JPH06913Y2 - 縁草刈機のリターンばね取付構造 - Google Patents

縁草刈機のリターンばね取付構造

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JPH06913Y2
JPH06913Y2 JP7582689U JP7582689U JPH06913Y2 JP H06913 Y2 JPH06913 Y2 JP H06913Y2 JP 7582689 U JP7582689 U JP 7582689U JP 7582689 U JP7582689 U JP 7582689U JP H06913 Y2 JPH06913 Y2 JP H06913Y2
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JP
Japan
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return spring
swing arm
rod
spring
driven pulley
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JP7582689U
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牧三 平田
道男 西村
繁治 大浜
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Kawasaki Motors Ltd
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Kawasaki Jukogyo KK
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は草地と縁石等との境目をカッターで刈り揃えて
いく作業に用いられる緑草刈機に関する。
特に駆動プーリと、被駆動プーリと、両プーリに掛けわ
たされる駆動ベルトと、駆動プーリの回転中心と異なっ
た位置に揺動支点を有するスイングアームと、該スイン
グアームにスライド自在に支持されると共に被駆動プー
リを支持するロッドと、両プーリの軸心間距離を拡げる
方向にロツドを付勢するテンション用付勢ばねと、被駆
動プーリの高さ及びエンゲージを制御するために上記ス
イングアームに連結されたコントロールロツドと、機体
ハンドルに設けられると共にコントロールロツドに連結
されるクラッチレバーと、スイングアームをディスエン
ゲージ側に付勢するリターンばねを有する緑草刈機に関
する。
(従来技術) 第8図は従来の緑草刈機の1例を示す全体側面図、第7
図は第8図の要部の拡大側面図であり、これらの図面を
基にまず緑草刈機の基本的構造及び従来のリターンばね
取付構造を説明する。第8図において、車体フレーム1
にエンジン2を搭載すると共に、2個の後輪5と1個の
前輪6を備え、フレーム1の例えば左側前方に縦向きの
カッター8を備え、該カッター8をベルト駆動装置9を
介して駆動軸(エンジン出力軸)13に連動連結してい
る。
第7図において、ベルト駆動装置9は、駆動軸(エンジ
ン出力軸)13に固着された駆動プーリ11と、この前
方位置に配置されると共に被駆動軸15に固着された被
駆動プーリ12と、両プーリ11,12間に掛け渡され
た駆動ベルト16を有している。被駆動軸15は軸受1
7に回転自在に支持されると共に前述のカッター8(第
7図)が固着されている。
軸受17には後方に延びるロッド18が固着され、該ロ
ッド18は筒状のスイングアーム20内に長さ方向スラ
イド可能に挿入支持され、軸受17とスイングアーム2
0の間に縮設されたテンション用付勢ばね21により、
前方、即ち両プーリ間の距離を拡げる方向にロッド18
は付勢されている。ロッド18の後端部にはストツパー
ピン22が固着されている。
スイングアーム20は、駆動軸13の下方に位置する支
軸25を揺動中心として上下方向に揺動自在に支持さ
れ、かつボス部20aを介してコントロールレバー23
にこれと一体的に揺動するように結合されている。
コントロールレバー23は概ね後下方に延び、コントロ
ールレバー23の上端部には前方に延びるばね取付アー
ム29が一体に形成されている。該ばね取付アーム29
の先端部にはリターンばね27の下端が係止されてい
る。該リターンばね27はエンジン2の前方に配置され
ると共に上方に延び、その上端部はエンジン2に固着さ
れたブラケット40に係止され、取付アーム29を上方
に付勢している。
コントロールレバー23の下端部にはコントロールロツ
ド26が枢着連結され、該コントロールロツド26は第
8図のように操作ハンドル5の上部へと延び、クラッチ
レバー19に連結されている。
この緑草刈機は第8図のクラッチレバー19を仮想線の
作動開始位置(ディスエンゲージ位置)から実線の作業
位置まで引き上げることにより、ベルト16をエンゲー
ジすると共に被駆動プーリ12及びカッター8を下降さ
せ、そしてハンドルグリップ7a部分と一緒にクラッチ
レバー19を握った状態で草刈作業を行なう。
ところが従来のリターンばね取付構造は、第7図のよう
にリターンばね27の軸心C1と、仮想線の作動開始位
置P1におけるばね取付アーム29との間の角度αが9
0°より大きく設定されている。これにより作業時に大
きなクラッチレバー握力が必要となり、疲れの原因にな
る。またクラッチレバー19の操作力も大きくなること
により操作が重くなり、しかも作動開始位置と作業時の
操作力の差が大きく、操作に違和感が残る。
これらの事を詳しく説明する。第7図において、レバー
作動角をθ、カッターヘッド重量をW、カッターヘッド
重量位置をlとし、テンション用付勢ばね21のばね定
数をKt、変位をEt、ばね取付半径をrtとし、リタ
ーンばね27のばね定数をKr、変位をEr、ばね取付
半径をrとし、コントロールロツド操作力をF、コント
ロールロツド取付半径をRとする。またリターンばね2
7の軸心C1と直角な線に対する作動開始位置P1のば
ね取付アーム29の角度をβ=(α−90°)とする。
テンション用付勢ばね21のモーメントM1はKt・E
t・rtとなり、リターンばね27のモーメントM2は
Kt・Et・rcos(θ-β)となり、クラッチレバー操作
力M0はM1+M2となる。
即ち第9図のグラフに示すようにリターンばね27のモ
ーメントM2は、作動開始位置P1から作業位置P3に
至るまでは常に増加しており、これによりクラッチレバ
ー操作力M0=M1+M2もクラッチエンゲージ位置P
2から作業位置に至るまでの間では増加量が大きく、作
業位置では大きなクラッチレバー握力となる。
また上述のような操作力の増加等の課題とは別に、リタ
ーンばね27を第7図のように車体外方に配置している
ことにより、コンパクト性および外観デザインの点でも
従来の緑草刈機は課題を残している。関連する技術とし
て特開昭62-236406号がある。
(発明の目的) 本願請求項1記載の考案の目的は、リターンばねの取付
構造を改良することにより、クラッチレバーの操作性及
び作業性を向上させることであり、また請求項2記載の
考案の目的は、リターンばね配置構造のコンパクト化を
図ることである。
(目的を達成するための技術的手段) 上述目的を達成するために本願請求項1記載の考案は、
緑草刈機において、ディスエンゲージ時におけるリター
ンばねの軸心とスイングアームのリターンばね取付アー
ムとの間でなす角度を、直角あるいはそれより小さく設
定している 請求項2記載の考案は緑草刈機において、リターンばね
を、駆動プーリの下側あるいは駆動プーリとエンジンの
間に配置している。
(実施例1) 第3図は本考案による緑草刈機の全体側面図を示してお
り、前述の第8図の従来例に対して、リターンばね27
及びばね取付アーム29の構造が改良されており、その
他の部分は同様な構造であるので、第8図と同じ部品に
は同じ番号を付し、全体構造の説明は省略する。
第1図は要部の拡大図を示しており、コントロールレバ
ー23と一体に形成されたばね取付アーム29は、仮想
図で示す作動開始位置(ディスエンゲージ時)P1にお
いて垂直上方に延びている。一方リターンばね27はそ
の前端部が取付アーム29の先端部に係止されると共に
ディスエンゲージ時においてその軸心C1が水平になる
ように後方に延び、後端部がフレーム1のばね係止孔2
8に直接係止されている。即ち作動開始位置P1の取付
アーム29とリターンばね27の軸心C1との間の角度
αが90°となるように設定されており、作業位置P3
側に回動するに従い上記角度αが常に減少するようにな
っている。
第2図は第1図のII−II断面拡大図を示しており、取付
アーム29はコントロールレバー23の上端部からエン
ジン2側に折れ曲がり、駆動プーリ11とエンジン2の
間の位置で上方に延びている。従って取付アーム29の
先端に係止されるリターンばね27は駆動プーリ11の
下端部分とエンジン2の間に配置されている。支軸25
はフレーム1に固着されたブラケット39に支持されて
いる。
作動を説明する。第3図のクラッチレバー19を手前に
引き上げることにより、第1図の被駆動プーリ12は上
方の作動開始位置(ディスエンゲージ位置)P1から下
降し、同時にばね取付アーム29はリターンばね27を
前方へと伸長する。クラッチエンゲージ位置P2にくる
とベルト16のエンゲージが始まると同時に付勢ばね2
1が圧縮され始める。そしてさらに下降して作動位置P
3まで至り、作業を開始できる状態となる。
リターンばね27が伸長する過程において、取付アーム
29が前方に回動してリターンばね27が伸長するに従
い取付アーム29のなす角度αは90°から徐々に減少
するので、リターンばね27のモーメントは徐々に減少
することになり、従ってクラッチレバー操作力を小さく
抑えることが出来、また増加率も小さく抑えることがで
きる。
第4図は実施例1のクラッチレバー操作力M0のグラフ
であり、M1は付勢ばね21のモーメントの変化、M2
はリターンばね27のモーメントの変化、またM2′は
第1図のリターンばね取付アーム半径rが変化しないと
仮定した場合のモーメントの変化である。M1=Kt・
Et・rt,M2=Kr・Er・rcosθ,M0=F・
R=M1+M2=Kt・Et・rt+Kr・Er・rco
sθ,M2′=Kr・Er・rとなる。なお前述の従来
例と同様、θはレバー作動角、Wはカッターヘッド重
量、lはカッターヘッド重心位置lであり、Ktはテン
ション用付勢ばね21のばね定数、その変化、Rtはそ
の取付半径、Krはリターンばね27のばね定数、Er
はその変位、Rはその取付半径、Fはコントロールロツ
ド操作力、Rはコントロールロツド取付半径である。
即ち第9図のグラフと比較して、第4図のグラフでは、
リターンばねモーメントM2は作動開始位置P1からク
ラッチエンゲージ位置P2まではほとんど変化せず、ク
ラッチエンゲージ位置P2から作動位置P3の間では常
に減少していることが判り、それによりクラッチレバー
操作力M0のクラッチエンゲージ位置P2におけるモー
メントM0の増加は抑制され、かつそれから以降のモー
メントの増加率も抑制され、作業位置P3におけるクラ
ッチレバー握力が低く抑えられていることが判る。
(実施例2) 第5図に示す実施例は、作業開始位置(ディスエンゲー
ジ時)P1におけるリターンばね27の軸心C1とばね
取付アーム29とのなす角度αを、90°よりも小さく
設定した例である。即ち作業開始位置P1において、リ
ターンばね27はその軸心が水平になるように前後方向
に配置され、取付アーム29は支軸25を通る垂直線S
に対して取付角β0=90°−αとなるように設定され
ている。
第6図は実施例2のクラッチレバー操作力M0の変化を
示しており、作動開始位置P1のおけるリターンばねモ
ーメントM2を一層低く抑えており、しかも作業開始位
置P1から作業位置P3までの間で常に減少している。
従ってクラッチレバー操作力M0及び作業位置P3のク
ラッチレバー握力を一層低減することができる。なお第
6図においてM1=Kt・Et・rt,M2=Kr・E
r・rcos(θ+β0),M0=F・R=M1+M2=
Kt・Et・rt+Kr・Er・rcos(θ+β0),
M2′=Kr・Er・rとなる。
(別の実施例) リターンばねを駆動プーリの下側に取り付けることもで
きる。
(考案の効果) 以上説明したように本考案によると、スイングアームの
揺動により付勢ばね及びリターンばねに抗してベルト駆
動装置のプーリ間距離を拡げ、エンゲージする緑草刈機
において: (1)作動開始位置(ディスエンゲージ時)におけるリ
ターンばねの軸心とスイングアームのリターンばね取付
アームとの間の角度を直角あるいはそれより小さく設定
していることにより、エンゲージ操作時の操作力及び作
業時のクラッチレバーの握力を小さく抑えることができ
る。従って操作ハンドルの手元でクラッチ操作及びカッ
ター高さの制御を楽に行なえ、かつ作業時において握力
が軽減することにより作業も楽になる。
(2)リターンばねを駆動プーリの下側あるいは駆動プ
ーリとエンジンの間に配置することにより、コンパクト
で外観の優れた作業機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案を適用した緑草刈機の実施例1の要部の
拡大側面図、第2図は第1図のII−II断面拡大図、第3
図は実施例1の全体側面図、第4図は実施例1のクラッ
チレバー操作力の変化を示すグラフ、第5図は実施例2
の要部の拡大側面図、第6図は実施例2のクラッチレバ
ー操作力の変化を示すグラフ、第7図は従来の縁草刈機
の要部の拡大側面図、第8図は従来の縁草刈機の全体側
面図、第9図は従来例のクラッチレバー操作力の変化を
示すグラフである。11…駆動プーリ、12…被駆動プ
ーリ、16…ベルト、18……ロッド、20……スイン
グアーム、21…付勢ばね、23…コントロールロツ
ド、27…リターンばね、29……ばね取付アーム。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動プーリと、被駆動プーリと、両プーリ
    に掛けわたされる駆動ベルトと、駆動プーリの回転中心
    と異なった位置に揺動支点を有するスイングアームと、
    該スイングアームにスライド自在に支持されると共に被
    駆動プーリを支持するロッドと、両プーリの軸心間距離
    を拡げる方向にロッドを付勢するテンション用付勢ばね
    と、被駆動プーリの高さ及びエンゲージを制御するため
    に上記スイングアームに連結されたコントロールロツド
    と、機体ハンドルに設けられると共にコントロールロツ
    ドに連結されるクラッチレバーと、スイングアームをデ
    ィスエンゲージ側に付勢するリターンばねを有する緑草
    刈機において、ディスエンゲージ時におけるリターンば
    ねの軸心とスイングアームのリターンばね取付アームと
    の間でなす角度を、直角あるいはそれより小さく設定し
    ていることを特徴とする緑草刈機のリターンばね取付構
    造。
  2. 【請求項2】駆動プーリと、被駆動プーリと、両プーリ
    に掛けわたされる駆動ベルトと、駆動プーリの回転中心
    と異なった位置に揺動支点を有するスイングアームと、
    該スイングアームにスライド自在に支持されると共に被
    駆動プーリを支持するロッドと、両プーリの軸心間距離
    を拡げる方向にロツドを付勢するテンション用付勢ばね
    と、被駆動プーリの高さ及びエンゲージを制御するため
    に上記スイングアームに連結されたコントロールロツド
    と、機体ハンドルに設けられると共にコントロールロツ
    ドに連結されるクラッチレバーと、スイングアームをデ
    ィスエンゲージ側に付勢するリターンばねを有する緑草
    刈機において、リターンばねを、駆動プーリの下側ある
    いは駆動プーリとエンジンの間に配置したことを特徴と
    する緑草刈機のリターンばね取付構造。
JP7582689U 1989-05-15 1989-06-28 縁草刈機のリターンばね取付構造 Expired - Lifetime JPH06913Y2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7582689U JPH06913Y2 (ja) 1989-06-28 1989-06-28 縁草刈機のリターンばね取付構造
US07/522,923 US5139091A (en) 1989-05-15 1990-05-14 Edger with improved operating lever assembly
US07/766,321 US5165485A (en) 1989-05-15 1991-09-27 Edger with improved blade cover assembly
US07/766,286 US5156217A (en) 1989-05-15 1991-09-27 Edger with improved rear wheel adjustment
US07/766,526 US5119879A (en) 1989-05-15 1991-09-27 Edger with tubular main frame
US07/766,271 US5437334A (en) 1989-05-15 1991-09-27 Edger
US07/766,388 US5199502A (en) 1989-05-15 1991-09-27 Edger with improved rotary blade driving device

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JPH0316822U JPH0316822U (ja) 1991-02-20
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ID=31616746

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