JPH0692580A - 乗客コンベア - Google Patents

乗客コンベア

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JPH0692580A
JPH0692580A JP3328532A JP32853291A JPH0692580A JP H0692580 A JPH0692580 A JP H0692580A JP 3328532 A JP3328532 A JP 3328532A JP 32853291 A JP32853291 A JP 32853291A JP H0692580 A JPH0692580 A JP H0692580A
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守雄 関
Yoshiyuki Takama
良幸 高間
Chuichi Saito
忠一 斎藤
Wahei Kojima
和平 小嶋
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 乗客を検出して自動運転を行う乗客コンベア
において、無駄な運転を少なくして、省電力効果の高い
乗客コンベアを提供することにある。 【構成】 一方の乗降口1から他方の乗降口2へ向って
乗客を移動させる乗客コンベアにおいて、前記乗降口1
近傍に乗口側となる乗降口1の反踏段側に一定の距離を
おいて設置され乗客の通過を検出したときに乗客コンベ
アを一定時間運転させる第1の乗客通過検出装置7と、
この第1の乗客通過検出装置7よりも前記踏段4側に接
近した位置に設置され乗客の通過を検出したときに運転
継続時間を設定する第2の乗客通過検出装置9とを設
け、乗客の通過を検出したときに運転を停止させる第3
の乗客通過検出装置10を降口となる乗降口2側に設け
たのである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エスカレーター,電動
道路等の乗客コンベアの運転装置に係り、特に安全性と
省電力効果の高い運転装置に関係する。
【0002】
【従来の技術】一般に、エスカレーター等の乗客コンベ
アは、鉄道やビルの営業時間帯は連続運転されるのが普
通であるが、運転に消費する電力量の節減のために利用
客の有無を検出しながら運転あるいは停止を自動的に制
御する、所謂自動運転方式が普及し始めている。この自
動運転方式の一例としては、実開昭62−197682号公報に
示された構成がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、自動
運転方式を採用した乗客コンベアにおいてその運転指令
元となる乗客通過検出装置を、乗降口の欄干部分に内蔵
させ、この検出装置とコム(乗降口と踏段との境界にあ
る櫛)の先端までの寸法(S)を踏段の起動に必要な時
間(t)に乗客の歩行速度(v)を乗じた値とし、さら
にこの値に余裕距離(α)を加えた下に示す式をたて、 S=v・t+α これに各々妥当な数値を代入して、S≒1.6m とし、
従来必要とされていた乗客案内用の防護柵を廃止し、美
観を向上させんとするものである。
【0004】しかしながら上記の考え方は、検出装置と
コムとの距離(≒1.6m)相当分欄干を反踏段側に延長
することを意味しており、欄干の延長に伴う建築スペー
スの増大,欄干の強度低下及び製造コストの高騰という
問題があった。また、この従来技術では、日常散見され
る踏段手前での乗客同士の立話(乗客通過検出装置より
踏段側に立って踏段に乗らないでいると、この乗客が降
り口に達する前に停止することがある)などへの配慮不
足、さらに、一般に最後の乗客が降り口に達する予定時
間に対し、20〜30秒間の余裕をみて自動停止させる
という従来方式における運転の無駄時間を縮減するとい
う省電力指向の思想が皆無であった。
【0005】本発明の目的は、安全性と省電力効果の高
い乗客コンベアの運転装置を提供することにある。
【0006】また、本発明の他の目的は、乗客の利用を
確実に検出することにある。
【0007】さらに、本発明のもう一つの目的は、乗客
コンベアの運転方向に左右されずにその機能を発揮させ
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、自動運転方
式の乗客コンベアにおいて、少なくても一方の乗降口の
踏段に対し、反踏段側に一定の距離をおいた所に設けら
れた第1の乗客通過検出装置と、この第1の乗客通過検
出装置よりも前記踏段側に近い所に設けられた第2の乗
客通過検出装置と、この第1と第2の乗客通過検出装置
が設けられた一方の乗降口とは反対側にある他方の乗降
口付近には、第3の乗客通過検出装置を設ける一方、前
記第1の乗客通過検出装置が作動した時に乗客コンベア
の運転を開始し、前記第2の乗客通過検出装置が作動し
てから一定時間後に前記第3の乗客通過検出装置が動作
し、この時に乗客コンベアの運転を直ちに停止させる構
成としたことにより達成される。
【0009】また、上記目的は、前記第1の乗客通過検
出装置を前記欄干終端部よりも反踏段側に設ける一方、
前記第2と第3の乗客通過検出装置を、前記欄干に設
け、かつこの検出方式を光電ビームやエネルギ線応用方
式にすることにより達成される。
【0010】さらに、上記目的は、前記第2あるいは第
3の乗客通過検出装置を欄干の外側や踏段の移動路側に
配置することにより達成される。
【0011】
【作用】前記のような本発明の乗客コンベアが下階から
上階に向けて自動運転される場合、ある1人の乗客が乗
降口に向けて歩行してくると第1の乗客通過検出装置が
作動して踏段とハンドレールを運転させる。この乗客が
歩行を続け、踏段に達する手前で第2の乗客通過検出装
置が作動し、作動と同時に、この乗客が反対側の乗降口
である降り口に達するまでのタイマ(計時器)を作動さ
せる。この場合、乗客は踏段に乗って上階に向けて移動
するが、降り口に達した所で第3の乗客通過検出装置が
作動し、この時運転を急停止させるものである。
【0012】さらに、第2あるいは第3の乗客通過検出
装置を欄干の外側に配置することにより、踏段に向けて
跳びはねて乗るような乗客の身体をも検出できる。ま
た、前記第3の乗客通過検出装置を踏段の移動路側に配
置することにより、踏段移動路中で逆戻りして乗る乗客
の通過を検出する確立が高まる。
【0013】
【実施例】以下、本発明による乗客コンベアの運転装置
の一実施例を図面により詳細に説明する。
【0014】図1は本発明の構成を示す全体側面図、図
2は図1の下部乗降口付近の斜視図、図3は自動運転回
路の回路図である。図1と図2において、1は一方の乗
降口である乗り口、2は他方の乗降口である降り口、3
は乗客コンベアで、4は踏段、5はハンドレール、6は
欄干、7は第1の乗客通過検出装置で、8はこれの支
柱、9は第2の乗客通過検出装置で、10は第3の乗客
通過検出装置であり、詳細な図示は省略せるも、この乗
客コンベア3の中には図3に示した回路を備えた運転制
御装置11を備えている。ここで、第1の乗客通過検出
装置は、踏段4から一定の距離L、例えば従来技術に示
されたように1.5〜2.0メートル離れていて、第2の
乗客通過検出装置9は踏段よりl1 だけ手前の欄干6
に、さらに第3の乗客通過検出装置10は踏段4の後方
にl2 離れた所の欄干6に配置されている。
【0015】次に本発明の自動運転回路の一例について
図3により説明する。
【0016】いま、一人の乗客が乗り口1に向けて歩行
してくると、第1の乗客通過検出装置7の検出スイッチ
20がオン状態となってリレー101がオンし、この時
リレー101の接点101aで自己ホールドされ、同時
にリレー101の別の常開接点101aでタイマー10
0Tをオンさせる。ここで、タイマー100Tは、次に
述べる第2の乗客通過検出装置9に至るまでの歩行時間
に多少余裕を加えた時間設定(距離L+α)となってい
る。次に、タイマー100Tの設定時間のみオンする常
開接点100Taで運転補助リレー12をオンさせ、こ
の時運転補助リレー12の常開接点12aにより運転リ
レー50をオンさせて乗客コンベア3の運転が開始され
る。
【0017】また、第2の乗客通過検出装置9の検出ス
イッチ30がオンするとリレー201がオンし、この時リ
レー201の接点201aで自己ホールドされ、同時に
リレー201の別の常開接点201aでタイマー200
Tをオンさせる。ここで、タイマー200Tは、一方の
乗降口1の乗り口から他方の乗降口2の降り口に至る踏
段4への乗車時間(図1の距離l3 相当の時間T)に多
少の余裕を加えた時間にセットされている。次に、タイ
マー200Tの設定時間のみオンする常開接点200T
aで運転補助リレー12をオンさせるが、このリレー1
2は、始めにタイマー100Tでオン状態となっている
ので乗客コンベア3は引き続き運転状態となっている。
【0018】この状態で、タイマー100Tが設定時限
に達するとタイマー100Tの常閉接点100Tbが開
いてリレー101をオフさせる。これにより、リレー1
01とタイマー100Tの回路は初期の状態に戻った待
機状態となる。
【0019】以上の回路構成は、前記第1の乗客通過検
出装置7が作動してからこの一人の乗客が行先を間違っ
たことに気づいたり、落し物をして立止まったり、ある
いは乗客二人で立話をしていて踏段4への移動が遅れた
場合でも、最終的な乗込みを検出する第2の乗客通過検
出装置9の作動により確実に降り口に至るまで運転が行
われることを意味しており、移動の途中で踏段4が停止
するなどの不安全な事態は生じない。
【0020】一方、踏段4に乗り込んだ乗客が降り口に
達し、第3の乗客通過検出装置10の検出スイッチ40
bを作動させることにより運転補助リレー12をオフさ
せて乗客コンベア3の運転を停止させる。これにより、
乗客が降り口に達した時点で的確に停止させることが出
来るため無駄な空転時間を無くし省電力効果の高い乗客
コンベアを提供することが出来る。
【0021】前記第1から第3の乗客通過検出装置は、
光電ビーム式やエネルギ線応用式が最適であるが、これ
らに代わる方式でも本発明にそのまま応用できる。ま
た、前記運転装置に対し、例えば降り口にも乗客接近あ
るいは通過検出装置を追加して逆乗込みする人に警告を
発する機能を持たせてもよい。
【0022】なお、この種自動運転方式は、朝夕の通
勤,通学ラッシュ時は常時運転し、日中の閑散時のみ乗
客通過検出方式を適用するものであり、特にラッシュ時
には利用客が殺到することから図2に符号Sで示した案
内柵を設けて人の流れを整理すれば輸送効率が向上す
る。
【0023】さらに、本発明は図4に示した他の実施例
を適用することにより、一層その信頼性が向上する。例
えば、第2の乗客通過検出装置9Aを想像線で示したよ
うに欄干の支柱に付けて欄干6を通過する光電ビームに
より検出したり、コムよりもll1 だけ乗降口1例で、
かつ高さhとして、ある乗客が飛び跳ねた状態で踏段4
に乗込む場合でもその身体を検出できるようにすれば検
出に都合がよい。また、第3の乗客通過検出装置10A
も前記第2の乗客通過検出装置9Aと同様、欄干6の外
側で、かつ乗降口2よりも一定の高さがある支柱に付け
ると好都合であるし、図示のように第3の乗客通過検出
装置10AAをコムよりも踏段4の移動路側に距離ll
3 だけ離れた位置に配置すれば、踏段4が移動している
途中で逆方向に戻るような動作をする不心得な乗客に対
しても図1の構成よりは検出の確実性が増すという効果
がある。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、安全性と省電力と効果
の高い乗客コンベアの運転装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す全体側面図である。
【図2】図1の要部を示す下部乗降口の斜視図である。
【図3】本発明の運転回路の一実施例を示す回路図であ
る。
【図4】本発明の他の実施例を説明する全体側面図であ
る。
【符号の説明】
1…一方の乗降口、2…他方の乗降口、3…乗客コンベ
ア、4…踏段、5…ハンドレール、6…欄干、7…第1
の乗客通過検出装置、8…第2の乗客通過検出装置、9
…第3の乗客通過検出装置。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年7月15日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 乗客コンベア
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエスカレーターや電動道
路等の乗客コンベアに係り、特に乗客を検出して自動的
に運転を行う乗客コンベアに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、乗客が利用するときだけでその
乗客の有無を検出して運転あるい停止を自動的に行う乗
客コンベアがある。例えば、第1の検出装置により乗客
を検出して運転を開始させ、第2の検出装置で乗客を検
出したなら所定時間経過後に運転を停止させるもの(特
公昭60−23074 号公報)や、第1の検出装置で乗客を検
出して運転を開始させ、第2の検出装置で乗客が降りた
のを検出して運転を停止させるもの(特公昭48−37881
号公報)がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術のうち、
所定時間経過後に運転を停止させる前者は、乗客が降口
に達する予定時間に、第1と第2の検出装置間で乗客が
立ち止まった場合を想定して、さらに20〜30秒間の
余裕をもって前記所定時間を設定していた。このため
に、立ち止まらずに乗降時間が予定時間通りの乗客に対
しては、前記20〜30秒間は無駄な運転を行うことに
なり、省電力効果が損なわれることになる。また、第2
の検出装置で乗客が降りたのを検出して運転を停止させ
る後者は、第1の検出装置で検出された乗客が踏段に乗
る直前にUターンして乗らなくなった場合には、乗客が
いないにもかかわらず第2の検出装置で乗客を検出しな
いかぎり運転を続けることになるので、これもまた省電
力運転に反することになる。本発明の目的は、省電力効
果の高い乗客コンベアを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記本発明の目的は、一
方の乗降口から他方の乗降口間を移動する踏段と、この
踏段と同期移動するハンドレールと、このハンドレール
を案内支持し前記踏段の両側に設置された欄干と、前記
乗降口近傍に設けられ乗客の乗込みを検出する乗客通過
検出装置とを備えた乗客コンベアにおいて、前記乗客通
過検出装置を、乗口側となる乗降口の反踏段側に一定の
距離をおいて設置され乗客の通過を検出したときに乗客
コンベアを一定時間運転させる第1の乗客通過検出装置
と、この第1の乗客通過検出装置よりも前記踏段側に接
近した位置に設置され乗客の通過を検出したときに乗客
コンベアの運転継続時間を設定する第2の乗客通過検出
装置とで構成し、かつ乗客の通過を検出したときに乗客
コンベアの運転を停止させる第3の乗客通過検出装置を
降口となる乗降口側に設置したことにより達成される。
【0005】
【作用】上記のような第1,第2及び第3の乗客通過検
出装置を設けることにより、第1と第2の検出装置間で
立ち止まらずに乗降時間が予定時間通りの乗客に対して
は、前記20〜30秒の経過を待たずに運転を停止させ
ることができるので、無駄な運転がなくなり、また第1
の乗客通過検出装置を通過後Uターンした乗客に対して
は第1の乗客通過検出装置で設定された運転継続時間経
過後に運転が停止されるので、降口での乗客を検出する
まで運転を継続するような無駄な運転がなくなる。
【0006】
【実施例】以下本発明による乗客コンベアの一実施例を
図1及び図2に示すエスカレーターについて説明する。
ここでは乗客が下階床から上階床に移動する場合につい
て説明する。下階床にある乗口側となる一方の乗降口1
と上階床にある降口側となる他方の乗降口2を備えた乗
客コンベア3は、前記両乗降口1,2間に複数の踏段4
を連結して移動させている。この踏段4が移動する両側
には、前記踏段4と同期移動するハンドレール5が欄干
6に案内支持されている。
【0007】そして、前記乗降口1の反踏段側には踏段
4から1.5〜2.0メートルの距離Lをおいて支柱8が
立設し、この支柱8に第1の乗客通過検出装置7が設け
られている。この第1の乗客通過検出装置7は乗客の通
過を検出すると、乗客コンベア3を一定時間運転させる
ように指令するものである。
【0008】また、前記第1の乗客通過検出装置7より
も踏段4側で、この踏段4よりも11 だけ離れている欄
干6の下部には第2の乗客通過検出装置9が設置されて
いる。この第2の乗客通過検出装置9は乗客の通過を検
出すると、乗客コンベア3の運転継続時間の設定を指令
するものである。
【0009】さらに、降口側となる他方の乗降口2の踏
段4よりも12 だけ離れている欄干6の下部には第3の
乗客通過検出装置10が設置されている。この第3の乗
客通過検出装置10は乗客の通過を検出すると、第2の
乗客通過検出装置9が設定した運転継続時間にかかわら
ずに乗客コンベア3の運転停止を指令するものである。
【0010】前記各乗客通過検出装置7,9,10の指
令を受けて乗客コンベアの運転を制御する運転制御装置
11が乗降口2の下に形成された機械室内に設置されて
おり、図3に示す運転回路を備えている。
【0011】次に、図3に基づいて乗客コンベアの自動
運転について説明する。いま、一人の乗客が乗口側とな
る乗降口1に向けて歩行してくると、第1の乗客通過検
出装置7の検出スイッチ20が作動してリレー101を
オンする。このリレー101のオンにより、接点101
aが自己保持されると同時に、タイマー100Tの接点
101aをオンさせる。このタイマー100Tは、第2
の乗客通過検出装置9に至る歩行時間に多少余裕を加え
た時間(距離L+α)を設定し、接点100Ta をオンして
運転補助リレー12を動作させる。この運転補助リレー
12の動作により接点12aをオンさせ、運転リレー5
0を動作させ、乗客コンベア3を起動させる。
【0012】乗客コンベア3が起動後、乗客が第2の乗
客通過検出装置9を横切ると検出スイッチ30がオン
し、リレー201を動作させると共に、接点201aを
オンして自己保持させる。このリレー201の動作によ
り、タイマー200Tの接点201aをオンさせる。こ
のタイマー200Tは、乗客が乗降口1から乗込んで乗
降口2に降りるまでの踏段4への乗車時間(図1に示す
距離l3 を移動するに必要な時間T)に多少の余裕を加
えた時間を設定するものである。このタイマー200T
の動作により接点200Taがオンして運転補助リレー
12をオンさせるが、この運転補助リレー12は既にタ
イしー100Tによりオンされており、運転リレー50
を動作させて乗客コンベア3を運転しているので、引き
続き運転を継続させる。この後、タイマー100Tによ
る設定時間が経過すると、常閉接点100Tbが開いて
リレー101をオフし、リレー101とタイマー100
Tは初期の状態に戻って待機状態となる。同時にタイマ
ー100Tの設定時間の経過により接点100Taがオ
フしても、タイマー200Tの動作が継続しているので
乗客コンベア3の運転は継続される。
【0013】以上のように構成しているので、例えば第
1の乗客通過検出装置7が動作した後、乗客が行先を間
違えて乗客コンベア3を利用しなかった場合は、タイマ
ー100Tの設定時間の経過による接点100Taのオ
フにより、運転補助リレー12及び運転リレー50をオ
フして乗客コンベア3の運転を停止させるので、無用な
運転の継続は防止される。
【0014】また、第1の乗客通過検出装置7が動作し
た後、乗客が落し物をしたり、話に夢中になって踏段4
への乗込みが多少遅れた場合でも、第2の乗客通過検出
装置9の動作によって初めて降口に至るまでの運転時間
が設定されるので、移動の途中で運転が停止するなどの
不安全な事態は生じない。
【0015】一方、踏段4に乗込んだ乗客が降口となる
乗降口2に達して第3の乗客通過検出装置10を経過す
ると、検出スイッチ40bをオフして運転補助リレー1
2及び運転リレー50をオフして乗客コンベア3の運転
を停止させる。このため、乗客コンベア3は乗客が降り
た時点で停止できるので、乗客が降りたにもかかわらず
タイマー200Tにより設定された時間まで無駄な運転
が継続されるようなことはなくなる。
【0016】ところで、前記第1,第2及び第3の乗客
通過検出装置7,9,10は、光電ビーム式やエネルギ
線応用式が適当であるが、これ以外の検出装置でもよい
ことは勿論である。さらに、降口側に乗客の接近や通過
を検出する別な検出装置を追加して逆乗込みをする乗客
に対応して警告を発する機能をもたせてもよい。
【0017】尚、以上説明の自動運転は、朝夕の通勤,
通学のラッシュ時は適用せずに通常運転を行い、日中の
閉散時のみ適用するものである。特に、ラッシュ時には
利用客が殺到することから、図2に示すように、支柱8
を利用して案内柵Sを設けて人の流れを整理すれば輸送
効果は向上する。
【0018】図4は、信頼性をさらに向上させた本発明
による他の実施例を示すもので、図1〜図3と同符号は
同一部分を示すので、再度の説明は省略する。本実施例
は第2の乗客通過検出装置9Aの設置位置を、欄干6の
裏側にして光電ビームを通過させて乗客を検出するよう
にしたもので、さらに乗降口1の先端の櫛歯から反対側
に111 寸法だけ第1の乗客通過検出装置7側で、欄干
6の上縁寄りに高さhに設置したものである。このよう
な位置に設置したので、乗客が飛び跳ねて踏段4に乗込
むようなことがあっても、その乗客の通過を検出でき
る。
【0019】このほか、第3の乗客通過検出装置10A
も第2の乗客通過検出装置9Aと同様に欄干6の裏側で
欄干6の上縁寄りに乗降口2の先端の櫛歯から112
法だけ離れた位置に設置したので、乗客が踏段4から乗
降口2に飛び降りるようなことがあっても、その乗客の
通過を検出できる。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、乗駄な運転を少なくで
きるので、省電力効果の高い乗客コンベアを得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す全体側面図である。
【図2】図1の要部を示す下部乗降口の斜視図である。
【図3】本発明の運転制御装置の一実施例を示す回路図
である。
【図4】本発明の他の実施例を示す全体側面図である。
【符号の説明】 1,2…乗降口、3…乗客コンベア、4…踏段、6…欄
干、7…第1の乗客通過検出装置、9…第2の乗客通過
検出装置、10…第3の乗客通過検出装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斎藤 忠一 茨城県勝田市市毛1070番地 株式会社日立 製作所水戸工場内 (72)発明者 小嶋 和平 茨城県勝田市市毛1070番地 株式会社日立 製作所水戸工場内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一方の乗降口から他方の乗降口にかけて移
    動する踏段と、この踏段と同期移動するハンドレール
    と、この踏段の両側に直立する欄干と、乗降口付近に設
    けられて乗客の乗込みを検出する乗客通過検出装置を備
    えたものにおいて、少なくても一方の乗降口の前記踏段
    とは反踏段側に一定の距離をおいた所に設けられた第1
    の乗客通過検出装置と、この第1の乗客通過検出装置よ
    りも前記踏段側に近い所に設けられた第2の乗客通過検
    出装置と、この第1と第2の乗客検出装置が設けられた
    一方の乗降口とは反対側にある、他方の乗降口付近に
    は、第3の乗客通過検出装置を設けたことを特徴とする
    乗客コンベアの運転装置。
  2. 【請求項2】前記第1の乗客通過検出装置が作動した時
    に乗客コンベアの運転を開始し、前記第2の乗客通過検
    出装置が作動してから一定の時限後に前記第3の乗客通
    過検出装置が作動して乗客コンベアの運転を直ちに停止
    させるようにしたことを特徴とする請求項1記載の乗客
    コンベアの運転装置。
  3. 【請求項3】前記第1の乗客通過検出装置を前記欄干終
    端部よりも反踏段側に設ける一方、前記第2と第3の乗
    客通過検出装置を前記欄干に設けたことを特徴とする請
    求項1記載の乗客コンベアの運転装置。
  4. 【請求項4】前記第1,第2及び第3の乗客通過検出装
    置は光電ビーム式の検出装置としたことを特徴とする請
    求項1記載の乗客コンベアの運転装置。
  5. 【請求項5】前記第1,第2及び第3の乗客通過検出装
    置はエネルギ線を応用した検出装置としたことを特徴と
    する請求項1記載の乗客コンベアの運転装置。
  6. 【請求項6】一方の乗降口から他方の乗降口にかけて移
    動する踏段と、この踏段と同期移動するハンドレール
    と、この踏段の両側に直立する欄干と、乗降口付近に設
    けられて乗客の乗込みを検出する乗客通過検出装置を備
    えたものにおいて、乗り口の前記踏段とは反踏段側に一
    定の距離をおいて設けられた第1の乗客通過検出装置
    と、この第1の乗客通過検出装置よりも前記踏段側に近
    い位置に設けられた第2の乗客通過検出装置と、降り口
    に設けられた第3の乗客通過検出装置とを両乗り口及び
    両降り口に夫々配置したことを特徴とする乗客コンベア
    の運転装置。
  7. 【請求項7】前記第1及び第2の乗客通過検出装置を、
    前記踏段と、この踏段の両側にある欄干の外側に配置
    し、この欄干を透過する光電ビームにより乗客の通過を
    検出するようにしたことを特徴とする請求項1又は6記
    載の乗客コンベアの運転装置。
  8. 【請求項8】前記第3の乗客通過検出装置を、前記乗降
    口付近よりも前記踏段の移動路側に配置したことを特徴
    とする請求項1又は6記載の乗客コンベアの運転装置。
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