れもあった。
また先係止カギとバランサ係止カギとをほぼ同時に解除
する形式であったため、温度等の環境変化によってバラ
ンサ係止カギの動きに変化を生じ、バランサ係止カギが
先係止カギよりも先に解除されると、シャッタ開放中に
バランサが停止し、該バランサ停止時の衝撃が写真に悪
影響を与える恐れがあった。
更にバランサ係止カギを解除する動作が、先係止カギを
解除する動作に影響を与える恐れがあった。
(発明の目的) 本発明はこれらの欠点を解決し,先羽根係止レバーの解
除時期を、バランサ係止レバーの解除時期よりも先に設
定することにより、シャッタ開放中にバランサが停止し
てその停止時の衝撃が写真に悪影響を及ぼす恐れのない
シャッタを得ることを目的とする。また組み立ての際の
調節に手間のかからないシャッタを得ることを目的とす
る。更にバランサ係止カギを解除する動作が、先係止カ
ギを解除する動作に影響を与えないシャッタを得ること
を目的とする。
(発明の概要) 先羽根アーマチュアレバーが先係止レバーをけとばし,
先係止レバーの係合が完全に解かれた後,前記アーマチ
ュアレバーがバランサ係止レバーをけとばすようにし
た。すなわち先係止レバーのけとばしと,バランサ係止
レバーのけとばしの間に明確な時間差を設けたことを技
術的要点とする。
(実施例) 第1図〜第9図は本発明の実施例を示す縦走りシャッタ
装置であって,全てシャッタレリース前の状態を示して
いる。モータ1はカメラ本体に固定されている。ギア2
は1の軸に固定されていて伝達ギア5とカミ合ってい
る。軸3は回転可能な状態でカメラ本体に取り付けられ
ている。また,軸3上にはギア5の回転によって一体的
に回転できるギア4,6が取り付けられているかギア4と
とギア8は噛み合っていて,ギア8とギア7は軸9によ
って一体的に結合されている。基板19は不図示の位置で
カメラ本体に固定されている。軸9はこの基板19上に回
転可能な状態で支持されている。
第2図は第1図のB方向から見た図である。軸14は基板
19上に固定されていて,この軸上にカム11,12及びギア1
0は回転可能に取り付けられている。さらにカム11と12
はピン13によって一体に結合されている。ギア10はギア
7と噛み合いピン10aが植設されている。ピン10aはカム
11の段部11aと当接可能となっている。レバー15は基板1
9に固定された軸46によって回転可能に支持されてい
て,さらにバネ47によって反時計回りに付勢されてい
る。レバー15上にはピン17が植設されていて,ローラ16
を回転可能に支持している。従って,ローラ16はバネ47
の付勢力によってカム12のカム面12aに押し付けられて
いる。レバー15の他端折り曲げ部15aはピン18によって
シャッタチャージレバー20と回転可能な状態で結合され
ている。
第1図に戻って,ギア6とカミ合うギア22はギア24を経
由してウォーム26を回転させる。ギア26は軸25に軸支さ
れているものである。ここで,ギア22と24,ウォーム26
の軸である23,25は共に不図示の位置でカメラ本体に回
転可能に軸受けされている。ウォーム26の回転はウォー
ムホィール27によって直角に方向転換されギア29に伝達
される。ギア29上にはピン30が植設されている。軸28は
ギア27と29を一体に結合し,ミラーボックス基板41に回
転可能に軸受けされている。
第3図は第1図においてA方向から見た図である。第3
図において軸34は41に固定されていて,ギア31,カム32
を回転可能に支持している。ギア31はギア29とカミ合っ
ており,ギア31とカム32はピン33によって一体に結合さ
れている。さらにギア31の下面にはピン31aが植設され
ている。軸38は基板41に固定されていて,レバー35を回
転可能に支持している。レバー35は腕35b,35cを有し,
腕35bにはピン37が植設され,このピンによってローラ
ー36が回転可能に取り付けられている。他端はセクタギ
ア35aとなっている。さらにレバー35はバネ48によって
時計方向に付勢されているためローラー36はカム32のカ
ム面32aに押しつけられている。軸40は基板41に固定さ
れていてセクターギア39を回転可能に支持している。ギ
ア39はギア35aと噛み合い,下端には爪39aがシャッタ基
板21の方向に付き出ている。軸45は基板41に固定されて
いて,レバー42,43を回転可能に支えている。レバー42
上にはピン42aが固設されていて,このピンはバネ50の
時計方向付勢力によってレバー43に押し当てられてい
る。さらにレバー42はバネ49の反時計方向付勢力が与え
られており,このバネの付勢力によって43はピン51に押
し当てられている。ここでピン51は基板41上に植設され
ている。基板41には円弧穴41aが設けられており,この
穴を通ってピン44が突き出ている。このピンはミラーと
連結されていて,レバー43の回転軌跡内に位置してい
る。軸200,204はそれぞれレバー201,205を回転可能に支
持していて,共に基板41に固設されている。レバー201
はばね202によって反時計方向に付勢されている。しか
し,この回転はレバー201の一腕201aがピン31aに当接し
ているため制限されている。レバー205はばね206によっ
て反時計方向に付勢されているが,やはり基板41に固設
されたピン207によって回転制限されている。また,こ
の位置で一端205aはピン31aの回転軌跡内に位置してい
る。ピン203は基板41に固設されていてピン31aと腕201a
の当接が解除されたときの,レバー201の回転制限であ
る。
再度第1図に戻って,二点鎖線で示されたC部の詳細を
第4,第5図に描いてある。C部は植設の駆動及び制限部
分である。第4図において軸52〜65は植設基板21に固定
されている。レバー20は軸52に回転可能な状態で取付け
られていて,このレバー上には,ローラ20cがピン20bに
よって回転可能に取付けられている。チャージカム66は
軸58上に回転可能に支持されていて,ばね67によって反
時計方向に付勢されている。ばねの一端はカム66に他端
は基板21に固設されたピン68に掛けられている。このば
ねの付勢力によってカム66の腕66aがローラ20cを押すた
めレバー20は時計回り方向の付勢力を受ける。これによ
ってレバー20はその側面20aが軸53に当接し,この位置
に位置決めされている。後羽根リターンレバー69と後羽
根駆動レバー71は共に軸57に回転可能な状態で支持され
ている。両レバーにはばね74が掛けられていて,このば
ねによってレバー69は反時計方向にレバー71は時計方向
に付勢されている。レバー69にはピン70が植設されてい
て,基板21にあけられた円弧穴21bを貫通してシャッタ
後羽根群と係合している。
第6図はその状態を示したもので,前記後羽根群はスリ
ット形成羽根76と遮光羽根77,78,79,80により構成さ
れ,ピン131によって駆動アーム81及び従動アーム82に
回転可能に取り付けられている,アーム81と82は基板21
の裏面に固設された軸83,84の回りに回転可能に取り付
けられている。この後羽根群は前記の構成により公知の
平行リンク運動が可能となっている。前記ピン70はアー
ム81に設けられた穴81aと嵌合することにより係合して
いる。またピン70が第4図図示の位置では後羽根群はア
パーチヤ21aと完全に覆っておらず,第6図に示したよ
うにアパーチャの下側は開いたままである。
第4図にもどって,リターンレバー69はばね74の付勢力
によって反時計方向に回転しようとするが,レバー87の
先端部87aと69の係合部69aが係合しているために,この
運動は規制されている。レバー87は軸59の回りに回転可
能で,かつばね88により時計回りに付勢されている。レ
バー71の上面にはピン72と89が植設されていて,ピン89
上にはチャージローラ90が回転可能に支持されている。
またレバー71の下面にはピン73が植設されていて,レバ
ー69の側面69bと当接可能である。さらにレバー71はば
ね85の作用によって時計方向に付勢されている。この付
勢力はレバー71の突出端71aが後羽根係止レバー91の折
り曲げ部91aと係合しているために規制されている。レ
バー91と92は共に軸56に回転可能に支持されていて,レ
バー91はばね93によって時計方向にレバー92はばね94の
付勢力によって反時計方向に付勢されている。ばね93に
よる付勢力はレバー91の折り曲げ部91cが基板21に当接
することにより規制され,ばね94による付勢力はレバー
92の折り曲げ部92aがレバー71の突部71bと当接すること
により規制されている。96は後ブレーキレバーであっ
て,ピン64によって回転可能に支持されている。レバー
96と基板21の間には皿ばね97が配置されていて,ビス98
を締め込むことによりワシャ100を介して97が変形し,
レバー96に摩擦トルクが発生する構造となっている。
第7図はこのD−D矢視断面図である。レバー96の腕96
aはピン70の回転軌跡内に位置し後羽根の走行終了近く
で前記70が腕96aを押すことによりブレーキがかかる。
レバー96のブレーキが作動を終了する位置は他腕96aが
ストッパゴム99に当接するところで決められている。こ
のゴム99は軸55に取り付けられている。
101は,先羽根駆動レバーであって軸61の回りに回転可
能である。レバー101の上面にはピン102と軸103が植設
されており,軸103にはチャージローラ104が回転可能に
取り付けられている。また,その下面には先羽根駆動ピ
ン105が植設されている。さらにレバー101はばね106に
よって時計方向に付勢されている。この付勢力に抗する
ように突起101aは先カギ108の折り曲げ部108aに係止さ
れている。カギ108は軸60の回りに回転可能であって,
かつばね109によって時計方向に付勢されている。この
カギは,基板21に設けられた穴21cの側面21dと108aが当
接することにより位置決めされている。110は先羽根ブ
レーキレバーであって軸65の回りに回転可能に支持され
ていて,前記後羽根ブレーキと同様にビス112を締め込
むことによりワシャ113を介して皿ばね111を変形させ,
摩擦トルクを発生させている。114は軸65の回りに回転
可能なX接点作動レバーであって,レバー110上の植設
されたピン115と,その溝114aが嵌合している。このた
め,レバー114とレバー110は一体となって動く。63は基
板21上に植設れれたヒンであって,その外周にはストッ
パゴム116がはめ込まれている。117は先羽根バランサレ
バーであって軸62の回りに回転可能に支持されている。
118は先羽根バランサ錘であってピン119によって118と
一体に結合されている。バランサ錘118の他端は第1図
に示されている。第1図において,121,123は基板21上に
植設されたピンであって,ピン121上にはレバー120が回
転可能に支持されている。ピン122はレバー120上に植設
されていてこのピンに掛けられたばね124によってレバ
ー120は時計方向に付勢されている。さらにピン122は錘
118に設けられた長穴118aと嵌合している。
第4図においてピン105は基板21の円弧穴21eを貫通して
先羽根群と係合している。第8図はこの状態を示したも
ので,105は先駆動アーム125の長穴125aに嵌合してい
る。従動アーム126及び先駆動アーム125は基板21の裏面
に植設されたピン132及び133の回りに回転可能に支持さ
れていて,その上のピン131によってスリット形成羽根1
27及び遮光羽根128〜130を回転可能に支持している。こ
の先羽根群は前記後羽根群と同様に平行リンク運動する
ように構成されている。第4図の状態では先羽根群はア
パーチュ21aを完全に遮光した状態にある。従って第4
図の状態にあるときアパーチュア21aはその下部を除い
て先・後羽根群によって二重に遮光されている。ここ
で,二重遮光状態は第6図に図示した状態の後羽根群と
第8図に図示した状態の先羽根群により得られ,後羽根
スリット76のスリットエッジ76aは,先羽根129,130の重
なり部129aまでは復帰していない。
第5図は第4図の上部に配置されている部材の説明図で
あって,第4図と同じ部材には同一番号が付してある。
134は軸53,56によって支持された上部基板であって,絶
縁板135を介して,ピン137によって,後羽根発進信号接
片136を支持している。レバー92の上方向折り曲げ部92b
と接片136は当接可能である。138は54,59,62の3軸によ
って支持される上部基板であって,その上部に軸139,14
0が固設されている。軸140にはバランサ係止レバー141
が回転可能に支持されており,ばね142によって反時計
回りに付勢されている。143は軸62,139,140によって支
持され,基板138よりさらに上方に範囲されたマグネッ
ト基板である。ピン144〜150は基板143の上面に植設さ
れており,ピン151,152は裏側に植設されている。153は
先羽根レリースマグネットであり,ピン146とビス155に
よって基板143に固定されている。154は後羽根レリーズ
マグネットでありピン145とビス156によって基板143上
に固定されている。アーマチュアチャージ入力レバー15
7及びバランス−チャージレバー158は軸151上に回転可
能に支持されている。ピン159はレバー158上に植設され
ていて,このピン159とレバー157にはばね160が掛けら
れている。このばねによってレバー157とレバー158は互
いに反対方向に付勢されている。アーマチュアチャージ
レバー161は軸152の回りに回転可能に支持されていて,
かつばね162によって反時計方向に付勢されている。第
5図の状態でレバー161の下方突出ピン161aはレバー87
の折り曲げ部87bに当接し,ばね88によるレバー87の時
計方向回転を規制している。また,レバー161の一端161
bは先アーマチュアレバー163の側面163cに当接している
ためアーマチュアレバー163の運動を規制し,他端161c
は後アーマチュアレバー164の運動を規制している。さ
らに円弧部161dはレバー158の側面158aに当接してい
る。このためレバー161はばね162の付勢力による反時計
方向運動が規制されている。レバー163は軸148上に回転
可能に支持され,ばね165の作用によって時計方向に付
勢されている。レバー164は軸149上に回転可能に支持さ
れ,ばね166の作用によって時計方向に付勢されてい
る。基板143の折り曲げ部143aにはビス167によって,ス
イッチ168が固定されている。スイッチ168は接片168a,1
68b,168cを有し,168aは測光回路用スイッチ,168cはX接
点である。第5図の状態では測光回路用スイッチはON,X
接点はOffとなっている。レバー250,251は150の回りに
回転可能に取り付けられていて,レバー250はばね254に
よって反時計方向に付勢されている。レバー250上面に
はピン253が植設されていて,このピンはアーマチュア
レバー164と当接している。一方レバー251の上面にはピ
ン252が植設されていて,このピンはレバー250の溝250a
と嵌合している。さらにレバー251の円弧部251aはアー
マチュアレバー163の腕163dと当接している。なお,ピ
ン252のレバー251への植設部252aは溝250aとの嵌合部25
2bとは中心が一致していないため,このピンを回転する
ことにより,ピン235と251aとの相対位置関係を調整で
きる。レバー169は53の回りに回転可能に支持され,ば
ね169bによって時計方向に付勢されている。この回転は
レバー169に植設されたピン169aが基板134に当接するこ
とにより規制されている。
以上が本実施例の概略構成であって次にこの作動を説明
する。前述のように第1〜第8図は全てシャッターレリ
ーズ前の状態を示している。動作を略述すれば,カメラ
の1回の撮影動作は第2図示のピン10a及び第3図示の
ピン30が初め反時計方向に180°回転し,ここで一度停
止して,シャッタ羽根が露出を行う。次にピン10a,30は
時計方向に180°回転し,元の位置に復帰するが回転は
停止せず,さらに360°回転して図示の位置に戻る。こ
のようにして1回の撮影動作を終了する。以下この動作
を記述する。第1図〜第8図の状態において,不図示の
シャッタレリースボタンを押すと,モータ1は第2図に
おいて時計方向に回転する。この回転は図示のギアトレ
ンを経由して,ギア10に伝達される。ギア10は反時計回
りに回転する。このとき,ピン10aは11aと離れる方向で
あるからカム11,12,レバー15も動かず,従って.チャー
ジレバー20も不作動のままである。また前記モータの回
転によって別系統のギアトレン第1図において,6,22,2
4,26,27を経由して,ギア29に回転は伝達される。第3
図においてギア29の回転は反時計回りであって,ギア29
上のピン30はレバー42の側面42bに当接し,このレバー4
2をばね49に抗して時計方向に回転させる。レバー43は
ピン42aによって押され,やはり時計方向に回転するか
ら,その側面43aがピン44に当接するとこれを左方に押
す。ピン44は不図示のミラーを連動しているため,ミラ
ーは撮影光路外へ退避する。また,ギア29の回転はギア
31を介してカム32に伝達される。このときカム32は時計
方向回転であるから,ローラー36はカム面32aに沿って
コロがり,ばね48の作用によってレバー35は時計方向に
回転する。このときギア35aと39bが噛み合っているため
ギア39は反対時計方向に回転する。第5図において,前
記爪39の動きは下方であり,2点鎖線で示す39a′の位置
に退避する。一方ピン31aも同様に時計方向に回転する
から,レバー201はばね202の作用によって,反時計方向
に回転する。そして折り曲げ部201bが折り曲げ部205cに
当接した位置で停止する。第5図において,レバー157
を規制していた爪39aが二点鎖線で示す方向に退避した
ため,レバー158も退避し,レバー161はばね162の付勢
力によって反時計方向に回転する。この回転によって16
3と161b,164と161cの当接が解除される。ただし,シャ
ッタボタンを押した後,レバー161の前記回転が初まる
までの間に153,154は通電され,鉄片163a,164aは吸着保
持されている。さらに,円弧部161dがレバー側面158aを
押すため157,158は一体となって時計方向に回転する。
このときレバー158の腕158bとバランサレバー117の当接
が離れ,バランサレバー117は係止レバー141のカギ141a
に係止される。また,ピン161aが折り曲げ部87bを左方
に押すため,第4図に示すように,リターン係止レバー
87はばね88に抗して反時計方向に回転する。このとき係
止部69aとリターン係止レバーの先端87aの係合が解除さ
れ,リターンレバー69はばね74の作用を受けて反時計方
向に回転し,側面69bがピン73に当接して停止する。こ
れにともなって後羽根群はアパーチュ外の上方に退避
し,後羽根スタート位置につく。ここでモータは停止す
る。このとき第2図においてピン10aは図示の位置より
反時計方向に180°回転した位置に在り,また第3図に
おいてピン30は反時計方向にピン31aは時計方向にそれ
ぞれ図示の位置より180°回転した位置に在る。
次いで,マグネット153への通電を切るとアーマチュア
レバー163はばね165の作用を受けて,時計方向に回転
し,腕163bが先羽根係止レバー108の折り曲げ部108bを
けとばし,これによって第4図に示すように,折り曲げ
部108aと先駆動レバー101の係止部101aの係合が解除さ
れる。すると先駆動レバー101はばね106の作用を受けて
時計方向に回転し,先羽根は下方に動きアパーチュアを
開く。また,腕163dが時計方向に回転するため側面251a
との当接が解除される。レバー250,レバー251はばね254
の作用によって一体となって反時計方向に回動する。こ
のレバー250上のピン253はアーマチュアレバー164の回
動軌跡内に在るため,アーマチュアレバー163に対して
相対的にアーマチュアレバー164の走行が速くなっても
前記ピン253に制限される。これによってアーマチュア
レバー163とアーマチュアレバー164との間には常にある
一定の時間差が与えられ,先羽根と後羽根が重なったま
ま走行することを防止している。一方第5図に戻って腕
163bはさらに回転を続け,上記,係止部101aと折り曲げ
部108aの係合を解除した後,バランサ係止レバー141の
突部141bをけとばす。これによってバランサ係止レバー
141はばね142に抗して時計方向に回動しカギ141aとバラ
ンサレバー117の係合を解除する。するとバランサ錘118
はばね124(第1図)の作用により上方向に動き初め
る。これによって第8図からの先羽根群の下方への運動
(シャッタ開放運動)に対してバランサー118は上方向
に運動してバランスする。ここで,バランサレバー141
による先羽根バランサレバー117の係止解除は,先カギ1
08による先羽根駆動レバー101の係止解除が完全になさ
れた後になされるよう構成されている。先羽根群の走行
終了付近でピン105はブレーキレバー110の側面110aに当
りこれを押す。ブレーキレバー110は軸65の回りに時計
方向に回転させられ皿ばね111によって与えられる摩擦
力によってピン105にブレーキをかける。このときX接
点作動カバー114も一体に時計方向に回転する。この運
動によって,第5図において,x点作動レバー114の折り
曲げ部114bは下方に動き,これにらって接片168bは自身
のばね力によって測光回路用スイッチ168baを非導通と
し,X接点168cを導通とする。
所定の露出時間が経過するとマグネット154への通電が
切られ,アーマチュアレバー164はばね166の作用により
時計方向に回転する。そして腕164bが折り曲げ部91bを
けとばす。これによって第4図に示す後羽根係止レバー
91はばね93に抗して反時計回りに回転し,折り曲げ部91
aと係止部71aの係合が解かれる。すると後駆動レバー71
はばね85の作用によって時計回りに回転する。このとき
リターンレバー69もピン73に押されて同方向に回転する
から後羽根群が走行する。また前記後駆動レバー71の回
転によって71bは右方向ににげて行くから,レバー92は
ばね94の作用によって反時計方向に回転する。すると折
り曲げ部92bと接片136が当接し,後羽根発進信号を出
す。後羽根群の走行完了付近でピン70は後ブレーキ側面
96bに当接し,これを押すことによって,前記先羽根群
と同様にブレーキがかけられる。後羽根群が走行を完了
すると,第2図においてモータは反時計方向に回転を始
める。このとき第2図のギアトレン系はピン10aがカム
側面11aに当接するまでの180°の間(図示の位置に戻っ
てくるまでの間)はチャージを開始しないでいる。一方
モータの回転はギア27を介してギア29を回転するが,モ
ータの回転方向は前述の方向とは逆方向であるため,第
3図においてレバー43はばね49の作用によって,反時計
方向に回転し,これによってピン44も原位置(第3図図
示位置)に復帰するからミラーは観察位置に戻る。また
爪39aは第5図において2点鎖線の位置から上方向に動
く。するとレバー157は爪39aに押されて反時計方向に回
転する。レバー158はばね160の作用によってレバー157
と一体に回転する。これによって腕158bがバランサレバ
ー117を右方向に押し,バランサ118がチャージされる。
すなわち第1図図示位置に戻る。またレバー側面158aが
円弧部161adを押すためレバー161はばね162に抗して時
計方向に回転する。このとき円弧161bが腕163cを,円弧
部161cが後アーマチュアレバー164を押すためアーマチ
ュアレバー163,164はばね165,166に抗してチャージされ
る。さらにピン161aは右方向に動くため第4図において
レバー87はばね88の作用によって時計方向に回転し,リ
ターン係止レバーの先端部87aが係止部69aを係止可能な
位置まで復帰する。このとき第2図,第3図においてピ
ン10a,30,31aは図示の位置へ再び戻って来るが,モータ
はフィルム巻上げ及びシャッタチャージのためさらに回
転を続ける。第2図においてピン10aはカム側面11aを押
し,これを時計方向に回転させるため,カム11と一体の
カム12も同方向に回転する。これによって,レバー15は
ばね47に抗して時計方向に回転し,レバー20を左方向に
チャージする。第4図で見るとレバー20は軸52の回りに
反時計方向に回動するから,ローラ20cはばね67に抗し
てカム66を時計方向に回転させる。この回転によってカ
ム面66bがローラ104を押し,これによって先駆動レバー
101はばね106に抗して反時計回りに回転し,係止部101a
が折り曲げ部108aを乗り越える位置までチャージされ
る。これによって先羽根群はアパーチュア前面を遮光す
る。まこピン105がブレーキレバー110の側面110bを押す
ためブレーキレバー110は反時計回りに回転し,先ブレ
ーキはリセットされる。
一方,腕66cによってローラー90が押されるからレバー7
1はばね85に抗して反時計回りにチャージされる。この
チャージの初期ではばね74の作用によってレバー69も一
体に回転するが,ピン70が後ブレーキのリセットの障害
にならない位置まで来ると係止部69aが先端87aに当接
し,その位置でリターンレバー69の回転は規制され,以
後後駆動レバー71のみが反時計方向にチャージされ続
け,係止部71aが折り曲げ部91aを乗り越えた位置でチャ
ージを終わる。従って,ピン70と 合している後羽根群
はアパーチュアの下部を除いて,まだ遮光状態を保持す
る。従って,後ブレーキのリセットは先ブレーキのリセ
ットをピン105で行ったようにピン70で行うことはでき
ない。後ブレーキのリセットはカム66の下面に植設され
たピン66dが腕96cを押し,後ブレーキレバー96が時計方
向に回転することによって行なわれる。ところで,第2
図のピン10aが11aを押して行く時,第3図のピン30は時
計方向,31aは反時計方向に回転しているから,ピン30は
側面42cに当接し,これを押す。レバー42はばね50をチ
ャージしながら反時計方向に回転する。しかし,レバー
43はピン51に当接して動かないから,ピン44も不作動で
ありミラーは動かない。やがて,ピン30が通りすぎると
ばね50の付勢力がばね49の付勢力より強いためレバー42
は図示の位置に復帰する。一方ピン31aの反時計方向回
転によって再び腕210aとピン31aの当接が離れるため,
折り曲げ部201bは折り曲げ部205cに当接する。ローラ36
がカム32の段部32aに落ちる前にピン31aが腕205aを押
し,レバー205はばね206に抗して時計方向に回転する。
すると今まで折り曲げ部205cと当接していた折り曲げ部
201bは側面205dと係合し,ピン31aがさらに反時計方向
に回転し,腕205aとの当接を解除してもレバー205は折
り曲げ部201bに係止され時計方向に回転したままであ
る。やがて,ローラ36は段部32aに落ち,レバー35はば
ね48によって時計方向に回転しようとするがレバー205
の折り曲げ部205bが35cの回動軌跡内に位置しているた
めレバー35は係止される。従って,爪39aは動かず,第
5図のレバー157を係止した状態を保持する。第2図第
3図においてピン10a,ピン30が時計方向にピン31aが反
時計方向に回転して図示の位置に戻って来ると,第1図
〜第8図示の状態となる。また,不図示のシャッタダイ
ヤルをT位置に合わせるとレバー169はばね169bに抗し
て反時計方向に回動しそのカギ部169cが腕164cと係合す
る。この状態で不図示のシャッタボタンをレリーズする
と前述のように作動して先羽根群は作動するが,上記の
ようにカギ部169cに腕164cが係止されているため,後ア
ーマチュア154の通電を切っても164は回転できず,従っ
て後羽根群は走行しない。所定時間後シャッタダイヤル
をT以外の位置に動かすと,ばね169bbの作用によって
レバー169は時計方向に回動し,これによって後アーマ
チュア164はばね166の作用を受けて時計方向に回動す
る。これによって,後羽根群が走行し以後は前述と同様
の動作によって1回の撮影を終了する。
なお本実施例では先羽根係止レバーの係止を解除させる
部材とバランサ係止レバーの係止を解除させる部材とを
独立に設けているが、これらを同一部材としてもよい。
同一部材とすることにより部品点数を減少でき、コスト
ダウン、装置の小型化が図れる。
(発明の効果) シャッタ駆動部材の係止を解除した後にバランサ駆動部
材の係止を解除するよう構成したので、シャッタ駆動部
材及びバランサ駆動部材の係止をほぼ同時に解除する従
来装置に比して、組み立ての際に同時に解除可能に調節
する手間が省けるため、製造コストをダウンすることが
できる。
また従来の装置では、温度変化等の環境変化に伴う係止
部の摩擦係数変化により、両駆動部材を同時に解除でき
ず、バランサ駆動部材が先に解除されてしまうと、シャ
ッタ開放中にバランサが停止し、その停止時の衝撃が写
真に悪影響を与えるという恐れがあるが、本願ではその
ような恐れがない。
更に本願では、先係止カギを解除する動作をバランサ係
止カギを解除する動作よりも先に行うよう構成されてい
るので、バランサ係止解除動作が、先係止カギ解除動作
に影響を与えることが無い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるシャッタ装置の実施例正面図,第
2図は第1図のB矢視図,第3図は第1図のA矢視図,
第4図及び第5図は第1図の破線C内部の詳細図,第6
図は第1図の状態における後羽根群の展開状況を示す
図,第7図は第4図のD−D矢視断面図,第8図は第1
図の状態における先羽根群の展開状況を示す図である。 (主要部分の符号の説明) 1……モータ,21……シャッタ基板 118……バランサ錘り 69……後駆動レバー 101……先駆動レバー 108……先羽根係止レバー 91……後羽根係止レバー 110……先ブレーキレバー 96……後ブレーキレバー 153……先羽根マグネット 143……後羽根マグネット 163……先アーマチュアレバー 164……後アーマチュアレバー 141……バランサー係止レバー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シャッタ基板に設けられた開口部上を走行
    可能なシャッタ部材と、 外部操作可能であり、該操作により前記シャッタ部材の
    起動を指示するレリーズ部材と、 前記レリーズ部材の操作に応じて、前記シャッタ部材を
    駆動するシャッタ駆動部材と、 前記シャッタ部材の作動方向とは逆方向に作動し、該シ
    ャッタ部材の運動及び停止に伴い生じる振動、衝撃を打
    ち消す作用をなすバランサと、 前記レリーズ部材の操作に応じて、前記バランサを駆動
    するバランサ駆動部材と、 前記レリーズ操作前には、前記シャッタ駆動部材及び前
    記バランサ駆動部材をそれぞれ所定の位置に係止する係
    止部材と、 前記レリーズ操作に応じて、前記係止部材による前記係
    止をそれぞれ解除し、前記両駆動部材をそれぞれ作動可
    能とする解除部材とを有し、 前記解除部材は、前記シャッタ駆動部材の係止を解除し
    た後に、前記バランサ駆動部材の係止を解除することを
    特徴とするシャッタ装置。
  2. 【請求項2】前記係止部材は、前記シャッタ駆動部材を
    係止するシャッタ係止部材と、前記バランサ駆動部材を
    係止するバランサ係止部材とを含み、該両係止部材はそ
    れぞれ独立に設けられていることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項に記載のシャッタ装置。
  3. 【請求項3】前記解除部材は、前記シャッタ係止部材の
    係止を解除するシャッタ解除部材と、前記バランサ係止
    部材を解除するバランサ解除部材とを含み、該両解除部
    材はそれぞれ独立に設けられていることを特徴とする特
    許請求の範囲第2項に記載のシャッタ装置。
JP60093462A 1985-04-30 1985-04-30 シヤツタ装置 Expired - Fee Related JPH0690382B2 (ja)

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JPS58118627A (ja) * 1982-01-07 1983-07-14 Nippon Kogaku Kk <Nikon> 釣合錘を備えたシヤツタ

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JPS61251829A (ja) 1986-11-08

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