JPH0690403B2 - カラー露光像の複製方法 - Google Patents

カラー露光像の複製方法

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JPH0690403B2
JPH0690403B2 JP60066719A JP6671985A JPH0690403B2 JP H0690403 B2 JPH0690403 B2 JP H0690403B2 JP 60066719 A JP60066719 A JP 60066719A JP 6671985 A JP6671985 A JP 6671985A JP H0690403 B2 JPH0690403 B2 JP H0690403B2
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    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B27/00Photographic printing apparatus
    • G03B27/72Controlling or varying light intensity, spectral composition, or exposure time in photographic printing apparatus
    • G03B27/73Controlling exposure by variation of spectral composition, e.g. multicolor printers

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  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明の背景 本発明は一般にカラー複製(color copying)に関する
ものである。
さらに詳細には、本発明は異なる色温度の光を用いて作
成してあつてもよいカラー露光像、たとえば人工光線又
は太陽光の何れを用いて作成させたものでもよいカラー
露光像の複製方法に関するものである。
ニユートラルグレー補償の原理に従つてカラー露光像を
複製する場合には、全体的に、本質的にニユートラルグ
レーの色組成を有する複製を与えるためには、色補正係
数(color correction factors)が用いられる。補正係
数の値は露光像を照明するために用いた光の種類に依存
するから、どのようにしてその像を露光したかを決定す
る必要がある。
西ドイツ特許公開第2722321号(米国特許第4,192,695
号)は、3原色のそれぞれにおけるカラー露光像の濃度
を測定することによつて光の種類を確認するというカラ
ー複製方法を開示している。照明の種類によつて影響を
受ける2色の濃度の間の差を計算し、基準値と比較した
この差によつて、どのように露光が行なわれたかを決定
する。
上記の方法においては、各色に対して積分すなわち全濃
度が得られる。いいかえれば、赤、緑及び青について、
各露光像に対してそれぞれ一濃度のみの測定が行なわれ
る。これらの積分濃度から計算される差は、露光像中の
色の分布によつて強く影響を受ける。かくして、強く黄
色の主題、たとえば煉瓦壁の前にいる黄色の着物を着た
人々、は低い色温度を有する人工光によつて作成した露
光像においては識別することができない。
露光像の多くの領域において各原色(primary color)
の濃度を測定するという別のカラー複製方法も公知とな
つている。その露光像の作成において使用した光の種類
を決定するために濃度を統計的に評価する。これらの方
法は積分濃度測定に対するものと同じ影響を生じる。
本発明の目的と要約 本発明の目的は、たとえば電燈光のような人工光によつ
て照明した露光像と、たとえば太陽光のような天然光に
よつて照明した露光像とを、高度の信頼性をもつて識別
することを可能ならしめる方法を提供することにある。
本発明の別の目的は、露光像の改良した複製を取得する
ことを可能とする方法を提供することにある。
これらの目的、及び説明の進行につれて明白となるもの
と思われるその他の目的は、本発明によつて達成するこ
とができる。
本発明の一実施形態によれば、カラー露光像の複製のた
めの方法は、以下の段階を有している: A.選択した露光像の多数の領域において各原色について
濃度を測定する。
B.予め定めた領域のグループの中の選択した一領域の青
と赤の濃度の間の差を計算することによつて該選択した
領域に対する濃度差特性値(density differential)を
誘導する。本明細書において、濃度特性値は、単に濃度
差ということもある。該選択した領域は、予め定めた領
域のグループに対して最大である青の濃度を有すること
に基づいて選ぶ。
C.濃度差特性値を包含する第一の値を少なくとも一の基
準値と比較することによつて、選択した露光像を作成す
るために用いた照明の推定される種類に関して露光像を
分類する。第一の値及び基準値は、第一の値が基準値を
越える場合には、該露光像を天然光によつて作成したも
のとして分類するような具合に選ぶ。
D.分類段階の結果に基づいて該選択した露光像に対する
補正係数を定める。補正係数は、たとえば、ニユートラ
ルグレー補償の原理に基づく色補正係数とすることがで
きる。
E.該選択した露光像を補正係数を用いて複製する。
青/赤濃度差特性値は予め定めたグループ(一群の領
域)の各領域に対して誘導してもよい。その場合には、
本発明の方法はさらに、グループの各領域のニユートラ
ル濃度を計算し、且つグループの各領域に対して差の値
を誘導する段階を包含する。差の値を誘導するための段
階は、選択した露光像に対して適用することが可能であ
り且つ青/赤濃度差特性値をニユートラル濃度の関数と
して表わしている特性曲線の使用を包含する。かくし
て、差の値を誘導するための段階は、予め定めたグルー
プの各領域の濃度差特性値とそれぞれの領域のニユート
ラル濃度における特性曲線の濃度差特性値との間の差を
計算することによつて行なわれる。
予め定めた一群の領域の中から選択した一つの領域、す
なわち、その一群の領域に対して最大である青の濃度を
有する領域は、それが予め選んだ差の値を有していると
いう事実に基づいて確認することができる。差の値は、
選択した領域に対する差の値がそのグループに対する最
低の差の値であるような具合に定めることが好ましい。
西ドイツ特許公開第2912130号は、カラーフイルムの露
光像を複製するために必要な各原色における光の量を決
定するための方法を教示している。フイルムの各露光像
を多数の領域において走査して、3原色について各領域
の濃度を測定する。異なる色の濃度の間の差を各領域に
対して計算し、各領域のニユートラル濃度をも計算す
る。ニユートラル濃度と組合わせた各濃度差が、濃度差
とニユートラル濃度の関係のプロツト上の点を定める。
各領域に対する点をプロツトすると、一連の曲線が得ら
れる。色の主波長(color dominant)を有する位置を除
けば、これらの曲線はフイルムの特性を示すものであ
る。
上記の西ドイツ特許公開は、走査作業の間に得られる個
々の色濃度に対して適用すべき選択又は加重方法を記し
ている。この方法の目的はこれらの曲線が各露光像の主
題にかかわりなくそのフイルムの特性を示すものである
ことを確実にすることにある。これらの曲線は各露光像
に対して、そのフイルムに特徴的である特定の値を確立
することを可能とする。これらの値は、特定の主題に関
係なしに且つ色の主波長を抑制することなしに、露光像
中に存在すると思われる色合い(color cast)に対する
補正を可能とする。
西ドイツ特許公開第2912130号(米国特許第4,279,502
号)の方法は、人工光線によつて作製した露光像に対し
ては良い結果を保証しない。その理由は人工光線によつ
て作成した露光像と大きな割合の赤を有する主波長の間
の容易な識別が不可能であることにある。
本発明は人工光線で作成した露光像の全領域が強い赤−
黄の色合いを有しているという前提に基づいている。こ
のような領域はきわめて低い青濃度を有している。標準
的な露光像に対しては、青の濃度マイナス赤の濃度のニ
ユートラル濃度に対するプロツト上で、ほとんどすべて
の走査領域に相当する点が各特性曲線の回りに均一に分
布するということが見出された。それに対して、全体的
にきわめて低い青の濃度を有する露光像に対する全部の
点が、ニユートラル濃度の関数として青の濃度マイナス
赤の濃度を表わしている特性曲線よりも十分下方に存在
する。
先に略述したように、本発明の方法は、選択した露光像
に対して適用することができる特性曲線を使用して、か
かる露光像に対する差の値を誘導する段階を包含するこ
とができる。選択した露光像が、他にも露光像を有して
いる、感光材料のウエブの部分、たとえばフイルムの部
分、を成す場合には、西ドイツ特許公開2912130号の教
示に従つて特性曲線を展開することができる。これらの
教示に基づく特性曲線の誘導は、異なる露光像の多数の
領域の各原色についての濃度の測定;各領域に対する青
/赤濃度差の誘導;及び各領域のニユートラル濃度の計
算を包含する。各領域の青/赤濃度差とニユートラル濃
度は共同して、青/赤濃度差のニユートラル濃度に対す
る関係のプロツト上の点を決定し、それによつてニユー
トラル濃度の関数として青/赤濃度差を表わす曲線の展
開を可能とする。前記の特許公開中に記した加重方法を
用いて、この曲線がウエブの特性表示であることを確か
めることができる。
あるいは、特性曲線は処理を受ける当該ウエブの特性と
対照的なものとして、選択した露光像を構成する感光材
料の種類の特性を示すものとすることもできる。
本発明の他の実施形態によれば、感光材料のウエブの部
分を構成するカラー露光像の複製方法は、下記の段階を
有する: A.各原色について各露光像の多数の領域の濃度を測定す
る。
B.各領域の青と赤の濃度の間の差を計算することによつ
て各領域に対する濃度差を誘導する。
C.各領域のニユートラル濃度を計算する。
D.青/赤濃度差のニユートラル濃度に対するプロツト上
で各領域に対する点を選定する。
E.それぞれの点が青/赤濃度差のニユートラル濃度に対
する基準曲線に対して近接して位置している領域の数を
数える。
F.圧倒的大多数の領域に対する点が基準曲線に近接して
位置するときに露光像のそれぞれを人工光によつて作成
したものとして分類する。
G.圧倒的多数の領域に対する点が基準曲線に近接して位
置するときは、露光像のそれぞれに対して大きな値の補
正係数を割り当てる。補正係数は、たとえば、ニユート
ラルグレー補償に基づく色補正係数とすることができ
る。
H.選定した補正係数を用いて各露光像を複製する。
本発明の特徴とみなされる新規特色は、特に特許請求の
範囲中に記述してある。しかしながら、この改良した方
法自体は、その付加的な特色及び利点と共に、図面を参
照する、いくつかの特定実施形態の以下の詳細な説明の
精読によつて、もつともよく理解することができよう。
好適実施形態の説明 第1図は青/赤濃度差のニユートラル濃度に対するプロ
ツトを示す。第1図中の横軸は露光像の一領域のニユー
トラルすなわちグレー濃度をを表わすのに対して、縦
軸はその領域の青/赤濃度差、すなわち、その領域の青
と赤の濃度の間の差を表わす。ここで青/赤濃度差は、
その領域の青濃度マイナス赤濃度に等しいものとみ
なす。
第1図中の参照番号1は、一連のネガ又は露光像を有す
る感光材料のフイルム又はウエブに対する特性曲線を示
す。特性曲線1は、西ドイツ特許公開第2912130号の教
示に従つて、3原色のそれぞれについて各ネガの多数の
領域の濃度を測定することによつて誘導する。強く着色
した領域の濃度は残りの領域の濃度よりも低い加重値を
割当てるか、又は全く無視して、異なる領域の濃度に平
均化手順を施す。この平均化手順の結果から特性曲線1
を展開し且つ各ニユートラル濃度に対して、青濃度マイ
ナス赤濃度の特定値が生じ、それがフイルムのニユート
ラル複製を与える。ネガの露光に用いた照明のための色
合いを無視するならば、特性曲線1に基づいて使用可能
な複製が得られる。
縦軸に平行な線2は特性曲線1の左端部の近くでそれと
交わる。線2はフイルムの製造の間に使用したマスクの
濃度にほぼ等しいニユートラル濃度の限界値に位置す
る。一般にこの限界値2以下ではニユートラル濃度にお
いて適当な測定値を得ることは不可能である。それ故、
限界値2を越えるニユートラル濃度を有する領域から成
るグループのみが、ネガの複製に要する原色についての
光の量を決定するために第1図のプロツトを用いる場合
に、考慮の対象となる。
一対の断続曲線X0及びX1が特性曲線1の下方に存在して
いる。基準曲線と呼ぶことができる曲線X0及びX1は、概
してニユートラル濃度と共に上昇する傾向を示してい
る。特性曲線1と基準曲線X0及びX1のそれぞれの間の間
隔はニユートラル濃度と共に変化し、特に限界値2より
も上ではニユートラル濃度の増大と直線状に上昇する。
参照番号3は閉曲線で囲まれている区域を示している。
区域3は、特性曲線1より上方に位置する部分3と特性
曲線1の下方に位置する部分がおおよそ同じ大きさとな
るように、ほぼ2等分されている。区域3は、全体的に
ほぼニユートラルの色組成を有するネガ、すなわち、色
の主波長と色合いを有していないネガに相当する。この
ネガの全領域の座標が区域3内に含まれる。このネガは
青色の標準的な割合を有していることが認められる。そ
れ故、このネガは太陽光のような自然光によつて露光し
た可能性がきわめて大きい。
区域3の下方に第二の区域4があり、それはやはり閉曲
線によつて囲まれている。区域4は特性曲線1の十分下
方に存在しており、また基準曲線X0の下方に位置してい
る。しかしながら、基準曲線X1は、区域4の1部分は基
準曲線X1の上方に位置するけれども、その1部分は基準
曲線X1の下方にも存在しているように、区域4を通り抜
けている。区域4は全体的にきわめて低い青の濃度を有
しており且つ主として赤とオレンジの色組成を有する領
域から成るネガを表わす。区域4に相当するネガは電燈
又はフラツシユバルブからのもののような人工光を用い
て露光したもので、そのネガの全領域の座標が区域4内
に含まれる。区域4は人工光によつて露光したネガの領
域の座標に対して可能な多くの分布の中の一つのみを表
わすにすぎないものと思われる。しかしながら、人工光
を用いたすべてのネガが、原則として、特性曲線1の近
くには座標が存在しないという共通の特色を有してい
る。
第2図を参照すると、この図は特性曲線1、基準曲線X0
及びX1並びに限界ニユートラル濃度2に関する限りは第
1図と同一のプロツトを示している。第2図は閉じた曲
線によつて囲まれている区域5を示しているが、これは
区域3及び4に相当するものの何れとも異なるネガを表
わしている。区域5は各ネガの全領域の座標を含んでい
る。区域5は、それがカバーするニユートラル濃度範囲
の中心部に顕著な上方に向いている隆起を有しているの
がみられる。この隆起は特性曲線1の近くにのびてい
て、区域5に相当するネガは青及び赤の平均的な割合を
有する1以上の領域を包含することを示している。この
種のネガの大部分は人工光によつて作成したネガのもの
に類似する特性を有しているけれども、正規な割合の青
色を有する領域は人工光によつて露光したネガには生じ
ないということが経験的に知られている。その結果、こ
のようなネガは特性曲線1の近くに座標を有することが
できない。
前述の考察は、あるネガが人工光又は自然光の何れによ
つて露光したものであるかを確かめるために、ネガの複
製に先立つて、どのような基準を調べなければならない
かを指示している。露光し且つ現像した一連のネガを有
するフイルムの存在を仮定して、本発明の方法の一実施
形態を記すと次のとおりである: 各ネガを、青、赤及び緑の三原色についての各領域の濃
度を測定するために、多数の領域において走査する。各
領域の赤の濃度をその青の濃度から差引くことによつ
て、各領域に対して青/赤濃度差を誘導する。それに加
えて、各領域のニユートラル濃度を計算する。
次いで各ネガの異なる領域を青/赤濃度差とニユートラ
ル濃度の関係のプロツト上の座標に割当てる。すなわ
ち、各領域の青/赤濃度差とニユートラル濃度によつて
きまる点をプロツトする。このプロツトはフイルムに対
する特性曲線1、並びに基準曲線X0及びX1を包含する。
特性曲線1は西ドイツ特許公開第2912130号の教示に従
つて、ネガの事前の走査の間に得られる濃度を使用して
誘導することができる。あるいは、特性曲線1は、処理
する特定のフイルムの特性曲線である西ドイツ特許公開
2912130号に基づいて得られる特性曲線と対照的なもの
として、独自の種類のフイルムの特性である曲線とする
ことができる。
限界ニユートラル濃度2よりも低いニユートラル濃度を
有する領域は以下の操作において無視される。
各ネガに対して、差の値は限界ニユートラル濃度2に等
しいか又はそれよりも大きいニユートラル濃度を有する
領域のグループに対して誘導する。それぞれの差の値
は、各領域の青/赤濃度差を、その領域のニユートラル
濃度において特性曲線1によつて与えられる青/赤濃度
差から差引くことによつて得られる。かくして、各ネガ
に対する最低の値が確立される。最低の差の値を有する
ネガの領域は、領域のそれぞれのグループの中で最大の
青濃度を有し、且つ青/赤濃度差対ニユートラル濃度の
プロツト上のこの領域を表わす点は通常は同じネガの他
の領域を表わす点よりも特性曲線1により近いところに
存在する。
各ネガに対して、最低の差の値を有する領域に対する点
を基準曲線X0及びX1と比較する。この点が基準曲線X0
りも上方にあるときは、相当するネガは、たとえば太陽
光のような自然光によつて露光したものと推定され、複
製に当つてはそのようなものとして取扱われる。すなわ
ち、ネガに低い色補正係数を割り当てて、この係数を用
いて複製する。補正係数はニユートラルグレー補償原理
に基づいて計算する。ネガのいくつかの領域に対する点
は特性曲線1から著るしく外れているかも知れないけれ
ども、それにもかかわらずこれらの領域は、そのネガか
ら作製した複製上で完全に再生する。
最低の差値を有する領域に対する点が基準曲線X0及びX1
の間、たとえば第1図の区域4中の基準曲線X1よりも上
方にある部分中に位置する場合は、この点は特性曲線1
から比較的遠くに位置しており、且つ上記の場合よりも
大きな色補正が必要である。次いでネガに、たとえば50
%の補正係数というような、部分色補正係数を割当て
る。補正係数は、やはりニユートラルグレー補償の原理
に基づいている。
あるネガに対する点のすべてが基準曲線X1の下方にある
場合には、そのネガはきわめて強い黄色成分を有する、
電燈又はフラツシユバルブからのもののような、人工光
によつて露光したことが推定される。この情況において
は完全な色補正が必要であつて、ネガに対して100%の
程度の色補正係数を割り当てる。前と同様に、補正係数
はニユートラルグレー補償の原理に基づいて計算する。
近くにあるネガは同一条件下に露光を受けた可能性があ
るが、それにもかかわらず、一つのネガの最大青濃度の
領域を表わす点が基準曲線X0のすぐ直上にあり、一方、
他のネガの相当する点が基準曲線X0のすぐ直下にあると
いうこともありうる。二つのネガに対して同一の補正係
数を使用することが適切であるにもかかわらず、通常は
このことがそれらのネガに対して異なる色補正係数を割
り当てるという結果を与える。本発明のもう一つの実施
形態は、このようなことを回避することを可能とする。
すなわち、与えられたネガの最大青濃度の領域を表わす
点が基準曲線X1又は基準曲線X0の下方にあつてそのネガ
が人工光によつて作成されたものと分類される場合に、
隣接するネガを調べて、その最大青濃度の領域の青/赤
濃度差と特性曲線1の相当する青/赤濃度差の間の差を
決定する。この差が与えられたネガの最大青濃度の領域
に対するものとほぼ同一である場合には、両方のネガを
同一の色補正係数を用いて複製する。最大青濃度の領域
を表わす点の基準曲線X0、X1に対する位置に依存して、
中位又は大きな補正係数が必要となる。
与えられたネガが、その前後の側に隣接するネガを有し
ている場合には、最大青濃度の領域の青/赤濃度差と特
性曲線1の青/赤濃度差の間の差を決定するための操作
は、それらの隣接するネガのどちらか又は両方に対して
行なうことができる。この差を隣接する両方のネガに対
して決定し且つ何れの場合の差も与えられたネガの最大
青濃度の領域に対するものとほぼ同一であるときは、そ
れらの3つのネガをすべて同一の色補正係数を用いて複
製する。
連続するネガ、それどころか1本のフイルムの全部のネ
ガ、が人工光によつて露光させる場合がある。このよう
な情況下では、西ドイツ特許公開第2912130号の教示に
従つて誘導した青/赤濃度差の特性曲線は基準曲線X0
はX1の近くに存在するであろう。同様に、各ネガの圧倒
的多数の領域を表わす点が基準曲線X0又はX1のすぐ近く
に位置するであろう。この種の情況においては、ネガの
異なる領域の青/赤濃度差と特性曲線1によつて与えら
れる相当する青/赤濃度差の間の差の探索は意味がない
であろう。かくして、本発明のもう一つの実施形態に従
がえば、上記の特許公開に基づいて誘導した特性曲線が
基準曲線X0又はX1の近くに位置することが認められる場
合には、最大青濃度の領域を確認する試みを行なわず、
且つ種々の領域の青/赤濃度差と特性曲線のそれぞれの
青/赤濃度差の間の差を計算する操作を省略する。その
代りに、この特性曲線に相当する全フイルムを人工光に
よつて露光したものであると分類する。従つて、そのフ
イルムの全ネガを、たとえば50〜100%という大きな値
の色補正係数を用いて複製する。
さらに分析することがなくても、上記は本発明の要点を
完全に解明しているので、他の者も、現在の知識の適用
によつて、従来の技術の見地から、この技術分野への本
発明の寄与の包括的及び特定的局面の本質的な特性を十
分に構成する特色を排除することなしに種々の用途に対
して本発明を容易に適応させることができ、それ故、こ
のような適応は特許請求の範囲の等価物の意義及び範囲
内に包含されるべきであり且つそれを意図するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は異なる種類の光によつて作製した一対の露光像
に対する点の分布を示している、青/赤濃度差対ニユー
トラル濃度のプロツトである。 第2図は第1図と同様であるが、しかしさらに他の露光
像に対する点の分布を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ギユンター・フインダイス ドイツ連邦共和国デー‐8029ザウアーラツ ハ・バルベルクシユトラーセ 18デー (72)発明者 ボルフガング・ツアーン ドイツ連邦共和国デー‐8000ミユンヘン 90・ラントフリートシユトラーセ 1

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)一つの選択した露光像の多数の領域
    の濃度を各原色について測定し; (b)該多数の領域(一群の領域)から、青の濃度が最
    大である一つの領域を選択し、該選択した一つの領域の
    青の濃度と赤の濃度との間の差の値を計算することによ
    って、該選択した一つの領域について濃度差特性値を誘
    導し; (c)該濃度差特性値を包含する第一の値を少なくとも
    一つの基準値と比較することによって、該選択した露光
    像を、該選択した露光像を作成するために用いた照明の
    推定される種類について分類し; (d)分類段階の結果に基づいて該選択した露光像に補
    正係数を割り当て;且つ (e)該補正係数を使用して該選択した露光像を複製す
    る段階を有する、カラー露光像の複製方法。
  2. 【請求項2】濃度差特性値を誘導するための段階を、該
    一群の領域の各領域に対して行ない;且つさらに該一群
    の領域の各領域のニユートラル濃度を計算し;該一群の
    領域の各領域に対して差の値を誘導し、且つ該選択した
    一つの領域を、予め選択した差の値を有する該一群の領
    域の一つの領域として確認する段階を包含し、差の値を
    誘導するための段階は、該選択した露光像に対して適用
    することができ且つニユートラル濃度の関数として青/
    赤濃度差特性値を表わす特性曲線を使用し、且つ差の値
    を誘導するための段階は該一群の領域の各領域の濃度差
    特性値とそれぞれの領域のニユートラル濃度における該
    特性曲線の濃度差特性値の間の差を計算することによっ
    て実行する、特許請求の範囲第1項記載の方法。
  3. 【請求項3】該予め選択した差の値は、該一群の領域に
    対する最小の差の値である、特許請求の範囲第2項記載
    の方法。
  4. 【請求項4】該選択した露光像は、更なる露光像を有す
    る写真材料のウエブの部分を構成し;且つ該特性曲線
    は、各露光像に対して濃度を測定する段階、及び各領域
    に対して濃度差特性値を誘導し且つニユートラル濃度を
    計算する段階を実行することによって展開せしめる、特
    許請求の範囲第2項記載の方法。
  5. 【請求項5】該選択した露光像は選択した種類の写真材
    料より成るものであり;且つ該特性曲線は該選択した種
    類の写真材料の特性を示している、特許請求の範囲第2
    項記載の方法。
  6. 【請求項6】該選択した露光像は、それに隣接する更な
    る露光像を有する写真材料のウエブの部分を構成し、且
    つ該選択した露光像を人工光を用いて作成したものとし
    て分類し、該一つの隣接する露光像に対して濃度を測定
    し、濃度差特性値を誘導し、ニユートラル濃度を計算
    し、差の値を誘導し且つ選択した最大の青濃度の領域を
    確認する各段階を実施し;且つさらに該両露光像に対す
    る予め選択した差の値を比較する段階を包含し、該予め
    選択した差の値が少なくともほぼ等しい場合には該それ
    らの露光像に同一の補正係数を割り当てる、特許請求の
    範囲第2項記載の方法。
  7. 【請求項7】該ウエブは、該選択した露光像が該更なる
    露光像及びその他の露光像と側面で接するように、該選
    択した露光像に隣接する他の露光像を有し;且つ該他の
    露光像に対して、濃度を測定し、濃度差特性値を誘導
    し、ニユートラル濃度を計算し、差の値を誘導し、選択
    した最大の青濃度の領域を確認し、且つ予め選択した差
    の値を比較する各段階を実施し、該選択した露光像及び
    該他の露光像に対する予め選択した差の値が相互に少な
    くともほぼ近似する場合には該他の露光像に該選択した
    露光像と同一の補正係数を割り当てる、特許請求の範囲
    第6項記載の方法。
  8. 【請求項8】該第一の値が該一つの基準値を越える場合
    には、該選択した露光像を天然光によって作成したもの
    と分類する、特許請求の範囲第1項記載の方法。
  9. 【請求項9】該補正係数はニユートラルグレー補償の原
    理に基づく色補正係数である、特許請求の範囲第1項記
    載の方法。
  10. 【請求項10】該一つの基準値はニユートラル濃度の増
    大と共に増大する、特許請求の範囲第1項記載の方法。
  11. 【請求項11】分類する段階は該第一の値を該一つの基
    準値および更なる基準値と比較することを含み、該補正
    係数は、該第一の値が該両基準値の間にあるときに部分
    的補正を与えるように選択し、且つ該補正係数は該第一
    の値が該両基準値の中の小さいほうよりも小さい場合に
    は完全な補正を与えるように選択する、特許請求の範囲
    第1項記載の方法。
  12. 【請求項12】該基準値のそれぞれは青/赤濃度差特性
    値対ニユートラル濃度のそれぞれの曲線上の一点を構成
    する、特許請求の範囲第11項記載の方法。
  13. 【請求項13】該基準値のそれぞれはニユートラル濃度
    の増大と共に増大する、特許請求の範囲第11項記載の方
    法。
  14. 【請求項14】該一群の領域は該領域の中の一部のみを
    包含し、且つ該一群の領域の各領域は予め定めた値と少
    なくとも等しいニユートラル濃度を有し、残りの領域の
    それぞれは該予め定めた値よりも低いニユートラル濃度
    を有する、特許請求の範囲第1項記載の方法。
  15. 【請求項15】感光材料のウエブの部分を構成するカラ
    ー露光像を複製するための方法にして、 (a)各原色について各露光像の多数の領域の濃度を測
    定し; (b)それぞれの領域の青と赤の濃度の間の差を計算す
    ることによって各領域に対する濃度差特性値を誘導し; (c)各領域のニユートラル濃度を計算し; (d)各領域に対して青/赤濃度差特性値対ニユートラ
    ル濃度のプロツト上の一点を割り当て; (e)それぞれの点が青/赤濃度差特性値対ニユートラ
    ル濃度の基準曲線に近接して位置している領域の数を数
    え; (f)該領域の大多数に対する点が該基準曲線の近傍に
    位置する場合には該露光像のそれぞれを人工光によって
    作成したものとして分類し; (g)該領域の大多数に対する点が該基準曲線に近接し
    て位置する場合には該露光像のそれぞれに対して大きな
    値の補正係数を割り当て;且つ (h)割り当てた補正係数を使用して該露光像のそれぞ
    れを複製する 段階を有する該方法。
  16. 【請求項16】該補正係数はニユートラルグレー補償の
    原理に基づく色補正係数である、特許請求の範囲第15項
    記載の方法。
  17. 【請求項17】該基準曲線はニユートラル濃度の増大と
    共に上昇する、特許請求の範囲第15項記載の方法。
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