JPH0692149B2 - ラミネ−ト紙 - Google Patents
ラミネ−ト紙Info
- Publication number
- JPH0692149B2 JPH0692149B2 JP61251182A JP25118286A JPH0692149B2 JP H0692149 B2 JPH0692149 B2 JP H0692149B2 JP 61251182 A JP61251182 A JP 61251182A JP 25118286 A JP25118286 A JP 25118286A JP H0692149 B2 JPH0692149 B2 JP H0692149B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- base material
- synthetic resin
- resin layer
- paper base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Wrappers (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Adhesive Tapes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、放射線の照射処理により紙基材と合成樹脂層
との接着性を向上させて耐熱性を付与してなるラミネー
ト紙に関するものである。
との接着性を向上させて耐熱性を付与してなるラミネー
ト紙に関するものである。
従来の技術及び問題点 剥離紙やテープ等における基材、あるいは包装紙や印刷
紙などとして、紙基材の片面又は両面に湿式法や乾式法
等によりポリエチレン層を設けてなるラミネート紙が多
用されている。
紙などとして、紙基材の片面又は両面に湿式法や乾式法
等によりポリエチレン層を設けてなるラミネート紙が多
用されている。
ラミネート紙に一般的に要求される実用上の重要性能
は、紙基材とその上に設けたラミネート層が強固に接着
して剥がれにくいことである。
は、紙基材とその上に設けたラミネート層が強固に接着
して剥がれにくいことである。
従来、紙基材とポリエチレン層とを剥がれにくくしたラ
ミネート紙としては、紙基材としてコロナ放電処理した
ものを用いたものが提案されている。
ミネート紙としては、紙基材としてコロナ放電処理した
ものを用いたものが提案されている。
しかしながら、このものは耐熱性に劣る問題点があっ
た。すなわち、それを高温下においた場合、紙基材とポ
リエチレン層との間で発泡が生じたり、さらにはポリエ
チレン層が紙基材より剥がれたりして実用に供しえない
ものとなる問題点があった。
た。すなわち、それを高温下においた場合、紙基材とポ
リエチレン層との間で発泡が生じたり、さらにはポリエ
チレン層が紙基材より剥がれたりして実用に供しえない
ものとなる問題点があった。
この高温下における紙基材とポリエチレン層との剥がれ
等の問題は、例えば剥離紙や粘着テープ等を製造する場
合に高温処理ができないため、ライン速度が制約されて
効率的な製造を阻害する原因や、剥離性処理層中に未反
応成分が残存しやすい原因などとして、あるいは高温雰
囲気下での使用を制約する原因などとして、ラミネート
紙を使用する種々の分野で、かつ様々な態様で不都合な
問題となっていた。
等の問題は、例えば剥離紙や粘着テープ等を製造する場
合に高温処理ができないため、ライン速度が制約されて
効率的な製造を阻害する原因や、剥離性処理層中に未反
応成分が残存しやすい原因などとして、あるいは高温雰
囲気下での使用を制約する原因などとして、ラミネート
紙を使用する種々の分野で、かつ様々な態様で不都合な
問題となっていた。
問題点を解決するための手段 本発明は上記の問題点を克服したものであり、放射線の
照射処理を施すことにより紙基材とその上に設けた合成
樹脂からなるラミネート層との接着性が向上し、これに
より耐熱性が向上する知見に基づいてなしたものであ
る。
照射処理を施すことにより紙基材とその上に設けた合成
樹脂からなるラミネート層との接着性が向上し、これに
より耐熱性が向上する知見に基づいてなしたものであ
る。
すなわち本発明は、紙基材の片面又は両面における紙質
表面に、剥離剤からなる剥離層でなく、かつ架橋剤によ
り架橋処理されていない、しかもオゾンガスの供給なく
接着処理された合成樹脂層を有してなり、加熱処理から
なる前処理を施さない放射線の照射処理により紙基材と
合成樹脂層との接着性を向上させて耐熱性を付与してな
るラミネート紙を提供するものである。
表面に、剥離剤からなる剥離層でなく、かつ架橋剤によ
り架橋処理されていない、しかもオゾンガスの供給なく
接着処理された合成樹脂層を有してなり、加熱処理から
なる前処理を施さない放射線の照射処理により紙基材と
合成樹脂層との接着性を向上させて耐熱性を付与してな
るラミネート紙を提供するものである。
本発明のラミネート紙は、紙基材に合成樹脂層を設けた
状態で放射線の照射処理を施したものである。
状態で放射線の照射処理を施したものである。
本発明において用いられる紙基材は、その片面又は両面
に紙質(紙地)が露出したものであり、合成樹脂層はウ
レタン系等のアンカー剤層を介することなくその紙質表
面に設けられる。
に紙質(紙地)が露出したものであり、合成樹脂層はウ
レタン系等のアンカー剤層を介することなくその紙質表
面に設けられる。
従って、紙基材としてはクラフト紙、グラシン紙、上質
紙、パーチメント紙などで代表されるその構造中にセル
ロースを有し、少なくとも合成樹脂層を設ける面に被覆
膜を有しないものが用いられる。
紙、パーチメント紙などで代表されるその構造中にセル
ロースを有し、少なくとも合成樹脂層を設ける面に被覆
膜を有しないものが用いられる。
合成樹脂層はポリエチレンのほか、ポリプロピレン、ポ
リエステル、ナイロン、4−メチルペンテン重合体など
で代表される、シリコーン系樹脂等の剥離剤でない合成
樹脂を用いて、かつ放射線架橋性等の架橋剤を用いるこ
となく形成される。従って本発明における合成樹脂層
は、剥離剤からなる剥離層を構成するものではなく、ま
た架橋剤により架橋処理された層でもない。
リエステル、ナイロン、4−メチルペンテン重合体など
で代表される、シリコーン系樹脂等の剥離剤でない合成
樹脂を用いて、かつ放射線架橋性等の架橋剤を用いるこ
となく形成される。従って本発明における合成樹脂層
は、剥離剤からなる剥離層を構成するものではなく、ま
た架橋剤により架橋処理された層でもない。
合成樹脂層を紙基材の片面又は両面に付設する方式とし
ては、接着処理時にオゾンガス等の特殊ガスを供給しな
い通例の方式を適用することができ、従って樹脂溶融液
を塗布する湿式法あるいは合成樹脂フィルムを接着剤等
を介して貼着する乾式法などが一般である。
ては、接着処理時にオゾンガス等の特殊ガスを供給しな
い通例の方式を適用することができ、従って樹脂溶融液
を塗布する湿式法あるいは合成樹脂フィルムを接着剤等
を介して貼着する乾式法などが一般である。
放射線の照射処理としては、電子線、γ線又はX線など
の電離性放射線を前記の合成樹脂層を設けた紙基材を前
処理として加熱処理を施さずに、かつその合成樹脂層に
架橋剤を付与することなく8Mrad以下、就中0.5〜5Mrad
照射する方式が適である。その照射量が8Mradを超える
と紙基材の機械的強度が大きく低下する場合があって好
ましくない。この架橋剤を用いない非加熱下での放射線
の照射処理により紙基材と合成樹脂層との接着性が向上
し、耐熱性が付与されて本発明の目的が達成される。
の電離性放射線を前記の合成樹脂層を設けた紙基材を前
処理として加熱処理を施さずに、かつその合成樹脂層に
架橋剤を付与することなく8Mrad以下、就中0.5〜5Mrad
照射する方式が適である。その照射量が8Mradを超える
と紙基材の機械的強度が大きく低下する場合があって好
ましくない。この架橋剤を用いない非加熱下での放射線
の照射処理により紙基材と合成樹脂層との接着性が向上
し、耐熱性が付与されて本発明の目的が達成される。
発明の効果 本発明のラミネート紙は、放射線の照射処理により紙基
材と合成樹脂層との接着性が向上されているので、耐熱
性に優れており、高温下においた場合にも発泡や剥がれ
を起こしにくく、実用上充分な紙基材と合成樹脂層との
密着性を有している その結果、例えば高温高速処理に基づく剥離力の安定し
た剥離紙や、粘着特性に優れた粘着テープの効率的な製
造が可能となるなど、種々の分野でラミネート紙の高温
使用が可能となり、また信頼性の向上にも寄与する。従
って、種々の産業分野で有用であり、その寄与度も大き
くて実用価値に秀でている。
材と合成樹脂層との接着性が向上されているので、耐熱
性に優れており、高温下においた場合にも発泡や剥がれ
を起こしにくく、実用上充分な紙基材と合成樹脂層との
密着性を有している その結果、例えば高温高速処理に基づく剥離力の安定し
た剥離紙や、粘着特性に優れた粘着テープの効率的な製
造が可能となるなど、種々の分野でラミネート紙の高温
使用が可能となり、また信頼性の向上にも寄与する。従
って、種々の産業分野で有用であり、その寄与度も大き
くて実用価値に秀でている。
実施例 実施例1〜5及び比較例1,2 湿式法により表に示した条件で、種々の紙基材(73g/
m2)の両面(アンカー剤層等を有しない紙質表面)に合
成樹脂層を設けたラミネート原紙を作製し、ついでこれ
に電子線を照射してラミネート紙を得た。なお、比較例
1のものは電子線の照射処理を施していないものであ
る。
m2)の両面(アンカー剤層等を有しない紙質表面)に合
成樹脂層を設けたラミネート原紙を作製し、ついでこれ
に電子線を照射してラミネート紙を得た。なお、比較例
1のものは電子線の照射処理を施していないものであ
る。
評価試験 実施例、比較例で得たラミネート紙を180℃の加熱炉中
で3分間加熱して取り出し、その表面状態の変化、引張
り強さ及びその伸びを調べた。
で3分間加熱して取り出し、その表面状態の変化、引張
り強さ及びその伸びを調べた。
結果を表に示した。
なお、表には加熱の前後で表面状態の変化が全く認めら
れなかつた場合を無、表面状態に発泡や剥がれなどとし
て変化が認められた場合を有として示した。また、引張
り強さ及びその伸びについては電子線の照射処理を施し
ていないものの値を100としてその相対値を示した。
れなかつた場合を無、表面状態に発泡や剥がれなどとし
て変化が認められた場合を有として示した。また、引張
り強さ及びその伸びについては電子線の照射処理を施し
ていないものの値を100としてその相対値を示した。
なお、表中の記号は下記の意味を有する。
P紙:パーチメント紙 C紙:クラフト紙 G紙:グラシン紙 L−PE:低密度ポリエチレン(密度0.923g/cm3) M−PE:中密度ポリエチレン(密度0.938g/cm3) ESTR:ポリエステル 表中の実施例より明らかなように、本発明のラミネート
紙は実用上満足できる機械的強度を維持しつつ、耐熱性
に優れている。
紙は実用上満足できる機械的強度を維持しつつ、耐熱性
に優れている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09J 7/04 JJR 6904−4J JJV 6904−4J JKB 6904−4J (72)発明者 那須 武志 大阪府茨木市下穂積1丁目1番2号 日東 電気工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭57−193362(JP,A) 特開 昭58−15537(JP,A) 特開 昭57−57418(JP,A) 特開 昭54−137081(JP,A)
Claims (2)
- 【請求項1】紙基材の片面又は両面における紙質表面
に、剥離剤からなる剥離層でなく、かつ架橋剤により架
橋処理されていない、しかもオゾンガスの供給なく接着
処理された合成樹脂層を有してなり、加熱処理からなる
前処理を施さない放射線の照射処理により紙基材と合成
樹脂層との接着性を向上させて耐熱性を付与してなるラ
ミネート紙。 - 【請求項2】8Mrad以下の電子線、γ線又はX線で処理
してなる特許請求の範囲第1項記載のラミネート紙。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61251182A JPH0692149B2 (ja) | 1986-10-22 | 1986-10-22 | ラミネ−ト紙 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61251182A JPH0692149B2 (ja) | 1986-10-22 | 1986-10-22 | ラミネ−ト紙 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63104835A JPS63104835A (ja) | 1988-05-10 |
| JPH0692149B2 true JPH0692149B2 (ja) | 1994-11-16 |
Family
ID=17218901
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61251182A Expired - Lifetime JPH0692149B2 (ja) | 1986-10-22 | 1986-10-22 | ラミネ−ト紙 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0692149B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7180644B2 (ja) * | 2020-07-16 | 2022-11-30 | 住友ベークライト株式会社 | 紙容器用ラミネートフィルム及びラミネート紙容器 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54137081A (en) * | 1978-04-17 | 1979-10-24 | Showa Electric Wire & Cable Co Ltd | Manufacturing of laminated insulation paper |
| JPS5757418A (en) * | 1980-09-22 | 1982-04-06 | Furukawa Electric Co Ltd | Method of producing composite electrically insulating paper |
| JPS57193362A (en) * | 1981-05-26 | 1982-11-27 | Fujimori Kogyo Co Ltd | Manufacture of laminating material |
| JPS5815537A (ja) * | 1981-07-22 | 1983-01-28 | Fujimori Kogyo Kk | 剥離紙の製造方法 |
-
1986
- 1986-10-22 JP JP61251182A patent/JPH0692149B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63104835A (ja) | 1988-05-10 |
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