JPH0691531A - 砥石の目詰まり除去装置及び除去方法 - Google Patents

砥石の目詰まり除去装置及び除去方法

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JPH0691531A
JPH0691531A JP14100593A JP14100593A JPH0691531A JP H0691531 A JPH0691531 A JP H0691531A JP 14100593 A JP14100593 A JP 14100593A JP 14100593 A JP14100593 A JP 14100593A JP H0691531 A JPH0691531 A JP H0691531A
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Junji Sato
順二 佐藤
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克博 小野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 砥石の目詰まりの除去作業を速やかに行うこ
とができるとともに、スティックやブラシの交換作業が
不要で、砥石の形状変化が製品品質に影響しない程度で
あり、作業における危険性をなくす。 【構成】 ナトリウム−硫黄電池の固体電解質管として
用いられるβ−アルミナ製のワーク7は、回転する砥石
1により乾式研削加工が施される。この砥石1の目詰ま
りを除去する装置は、砥石1の表面に砥粒Tを吹付けて
砥石1の目詰まりを除去するサンドブラスト装置9を備
えている。また、この除去装置はサンドブラスト装置9
により砥石1表面に吹き付けられる砥粒Tを回収する回
収装置を備えている。そして、砥石1によるワーク7の
乾式加工と砥石1の目詰まり除去とが同時に行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばナトリウム−
硫黄電池の固体電解質管として利用されるβ−アルミナ
管などのセラミック成形物を加工するための砥石の目詰
まり除去装置及び除去方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、β−アルミナ管などのセラミッ
ク成形物は、回転砥石により乾式研削加工が施され、所
定形状に加工される。このとき、特にβ−アルミナの未
焼成物は研削されやすく、従って、図20に示すよう
に、研削屑が回転する砥石70の表面に付着して、砥石
70のダイヤモンド歯71の目詰まりを発生させやす
い。このような砥石70の目詰まりを除去するために、
図21に示すホワイトアランダム(WA、酸化アルミニ
ウム系の砥粒)を用いたWAスティック72を砥石70
の表面に接触させる方法が知られている。また、ブラシ
を砥石表面に接触させる除去方法も知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、これらの方
法では、目詰まりの除去時におけるスティック72やブ
ラシの消耗が早く、交換作業が必要になるとともに、使
用できなくなったスティック72が使い捨てにされ、コ
ストの上昇を招くという問題があった。また、このステ
ィック72を使用して手作業で目詰まりの除去作業を行
う場合には、砥石70の形状が変化してワークの加工に
支障をきたしたり、スティック72が破損して弾きとば
されて作業に危険を伴ったりするという問題があった。
【0004】この発明は上記従来の問題に着目してなさ
れたものであって、その目的は砥石の目詰まりの除去作
業を速やかに行うことができるとともに、スティックや
ブラシの交換作業を不要とし、さらには、砥石の大きな
形状変化を排除して安全な作業が保証される砥石の目詰
まり除去装置及び除去方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明の砥石の目詰まり除去装置では、セラミ
ック成形物に乾式研削加工を施すための砥石の目詰まり
を除去する装置であって、前記砥石の表面に砥粒を吹付
けて砥石の目詰まりを除去するサンドブラスト装置を備
えたことを特徴とする。
【0006】また、第2の発明では、前記サンドブラス
ト装置により砥石表面に吹き付けられる砥粒を回収する
回収装置を備えたことを特徴とする。第3の発明では、
前記サンドブラスト装置は砥粒を吹きつけるノズルを有
し、さらに前記回収装置は同ノズルを内部に収容する回
収ボックスを備えたことを特徴とする。
【0007】第4の発明では、前記回収ボックスの砥石
側周縁に砥石形状に沿った砥粒飛散防止帯を備えたこと
を特徴とする。第5の発明では、前記砥石はダイヤモン
ド歯またはCBN歯を有し、前記砥粒の粒度は砥石のダ
イヤモンドまたはCBNの粒度以下であることを特徴と
する。
【0008】第6の発明では、前記砥粒の材質は前記セ
ラミック成形物と同材質かまたは同系統材質であること
を特徴とする。第7の発明では、前記サンドブラスト装
置は圧縮空気により砥粒を吹きつけるノズルを有し、さ
らに、同圧縮空気の圧力Pが、1≦P〔kgf/ cm2〕≦
4である時に、実質単位砥石表面積に吹きつけられる砥
粒重量を0.005kg/m2 以上で0.2kg/m2 とするブ
ラスト条件を有することを特徴とする。
【0009】第8の発明では、前記サンドブラスト装置
は砥石面の接線回転方向に対して45°〜110°のブ
ラスト噴射角度を有することを特徴とする。第9の発明
では、前記サンドブラスト装置のノズル先端に砥粒の飛
散を制限するディフューザを備えたことを特徴とする。
【0010】さらに、第10の発明の砥石の目詰まり除
去方法においては、セラミック成形物の乾式研削加工と
砥石の目詰まり除去とを同時に行うことを特徴とする。
【0011】
【作用】第1の発明の構成によれば、この除去装置には
サンドブラスト装置が備えられていることから、セラミ
ック成形物に対する乾式研削加工後の砥石表面に砥粒が
吹き付けられる。従って、砥石表面はこの砥粒により目
詰まりが容易かつ速やかに除去される。
【0012】また、第2の発明の構成によれば、回収装
置を備えることにより、セラミック成形物に吹き付けら
れた砥粒が回収され、再使用に供される。第3の発明の
構成によれば、回収装置はノズルを内部に収容する回収
ボックスを備えているため、ノズルから吹きつけられた
ほとんどの砥粒が回収ボックス内に回収される。
【0013】第4の発明の構成によれば、回収ボックス
の砥石側周縁に砥石形状に沿った砥粒飛散防止帯を備え
ているため、砥粒が回収ボックスから飛散することが防
止される。
【0014】第5の発明の構成によれば、砥粒の粒度は
砥石のダイヤモンドの粒度以下であるため目詰まり除去
が容易に行われる。第6の発明の構成によれば、セラミ
ック成形物と同材質かまたは同系統材質の砥粒がセラミ
ック成形物にめり込むことがある。
【0015】第7の発明の構成によれば、圧縮空気の圧
力Pが、1≦P〔kgf/ cm2〕≦4である時に、実質単
位砥石表面積に吹きつけられる砥粒重量を0.005kg
/m2以上で0.2kg/m2 とするブラスト条件で、砥粒は
砥石に吹きつけられる。
【0016】第8の発明の構成によれば、砥粒は砥石面
の接線回転方向に対して45°〜110°の噴射角度で
吹きつけられる。第9の発明の構成によれば、砥粒が砥
石に吹きつけられる時に、ディフューザにより砥粒の吹
きつけ面積が制限される。さらに第10の発明の構成に
よれば、セラミック成形物の乾式加工と砥石の目詰まり
除去を同時に行うことにより、砥石の目詰まりの除去作
業が効率良く行われる。
【0017】
【実施例】以下に、この発明を具体化した実施例につい
て、図面に従って説明する。砥石は、図6(a)〜
(c)に示すノズル固定式砥石62a,62b,62c
及び、図7(a),(b)に示すノズル移動式砥石63
a,63bの2種類に分類できる。図6(a)に示す固
定式において、通常の回転体の周面がダイヤモンド歯ま
たはCBN(立方晶窒化ホウ素)歯を有する砥石面65
aになっており、周面の砥石面65aの幅Lがノズル6
4から噴射されたブラスト砥粒の噴射幅aより小さい。
図6(b)は回転円板の側面に砥石面65bが形成さ
れ、図6(a)と同様に砥石面65bの幅Lがノズルか
ら噴射されたブラスト砥粒の噴射幅aより小さい。図6
(c)は回転円板の両側面に砥石面65cが形成され、
ノズル64は両側にそれぞれ設けられている。さらに、
砥石面65cの幅Lはノズルから噴射されたブラスト砥
粒の噴射幅aより小さい。
【0018】一方、ノズル移動式の場合は図7に示すよ
うに、通常の回転体の周面が砥石面66aになっている
もの図7(a)、回転円板の側面に砥石面66bが形成
されたもの図7(b)に分類できる。
【0019】(第1実施例)図1〜3に、ノズル移動式
の砥石目詰まり除去装置を備え、円周面に砥石面が設け
られている研削装置を示す。
【0020】研削用砥石1は回転軸2に対し複数のボル
ト3で締付固定され、図示しないモータにより回転され
る。調整砥石車4は研削用砥石1に対し所定間隔をおい
て配置され、回転軸5にボルト6で締付固定されて回転
可能である。この調整砥石車4はショアー硬度70のウ
レタンゴムで形成されている。
【0021】セラミック成形物としての焼結前のβ−ア
ルミナからなるワーク7は、調整砥石車4に接触した状
態で、調整砥石車4と一体的に水平方向に移動できるよ
うにブレード8上に支持されている。なお、ブレード8
の上面は調整砥石車4側が低い傾斜面となり、ワーク7
を調整砥石車4に常時接触するようにしている。また、
ワーク7はナトリウム−硫黄電池の固体電解質管として
使用される。
【0022】そして、調整砥石車4の低速回転に伴って
ワーク7が回転するとともに、高速回転する砥石1によ
ってワーク7の表面が、いわゆるセンターレス研削によ
り研削加工される。通常の研削方法ではワークのセンタ
ーが把持され砥石により研削される。ところが、センタ
ーレス研削ではワーク7のセンターは把持されず、ブレ
ード8及び調整砥石車4によって保持されている。この
場合、調整砥石車4は砥粒Tを含まず、ショアー硬度5
0〜90の範囲のゴム製であることが望ましい。この硬
度が小さすぎるとワーク7の研削加工の精度が低下し、
大きすぎるとワーク7に傷をつけるおそれがある。この
ゴムとしては、ウレタンゴムのほか、クロロプレンゴム
等であってもよい。
【0023】サンドブラスト装置9はワーク7とは反対
側の位置に配置され、四角箱状の回収ボックス10を備
えている。この回収ボックス10の背面には左右にスラ
イド可能な開閉扉11が設けられている。サンドブラス
ト用のブラストノズル12は、この開閉扉11間の開口
部から回収ボックス10内に挿入配置され、砥粒Tを研
削用砥石1に吹き付けることにより、研削用砥石1の目
詰まりを除去するようにしている。さらに、このブラス
トノズル12は図示しないテーブル上に設置され、NC
制御により前後左右に移動制御され、研削用砥石1に対
する研削位置が設定されるようになっている。
【0024】なお、このブラストノズル12先端の砥石
1面に対する角度は、30度〜110度、好ましくは3
0〜90度の範囲で適宜設定されるが、この範囲では砥
石1の目詰まりが除去されやすい。また、砥石1が湾曲
している場合には、砥石1の曲面に沿ってブラストノズ
ル12が弧の半径線上に位置するように連続的に変化す
るように制御駆動され、このように駆動されることによ
り、砥石1の目詰まりが除去されやすいので好ましい。
【0025】前記回収ボックス10はブラストノズル1
2から砥石1に吹き付けられた砥粒Tを受けるようにな
っている。蛇腹状をなす回収用パイプ13は、回収ボッ
クス10の下部に一体的に設けられ、砥粒Tを回収して
再利用するようになっている。なお、回収ボックス10
の砥石1側の周縁には砥石1に沿って砥粒Tの飛散防止
用植毛14が取着され、その先端が砥石1に接触してい
る。前記回収ボックス10、開閉扉11、回収用パイプ
13等により砥粒Tを回収する回収装置が構成されてい
る。
【0026】前記ブラストノズル12からの砥粒Tの吐
出は、重力落下式の吐出装置15により行われる。すな
わち、図4に示すように、ホッパー16内には砥粒Tが
充填され、その上部は大気開放されて砥粒Tが重力によ
り落下するようにしている。吐出部17は筒状に形成さ
れ、その上部には図示しないブロアに接続されたエア導
入口18が設けられるとともに、下部には前記ブラスト
ノズル12に接続される配管が取着されている。接続配
管19は前記ホッパー16下方の砥粒受け20と吐出部
17との間に接続され、砥粒受け20で受け取られた砥
粒Tを吐出部17へ導く。そして、吐出部17へ導入さ
れた砥粒Tはエア導入口18からブラストノズル12へ
流れるエアの流れに乗ってブラストノズル12へ導かれ
る。砥粒Tの供給量は砥粒量調節バルブ21、および前
記エアの圧力によって調整される。
【0027】次に、上記のように構成された実施例につ
いて動作を説明する。さて、図5に示すように、ワーク
7はブレード8上に支持された状態で調整砥石車4と一
体となって研削用砥石1側へ移動される。そして、ワー
ク7が研削用砥石1に接触した状態で、低速回転する調
整砥石車4により回転されるとともに、高速回転する砥
石1によりワーク7の研削加工が行われる。なお、この
研削加工の加工状態は、調整砥石車4の回転数や砥石1
へのワーク7の押圧力により調整される。
【0028】一方、ワーク7の研削加工と同時に、重力
落下式の吐出装置15からの砥粒Tがブラストノズル1
2から砥石1の表面に吹き付けられる。従って、ワーク
7の研削加工により目詰まりを生じている砥石1の表面
は、吹き付けられた砥粒Tにより目詰まりが除去され
る。また、吹き付けられた後の砥粒Tは落下して回収ボ
ックス10内に回収され、回収用パイプ13を経て再使
用に供される。なお、このとき砥粒Tは回収ボックス1
0の周縁に取着された植毛14により、外方への飛散が
防止される。
【0029】このように、この実施例においては、砥石
1の目詰まりの除去作業をワーク7の研削加工と同時
に、効率的かつ速やかに行うことができる。また、ワー
ク7に吹き付けられた砥粒Tは回収されて繰り返し使用
されることから、従来のようにWAスティックやブラシ
の交換作業が不要になるとともに、コストの上昇を抑え
ることができる。さらに、調整砥石車4を所定硬度のウ
レタンゴムで形成したことから、従来の砥粒入りのゴム
砥石と比べ、ワーク7に傷を付けるおそれがない。
【0030】加えて、ブラストノズル12の前後左右へ
の移動速度を適宜調整することにより、砥石1の表面を
均一に清掃できて砥石1の形状変化を製品品質に影響し
ない程度に防止することができる。しかも、この砥石1
の目詰まりの除去作業は回収ボックス10内で自動的に
行われるため、作業に危険性がない。また、砥粒Tの無
駄な飛散がなく、この装置の周りにある他の装置を汚す
おそれがない。従って、この目詰まり除去装置を、ワー
ク7の自動研削加工ラインに組込むことができる。
【0031】
【別の実施例】次に、この発明の別の実施例を図8〜図
19に従って説明する。なお、以降の説明においては前
記実施例と同様な構成については図面に同一番号を付す
のみで、説明は省略する。
【0032】(第2実施例)図8〜図10に、ノズル移
動式で円周に砥石面が設けられている研削装置を示す。
さらに、本実施例では、砥粒の循環回路及びブラスト条
件について詳述する。
【0033】循環回路はサンドブラスト装置31とホッ
パー32との間に配設された接続配管33a,33bに
よって形成されている。砥粒量調整器34はホッパー3
2下部の砥粒流出口32aに設けられている。接続配管
33aは砥粒量調整器34の流出口34aから延び、吐
出装置36に接続されている。ホッパー32から吐出装
置36へ送られる砥粒量は砥粒量調整器34により調整
される。エア導入口35が吐出装置36に設けられ、こ
こから圧縮空気が送られる。ブラスト砥粒Tはこの圧縮
空気により吐出装置36のブラストノズル37からダイ
ヤモンド砥石38の表面に吹きつけられる。
【0034】この時、砥石38のメッシュは#140
で、平均粒径は105ミクロンである。一方、砥粒Tの
メッシュは#220で、平均粒径は63ミクロンであ
る。すなわち、ブラスト砥粒Tは砥石38の砥粒より小
さく設定してあるため、目詰まりの除去効率が高くなっ
ている。また、砥粒Tの材質はα−アルミナで構成さ
れ、ワーク39のβ−アルミナと同系統材質を使用して
いる。従って、ワーク39にブラスト砥粒Tがめり込ん
で汚染された場合でも、同系統材料であるため、焼成し
た時製品が破損しにくい。
【0035】ディフューザー40がブラストノズル37
の先端に止着されている。このディフューザー40は砥
粒Tの噴射面積を調節するように設けられている。すな
わち、砥粒Tが集中して砥石38のボンド部を削ってし
まわないようにノズル37を砥石38より離した場合に
も、砥粒Tが分散することを防止できる。また、砥石3
8が高速で回転していると、空気の流れが発生する。デ
ィフューザー40はこの空気流の影響を受けないように
して、砥粒Tの飛散を防止している。図12に示すよう
に、ディフューザー40と砥石面との距離はlで表され
ている。この場合、ディフューザー40は砥石38に近
い方が良いが、吹きつけ量との関係から本実施例は30
mm以下に設定されている。
【0036】さらに、図8に示すように、砥粒Tは砥石
表面の付着粉体に衝突して目詰まりを除去する。吹きつ
けられた砥粒T及び付着粉体は回収ボックス44に落下
し、接続配管33bを経てホッパー32に送られる。ホ
ッパー32は2段の容器からなり、排出口32bが上部
容器の上端に設けられている。ホッパー32に戻された
砥粒Tは付着粉体と分離されて再使用に供される。一
方、分離された付着粉体は排出口32bから吸引され、
排出される。
【0037】図10に示すように、ブラストノズル37
はレール41上を移動可能なベース42に止着されてお
り、砥石38に対して左右に移動可能である。また、ベ
ース42への止着を調整することにより、砥石38の前
後方向にも移動可能である。さらに、ノズル37は砥石
38の周面に対して吹きつけ角度を変更可能に設けられ
ている。すなわち、砥石38に吹きつけられた砥粒Tが
砥石38に当たって跳ね返り、開閉扉43から逸出しな
いようにすることも可能である。このため、回収ボック
ス44の一端は砥石38の側面に対して斜状に突出した
状態で形成されている。従って、斜状に調整されたノズ
ル37が端部に位置した場合でも、砥石38に均一に砥
粒Tが吹きつけられる。
【0038】続いて、目詰まり除去のための最適ブラス
ト条件について説明する。ノズル移動式でかつ円周方向
に砥石面が設けられている場合、(L/a)≧であり、
ブラスト条件は次に示すK1 * の値によって決められ
る。ここで、砥石38の幅L〔m 〕、ノズル37から噴
射されたブラスト砥粒Tの吹きつけ幅a〔m〕、砥石3
8の回転速度をN〔1/ s〕、ブラスト砥粒Tの質量流
量をW〔kg/s〕、ノズル移動速度をV〔m/s〕、砥石
38の直径をD〔m 〕で表す。
【0039】
【数1】 1K1 * =(L/V)・W/〔(πDL)・N〕 上式にて求められたK1 * の値と200回ブラスト後の
砥石形状の変化の関係が実験データに基づいて図13の
グラフに示されている。横軸はK1 * であり、縦軸は輪
郭度の最大変化量である。ここで、輪郭度の最大変化
は、ブラスト開始以前のワーク7の輪郭度と200回ブ
ラスト後のワーク39の輪郭度とを比較し、その最大値
を算出したものである。この輪郭度は、砥石38の形状
をワーク39に転写し、そのワーク39の軸方向の任意
の一直線上において、形状を3次元測定器(UPMC−
550カールツァイス社製)で測定して求められる。
【0040】グラフから明らかなように、K1 * の値が
0.2以上で輪郭度の最大変化は急激に増加している。
すなわち、ブラストにより砥石自体が削られて変形して
いることを示している。さらに、グラフとは別に、K1
* の値が0.005以下であると、砥粒Tの量が少ない
ため目詰まりの除去が十分に行われない。
【0041】従って、K1 * の値は、0.005≦K1
* 〔kg/(m2s)〕≦0.2に設定されており、さらに、
0.01≦K1 * 〔kg/(m2s)〕≦0.05であること
が好ましい。ここで、(L/V)・Wは実際に砥石38
に衝突する砥粒Tの量であり、(πDL)・Nは砥石3
8の全表面積×回転数、すなわち単位時間当たりの実質
砥石表面積を表している。従って、K1 * は実質単位砥
石表面積に吹きつけられる砥粒Tの重量を意味してい
る。この時、圧縮空気の圧力Pは、1≦P〔kgf/ c
m2〕≦4である。
【0042】また、図11(a)に示すように、ブラス
ト噴射角度は砥石面の接線回転方向に対するノズル37
の角度θで表される。この角度は30度〜110度の範
囲で許容されている。この範囲において、砥石面に当た
る砥粒Tの量及び衝突エネルギーにより付着粉体の除去
効率が良好となる。本実施例のノズル37は、付着粉体
の除去効率が最適となる70度に設けられている。さら
に、ノズル37の位置は砥石38を挟んでワーク39の
反対位置が望ましい。砥石38の上下側にも設置可能で
あるが、上側の場合は砥粒Tあるいは砥石38の付着粉
体の回収率が若干落ちる。下側の場合、ノズル37ある
いはノズル37の移動機構に砥粒Tあるいは粉体が付着
し故障の原因になりやすい。
【0043】本実施例において、下記に示す数値を基に
K1 * の値を算出する。L=0.51〔m 〕,a=0.
05〔m 〕,N=18〔rps 〕,W=0.016〔kg/
s〕,V=0.025〔m/s 〕,D=0.5〔m 〕,P
=2.8〔kgf/cm2 〕,θ=70〔deg 〕,l=8〔m
m〕の条件の場合、K1 * =0.0226〔kg/m2 ・s
〕である。
【0044】(第3実施例)図14〜図16に、ノズル
移動式で砥石の側面に砥石面が設けられている研削装置
を示す。
【0045】ダイヤモンド砥石45は円板状で、軸46
に対して高速で回動可能である。砥石45の一側にて砥
石45の一部を覆うようにサンドブラスト装置47の回
収ボックス48が配置されている。ノズル49は開閉扉
50から回収ボックス48内に挿入され、軸46と外周
との間を径方向へノズル移動レール51に沿って往復移
動可能である。ブラストノズル49が設けられた反対側
の砥石面で、ワーク52の軸方向の端面が切削される。
【0046】目詰まり除去のための最適ブラスト条件は
前記実施例と同様に(L/a)≦2であり、K2 * の値
によって決められる。
【0047】
【数2】 K2 * =(L/V)・W/〔(π/4)・{D2 −(D−2L)2 }・N〕 K2 * の値は同様に、0.005≦K2 * 〔kg/(m
2s)〕≦0.2の範囲に設定されており、さらに、
0.01≦K2 * 〔kg/(m2s)〕≦0.05であること
が好ましい。
【0048】本実施例において、下記に示す数値を基に
K2 * の値を算出する。L=0.1〔m 〕,a=0.0
4〔m 〕,N=33.3〔rps 〕,W=0.015〔kg
/s〕,V=0.020〔m/s 〕,D=0.4〔m 〕,P
=2.0〔kgf/ cm2 〕,θ=90〔deg 〕,l=10
〔mm〕の条件の場合、K2 * =0.0239〔kg/m2 ・
s 〕である。
【0049】また、図11(b) に示すように、ブラ
スト噴射角度は砥石面に対するノズル49の角度θで表
される。この角度θは、周面に吹きつける場合と同様に
30度〜110度の範囲で許容されている。
【0050】(第4実施例)図17〜図19に、ノズル
固定式で砥石の周面に砥石面が設けられている研削装置
を示す。
【0051】ダイヤモンド砥石55は円板状で、軸56
に対して高速で回転可能である。砥石55の一部を覆う
ように、砥石55の片側にサンドブラスト装置57の回
収ボックス58が配置されている。ノズル59は回収ボ
ックス58内に挿入され、固定されている。ノズル59
の設けられた反対側の砥石面で、比較的小型なワーク6
0が切削される。
【0052】目詰まり除去のための最適ブラスト条件
は、0.7≦(L/a)≦1であり、K1 の値によって
決められる。
【0053】
【数3】 K1 =(L/a)・W/〔(πDL)・N〕 K1 の値は同様に、0.005≦K1 〔kg/(m2s)〕≦
0.2の範囲に設定されており、さらに、0.01≦K
1 〔kg/(m2s)〕≦0.05であることが好ましい。
【0054】本実施例において、下記に示す数値を基に
K1 の値を算出する。L=0.02〔m 〕,a=0.0
22〔m 〕,N=41.7〔rps 〕,W=0.020
〔kg/s〕,D=0.2〔m 〕,P=1.5〔kgf/c
m2〕,θ=90〔deg 〕,l=2〔mm〕なる条件の場
合、K1 =0.0347〔kg/m2 ・s 〕である。
【0055】以上詳述したように、これらの実施例にお
いて、最適ブラスト条件を有しているため、効率よく目
詰まりを除去でき、ブラスト砥粒を節約できる。さら
に、砥石本体を削って変形させることがないため、研削
されたワークの品質の向上を図ることができる。
【0056】なお、この発明は上記実施例に限定される
ものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で例えば以
下のように構成を変更して具体化してもよい。 (a)前記実施例ではセンターレス研削盤に適用した
が、通常の円筒研削盤等に適用すること。 (b)前記実施例においては、ワーク7の研削加工と砥
石1の目詰まり除去を同時に連続的に行ったが、それら
の作業を交互に行ったり、所定時間をおいて間欠的に行
ったり、ワーク7の研削加工後に砥石1の目詰まり除去
を行ったりすること。 (c)飛散防止用の植毛14に代えて柔軟性のある薄い
ゴム板や樹脂板を用いること。 (d)セラミック成形物として、α−アルミナの成形物
など他のセラミック成形物を用いること。
【0057】
【発明の効果】以上詳述したように第1の発明によれ
ば、砥石の目詰まりの除去作業を速やかに行うことがで
きるとともに、従来のスティックやブラシの交換作業が
不要で、砥石の形状変化を製品品質に影響しない程度に
抑えることができ、しかも作業に危険がないという優れ
た効果を奏する。
【0058】また、第2の発明によれば、砥石に吹き付
けられた砥粒が回収されて再使用に供され、トータルコ
ストの低減を図ることができるという優れた効果が得ら
れる。
【0059】第3の発明によれば、ノズルから吹きつけ
られたほとんどの砥粒が回収ボックス内に戻り、さらな
るコストの低減を図ることができるという優れた効果を
奏する。
【0060】第4の発明によれば、回収ボックスの砥石
側周縁に砥石形状に沿った砥粒飛散防止帯を備えている
ため、砥粒が回収ボックスから飛散することが防止さ
れ、さらなるコストの低減を図ることができる。
【0061】第5の発明によれば、砥粒の粒度は砥石の
ダイヤモンドまたはCBNの粒度以下であるため目詰ま
り除去効果が高く、砥粒吹きつけ時間及び砥粒量を減ら
し、作業効率が高くなるとともに、コストの低減を図る
ことができる。
【0062】第6の発明によれば、砥粒の材質はセラミ
ック成形物と同材質かまたは同系統材質であるため、砥
粒が成形物にめり込んで焼成された場合でも、特性強度
に影響する不純物を流入することがなく、歩留りを向上
しコストの低減を図ることができる。
【0063】第7の発明によれば、圧縮空気の圧力P
が、1≦P〔kgf/ cm2〕≦4である時に、実質単位砥
石表面積に吹きつけられる砥粒重量を0.005kg/m2
以上で0.2kg/m2 とするブラスト条件で、砥粒は砥石
に吹きつけられるため、高い目詰まり除去効果が保証さ
れる。
【0064】第8の発明によれば、砥粒は砥石面の接線
回転方向に対して30度〜110度の噴射角度で吹きつ
けられるため、高い目詰まり除去効果が保証される。第
9の発明によれば、砥粒が砥石に吹きつけられる時に、
ディフューザにより砥粒の吹きつけ面積が制限されるた
め、高い目詰まり除去効果が保証される。
【0065】さらに、第10の発明によれば、砥石の目
詰まりの除去作業を効率的かつ速やかに行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を具体化した第1実施例の砥石の目詰
まり除去装置を示す概略正面図である。
【図2】砥石の目詰まり除去装置を示す概略側面図であ
る。
【図3】砥石の目詰まり除去装置を示す概略平面図であ
る。
【図4】重力落下式の砥粒の吐出装置を示す模式的な断
面図である。
【図5】第1実施例の研削装置を示す概略正面図であ
る。
【図6】(a)ノズル固定式で回転円板の周面に砥石面
が形成された砥石の簡易説明図である。 (b)ノズル固定式で回転円板の側面に砥石面が形成さ
れた砥石の簡易説明図である。 (c)ノズル固定式で回転円板の両側面に砥石面が形成
された砥石の簡易説明図である。
【図7】(a)ノズル移動式で回転円板の周面に砥石面
が形成された砥石の簡易説明図である。 (b)ノズル移動式で回転円板の側面に砥石面が形成さ
れた砥石の簡易説明図である。
【図8】この発明を具体化した第2実施例の砥石の目詰
まり除去装置を示す概略正面図である。
【図9】図8の砥石の目詰まり除去装置を示す概略側面
図である。
【図10】図8の砥石の目詰まり除去装置を示す概略側
平面である。
【図11】(a)回転円板の周面に砥石面が形成された
砥石への吹きつけ角度を示す簡易説明図である。 (b)回転円板の側面に砥石面が形成された砥石への吹
きつけ角度を示す簡易説明図である。
【図12】ディフューザーと砥石との取り付け位置を示
す簡易説明図である。
【図13】目詰まり除去のための最適ブラスト条件を示
すK、K* の値と200回ブラスト後の砥石形状の変化
の関係を示すグラフである。
【図14】この発明を具体化した第3実施例の砥石の目
詰まり除去装置を示す概略正面図である。
【図15】図14の砥石の目詰まり除去装置を示す概略
側面図である。
【図16】図14の砥石の目詰まり除去装置を示す概略
側平面である。
【図17】この発明を具体化した第4実施例の砥石の目
詰まり除去装置を示す概略正面図である。
【図18】図17の砥石の目詰まり除去装置を示す概略
側面図である。
【図19】図17の砥石の目詰まり除去装置を示す概略
側平面である。
【図20】砥石の目詰まりの状態を示す砥石の拡大断面
図である。
【図21】従来例の砥石の目詰まり除去方法を示す斜視
図である。
【符号の説明】
1,45,55…砥石、7,39,52…セラミック成
形物としてのワーク、9,31,47,57…サンドブ
ラスト装置、12,37,59…ブラストノズル、14
…植毛、T…砥粒、(回収装置を構成する)10,4
4,48,58…回収ボックス、13…回収用パイプ、
16,32 ホッパー。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年10月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】また、第2の発明では、砥石の目詰まりを
除去する方法において、前記砥石によりセラミック成形
物に乾式研磨加工を施す工程と、前記砥石の表面に砥粒
を吹付けて砥石の目詰まりを除去する工程と、からなる
ことを特徴とする。第3の発明では、前記砥石表面に吹
き付けられる砥粒を回収する工程をさらに備えたことを
特徴とする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】第4の発明では、ノズルを有するサンドブ
ラスト装置にて砥石の目詰まりを除去する工程を遂行
し、回収装置にて砥粒を回収する工程を遂行するととも
に、前記回収装置は前記ノズルを内部に収容する回収ボ
ックスを備えているを特徴とする。第5の発明では、前
記回収ボックスの砥石側周縁に砥石形状に沿った砥粒飛
散防止帯を備えたことを特徴とする。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】第6の発明では、前記砥粒の材質は前記セ
ラミック成形物と同材質かまたは同系統材質であること
を特徴とする。第7の発明では、前記サンドブラスト装
置は圧縮空気により砥粒を吹きつけ、さらに、同圧縮空
気の圧力Pが、1≦P〔kgf/ cm2〕≦4である時に、
実質単位砥石表面積に吹きつけられる砥粒重量を0.0
05kg/m2 以上で0.2kg/m2以下とするブラスト条件
を有することを特徴とする。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】さらに、第10の発明では、前記砥石によ
りセラミック成形物に乾式研磨加工を施す工程と、前記
砥石の表面に砥粒を吹付けて砥石の目詰まりを除去する
工程と、を同時に行うことを特徴とする。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】また、第2の発明の方法によれば、砥石に
よりセラミック成形物に乾式研磨加工が施され、前記砥
石の表面に砥粒を吹付けて砥石の目詰まりが容易に、か
つ速やかに除去される。第3の発明の方法によれば、砥
粒を回収する工程を備えることにより、セラミック成形
物に吹き付けられた砥粒が回収され、再使用に供され
る。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】第4の発明の方法によれば、回収装置はノ
ズルを内部に収容する回収ボックスを備えているため、
ノズルから吹きつけられたほとんどの砥粒が回収ボック
ス内に回収される。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】第5の発明の方法によれば、回収ボックス
の砥石側周縁に砥石形状に沿った砥粒飛散防止帯が設け
られているため、砥粒が回収ボックスから飛散すること
が防止される。第6の発明の方法によれば、セラミック
成形物と同材質かまたは同系統材質の砥粒がセラミック
成形物にめり込むことがある。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】第8の発明の方法によれば、砥粒は砥石面
の接線回転方向に対して45°〜110°の噴射角度で
吹きつけられる。第9の発明の方法によれば、砥粒が砥
石に吹きつけられる時に、ディフューザにより砥粒の吹
きつけ面積が制限される。さらに第10の発明の方法に
よれば、前記砥石によりセラミック成形物に乾式研磨加
工を施す工程と、前記砥石の表面に砥粒を吹付けて砥石
の目詰まりを除去する工程と、を同時に行うことによ
り、砥石の目詰まりの除去作業が効率良く行われる。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】サンドブラスト装置9はワーク7とは反対
側の位置に配置され、四角箱状の回収ボックス10を備
えている。この回収ボックス10の背面には左右にスラ
イド可能な開閉扉11が設けられている。サンドブラス
ト用のブラストノズル12は、この開閉扉11間の開口
部から回収ボックス10内に挿入配置され、砥粒Tを研
削用砥石1に吹き付けることにより、研削用砥石1の目
詰まりを除去するようにしている。さらに、このブラス
トノズル12は図示しないテーブル上に設置され、NC
制御により前後左右に移動制御され、研削用砥石1に対
するブラスト位置が設定されるようになっている。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】前記ブラストノズル12からの砥粒Tの吐
出は、重力落下式の吐出装置15により行われる。すな
わち、図4に示すように、ホッパー16内には砥粒Tが
充填され、その上部は大気開放されて砥粒Tが重力によ
り落下するようにしている。吐出部17は筒状に形成さ
れ、その上部には図示しないエアコンプレッサに接続さ
れたエア導入口18が設けられるとともに、下部には前
記ブラストノズル12に接続される配管が取着されてい
る。接続配管19は前記ホッパー16下方の砥粒受け2
0と吐出部17との間に接続され、砥粒受け20で受け
取られた砥粒Tを吐出部17へ導く。そして、吐出部1
7へ導入された砥粒Tはエア導入口18からブラストノ
ズル12へ流れるエアの流れに乗ってブラストノズル1
2へ導かれる。砥粒Tの供給量は砥粒量調節バルブ2
1、および前記エアの圧力によって調整される。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】変更
【補正内容】
【0038】続いて、目詰まり除去のための最適ブラス
ト条件について説明する。ノズル移動式でかつ円周方向
に砥石面が設けられている場合、(L/a)>1であ
り、ブラスト条件は次に示すK1 * の値によって決めら
れる。ここで、砥石38の幅L〔m 〕、ノズル37から
噴射されたブラスト砥粒Tの吹きつけ幅a〔m 〕、砥石
38の回転速度をN〔1/ s〕、ブラスト砥粒Tの質量
流量をW〔kg/ s〕、ノズル移動速度をV〔m/s〕、砥
石38の直径をD〔m 〕で表す。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0046
【補正方法】変更
【補正内容】
【0046】目詰まり除去のための最適ブラスト条件は
前記実施例と同様に(L/a)>1であり、K2 * の値
によって決められる。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0058
【補正方法】変更
【補正内容】
【0058】また、第2の発明によれば、砥石の目詰ま
りの除去作業を速やかに行うことができるとともに、従
来のスティックやブラシの交換作業が不要で、砥石の形
状変化を製品品質に影響しない程度に抑えることがで
き、しかも作業に危険がないという優れた効果を奏す
る。
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0059
【補正方法】変更
【補正内容】
【0059】第3の発明によれば、砥石に吹き付けられ
た砥粒が回収されて再使用に供され、トータルコストの
低減を図ることができるという優れた効果を奏する。
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0060
【補正方法】変更
【補正内容】
【0060】第4の発明によれば、ノズルから吹きつけ
られたほとんどの砥粒が回収ボックス内に戻り、さらな
るコストの低減を図ることができるという優れた効果を
奏する。
【手続補正17】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0061
【補正方法】変更
【補正内容】
【0061】第5の発明によれば、回収ボックスの砥石
側周縁に砥石形状に沿った砥粒飛散防止帯を備えている
ため、砥粒が回収ボックスから飛散することが防止さ
れ、さらなるコストの低減を図ることができる。
【手続補正18】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0063
【補正方法】変更
【補正内容】
【0063】第7の発明によれば、圧縮空気の圧力P
が、1≦P〔kgf/ cm2〕≦4である時に、実質単位砥
石表面積に吹きつけられる砥粒重量を0.005kg/m2
以上で0.2kg/m2 以下とするブラスト条件で、砥粒は
砥石に吹きつけられるため、高い目詰まり除去効果が保
証される。
【手続補正19】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0064
【補正方法】変更
【補正内容】
【0064】第8の発明によれば、砥粒は砥石面の接線
回転方向に対して45度〜110度の噴射角度で吹きつ
けられるため、高い目詰まり除去効果が保証される。第
9の発明によれば、砥粒が砥石に吹きつけられる時に、
ディフューザにより砥粒の吹きつけ面積が制限されるた
め、高い目詰まり除去効果が保証される。
【手続補正20】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】図8の砥石の目詰まり除去装置を示す概略平
面図である。
【手続補正21】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図16
【補正方法】変更
【補正内容】
【図16】図14の砥石の目詰まり除去装置を示す概略
平面図である。
【手続補正22】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図19
【補正方法】変更
【補正内容】
【図19】図17の砥石の目詰まり除去装置を示す概略
平面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西尾 彰文 名古屋市瑞穂区須田町2番56号 日本碍子 株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セラミック成形物に乾式研削加工を施す
    ための砥石の目詰まりを除去する装置であって、 前記砥石の表面に砥粒を吹付けて砥石の目詰まりを除去
    するサンドブラスト装置を備えたことを特徴とする砥石
    の目詰まり除去装置。
  2. 【請求項2】 前記サンドブラスト装置により砥石表面
    に吹き付けられる砥粒を回収する回収装置を備えたこと
    を特徴とする請求項1に記載の砥石の目詰まり除去装
    置。
  3. 【請求項3】 前記サンドブラスト装置は砥粒を吹きつ
    けるノズルを有し、さらに前記回収装置は同ノズルを内
    部に収容する回収ボックスを備えていることを特徴とす
    る請求項2に記載の砥石の目詰まり除去装置。
  4. 【請求項4】 前記回収ボックスの砥石側周縁に砥石形
    状に沿った砥粒飛散防止帯を備えたことを特徴とする請
    求項3に記載の砥石の目詰まり除去装置。
  5. 【請求項5】 前記砥石はダイヤモンド歯またはCBN
    歯を有し、前記砥粒の粒度は砥石のダイヤモンドまたは
    CBNの粒度以下であることを特徴とする請求項1に記
    載の砥石の目詰まり除去装置。
  6. 【請求項6】 前記砥粒の材質は前記セラミック成形物
    と同材質かまたは同系統材質であることを特徴とする請
    求項5に記載の砥石の目詰まり除去装置。
  7. 【請求項7】 前記サンドブラスト装置は圧縮空気によ
    り砥粒を吹きつけるノズルを有し、さらに、同圧縮空気
    の圧力Pが、1≦P〔kgf/ cm2〕≦4である時に、実
    質単位砥石表面積に吹きつけられる砥粒重量を0.00
    5kg/m2 以上で0.2kg/m2 とするブラスト条件を有す
    ることを特徴とする請求項1に記載の砥石の目詰まり除
    去装置。
  8. 【請求項8】 前記サンドブラスト装置は砥石面の接線
    回転方向に対して45°〜110°のブラスト噴射角度
    を有することを特徴とする請求項7に記載の砥石の目詰
    まり除去装置。
  9. 【請求項9】 前記サンドブラスト装置のノズル先端に
    砥粒の飛散を制限するディフューザを備えたことを特徴
    とする請求項7に記載の砥石の目詰まり除去装置。
  10. 【請求項10】 セラミック成形物の乾式研削加工と砥
    石の目詰まり除去とを同時に行うことを特徴とする砥石
    の目詰まり除去方法。
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