JPH069047U - X線管 - Google Patents
X線管Info
- Publication number
- JPH069047U JPH069047U JP5241692U JP5241692U JPH069047U JP H069047 U JPH069047 U JP H069047U JP 5241692 U JP5241692 U JP 5241692U JP 5241692 U JP5241692 U JP 5241692U JP H069047 U JPH069047 U JP H069047U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electron beam
- ray tube
- density distribution
- beam density
- filament
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000009826 distribution Methods 0.000 claims abstract description 36
- 238000010894 electron beam technology Methods 0.000 claims abstract description 30
- 238000004804 winding Methods 0.000 abstract description 22
- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 2
- 238000005316 response function Methods 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000002902 bimodal effect Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 239000012141 concentrate Substances 0.000 description 1
Landscapes
- X-Ray Techniques (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】X線管の焦点長さ方向の電子ビーム密度分布を
ガウス分布状にする。 【構成】X線管のフィラメントコイルの巻きピッチを中
央部で密に、両端で粗にする。 【効果】焦点長さ方向の電子ビーム密度分布がガウス分
布状となり、X線写真等の画質向上に寄与する。
ガウス分布状にする。 【構成】X線管のフィラメントコイルの巻きピッチを中
央部で密に、両端で粗にする。 【効果】焦点長さ方向の電子ビーム密度分布がガウス分
布状となり、X線写真等の画質向上に寄与する。
Description
【0001】
本考案は、X線管の焦点長さ方向の電子ビーム密度分布の改良に関する。
【0002】
従来のX線管の焦点の電子ビームの密度分布の改良については種々検討されて いるが、それらは焦点幅方向の電子ビームの密度分布の改良に関するものが殆ん どで、焦点長さ方向の電子ビーム密度分布の改良に関するものは少ない。後者の 例として例えば、実開平2−124652 号公報がある。この公報には、陰極の集束電 極の開口部の形状の改良に関するものが記載されており、フィラメント長さ方向 の開口部の長さをフィラメントの長さより短くすることに特徴がある。
【0003】
上記従来技術の場合、X線管の焦点長さ方向の電子ビーム密度分布は図5,図 6に示す如く矩形又は単峰性のものであった。図5の電子ビーム密度分布はフィ ラメントコイルの巻きピッチが密の場合に生ずるものであり、図6の電子ビーム 密度分布はフィラメントコイルの巻きピッチが粗の場合に生ずるものである。こ れらの電子ビーム密度分布のレスポンス関数は図8(b)の双峰形又は単峰形の ものと類似のものとなり、ガウス分布形のものに比べて特性的に劣る。
【0004】 本考案は、X線管の焦点長さ方向の電子ビーム密度分布を改良して図4に示す 如きガウス分布状にしたX線管を提供することにある。
【0005】
上記目的を達成するため、本考案は真空外囲器内に支持された陰極部と陽極部 を具備し、陰極部にはコイル状フィラメントを支持しコイル状フィラメントから 放出する電子を集束させる集束電極とを有し、陽極部には陰極部からの加速・集 束された電子が衝突するターゲットを有するX線管において,コイル状フィラメ ントの巻きピッチを中央部で密に、両端で粗にして巻き、集点長さ方向の電子ビ ームの密度分布をガウス分布状にするものである。
【0006】
図8は各種の電子ビーム密度分布の形状とそれに対応するレスポンス関数を対 比して示したものである。この図から明らかなように、電子ビーム密度分布がガ ウス分布形の場合、高い空間周波数領域まで最も良いレスポンス関数を示してい る。したがって、フィラメントコイルの巻きピッチを変えて焦点長さ方向の電子 ビーム密度分布をガウス分布状にすることにより、高い空間周波数で良いレスポ ンス関数が得られ、画質の良いX線写真が得られる。
【0007】
本考案の一実施例を図1〜図7により説明する。図3はX線管の縦断面図を示 したものである。X線管では陽極部4と陰極部6が外囲器3内に対向して配置さ れ、外囲器3の内部は真空に保持される。陰極部6はコイル状フィラメント1を 配設した集束電極2を具備する。また、陽極部4は、陰極部6からの電子ビーム が衝突し、焦点を形成するターゲット5を具備する。
【0008】 図1は本考案の一実施例であるコイル状フィラメント1のコイルの巻き方を示 したものであり、図2は図1のコイル状フィラメント1を集束電極2に取り付け た状態を示したものである。図3において、加熱されたコイル状フィラメント1 から放出された電子は陰−陽極間に印加された高電圧により加速され、かつ集束 電極2により集束されて、対向する陽極部4のターゲット5に衝突し、X線を放 射する。ターゲット5上の電子ビームが集中して衝突し、X線を放射する部分が 焦点である。X線管の焦点においては、フィラメントコイルの長手方向を焦点長 さ方向、それに直角な方向を焦点幅方向と呼んでいる。本考案で対象としている のは前者の焦点長さ方向の電子ビーム密度分布である。
【0009】 図1において、コイル状フィラメント1の巻きピッチを、中央部で密に、両端 で粗にしている。例えば、中央部は80巻き/インチ(密)、両端で50巻き/ インチ(密)とする。フィラメントコイルの巻きピッチを変えることは、コイル を巻くときのギヤ比を変えることで可能なので、粗密のピッチの組合せを自由に 実現できる。従来の単一巻きピッチでフィラメントを巻いたときの焦点長さ方向 の電子ビーム密度分布の例として図5と図6が示されているが、図5の例は80 巻き/インチ(密)で巻いた場合のものであり、図6の例は50巻き/インチ (密)で巻いた場合のものである。これに対し、本考案の実施例の如く巻いたと きの電子ビーム密度分布は図7の如くなる。3者を比較すると、 (1)単一ピッチで密巻きの場合は図5に示す如く電子ビーム密度分布は矩形状と なり、レスポンス関数も悪く(双峰形に近い)、画質的に好ましくない。 (2)単一ピッチで粗巻きの場合は図6に示す如く電子ビーム密度分布は単峰形に なるが、フィラメントの熱電子効出効率が極端に低下し、密巻きの場合の1/ 2〜1/3となり実用的でない。 (3)本考案の場合の如く中央部で密に両端で粗にした場合は図7に示す如く図5 と図6が組合わされた形状のガウス分布状となる。このときのレスポンス関数 は良好で、画質的にも好ましい。 上記実施例では固定陽極X線管の場合について説明したが、回転陽極X線管等 についても同様に適用されることは言うまでもない。
【0010】
本考案によれば、フィラメントコイルの巻きピッチを変えるのみで焦点長さ方 向の電子ビーム密度分布をガウス分布状にすることができ、画質の良いX線写真 を提供できる。
【図1】本考案の一実施例であるコイル状フィラメント
のコイルの巻き方を示したものである。
のコイルの巻き方を示したものである。
【図2】図1のコイル状フィラメントを集束電極に取り
付けた状態を示したものである。
付けた状態を示したものである。
【図3】本考案の一実施例のX線管の縦断面図を示した
ものである。
ものである。
【図4】本考案のX線管の焦点長さ方向の電子ビーム密
度分布の特性図である。
度分布の特性図である。
【図5】フィラメントコイルの巻きピッチが密の場合の
電子ビーム密度分布の特性図である。
電子ビーム密度分布の特性図である。
【図6】フィラメントコイルの巻きピッチが粗の場合の
電子ビーム密度分布の特性図である。
電子ビーム密度分布の特性図である。
【図7】フィラメントコイルの巻きピッチを中央部で密
に両端で粗にした場合の電子ビーム密度分布の特性図で
ある。
に両端で粗にした場合の電子ビーム密度分布の特性図で
ある。
【図8】各種の電子ビーム密度分布の形状(a)とそれ
に対応するレスポンス関数(b)を対比して示したもので
ある。
に対応するレスポンス関数(b)を対比して示したもので
ある。
1 コイル状フィラメント 2 集束電極 3 外囲器 4 陽極部 5 ターゲット 6 陰極部
Claims (1)
- 【請求項1】真空外囲器内に支持された陰極部と陽極部
を具備し、陰極部にはコイル状フィラメントを支持しコ
イル状フィラメントから放出する電子を集束させる集束
電極とを有し、陽極部には陰極部からの加速,集束され
た電子が衝突するターゲットを有するX線管において、
コイル状フィラメントの巻きピッチを中央部で密に、両
端で粗にして巻き、焦点長さ方向の電子ビームの密度分
布をガウス分布状にすることを特徴とするX線管。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5241692U JPH069047U (ja) | 1992-07-03 | 1992-07-03 | X線管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5241692U JPH069047U (ja) | 1992-07-03 | 1992-07-03 | X線管 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH069047U true JPH069047U (ja) | 1994-02-04 |
Family
ID=12914193
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5241692U Pending JPH069047U (ja) | 1992-07-03 | 1992-07-03 | X線管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH069047U (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007115552A (ja) * | 2005-10-21 | 2007-05-10 | Rigaku Corp | X線管用フィラメント及びx線管 |
| US7271530B2 (en) | 2005-10-21 | 2007-09-18 | Rigaku Corporation | Filament for X-ray tube and X-ray tube having the same |
| US7333592B2 (en) | 2005-04-19 | 2008-02-19 | Rigaku Corp. | X-ray tube |
| US7352846B2 (en) | 2005-10-21 | 2008-04-01 | Rigaku Corporation | Filament for X-ray tube and X-ray tube having the same |
| JP2019501483A (ja) * | 2015-11-13 | 2019-01-17 | コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. | X線管用カソード |
-
1992
- 1992-07-03 JP JP5241692U patent/JPH069047U/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7333592B2 (en) | 2005-04-19 | 2008-02-19 | Rigaku Corp. | X-ray tube |
| JP2007115552A (ja) * | 2005-10-21 | 2007-05-10 | Rigaku Corp | X線管用フィラメント及びx線管 |
| US7271530B2 (en) | 2005-10-21 | 2007-09-18 | Rigaku Corporation | Filament for X-ray tube and X-ray tube having the same |
| US7352846B2 (en) | 2005-10-21 | 2008-04-01 | Rigaku Corporation | Filament for X-ray tube and X-ray tube having the same |
| JP2019501483A (ja) * | 2015-11-13 | 2019-01-17 | コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. | X線管用カソード |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP3063780B1 (en) | X-ray tube having planar emitter with tunable emission characteristics and magnetic steering and focusing | |
| US6785359B2 (en) | Cathode for high emission x-ray tube | |
| JPS60254538A (ja) | X線管装置 | |
| JP2002033063A (ja) | X線管 | |
| US12374518B2 (en) | Planar filament with focused, central electron emission | |
| JP2001297725A (ja) | X線管装置 | |
| JP2513510Y2 (ja) | X線管 | |
| JP2727636B2 (ja) | X線管 | |
| EP0520445A1 (en) | Heater coil for electron tube | |
| JPS5994348A (ja) | 可変焦点x線管 | |
| JPS6256623B2 (ja) | ||
| JPH05242842A (ja) | X線管の陰極構体 | |
| JPH0963520A (ja) | X線管 | |
| JPS6149784B2 (ja) | ||
| JPS62184747A (ja) | X線管装置 | |
| JPH01159941A (ja) | X線管装置 | |
| JPH0228589Y2 (ja) | ||
| JP2001068045A (ja) | X線管 | |
| JPS6015244Y2 (ja) | 回転陽極型x線管 | |
| JPS63207038A (ja) | X線管装置 | |
| JPH02250250A (ja) | X線管 | |
| JPH05225916A (ja) | 磁気集束電子管 | |
| JPS63124351A (ja) | X線管装置 | |
| JPH02239555A (ja) | X線管 | |
| JPH02106666U (ja) |