JPH0690625B2 - 電子楽器 - Google Patents

電子楽器

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JPH0690625B2
JPH0690625B2 JP60250509A JP25050985A JPH0690625B2 JP H0690625 B2 JPH0690625 B2 JP H0690625B2 JP 60250509 A JP60250509 A JP 60250509A JP 25050985 A JP25050985 A JP 25050985A JP H0690625 B2 JPH0690625 B2 JP H0690625B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は電子楽器に関する。
[従来技術] 従来、電子楽器において打楽器音等のリズム演奏パター
ンを変化させるために、リズムパターンを少し変化させ
るフィルイン機能をもつものや、モード切り換えによ
り、鍵盤操作で打楽器音を放音させるものが実現されて
いる。
[従来技術の問題点] しかしながら、上記フィルイン機能をもつものにあって
は、フィルインパターン自体も固定されたものであるた
め、やはりリズムパターンを変化させることについて限
界があり、上記鍵盤操作で打楽器音を放音させるものに
あっては、鍵盤で打楽器音を放音させるモードの間は、
鍵盤で通常の演奏を行うことができなかった。
[発明の目的] この発明は上述した事情に鑑みてなされたもので、その
目的とするところは、イントロ、フィルイン、ブレイ
ク、エンディング等の演奏者が演奏したい打楽器音の演
奏パターンを自由に得ることができ、しかも打楽器音等
の減衰音の放音演奏後に、停止されていたリズム音や伴
奏音の放音再開を切りの良い状態で行うことのできる電
子楽器を提供することにある。
[発明の要点] 上記目的を達成するため、本発明は操作子の操作により
打楽器音等のリズム音を放音すべく指示するマニュアル
リズム演奏指示手段を設けるとともに、このマニュアル
リズム演奏指示手段の指示にともない停止されていた自
動リズム音の放音再開のための鍵の操作が最終拍になさ
れた場合のみ、この再開を次の小節の頭まで遅らせるよ
うにしたことを要点とするものである。
[実施例の構成] 以下発明の一実施例につき図面を参照して詳述する。
〈全体外観構成〉 第1図は電子鍵盤楽器の平面図を示すもので、電磁鍵盤
楽器のケース内の手前側には伴奏用鍵盤1とメロディ用
鍵盤2が設けられ、メロディ用鍵盤2の隣の電子鍵盤楽
器の端にはパワースイッチ3が設けられており、伴奏用
鍵盤1、メロディ用鍵盤2の奥側両端にはスピーカ4、
4が設けられている。このスピーカ4、4の間には、伴
奏モードレバー5、自動リズム操作部6、パッドリズム
操作部7、メロディ音色選択キー8が設けられている。
伴奏モードレバー5は上記伴奏用鍵盤1のコード演奏を
指1本で自動的に行うワンフィンガーモード、コードを
おさえて自動的に行うフィンガーモード、伴奏用鍵盤1
を伴奏用ではなく通常のメロディ演奏用とするノーマル
モードの各モードに切り換えるものである。また、自動
リズム操作部6には、ロック、ディスコ等の自動リズム
演奏用のリズム選択キー9…と自動リズム演奏をスター
トさせたりストップさせたりするリズムスタート/スト
ップキー10が設けられている。
上記パッドリズム操作部7には、第2図に示すようにバ
スドラムパターンスイッチ11のほか、パッド音色選択ス
イッチ12、13、14、15及びバッドスイッチ16、17、18、
19が設けられている。パットスイッチ16〜19は、押圧操
作されることにより単発的な打楽器音等の減衰音が放音
されるもので、パッド音色選択スイッチ12〜15はこのパ
ッドによる減衰音の音色をバスドラム乃至ロウボンゴ等
に選択切り換えするものであり、バスドラムパターンス
イッチ11はパッドスイッチ16〜19の操作に基づきパッド
減衰音を放音中でも、リズムのいちばん基本となるバス
ドラム音による自動リズム演奏を行わせるためのスイッ
チである。また第1図に示す小節LED20は各小節のはじ
めで点灯して小節の先頭タイミングを示すLEDであり、
また拍LED21は上記パッドスイッチ16〜19でパッドリズ
ム演奏中に、各拍のはじめで点灯してリズムテンポを示
すLEDである。
上記メロディ音色選択キー8は、メロディ用鍵盤2や伴
奏用鍵盤1で演奏されるメロディ音の音色を選択指定す
るキーである。
〈全体回路構成〉 次に本実施例の全体回路構成について述べる。
上記パッド音色選択スイッチ12〜15の切換操作は制御回
路22によって常時走査判別され、その音色データはCPU4
0内の音色切換レジスタ23の4つのN(I)(I=0〜
3)レジスタに夫々プリセットされ、前回の走査判別に
より4つのO(I)(I=0〜3)レジスタに夫々プリ
セットされていた音色データと比較され、変化があれ
ば、上記新たな音色データは制御回路22によって音色レ
ジスタ24の対応するエリアにプリセットされる。音色切
換レジスタ23には、各4つのN(I)、O(I)の夫々
を指定するためのIフラグレジスタも設けられている。
上記パッドスイッチ16〜19の一端は接地され、他端は抵
抗を介してhighレベル電位に接続されており、各パッド
スイッチ16〜19がオンされると、上記他端側がlowレベ
ルとなり、これが夫々インバータ26〜29を介して反転さ
れ、ノアゲート30を介してlowレベルの割り込み検出信
号がCPU40の割り込み検出回路31に入力保持され、この
信号は制御回路22によって2m秒ごとに検出が行われる。
制御回路22によって割り込み検出信号が検出されると、
上記インバータ26〜29からの4ビットのパッドオンオフ
データはパッドオンオフレジスタ25のPAD1レジスタにプ
リセットされ、PAD1内のパッドオンオフデータはPAD2
に、PAD2内のパッドオンオフデータPAD3に夫々転送され
る。PAD2の前回のパッドオンオフデータ、PAD3の前々回
のパッドオンオフデータに対しPAD1の今回のパッドオン
オフデータがはじめて「1」となれば、パッドスイッチ
16〜19のオンがあったことが判別され、パッド出力レジ
スタ32にPAD3のパッドオンオフデータがプリセットされ
るとともに、ワーキングレジスタ33のパッド発音フラグ
がオンされる。上記オンが判別されたパッドスイッチ16
〜19に応じた音色データが上記音色レジスタ24より読み
出されてPCMリズム音発生部34に与えられ、リズム音信
号が作成されサウンドシステム36よりパッド減衰音が放
音出力されていく。また、自動リズム演奏中は、自動リ
ズム音発生制御回路35からのリズムパターンデータがPC
Mリズム音発生部34に送られるとともに、上記リズムパ
ターンデータに応じた伴奏パターンデータが楽音発生部
38に送られ、リズム音や伴奏音が放音出力されていく。
上記パッドスイッチ16〜19のオンによりワーキングレジ
スタ33内のドラムソロフラグがオンされ自動リズム演奏
は停止されるが、この時バスドラムパターンスイッチ11
がオンされていると、リズム演奏のいちばん基本となる
バスドラムによるリズム音だけは継続して放音出力され
ていく。そして、パッドスイッチ16〜19の操作によるリ
ズム演奏に続けて上記伴奏用鍵盤1の操作があると、上
記パッド減衰音とバスドラム音の出力が停止され、自動
リズム演奏が再開される。このパッド減衰音の出力停止
は、伴奏用鍵盤1の操作が最終拍の4拍目にはいったと
きになされれば、次の小節の頭まで待って行われる。こ
の時、制御回路22によって上記ワーキングレジスタ33の
伴奏鍵オンフラグが立てられ待機処理が行われる。この
パッド減衰音出力中は、テンポ速度に応じて、各拍の先
頭で拍LED21が点灯され、楽曲の演奏のテンポが示され
る。
上記パッドスイッチ16〜19がオンされてパッド出力レジ
スタ32に「1」が立てられると、それに応じてチャタリ
ング除去用フラグレジスタ37に「1」が立てられるとと
もに、パッド出力レジスタ32がクリアされ、30m秒待機
されて、同じパッド減衰音を出さないチャタリング処理
が行われる。またメロディ用鍵盤2の操作鍵に応じたキ
ーコードはCPU40によって楽音発生部38に送られ、楽音
信号が作成されて上記サウンドシステム36より放音され
ていく。
[実施例の動作] 次に本実施例の動作について述べる。
〈パッド音色設定処理〉 電源オンによるイニシャライズの処理により音色切換レ
ジスタ23、音色レジスタ24、パッドオンオフレジスタ2
5、ワーキングレジスタ33、パッド出力レジスタ32、チ
ャタリング除去用フラグレジスタ37の各レジスタはクリ
アされており、いまバスドラムパターンスイッチ11がオ
ン、パッド音色選択スイッチ12がハンドクラップ、パッ
ド音色選択スイッチ13がスネアドラム、パッド音色選択
スイッチ14がオープンハイハッド、パッド音色選択スイ
ッチ15がクローズドハイハットにセットされると、CPU4
0は第4図に示すパッド音色指定処理を開始する。すな
わちCPU40は音色切換レジスタ23のIフラグを「0」と
して(ステップA1)、このI=0で指定されるN(0)
レジスタにパッド音色選択スイッチ12のハンドクラップ
の音色データをプリセットし(ステップA2)、O(0)
の前回の音色データと一致しているか否の判断を行う
(ステップA3)。O(0)はクリアされたままだから両
音色データは一致せず、CPU40はN(0)のハンドクラ
ップの音をO(0)に転送し(ステップA4)、このO
(0)の音色データを音色レジスタ24のPCMAに転送入力
する(ステップA5)。
こうして、パッド減衰音の音色を複数の音色の中から選
択することができる。
次いで、CPU40はIフラグが「3」に達していないこと
から、全パッド音色選択スイッチ12〜15について音色設
定が終っていないことを判別して(ステップA6)、Iフ
ラグを1つインクリメントして「1」とし(ステップA
7)、次のスネアドラムが指定されているパッド音色選
択スイッチ13についても同様にパッド音色の設定処理を
行っていく。そして、オープンハイハットが指定されて
いるパッド音色選択スイッチ14、クローズドハイハット
が指定されているパッド音色選択スイッチ15についてパ
ッド音色の設定処理が終了するとI=3となるから、CP
U40はこの処理を終了させる。
また、この後、パッド音色選択スイッチ15を例えばロウ
ボンゴに切り換えるとN(0)レジスタにはロウボンゴ
の音色データ、O(0)には上記クローズドハイハット
の音色データがプリセットされることになり、上記ステ
ップA3で両音色データが一致しないことが判別されて、
ロウボンゴのパッド音色設定処理がなされる(ステップ
A4、A5)。
こうして、パッド減衰音の音色を様々に切り換えること
ができる。
〈パッドオン検出処理〉 次いで、リズム選択キー9を操作して所望のリズムを選
択し、リズムスタート/ストップキー10をオンすると、
自動的にリズム演奏が開始され、小節の先頭で小節LED2
0が点灯していくので、これと並行してメロディ用鍵盤
2でメロディ演奏、伴奏用鍵盤1で伴奏を行えばよい。
そして、第9図(A)上段に示すように2拍目の途中で
パッドスイッチ16を押すと割り込み検出回路31にlowレ
ベルの割り込み検出信号が与えられるので、CPU40は第
5図に示すようにこの信号のあったことを判別し(ステ
ップB1)、パッドスイッチ16〜19のパッドスイッチ16が
オンになったことを示す「1000」のパッドオンオフデー
タをパッドオンオフレジスタ25のPAD1にプリセットする
(ステップB2)。この場合PAD2、PAD3はクリアされたま
までともに「0000」となっている。そして、CPU40はPAD
2の「0000」とPAD3の「0000」の各ビットの論理和をと
り、この論理和データとPA1との各ビットの排他的論理
和をとって、この排他的論理和データとPAD1との各ビッ
トの論理積をとって、その結果データをPAD3にプリセッ
トする(ステップB3)。これにより、PAD1、2、3で
「1」、「0」、「0」となっているビットのみ「1」
となるから、今の場合「1000」のデータが得られ、仮に
PAD2、3に「1」があるときは、真のパッドオン操作で
はないので除外されることにより、パッドスイッチのオ
ン操作の正確な判別が行われることになる。
次いで、CPU40はPAD3の「1000」とチャタリング除去用
フラグレジスタ37からのパッドオンデータPAD ON今の
場合「0000」との各ビットの論理和をとり、この論理和
データと上記パッドオンデータ「0000」との各ビットの
論理積をとって、その結果データをPAD3にプリセットす
る(ステップB4)。これにより、チャタリング時間を経
過してパッドオンデータが「0」となっているビットに
対し、新たにパッド操作があってPAD3が「1」となって
いるビットのみ「1」となり、従って今の場合「1000」
のデータが得られ、チャタリング処理が行われる。
そして、CPU40はPAD3の先頭ビットが「1」であること
から真のパッドオン操作があったことを判別し(ステッ
プB5)、この「1」のビットに対応する音色レジスタ24
のPCMAのバスドラムの音色データを読み出してPCMリズ
ム音発生部34に与えパッド減衰音を放音出力させる(ス
テップB6)。
こうして、メロディ演奏中であっても、演奏音の演奏し
たいパターンでリズム音を放音出力させていくことがで
きる。
次いで、CPU40はワーキングレジスタ33内のパッド発音
フラグをセットして、パッドオンオフレジスタ25のPAD3
内の「1000」のパッドオンオフデータをパッド出力レジ
スタ(PAD OUT)32に転送し(ステップB7、B8)、PAD2
内のパッドオンオフデータをPAD3に、PAD1内のパッドオ
ンオフデータをPAD2にに夫々シフトさせる(ステップB
9)。
以後CPU40はパッドオンがなくとも、2m秒ごとに割り込
み検出回路31の検出を行い、割り込み信号がlowでなけ
れば、パッドオンオフレジスタ25のPAD2のパッドオンオ
フデータをPAD3、PAD1のパッドオンオフデータをPAD2に
シフトし、PAD1に「0000」のパッドオンオフデータをプ
リセットする(ステップB10)。
〈チャタリング処理〉 次に、CPU40はパッド出力レジスタ(PAD OUT)32の第
1ビットが上記ステップB8で「1」にセットされている
ことからパッドオン操作があったことを判別し(ステッ
プC1)。チャタリング除去用フラグレジスタ(PAD O
N)37をセットしてパッド出力レジスタ(PAD OUT)32
をクリアし(ステップC2、C3)、チャタリング除去用フ
ラグレジスタ(PAD ON)37がセットされてから30m秒経
過するまで待ってチャタリング除去用フラグレジスタ
(PAD ON)37をクリアする(ステップC4、C5)。これ
により、パッドオン操作があってから30m秒間は、第5
図のステップB4にて同じパッド減衰音を出さないチャタ
リング処理が行われる。
〈全体処理及び自動リズム演奏・伴奏制御処理〉 第7図はメインの全体処理を示すもので、この中のステ
ップD11のその他の処理には上述した第4図のパッド音
色設定処理、第5図のパッドオン検出処理、第6図のチ
ャタリング処理や後述する第8図の自動リズム演奏制御
処理も含まれる。
上記各処理の後、CPU40はリズムスタート/ストップキ
ー10がオンされていることから自動リズム演奏中である
ことを判別後(ステップD1)、上記ステップB7でパッド
発音フラグがワーキングレジスタ33に立てられているこ
とから、パッドオン操作があったことを判別し(ステッ
プD2)、ワーキングレジスタ33内の伴奏鍵オンフラグを
クリアし(ステップD3)、第9図(A)中段に示すよう
に、ドラムソロフラグを立て(ステップD4)、パッド発
音フラグをクリアして(ステップD5)、自動リズム演奏
中断のためのイニシャライズ処理を行う。
そして、CPU40はリズムの所定時間例えば1/4拍毎に起動
がかかる第8図に示す自動リズム演奏制御のフローに基
づき、例えば現在1拍目の先頭ではないことを判別後
(ステップE1)、上記ステップD4でドラムソロフラグが
オンされていることから自動リズム演奏を中断しなくて
はならないことを判別して(ステップE5)、拍LED21を
各拍の先頭で点灯させる(ステップE6)。
こうして、パッドオン後は、拍LED21の点灯により楽曲
の演奏のテンポが示され、これに基づいてパッドスイッ
チ16〜19の各操作によるリズム演奏をテンポに沿った状
態で行うことができる。
次いで、CPU40はバスドラムパターンスイッチ11がオン
されていることからパッド減衰音放音と並行してバスド
ラム音を放音しなくてはならないことを判別し(ステッ
プE7)、第9図(A)下段に示すように、バスドラムの
みの発音を行わせ(ステップE8)、その後、その他の処
理を行い(ステップE11)、メインフローへ戻る。
こうして、今の場合バスドラムパターンスイッチ11がオ
ンされていることが検知されてパッド減衰音によるリズ
ム演奏中でもリズムのいちばん基本となるバスドラム音
が放音され続け、パッド減衰音のリズム演奏をより豊か
で演奏し易いものとすることができる。
もし、この場合、パスドラムパターンスイッチ11がオフ
されていれば(ステップE7)、上記バスドラムのリズム
音も出力されずリズム音及び伴奏音は全てマスクされ、
第9図(A)下段に示すように自動リズム演奏と伴奏は
完全に中断される。
こうして、パッド減衰音によるリズム演奏中は、自動的
に自動リズム演奏やそれに応じた自動伴奏又は通常の伴
奏が停止され、パッド操作による演奏が際だつものとな
り、またこの実施例では、自動リズム演奏の演奏停止の
ためのスイッチ操作が不要となる。
そして、第9図(A)中段に示すように、3拍目の途中
で伴奏用鍵盤1の鍵をオンすると、CPU40は自動リズム
演奏中で、パッド発音フラグ及びドラムソロフラグが立
てられていることを判別後(ステップD1、D2、D6)、伴
奏鍵の操作を判別して(ステップD7)、現在3拍目の途
中で最終拍の4拍目にはいってないことを判別してから
(ステップD8)、上記ドラムソロフラグをクリアして自
動リズム演奏の中断状態を解除する(ステップD9)。
これに基づき、CPU40は次の拍頭に第8図のフローの処
理を実行し、現在1拍目の先頭ではないことを判別後
(ステップE1)、上記ドラムソロフラグのクリアを判別
して(ステップE5)、自動リズム演奏及び伴奏を再開さ
せる(ステップE10)。
こうして、伴奏鍵を操作するだけで、それまで停止して
いた、あるいはバスドラムのみにより演奏がなされてい
た自動リズム演奏及び伴奏を完全な形で再開させること
ができ、従って伴奏を行うための伴奏鍵の操作と自動リ
ズム演奏再開の操作をまとめて行うことができ、自動リ
ズム演奏再開のためのスイッチやその操作が別個に必要
となることがなくなる。
また、第9図(B)中段に示すように、2拍目の途中で
パッドオン操作後、最終拍の4拍目での伴奏鍵をオンす
ると、CPU40は上記ステップD8で4拍目以降1拍目以前
であることを判別し、今度はワーキングレジスタ33の伴
奏鍵オンフラグをまず立てて(ステップD10)、次の小
節の1拍目の先頭となった時に(ステップE1)、ドラム
ソロフラグ及び伴奏鍵オンフラグの両フラグのオンを判
別後(ステップE2、E3)、ドラムソロフラグをクリアし
て(ステップE4)、自動リズム演奏及び伴奏を再開させ
る(ステップE10)。
こうして、第9図(B)下段に示すように、最終拍の4
拍目で伴奏鍵がオンされれば、次の小節の先頭まで待っ
て、自動リズム演奏及び伴奏が再開され、演奏上切りの
良い小節の切れ目でリズム演奏の内容を自動的に変える
ことができ、また、リズム演奏の内容を変える小節の頭
のタイミングまで待たなくとも、予めリズム演奏を変え
る指示を行っておくことができる。
なお、上記実施例では、パッド減衰音のリズム音を放音
させるのに押圧操作式のパッドスイッチ16〜19を用いた
が、打ち叩き式のもの等のパッドスイッチを用いてもよ
く、パッド減衰音出力中に停止させる伴奏音は自動伴奏
によるもののほか、手動伴奏によるものでもよく、リズ
ム音又は伴奏音の放音を再開させる鍵は伴奏用鍵盤1又
はメロディ用鍵盤2の特定の1つの鍵や別個に設けたス
イッチでもよい。また、このリズム音又は伴奏音の放音
再開が遅らされる最終拍は、楽曲が2拍子なら2拍目、
6拍子なら6拍目となる。
[発明の効果] この発明は以上詳細に説明したように、スイッチング操
作により打楽器音等の減衰音の放音を指示する減衰音指
示手段を設けたから、減衰音放音の指示を順次行うだけ
で、演奏者の実現したいリズム演奏を行わせることがで
き、イントロ、フィルイン、ブレイク、エンディング等
のリズム演奏パターンを自由に得ることができ、幅の広
い演奏を行うことができ、より多様な演奏を行うことが
できるほか、停止されていた自動リズム音の放音再開の
ための鍵の操作が最終拍になされた場合のみ、この再開
を次の小節の頭まで遅延させるから、演奏上切りの良い
小節の切れ目でリズム演奏や伴奏の内容を自動的に変え
ることができて、音楽的に都合の良い演奏を行うことが
できるとともに、小節の頭でリズム演奏の内容を変える
場合、予め最終拍の段階でリズム演奏を変える指示を行
っておくことができて、小節の頭まで待って指示を行う
必要がなくなり、その分演奏し易くなる等の効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は電子楽器の全体外観図、第2図はパッドリズム
操作部7の拡大図、第3図は電子楽器の全体回路図、第
4図〜第8図は夫々パッド音色設定処理、パッドオン検
出処理、チャタリング処理、メインの全体処理及び自動
リズム演奏・伴奏制御処理のフローチャートの図、第9
図は電子楽器の演奏例を示すタイムチャートの図であ
る。 1……伴奏用鍵盤、2……メロディ用鍵盤、4……スピ
ーカ、6……自動リズム操作部、7……パッドリズム操
作部、10……リズムスタート/ストップキー、11……バ
スドラムパターンスイッチ、12、13、14、15……パッド
音色選択スイッチ、16、17、18、19……パッドスイッ
チ、21……拍LED、22……制御回路、23……音色切換レ
ジスタ、24……音色レジスタ、25……パッドオンオフレ
ジスタ、31……割り込み検出回路、34……PCMリズム音
発生部、35……自動リズム音発生制御回路、36……サウ
ンドシステム、40……CPU。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の鍵からなる鍵盤を有する電子楽器に
    おいて、 リズム演奏パターンに従って、自動リズム演奏を指示す
    る自動リズム演奏指示手段と、 リズム音を発生するリズム音発生手段と、 操作子の押圧操作によりリズム音の放音の指示を行うマ
    ニュアルリズム演奏指示手段と、 このマニュアルリズム演奏指示手段にてリズム音の放音
    の指示がなされたとき、上記自動リズム演奏指示手段の
    指示に従って、上記リズム音発生手段から発生している
    上記自動リズム演奏に係る複数のリズム音のうち、基本
    のリズムで発生している特定のリズム音をのぞき全て停
    止して、上記マニュアルリズム演奏指示手段にて指示さ
    れるリズム音及び上記特定のリズム音のみを上記リズム
    音発生手段から発生するように制御する制御手段と、 上記制御手段にて停止されたリズム音の発生を上記鍵盤
    の鍵の操作により自動再開させる再開手段と、 上記再開手段により上記リズム音の放音再開のための上
    記鍵盤の鍵の操作が小節の最終拍の頭から次の小節の頭
    までの間になされた時のみ、上記再開を次の小節の頭ま
    で遅らせる再開制御手段とを具備してなることを特徴と
    する電子楽器。
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