JPH0693050B2 - 光コネクタ - Google Patents

光コネクタ

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JPH0693050B2
JPH0693050B2 JP63060474A JP6047488A JPH0693050B2 JP H0693050 B2 JPH0693050 B2 JP H0693050B2 JP 63060474 A JP63060474 A JP 63060474A JP 6047488 A JP6047488 A JP 6047488A JP H0693050 B2 JPH0693050 B2 JP H0693050B2
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ferrule
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寿一 野田
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、光ファイバ相互間の接続において、特に偏波
保持光ファイバ等、軸回りの角度を合せる必要がある場
合に使用される光コネクタに関するものである。
(従来の技術) 光ファイバ相互間の接続において、接続と切離しを容易
に行なうために用いられる光コネクタとしては種々の方
法を採用したものが知られており、その代表的なものと
して、例えばJIS C 5970に規定されているF01形単心光
ファイバコネクタのように、光ファイバを円筒棒状のフ
ェルールの中心に固定し、これを精密な内径を有する中
空円筒状の整列スリーブ内に挿入してフェルールの端面
同士を突当てる方法がある。
このようなフェルールの構造は、精密な外径を有し整列
スリーブに挿入される嵌挿部と、これをプラングハウジ
ング内に保持するためのフランジ部より構成され、通常
フェルールが回転しないように、位置決めのための係止
片であるキーがプラグハウジング内に設けられていると
ともに、前記フェルールのフランジ部に前記キーと係止
するキー溝が設けられており、プラグハウジングに対し
てフェルールにある程度の自由度を持った浮動構造を取
るよう、前記キー溝の幅を前記キーの幅よりも広くして
0.2mm程度の隙間を形成し、フェルール相互の高精度な
接続が外力によって影響を受けないようになしてあっ
た。
一方、光フェイバの中には伝搬する光の偏波状態を保存
できる偏波保持光ファイバがある。この偏波保持光ファ
イバは、主軸方向に直線偏波光を入射した場合、その偏
波状態を保持する特性を有し、その性能を評価するパラ
メータとして、主軸方向に直線偏波を入射したときの出
射側の光パワの主軸方向とその直角方向の成分の比であ
る消光比が用いられており、例えば、10m程度の短尺な
偏波保持光ファイバについては、消光比として(−)40
〜(−)50dBが実現されている。またこのような光ファ
イバ同士を接続する場合には、光ファイバの主軸の向
き、即ち光ファイバの軸回りの角度を合せる必要があ
り、この回転方向の角度ずれに対する必要な精度として
は、消光比(−)40dB必要な場合で、0.5°以内、消光
比(−)30dB必要な場合で2°以内が要求される。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記光コネクタによれば、フェルールの
フランジ部に設けたキー溝の幅をプラグハウジング内に
設けたキーの幅よりも広くし0.2mm程度の隙間を形成し
てあるので、フェルール相互間で5°程度の軸回りの角
度ずれが発生する恐れがあり、例えば、フェルールのフ
ランジ部の外径を4.6mmとした場合、フェルールの軸回
りの角度ずれは最大で次式のように tan-1(0.2/2.3)5° となり、このときの消光比は次式のように 101og(tan2(5°))21dB と劣化してしまい、消光比(−)30dB以上を実現するこ
とはできないという問題点があった。
本発明の目的は、上記問題点に鑑み、偏波保持光ファイ
バ相互間を接続する場合においても、消光比が劣化する
ことはなく、高精度で接続が行なえる優れた光コネクタ
を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記目的を達成するため、光ファイバの端部が
それぞれ固定される一対のフェルールと、前記一対のフ
ェルールが嵌挿され突き合わされる整列スリーブと、前
記各フェルールに軸方向の押圧力を印加するばねと、前
記各フェルールを収納する一対のプラグハウジングとを
備えた光コネクタにおいて、前記各フェルールには軸対
称に2個の係止部を、前記各プラグハウジングのフェル
ール収納部には軸対称に2個の係止部をそれぞれ形成す
るとともに、前記各フェルールの2個の係止部と係止す
るよう軸対称に形成された第1の2個の被係止部と、前
記各プラグハウジングの2個の係止部と係止するよう軸
対称に形成された第2の2個の被係止部とを有し、かつ
前記第1の被係止部と前記第2の被係止部とは各々の対
称軸が互いに直交するように配置された中空の中間部材
を有し、前記各フェルールは前記中間部材の内側に、該
中間部材は前記プラグハウジングの内側にそれぞれ浮動
自在に収納したことを特徴とする。
(作用) 本発明によれば、中間部材の第1の被係止部とフェルー
ルに設けられた係止部とを係止させるとともに、中間部
材の第2の被係止部とプラグハウジングの収納部に設け
られた係止部とを係止させることにより、フェルールが
プラグハウジングの中心に対して偏心することができ、
フェルールの浮動構造を確保したまま、プラグハウジン
グに対してフェルールの軸回りの角度の位置決めを高精
度に行なうことができる。
(実施例) 第1図は、本発明による光コネクタの一実施例を示す断
面図である。第1図において、1a,1bは光ファイバ、2a,
2bは光ファイバ1a,1bの端部が固定されるフェルールで
ある。第2図はフェルール2の形状を示す図であり、同
図(a)はその側面図で、同図(b)は後端側の正面図
である。第2図によれば、フェルール2は先端側に形成
された後記する整列スリーブに嵌挿される嵌挿部21と、
後端側に形成されたフランジ部22とからなり、フランジ
部22には軸対称に形成された2個のキー溝23−1,23−2
が設けられている。
3は光ファイバ1a,1bの各々の端部が相互に軸方向に整
列、連結されるようフェルール2a,2bが嵌挿され突合わ
される整列スリーブ、4a,4bはフェルール2a,2bに軸方向
に押圧力を印加するための押圧ばね、5a,5bはフェルー
ル2a,2bを固定することなく収納するプラグハウジング
で、このフェルール収納部に軸対称に形成された後記す
る2個のキー51−1,51−2が設けられているとともに、
先端部外周には当該プラグハウジング5a,5bの角度の位
置決めを行なうためのキー52a,52bが設けてある。6a,6b
はアダプタで、整列スリーブ3を固定することなく収納
するとともに、その外周にはプラグハウジング5a,5bの
キー52a,52bと係止するキー溝61a,61bが形成してあり、
プラグハウジング5a,5bの一部に係止するカップリング
ナット7a,7bを螺動することにより一対のプラグハウジ
ング5a,5bを結合する。
8a,8bは略円筒状をなす中間部材で、フェルール2a,2bの
キー溝23a−1,23a−2、23b−1,23b−2と係止するよう
軸対称に形成された2個のキー81a−1,81a−2、81b−
1,81b−2と、プラグハウジング5a,5bの2個のキー51−
1,51−2と係止するよう軸対称に形成された後記する2
個のキー溝82−1,82−2とを有し、フェルール2と押圧
ばね4との間に配設される。第3図は当該中間部材8の
形状を示す図で、同図(a)はフェルール2との係止状
態を示す側面図で、同図(b)はプラグハウジング5と
の係止状態を示す正面図である。第3図において、81−
1,81−2は軸対称に形成されたキーで、これらキー81−
1,81−2はフェルール2の2個のキー溝23−1,23−2と
係止する。82−1,82−2は軸対称に形成されたキー溝
で、これらキー溝82−1,82−2はプラグハウジング5に
設けられた2個のキー51−1,51−2と係止し、第3図
(b)に示すように、キー81−1,81−2とキー溝82−1,
82−2とは各々の対称軸が互いに直交するように形成し
てある。また9a,9bはプラグハウジング5a,5bの後端部に
装着されるゴムフードである。
次に、上記構成による光コネクタの組立て方法について
説明する。まず、整列スリーブ3をアダプタ6a,6bに収
納してアダプタを構成し、フェルール2a,2bのキー溝23a
−1,23a−2、23b−1,23b−2と中間部材8a,8bのキー81
a−1,81a−2、81b−1,81b−2とを係止させるととも
に、プラグハウジング5a,5bのキー51a−1,51a−2、51b
−1,51b−2(第1図には図示せず)とキー溝82a−1,82
a−2、82b−1,82b−2とを係止させてプラグを構成す
る。次に、光ファイバ1aの端部が固定されたフェルール
2aの嵌挿部21aと、光ファイバ1bの端部が固定されたフ
ェルール2bの嵌挿部21bとを整列スリーブ3に嵌挿し、
各光ファイバ1a,1bの端部が相互に軸方向に整列、連結
されるようフェルール2a,2bを突合わせるとともに、プ
ラグハウジング5a,5bの外周に設けられたキー52a,52bと
アダプタ6a,6bのキー溝61a,61bとを係止させ、カップリ
ングナット7a,7bを螺動しプラグハウジング5aとプラグ
ハウジング5bとを結合させることにより組立てが完了す
る。
以上のように組立てられる光コネクタにおいては、フェ
ルール2a,2bはそれぞれプラグハウジング5a,5bに収納さ
れ、中間部材9a,9bを介して押圧ばね4a,4bにより軸方向
に押圧される。また、プラグハウジング5a,5aはアダプ
タ6a,6bを介してカップリングナット7a,7bを螺動するこ
とにより互いに結合されるが、フェルール2a,2b及び整
列スリーブ3はプラグハウジング5a,5b及びアダプタ6a,
6bに固定されずに浮動状態となるので、仮にプラグハウ
ジング5a,5bに外力が加わった場合でもフェルール2a,2b
の相互の高精度な接続に影響を及ぼすことはない。
また、対称軸が互いに直交するように設けられたキー81
a−1,81a−2、81b−1,81b−2とキー溝82a−1,82a−
2、82b−1,82b−2を有する中間部材8a,8bをプラグハ
ウジング5a,5bとフェルール2a,2bとの間に互いに上記し
た如く係止するように介在させることにより、以下のよ
うな作用を有する。
即ち、第3図(b)に示すように、中間部材8のキー溝
82−1,82−2に対してプラグハウジング5のキー51−1,
51−2が係止されているため、中間部材8はキー溝82−
1,82−2の深さ方向(第3図(b)に向かって横方向)
に浮動できるが、その幅方向(第3図(b)に向かって
上下方向)への浮動はこのキー51−1,51−2により規制
される。また、第3図(a)(b)に示すように、フェ
ルール2のキー溝23−1,23−2に対して中間部材8のキ
ー81−1,81−2が係止されているため、フェルール2は
キー溝23−1,23−2の深さ方向(第3図(b)に向かっ
て上下方向)に浮動できるが、その幅方向(第3図
(b)に向かって左右方向)への浮動はこのキー81−1,
81−2により規制される。
このように、中間部材8は左右方向にのみ浮動でき、ま
た、フェルール2は上下方向にのみ浮動でき、この浮動
方向が互いに直交している。
この結果、フェルール2a,2bがプラグハウジング5a,5bの
中心に対して偏心することができ、このためフェルール
2a,2bの浮動構造を確保したまま、プラグハウジング5a,
5bに対してフェルール2a,2bの軸回りの角度の位置決め
を高精度に行なうことができる。さらに、プラグハウジ
ング5a,5bとアダプタ6a,6bとの間はキー52a,52bとキー
溝61a,61bとにより位置決めがなされるので、結合され
る相互のフェルール2a,2bの向きを互いに一定に保持す
ることができる。
またここで、第2図及び第3図において例えばフェルー
ル2のフランジ部22の外径を4.6mmとし、フェルール2
のキー溝23−1,23−2と中間部材8のキー81−1,81−2
及びプラグハウジング5のキー51−1,51−2と中間部材
8のキー溝82−1,82−2との隙間をそれぞれ0.025mm以
下としたとすると、フェルール2の軸回りの角度ずれは
最大で次式のように、 tan-1(0.05/2.3) 1.3° となり、このときの消光比は次式のように、 101og(tan2(1.3°))(−)33dB となる。従って、フェルール2のキー溝23−1,23−2及
びプラグハウジング5のキー51−1,51−2と中間部材8
のキー81−1,81−2及びキー溝82−1,82−2との隙間の
小さくすることにより、フェルール2の軸回りの回転に
対して精度良く位置決めを行なえる。
第4図は本発明に係る中間部材の他の例を示す図であっ
て、同図(a)はフェルールとの係止状態を示す側面図
で、同図(b)はプラグハウジングとの係止状態を示す
正面図である。第4図に示す中間部材8Aと第3図に示し
た中間部材8との相違はキー溝82−1,82−2の代わりに
キー83−1,83−2を形成し、これによりプラグハウジン
グ5のキー51−1,51−2の代わりにキー溝53−1,53−2
を形成したことにあり、その他の作用、効果は第3図に
示した中間部材と同様である。
尚、中間部材8に形成されるキー81−1,81−2あるいは
キー53−1,53−2及びキー溝82−1,82−2、フェルール
2に形成されるキー溝23−1,23−2、プラグハウジング
5に形成されるキー51−1,51−2あるいはキー溝53−1,
53−2は、互いに係止状態を保持できればよく、キー、
キー溝の対応は本実施例に限定されるものでないことは
勿論である。また、本実施例ではフェルール2と押圧ば
ね4との間に中間部材8を配設したが、フェルール2、
中間部材8及び押圧ばね4の位置は本実施例に限定され
るものではない。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、偏波保持光ファ
イバ同士をコネクタ接続しようとするときに互いの主軸
方向の角度を精度良く合わせることができ、かつプラグ
ハウジングに対しフェルールを浮動させる二重嵌合方式
を実現させることができるため、光ファイバの主軸方向
とその直角方向の消光比として(−)30dBを実現し、か
つ外力に対しても信頼性の高い接続特性を実現できる利
点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による光コネクタの一実施例を示す断面
図、第2図は本発明による光コネクタのフェルールの形
状を示す図、第3図は本発明に係る中間部材の形状を示
す図、第4図は本発明に係る中間部材の他の例を示す図
である。 図中、1……光ファイバ、2……フェルール、3……整
列スリーブ、4……押圧ばね、5……プラグハウジン
グ、6……アダプタ、8……中間部材、51,81,83……キ
ー、23,53,82……キー溝。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭55−65915(JP,A) 実開 昭59−22406(JP,U) 実開 昭62−129515(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ファイバの端部がそれぞれ固定される一
    対のフェルールと、前記一対のフェルールが嵌挿され突
    き合わされる整列スリーブと、前記各フェルールに軸方
    向の押圧力を印加するばねと、前記各フェルールを収納
    する一対のプラグハウジングとを備えた光コネクタにお
    いて、 前記各フェルールには軸対称に2個の係止部を、前記各
    プラグハウジングのフェルール収納部には軸対称に2個
    の係止部をそれぞれ形成するとともに、 前記各フェルールの2個の係止部と係止するよう軸対称
    に形成された第1の2個の被係止部と、前記各プラグハ
    ウジングの2個の係止部と係止するよう軸対称に形成さ
    れた第2の2個の被係止部とを有し、かつ前記第1の被
    係止部と前記第2の被係止部とは各々の対称軸が互いに
    直交するように配置された中空の中間部材を有し、 前記各フェルールは前記中間部材の内側に、該中間部材
    は前記プラグハウジングの内側にそれぞれ浮動自在に収
    納した ことを特徴とする光コネクタ。
JP63060474A 1988-03-16 1988-03-16 光コネクタ Expired - Fee Related JPH0693050B2 (ja)

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