JPH0690445A - 映像入出力装置 - Google Patents

映像入出力装置

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JPH0690445A
JPH0690445A JP4240969A JP24096992A JPH0690445A JP H0690445 A JPH0690445 A JP H0690445A JP 4240969 A JP4240969 A JP 4240969A JP 24096992 A JP24096992 A JP 24096992A JP H0690445 A JPH0690445 A JP H0690445A
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video
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Application number
JP4240969A
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English (en)
Inventor
Masataka Musha
正隆 武者
Takehiro Yamada
剛裕 山田
Tomohisa Kohiyama
智久 小檜山
Hiroyuki Sakai
浩之 坂井
Junji Nakada
順二 中田
Masami Yamagishi
正巳 山岸
Yuji Kimura
祐二 木村
Taminori Tomita
民則 冨田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】テレビ電話等において、対話する2者の視線
を、自動的に一致させて表示する。 【構成】カメラ102から読み込まれた使用者101の
映像は、RGB信号に変換され、回転手段104に読み
込まれる。このRGB信号は、フレーム毎に、頭部と頭
部以外の領域に分割される。頭部映像は、回転手段10
4に予め備えられた卵型モデルの3次元形状データと仮
定される。この頭部映像を、卵型モデルの重心を通る垂
直軸の回りに時計回りに10°(π/18)回転させた
映像を、卵型モデルにマッピングする手法で生成する。
回転させた頭部映像と、頭部以外の映像とを合成し、こ
の映像を、情報転送経路105へ送出する。送出された
RGB信号は、選択手段106,情報転送経路107,
接続手段108からなる系において、内蔵する伝送符号
化手段で伝送符号化される。符号化されたRGB信号
は、回線109を介して、送受信の相手側の情報入出力
装置に伝送される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像入出力装置の使用
性の向上に係り、特に、テレビ電話等に使用されて、自
然な使用感を得るのに好適な映像入出力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、デスクトップ型の筐体にカメラと
ディスプレイを内蔵し、映像の入出力を行い、双方向に
映像の通信が可能なテレビ電話が公知である。このよう
なテレビ電話は、前記カメラとディスプレイを比較的近
くに位置させて、使用者が相手と向かい合って話合いを
行う場合に近い感覚でコミュニケーションができるよう
に構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術によれば、カメラとディスプレイの位置が完全
に同じ位置ではないので、使用者がカメラを見ずに、デ
ィスプレイに表示された対話の相手を見ながら使用する
と、使用者同士の視線が一致しない可能性が有る。従っ
て、直に(装置を介さずに)向かい合って話合いを行う
場合と違い、ディスプレイに表示された対話の相手の視
線が、ディスプレイを見る使用者の視線と合わない場合
が生じる。このために、使用者の使用感に悪影響を与え
る可能性が有った。
【0004】本発明の目的は、上記従来の技術における
問題点を改善し、テレビ電話等において、ディスプレイ
に表示された人の視線と、ディスプレイを見る人の視線
とを一致させる事により、自然な使用感を得ることであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明によれば、少なくとも人物の顔を被写体とす
る映像情報を入力する入力手段と、入力された映像情報
に基づいて、被写体の人物の顔の向きもしくは視線の方
向うちの少なくとも一方を、入力された映像情報中の顔
の向きもしくは視線の方向より変化させた映像を示す映
像情報を生成する補正手段と、生成した映像情報を出力
する出力手段とを備えることができる。
【0006】また、この出力手段は、生成した映像情報
を、通信回線を介して他装置へ出力することもできる。
【0007】さらに、入力手段は、生成した映像情報
を、通信回線を介して他装置より入力することもでき
る。
【0008】さらに、顔を含む被写体を異なる方向から
撮影した少なくとも2以上の映像を入力する入力手段
と、入力された少なくとも2以上の映像から被写体の3
次元形状を求める立体化手段と、この3次元形状中の顔
が正面を向いた3次元形状の2次元映像を生成する2次
元化手段と、この2次元映像情報を出力する出力手段と
を備えることもできる。
【0009】
【作用】表示する人物の映像の顔を回転させ、表示され
る人物の視線がディスプレイの表示面に対して垂直にな
る様に(表示された人物の視線と、ディスプレイを見る
使用者の視線とが一致する様に)調整して表示する。
【0010】また、表示する人物の映像の瞳の位置を、
目の中央または目の球表面内の最前位置に書き換えて、
表示された人物の視線とディスプレイを見る使用者の視
線とが一致する様に調整して表示する。
【0011】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例を、図1,図
2,図3,図4を用いて説明する。図1は、本実施例の
情報入出力装置の構成を示すブロック図である。図2
は、図1に示された回転手段104の機能概要を説明す
る図である。図3は、回転手段104のブロック図であ
る。図4は、本実施例の情報入出力装置の動作を示すフ
ローチャートである。
【0012】まず初めに図1を用い、本実施例の情報入
出力装置の構成を説明する。
【0013】図1に示すように、本発明による情報入出
力装置は、カメラ102、回転手段104、選択手段1
06、接続手段108、回線109、ディスプレイ11
1、情報転送経路103,105,107,110で構
成される。
【0014】カメラ102は、指定された被写体(図1
においては、使用者101)の映像を、電気信号に変換
して出力可能な情報変換系である。
【0015】回転手段104は、カメラ102で変換さ
れた電気信号で表される映像情報を読み込む。そして、
この映像情報の領域が、映像情報を発生した実空間内で
所定の軸回りに回転した場合の映像情報を疑似的に生成
し、電気信号で出力する。
【0016】選択手段106は、目的の情報を送受信す
る際の、相手側の情報入出力装置を選択する。
【0017】接続手段108には、回線109を介して
送受信の相手側の情報入出力装置が接続されている。接
続手段108は、情報の送受信を希望する相手側の情報
入出力装置と電気信号的に接続し、情報の交換可能な状
態を維持する。
【0018】ディスプレイ111は、送受信の相手側の
情報入出力装置から送信された電気信号を読み込み、こ
の電気信号を映像情報に変換し、変換された映像を出力
する。
【0019】次に、図1を用いて、本発明による情報入
出力装置の動作の概要を説明する。
【0020】使用者は、この情報入出力装置の起動時
に、選択手段106により予め単数或は複数の送受信す
べき相手を指定する。相手が指定されると、接続手段1
08により、使用者と指定された相手装置との映像情報
の送受信が可能な状態に電気的に接続を行った後、この
接続の状態を保持する。
【0021】次に、カメラ102から被写体である使用
者101の映像を読み込む。読み込まれた映像は、レッ
ド・グリーン・ブルー(以下RGBと称する)信号に変
換され、情報転送経路103に送出される。
【0022】情報転送経路103に送出されたRGB信
号は、回転手段104に読み込まれる。読み込まれたR
GB信号は、得られた映像情報のフレーム毎に、使用者
101の頭部と頭部以外の領域に分割される。
【0023】分割された頭部の3次元形状は、回転手段
104に予め備えられた卵型モデルの3次元形状データ
と仮定される。この頭部の映像情報を、卵型モデルの重
心を通る垂直軸の回りに時計回りに10°(π/18)
回転させた場合の映像情報を、卵型モデルの3次元デー
タにマッピングする手法で生成する。
【0024】ここで、回転角度を10°とした理由につ
いて説明する。一般的な型の、カメラとディスプレイが
一体となったテレビ電話等において、使用者が、ディス
プレイからの視距離が6H(Hは、ディスプレイの縦
幅)の位置で使用した場合を考える。この場合に、カメ
ラが撮影する使用者の頭部は、使用者が正面をむいてい
る場合と比較して、約4.76°〜6.34°(カメラ
とディスプレイの位置が離れている場合には、この角度
を越える場合もある)回転している。使用者が、ディス
プレイからの視距離が2Hの位置で使用した場合を考え
る。この場合に、カメラが撮影する使用者の頭部は、使
用者が正面をむいている場合と比較して、14.04°
〜23.99°(カメラとディスプレイの位置が離れて
いる場合には、この角度を越える場合もある)回転して
いる。そこで、使用者が、使用者向けの取り扱い説明書
に記載された位置で、ディスプレイを見ながら使用した
場合を考える。この場合に、カメラが撮影する使用者の
頭部は、使用者が正面をむいている場合と比較して、平
均的に、約10°回転しているとみなしてもよいと考え
られる。
【0025】(マッピングとは、質感情報を物体の属性
に対応させる方法である。物体の質感に関する属性に
は、色,明度,凹凸,反射特性,法線の向きなどがあ
り、質質感情報の数値の解釈によって様々な質感表現が
可能である。一般には、色属性のマッピングを、テクス
チャマッピングと呼び、模様などの表現に用いられる。
物体の明度を変化させる方法をインテンシティーマッピ
ングといい、凹凸による陰影の表現に有効である。マッ
ピングには、テクスチャマッピング,インテンシティー
マッピング以外にも手法があるが、以下、本発明におい
てマッピングとは、テクスチャマッピングを指すことと
する。)そして、回転させた頭部の映像情報と、頭部以
外の領域の映像情報とを、再び分割前の位置関係に従い
合成する。合成された映像情報を、情報転送経路105
へRGB信号として送出する。
【0026】送出されたRGB信号は、選択手段10
6,情報転送経路107,接続手段108からなる系に
おいて、内蔵する伝送符号化手段で符号化される。符号
化されたRGB信号は、接続線109を介して、送受信
の相手側の情報入出力装置に伝送される。
【0027】一方、接続線109を介して相手側の情報
入出力装置から伝送される映像情報は、接続手段10
8,情報転送経路107,選択手段106からなる系に
おいて、内蔵する伝送復号化手段で復号化される。復号
化されたRGB信号は、情報転送経路110を介して、
ディスプレイ111に転送される。転送されたRGB信
号は、ディスプレイ111で可視の映像に変換され、表
示される。
【0028】次に、図2,図3を用い本発明の情報入出
力装置の回転手段(図1の104)の機能および構成の
実施例を説明する。
【0029】図2は、回転手段104の機能の実施例を
説明するための図である。
【0030】図3は、回転手段104の構成を示すブロ
ック図である。
【0031】図3に示すように、本発明の情報入出力装
置の回転手段104は、フレームバッファ301、合成
用メモリ217、アナログ・トゥ・ディジタル・コンバ
ータ(以下A/Dコンバータと略称)302、輪郭抽出
プロセッサ305、輪郭ビットマップメモリ307、マ
スク309、3次元モデル用メモリ312、マッピング
用メモリ313、回転プロセッサ315、3次元データ
メモリ317、2次元化プロセッサ319、ネガマスク
321を備える。
【0032】A/Dコンバータ302は、カメラ102
から出力された映像情報を示すアナログの電気信号を読
み込む。読み込んだアナログの電気信号を、標本化周波
数10.7〜14.3MHz、色成分当りの量子化ビッ
ト数8でディジタル信号に変換する情報変換系である。
【0033】フレームバッファ301は、ディジタル信
号に変換された1フレーム分の映像を保持可能なメモリ
である。
【0034】合成用メモリ217は、フレームバッファ
301同様、映像情報を示す電気信号を読み込み、1フ
レーム分の映像情報を保持可能なメモリである。
【0035】輪郭抽出プロセッサ305は、フレームバ
ッファ301に保持された映像情報を読み込む。プロセ
ッサ305は、人間の頭部モデルを備え、このモデルと
バッファ301から読み込まれた映像情報とのパタンマ
ッチングを行なう。このパタンマッチングにより、被写
体(使用者)の頭部の領域とそれ以外の領域(つまり背
景領域)との境界を抽出する。
【0036】輪郭ビットマップメモリ307は、1画素
に対し1ビットの画像情報を記憶可能なメモリである。
【0037】マスク309は、目的の画像の解像度に対
応した1画素に対し1ビットの画像情報をマスク情報と
して備える。このマスク情報により、目的の画像の転送
の禁止部分(ここでは、頭部以外の領域)を画素毎に定
義することができる。
【0038】3次元モデル用メモリ312は、マッピン
グモデル(図2の211)を保持するメモリである。マ
ッピングモデル211は、頭部の立体形状を近似して仮
定した3次元のサーフェスモデル・データである。
【0039】マッピング用メモリ313は、マッピング
モデル211上に使用者の頭部の映像をマッピングし
た、3次元のサーフェスモデル・データ状態を保持する
メモリである。
【0040】回転プロセッサ315は、3次元のサーフ
ェスモデル・データを、目的の回転軸(図2の213)
の回りに、時計回りに所定角度回転する。
【0041】3次元データメモリ317は、3次元のサ
ーフェスモデル・データ状態を保持するメモリである。
【0042】2次元化プロセッサ319は、3次元のサ
ーフェスモデル・データから所定位置の視点で見える映
像を生成するレンダラー(サーフェスモデルにより与え
られた3次元立体に対して、明るさや色を付与して、よ
り現実に近い質感を与える作業を行なうもの)である。
【0043】ネガマスク321は、目的の画像の解像度
に対応した画素当り1ビットの画像情報をマスク情報と
する点で、マスク309と同様であるが、マスク309
の禁止と許可の定義情報を逆転させた情報内容を持つ。
ネガマスク321は、このマスク情報に基づいて、目的
の画像の転送の禁止部分(ここでは、頭部領域)を画素
毎に定義可能な情報制御系である。
【0044】次に、図2,図3を用いて本発明の情報入
出力装置の回転手段104の動作概要を説明する。
【0045】使用者が本発明による情報入出力装置を起
動すると、カメラ102からの被写体(使用者)の映像
が、回転手段104に読み込まれる。読み込まれた映像
は、アナログのRGB信号に変換され、情報転送経路に
送出され、回転手段104のA/Dコンバータ302に
入力される。
【0046】このアナログのRGB信号は、A/Dコン
バータ302に入力されると、ディジタル信号化され、
情報転送経路303に送出さる。
【0047】情報転送経路303に送出されたディジタ
ル信号は、フレームバッファ301に読み込まれ、得ら
れた映像情報(図2の203)のフレームが一時保持さ
れる。
【0048】使用者101がカメラ102を見ている場
合には、フレームバッファ301で保持された映像は、
視線一致映像(203)となる。使用者101がカメラ
102を見ていない場合には、保持された映像は、視線
不一致映像(205)となる。使用者は、対話の相手が
表示されたディスプレイを見ながら使用すると考えられ
るので、視線不一致映像(205)が得られると考えら
れる。
【0049】フレームバッファ301に保持された映像
情報(205)は、輪郭抽出プロセッサ305に情報転
送経路304経由で読み出される。読み出された映像情
報は、輪郭抽出プロセッサ305において、使用者10
1の頭部と頭部以外の領域の境界が抽出される。
【0050】抽出された境界のビットマップ情報は、情
報転送経路306経由で、輪郭ビットマップメモリ30
7に読み込まれ、一時的に保持される。この境界のビッ
トマップ情報により、頭部映像を抽出するためのマスク
309が定義される。
【0051】3次元モデル用メモリ312に予め保持さ
れた、逆卵型の頭部3次元形状モデル(図2の211参
照。3次元的情報をワイヤーフレームで模式的に示して
いる)は、情報転送経路311に送出され、マッピング
用メモリ313に読み込まれる。
【0052】フレームバッファ301に保持された映像
情報(205)は、マスク309で情報転送禁止部分が
トリミングされ、頭部の映像情報が抽出され(図2の2
09)て、情報転送経路310経由でマッピング用メモ
リ313に転送される。マッピング用メモリ313上で
は、頭部3次元形状モデル(211)に頭部の映像(2
09)をマッピングする(図2の212)。このマッピ
ング状態を示す情報は、情報転送経路314に送出さ
れ、回転プロセッサ315に読み込まれる。
【0053】回転プロセッサ315では、マッピング状
態を示す3次元情報を、予め定められた軸(図2の21
3)の回りに、時計回りに10°(π/18)回転さ
せ、頭部の回転映像情報(図2の214)を生成する。
【0054】この頭部の回転映像情報(214)は、情
報転送経路316経由で、3次元データメモリ317に
書き込まれて一時的に保持される。保持された頭部の回
転映像情報(214)は、情報転送経路318経由で、
2次元化プロセッサ319に転送される。2次元化プロ
セッサ319では、頭部の回転映像情報(214,3次
元データ)から、予め定められた視点から見た2次元的
な情報を生成する(図2の215)。
【0055】一方、フレームバッファ301内に保持さ
れた情報のうち、マスク309で転送を拒絶された領域
(頭部以外の領域,図2の210)は、情報転送経路3
20で転送され、ネガマスク321で抽出されて、合成
用メモリ217に読み込まれる。
【0056】2次元化プロセッサ319で生成された2
次元の頭部の回転映像情報の頭部の領域(図2の21
5)は、再びマスク309で抽出され、情報転送経路3
22を介して合成用メモリ217へ転送される。合成用
メモリ217では、2次元の頭部の回転映像情報(図2
の215)と、頭部以外の領域(210)の映像情報と
を合成する(図2の218)。
【0057】合成された映像情報は、情報転送経路10
5に送出される。情報転送経路105の先には、選択手
段106が接続されている。
【0058】次に、図4は、本発明の情報入出力装置の
動作(発呼側)の1実施例を概説するフローチャートで
ある。
【0059】図4のフローチャートに示すように、本発
明の情報入出力装置は、起動されると、先ず使用者の指
示によりダイヤリングされ、この指示に基づき、接続先
の情報入出力装置の選択を行う(ステップS800)。
【0060】この選択が完了すると、選択された情報入
出力装置との接続が行われる(ステップS810)。
【0061】接続が行われると、使用者から相手装置
(接続先の情報入出力装置)に映像を送る送信サイクル
を実行する。この送信サイクルでは、まず、使用者の映
像を入力する(ステップS820)。
【0062】次に、図1の回転手段104により、入力
された映像の頭部と頭部以外の領域(背景)とを分離す
る(ステップS830)。そして、頭部映像のテクスチ
ャを抽出する(ステップS840)。テクスチャを抽出
された頭部映像を、予め定められた頭部モデルにマッピ
ングする(ステップS850)。このマッピングされた
頭部モデルを、回転させる(ステップS860)。そし
て、回転された頭部モデルと、頭部以外の領域を合成す
る(ステップS870)。
【0063】さらに、他メディア(音声や、テキスト)
を入力し、映像情報と他メディアとを多重配置(インタ
ーリーブ)し(ステップS880)、自装置から相手装
置への伝送を行う(ステップS890)。
【0064】以上の送信サイクルの終了後、受信サイク
ルが実行される。受信サイクルでは、まず、相手装置か
らの映像情報および他メディアを受信する(ステップS
900)。次に、映像情報と他メディアとを切り分ける
(インターリーブする,ステップS910)。そして、
切り分けられた映像の表示、および他メディアの出力を
行う(ステップS920)。
【0065】ステップS930では、使用者により処理
の終了が指定されたか否かを調べる。処理の終了が指定
されている場合には、ステップS940へ進み、処理を
終了する。処理の終了が指定されていない場合には、再
びステップS820から始まる処理を繰り返す。
【0066】以下、本発明の第2の実施例を図5を用い
て説明する。図5は、本発明の第2実施例の情報入出力
装置の構成を示すブロック図である。
【0067】図5を用い、本発明の情報入出力装置の構
成および動作概要を説明する。図5に示すように本発明
による情報入出力装置はカメラ102、回転手段10
4、選択手段106、接続手段108、ディスプレイ1
11、切り換え手段501,505、解読手段504、
回線109を主な構成要素とする。
【0068】図5の第2実施例において、図1の第1実
施例と異なる点は、切り換え手段501,505、解読
手段504をさらに備える点、回転手段104を2つ備
える点である。
【0069】カメラ102は、指定された被写体(図1
においては、使用者101)の映像を、電気信号に変換
して出力可能な情報変換系である。
【0070】回転手段104は、カメラ102で変換さ
れた電気信号で表される映像情報を読み込む。この映像
情報の領域が、映像情報を発生した実空間内で所定の軸
回りに回転した場合の映像情報を疑似的に生成し、電気
信号で出力する情報処理系である。
【0071】選択手段106は、目的の情報を送受信す
る際の、相手側の情報入出力装置等を選択する。
【0072】接続手段108には、回線109を介して
送受信の相手側の情報入出力装置が接続されている。接
続手段108は、情報の送受信を希望する相手側の情報
入出力装置と電気信号的に接続し、情報の交換可能な状
態を維持する。
【0073】ディスプレイ111は、送受信の相手側の
情報入出力装置から送信された電気信号を読み込み、こ
の電気信号を映像情報に変換し、変換された映像を出力
する。
【0074】接続手段501,505は、後述の解読手
段504で解読された情報のコントロールにより、情報
転送の経路接続を切り換え可能なスイッチである。
【0075】解読手段504は、特定長の情報列を逐次
読み込み、特にヘッダーの所定位置に書き込まれる情報
に従い、接続手段501,505をコントロールするセ
ンサである。
【0076】次に、図5を用い本発明による情報入出力
装置の動作概要を説明する。
【0077】使用者は、この情報入出力装置の起動時
に、選択手段106により予め単数或は複数の送受信す
べき相手を指定する。相手装置が指定されると、接続手
段108により、使用者と指定された相手装置との映像
情報の送受信が可能な状態に電気的に接続を行った後、
この接続の状態を保持する。
【0078】次に、カメラ102から被写体である使用
者101の映像を読み込む。読み込まれた映像は、レッ
ド・グリーン・ブルー(以下RGBと称する)信号に変
換され、情報転送経路103に送出される。
【0079】情報転送経路103に送出されたRGB信
号は、回転手段104に読み込まれる。読み込まれたR
GB信号は、得られた映像情報のフレーム毎に、使用者
101の頭部と頭部以外の領域に分割される。
【0080】分割された頭部の3次元形状は、回転手段
104に予め備えられた卵型モデルの3次元形状データ
と仮定される。この頭部の映像情報を、卵型モデルの重
心を通る垂直軸の回りに時計回りに10°(π/18)
回転させた場合の映像情報を、卵型モデルの3次元デー
タにマッピングする手法で生成する。
【0081】回転させた頭部の映像情報と、頭部以外の
領域の映像情報とを、再び分割前の位置関係に従い合成
する。合成された映像情報に、属性情報(視線一致の為
の頭部映像の回転処理済)を付加して、情報転送経路1
05へRGB信号として送出する。
【0082】送出されたRGB信号は、選択手段10
6,情報転送経路107,接続手段108からなる系に
おいて、内蔵する伝送符号化手段で符号化される。符号
化されたRGB信号は、接続線109を介して、送受信
の相手側の情報入出力装置に伝送される。
【0083】一方、接続線109を介し接続先の装置か
ら伝送される映像情報は、接続手段108、情報転送経
路107、選択手段106からなる系において、内蔵す
る伝送復号化手段で復号化される。復号化されたRGB
信号は、情報転送経路503を介して、解読手段504
に転送される。解読手段504は、転送されたディジタ
ルRGB信号列の属性(視線一致のための頭部映像の回
転処理済か否かの情報)を示す領域の内容を調べる。
【0084】属性が視線一致のための回転済を示す場
合、切り換え手段505は、スイッチ・バーを下にす
る。このため、受信情報は回転手段104を経由しない
で、情報転送経路110を介して転送され、ディスプレ
イ111で可視の映像に変換されて出力される。
【0085】属性が視線一致のための回転を行っていな
いことを示す場合、切り換え手段505は、スイッチ・
バーを上にする。このため、受信情報は回転手段104
に読み込まれ、回転手段104により回転処理が行われ
る。回転処理を施された受信情報は、ディスプレイ11
1で可視の映像に変換されて出力される。
【0086】また、接続先の装置から伝送される映像情
報に、視線一致のための回転を行なわずに送信するよう
指示が付加されている場合には、解読手段504でこの
指示が解読され、切り換え手段501は、スイッチ・バ
ーを上にする。このため、送信情報は回転手段104を
経由しないで、接続先の装置へ転送される。
【0087】以下、本発明の第3の実施例を図6を用い
て説明する。図6は、本発明の情報入出力装置の第3実
施例の構成を示すブロック図である。
【0088】図6を用い、本発明の情報入出力装置の構
成および動作の概要を説明する。図6に示すように本発
明による情報入出力装置は2台のカメラ102、回転手
段103、選択手段106、接続手段108、ディスプ
レイ111、立体化手段601、回線109を備える。
【0089】図6の第3実施例が図1の第1実施例と異
なるのは、カメラ102を2台備える点と、回転手段1
04にかえて立体化手段601を備える点である。
【0090】カメラ102は、指定された被写体(図6
においては、使用者101)の映像を、電気信号に変換
して出力可能な情報変換系である。第3実施例において
は、カメラ102が2台用意され、ディスプレイ111
の両側に左右対象に配置される。これにより、2台のカ
メラ102により、同一被写体の撮影角度の異なる2映
像を得ることができる。
【0091】回転手段104は、カメラ102で変換さ
れた電気信号で表される映像情報を読み込む。そして、
この映像情報の領域が、映像情報を発生した実空間内で
所定の軸回りに回転した場合の映像情報を疑似的に生成
し、電気信号で出力する。
【0092】選択手段106は、目的の情報を送受信す
る際の、相手側の情報入出力装置等を選択する。
【0093】接続手段108には、回線109を介して
送受信の相手側の情報入出力装置が接続されている。接
続手段108は、情報の送受信を希望する相手側の情報
入出力装置と電気信号的に接続し、情報の交換可能な状
態を維持する。
【0094】ディスプレイ111は、送受信の相手側の
情報入出力装置から送信された電気信号を読み込み、こ
の電気信号を映像情報に変換し、変換された映像を出力
する。
【0095】立体化手段601は、2台のカメラ102
により得られる2映像を両眼立体視(三角測量法)によ
り処理し、1映像を出力する映像処理装置である。
【0096】両眼立体視(三角測量法)とは、2つの視
点e1,e2から、被写体上の1点pを観測し、e1,
e2,pを頂点とする三角形を決定することによってp
の3次元位置を決定する方法である。このように被写体
上の各点の3次元位置を決定し、被写体の立体形状を求
める。この立体形状から、2台のカメラの位置の中間点
から撮影した場合の被写体の映像情報を、レンダリング
する手法で生成することができる。
【0097】次に、図6を用い本発明による情報入出力
装置の動作概要を説明する。
【0098】使用者は、この情報入出力装置の起動時
に、選択手段106により予め単数或は複数の送受信す
べき相手を指定する。相手が指定されると、接続手段1
08により、使用者と指定された相手との映像情報の送
受信が可能な状態に電気的に接続を行った後、この接続
の状態を保持する。
【0099】次に、ディスプレイ111の両側に左右対
象に配置された2台のカメラ102から、被写体である
使用者101の映像をそれぞれ読み込む。読み込まれた
2映像は、それぞれレッド・グリーン・ブルー(以下R
GBと称する)信号に変換され、情報転送経路103に
送出される。
【0100】情報転送経路103に送出されたRGB信
号は、立体化手段601に読み込まれる。立体化手段6
01は、得られた2映像の情報を元に、被写体の立体形
状を求める。この立体形状をレンダリング(サーフィス
モデルやソリッドモデルなどおにより与えた3次元立体
に対して明るさや色を付与して、より現実に近い質感を
与える作業)して、2映像の撮影角度の中間の角度で撮
影を行った場合に得られる映像情報を生成する。
【0101】レンダリングされた映像情報は、情報転送
経路105にRGB信号として送出される。
【0102】送出されたRGB信号は、選択手段10
6,情報転送経路107,接続手段108からなる系に
おいて、内蔵する伝送符号化手段で符号化される。符号
化されたRGB信号は、回線109を介して、送受信の
相手側の情報入出力装置に伝送される。
【0103】一方、接続線109を介して相手側の情報
入出力装置から伝送される映像情報は、接続手段10
8,情報転送経路107,選択手段106からなる系に
おいて、内蔵する伝送復号化手段で復号化される。復号
化されたRGB信号は、情報転送経路110を介して、
ディスプレイ111に転送される。転送されたRGB信
号は、ディスプレイ111で可視の映像に変換され、表
示される。
【0104】図7は、回転手段104の機能の他の実施
例を説明するための図である。図10は、図7の機能を
備える回転手段(104)の機能ブロック図である。以
下、図7,図10を用いて、本発明の情報入出力装置の
回転手段(104)の機能および構成の他の実施例を説
明する。
【0105】図10の回転手段104は、A/Dコンバ
ータ302、フレームバッファ301、目領域抽出プロ
セッサ1002、目領域ビットマップメモリ1004、
マニピュレーション用バッファ1011、瞳領域移動プ
ロセッサ1009、合成用メモリ217、マスク100
6、ネガマスク1013から構成される。
【0106】A/Dコンバータ302は、カメラ102
から出力された映像情報を示すアナログの電気信号を読
み込む。読み込んだアナログの電気信号を、標本化周波
数10.7〜14.3MHz、色成分当りの量子化ビッ
ト数8でディジタル信号に変換する情報変換系である。
【0107】フレームバッファ301は、ディジタル信
号に変換された1フレーム分の映像を保持可能なメモリ
である。
【0108】目領域抽出プロセッサ1002は、フレー
ムバッファ301に保持された映像情報を読み込む。プ
ロセッサ1002は、被写体(使用者)の目の領域とそ
れ以外の領域(目以外の顔の部分および背景領域)との
境界を抽出する。
【0109】目領域ビットマップメモリ1004は、1
画素に対し1ビットの画像情報を記憶可能なメモリであ
る。
【0110】マスク1006は、目的の画像の解像度に
対応した1画素に対し1ビットの画像情報をマスク情報
として備える。このマスク情報により、目的の画像の転
送の禁止部分(ここでは、目以外の領域)を画素毎に定
義することができる。
【0111】ネガマスク1013は、目的の画像の解像
度に対応した画素当り1ビットの画像情報をマスク情報
とする点で、マスク1006と同様であるが、マスク1
006の禁止と許可の定義情報を逆転させた情報内容を
持つ。ネガマスク1013は、このマスク情報に基づい
て、目的の画像の転送の禁止部分(ここでは、目の領
域)を画素毎に定義することができる。
【0112】瞳領域移動プロセッサ1009は、マニピ
ュレーション用バッファ1011に格納された目の部分
(図7の703)の映像情報の瞳の部分(705)を抜
き出す。そして、瞳の部分(705)を抜き出された目
の部分(707)を、白眼の平均色で塗り潰す。次に、
平均色で塗り潰された目の部分(707)の、目の部分
の中央の位置を求める(708)。目の部分の中央の位
置が求められると、瞳の部分(705)を、目の部分の
中央に書き込む(710)。目の部分の中央に瞳の部分
が書き込まれると、この目の部分を合成用メモリ217
に転送する。
【0113】合成用メモリ217は、転送された目の部
分の映像(710)と目の部分以外の映像(704)と
を1フレーム上に合成(713)する時に使用される。
【0114】次に、図7,図10を用い本発明の情報入
出力装置の回転手段104の機能を説明する。
【0115】使用者101が、本発明による情報入出力
装置を起動させると、カメラ102から被写体である使
用者101および背景201の映像が読み込まれる。読
み込まれた映像は、RGB信号に変換される。変換され
たRGB信号は、情報転送経路を介し、回転手段104
に入力される。
【0116】回転手段104に入力されたRGB信号
は、A/Dコンバータ302でデジタル信号に変換され
た後、フレームバッファ301に読み込まれる。フレー
ムバッファ301では、得られた映像情報のフレームを
一時保持する。
【0117】使用者101がカメラ102を見ている場
合には、フレームバッファ301で保持された映像は、
視線一致映像(図7の203)となる。使用者101が
カメラ102を見ていない場合には、保持された映像
は、視線不一致映像(205)となる。使用者は、対話
の相手が表示されたディスプレイを見ながら使用すると
考えられるので、視線不一致映像(205)が得られる
と考えられる。
【0118】視線不一致映像(205)から、目領域抽
出プロセッサ1002により、目の部分(703)と目
以外の領域(704)との境界が抽出される。抽出され
た境界のビットマップ情報は、目領域ビットマップメモ
リ1004に読み込まれ、一時的に保持される。この境
界のビットマップ情報により、目の映像を抽出するため
のマスク1006が定義される。
【0119】フレームバッファ301に保持された映像
情報は、前記マスク1006で、情報転送禁止部分がト
リミングされ、目の映像情報が抽出されて、マニピュレ
ーション用バッファ1011に転送される。
【0120】バッファ1011に一時保持された目の部
分の映像(703)から、瞳領域移動プロセッサ100
9により、瞳(705)の部分が抜き出される。瞳(7
05)以外の部分(707)は、一旦白眼の平均色で塗
り潰される。
【0121】さらに、瞳領域移動プロセッサ1009に
より、塗り潰された707において中心線(708)が
求められ、中心線(708)の交差点が示す中心が求め
られる。求められた中心に、瞳(705)の中心を重ね
合わるように瞳が転送され、目の中心に瞳が書き込まれ
る(710)。中心に瞳が位置している目(710)
は、バッファ1011に書き込まれる。
【0122】バッファ1011に書き込まれた目(71
0)は、再びマスク1006を介して、合成用メモリ2
17に格納される。
【0123】一方、バッファ301に格納された映像
は、マスク1013により、目以外の領域(704)が
抽出される。抽出された領域(704)は、合成用メモ
リ217に格納される。
【0124】そして、合成用メモリ217において、目
(710)と目以外の領域(704)とが合成される。
【0125】図8は本発明の情報入出力装置の回転手段
104の機能の他の実施例を示す図である。図11は、
図7の機能を備える回転手段(104)の機能ブロック
図である。以下、図7,図11を用いて、本発明の情報
入出力装置の回転手段(104)の機能および構成のさ
らに他の実施例を説明する。
【0126】図11の回転手段104は、A/Dコンバ
ータ302、フレームバッファ301、目領域抽出プロ
セッサ1002、目領域ビットマップメモリ1004、
マニピュレーション用バッファ1011、瞳領域移動プ
ロセッサ1009、3次元モデル用メモリ1101、マ
ッピング用メモリ1103、合成用メモリ217、マス
ク1006、ネガマスク1013から構成される。
【0127】A/Dコンバータ302は、カメラ102
から出力された映像情報を示すアナログの電気信号を読
み込む。読み込んだアナログの電気信号を、標本化周波
数10.7〜14.3MHz、色成分当りの量子化ビッ
ト数8でディジタル信号に変換する情報変換系である。
【0128】フレームバッファ301は、ディジタル信
号に変換された1フレーム分の映像を保持可能なメモリ
である。
【0129】目領域抽出プロセッサ1002は、フレー
ムバッファ301に保持された映像情報を読み込む。プ
ロセッサ1002は、被写体(使用者)の目の領域とそ
れ以外の領域(目以外の顔の部分および背景領域)との
境界を抽出する。
【0130】目領域ビットマップメモリ1004は、1
画素に対し1ビットの画像情報を記憶可能なメモリであ
る。
【0131】マスク1006は、目的の画像の解像度に
対応した1画素に対し1ビットの画像情報をマスク情報
として備える。このマスク情報により、目的の画像の転
送の禁止部分(ここでは、目以外の領域)を画素毎に定
義することができる。
【0132】ネガマスク1013は、目的の画像の解像
度に対応した画素当り1ビットの画像情報をマスク情報
とする点で、マスク1006と同様であるが、マスク1
006の禁止と許可の定義情報を逆転させた情報内容を
持つ。ネガマスク1013は、このマスク情報に基づい
て、目的の画像の転送の禁止部分(ここでは、目の領
域)を画素毎に定義することができる。
【0133】瞳領域移動プロセッサ1009は、マニピ
ュレーション用バッファ1011に格納された目の部分
(図8の703)の映像情報の瞳の部分(705)を抜
き出す。そして、瞳の部分(705)を抜き出された目
の部分(707)を、白眼の平均色で塗り潰す。次に、
平均色で塗り潰された目の部分(707)を、マッピン
グ用メモリ1103に転送する。また、後述のモデル8
01を用いてメモリ1103における目の部分のマッピ
ング処理を行ない、マッピング処理された目の最前部に
瞳の部分(705)を書き込む。目の部分の中央に瞳の
部分が書き込まれた3次元データを2次元化する(71
0)。
【0134】3次元モデル用メモリ1101は、マッピ
ングモデル801を保持するメモリである。マッピング
モデル801は、目の立体形状を近似して仮定した3次
元のサーフェスモデル・データである。
【0135】マッピング用メモリ1103は、マッピン
グモデル801上に使用者の目の映像をマッピングし
た、3次元のサーフェスモデル・データ状態を保持する
メモリである。
【0136】合成用メモリ217は、転送された目の部
分の映像(710)と目の部分以外の映像(704)と
を1フレーム上に合成(713)する時に使用される。
【0137】次に、図8を用い本発明の情報入出力装置
の回転手段104の機能を説明する。
【0138】使用者101が、本発明による情報入出力
装置を起動させると、カメラ102から被写体である使
用者101および背景201の映像が読み込まれる。読
み込まれた映像は、RGB信号に変換される。変換され
たRGB信号は、情報転送経路を介し、回転手段104
に入力される。
【0139】回転手段104に入力されたRGB信号
は、A/Dコンバータ302でデジタル信号に変換され
た後、フレームバッファ301に読み込まれる。フレー
ムバッファ301では、得られた映像情報のフレームを
一時保持する。
【0140】使用者101がカメラ102を見ている場
合には、フレームバッファ301で保持された映像は、
視線一致映像204となる。使用者101がカメラ10
2を見ていない場合には、保持された映像は、視線不一
致映像206となる。使用者は、対話の相手が表示され
たディスプレイを見ながら使用すると考えられるので、
視線不一致映像206が得られると考えられる。
【0141】視線不一致映像206から、目領域抽出プ
ロセッサ1002により、目の部分(703)と目以外
の領域(704)との境界が抽出される。抽出された境
界のビットマップ情報は、目領域ビットマップメモリ1
004に読み込まれ、一時的に保持される。この境界の
ビットマップ情報により、目の映像を抽出するためのマ
スク1006が定義される。
【0142】フレームバッファ301に保持された映像
情報は、マスク1006で、情報転送禁止部分がトリミ
ングされ、目の映像情報(703)が抽出されて、マニ
ピュレーション用バッファ1011に転送される。
【0143】バッファ1011に一時保持された目の部
分の映像(703)から、瞳領域移動プロセッサ100
9により、瞳(705)の部分が抜き出される。瞳(7
05)以外の部分(707)は、一旦白眼の平均色で塗
り潰される。
【0144】白眼の平均色で塗り潰された目(707)
は、瞳領域移動プロセッサ1009により、マッピング
用メモリ1103に転送される。メモリ1103におい
て、目の部分(707)に、マッピングモデル(80
1)を用いてマッピング処理が行なわれ、マッピング処
理された目の最前部に瞳の部分(705)が書き込まれ
る。目の部分の中央に瞳の部分が書き込まれると、3次
元データは2次元化される(710)。
【0145】バッファ1103に書き込まれた目(71
0)は、再びマスク1006を介して、合成用メモリ2
17に格納される。
【0146】一方、バッファ301に格納された映像
は、マスク1013により、目以外の領域(704)が
抽出される。抽出された領域(704)は、合成用メモ
リ217に格納される。
【0147】そして、合成用メモリ217において、目
(710)と目以外の領域(704)とが合成される
(713)。
【0148】以下、本発明の第4の実施例を図9を用い
て説明する。図9は、本発明の情報入出力装置の第4実
施例の構成を示すブロック図である。
【0149】図9に示すように本実施例による情報入出
力装置は、カメラ102、回転手段104、選択手段1
06、接続手段108、ディスプレイ111、ハンドセ
ット901、多重化手段903、回線109を備える。
【0150】カメラ102は、指定された被写体(図1
においては、使用者101)の映像を、電気信号に変換
して出力可能な情報変換系である。
【0151】回転手段104は、カメラ102で変換さ
れた電気信号で表される映像情報を読み込む。この映像
情報の領域が、映像情報を発生した実空間内で所定の軸
回りに回転した場合の映像情報を疑似的に生成し、電気
信号で出力する情報処理系である。
【0152】選択手段106は、目的の情報を送受信す
る際の、相手側の情報入出力装置等を選択し指定する、
情報制御系である。
【0153】接続手段108には、回線109を介して
送受信の相手側の情報入出力装置が接続されている。接
続手段108は、情報の送受信を希望する相手側の情報
入出力装置と電気信号的に接続し、情報の交換可能な状
態を維持する、情報制御系である。
【0154】ディスプレイ111は、送受信の相手側の
情報入出力装置から送信された電気信号を読み込み、こ
の電気信号を映像情報に変換し、変換された映像を出力
可能な情報変換系である。
【0155】ハンドセット(受話器)901は、マイク
ロホンとスピーカを持つ、複合した情報変換系である。
マイクロホンは、音声を入力し、この音声を電気信号に
変換して、コード902へ出力することができる。スピ
ーカは、コード902から音声を示す電気信号を受取
り、この電気信号を音声情報に変換し、変換された音声
情報を出力することができる。
【0156】多重化手段903は、送信すべき映像と音
声との多重化を行なうマルチプレクサーと、受信した映
像と音声とを分離するデマルチプレクサーとから構成さ
れる。
【0157】次に、図9を用い本実施例による情報入出
力装置の動作概要を説明する。
【0158】使用者101は、この情報入出力装置の起
動時に、選択手段106により予め単数或は複数の送受
信すべき相手を指定する。相手が指定されると、接続手
段108により、使用者101と指定された相手との映
像情報の送受信が可能な状態に電気的に接続され、接続
状態が保持される。
【0159】次に、カメラ102から被写体である使用
者101の映像を読み込む。読み込まれた映像は、レッ
ド・グリーン・ブルー(以下RGBと称する)信号に変
換され、情報転送経路103に送出される。
【0160】情報転送経路103に送出されたRGB信
号は、回転手段104に読み込まれる。読み込まれたR
GB信号は、得られた映像情報のフレーム毎に、使用者
101の頭部と頭部以外の領域に分割される。
【0161】回転手段104においては、頭部の3次元
形状を、予め備える卵型の3次元形状データと仮定す
る。卵型データの重心或はその付近を通る水平或は垂直
軸回りに、頭部が正面をむく方向に、約10°回転させ
た時の前記頭部の映像情報を、頭部の映像情報を卵型の
3次元データにマッピングする手法で生成する。
【0162】回転させた頭部の映像情報と、頭部以外の
領域の映像情報とを、再び従来の位置関係に従い合成
し、情報転送経路105にRGB信号として送出する。
【0163】また、ハンドセット901のマイクロホン
から使用者の音声を取り込み、音声信号に変換し、コー
ド902に送出する。ここで多重化手段903により、
RGB信号と音声信号とが時分割で多重化される。この
多重化された信号(多重信号)を情報転送経路107に
出力する。
【0164】多重信号は、選択手段106および接続手
段108により構成される系において、伝送符号化手段
で符号化される。符号化された多重信号は、接続線10
9を介し接続先へ伝送される。
【0165】一方、接続線109を介して接続先から伝
送される多重信号は、接続手段108および情報転送経
路107により構成される系で、内蔵する伝送復号化手
段で伝送復号化される。復号化された多重信号は、多重
化手段903で、映像信号(つまりRGB信号)と音声
信号に分離される。RGB信号は、ディスプレイ111
に情報転送経路110を介して転送され、ディスプレイ
111で可視の映像に変換されて出力される。音声信号
は、ハンドセット901のスピーカにコード902を介
し転送され、スピーカで音声に変換されて出力される。
【0166】
【発明の効果】上記のように本発明によれば、テレビ電
話等において、使用者を撮像するカメラと対話の相手の
像を表示するディスプレイとが同軸上に無いために発生
していた、対話する2者の視線不一致を、装置内部の画
像処理により解消し、自動的に視線を一致させて表示す
ることができる。このため、従来のディスプレイやカメ
ラのコンポーネントを流用したまま、使用者に何等負担
を強いること無く対話する2者の視線を一致させ、より
臨場感の有る映像通信を可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報入出力装置の第1実施例のブロッ
ク図。
【図2】本発明の情報入出力装置の回転手段の機能を示
す図。
【図3】本発明の情報入出力装置の回転手段のブロック
図。
【図4】本発明の情報入出力装置の動作を示すフローチ
ャートの図。
【図5】本発明の情報入出力装置の第2実施例のブロッ
ク図。
【図6】本発明の情報入出力装置の第3実施例のブロッ
ク図。
【図7】本発明の情報入出力装置の回転手段の他の実施
例の機能を示す図。
【図8】本発明の情報入出力装置の回転手段のさらに他
の実施例の機能を示す図。
【図9】本発明の情報入出力装置の第4実施例のブロッ
ク図。
【図10】本発明の情報入出力装置の回転手段の他の実
施例のブロック図。
【図11】本発明の情報入出力装置の回転手段のさらに
他の実施例のブロック図。
【符号の説明】
101・・・使用者、102・・・カメラ、103,1
05,107,110・・・情報転送経路、104・・
・回転手段、106・・・選択手段、108・・・接続
手段、109・・・通信回線、111・・・ディスプレ
イ、201・・・背景、301・・・フレームバッフ
ァ、203・・・視線一致映像、205・・・視線不一
致映像、209・・・頭部映像、210・・・背景映
像、211・・・マッピングモデル、212・・・マッ
ピング映像、213・・・回転軸、214・・・回転映
像、215・・・2次元化映像、218・・・処理映
像、303,304,306,310,311,31
4,316,318,320,322・・・情報転送経
路、302・・・A/Dコンバータ、305・・・輪郭
抽出プロセッサ、307・・・輪郭ビットマップメモ
リ、309・・・マスク、312・・・3次元モデル用
メモリ、313・・・マッピング用メモリ、315・・
・回転プロセッサ、317・・・3次元データメモリ、
319・・・2次元化プロセッサ、321・・・ネガマ
スク、501・・・切り換え手段、502,503,5
06・・・情報転送経路、504・・・解読手段、50
5・・・切り換え手段、601・・・立体化手段、70
3・・・目部映像、704・・・背景映像、705・・
・瞳映像、707・・・白眼映像、708・・・中心
線、710・・・書き換え目部映像、713・・・処理
映像、801・・・眼球マッピングモデル、901・・
・ハンドセット、902・・・コード、903・・・多
重化手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小檜山 智久 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マイクロエレクトロニク ス機器開発研究所内 (72)発明者 坂井 浩之 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マイクロエレクトロニク ス機器開発研究所内 (72)発明者 中田 順二 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マイクロエレクトロニク ス機器開発研究所内 (72)発明者 山岸 正巳 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マイクロエレクトロニク ス機器開発研究所内 (72)発明者 木村 祐二 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マイクロエレクトロニク ス機器開発研究所内 (72)発明者 冨田 民則 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マイクロエレクトロニク ス機器開発研究所内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも人物の顔を被写体とする映像情
    報を入力する入力手段と、 前記入力された映像情報に基づいて、前記被写体の人物
    の顔の向きもしくは視線の方向うちの少なくとも一方
    を、入力された映像情報中の顔の向きもしくは視線の方
    向より変化させた映像を示す映像情報を生成する補正手
    段と、 前記生成した映像情報を出力する出力手段と、 を備えることを特徴とする映像入出力装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記出力手段は、前記生成した映像情報を、通信回線を
    介して他装置へ出力することを特徴とする映像入出力装
    置。
  3. 【請求項3】請求項1において、 前記入力手段は、前記生成した映像情報を、通信回線を
    介して他装置より入力することを特徴とする映像入出力
    装置。
  4. 【請求項4】請求項1、2または3において、 前記補正手段は、前記入力された映像情報より、前記被
    写体の人物の顔の向きもしくは視線の方向うちの少なく
    とも一方を、正面向きとした映像を生成することを特徴
    とする映像入出力装置。
  5. 【請求項5】請求項2記載の装置と、請求項3記載の装
    置とを含み、 前記請求項2記載の装置は、前記出力手段が出力する映
    像情報に、当該映像情報が前記補正手段によって生成さ
    れた映像情報であることを示す補正済情報を付加する手
    段をさらに備え、 前記請求項3記載の装置は、入力された映像情報に、前
    記補正済情報が付加されていることを識別する解読手段
    と、前記補正済情報が付加されていることが識別された
    場合に、前記補正手段により補正を行なわないよう制御
    する制御手段とをさらに備えることを特徴とする通信シ
    ステム。
  6. 【請求項6】顔を含む被写体を異なる方向から撮影し
    た、少なくとも2以上の映像を入力する入力手段と、 前記入力された少なくとも2以上の映像から、前記被写
    体の3次元形状を求める立体化手段と、 前記3次元形状中の顔が正面を向いた、前記3次元形状
    の2次元映像を生成する2次元化手段と、 前記2次元映像情報を出力する出力手段と、 を備えることを特徴とする映像入出力装置。
  7. 【請求項7】請求項1、2または3において、 前記補正手段は、 人物の顔の立体形状のモデルを保持する保持手段と、 前記入力された映像情報のうちの、顔の映像情報と顔以
    外の映像情報とを、それぞれ抽出する手段と、 前記抽出された顔の映像情報を、前記モデルにマッピン
    グするマッピング手段と、 前記マッピングされたモデルを回転させる手段と、 前記回転されたモデルの2次元映像を生成する2次元化
    手段と、 前記2次元映像情報と、前記抽出された顔以外の映像情
    報とを合成する手段と、 を備えることを特徴とする映像入出力装置。
  8. 【請求項8】請求項1、2または3において、 前記補正手段は、 前記入力された映像情報のうちの目の領域および瞳の領
    域を認識する認識手段と、 前記認識された目の領域および瞳の領域に基づいて、瞳
    の映像の位置を目の領域に対して相対的に移動させた目
    の映像を生成する生成手段と、 を備えることを特徴とする映像入出力装置。
  9. 【請求項9】請求項8において、 前記生成手段は、 前記瞳の映像の位置を、前記目の領域の中央に移動させ
    ることを特徴とする映像入出力装置。
  10. 【請求項10】請求項8において、 前記補正手段は、 目の3次元マッピングモデルを保持する手段と、 前記認識された瞳の映像を抽出する手段と、 前記モデルに前記認識された瞳を除く目の映像をマッピ
    ングする手段と、 前記マッピングされたモデルの所定の位置に、前記抽出
    された瞳の映像をマッピングする手段と、 を備えることを特徴とする映像入出力装置。
  11. 【請求項11】映像と音声とをリアルタイムに送受信す
    るテレビ電話装置において、 請求項1、2、3、4、5、6、7、8または9記載の
    映像入出力装置を内蔵したことを特徴とするテレビ電話
    装置。
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