JPH069038Y2 - 抄紙機ヘッドボックスの再循環流量制御装置 - Google Patents
抄紙機ヘッドボックスの再循環流量制御装置Info
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- JPH069038Y2 JPH069038Y2 JP15557888U JP15557888U JPH069038Y2 JP H069038 Y2 JPH069038 Y2 JP H069038Y2 JP 15557888 U JP15557888 U JP 15557888U JP 15557888 U JP15557888 U JP 15557888U JP H069038 Y2 JPH069038 Y2 JP H069038Y2
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、抄紙機ヘッドボックスからの原料の幅方向噴
出量を幅方向において一定にするようにしたヘッドボッ
クスの再循環流量制御装置に関する。
出量を幅方向において一定にするようにしたヘッドボッ
クスの再循環流量制御装置に関する。
第3図に、従来の抄紙機ヘッドボックスの再循環流量制
御装置の一例を示す。
御装置の一例を示す。
原料は、流入配管(パイプ)1,丸角変換流入配管2,
角形テーパヘッダ3を流れて複数の流出管4に分岐して
流れ、一部は角丸変換流出配管15をへて再循環配管5に
流れる。流出管4を出た原料の流れは、ヘッドボックス
に設けられた室6で一たん合流し、多孔板7で整流され
たのち、複数の上下方向に間隔をおいて設けられた抑流
素子8で上下に分割された先細りの複数の流路9内を流
れ、噴出口19からジェットとして噴出される。
角形テーパヘッダ3を流れて複数の流出管4に分岐して
流れ、一部は角丸変換流出配管15をへて再循環配管5に
流れる。流出管4を出た原料の流れは、ヘッドボックス
に設けられた室6で一たん合流し、多孔板7で整流され
たのち、複数の上下方向に間隔をおいて設けられた抑流
素子8で上下に分割された先細りの複数の流路9内を流
れ、噴出口19からジェットとして噴出される。
上記のようなヘッドボックスにおいては、ヘッダ3の長
手方向、即ちヘッドボックスの幅方向に間隔をおいて複
数配置された各流出管4に分岐して流入する流量を均一
にすることが重要である。この幅方向に流量分配が不均
一であると、 (1)原料噴出口のジェットの速度が幅方向で均一になら
ない(Δ≠o,第3図(A)参照)。
手方向、即ちヘッドボックスの幅方向に間隔をおいて複
数配置された各流出管4に分岐して流入する流量を均一
にすることが重要である。この幅方向に流量分配が不均
一であると、 (1)原料噴出口のジェットの速度が幅方向で均一になら
ない(Δ≠o,第3図(A)参照)。
(2)ジェットの噴出方向がマシン方向(幅方向と直角な
方向)に一致しない(γ≠o,第3図(A)参照)という
欠点が生じるが、このようなジェットが次の工程(ワイ
ヤパート)に送られると幅方向に均一な坪量の紙を抄紙
することができなくなる。
方向)に一致しない(γ≠o,第3図(A)参照)という
欠点が生じるが、このようなジェットが次の工程(ワイ
ヤパート)に送られると幅方向に均一な坪量の紙を抄紙
することができなくなる。
この幅方向の流量分配は再循環流量により変わるので、
再循環流量の制御が重要である。
再循環流量の制御が重要である。
従来から行なわれてきた、再循環流量の設定基準はテー
パヘッダの流入側の代表点10の静圧P1と再循環側の代
表点11の静圧P2を測定し、原則としてこの2つの圧力
差である差圧ΔP=P1−P2を0mmAqを基準として調整し
ていた。
パヘッダの流入側の代表点10の静圧P1と再循環側の代
表点11の静圧P2を測定し、原則としてこの2つの圧力
差である差圧ΔP=P1−P2を0mmAqを基準として調整し
ていた。
第3図において、12,13は上記代表点10,11に接続され
た差圧配管、14は同差圧配管12,13に接続された差圧計
である。23は手動により差圧値を設定し再循環配管5に
設けられた流量調節弁18の開度を制御する差圧調整器で
ある。
た差圧配管、14は同差圧配管12,13に接続された差圧計
である。23は手動により差圧値を設定し再循環配管5に
設けられた流量調節弁18の開度を制御する差圧調整器で
ある。
幅方向に均一な坪量の紙が得られるのは、必ずしもΔP
=oのときではなく、運転条件に応じて、差圧調整器23
を操作して差圧を、±100mmAq程度の範囲内でそのつど
手動で設定することによって、この差圧が生ずるように
流量調節弁18の開度を制御していた。
=oのときではなく、運転条件に応じて、差圧調整器23
を操作して差圧を、±100mmAq程度の範囲内でそのつど
手動で設定することによって、この差圧が生ずるように
流量調節弁18の開度を制御していた。
第4図は、別のこの種の従来の装置を示す。同装置で
は、均一な坪量が得られた時の流入配管1に設けられた
流入流量計17の流量Q1と上記の差圧ΔPとの対応関係
を記憶して流入流量計17の検出した流量に基づき最適な
差圧設定値を演算して、これを差圧調整器23に出力する
調整器25が設けられており、流量制御弁18の開度を差圧
調整器23によって制御することによって、上記の差圧の
設定が自動的に行なわれるようになっている(実開昭61
−94596号公報参照)。
は、均一な坪量が得られた時の流入配管1に設けられた
流入流量計17の流量Q1と上記の差圧ΔPとの対応関係
を記憶して流入流量計17の検出した流量に基づき最適な
差圧設定値を演算して、これを差圧調整器23に出力する
調整器25が設けられており、流量制御弁18の開度を差圧
調整器23によって制御することによって、上記の差圧の
設定が自動的に行なわれるようになっている(実開昭61
−94596号公報参照)。
上記第3図及び第4図に示される従来の装置において
は、次の問題があった。
は、次の問題があった。
(1)差圧配管12,13の原料だまりと原料だまりで発生し
た繊維の流出をなくすことが必要であるが、これを実現
することが困難である。
た繊維の流出をなくすことが必要であるが、これを実現
することが困難である。
(圧力測定点10,11の圧力を別々の圧力ピックアップで
計測すれば差圧配管12,13は不用となり原料だまりはな
くなるが、両者の圧力差が通常100mmAq程度であるの
で、差圧計14を用いなければ、必要な精度の圧力差が計
測がむずかしく、実際には差圧配管12,13を採用せざる
をえない。) (2)ヘッドボックスを横切る幅方向の流量分配が最適と
なる差圧は、運転条件によって異なる。たとえば、ヘッ
ダ流速が変われば、ヘッダにおけるヘッドロスに変化が
生じ適正な差圧に調整する必要があったが、上記従来の
装置ではこの適正な差圧は、トライアンドエラーでこれ
を把握する必要があった。
計測すれば差圧配管12,13は不用となり原料だまりはな
くなるが、両者の圧力差が通常100mmAq程度であるの
で、差圧計14を用いなければ、必要な精度の圧力差が計
測がむずかしく、実際には差圧配管12,13を採用せざる
をえない。) (2)ヘッドボックスを横切る幅方向の流量分配が最適と
なる差圧は、運転条件によって異なる。たとえば、ヘッ
ダ流速が変われば、ヘッダにおけるヘッドロスに変化が
生じ適正な差圧に調整する必要があったが、上記従来の
装置ではこの適正な差圧は、トライアンドエラーでこれ
を把握する必要があった。
本考案は、上記の問題点を解決した抄紙機ヘッドボック
スの再循環流量制御装置を提供しようとするものであ
る。
スの再循環流量制御装置を提供しようとするものであ
る。
本考案は、原料の流れ方向に先細りのテーパヘッダをも
ち、同テーパヘッダの側面に配置された複数の流出管を
もつと共に、テーパヘッダからの再循環配管を備えた抄
紙機ヘッドボックスにおいて、テーパヘッダへの原料の
流入流量の検出手段、再循環配管への原料の再循環流量
の検出手段、再循環配管の原料の流量調節弁、及び上記
両検出手段からの信号を受け上記テーパヘッダへの原料
の流入流量と上記原料の再循環流量の比が一定になるよ
うに上記流量調節弁を制御する装置を備えた。
ち、同テーパヘッダの側面に配置された複数の流出管を
もつと共に、テーパヘッダからの再循環配管を備えた抄
紙機ヘッドボックスにおいて、テーパヘッダへの原料の
流入流量の検出手段、再循環配管への原料の再循環流量
の検出手段、再循環配管の原料の流量調節弁、及び上記
両検出手段からの信号を受け上記テーパヘッダへの原料
の流入流量と上記原料の再循環流量の比が一定になるよ
うに上記流量調節弁を制御する装置を備えた。
以下、流入流量をQ1,再循環量をQ2,ヘッダ内の流
速をV0,分岐した流出管の入口流速をV1とする。
速をV0,分岐した流出管の入口流速をV1とする。
本考案において、ヘッドボックス内の圧力損失のうち、
この分岐した流出管入口での損失が最も大きな割合をし
めており、この損失で幅方向への流量分派がほぼ決定さ
れる。
この分岐した流出管入口での損失が最も大きな割合をし
めており、この損失で幅方向への流量分派がほぼ決定さ
れる。
第5図は、本考案者による研究結果を示すもので、分岐
した流入管における分岐圧損係数は流速比V1/V0で決定
されていることを示している。
した流入管における分岐圧損係数は流速比V1/V0で決定
されていることを示している。
したがって、テーパヘッダにおいてヘッドボックス幅方
向に均一な流速になるようにすれば幅方向に均一な分岐
圧損となり、またヘッダの幅方向圧力損失は流入管入の
圧損に比べてきわめて小さいので、流出管の各々に均一
な流量分配が得られることが判かる。
向に均一な流速になるようにすれば幅方向に均一な分岐
圧損となり、またヘッダの幅方向圧力損失は流入管入の
圧損に比べてきわめて小さいので、流出管の各々に均一
な流量分配が得られることが判かる。
ヘッダの形状によって相違はあるが、通常は、管まさつ
損失によってα=Q2/Q1=0.09〜0.05のときに、ヘッダ
内でヘッダ長手方向(ヘッドボックス幅方向)に均一な
原料の流速が得られ、最も良い幅方向の流量分配が得ら
れることが判明した。しかも、この最もよい流量分配が
得られるαは流量が設計流量の60〜120%の範囲で変わ
ってもほぼ一定であることが、本考案者の研究によって
判明した。
損失によってα=Q2/Q1=0.09〜0.05のときに、ヘッダ
内でヘッダ長手方向(ヘッドボックス幅方向)に均一な
原料の流速が得られ、最も良い幅方向の流量分配が得ら
れることが判明した。しかも、この最もよい流量分配が
得られるαは流量が設計流量の60〜120%の範囲で変わ
ってもほぼ一定であることが、本考案者の研究によって
判明した。
実際の抄紙機の運転において、従来問題となっていたこ
とは、上記のように、操業条件、とくに原料の流れの速
度やヘッドボックスの噴出口開度を変更したときに紙の
幅方向の坪量プロファイルが変わることであった。
とは、上記のように、操業条件、とくに原料の流れの速
度やヘッドボックスの噴出口開度を変更したときに紙の
幅方向の坪量プロファイルが変わることであった。
この主な原因は、原料の流れの流量が変化したとき再循
環流量を正しく制御していなかったために、テーパヘッ
ダ内に均一な原料の流速がえられないためであることが
判った。
環流量を正しく制御していなかったために、テーパヘッ
ダ内に均一な原料の流速がえられないためであることが
判った。
すなわち、流量の変化に応じてヘッダの管まさつ損失が
変わるために、従来の差圧制御方式のように差圧一定と
して制御すると、 再循環流量比α=Q2/Q1は一定に保たれていなかった。
したがって上述の理由で流量が変わったときに幅方向の
流量分配が変わる原因となっていた。
変わるために、従来の差圧制御方式のように差圧一定と
して制御すると、 再循環流量比α=Q2/Q1は一定に保たれていなかった。
したがって上述の理由で流量が変わったときに幅方向の
流量分配が変わる原因となっていた。
本考案は、以上の知見に基づいて、α=Q2/Q1を設計点
の近くの一定値にセットして、上記「課題を解決するた
めの手段」に記載したように、テーパヘッダへの原料の
流入流量の検出手段と原料の再循環流量の検出手段から
の信号を受ける制御装置によって、流量調節弁を制御し
て再循環配管への原料の再循環流量を制御し、上記α=
Q2/Q1を一定に維持するようにしている。
の近くの一定値にセットして、上記「課題を解決するた
めの手段」に記載したように、テーパヘッダへの原料の
流入流量の検出手段と原料の再循環流量の検出手段から
の信号を受ける制御装置によって、流量調節弁を制御し
て再循環配管への原料の再循環流量を制御し、上記α=
Q2/Q1を一定に維持するようにしている。
これによって、原料の流量が変っても、上記V1/V0のテ
ーパヘッダの長手方向即ちヘッドボックスの幅方向の分
布はほぼ一定に保たれ、従って、各流出管へ入る流量の
差をなくすることができる。
ーパヘッダの長手方向即ちヘッドボックスの幅方向の分
布はほぼ一定に保たれ、従って、各流出管へ入る流量の
差をなくすることができる。
したがって、本考案では、操業条件(流量)が変って
も、紙の幅方向の坪量プロファイルが安定した紙が抄造
される。
も、紙の幅方向の坪量プロファイルが安定した紙が抄造
される。
本考案の第一の実施例を第1図によって説明する。
本実施例は、第3図及び第4図に示す従来のヘッドボッ
クスに適用された再循環流量制御装置に係るもので、同
一の部分は同一の符号で示されている。
クスに適用された再循環流量制御装置に係るもので、同
一の部分は同一の符号で示されている。
ヘッドボックスへの流入配管1に流量計17を設けて原料
の流量Q1を測定する。流入配管の流速は設計流量におい
て、3〜4m/sにされている。従来の装置と同様に丸角
変換流入配管2、角形テーパヘッダ3、角丸変換流出配
管15が設けられている。上記テーパヘッダ3は流入側の
面積に対して流出(再循環)側の面積が約10%になるよ
うに形成されている。また、角丸変換流出配管15に接続
された再循環配管5の一部に、再循環流量計測用の流量
計16と再循環流量調節弁18を設ける。流量計16は、エル
ボから配管径Dの5倍以上下流で、空気溜りがない垂直
配管部に設けるのがよい。
の流量Q1を測定する。流入配管の流速は設計流量におい
て、3〜4m/sにされている。従来の装置と同様に丸角
変換流入配管2、角形テーパヘッダ3、角丸変換流出配
管15が設けられている。上記テーパヘッダ3は流入側の
面積に対して流出(再循環)側の面積が約10%になるよ
うに形成されている。また、角丸変換流出配管15に接続
された再循環配管5の一部に、再循環流量計測用の流量
計16と再循環流量調節弁18を設ける。流量計16は、エル
ボから配管径Dの5倍以上下流で、空気溜りがない垂直
配管部に設けるのがよい。
なお、再循環流量Q2の検出は精度,原料による汚れ等を
考慮して、流量計16としては電磁流量計が最良である。
一方、流入流量Q1の検出には配管径が通常400A以上と
なるのでコストを下げるため、かつ、再循環流量に比し
て相対的に厳しい測定精度を要求されないので、流量計
17としては、必ずしも電磁流量計を用いなくてもよい。
たとえば、超音波による配管の外面からの流量検出手段
を用いてもよい。24は流入流量計17で検出された流入流
量Q1の信号が入力され、これと設定された流量比α=Q2
/Q1をもとに再循環流量を出力する演算器であり、26は
演算器24の設定流量が入力され、これと再循環流量計16
の検出流量を比較して調節弁18の開度を調整する再循環
流量調節器である。
考慮して、流量計16としては電磁流量計が最良である。
一方、流入流量Q1の検出には配管径が通常400A以上と
なるのでコストを下げるため、かつ、再循環流量に比し
て相対的に厳しい測定精度を要求されないので、流量計
17としては、必ずしも電磁流量計を用いなくてもよい。
たとえば、超音波による配管の外面からの流量検出手段
を用いてもよい。24は流入流量計17で検出された流入流
量Q1の信号が入力され、これと設定された流量比α=Q2
/Q1をもとに再循環流量を出力する演算器であり、26は
演算器24の設定流量が入力され、これと再循環流量計16
の検出流量を比較して調節弁18の開度を調整する再循環
流量調節器である。
上記のように構成された本実施例では、流入流量計17に
よる流入流量Q1に基づいて演算器24によって再循環流量
が再循環流量調節器26に出力され、ここで同出力と再循
環流量計16による再循環流量が比較されて、調節弁18の
開度が調整され、これによって、流入流量Q1と再循環流
量Q2との比α=Q2/Q1が一定に保持される。これによっ
て、流入流量Q1が変ってもテーパヘッダ3の流速をほぼ
一定に維持することができ、各流出管4には等しい流量
の原料が流入することになる。
よる流入流量Q1に基づいて演算器24によって再循環流量
が再循環流量調節器26に出力され、ここで同出力と再循
環流量計16による再循環流量が比較されて、調節弁18の
開度が調整され、これによって、流入流量Q1と再循環流
量Q2との比α=Q2/Q1が一定に保持される。これによっ
て、流入流量Q1が変ってもテーパヘッダ3の流速をほぼ
一定に維持することができ、各流出管4には等しい流量
の原料が流入することになる。
従って、本実施例では操業条件が変って、原料の流量が
変化しても、幅方向の坪量プロファイルが安定した紙を
抄造することができる。
変化しても、幅方向の坪量プロファイルが安定した紙を
抄造することができる。
本考案の第二の実施例を第2図によって説明する。
本実施例は、第一の実施例において流入流量の検出手段
を次のように変更したものである。即ち、ヘッドボック
スの噴出口の変位計22と同変位計22の信号が入力される
演算器27を設けると共に、噴出口に配置された圧力計20
と同圧力計20の信号が入力される演算器28を設け、両演
算器27,28の出力が第一実施例の演算器24へ入力される
ようになっている。
を次のように変更したものである。即ち、ヘッドボック
スの噴出口の変位計22と同変位計22の信号が入力される
演算器27を設けると共に、噴出口に配置された圧力計20
と同圧力計20の信号が入力される演算器28を設け、両演
算器27,28の出力が第一実施例の演算器24へ入力される
ようになっている。
上記変位計22の信号によって演算器27において噴出口開
度bが求められる。また、圧力計20の信号によって演算
器28で原料の流れのジェット速度Vが求められる。
度bが求められる。また、圧力計20の信号によって演算
器28で原料の流れのジェット速度Vが求められる。
このとき、流入流量Q1は次式で表わせる。
Q1=c×(b×10-3)×(PS×10-3)×V+Q2m3/mm ここでc:ジェットの縮流係数で噴出口の形状によって
決まる係数(通常c≒0.8) b:噴出の開度 mm PS:噴出口の幅 mm V:ジェット速度 m/mm (抄業上の必要性からVは1%程度の誤差で測定されて
いる) Q2:再循環流量計の検出流量 演算器24及び再循環流量調整器26では、演算器27,28か
らの出力及び再循環流量計16からの信号によって、上記
Q1と共にαを一定値に維持する再循環流量の演算を行
い、実際の再循環流量と比較して再循環調節弁18を制御
してQ1/Q2を一定値に維持する。
決まる係数(通常c≒0.8) b:噴出の開度 mm PS:噴出口の幅 mm V:ジェット速度 m/mm (抄業上の必要性からVは1%程度の誤差で測定されて
いる) Q2:再循環流量計の検出流量 演算器24及び再循環流量調整器26では、演算器27,28か
らの出力及び再循環流量計16からの信号によって、上記
Q1と共にαを一定値に維持する再循環流量の演算を行
い、実際の再循環流量と比較して再循環調節弁18を制御
してQ1/Q2を一定値に維持する。
なお、上記各実施例は、第3図及び第4図に示される型
式のヘッドボックスに適用されたものであるが、流出管
6より下流側の流路構成は必ずしもこれに限られず、各
種の流路をもつヘッドボックスに本考案を適用すること
ができる。
式のヘッドボックスに適用されたものであるが、流出管
6より下流側の流路構成は必ずしもこれに限られず、各
種の流路をもつヘッドボックスに本考案を適用すること
ができる。
本考案は次の効果を奏することができる。
(1)本考案は、原料の流量が変っても、常にテーパヘッ
ダ内の原料流の速度を一定に維持し、これによって流出
管へ入る流量を等しくすることができ、原料ジェットの
幅方向の流速の偏差や流出方向の偏差が小さくなり、従
って安定した生産を行うことができると共に紙の幅方向
の坪量プロファイルの変動が少い良質の紙を抄造するこ
とができる。
ダ内の原料流の速度を一定に維持し、これによって流出
管へ入る流量を等しくすることができ、原料ジェットの
幅方向の流速の偏差や流出方向の偏差が小さくなり、従
って安定した生産を行うことができると共に紙の幅方向
の坪量プロファイルの変動が少い良質の紙を抄造するこ
とができる。
(2)従来の差圧制御方式では原料の流量が変われば、ヘ
ッダの流動損失が変わって差圧の設定値を変更する必要
があったが、本考案では流入流量に対する再循環流量比
を設定値として制御が行なわれるので、流量が変っても
設定値の変更をしないですむ。
ッダの流動損失が変わって差圧の設定値を変更する必要
があったが、本考案では流入流量に対する再循環流量比
を設定値として制御が行なわれるので、流量が変っても
設定値の変更をしないですむ。
(3)従来の差圧制御方式は微少圧力差を取り扱うために
誤差が大きいが、本考案では流量の検出を行っており検
出精度が高く信頼性が高い。
誤差が大きいが、本考案では流量の検出を行っており検
出精度が高く信頼性が高い。
(4)従来の差圧制御方式のように差圧配管が設けられ
ず、差圧配管の原料だまりでからまった繊維の流出によ
る製品欠陥がなくなる。
ず、差圧配管の原料だまりでからまった繊維の流出によ
る製品欠陥がなくなる。
(5)抄替えの過渡状態(流量変更)においても、α=一
定として制御が行なわれるため制御が容易である。
定として制御が行なわれるため制御が容易である。
第1図は本考案の第一実施例の平面図、第2図は本考案
の第二の実施例を示し、第2図(A)はその平面図、第2
図(B)はその側面図、第3図(A)は従来の装置のジェット
速度の説明図、第3図(B)は同従来の装置の平面図、第
3図(C)は同側面図、第4図は従来の他の装置の平面
図、第5図は流出管内流速V1とヘッダ内流速V0との比V1
/V0と分岐圧損係数との関係を示すグラフである。 1……流入配管,3……テーパヘッダ, 4……流出管(分岐管),5……再循環配管, 16……再循環流量計,17……流入流量計, 18……再循環流量調節弁,24……再循環流量演算器, 26……再循環流量調節器,20……圧力計, 22……変位計,27,28……演算器。
の第二の実施例を示し、第2図(A)はその平面図、第2
図(B)はその側面図、第3図(A)は従来の装置のジェット
速度の説明図、第3図(B)は同従来の装置の平面図、第
3図(C)は同側面図、第4図は従来の他の装置の平面
図、第5図は流出管内流速V1とヘッダ内流速V0との比V1
/V0と分岐圧損係数との関係を示すグラフである。 1……流入配管,3……テーパヘッダ, 4……流出管(分岐管),5……再循環配管, 16……再循環流量計,17……流入流量計, 18……再循環流量調節弁,24……再循環流量演算器, 26……再循環流量調節器,20……圧力計, 22……変位計,27,28……演算器。
フロントページの続き (72)考案者 末岡 靖裕 広島県広島市西区観音新町4丁目6番22号 三菱重工業株式会社広島研究所内 (72)考案者 倉ケ崎 六夫 長崎県長崎市飽の浦町1番1号 三菱重工 業株式会社長崎研究所内 (56)参考文献 実開 昭61−94596(JP,U) 実開 昭55−103296(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】原料の流れ方向に先細りのテーパヘッダを
もち、同テーパヘッダの側面に配置された複数の分岐し
た流出管をもつと共に、テーパヘッダからの再循環配管
を備えた抄紙機ヘッドボックスにおいて、テーパヘッダ
への原料の流入流量の検出手段、再循環配管の原料の再
循環流量の検出手段、再循環配管の原料の流量調節弁、
及び上記両検出手段からの信号を受け上記テーパヘッダ
への原料の流入流量と上記原料の再循環流量の比が一定
になるように上記流量調節弁を制御する装置とを備えた
ことを特徴とする抄紙機ヘッドボックスの再循環流量制
御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15557888U JPH069038Y2 (ja) | 1988-12-01 | 1988-12-01 | 抄紙機ヘッドボックスの再循環流量制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15557888U JPH069038Y2 (ja) | 1988-12-01 | 1988-12-01 | 抄紙機ヘッドボックスの再循環流量制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0278599U JPH0278599U (ja) | 1990-06-15 |
| JPH069038Y2 true JPH069038Y2 (ja) | 1994-03-09 |
Family
ID=31433330
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15557888U Expired - Lifetime JPH069038Y2 (ja) | 1988-12-01 | 1988-12-01 | 抄紙機ヘッドボックスの再循環流量制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH069038Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-12-01 JP JP15557888U patent/JPH069038Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0278599U (ja) | 1990-06-15 |
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