JPH069075B2 - 多車線対応形車両感知器 - Google Patents
多車線対応形車両感知器Info
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- JPH069075B2 JPH069075B2 JP20118885A JP20118885A JPH069075B2 JP H069075 B2 JPH069075 B2 JP H069075B2 JP 20118885 A JP20118885 A JP 20118885A JP 20118885 A JP20118885 A JP 20118885A JP H069075 B2 JPH069075 B2 JP H069075B2
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Description
【発明の詳細な説明】 (発明の分野) 本発明は、例えば、道路を走行する車両の通過台数を計
測や、車両の走行速度計測などのために用いられる車両
感知器に関し、特には、複数車線を走行する車両を感知
するための多車線対応形車両感知器に関する。
測や、車両の走行速度計測などのために用いられる車両
感知器に関し、特には、複数車線を走行する車両を感知
するための多車線対応形車両感知器に関する。
(発明の概要) 本発明は、複数車線を走行する車両を感知できるように
感知器を構成するにおいて、構成および設置工事のいず
れもが簡単で、かつ、美観を損なうことなく、車両感知
を良好に行なえるようにしたものである。
感知器を構成するにおいて、構成および設置工事のいず
れもが簡単で、かつ、美観を損なうことなく、車両感知
を良好に行なえるようにしたものである。
(従来技術とその問題点) 従来の車両感知器としては次のものが知られている。
(i)第1従来例 道路の幅方向ほぼ全体にわたるように、ループコイルを
路面下に埋設し、このループコイル上を金属体である車
両が通過するに伴なうインピーダンス変化をとらえ、そ
のインピーダンス変化による所定量のレベル変化に基づ
き、車両感知信号を出力させていた。
路面下に埋設し、このループコイル上を金属体である車
両が通過するに伴なうインピーダンス変化をとらえ、そ
のインピーダンス変化による所定量のレベル変化に基づ
き、車両感知信号を出力させていた。
(ii)第2従来例 道路の両側の一方にポールを立設するとともに、その上
端からアームを張り出し、そのアームに、超音波を投射
する発信器と、反射超音波を受信する受信器とから成る
超音波式感知器を取付け、路面から反射した場合と道路
を走行する車両から反射した場合とによる超音波発信時
と受信時との時間差に基づき、車両感知信号を出力させ
ていた。
端からアームを張り出し、そのアームに、超音波を投射
する発信器と、反射超音波を受信する受信器とから成る
超音波式感知器を取付け、路面から反射した場合と道路
を走行する車両から反射した場合とによる超音波発信時
と受信時との時間差に基づき、車両感知信号を出力させ
ていた。
しかしながら、このような構成を有する従来例の場合で
は、次の欠点があった。
は、次の欠点があった。
第1従来例の欠点 ループコイルにより車両を精度良く感知するために、通
常2m×2m程度の大きいものを必要とし、しかも、こ
のループコイルを路面下に埋設しなければならず、その
埋設のために道路を広範囲にわたってカッティングせざ
るを得ない。このため、道路のカッティングの手間を要
し、通行規制の期間が長くなるとともに、工事費が高価
になる欠点があった。
常2m×2m程度の大きいものを必要とし、しかも、こ
のループコイルを路面下に埋設しなければならず、その
埋設のために道路を広範囲にわたってカッティングせざ
るを得ない。このため、道路のカッティングの手間を要
し、通行規制の期間が長くなるとともに、工事費が高価
になる欠点があった。
第2従来例の欠点 道路上に大きなポールを立設するために、上記第1従来
例と同様に、その設置工事に手間を要するとともに工事
費が高価になる欠点があり、その上、ポールが道路上に
突出するために美観を損なう欠点があった。
例と同様に、その設置工事に手間を要するとともに工事
費が高価になる欠点があり、その上、ポールが道路上に
突出するために美観を損なう欠点があった。
(発明の目的) 本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであっ
て、設置工事を手間少なくかつ安価に行なえるととも
に、感知器を美観を損なうことなく設置でき、更に、構
成部材少なく、かつ、回路構成簡単にして複数車線の車
両を良好に感知できるようにすることを目的とする。
て、設置工事を手間少なくかつ安価に行なえるととも
に、感知器を美観を損なうことなく設置でき、更に、構
成部材少なく、かつ、回路構成簡単にして複数車線の車
両を良好に感知できるようにすることを目的とする。
(発明の構成と効果) 本発明は、このような目的を達成するために、隣り合う
車線の境界部に配置された磁性体を磁心とする受信用コ
イルと、前記隣り合う車線それぞれの前記境界部とは反
対側の側部に配置された磁性体を磁心とする第1および
第2送信用コイルと、前記第1および第2送信用コイル
に励振電流を出力する高周波発振回路と、前記第1送信
用コイルと第2送信用コイルとに背反的かつ時分割で励
振電流を出力させる切換手段と、前記受信用コイルの受
信電流をデジタル信号に変換するA/D変換器と、前記
切換手段い切換信号を出力するとともに、前記デジタル
信号に基づいて前記受信用コイルの受信電流のレベル変
化に対応した車両感知信号を作成出力するCPUとを備
えて構成する。
車線の境界部に配置された磁性体を磁心とする受信用コ
イルと、前記隣り合う車線それぞれの前記境界部とは反
対側の側部に配置された磁性体を磁心とする第1および
第2送信用コイルと、前記第1および第2送信用コイル
に励振電流を出力する高周波発振回路と、前記第1送信
用コイルと第2送信用コイルとに背反的かつ時分割で励
振電流を出力させる切換手段と、前記受信用コイルの受
信電流をデジタル信号に変換するA/D変換器と、前記
切換手段い切換信号を出力するとともに、前記デジタル
信号に基づいて前記受信用コイルの受信電流のレベル変
化に対応した車両感知信号を作成出力するCPUとを備
えて構成する。
この構成によれば、CPUからの切換信号に基づいて、
高周波発振回路から背反的かつ時分割で第1送信用コイ
ルと第2送信用コイルとに励振電流が出力されると、第
1送信用コイルあるいは第2送信用コイルから受信用コ
イルにわたって磁界が形成され、この磁界により、受信
用コイルでは電流が誘起される。磁界に車両が接近する
と、車両内を磁束が通って受信用コイル側の磁気抵抗が
下がり、受信用コイルを鎖交する磁束の密度が増大して
その受信電流が増加するか、あるいは、うず電流損によ
り受信用コイルの受信電流が減少するかによりレベル変
化を生じ、いずれにしても、車両が接近していない場合
に比べて、受信電流のレベルが変化する。CPUにおい
て、受信用コイルの受信電流をA/D変換したデジタル
信号に基づき、受信電流のレベル変化に対応した車両感
知信号を作成出力し、前述の時分割構成とに基づいて両
車線それぞれにおける車両の接近を検出できる。
高周波発振回路から背反的かつ時分割で第1送信用コイ
ルと第2送信用コイルとに励振電流が出力されると、第
1送信用コイルあるいは第2送信用コイルから受信用コ
イルにわたって磁界が形成され、この磁界により、受信
用コイルでは電流が誘起される。磁界に車両が接近する
と、車両内を磁束が通って受信用コイル側の磁気抵抗が
下がり、受信用コイルを鎖交する磁束の密度が増大して
その受信電流が増加するか、あるいは、うず電流損によ
り受信用コイルの受信電流が減少するかによりレベル変
化を生じ、いずれにしても、車両が接近していない場合
に比べて、受信電流のレベルが変化する。CPUにおい
て、受信用コイルの受信電流をA/D変換したデジタル
信号に基づき、受信電流のレベル変化に対応した車両感
知信号を作成出力し、前述の時分割構成とに基づいて両
車線それぞれにおける車両の接近を検出できる。
したがって、第1および第2送信用コイルそれぞれと受
信用コイルとの間で磁界を形成するようにするから、第
1および第2送信用コイルならびに受信用コイルそれぞ
れとしては、従来のループコイルに比べて十分に小さく
て済み、それらを中央分離帯や路側に設置し、感知器本
体を一箇所に設置する場合であれば、コイルと感知器本
体を繋ぐケーブルを路面下に埋設するだけで良く、ま
た、たとえコイルのすべてを埋設する場合でも、その埋
設スペースが小さいもので良く、道路に対するカッティ
ング工事を簡略化でき、設置工事を手間少なく行なえて
通行規制の期間が短くて済むとともに、工事費が安価に
なった。
信用コイルとの間で磁界を形成するようにするから、第
1および第2送信用コイルならびに受信用コイルそれぞ
れとしては、従来のループコイルに比べて十分に小さく
て済み、それらを中央分離帯や路側に設置し、感知器本
体を一箇所に設置する場合であれば、コイルと感知器本
体を繋ぐケーブルを路面下に埋設するだけで良く、ま
た、たとえコイルのすべてを埋設する場合でも、その埋
設スペースが小さいもので良く、道路に対するカッティ
ング工事を簡略化でき、設置工事を手間少なく行なえて
通行規制の期間が短くて済むとともに、工事費が安価に
なった。
また、超音波式の場合のようにポールを立設しないか
ら、美観を損なうことなく設置できる。
ら、美観を損なうことなく設置できる。
更に、2車線上の車両を感知するのに、時分割構成の採
用により、第1および第2送信用コイルに設定時間づつ
磁励電流を出力し、その出力側の送信用コイルと両車線
とを対応させた状態で受信用コイルから車両感知信号を
出力でき、受信用コイルを兼用するから、車線ごとに送
信用コイルと受信用コイルの一対を一組として設置する
場合に比べて、受信用コイルを1個少なくでき、複数車
線の車両感知を、構成部材少なくしてより一層安価に行
なえるようになった。
用により、第1および第2送信用コイルに設定時間づつ
磁励電流を出力し、その出力側の送信用コイルと両車線
とを対応させた状態で受信用コイルから車両感知信号を
出力でき、受信用コイルを兼用するから、車線ごとに送
信用コイルと受信用コイルの一対を一組として設置する
場合に比べて、受信用コイルを1個少なくでき、複数車
線の車両感知を、構成部材少なくしてより一層安価に行
なえるようになった。
また、受信用コイルの受信電流をデジタル信号に変換
し、CPUによりデジタル処理するから、アナログ処理
する場合に比べて、車両感知のための回路構成を簡単に
でき、より一層安価にできるようになった。
し、CPUによりデジタル処理するから、アナログ処理
する場合に比べて、車両感知のための回路構成を簡単に
でき、より一層安価にできるようになった。
(実施例の説明) 以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明
する。第1図は、本発明の実施例に係る多車線対応形車
両感知器の回路図、第2図は概略構成と斜視図、第3図
は回路設置状態を示す概略平面図である。これらの図に
おいて、1は第1送信用コイル、2は第2送信用コイル
であり、それぞれフェライトなどの磁性体を磁心とし
て、それに巻回されている。3は第1受信用コイル、4
は第2受信用コイル、5は第3受信用コイルであり、そ
れぞれフェライトなどの磁性体を磁心として、それに巻
回されている。第1車線R1と第2車線R2と第3車線
R3と第4車線R4の4本の車線を有する道路におい
て、前記第1送信用コイル1は、第1車線R1と第2車
線R2との第1境界部R12に埋設され、前記第2送信
用コイル2は、第3車線R3と第4車線R4との第3境
界部R34埋設されている。また、前記第1受信用コイ
ル3は、第1車線R1の第1境界部R12とは反対側の
路側に、そして、第2受信用コイル4は、第2車線R2
と第3車線R3との第2境界部R23に、更に、第3受
信用コイル5は、第4車線R4の第3境界部R34とは
反対側の路側にそれぞれ埋設されている。これらの第1
および第2送信用コイル1,2ならびに第1、第2およ
び第3受信用コイル3,4,5それぞれは路面上に固定
設置しても良い。
する。第1図は、本発明の実施例に係る多車線対応形車
両感知器の回路図、第2図は概略構成と斜視図、第3図
は回路設置状態を示す概略平面図である。これらの図に
おいて、1は第1送信用コイル、2は第2送信用コイル
であり、それぞれフェライトなどの磁性体を磁心とし
て、それに巻回されている。3は第1受信用コイル、4
は第2受信用コイル、5は第3受信用コイルであり、そ
れぞれフェライトなどの磁性体を磁心として、それに巻
回されている。第1車線R1と第2車線R2と第3車線
R3と第4車線R4の4本の車線を有する道路におい
て、前記第1送信用コイル1は、第1車線R1と第2車
線R2との第1境界部R12に埋設され、前記第2送信
用コイル2は、第3車線R3と第4車線R4との第3境
界部R34埋設されている。また、前記第1受信用コイ
ル3は、第1車線R1の第1境界部R12とは反対側の
路側に、そして、第2受信用コイル4は、第2車線R2
と第3車線R3との第2境界部R23に、更に、第3受
信用コイル5は、第4車線R4の第3境界部R34とは
反対側の路側にそれぞれ埋設されている。これらの第1
および第2送信用コイル1,2ならびに第1、第2およ
び第3受信用コイル3,4,5それぞれは路面上に固定
設置しても良い。
6は、電気回路部を収納した感知器本体であり、この感
知器本体6と前記第1および第2送信用コイル1,2と
第1、第2および第3受信用コイル3,4,5とが、路
面下に埋設した送電ケーブル6aを介して接続されてい
る。
知器本体6と前記第1および第2送信用コイル1,2と
第1、第2および第3受信用コイル3,4,5とが、路
面下に埋設した送電ケーブル6aを介して接続されてい
る。
前記第1送信用コイル1および第2送信用コイル2に
は、励振電流を出力する高周波発信回路(OSC)7と
その励振電流からノイズ成分を除去するバンドパスフィ
ルタ8とそのノイズ成分を除去した後の励振電流を増幅
する増幅回路9,9とから成る励振手段10が接続され
ている。
は、励振電流を出力する高周波発信回路(OSC)7と
その励振電流からノイズ成分を除去するバンドパスフィ
ルタ8とそのノイズ成分を除去した後の励振電流を増幅
する増幅回路9,9とから成る励振手段10が接続され
ている。
前記バンドパスフィルタ8と両増幅回路9,9とは、切
換手段としてのスイッチ回路11を介して接続され、こ
のスイッチ回路11の切換えにより、第4図のタイムチ
ャートに示すように、前記第1送信用コイル1と第2送
信用コイル2とに背反的かつ時分割で励振電流を出力さ
せるようになっている。
換手段としてのスイッチ回路11を介して接続され、こ
のスイッチ回路11の切換えにより、第4図のタイムチ
ャートに示すように、前記第1送信用コイル1と第2送
信用コイル2とに背反的かつ時分割で励振電流を出力さ
せるようになっている。
前記第1受信用コイル3、第2受信用コイル4および第
3受信用コイル5それぞれには、受信電流を増幅する増
幅回路12と、その増幅された受信電流からノイズ成分
を除去するバンドパスフィルタ13とが接続され、更
に、バンドパスフィルタ13…それぞれには、受信電流
を振幅信号に変換する整流回路14が接続されている。
また、バンドパスフィルタ13…それぞれには、整流回
路14と並列に位相比較回路(P/D)15が接続さ
れ、そして位相比較回路15…それぞれに、前記励振手
段10からの高周波信号が入力され、励振電流と受信電
流とを位相比較して位相信号を出力するようになってい
る。
3受信用コイル5それぞれには、受信電流を増幅する増
幅回路12と、その増幅された受信電流からノイズ成分
を除去するバンドパスフィルタ13とが接続され、更
に、バンドパスフィルタ13…それぞれには、受信電流
を振幅信号に変換する整流回路14が接続されている。
また、バンドパスフィルタ13…それぞれには、整流回
路14と並列に位相比較回路(P/D)15が接続さ
れ、そして位相比較回路15…それぞれに、前記励振手
段10からの高周波信号が入力され、励振電流と受信電
流とを位相比較して位相信号を出力するようになってい
る。
16はマルチプレクサ(MPX)であり、前記整流回路
14…それぞれからの振幅信号および位相比較回路15
…それぞれからの位相信号のいずれをも入力するように
なっている。
14…それぞれからの振幅信号および位相比較回路15
…それぞれからの位相信号のいずれをも入力するように
なっている。
17はCPUであり、前記スイッチ回路11に切換信号
を出力するとともに、前記マルチプレクサ16に制御信
号を出力し、前記第1送信用コイル1から励振電流を出
力している状態では第1および第2受信用コイル3,4
からの受信電流に対応する振幅信号と位相信号とを順次
マルチプレクサ16から出力させ、第2送信用コイル2
から励振電流を出力している状態では第2および第3受
信用コイル4,5からの受信電流に対応する振幅信号と
位相信号とを順次マルチプレクサ16から出力させるよ
うになっている。
を出力するとともに、前記マルチプレクサ16に制御信
号を出力し、前記第1送信用コイル1から励振電流を出
力している状態では第1および第2受信用コイル3,4
からの受信電流に対応する振幅信号と位相信号とを順次
マルチプレクサ16から出力させ、第2送信用コイル2
から励振電流を出力している状態では第2および第3受
信用コイル4,5からの受信電流に対応する振幅信号と
位相信号とを順次マルチプレクサ16から出力させるよ
うになっている。
18は、前記マルチプレクサ16から出力される振幅信
号と位相信号とをデジタル信号に変換してCPU17に
入力するA/P変換器(ADC)である。
号と位相信号とをデジタル信号に変換してCPU17に
入力するA/P変換器(ADC)である。
前記CPU17では、A/D変換器18から入力された
デジタル変換後の振幅信号と位相信号とを読み取り、そ
の両デジタル信号に基づき、振幅変化と位相変化とから
第1ないし第4車線R1,R2,R3,R4それぞれの
車両感知信号(DET1,DET2,DET3,DET
4)を作成して出力するようになっている。即ち、第1
車線R1の場合を例にして説明すれば、第5図に示すよ
うに、第1送信用コイル1と第1受信用コイル3との間
に形成されている磁界内に車両Cが接近すると、車両C
の金属部分に磁束が集中し、第1送信用コイル1と第1
受信用コイル3との間の相互インダクタンスが変化し、
それにより、第1受信用コイル3の受信電流が増加し、
この受信電流のレベル変化に基づき、それに対応した車
両感知信号を得るのである。
デジタル変換後の振幅信号と位相信号とを読み取り、そ
の両デジタル信号に基づき、振幅変化と位相変化とから
第1ないし第4車線R1,R2,R3,R4それぞれの
車両感知信号(DET1,DET2,DET3,DET
4)を作成して出力するようになっている。即ち、第1
車線R1の場合を例にして説明すれば、第5図に示すよ
うに、第1送信用コイル1と第1受信用コイル3との間
に形成されている磁界内に車両Cが接近すると、車両C
の金属部分に磁束が集中し、第1送信用コイル1と第1
受信用コイル3との間の相互インダクタンスが変化し、
それにより、第1受信用コイル3の受信電流が増加し、
この受信電流のレベル変化に基づき、それに対応した車
両感知信号を得るのである。
次に、前記CPU17による制御動作を第6図のフロー
チャートおよび第7図のメモリ構成図を用いて説明す
る。
チャートおよび第7図のメモリ構成図を用いて説明す
る。
先ず、スイッチ回路11に切換信号を出力して第1送信
用コイル1に励振電流を出力する状態にセットして(F
1)第1送信用コイル1を励振する。その後、マルチプ
レクサ16に“0”を出力し(F2)、最小桁のビット
(LSB)として第1受信用コイル3の振幅信号の振幅
値A1を読み込み(F3)、メモリの一時記憶部Aにス
トアする。
用コイル1に励振電流を出力する状態にセットして(F
1)第1送信用コイル1を励振する。その後、マルチプ
レクサ16に“0”を出力し(F2)、最小桁のビット
(LSB)として第1受信用コイル3の振幅信号の振幅
値A1を読み込み(F3)、メモリの一時記憶部Aにス
トアする。
次いで、マルチプレクサ16に“1”を出力し(F
4)、第1受信用コイル3の位相信号の位相値P1を読
み込み(F5)、メモリの一時記憶部Pにストアする。
4)、第1受信用コイル3の位相信号の位相値P1を読
み込み(F5)、メモリの一時記憶部Pにストアする。
ここで、感知フラグが“1”が“0”かを見て、感知中
か感知中でないかを判断する(F6)。感知フラグが
“1”で感知中であると判断したときには、ステップF
7に移行して、読み込んだ振幅値A1および位相値P1
と、感知OFF時の基準値としての感知する以前の値M
A1,MP1との差を求め、その差と設定値とを比較
し、設定値以内であれば感知OFFとし、設定値を越え
ていれば、感知OFFでないとする。その後、感知OF
Fかどうかを判断し(F8)、感知OFFのときには、
感知信号をOFFにするとともに感知フラグを“0”と
おく(F9)。感知OFFでないときには、第2車線R
2に対する感知処理に移行する。
か感知中でないかを判断する(F6)。感知フラグが
“1”で感知中であると判断したときには、ステップF
7に移行して、読み込んだ振幅値A1および位相値P1
と、感知OFF時の基準値としての感知する以前の値M
A1,MP1との差を求め、その差と設定値とを比較
し、設定値以内であれば感知OFFとし、設定値を越え
ていれば、感知OFFでないとする。その後、感知OF
Fかどうかを判断し(F8)、感知OFFのときには、
感知信号をOFFにするとともに感知フラグを“0”と
おく(F9)。感知OFFでないときには、第2車線R
2に対する感知処理に移行する。
前記ステップF6において、感知フラグが“1”でな
い、即ち、感知フラグが“0”で感知中でないと判断し
たときには、読み込んだ振幅値A1および位相値P1
と、感知ON時の基準値として以前にメモリにストアし
た値MA1,MP1との差を求め、その差と設定値とを
比較し(F10)、設定値を越えていれば感知ONと
し、設定値以内であれば、感知ONでないとする。その
後、感知がONかどうかを判断する(F11)。ここ
で、設定値を越えていれば、感知したとして感知信号を
ONするとともに感知フラグを“1”におく(F1
2)。設定値以内であれば、一時記憶している振幅値A
1と位相値P1とをメモリのMA1とMP1とにストア
する(F13)。
い、即ち、感知フラグが“0”で感知中でないと判断し
たときには、読み込んだ振幅値A1および位相値P1
と、感知ON時の基準値として以前にメモリにストアし
た値MA1,MP1との差を求め、その差と設定値とを
比較し(F10)、設定値を越えていれば感知ONと
し、設定値以内であれば、感知ONでないとする。その
後、感知がONかどうかを判断する(F11)。ここ
で、設定値を越えていれば、感知したとして感知信号を
ONするとともに感知フラグを“1”におく(F1
2)。設定値以内であれば、一時記憶している振幅値A
1と位相値P1とをメモリのMA1とMP1とにストア
する(F13)。
以上の処理によって第1車線R1に対する感知処理を完
了する。
了する。
前記ステップF8において、感知OFFでないと判断し
たとき、ステップF9、ステップF12およびステップ
F13それぞれの処理を行なった後には、いずれにおい
ても、ステップF14に移行し、前述のステップF1〜
ステップF13と同様の動作を行ない、第2斜線R2に
対する感知処理を行なう。
たとき、ステップF9、ステップF12およびステップ
F13それぞれの処理を行なった後には、いずれにおい
ても、ステップF14に移行し、前述のステップF1〜
ステップF13と同様の動作を行ない、第2斜線R2に
対する感知処理を行なう。
しかる後、前記スイッチ回路11に切換信号を出力し
て、第2送信用コイル2に励振電流を出力する状態にセ
ットして第2送信用コイル2を励振し、前述同様の処理
によって第3および第4車線R3,R4それぞれの感知
処理を行ない、第1ないし第4車線R1,R2,R3,
R4のすべてに対して車両感知信号を作成し、その車両
感知信号をCPU17から出力する。
て、第2送信用コイル2に励振電流を出力する状態にセ
ットして第2送信用コイル2を励振し、前述同様の処理
によって第3および第4車線R3,R4それぞれの感知
処理を行ない、第1ないし第4車線R1,R2,R3,
R4のすべてに対して車両感知信号を作成し、その車両
感知信号をCPU17から出力する。
上記実施例では、全体で4車線の道路に適用するものを
示したが、本発明としては、例えば、両最外側の第1お
よび第3受信用コイル3,5を無くし、第1および第2
送信用コイル1,2と1個の受信用コイル4とにより、
片側2車線とか、片側1車線づつで、中央分離帯を境界
部として、その中央分離帯を挟んで隣合う通行方向が互
いに異なる道路など、全体として2車線の道路において
走行する車両を感知するとか、また、第1受信用コイル
3または第3受信用コイル5のいずれか一方を無くした
状態で3車線の道路を走行する車両を感知するなど、要
するに、その通行方向のいかんにかかわらず、互いに隣
合って、複数本の車線を有する道路を走行する車両を感
知する場合であれば、すべてに適用できる。
示したが、本発明としては、例えば、両最外側の第1お
よび第3受信用コイル3,5を無くし、第1および第2
送信用コイル1,2と1個の受信用コイル4とにより、
片側2車線とか、片側1車線づつで、中央分離帯を境界
部として、その中央分離帯を挟んで隣合う通行方向が互
いに異なる道路など、全体として2車線の道路において
走行する車両を感知するとか、また、第1受信用コイル
3または第3受信用コイル5のいずれか一方を無くした
状態で3車線の道路を走行する車両を感知するなど、要
するに、その通行方向のいかんにかかわらず、互いに隣
合って、複数本の車線を有する道路を走行する車両を感
知する場合であれば、すべてに適用できる。
また、これらの感知器を車両走行方向に設定距離隔てて
設置し、その感知時間差を設定距離で割り算して、車両
の走行速度を計測できるようにしても良い。
設置し、その感知時間差を設定距離で割り算して、車両
の走行速度を計測できるようにしても良い。
第1図は、本発明の実施例の多車線対応形車両感知器の
回路図、第2図は概略構成の斜視図、第3図は設置状態
を示す概略平面図、第4図はタイムチャート、第5図は
車両感知作用の説明図、第6図は、CPU17の制御動
作を説明するフローチャート、第7図はメモリ構成図で
ある。 1,2…送信用コイル、 3,4,5…受信用コイル、 7…高周波発振回路、 11…切換手段としてのスイッチ回路、 17…CPU、 18…A/D変換器 R1,R2,R3,R4…車線、 R12,R23,R34…境界部。
回路図、第2図は概略構成の斜視図、第3図は設置状態
を示す概略平面図、第4図はタイムチャート、第5図は
車両感知作用の説明図、第6図は、CPU17の制御動
作を説明するフローチャート、第7図はメモリ構成図で
ある。 1,2…送信用コイル、 3,4,5…受信用コイル、 7…高周波発振回路、 11…切換手段としてのスイッチ回路、 17…CPU、 18…A/D変換器 R1,R2,R3,R4…車線、 R12,R23,R34…境界部。
Claims (1)
- 【請求項1】隣り合う車線の境界部に配置された磁性体
を磁心とする受信用コイルと、 前記隣り合う車線それぞれの前記境界部とは反対側の側
部に配置された磁性体を磁心とする第1および第2送信
用コイルと、 前記第1および第2送信用コイルに励振電流を出力する
高周波発振回路と、 前記第1送信用コイルと第2送信用コイルとに背反的か
つ時分割で励振電流を出力させる切換手段と、 前記受信用コイルの受信電流をデジタル信号に変換する
A/D変換器と、 前記切換手段に切換信号を出力するとともに、前記デジ
タル信号に基づいて前記受信用コイルの受信電流のレベ
ル変化に対応した車両感知信号を作成出力するCPUと
を備えた多車線対応形車両感知器。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20118885A JPH069075B2 (ja) | 1985-09-10 | 1985-09-10 | 多車線対応形車両感知器 |
| US07/320,799 US4968979A (en) | 1985-04-19 | 1989-03-09 | Vehicle detecting system |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20118885A JPH069075B2 (ja) | 1985-09-10 | 1985-09-10 | 多車線対応形車両感知器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6261199A JPS6261199A (ja) | 1987-03-17 |
| JPH069075B2 true JPH069075B2 (ja) | 1994-02-02 |
Family
ID=16436807
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20118885A Expired - Lifetime JPH069075B2 (ja) | 1985-04-19 | 1985-09-10 | 多車線対応形車両感知器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH069075B2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5411706B2 (ja) | 2006-11-27 | 2014-02-12 | ドルビー ラボラトリーズ ライセンシング コーポレイション | デジタル画像のダイナミックレンジを増強するための装置及び方法 |
| JP5630910B2 (ja) | 2011-09-30 | 2014-11-26 | 株式会社野村総合研究所 | モバイル端末のプログラム起動保全システム |
-
1985
- 1985-09-10 JP JP20118885A patent/JPH069075B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5411706B2 (ja) | 2006-11-27 | 2014-02-12 | ドルビー ラボラトリーズ ライセンシング コーポレイション | デジタル画像のダイナミックレンジを増強するための装置及び方法 |
| JP5630910B2 (ja) | 2011-09-30 | 2014-11-26 | 株式会社野村総合研究所 | モバイル端末のプログラム起動保全システム |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6261199A (ja) | 1987-03-17 |
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