JPH069256B2 - 発光ダイオード素子 - Google Patents
発光ダイオード素子Info
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- JPH069256B2 JPH069256B2 JP8104689A JP8104689A JPH069256B2 JP H069256 B2 JPH069256 B2 JP H069256B2 JP 8104689 A JP8104689 A JP 8104689A JP 8104689 A JP8104689 A JP 8104689A JP H069256 B2 JPH069256 B2 JP H069256B2
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Landscapes
- Led Devices (AREA)
- Electroluminescent Light Sources (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は発光ダイオード素子、特に青色領域における発
光を行うことのできる発光ダイオード素子に関する。
光を行うことのできる発光ダイオード素子に関する。
赤色や緑色の発光ダイオード素子が古くから知られてい
るのに対し、青色の発光ダイオード素子はここ数年に至
ってやっと実用化の道が開けた状態にある。現在、Sr
S:Ceを材料とした青色発光ダイオード素子の開発が
成功したという発表や、SiCの単結晶を母体として、
これにアルミニウムや窒素の粒子を含ませて輝度の高い
青色発光ダイオードを得たという発表がなされている。
るのに対し、青色の発光ダイオード素子はここ数年に至
ってやっと実用化の道が開けた状態にある。現在、Sr
S:Ceを材料とした青色発光ダイオード素子の開発が
成功したという発表や、SiCの単結晶を母体として、
これにアルミニウムや窒素の粒子を含ませて輝度の高い
青色発光ダイオードを得たという発表がなされている。
しかしながら、従来知られている青色発光ダイオード素
子には、製造プロセスが複雑で、製造コストが高くなる
という問題がある。たとえば、現在、実用化に至ってい
るSiCの単結晶を母体とした素子では、1素子あたり
の単価が1万円程度になり、赤色や緑色の発光ダイオー
ド素子に比べて非常に高価である。また、面積の大きな
素子を製造することが困難であるという問題もある。
子には、製造プロセスが複雑で、製造コストが高くなる
という問題がある。たとえば、現在、実用化に至ってい
るSiCの単結晶を母体とした素子では、1素子あたり
の単価が1万円程度になり、赤色や緑色の発光ダイオー
ド素子に比べて非常に高価である。また、面積の大きな
素子を製造することが困難であるという問題もある。
そこで本発明は、低コストで、しかも発光面積の広いも
のを容易に製造しうる青色発光ダイオード素子を提供す
ることを目的とする。
のを容易に製造しうる青色発光ダイオード素子を提供す
ることを目的とする。
本願第1は、発明の第1の電極をなす基板上に、アント
ラセンまたはその誘導体に微量のアルカリ金属を添加し
て得られる錯化合物の薄膜を形成し、この薄膜に電気的
に接触するように第2の電極を設けることにより発光ダ
イオード素子を構成し、第1の電極と第2の電極との間
に電圧を印加することにより青色領域での発光が得られ
るようにしたものである。
ラセンまたはその誘導体に微量のアルカリ金属を添加し
て得られる錯化合物の薄膜を形成し、この薄膜に電気的
に接触するように第2の電極を設けることにより発光ダ
イオード素子を構成し、第1の電極と第2の電極との間
に電圧を印加することにより青色領域での発光が得られ
るようにしたものである。
本願第2の発明は、導電性をもった透明基板上に、アン
トラセンに微量のカリウムを添加して得られる錯化合物
の薄膜を形成し、この薄膜上にカーボンからなる電極層
を形成して発光ダイオード素子を構成し、透明基板と電
極層との間に電圧を印加することにより青色領域での発
光が得られるようにしたものである。
トラセンに微量のカリウムを添加して得られる錯化合物
の薄膜を形成し、この薄膜上にカーボンからなる電極層
を形成して発光ダイオード素子を構成し、透明基板と電
極層との間に電圧を印加することにより青色領域での発
光が得られるようにしたものである。
アントラセンおよびその誘導体は、強い蛍光を発する物
質として古くから知られている。しかもその発光波長領
域は、400〜500nm付近に位置し、青色発光ダイ
オード素子の材料としては好適な材料といえる。しかし
ながら、現在までに発光ダイオード素子として実用的な
レベルでの発光が得られていないのは、エレクトロ・ル
ミネッセンスを得るための効率良い電子注入を行う有効
な方法が知られていなかったためである。
質として古くから知られている。しかもその発光波長領
域は、400〜500nm付近に位置し、青色発光ダイ
オード素子の材料としては好適な材料といえる。しかし
ながら、現在までに発光ダイオード素子として実用的な
レベルでの発光が得られていないのは、エレクトロ・ル
ミネッセンスを得るための効率良い電子注入を行う有効
な方法が知られていなかったためである。
本願発明者は、アントラセンとアルカリ金属との電荷移
動錯体が、アントラセンに対してオーミックな電子注入
電極として作用することを見出だし、カリウムなどのア
ルカリ金属を微量含んだアントラセン薄膜を材料とした
発光ダイオード素子を開発したものである。アルカリ金
属との電荷移動錯体を形成させることにより、効率良い
電子注入が可能になり、実用的なレベルでの発光強度が
得られるようになる。
動錯体が、アントラセンに対してオーミックな電子注入
電極として作用することを見出だし、カリウムなどのア
ルカリ金属を微量含んだアントラセン薄膜を材料とした
発光ダイオード素子を開発したものである。アルカリ金
属との電荷移動錯体を形成させることにより、効率良い
電子注入が可能になり、実用的なレベルでの発光強度が
得られるようになる。
以下、本発明を図示する実施例に基づいて説明する。第
1図(a)は本発明の一実施例に係る発光ダイオード素子
の上面図、同図(b)はこれを切断線A−A′に沿って切
断したときの正断面図である。第1の絶縁体1と第2の
絶縁体2とは、ねじ3によって固着されている。両絶縁
体1および2の間には、Nesaガラス4が介挿されて
おり、このNesaガラス4の下面には、発光層となる
薄膜5が形成されている。第2の絶縁体2の中央部には
円形断面をした貫通孔2aが設けられており、この貫通
孔2a内にカーボンパウダー6が充填され、その下から
電極7が挿入されている。また、Nesaガラス4に
は、もう一方の電極として金線8が電気的に接続されて
いる。電極7と金属8との間に電圧を印加すると、薄膜
5においてエレクトロ・ルミネッセンスにより発光が得
られる。絶縁体1の中央部には円形の開口窓1aが設け
られており、薄膜5における発光は、Nesaガラス4
および開口窓1aを通して見ることができる。
1図(a)は本発明の一実施例に係る発光ダイオード素子
の上面図、同図(b)はこれを切断線A−A′に沿って切
断したときの正断面図である。第1の絶縁体1と第2の
絶縁体2とは、ねじ3によって固着されている。両絶縁
体1および2の間には、Nesaガラス4が介挿されて
おり、このNesaガラス4の下面には、発光層となる
薄膜5が形成されている。第2の絶縁体2の中央部には
円形断面をした貫通孔2aが設けられており、この貫通
孔2a内にカーボンパウダー6が充填され、その下から
電極7が挿入されている。また、Nesaガラス4に
は、もう一方の電極として金線8が電気的に接続されて
いる。電極7と金属8との間に電圧を印加すると、薄膜
5においてエレクトロ・ルミネッセンスにより発光が得
られる。絶縁体1の中央部には円形の開口窓1aが設け
られており、薄膜5における発光は、Nesaガラス4
および開口窓1aを通して見ることができる。
薄膜5はアントラセンに微量のカリウムを添加して得ら
れる錯化合物からなり、厚みは1μmのオーダーであ
る。この実施例では、重量比でアントラセン1に対して
カリウムを10-3程度添加している。カリウムの分量が
多くなると、製造プロセスにおいて酸化を受け弊害を引
き起こすことになるが、この程度の添加量では酸化の問
題は生じない。
れる錯化合物からなり、厚みは1μmのオーダーであ
る。この実施例では、重量比でアントラセン1に対して
カリウムを10-3程度添加している。カリウムの分量が
多くなると、製造プロセスにおいて酸化を受け弊害を引
き起こすことになるが、この程度の添加量では酸化の問
題は生じない。
第2図は、この薄膜5を形成する方法の一例を示す図で
ある。ここでは真空蒸着法によってNesaガラス4の
上に薄膜5を形成している。真空槽10の内部は、排気
管10aからの排気により、10-5Torr程度の真空
に保たれる。この真空槽10内には、パイレックスガラ
スからなる蒸発源11および12、ならびにNesaガ
ラス4を支持する基体13が設けられており、これらは
温度調節系14によって所望の温度に制限される。蒸発
源11には精製したアントラセン粉末を、蒸発源12に
はカリウムを、それぞれ所定の分量比で入れ、蒸発源1
1,12の温度を上昇させ、アントラセン・カリウム混
合蒸気を真空槽10内に発生させる。本実施例では、蒸
発源11を室温からゆっくりと50℃程度にまで上昇さ
せ、蒸発源12を室温から90℃程度にまで上昇させて
いる。一方、基体13側も所定温度に保つのが好まし
い。Nesaガラス4の温度が低すぎると、膜厚の均一
な薄膜が得られず、逆に温度が高すぎると、再蒸発が起
こるためにうまく薄膜が形成されないためである。本実
施例では、基体13を13℃程度に保つことにより、均
一な薄膜を形成することに成功している。
ある。ここでは真空蒸着法によってNesaガラス4の
上に薄膜5を形成している。真空槽10の内部は、排気
管10aからの排気により、10-5Torr程度の真空
に保たれる。この真空槽10内には、パイレックスガラ
スからなる蒸発源11および12、ならびにNesaガ
ラス4を支持する基体13が設けられており、これらは
温度調節系14によって所望の温度に制限される。蒸発
源11には精製したアントラセン粉末を、蒸発源12に
はカリウムを、それぞれ所定の分量比で入れ、蒸発源1
1,12の温度を上昇させ、アントラセン・カリウム混
合蒸気を真空槽10内に発生させる。本実施例では、蒸
発源11を室温からゆっくりと50℃程度にまで上昇さ
せ、蒸発源12を室温から90℃程度にまで上昇させて
いる。一方、基体13側も所定温度に保つのが好まし
い。Nesaガラス4の温度が低すぎると、膜厚の均一
な薄膜が得られず、逆に温度が高すぎると、再蒸発が起
こるためにうまく薄膜が形成されないためである。本実
施例では、基体13を13℃程度に保つことにより、均
一な薄膜を形成することに成功している。
第1図に示す素子の発光特性を第3図および第4図のグ
ラフに示す。いずれも、電極7と金線8との間に50H
zの交流電圧を印加した場合の特性である。第3図は、
印加電圧を100Vとしたときの、薄膜5の膜圧(μm
で示す)と発光強度(μW/Sr.cm2で示す)との関
係を示すグラフである。膜厚が1μm程度の素子の発光
効率が良好であることがわかる。第4図は、膜厚1μm
の素子について、印加電圧(Vで示す)と発光強度との
関係を示すグラフである。電圧が高くなるにつれて発光
強度も上昇してゆくが、上昇率は次第に緩慢になる。あ
る程度以上の電圧がかかるとブレークダウンのおそれが
あるため、測定は190Vまでで終了した。
ラフに示す。いずれも、電極7と金線8との間に50H
zの交流電圧を印加した場合の特性である。第3図は、
印加電圧を100Vとしたときの、薄膜5の膜圧(μm
で示す)と発光強度(μW/Sr.cm2で示す)との関
係を示すグラフである。膜厚が1μm程度の素子の発光
効率が良好であることがわかる。第4図は、膜厚1μm
の素子について、印加電圧(Vで示す)と発光強度との
関係を示すグラフである。電圧が高くなるにつれて発光
強度も上昇してゆくが、上昇率は次第に緩慢になる。あ
る程度以上の電圧がかかるとブレークダウンのおそれが
あるため、測定は190Vまでで終了した。
この第3図および第4図に示す特性を、アントラセンの
みを材料とする試料を用いた測定結果と比較すると、1
00倍程度の発光強度の向上がみられる。これは、アン
トラセンに微量のカリウムを添加することにより、電荷
移動錯体の状態で薄膜が形成されることになり、この電
荷移動錯体がアントラセンに対してオーミックな電子注
入電極として作用しているためと考えられる。また、カ
ーボンパウダー6は、アントラセンに対して優れたホー
ル注入電極として作用することも確認できた。このよう
に、本実施例に係る素子では、Nesaガラス4からの
電子、カーボンパウダー6からのホール、の双方が効率
良くアントラセンに注入されるようになり、効率良いエ
レクトロ・ルミネッセンスが得られたものと考えられ
る。
みを材料とする試料を用いた測定結果と比較すると、1
00倍程度の発光強度の向上がみられる。これは、アン
トラセンに微量のカリウムを添加することにより、電荷
移動錯体の状態で薄膜が形成されることになり、この電
荷移動錯体がアントラセンに対してオーミックな電子注
入電極として作用しているためと考えられる。また、カ
ーボンパウダー6は、アントラセンに対して優れたホー
ル注入電極として作用することも確認できた。このよう
に、本実施例に係る素子では、Nesaガラス4からの
電子、カーボンパウダー6からのホール、の双方が効率
良くアントラセンに注入されるようになり、効率良いエ
レクトロ・ルミネッセンスが得られたものと考えられ
る。
以上、本発明を一実施例について説明したが、本発明は
この実施例に限定されるものではない。特に、第1図の
実施例は試作品として作製した素子であり、量産化を行
う場合には、より単純な構造を採ることができよう。ま
た、薄膜5の材料としては、アントラセンの代わりに
9,10−ジクロロアントラセンなどのアントラセン誘
導体を利用することもでき、カリウムの代わりに、ナト
リウムなどの他のアルカリ金属を利用することもでき
る。要するに、アントラセンまたはその誘導体に、微量
のアルカリ金属を添加して得られる錯化合物の薄膜を用
いれば、本発明はどのような態様によっても実施可能で
ある。前述のように、本発明に係る素子は、真空蒸着な
どの簡易な方法で製造することができ、量産した場合の
コストを非常に低くすることができる。しかも、Nes
aガラス上に薄膜を形成すればよいため、発光面の広い
素子を容易に製造することができる。
この実施例に限定されるものではない。特に、第1図の
実施例は試作品として作製した素子であり、量産化を行
う場合には、より単純な構造を採ることができよう。ま
た、薄膜5の材料としては、アントラセンの代わりに
9,10−ジクロロアントラセンなどのアントラセン誘
導体を利用することもでき、カリウムの代わりに、ナト
リウムなどの他のアルカリ金属を利用することもでき
る。要するに、アントラセンまたはその誘導体に、微量
のアルカリ金属を添加して得られる錯化合物の薄膜を用
いれば、本発明はどのような態様によっても実施可能で
ある。前述のように、本発明に係る素子は、真空蒸着な
どの簡易な方法で製造することができ、量産した場合の
コストを非常に低くすることができる。しかも、Nes
aガラス上に薄膜を形成すればよいため、発光面の広い
素子を容易に製造することができる。
以上のとおり本発明によれば、アントラセンまたはその
誘導体に微量のアルカリ金属を添加して得られる錯化合
物の薄膜を形成し、この薄膜に電子およびホールを注入
して発光させるようにしたため、低コストで、しかも発
光面積の広い青色発光ダイオード素子が実現できる。
誘導体に微量のアルカリ金属を添加して得られる錯化合
物の薄膜を形成し、この薄膜に電子およびホールを注入
して発光させるようにしたため、低コストで、しかも発
光面積の広い青色発光ダイオード素子が実現できる。
第1図(a)は本発明の一実施例に係る発光ダイオード素
子の上面図、同図(b)はこれを切断線A−A′に沿って
切断した正断面図、第2図は第1図に示す素子における
薄膜を真空蒸着法によって形成する方法を説明する図、
第3図は第1図に示す素子における薄膜の厚みと発光強
度との関係を示す特性グラフ、第4図は第1図に示す素
子における印加電圧と発光強度との関係を示す特性グラ
フである。 1…第1の絶縁体、1a…開口窓、2…第2の絶縁体、
2a…貫通孔、3…ねじ、4…Nesaガラス、5…ア
ントラセン・カリウム錯化合物による薄膜、6…カーボ
ンパウダー、7…電極、8…金線、10…真空槽、10
a…排気管、11…蒸発源(アントラセン)、12…蒸
発源(カリウム)、13…基体、14…温度調節系。
子の上面図、同図(b)はこれを切断線A−A′に沿って
切断した正断面図、第2図は第1図に示す素子における
薄膜を真空蒸着法によって形成する方法を説明する図、
第3図は第1図に示す素子における薄膜の厚みと発光強
度との関係を示す特性グラフ、第4図は第1図に示す素
子における印加電圧と発光強度との関係を示す特性グラ
フである。 1…第1の絶縁体、1a…開口窓、2…第2の絶縁体、
2a…貫通孔、3…ねじ、4…Nesaガラス、5…ア
ントラセン・カリウム錯化合物による薄膜、6…カーボ
ンパウダー、7…電極、8…金線、10…真空槽、10
a…排気管、11…蒸発源(アントラセン)、12…蒸
発源(カリウム)、13…基体、14…温度調節系。
Claims (2)
- 【請求項1】第1の電極をなす基板上に、アントラセン
またはその誘導体に微量のアルカリ金属を添加して得ら
れる錯化合物の薄膜を形成し、この薄膜に電気的に接触
するように第2の電極を設け、前記第1の電極と前記第
2の電極との間に電圧を印加することにより発光をなす
ように構成したことを特徴とする発光ダイオード素子。 - 【請求項2】導電性をもった透明基板上に、アントラセ
ンに微量のカリウムを添加して得られる錯化合物の薄膜
を形成し、この薄膜上にカーボンからなる電極層を形成
し、前記透明基板と前記電極層との間に電圧を印加する
ことにより発光をなすように構成したことを特徴とする
発光ダイオード素子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8104689A JPH069256B2 (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | 発光ダイオード素子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8104689A JPH069256B2 (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | 発光ダイオード素子 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02260579A JPH02260579A (ja) | 1990-10-23 |
| JPH069256B2 true JPH069256B2 (ja) | 1994-02-02 |
Family
ID=13735484
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8104689A Expired - Lifetime JPH069256B2 (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | 発光ダイオード素子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH069256B2 (ja) |
-
1989
- 1989-03-31 JP JP8104689A patent/JPH069256B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02260579A (ja) | 1990-10-23 |
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