JPH069162U - 超磁歪式アクチュエータ - Google Patents
超磁歪式アクチュエータInfo
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 超磁歪ロッドが熱膨張するのを防止し、特性
不良の発生をなくす。 【構成】 超磁歪ロッド8内には中心を軸方向に貫通す
る冷却媒体通路8Aを形成し、蓋体11に設けた流入口
11Aから水、油等の冷却媒体を冷却媒体通路8A内に
流通させ、超磁歪ロッド8を冷却して温度の上昇を防
ぐ。
不良の発生をなくす。 【構成】 超磁歪ロッド8内には中心を軸方向に貫通す
る冷却媒体通路8Aを形成し、蓋体11に設けた流入口
11Aから水、油等の冷却媒体を冷却媒体通路8A内に
流通させ、超磁歪ロッド8を冷却して温度の上昇を防
ぐ。
Description
【0001】
本考案は、例えば超磁歪式噴射弁や開閉弁等に好適に用いられる超磁歪式アク チュエータに関し、特に、熱の影響により特性が変化するのを防止できるように した超磁歪式アクチュエータに関する。
【0002】
一般に、筒状のケーシングと、該ケーシングの軸方向に伸長して該ケーシング 内に設けられ、該ケーシングの一端側に設けられる駆動対象物を駆動すべく、磁 場がかけられたときに軸方向に伸縮する超磁歪ロッドと、該超磁歪ロッドの周囲 に位置して前記ケーシング内に設けられ、外部から通電されることにより該超磁 歪ロッドに磁場をかける電磁コイルと、前記ケーシングの他端側に設けられ、該 ケーシング内で前記超磁歪ロッドを軸方向に位置決めする位置決め部材とからな る超磁歪式アクチュエータを用いた燃料噴射弁は、例えば特開平3−24317 4号公報等により知られている。
【0003】 この種の従来技術による燃料噴射弁では、ケーシングの一端側に燃料の噴射口 を有する弁座を設け、該弁座に駆動対象物となる内開き式の弁体を着座させるべ く、該弁体を弁ばねにより常時閉弁方向に付勢すると共に、超磁歪ロッドの一端 側を弁体に固着し、電磁コイルからの磁場により該超磁歪ロッドが縮小したとき に、該超磁歪ロッドにより弁体を弁ばねに抗してリフトさせ、前記噴射口からケ ーシング内の燃料を外部に向けて噴射させるようにしている。
【0004】 また、ケーシングの他端側には、前記超磁歪ロッドの他端側端面に当接する位 置決め部材としての蓋体を設け、該蓋体により超磁歪ロッドを前記弁体と共に弁 座側に向けて押圧し、前記弁ばねのばね荷重を調整するようにしている。そして 、超磁歪ロッドは電磁コイルからの磁場により縮小変形するときに、前記蓋体か ら離間するのを規制され、弁体を弁ばねに抗して確実にリフトさせるようになっ ている。
【0005】
ところで、上述した従来技術では、ケーシングの一端側に駆動対象物となる弁 体を設け、ケーシングの他端側には蓋体を設け、該蓋体と弁体との間で超磁歪ロ ッドをケーシング内で軸方向に位置決めするようにしているから、超磁歪ロッド の周囲に設けた電磁コイルが外部からの通電により発熱すると、このときの熱影 響等によって超磁歪ロッドが前記蓋体と弁体との間で軸方向に熱膨張することが ある。そして、超磁歪ロッドはケーシングに比較して熱膨張率が大きく、蓋体は ケーシングに一体的に固定されているので、超磁歪ロッドは熱膨張時に弁体側に 向けて伸びてしまう。
【0006】 このため従来技術では、超磁歪ロッドの熱膨張によって弁ばねのばね荷重が変 化するばかりでなく、電磁コイルからの磁場によって超磁歪ロッドを変形させた ときに、弁体のリフト量が変化し、噴射流量の特性等が熱影響によって変動する という問題がある。また、駆動対象物となる弁体を外開き式とし、超磁歪ロッド が伸び変形したときに弁体を開弁させる構成とすると、超磁歪ロッドの熱膨張に より弁体が開弁方向に変位して弁座から離座することがあり、シール不良等の原 因になるという問題がある。
【0007】 本考案は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、本考案は超磁歪ロッ ドを冷却媒体によって冷却することにより、該超磁歪ロッドの温度が上昇するの を抑えて該超磁歪ロッドの熱膨張を防止できると共に、特性不良等が発生するの を効果的に防止でき、例えば弁体等の駆動対象物を安定して駆動できるようにし た超磁歪式アクチュエータを提供することを目的としている。
【0008】
上述した課題を解決するために本考案が採用する構成の特徴は、超磁歪ロッド に該超磁歪ロッドの軸方向に伸長し、冷却媒体を流通させる冷却媒体通路を形成 したことにある。
【0009】
上記構成により、冷却媒体通路内に冷却媒体を流通させれば、超磁歪ロッドが 電磁コイルの発熱等による熱影響を受けても、超磁歪ロッドをこの冷却媒体によ って冷却することができ、超磁歪ロッドが熱膨張するのを防止できる。
【0010】
以下、本考案の実施例を図1ないし図5に基づき説明する。
【0011】 図1ないし図3は本考案の第1の実施例を示している。
【0012】 図において、1は電磁ステンレス鋼等の磁性材料により段付円筒状に形成され た筒状のケーシングを示し、該ケーシング1は上、下両端側がカシメ部1A,1 Bとなり、該ケーシング1の内周側にはカシメ部1A,1B間で軸方向にそれぞ れ所定寸法離間して環状段部1C,1D,1Eが形成されている。また、該ケー シング1には環状段部1D、1E間で径方向に排出口1Fが穿設され、該排出口 1Fは後述する冷却媒体をケーシング1内から矢示A方向に排出させる。
【0013】 2はケーシング1内の下端側に設けられたロッドガイドを示し、該ロッドガイ ド2は耐摩耗性の高い材料により比較的厚肉の円板状に形成され、その中心側に はロッド挿通穴2Aが穿設されている。そして、該ロッドガイド2はケーシング 1のカシメ部1Bと環状段部1Eとの間にカシメ固定され、ケーシング1の下端 側を閉塞している。
【0014】 3はケーシング1の下端側に設けられた駆動対象物としてのプッシュロッドを 示し、該プッシュロッド3は、ケーシング1の環状段部1D,1E間でケーシン グ1内に摺動可能に挿嵌された円板状のばね受部3Aと、該ばね受部3Aの下面 中央から下向きに突設された円柱状のボス部3Bと、該ボス部3Bの下端側から 下向きに伸長し、ロッドガイド2のロッド挿通穴2Aを介してケーシング1外に 突出した小径の軸部3Cとから構成され、ばね受部3Aの上面側中央には浅底の 凹部3Dが形成されている。そして、該プッシュロッド3の凹部3D内には後述 する超磁歪ロッド8の下端が嵌合して取付けられている。また、該プッシュロッ ド3には軸方向に凹部3Dの底部からボス部3Bの中間部位までプッシュロッド 3の軸方向に伸長すると共に、径方向に伸長してボス部3Bの外周面に開口する 略L字状の流路3Eが形成され、該流路3Eは冷却媒体をケーシング1内へと流 出させる。
【0015】 4はプッシュロッド3のボス部3B周囲に位置してばね受部3Aとロッドガイ ド2との間に配設された付勢手段としての設定ばねを示し、該設定ばね4はプッ シュロッド3のばね受部3Aを介して超磁歪ロッド8を常時上向きに付勢し、超 磁歪ロッド8に初期荷重を付与している。ここで、プッシュロッド3の軸部3C 先端には、例えば自動車用エンジンの吸気弁または排気弁の弁体(図示せず)が 取付けられ、この弁体は超磁歪ロッド8の伸縮時に開,閉弁される。
【0016】 5はケーシング1内に配設された段付円筒状のコイルボビン、6は該コイルボ ビン5に巻回された電磁コイルを示し、該電磁コイル6はコイルボビン5の上端 側に立設された端子ピン7,7に接続され、外部からの通電により励磁されて磁 場を発生させる。そして、該電磁コイル6は超磁歪ロッド8に磁場をかけること によって、この超磁歪ロッド8を軸方向に伸び変形させ、プッシュロッド3を前 記弁体の開弁方向に駆動する。また、コイルボビン5の内周側には軸方向に伸長 する摺動穴5Aが形成され、該摺動穴5A内には超磁歪ロッド8が挿通されてい る。
【0017】 8はコイルボビン5の摺動穴5A内に挿通された超磁歪ロッドを示し、該超磁 歪ロッド8は、例えばネオジム(Nd)−鉄母合金またはジスプロシウム(Dy )−鉄、テルビウム(Tb)−鉄母合金等の超磁歪材料から正の磁歪特性をもっ た細長い円柱状ロッドとして形成され、該超磁歪ロッド8は電磁コイル6からの 磁場により、例えば1kOe(キロエルステッド)の磁場で全長Lに対して10 00PPM(1000×10-6)の比率で軸方向に伸び変形する。また、該超磁 歪ロッド8は、例えば1×10-5/℃程度の熱膨張率α(線膨張係数)を有し、 周囲温度がt℃上昇したときに全長Lに対して軸方向に寸法△L、
【0018】
【数1】 △L=L×α×t だけ熱膨張する。
【0019】 ここで、該超磁歪ロッド8は下端側端面がコイルボビン5の摺動穴5Aから下 向きに突出してプッシュロッド3の凹部3D内に嵌合されている。そして、該超 磁歪ロッド8は設定ばね4によりプッシュロッド3を介して常時上向きに付勢さ れ、該プッシュロッド3と後述するストッパ9との間でコイルボビン5の軸方向 に位置決めされている。また、該超磁歪ロッド8内には上端側から下端側にかけ て軸方向に伸長する冷却媒体通路8Aが形成され、該冷却媒体通路8A内を矢示 A方向に流通する冷却媒体は、超磁歪ロッド8を内部から冷却する。
【0020】 9はケーシング1の上端内側に嵌合され、環状段部1C上に位置決めされたス トッパを示し、該ストッパ9は磁性材料から厚肉の円板状に形成され、該ストッ パ9の下面中央には下向きに突出する円柱状の突起部9Aが一体形成されている 。そして、該突起部9Aの中央にはストッパ9を軸方向上,下に貫通する流入路 9Bが形成されている。
【0021】 ここで、ストッパ9はケーシング1内に挿嵌され、その外周側下面をケーシン グ1の環状段部1Cに当接させると共に、突起部9Aが前記コイルボビン5の摺 動穴5A内に嵌合され、該突起部9Aの先端は前記超磁歪ロッド8の端面に当接 することにより、超磁歪ロッド8をコイルボビン5内で軸方向に位置決めしてい る。また、該ストッパ9には突起部9Aから径方向外側に離間して一対の端子ピ ン挿通穴9C,9Cが上,下方向に穿設され、該各端子ピン挿通穴9C内には小 径筒状の各インシュレータ10を介して前記各端子ピン7が挿通されている。
【0022】 11はケーシング1内の上端側にカシメ部1Aと前記ストッパ9との間で挟持 された厚肉円板状の蓋体を示し、該蓋体11には、該蓋体11の中央に位置し、 ストッパ9の流入路9Bに連通する冷却媒体の流入口11Aと、該流入口11A から径方向に離間し、ストッパ9の各端子ピン挿通穴9Cとその中心が一致する シール材挿嵌穴11B,11Bとがそれぞれ上,下方向に穿設されている。そし て、該各シール材挿嵌穴11B内には小径筒状の各シール材12が挿嵌され、該 各シール材12を介して各端子ピン7がケーシング1外へと上向きに突出してい る。
【0023】 ここで、蓋体11の流入口11Aには、例えば冷却水または油液等の冷却媒体 を圧送するポンプ等の圧力源が配管(いずれも図示せず)を介して接続され、該 蓋体11の流入口11Aから矢示A方向に送り込まれた冷却媒体は、ストッパ9 の流入路9Bを介して超磁歪ロッド8の冷却媒体通路8A内を流通し、プッシュ ロッド3の流路3E、ケーシング1に設けた排出口1Fを介して超磁歪アクチュ エータの外側へ排出される。
【0024】 本実施例による超磁歪式アクチュエータは上述の如き構成を有するもので、次 にその作動について説明する。
【0025】 まず、電磁コイル6に図3中の特性線13の如く駆動パルスを給電し、該電磁 コイル6により超磁歪ロッド8に磁場をかけると、該超磁歪ロッド8はこのとき の磁場の強さに応じて伸び変形し、設定ばね4に抗してプッシュロッド3を図3 に示す特性線14の如き変位量をもって下向きに変位させる。そして、該プッシ ュロッド3の軸部3C先端に設ける弁体は超磁歪ロッド8の伸びによって駆動さ れ、図示しない弁座に離着座することにより開,閉弁動作を行う。
【0026】 ところで、超磁歪ロッド8はケーシング1よりも熱膨張率の大きい超磁歪材料 により形成され、プッシュロッド3とストッパ9との間でケーシング1の軸方向 に位置決めされているから、電磁コイル6の発熱等によって超磁歪ロッド8が軸 方向に熱膨張すると、該超磁歪ロッド8はストッパ9により上向きの伸びが規制 され、プッシュロッド3側に向けて下向きに熱膨張するようになり、プッシュロ ッド3の先端に設ける弁体を不用意に開弁させてシール不良等の原因となる。ま た、電磁コイル6に駆動パルスを給電して超磁歪ロッド8を伸び変形させたとき には、超磁歪ロッド8の熱膨張分が伸び量に加算され、プッシュロッド3の変位 量特性が図3中に仮想線で示す特性線15の如く変化する。
【0027】 そこで、本実施例では、例えば水、油等の冷却媒体を蓋体11の流入口11A から、超磁歪ロッド8の冷却媒体通路8A内に流通させつつ、プッシュロッド3 の流路3Eを介してケーシング1の排出口1Fから外部へと排出させることによ り、超磁歪ロッド8を内部から冷却するようにしている。
【0028】 これによって、当該超磁歪式アクチュエータを使用している間に電磁コイル6 が通電によって発熱し、このときの熱等で超磁歪ロッド8が温度上昇するような 場合でも、冷却媒体通路8A内を流通する冷却媒体によって超磁歪ロッド8を冷 却し続けることができ、該超磁歪ロッド8の温度上昇を確実に抑えることができ ると共に、超磁歪ロッド8が熱膨張によって長さ寸法が変化するのを防止でき、 プッシュロッド3の先端に設ける弁体等が弁座から不用意に離座してシール不良 等が発生するのを防止できる。
【0029】 従って、本実施例によれば、超磁歪ロッド8の熱膨張を効果的に抑えることが でき、プッシュロッド3の変位量特性が変化するのを確実に防止できると共に、 プッシュロッド3を図3中の特性線14の如く正規の変位量で駆動でき、プッシ ュロッド3の先端に設ける弁体等にシール不良等の問題が発生するのを解消でき る。
【0030】 次に、図4は本考案の第2の実施例を示し、本実施例の特徴は、超磁歪ロッド の側面に溝状の凹部を形成し、該凹部を軸方向に伸長させて冷却媒体通路を形成 したことにある。なお、本実施例では前記第1の実施例と同一の構成要素に同一 符号を付し、その説明を省略する。
【0031】 図中、21は本実施例で用いる超磁歪ロッドを示し、該超磁歪ロッド21は前 記第1の実施例で述べた超磁歪ロッド8とほぼ同様に、細長い円柱状ロッドとし て形成されているものの、該超磁歪ロッド21の側面には中心方向に向けて断面 略U字状をなす冷却媒体通路21Aが形成され、該冷却媒体通路21Aは超磁歪 ロッド21の軸方向全長に亘って伸長している。
【0032】 そして、該超磁歪ロッド21は上端側が前記第1の実施例で述べた超磁歪ロッ ド8と同様に、コイルボビン5の摺動穴5A内に挿通され、下端側端面がコイル ボビン5の摺動穴5Aから下向きに突出してプッシュロッド3の凹部3D内に嵌 合されている。このとき、前記冷却媒体通路21Aは上端側がストッパ9の流入 路9Bと連通し、下端側がプッシュロッド3の流路3Eと連通する。
【0033】 以上の如く構成される本実施例によっても、前記第1の実施例とほぼ同様の作 用効果を得ることができるが、特に本実施例によれば、冷却媒体通路21Aは超 磁歪ロッド21の側面から径方向に向けて溝を形成することによって構成したか ら、超磁歪ロッドを超磁歪材料の原料粉から管状に燒結させて成型するのに比べ て極めて容易に超磁歪ロッド21の製造を行うことができる。
【0034】 次に、図5は本考案の第3の実施例を示し、本実施例の特徴は、超磁歪ロッド の側面に径方向に対向して軸方向に伸長する一対の溝状凹部を形成することによ り、冷却媒体通路を構成したことにある。なお、本実施例でも前記第1の実施例 と同一の構成要素に同一符号を付し、その説明を省略する。
【0035】 図中、31は本実施例による超磁歪ロッドを示し、該超磁歪ロッド31は前記 第1の実施例で述べた超磁歪ロッド8とほぼ同様に形成されているものの、該超 磁歪ロッド31の側面には径方向に対向して2か所から、中心方向に向けて冷却 媒体通路31A,31Aが凹状に形成され、該各冷却媒体通路31Aは超磁歪ロ ッド31の軸方向全長に亘って伸長している。そして、該超磁歪ロッド31は前 記第1の実施例と同様に、コイルボビン5の摺動穴5A内に挿通され、下端側端 面がコイルボビン5の摺動穴5Aから下向きに突出してプッシュロッド3の凹部 3D内に嵌合されている。このとき、各冷却媒体通路31Aは底部31B側でス トッパ9の流入路9Bとプッシュロッド3の流路3Eとを連通させる。
【0036】 以上の如く構成される本実施例によっても、前記各実施例とほぼ同様の作用効 果を奏するものの、特に本実施例によれば、超磁歪ロッド3には側面に冷却媒体 を流通させる冷却媒体通路31A,31Aを対称に設けたから、超磁歪ロッド3 1を均一、かつ効果的に冷却することができ、超磁歪ロッド31の温度分布が不 均一となるのを防止することができる。
【0037】 なお、前記各実施例では、超磁歪式アクチュエータを自動車用エンジンの吸気 弁または排気弁に適用した場合を例に挙げて説明したが、本考案はこれに限らず 、例えば燃料噴射弁等に適用してもよく、この場合には駆動対象物となるニード ル弁体等をプッシュロッド3の先端側に取付けるようにすればよい。また、当該 超磁歪アクチュエータをディスクブレーキ等のアクチュエータとして用いてもよ く、この場合には超磁歪ロッドの伸縮変形を摩擦パッドに伝えてディスクに制動 力を付与する構成とすればよい。
【0038】 また、前記各実施例では、超磁歪ロッド8(21,31)に設けた冷却媒体通 路8A(21A,31A)内に冷却媒体としての水または油等の液体を、ケーシ ング1外に設けた圧力源を用いて強制的に循環させるものとして説明したが、本 考案はこれに限るものではなく、例えば燃料噴射弁に適用する場合には燃料を冷 却媒体として用いるようにしてもよく、また、冷却媒体は空気等の冷却風でもよ いものである。
【0039】
以上詳述した通り、本考案によれば、超磁歪ロッドに該超磁歪ロッドの軸方向 に伸長し、冷却媒体を流通させる冷却媒体通路を形成したから、超磁歪ロッドが 電磁コイルの発熱等による熱影響を受けたときに、冷却媒体通路内を流通する冷 却媒体によって超磁歪ロッドを冷却することができ、超磁歪ロッドが熱膨張によ って軸方向の長さ寸法が変化するのを防止できると共に、駆動対象物を安定して 駆動することができ、当該超磁歪式アクチュエータの信頼性を向上できる。
【図1】本考案の第1の実施例による超磁歪式アクチュ
エータを示す縦断面図である。
エータを示す縦断面図である。
【図2】超磁歪ロッドの形状を示す図1中の矢示 II −
II 方向拡大断面図である。
II 方向拡大断面図である。
【図3】駆動パルスの特性とプッシュロッドの変位量特
性とを示す特性線図である。
性とを示す特性線図である。
【図4】第2の実施例による超磁歪ロッドを示す拡大断
面図である。
面図である。
【図5】第3の実施例による超磁歪ロッドを示す拡大断
面図である。
面図である。
1 ケーシング 3 プッシュロッド(駆動対象物) 6 電磁コイル 8,21,31 超磁歪ロッド 8A,21A,31A 冷却媒体通路 9 ストッパ(位置決め部材)
Claims (1)
- 【請求項1】 筒状のケーシングと、該ケーシングの軸
方向に伸長して該ケーシング内に設けられ、該ケーシン
グの一端側に設けられる駆動対象物を駆動すべく、磁場
がかけられたときに軸方向に伸縮する超磁歪ロッドと、
該超磁歪ロッドの周囲に位置して前記ケーシング内に設
けられ、外部から通電されることにより該超磁歪ロッド
に磁場をかける電磁コイルと、前記ケーシングの他端側
に設けられ、該ケーシング内で前記超磁歪ロッドを軸方
向に位置決めする位置決め部材とからなる超磁歪式アク
チュエータにおいて、前記超磁歪ロッドには、該超磁歪
ロッドの軸方向に伸長し、冷却媒体を流通させる冷却媒
体通路を形成したことを特徴とする超磁歪式アクチュエ
ータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP052463U JPH069162U (ja) | 1992-07-02 | 1992-07-02 | 超磁歪式アクチュエータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP052463U JPH069162U (ja) | 1992-07-02 | 1992-07-02 | 超磁歪式アクチュエータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH069162U true JPH069162U (ja) | 1994-02-04 |
Family
ID=12915417
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP052463U Pending JPH069162U (ja) | 1992-07-02 | 1992-07-02 | 超磁歪式アクチュエータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH069162U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07236291A (ja) * | 1994-02-22 | 1995-09-05 | Benkan Corp | 超磁歪変位拡大機構 |
-
1992
- 1992-07-02 JP JP052463U patent/JPH069162U/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07236291A (ja) * | 1994-02-22 | 1995-09-05 | Benkan Corp | 超磁歪変位拡大機構 |
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