JPH069088Y2 - 水 栓 - Google Patents
水 栓Info
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- JPH069088Y2 JPH069088Y2 JP10884288U JP10884288U JPH069088Y2 JP H069088 Y2 JPH069088 Y2 JP H069088Y2 JP 10884288 U JP10884288 U JP 10884288U JP 10884288 U JP10884288 U JP 10884288U JP H069088 Y2 JPH069088 Y2 JP H069088Y2
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Landscapes
- Domestic Plumbing Installations (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は流出方向を切替えたり、吐水、止水を切替えた
りするための水栓に係り、特に水栓ハンドルの操作が軽
快となるように改良された水栓に関するものである。
りするための水栓に係り、特に水栓ハンドルの操作が軽
快となるように改良された水栓に関するものである。
[従来の技術] シャワーとカランとを切替えたりするための流路切替機
構付のこの種の流路切替機構付水栓の一例を第2図を参
照して説明する。
構付のこの種の流路切替機構付水栓の一例を第2図を参
照して説明する。
第2図において、符号1は殻体であり、その内部に流水
口2に連通した流入室3と、該流入室3に対し第1の流
出口4を介して連通した第1の流出室5及び第2の流出
口6を介して連通した第2の流出室7とが形成されてい
る。第1の流出室5は逆止弁8aを有する流出管8を介
してシャワー(図示略)に接続されている。第2の流出
室7は吐水管9に連通されている。この吐水管9は殻体
1に対し回動自在に装着されており、その先端には吐水
口部材10が装着されている。
口2に連通した流入室3と、該流入室3に対し第1の流
出口4を介して連通した第1の流出室5及び第2の流出
口6を介して連通した第2の流出室7とが形成されてい
る。第1の流出室5は逆止弁8aを有する流出管8を介
してシャワー(図示略)に接続されている。第2の流出
室7は吐水管9に連通されている。この吐水管9は殻体
1に対し回動自在に装着されており、その先端には吐水
口部材10が装着されている。
殻体1にはハンドル装着口11が穿設されており、該ハ
ンドル装着口11に略々円筒状のスプール12が差込ま
れて螺着されている。該スプール12の先端は第2の流
出口6にOリングを介して水密的に嵌合している。該ス
プール12には、その内外を連通するための窓孔12a
が設けられている。スプール12には駆動軸13、第1
作動軸14及び第2作動軸15が装入されている。駆動
軸13の一端側はスプール12外に延出しており、その
先端にビス16を介してハンドル17が固定されてい
る。駆動軸13の他端側の外周面には雄螺子が刻設され
ている。第1作動軸14の一端側には軸心方向に延びる
穴が穿設されており、その内周面には該雄螺子と噛み合
う雌螺子が刻設されている。第1作動軸14の他端には
軸心方向に延びる穴が穿設されており、第2作動軸15
の一端側が該穴に差込まれ、且つピン18により第1作
動軸14と第2作動軸15とが連結されている。第2作
動軸15の他端側は若干拡大して拡大部15aとなって
おり、後述する第1の弁体を係止可能としている。
ンドル装着口11に略々円筒状のスプール12が差込ま
れて螺着されている。該スプール12の先端は第2の流
出口6にOリングを介して水密的に嵌合している。該ス
プール12には、その内外を連通するための窓孔12a
が設けられている。スプール12には駆動軸13、第1
作動軸14及び第2作動軸15が装入されている。駆動
軸13の一端側はスプール12外に延出しており、その
先端にビス16を介してハンドル17が固定されてい
る。駆動軸13の他端側の外周面には雄螺子が刻設され
ている。第1作動軸14の一端側には軸心方向に延びる
穴が穿設されており、その内周面には該雄螺子と噛み合
う雌螺子が刻設されている。第1作動軸14の他端には
軸心方向に延びる穴が穿設されており、第2作動軸15
の一端側が該穴に差込まれ、且つピン18により第1作
動軸14と第2作動軸15とが連結されている。第2作
動軸15の他端側は若干拡大して拡大部15aとなって
おり、後述する第1の弁体を係止可能としている。
第2作動軸15にはそれぞれ第1の弁体21と第2の弁
体22とが摺動自在に外嵌している。これら弁体21,
22はそれぞれパッキン23,24が固着されており、
これらパッキン23,24が第1の流出口4に設けられ
た第1の弁座25と、第2の流出口6に嵌合したスプー
ル12の先端の第2の弁座26にそれぞれ流入室3側か
ら着座可能とされている。これら弁体21,22同士の
間には圧縮コイルバネ27が設けられている。
体22とが摺動自在に外嵌している。これら弁体21,
22はそれぞれパッキン23,24が固着されており、
これらパッキン23,24が第1の流出口4に設けられ
た第1の弁座25と、第2の流出口6に嵌合したスプー
ル12の先端の第2の弁座26にそれぞれ流入室3側か
ら着座可能とされている。これら弁体21,22同士の
間には圧縮コイルバネ27が設けられている。
駆動軸13には外向き鍔部13aが設けられると共にE
リング13bが係合されており、これら外向き鍔部13
aとEリング13bとがスプール12の内向き鍔部12
bを挟持しており、駆動軸13の軸心方向への進退が阻
止されている。従って、駆動軸13が回転されると、該
駆動軸13に螺合している第1作動軸14がその軸心方
向に前後進される。なお、第2図の水栓が止水状態にあ
り、弁体21,22は弁座25,26に着座している。
リング13bが係合されており、これら外向き鍔部13
aとEリング13bとがスプール12の内向き鍔部12
bを挟持しており、駆動軸13の軸心方向への進退が阻
止されている。従って、駆動軸13が回転されると、該
駆動軸13に螺合している第1作動軸14がその軸心方
向に前後進される。なお、第2図の水栓が止水状態にあ
り、弁体21,22は弁座25,26に着座している。
このように構成された水栓において、ハンドル17が正
転されることにより第1作動軸14が前進(第2図の右
方向に移動)すると、その先端が第2の弁体22に突き
当り、更にこれを押すことにより第2の弁体22が第2
の弁座26から離反し、流入室3と流出室7とが連通状
態となる。そして、流入室3内の水は第2の弁体22と
第2の弁座26との間からスプール12内に流れ込み、
次いでスプール12の窓孔12aから第2の流出室7内
に入り、吐水管9に至り、吐水口部材10から吐水され
る。
転されることにより第1作動軸14が前進(第2図の右
方向に移動)すると、その先端が第2の弁体22に突き
当り、更にこれを押すことにより第2の弁体22が第2
の弁座26から離反し、流入室3と流出室7とが連通状
態となる。そして、流入室3内の水は第2の弁体22と
第2の弁座26との間からスプール12内に流れ込み、
次いでスプール12の窓孔12aから第2の流出室7内
に入り、吐水管9に至り、吐水口部材10から吐水され
る。
第2図の止水状態において、ハンドル17を逆方向に回
転させると、駆動軸13が逆方向に回転することにより
第1作動軸14が図の左方向に移動する。そうすると、
第2作動軸15も図の左方向に移動し、その先端の拡大
部15aが第1の弁体21に係合してこれを図の左方向
に引き寄せ、これにより第1の弁体21と第1の弁座2
5との間が開放し、流入室3内の水が流出管8を経てシ
ャワーへ供給される。
転させると、駆動軸13が逆方向に回転することにより
第1作動軸14が図の左方向に移動する。そうすると、
第2作動軸15も図の左方向に移動し、その先端の拡大
部15aが第1の弁体21に係合してこれを図の左方向
に引き寄せ、これにより第1の弁体21と第1の弁座2
5との間が開放し、流入室3内の水が流出管8を経てシ
ャワーへ供給される。
第3図は別の流路切替用水栓の断面図である。第3図に
おいて、殻体30内は隔壁31により流入室32と流出
室33とに区画されており、該殻体30の先端には吐水
口部材34が設けられている。隔壁31には流出口35
が設けられており、該流出口35に流入室32側から着
座する弁体36が設置されている。該弁体36にはパッ
キン37が座金38及びナット39により取り付けられ
ている。弁体36には操作軸40が取り付けられてお
り、該操作軸40は殻体30に一体的に設けられた操作
軸支持部41を貫通して殻体30外に突出している。そ
して、該操作軸40の先端にはハンドル42が固着され
ている。殻体30には弁体36の装着、交換等を行うた
めの開口43が設けられており、該開口43には蓋44
が螺着されている。符号45は弁体36を流出口35か
ら離反する方向に付勢する圧縮コイルバネを示す。
おいて、殻体30内は隔壁31により流入室32と流出
室33とに区画されており、該殻体30の先端には吐水
口部材34が設けられている。隔壁31には流出口35
が設けられており、該流出口35に流入室32側から着
座する弁体36が設置されている。該弁体36にはパッ
キン37が座金38及びナット39により取り付けられ
ている。弁体36には操作軸40が取り付けられてお
り、該操作軸40は殻体30に一体的に設けられた操作
軸支持部41を貫通して殻体30外に突出している。そ
して、該操作軸40の先端にはハンドル42が固着され
ている。殻体30には弁体36の装着、交換等を行うた
めの開口43が設けられており、該開口43には蓋44
が螺着されている。符号45は弁体36を流出口35か
ら離反する方向に付勢する圧縮コイルバネを示す。
このように構成された水栓においては、流入口46から
流入室32内に流れ込んだ水は、次いで流出口35、流
出室33を経て吐水口部材34から吐出される。ハンド
ル42を引上げると、弁体36が流出口35を塞ぎ、吐
水口部材34からの吐水が停止される。そして、流入口
46の上流側に接続されているシャワーからの吐水がな
される。なお、弁体36を流出口35に着座させた状態
にあっては、水圧が弁体36にかかるので、流出口35
は閉鎖された状態が継続される。吐水口部材34からの
吐水を再開するには、ハンドル42を押し下げて弁体3
6を流出口35から離反させる。一旦弁体36が流出口
35から離反すると、弁体36には閉弁方向の水圧がか
からないので、バネ45の付勢力により弁体36は第3
図に示した開弁位置まで戻される。なお、流入口46の
上流側に設けられている止水栓を止水操作すると、弁体
36にかかる閉弁方向の水圧が無くなり、これによって
も弁体36は流出口35から離反し、第3図に示した状
態に復帰する。
流入室32内に流れ込んだ水は、次いで流出口35、流
出室33を経て吐水口部材34から吐出される。ハンド
ル42を引上げると、弁体36が流出口35を塞ぎ、吐
水口部材34からの吐水が停止される。そして、流入口
46の上流側に接続されているシャワーからの吐水がな
される。なお、弁体36を流出口35に着座させた状態
にあっては、水圧が弁体36にかかるので、流出口35
は閉鎖された状態が継続される。吐水口部材34からの
吐水を再開するには、ハンドル42を押し下げて弁体3
6を流出口35から離反させる。一旦弁体36が流出口
35から離反すると、弁体36には閉弁方向の水圧がか
からないので、バネ45の付勢力により弁体36は第3
図に示した開弁位置まで戻される。なお、流入口46の
上流側に設けられている止水栓を止水操作すると、弁体
36にかかる閉弁方向の水圧が無くなり、これによって
も弁体36は流出口35から離反し、第3図に示した状
態に復帰する。
第5図は従来の吐水栓の構成を示す断面図である。符号
50は殻体であり、隔壁51により流入室52と流出室
53とに区画されており、該隔壁51には流出口54が
穿設されている。符号55は該流入口54に流入室52
側から着座する弁体であり、パッキン56が固着されて
いる。弁体55には操作軸57が取り付けられており、
該操作軸57は殻体50に穿設された螺子孔58に螺合
されている。操作軸57の先端にはハンドル59がビス
60により固着されている。殻体50には弁体55の取
り付けや交換等を行うための開口61が設けられてお
り、該開口61には蓋62が螺着されている。符号63
は吐水管、64は吸水管を示す。
50は殻体であり、隔壁51により流入室52と流出室
53とに区画されており、該隔壁51には流出口54が
穿設されている。符号55は該流入口54に流入室52
側から着座する弁体であり、パッキン56が固着されて
いる。弁体55には操作軸57が取り付けられており、
該操作軸57は殻体50に穿設された螺子孔58に螺合
されている。操作軸57の先端にはハンドル59がビス
60により固着されている。殻体50には弁体55の取
り付けや交換等を行うための開口61が設けられてお
り、該開口61には蓋62が螺着されている。符号63
は吐水管、64は吸水管を示す。
このように構成された吐水栓において、ハンドル59を
廻して弁体55を流入口54から離反させると、給水管
64からの水は流入室52、流出口54、流出室53、
吐水管63を経て吐水される。ハンドル59をこの吐水
状態から逆転させると、弁体55は流入口54に着座
し、止水がなされる。
廻して弁体55を流入口54から離反させると、給水管
64からの水は流入室52、流出口54、流出室53、
吐水管63を経て吐水される。ハンドル59をこの吐水
状態から逆転させると、弁体55は流入口54に着座
し、止水がなされる。
[考案が解決しようとする課題] 上記従来の水栓にあっては、ハンドルを操作するのに強
い力が必要となるいわゆるハンドルが重くなる現象が生
ずることがあった。この原因は給水圧がまともに弁体に
かかるためである。
い力が必要となるいわゆるハンドルが重くなる現象が生
ずることがあった。この原因は給水圧がまともに弁体に
かかるためである。
例えば第2図に示した水栓にあっては、給水圧が第1の
弁体21及び第2の弁体22の背面全体にかかるため、
これら弁体21,22を弁座25,26から離反させる
ためには、バネ27の付勢力とこれら弁体21,22に
かかる水圧の双方に打勝つだけの力を弁体21,22に
付与する力が必要である。
弁体21及び第2の弁体22の背面全体にかかるため、
これら弁体21,22を弁座25,26から離反させる
ためには、バネ27の付勢力とこれら弁体21,22に
かかる水圧の双方に打勝つだけの力を弁体21,22に
付与する力が必要である。
また、第3図、第5図に示した水栓においても、流入口
35,54を閉鎖している状態の弁体36,55にはそ
れぞれ弁体36,55の全体に閉弁方向の給水圧がかか
っている。従って、これら弁体36,55を流入口3
5,54から離反させるには、この給水圧に打勝つだけ
の大きな力が必要となっている。
35,54を閉鎖している状態の弁体36,55にはそ
れぞれ弁体36,55の全体に閉弁方向の給水圧がかか
っている。従って、これら弁体36,55を流入口3
5,54から離反させるには、この給水圧に打勝つだけ
の大きな力が必要となっている。
このようなことから、殊に給水圧が高い場合には弁体を
弁座から離反させるために極めて大きな力を必要として
いたのである。
弁座から離反させるために極めて大きな力を必要として
いたのである。
[課題を解決するための手段] 請求項(1)の水栓は、水栓殻体内に流入室と、該流入
室に対し第1及び第2の流出口を介して連通した第1及
び第2の流出室と、これら流出口に対しそれぞれ流入室
側から先端側が着座する第1及び第2の弁体とを備え、
第1及び第2の流出口は対向設置され、第1及び第2の
弁体は互いに同軸上を接離方向に移動可能に設置されて
いる吐水流路切替用の水栓に関する。この水栓にあって
は、第1の弁体の後端側に第2の弁体へ向って延在する
突部が形成されている。又、第2の弁体の後端側には該
突部が嵌合する凹部が形成されている。そして、該突部
と凹部とが水密的に摺動するように、該突部と凹部との
嵌合がなされている。
室に対し第1及び第2の流出口を介して連通した第1及
び第2の流出室と、これら流出口に対しそれぞれ流入室
側から先端側が着座する第1及び第2の弁体とを備え、
第1及び第2の流出口は対向設置され、第1及び第2の
弁体は互いに同軸上を接離方向に移動可能に設置されて
いる吐水流路切替用の水栓に関する。この水栓にあって
は、第1の弁体の後端側に第2の弁体へ向って延在する
突部が形成されている。又、第2の弁体の後端側には該
突部が嵌合する凹部が形成されている。そして、該突部
と凹部とが水密的に摺動するように、該突部と凹部との
嵌合がなされている。
請求項(2)の水栓は、水栓殻体内の流入室と流出室と
を区画する隔壁の流出口に対し弁体の先端が流入室側か
ら着座する水栓に関する。この弁体の後端は、殻体に向
って延出されている。そして、殻体側には該突部が内嵌
する嵌合部が形成されており、該突部が嵌合部に対し水
密的に摺動するように嵌合されている。
を区画する隔壁の流出口に対し弁体の先端が流入室側か
ら着座する水栓に関する。この弁体の後端は、殻体に向
って延出されている。そして、殻体側には該突部が内嵌
する嵌合部が形成されており、該突部が嵌合部に対し水
密的に摺動するように嵌合されている。
[作用] このように構成された請求項(1)の水栓においては、
第1の弁体及び第2の弁体がそれぞれ第1の流出口及び
第2の流出口に対し着座している時には、いずれの流出
室からも水の流出はなされず、止水状態となる。第1又
は第2の弁体を第1又は第2の流出口から離反させる
と、第1又は第2の流出室から水が流出される。
第1の弁体及び第2の弁体がそれぞれ第1の流出口及び
第2の流出口に対し着座している時には、いずれの流出
室からも水の流出はなされず、止水状態となる。第1又
は第2の弁体を第1又は第2の流出口から離反させる
と、第1又は第2の流出室から水が流出される。
この請求項(1)の水栓においては、第1の弁体には突
部が形成され、第2の弁体には該突部が嵌合する凹部が
形成され、これら突部と凹部とが水密的に摺動される。
従って、第1及び第2の弁体においては、給水圧が加え
られる面積が該突部の分だけ減少する。そのため、第1
及び第2の弁体を流出口から離反させるための力がそれ
だけ小さなものとなる。
部が形成され、第2の弁体には該突部が嵌合する凹部が
形成され、これら突部と凹部とが水密的に摺動される。
従って、第1及び第2の弁体においては、給水圧が加え
られる面積が該突部の分だけ減少する。そのため、第1
及び第2の弁体を流出口から離反させるための力がそれ
だけ小さなものとなる。
請求項(2)の水栓においては、弁体を流出口に着座さ
せると止水され、離反させると吐水が開始される。この
請求項(2)の水栓にあっても、弁体に設けられた突部
が殻体側に設けられた嵌合部に水密的に摺動するので、
給水圧が加えられる弁体の面積が該突部の分だけ減少
し、この結果、弁体を弁座から離反させるに要する力が
小さくなる。
せると止水され、離反させると吐水が開始される。この
請求項(2)の水栓にあっても、弁体に設けられた突部
が殻体側に設けられた嵌合部に水密的に摺動するので、
給水圧が加えられる弁体の面積が該突部の分だけ減少
し、この結果、弁体を弁座から離反させるに要する力が
小さくなる。
[実施例] 以下図面を参照して本考案の実施例について説明する。
第1図は本考案の実施例に係る流路切替型の水栓の断面
図である。この第1図の水栓は、前記した第2図の水栓
を改良したものであり、本実施例にあっては弁体21,
22の構成が改良されている。即ち、第1の弁体21か
らは突部21aが第2の弁体22に向って突設されてい
る。また、第2の弁体22からは第1の弁体21に向っ
て筒部22aが突設されて、該筒部22aの内部が突部
21aを受入れるための凹部22bとなっている。そし
て、突部21aの外周にはOリング21bが装着され、
突部21aと凹部22bとが水密的に摺動するよう構成
されている。本実施例にあっては、この突部21aは弁
体21と等しい直径の筒状部材からなり、この突部21
aがすっぽりと凹部22b内に嵌入し得るよう構成され
ている。なお、第7図に拡大して示す通り第1の弁体2
1、第2の弁体22又は第2作動軸15のいずれか(本
実施例では第1の弁体21)には、弁体21,22の間
で囲まれる小室内を流出室5または流出室7に連通する
ための小孔21Hが穿設されている。この小孔21Hを
通して、弁体21,22の移動時に、前記小室内に対し
水が出入りする。
図である。この第1図の水栓は、前記した第2図の水栓
を改良したものであり、本実施例にあっては弁体21,
22の構成が改良されている。即ち、第1の弁体21か
らは突部21aが第2の弁体22に向って突設されてい
る。また、第2の弁体22からは第1の弁体21に向っ
て筒部22aが突設されて、該筒部22aの内部が突部
21aを受入れるための凹部22bとなっている。そし
て、突部21aの外周にはOリング21bが装着され、
突部21aと凹部22bとが水密的に摺動するよう構成
されている。本実施例にあっては、この突部21aは弁
体21と等しい直径の筒状部材からなり、この突部21
aがすっぽりと凹部22b内に嵌入し得るよう構成され
ている。なお、第7図に拡大して示す通り第1の弁体2
1、第2の弁体22又は第2作動軸15のいずれか(本
実施例では第1の弁体21)には、弁体21,22の間
で囲まれる小室内を流出室5または流出室7に連通する
ための小孔21Hが穿設されている。この小孔21Hを
通して、弁体21,22の移動時に、前記小室内に対し
水が出入りする。
第1図のその他の構成は第2図と同様であるので、同一
部材に同一符号を付してその説明を省略する。
部材に同一符号を付してその説明を省略する。
このように構成された水栓にあっては、第2図で説明し
た通り、ハンドル17を正転又は逆転させて弁体21,
22を進退させ、弁体21,22を弁座25,26から
離反させることにより、流入室3内の水を流出室5又は
流出室7に流出させることができる。
た通り、ハンドル17を正転又は逆転させて弁体21,
22を進退させ、弁体21,22を弁座25,26から
離反させることにより、流入室3内の水を流出室5又は
流出室7に流出させることができる。
本実施例にあっては、突部21aが弁体21と等しい直
径の筒状部材からなり、この突部21aが凹部22b内
に嵌合されている。従って、流入室3内の給水圧は第1
の弁体21に対し、弁座25への着座方向の力としては
作用しない。このため、弁体21を弁座25から離反さ
せるには、バネ27のバネ圧以上の力を弁体21に加え
るだけでよく、該弁体21を開弁させるためのハンドル
17の操作力が極めて小さくてよい。同様に、弁体22
にあっては、流入室3内の水圧は弁体22に対し弁座2
6への着座方向の力となって作用しない。従って、弁体
22を弁座26から離反させるには、該弁体22にバネ
27のバネ圧よりも大きな力を加えるだけでよく、ハン
ドル17による弁体22の開弁操作力も極めて小さくて
よいものとなる。
径の筒状部材からなり、この突部21aが凹部22b内
に嵌合されている。従って、流入室3内の給水圧は第1
の弁体21に対し、弁座25への着座方向の力としては
作用しない。このため、弁体21を弁座25から離反さ
せるには、バネ27のバネ圧以上の力を弁体21に加え
るだけでよく、該弁体21を開弁させるためのハンドル
17の操作力が極めて小さくてよい。同様に、弁体22
にあっては、流入室3内の水圧は弁体22に対し弁座2
6への着座方向の力となって作用しない。従って、弁体
22を弁座26から離反させるには、該弁体22にバネ
27のバネ圧よりも大きな力を加えるだけでよく、ハン
ドル17による弁体22の開弁操作力も極めて小さくて
よいものとなる。
第4図は本考案の別の実施例に係る水栓の縦断面図であ
る。この第4図の実施例は、第3図に示した水栓の改良
に関するものであり、弁体36からは殻体30に設けら
れた蓋44に向って延在する突部36aが設けられてい
る。蓋44には該突部36aが嵌合する開口44aが穿
設されており、突部36aは該開口44aの内周面に対
しOリング47を介して水密的に摺動するよう構成され
ている。第4図のその他の構成は第3図と同様であるの
で、同一部材に同一符号を付してその説明を省略する。
る。この第4図の実施例は、第3図に示した水栓の改良
に関するものであり、弁体36からは殻体30に設けら
れた蓋44に向って延在する突部36aが設けられてい
る。蓋44には該突部36aが嵌合する開口44aが穿
設されており、突部36aは該開口44aの内周面に対
しOリング47を介して水密的に摺動するよう構成され
ている。第4図のその他の構成は第3図と同様であるの
で、同一部材に同一符号を付してその説明を省略する。
このように構成された第4図の水栓においては、第3図
の水栓と同様にハンドル42を引上げると吐水口部材3
4からの吐水を停止し、ハンドル42を押し下げると吐
水口部材34からの吐水を行うことができる。
の水栓と同様にハンドル42を引上げると吐水口部材3
4からの吐水を停止し、ハンドル42を押し下げると吐
水口部材34からの吐水を行うことができる。
本実施例にあっては突部36aを設けてあるので、第4
図に示す如く、弁体36が流出口35に着座している際
には、弁体36の後端面のうち突部36a以外の符号3
6Aで示す鍔状部分にのみ水圧がかかるだけである。従
って、ハンドル42を軽く押すだけで弁体36を流出口
35から離反させることができる。このため、給水圧が
高い場合であっても、ハンドル42の操作力が小さくて
よく、ハンドルを軽快に操作することが可能である。
図に示す如く、弁体36が流出口35に着座している際
には、弁体36の後端面のうち突部36a以外の符号3
6Aで示す鍔状部分にのみ水圧がかかるだけである。従
って、ハンドル42を軽く押すだけで弁体36を流出口
35から離反させることができる。このため、給水圧が
高い場合であっても、ハンドル42の操作力が小さくて
よく、ハンドルを軽快に操作することが可能である。
第6図は本考案の別の実施例に係る吐水栓の断面図であ
る。本実施例は第5図に示した吐水栓の改良に関する。
本実施例にあっては、弁体55に蓋60へ向って延在す
る突部55aが取り付けられており、蓋62にはこの突
部55aが嵌合する凹部62aが穿設されている。そし
て、突部55aはその外周面に装着されたOリング65
を介して凹部62aの内周面と水密的に摺動するよう構
成されている。なお凹部62a内は蓋62に設けられた
開口62bを介して外部に連通している。第6図のその
他の構成は第5図と同一であるので、同一部材に同一符
号を付してその説明を省略する。
る。本実施例は第5図に示した吐水栓の改良に関する。
本実施例にあっては、弁体55に蓋60へ向って延在す
る突部55aが取り付けられており、蓋62にはこの突
部55aが嵌合する凹部62aが穿設されている。そし
て、突部55aはその外周面に装着されたOリング65
を介して凹部62aの内周面と水密的に摺動するよう構
成されている。なお凹部62a内は蓋62に設けられた
開口62bを介して外部に連通している。第6図のその
他の構成は第5図と同一であるので、同一部材に同一符
号を付してその説明を省略する。
このように構成された吐水栓にあっては、ハンドル59
を廻すことにより、弁体55を流出口54に対して着座
または離反させ、止水又は吐水を切替えることができ
る。本実施例にあっては、弁体55に突部55aが取り
付けられ、この突部55aが凹部62a内に挿入され、
水密的に摺動するので、該弁体55に加えられる着座方
向への給水圧は符号55Aで示す鍔状部分にのみ作用す
る小さなものとなり、従って着座状態にある弁体55を
流出口54から離反させる力もそれだけ小さなもので足
りる。このため、給水圧が高い場合にあっても、ハンド
ル59を軽く廻すだけで吐水を開始することができる。
を廻すことにより、弁体55を流出口54に対して着座
または離反させ、止水又は吐水を切替えることができ
る。本実施例にあっては、弁体55に突部55aが取り
付けられ、この突部55aが凹部62a内に挿入され、
水密的に摺動するので、該弁体55に加えられる着座方
向への給水圧は符号55Aで示す鍔状部分にのみ作用す
る小さなものとなり、従って着座状態にある弁体55を
流出口54から離反させる力もそれだけ小さなもので足
りる。このため、給水圧が高い場合にあっても、ハンド
ル59を軽く廻すだけで吐水を開始することができる。
なお、上記実施例は本考案の一例であって、本考案は図
示以外の各種の水栓に適用できることは明らかである。
示以外の各種の水栓に適用できることは明らかである。
[考案の効果] 以上の通り、本考案の水栓にあっては着座状態にある弁
体に加えられる給水圧が小さなものとなるので、この吐
水開始又は流路切替時に必要とされるハンドル操作力が
小さくてよい。即ち、本考案によれば、給水圧が高い場
合であっても軽快なハンドル操作が行なえる水栓が提供
される。
体に加えられる給水圧が小さなものとなるので、この吐
水開始又は流路切替時に必要とされるハンドル操作力が
小さくてよい。即ち、本考案によれば、給水圧が高い場
合であっても軽快なハンドル操作が行なえる水栓が提供
される。
第1図は本考案の実施例に係る水栓の縦断面図、第2図
は従来例を示す断面図である。第3図は別の従来例を示
す水栓の断面図、第4図は別の実施例に係る水栓の断面
図である。第5図は更に異なる従来例を示す断面図、第
6図は更に異なる実施例を示す断面図である。第7図は
第1図の要部拡大図である。 1……殻体、3……流入室、 5……第1の流出室、7……第2の流出室、 9……吐水管、17……ハンドル、 21……第1の弁体、21a……突部、 22……第2の弁体、22b……凹部、 30……殻体、31……隔壁、 32……流入室、33……流出室、 36……弁体、36a……突部、 42……ハンドル、44……蓋、 44a……開口、50……殻体、 51……隔壁、52……流入室、 53……流出室、55……弁体、 55a……突部、62……蓋、 62a……凹部。
は従来例を示す断面図である。第3図は別の従来例を示
す水栓の断面図、第4図は別の実施例に係る水栓の断面
図である。第5図は更に異なる従来例を示す断面図、第
6図は更に異なる実施例を示す断面図である。第7図は
第1図の要部拡大図である。 1……殻体、3……流入室、 5……第1の流出室、7……第2の流出室、 9……吐水管、17……ハンドル、 21……第1の弁体、21a……突部、 22……第2の弁体、22b……凹部、 30……殻体、31……隔壁、 32……流入室、33……流出室、 36……弁体、36a……突部、 42……ハンドル、44……蓋、 44a……開口、50……殻体、 51……隔壁、52……流入室、 53……流出室、55……弁体、 55a……突部、62……蓋、 62a……凹部。
Claims (2)
- 【請求項1】水栓殻体内に流入室と、該流入室に対し第
1の流出口を介して連通した第1の流出室と、該流入室
に対し第2の流出口を介して連通した第2の流出室と、
第1及び第2の流出口に対しそれぞれ流入室側から先端
側が着座する第1及び第2の弁体とを備え、第1及び第
2の流出口は対向設置され、第1及び第2の弁体は互い
に同軸上を接離方向に移動可能に設置されている吐水流
路切替用の水栓において、第1の弁体の後端側に第2の
弁体へ向って延在する突部を形成すると共に、第2の弁
体の後端側には該突部が嵌合する凹部を形成し、該突部
と凹部とを水密的に摺動可能に嵌合させたことを特徴と
する水栓。 - 【請求項2】水栓殻体内の流入室と流出室とを区画する
隔壁の流出口に対し弁体の先端が流入室側から着座する
水栓において、該弁体の後端を殻体に向って延出すると
共に、該殻体側には該突部が内嵌する嵌合部を形成し、
該突部と嵌合部とを水密的に摺動可能に嵌合させたこと
を特徴とする水栓。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10884288U JPH069088Y2 (ja) | 1988-08-19 | 1988-08-19 | 水 栓 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10884288U JPH069088Y2 (ja) | 1988-08-19 | 1988-08-19 | 水 栓 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0229953U JPH0229953U (ja) | 1990-02-26 |
| JPH069088Y2 true JPH069088Y2 (ja) | 1994-03-09 |
Family
ID=31344554
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10884288U Expired - Lifetime JPH069088Y2 (ja) | 1988-08-19 | 1988-08-19 | 水 栓 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH069088Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-08-19 JP JP10884288U patent/JPH069088Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0229953U (ja) | 1990-02-26 |
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