JPH0691192A - 破砕機の駆動装置 - Google Patents

破砕機の駆動装置

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JPH0691192A
JPH0691192A JP26670492A JP26670492A JPH0691192A JP H0691192 A JPH0691192 A JP H0691192A JP 26670492 A JP26670492 A JP 26670492A JP 26670492 A JP26670492 A JP 26670492A JP H0691192 A JPH0691192 A JP H0691192A
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crusher
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JP26670492A
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Shigenori Nagaoka
茂徳 長岡
Yoichi Inayama
洋一 稲山
Masahiko Nishi
西  昌彦
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Kawasaki Heavy Industries Ltd
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Kawasaki Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 破砕機の起動時には継手手段により破砕機を
緩やかに起動させるとともに、破砕機の起動および定格
運転における異常負荷発生時にもエンジンへの過大な負
荷負担を有効に防止できる「破砕機の駆動装置」を提供
することを目的とする。 【構成】 エンジンと、エンジンの出力端に連結され複
数の出力軸を有する分配機と、分配機の1つの出力軸に
連結され破砕機駆動の伝達トルクを可変とする継手手段
と、前記分配機の他の出力軸に連結されクローラ、また
は破砕プラントの機器を駆動させる油圧回路と、を備え
たことを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、破砕機の駆動装置に関
し、特にクローラに搭載された破砕プラントに用いる破
砕機の駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、クローラに搭載された破砕機の駆
動装置としては、エンジン発電機により発電された電力
により電動機を回転させ、破砕機ならびコンベヤをはじ
めクローラを駆動するようにしたものが知られている
(特開昭63−77553号公報)。
【0003】この形式の破砕機の駆動装置では、破砕機
の起動時に、エンジン発電機には過大な負荷を伴うこと
があり、これによってエンジン発電機の運転を阻害させ
ることがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
構成は、エンジンの出力に対して、発電機および電動機
の組合された効率のもとで破砕機の駆動動力とされるの
で、全体効率を低下し、エンジンの燃料費の増大ならび
に設備費の増大化をもたらす。
【0005】さらに、エンジンに電磁クラッチ等を連結
させた駆動装置等においては、破砕機の起動時にエンジ
ンや電磁クラッチには過大な衝撃的負荷を与え、これら
の早期損傷をもたらすことがあり、また、これらの発生
を除去する装置が何ら提供されていないので好ましくな
い。
【0006】本発明は、上述した従来技術の問題点を解
決するためになされたものであり、破砕機の起動時には
継手手段により破砕機を緩やかに起動させるとともに、
破砕機の起動および定格運転における異常負荷発生時に
はエンジンへの過大な負荷負担を有効に防止できる破砕
機の駆動装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明では、エンジンと、エンジンの出力端に連
結され複数の出力軸を有する分配機と、分配機の1つの
出力軸に連結され破砕機駆動の伝達トルクを可変とする
継手手段と、前記分配機の他の出力軸に連結されクロー
ラ、または破砕プラントの機器を駆動させる油圧回路
と、を備えたことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】このようにすれば、破砕機の起動時には低操作
力のもとでエンジンのアイドル回転速度にて継手手段を
連接した後、エンジンの回転速度が漸次上昇され、破砕
機とエンジンとの回転速度が等速とされた後、継手手段
には高操作力を作用させてエンジンには過大負荷を与え
ることなく破砕機回転速度は定格運転に移行される。ま
た、破砕機の異常負荷発生時には破砕機の回転速度の異
常を検知することにより、継手手段は自動的に断接さ
れ、エンジンは停止される。かくして、エンジンへの過
大な負荷負担を有効に防止できて破砕機の円滑な駆動を
可能にすることができる。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1は、本発明の一実施例を示す破砕機の
駆動装置の回路図、図2は、同駆動装置の分配機の要部
断面図、図3は、同駆動装置の起動曲線図である。図1
〜3において、駆動装置10はクローラ42, 46の架
台上に搭載された破砕プラントに用いる破砕機24なら
びにクローラ42, 46等へのエンジン12(例えばデ
ィーゼルエンジン)の動力伝達のために用いられる。
【0010】エンジン12の出力端にはアダプタを介し
た継手56をもって分配機14が設けられ、継手56に
取付けられた入力軸58は、第1歯車60をもった第1
出力軸16として用いられ、第1歯車60の従動側にあ
る第2歯車62をもった第2出力軸26ならびに図2に
おいて図示を省略した第2出力軸28へとエンジン12
の出力が各々分配される。第1出力軸16は破砕機24
の駆動のために、また第2出力軸26, 28はクローラ
42, 46または破砕プラントの油圧機器等を駆動させ
る圧力流体系統の駆動のために用いられる。
【0011】第1出力軸16の出力端は継手手段、例え
ば湿式多板クラッチ68を介して中間軸17に連結さ
れ、さらに中間軸17の端部にはプーリ18などが設け
られ伝動手段20、例えばVベルト等を介して破砕機2
4の入力軸22に連結され、このようにして破砕機24
への駆動系が形成される。
【0012】分配機14はケーシング64を有し、連結
部材66をもってエンジン12の端部に配設されてい
る。ケーシング64内部は油溜りが形成され、また湿式
多板クラッチ68には、端部に設けられたピストン70
に油圧が作動して、前記クラッチ68を連接または断接
するようにされている。そして油圧を高圧および低圧の
2段に切換えて作動させ、高操作力または低操作力のも
とで前記クラッチ68を連接させている。前記ピストン
70の移動は出入口74を有する通路72への作動油の
流入出により行われる。また、通路72はディスク部へ
も分岐され、作動油が流通されて湿式によるクラッチ作
用が行われる。前記クラッチ68の作動に伴い発生する
摩擦熱は図示しない通路を介して冷却材等を用いて強制
冷却される。
【0013】第2出力軸26, 28は各々油圧ポンプ3
0, 32に連結され、油圧ポンプ30, 32の駆動によ
り発生された圧力流体である高圧作動油は油圧マニホー
ルド34, 36を経てクローラ42, 46の走行装置を
駆動させる圧力流体系統を形成するとともに、油圧、マ
ニホールド34, 36を経て切換弁を介して破砕プラン
トのコンベヤなどの駆動源となる油圧モータ38, 40
を駆動させる別の圧力流体系統が形成されている。
【0014】制御部50はエンジン10の起動、停止な
らびに電磁クラッチの連接または断接など動力伝達装置
1の運転操作を制御するものである。制御部50の操作
によりエンジン10が起動され、設定値51の一部をな
すアイドリング回転速度の設定のもとで運転され、湿式
多板クラッチ68は断接状態にされて、第1出力軸16
および第2出力軸26, 28のみが回転されるととも
に、第2出力軸26, 28により油圧ポンプ30, 32
が駆動され、圧力流体が発生される。制御部50の走行
モードが選択され、ボタン操作によりエンジン12は定
格回転速度まで上昇されて圧力流体系統における制御弁
の操作によりクローラ42,46の走行、旋回などの操
縦が行われる。また、制御部50の破砕モードが選択さ
れて、ボタン操作により破砕プラントのコンベヤ、振動
篩等が起動された後、別のボタン操作により破砕機24
を起動させる場合、信号48のもとでピストン70には
低圧油圧が作用し、湿式多板クラッチ68を低操作力の
もとで連接させる(時点t1 にてしめす)。エンジン1
2の回転速度はアイドル回転速度n1 が継続され、中間
軸17の回転速度の上昇とともに、破砕機24の入力軸
22は回転速度nc0 から緩やかに上昇する。このさい
湿式多板クラッチ68はすべり状態のもとで作動し、ピ
ストン70への操作力によるディスク部の摩擦増加のも
とで伝達トルクを増加させ、破砕機24の負荷トルクと
平衡するようになり、時点t2 に達するとエンジン12
のアイドル回転速度n1 および破砕機24の回転速度n
1 が等しくなる。
【0015】一方、エンジン12および破砕機24(プ
ーリ18にて代表させる)には速度センサ52, 54を
各々備え、その出力信号は制御部50に入力され、エン
ジン12および破砕機24の回転速度n及びncが記憶
される。湿式多板クラッチ68を低操作力のもとで連接
した時点t1 から所定時間、例えば約25秒経過した時
点t3 において、前記速度n及びncの検出が行われ、
両者の速度が同一である場合、破砕機24は正常状態に
あることを検出しており、制御部50からは信号48が
出力されて湿式多板クラッチ68のピストン70には高
圧油圧が作用し、湿式多板クラッチ68を高操作力のも
とで連接させ、ディスク部の摩擦をさらに増加させて伝
達トルクを増加させるとともに、制御部50からは信号
79が出力されてエンジン12の燃料系統を操作させて
エンジン12の回転速度はアイドル回転速度n1 から定
格回転速度n4 まで上昇され、同時に破砕機24の回転
速度も同一速度のもとで回転速度nc1 からnc4 まで
上昇させるにいたる。このようにエンジン12には過大
負荷を負担させることなく緩衝された起動が円滑に完了
し、引続き、正規定格運転に移行され、材料の破砕が開
始される。
【0016】図3において、点線にて示したものは湿式
多板クラッチ68の従動側、すなわち、破砕機24に過
大負荷が発生し、時点t1 からの破砕機24の回転速度
ncの上昇が順調でなく、破砕機24が異常状態にある
ことを検出している。制御部50における異常信号は、
信号48により湿式多板クラッチ68を断接させて破砕
機24を停止させるとともに、信号79によりエンジン
12を停止させ、エンジン12、破砕機24をはじめと
する機器類の損傷発生を保護するようにされている。
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
慣性モーメントの多大な破砕機の起動時にすべり動作を
行う継手手段により破砕機を緩やかに円滑に起動するこ
とができて、エンジンへの過大な負荷負担を有効に防止
することができる。また、破砕機に異常状態が発生した
場合に、異常状態を検出し破砕機ならびにエンジンおよ
び破砕プラント機器類の運転を停止させるのでこれらの
機器の損傷を有効に防止することができる。さらに、ク
ラッチ手段は分配機内に配設されているので、駆動装置
全体の構成を簡易なものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す破砕機の駆動装置の回
路図。
【図2】同駆動装置の分配機の要部断面図。
【図3】同駆動装置の起動曲線図。
【符号の説明】
10 駆動装置 12 エンジン 14 分配機 16 第1出力軸 17 中間軸 26, 28 第2出力軸 42, 46 クローラ 50 制御部 68 湿式多板クラッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンと、エンジンの出力端に連結さ
    れ複数の出力軸を有する分配機と、分配機の1つの出力
    軸に連結され破砕機駆動の伝達トルクを可変とする継手
    手段と、前記分配機の他の出力軸に連結されクローラ、
    または破砕プラントの機器を駆動させる油圧回路と、を
    備えたことを特徴とする破砕機の駆動装置。
  2. 【請求項2】 エンジン継手手段を連接した時点から所
    定時間経過後はエンジン回転速度と破砕機回転速度とを
    常時検出し、エンジンと破砕機との速度差が所定速度差
    以上である場合、前記継手手段を断接するとともに、エ
    ンジンを停止させるための制御部を含むことを特徴とす
    る請求項第1項に記載の破砕機の駆動装置。
JP26670492A 1992-09-09 1992-09-09 破砕プラントの駆動装置 Expired - Lifetime JP2626862B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010234235A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Kubota Corp トルクリミッタを備えた破砕装置の制御装置
CN102240589A (zh) * 2011-05-26 2011-11-16 段德荣 一种高效节能破碎机转子

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JP2010234235A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Kubota Corp トルクリミッタを備えた破砕装置の制御装置
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