JPH0694057A - ブレーキの鳴き防止材 - Google Patents
ブレーキの鳴き防止材Info
- Publication number
- JPH0694057A JPH0694057A JP4266734A JP26673492A JPH0694057A JP H0694057 A JPH0694057 A JP H0694057A JP 4266734 A JP4266734 A JP 4266734A JP 26673492 A JP26673492 A JP 26673492A JP H0694057 A JPH0694057 A JP H0694057A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- squeal
- rubber material
- brake
- caliper
- pad
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D65/00—Parts or details
- F16D65/0006—Noise or vibration control
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
- Reinforced Plastic Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 耐久性が向上され且つブレーキ操作時の鳴き
防止効果を奏するゴム材から成るブレーキの鳴き防止材
を提供する。 【構成】 ブレーキ操作の際に、ディスクロータ24面
に当接するライニング材16が固着されて成るパッド裏
板18と、パッド裏板18を把持し且つ押圧するキャリ
パ10のパッド押圧部材22との間に、ブレーキ操作時
に発生する鳴きを防止すべく挿入されるブレーキの鳴き
防止材20において、該鳴き防止材20が、ロックウー
ル等の耐熱性を有する短繊維から成る補強繊維及び酸化
マグネシウム等の充填剤が混合されて成るゴム材である
ことを特徴とする。
防止効果を奏するゴム材から成るブレーキの鳴き防止材
を提供する。 【構成】 ブレーキ操作の際に、ディスクロータ24面
に当接するライニング材16が固着されて成るパッド裏
板18と、パッド裏板18を把持し且つ押圧するキャリ
パ10のパッド押圧部材22との間に、ブレーキ操作時
に発生する鳴きを防止すべく挿入されるブレーキの鳴き
防止材20において、該鳴き防止材20が、ロックウー
ル等の耐熱性を有する短繊維から成る補強繊維及び酸化
マグネシウム等の充填剤が混合されて成るゴム材である
ことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はブレーキの鳴き防止材に
関し、更に詳細にはブレーキ操作の際に、ディスクロー
タ面に当接するライニング材が固着されて成るパッド裏
板と、前記パッド裏板を把持し且つ押圧するキャリパを
構成するパッド押圧部材との間に、ブレーキ操作時に発
生する鳴きを防止すべく挿入されるブレーキの鳴き防止
材に関する。
関し、更に詳細にはブレーキ操作の際に、ディスクロー
タ面に当接するライニング材が固着されて成るパッド裏
板と、前記パッド裏板を把持し且つ押圧するキャリパを
構成するパッド押圧部材との間に、ブレーキ操作時に発
生する鳴きを防止すべく挿入されるブレーキの鳴き防止
材に関する。
【0002】
【従来の技術】ディスクブレーキは、図3に示す様に、
車輪と共に回転するディスク24を挟むように配設され
たパッド14、14がキャリパ10によって把持され、
且つブレーキ操作時には、各パッド14のライニング材
16がディスク面に当接するように、キャリパ10の爪
部22及びピストン12によって各パッド裏板18が押
圧される。かかるブレーキ操作の際に、鳴きが発生する
ため、パッド裏板18とキャリパ10の爪部22との間
に、ブレーキの鳴き防止材としてのシム20が挿入され
ている。
車輪と共に回転するディスク24を挟むように配設され
たパッド14、14がキャリパ10によって把持され、
且つブレーキ操作時には、各パッド14のライニング材
16がディスク面に当接するように、キャリパ10の爪
部22及びピストン12によって各パッド裏板18が押
圧される。かかるブレーキ操作の際に、鳴きが発生する
ため、パッド裏板18とキャリパ10の爪部22との間
に、ブレーキの鳴き防止材としてのシム20が挿入され
ている。
【0003】図3に示すシム20は、図4に示す様に、
ライニング材16が固着されたパッド裏板18に、係止
片21、23によって装着されている。このシム20に
は、従来、図5に示す如く、ステンレス鋼等の金属から
成る金属薄板102の両面にアクリルニトリルーブタジ
エンゴム(NBR)等のゴムから成るシート状ゴム材1
00、100が貼着されている。
ライニング材16が固着されたパッド裏板18に、係止
片21、23によって装着されている。このシム20に
は、従来、図5に示す如く、ステンレス鋼等の金属から
成る金属薄板102の両面にアクリルニトリルーブタジ
エンゴム(NBR)等のゴムから成るシート状ゴム材1
00、100が貼着されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図5に示す従来のシー
ト状ゴム材100、100が貼着されたシム26を挿入
したディスクブレーキでは、ブレーキ操作時の鳴きを減
少することができる。ところで、シム20では、キャリ
パ10の爪部22等の押圧部材によって、ブレーキ操作
時毎にシム20の略同一箇所が押圧されるため、次第に
押圧箇所のゴム材100、100が薄くなり、終には金
属薄板102が露出する事態となることがある。かかる
事態になると、もはや鳴き防止効果は殆ど解消される。
この様にキャリパ10の押圧部材に対するゴム材の耐久
性は、従来のシート状ゴム材100、100では乏し
く、鳴き防止効果が解消される速度も速い。そこで、本
発明の目的は、耐久性が向上され且つブレーキ操作時の
鳴き防止効果を奏するゴム材から成るブレーキの鳴き防
止材を提供することにある。
ト状ゴム材100、100が貼着されたシム26を挿入
したディスクブレーキでは、ブレーキ操作時の鳴きを減
少することができる。ところで、シム20では、キャリ
パ10の爪部22等の押圧部材によって、ブレーキ操作
時毎にシム20の略同一箇所が押圧されるため、次第に
押圧箇所のゴム材100、100が薄くなり、終には金
属薄板102が露出する事態となることがある。かかる
事態になると、もはや鳴き防止効果は殆ど解消される。
この様にキャリパ10の押圧部材に対するゴム材の耐久
性は、従来のシート状ゴム材100、100では乏し
く、鳴き防止効果が解消される速度も速い。そこで、本
発明の目的は、耐久性が向上され且つブレーキ操作時の
鳴き防止効果を奏するゴム材から成るブレーキの鳴き防
止材を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、前記目的を
達成すべく検討を重ねた結果、ゴム材中にロックウール
及びアラミド短繊維、更に酸化マグネシウム及び黒鉛を
混合することによって、鳴き防止効果を奏しつつゴム材
の耐久性を向上し得ることを見出し、本発明に到達し
た。即ち、本発明は、ブレーキ操作の際に、ディスクロ
ータ面に当接するライニング材が固着されて成るパッド
裏板と、前記パッド裏板を把持し且つ押圧するキャリパ
を構成するパッド押圧部材との間に、ブレーキ操作時に
発生する鳴きを防止すべく挿入されるブレーキの鳴き防
止材において、該鳴き防止材が、ロックウール等の耐熱
性を有する短繊維から成る補強繊維及び酸化マグネシウ
ム等の充填剤が混合されて成るゴム材であることを特徴
とする。
達成すべく検討を重ねた結果、ゴム材中にロックウール
及びアラミド短繊維、更に酸化マグネシウム及び黒鉛を
混合することによって、鳴き防止効果を奏しつつゴム材
の耐久性を向上し得ることを見出し、本発明に到達し
た。即ち、本発明は、ブレーキ操作の際に、ディスクロ
ータ面に当接するライニング材が固着されて成るパッド
裏板と、前記パッド裏板を把持し且つ押圧するキャリパ
を構成するパッド押圧部材との間に、ブレーキ操作時に
発生する鳴きを防止すべく挿入されるブレーキの鳴き防
止材において、該鳴き防止材が、ロックウール等の耐熱
性を有する短繊維から成る補強繊維及び酸化マグネシウ
ム等の充填剤が混合されて成るゴム材であることを特徴
とする。
【0006】
【作用】本発明によれば、ゴム材によってブレーキ操作
時にパッド裏板等に発生する振動を吸収し、パッド裏板
等の振動が共振して発生する鳴きを防止できる。また、
ゴム材中に配向されたロックウール等の優れた耐熱性を
有する短繊維から成る補強短繊維及び酸化マグネシウム
等の充填剤によって、ゴム材の耐久性が向上される。更
に、酸化マグネシウム等の充填剤を混合することによっ
て、ゴム材の耐熱性が向上されると共に、酸化マグネシ
ウム等の充填剤はキャリパの押圧部材に対して潤滑性を
呈し、キャリパの押圧部材の押圧の際に、前記押圧部材
とゴム材との間にスリップ現象が生じる。このため、前
記ゴム材の耐久性向上と相俟ってキャリパを構成する押
圧部材の押圧に因るゴム材の薄肉化速度を遅くできる。
時にパッド裏板等に発生する振動を吸収し、パッド裏板
等の振動が共振して発生する鳴きを防止できる。また、
ゴム材中に配向されたロックウール等の優れた耐熱性を
有する短繊維から成る補強短繊維及び酸化マグネシウム
等の充填剤によって、ゴム材の耐久性が向上される。更
に、酸化マグネシウム等の充填剤を混合することによっ
て、ゴム材の耐熱性が向上されると共に、酸化マグネシ
ウム等の充填剤はキャリパの押圧部材に対して潤滑性を
呈し、キャリパの押圧部材の押圧の際に、前記押圧部材
とゴム材との間にスリップ現象が生じる。このため、前
記ゴム材の耐久性向上と相俟ってキャリパを構成する押
圧部材の押圧に因るゴム材の薄肉化速度を遅くできる。
【0007】
【発明の構成】本発明において採用するゴム材は、従来
使用されてきたゴム材を採用できるが、NBR、スチレ
ンーブタジエンゴム(SBR)、エチレンープロピレン
ゴム(EPDM)等のゴムに加硫を施して得られたゴム
材が好ましい。かかる加硫は、ゴムとイオウ等の加硫剤
とを混練しながら行うことができ、酸化亜鉛等の加硫促
進剤を添加することによって加硫速度を向上できる。ま
た、ゴム材に配合される補強繊維としては、耐熱性を有
する短繊維を採用でき、ロックウール、アラミド繊維、
炭素繊維、チタン酸カリウム繊維、セラミック繊維、バ
ーミキュライト繊維等を好適に採用できる。かかる短繊
維は、単独又は複数で使用することができ、繊維長2〜
3mm、繊維径8〜15μm程度のものが好適である。
使用されてきたゴム材を採用できるが、NBR、スチレ
ンーブタジエンゴム(SBR)、エチレンープロピレン
ゴム(EPDM)等のゴムに加硫を施して得られたゴム
材が好ましい。かかる加硫は、ゴムとイオウ等の加硫剤
とを混練しながら行うことができ、酸化亜鉛等の加硫促
進剤を添加することによって加硫速度を向上できる。ま
た、ゴム材に配合される補強繊維としては、耐熱性を有
する短繊維を採用でき、ロックウール、アラミド繊維、
炭素繊維、チタン酸カリウム繊維、セラミック繊維、バ
ーミキュライト繊維等を好適に採用できる。かかる短繊
維は、単独又は複数で使用することができ、繊維長2〜
3mm、繊維径8〜15μm程度のものが好適である。
【0008】更に、本発明では酸化マグネシウム等の充
填剤が併用される。この充填剤としては、酸化マグネシ
ウムの他に硫酸バリウム、黒鉛等を好ましく使用でき、
これら充填剤は単独又は複数で使用できる。これら補強
繊維及び充填剤は、ゴム材の加硫を行う混練の際に、添
加混練することによってゴム材中に分散配合することが
できる。かかる配合材の好適な配合量は、最終的に得ら
れるゴム材に対して、ゴム15〜25重量%、補強繊維
50〜60重量%、充填剤15〜25重量%、加硫剤
1.5〜3重量%、加硫促進剤3.5〜7重量%であ
る。かかる範囲を外れると、最終的に得られるゴム材
が、その耐久性向上が不十分となったり、或いは鳴き防
止効果が不十分となったりし易い傾向がある。
填剤が併用される。この充填剤としては、酸化マグネシ
ウムの他に硫酸バリウム、黒鉛等を好ましく使用でき、
これら充填剤は単独又は複数で使用できる。これら補強
繊維及び充填剤は、ゴム材の加硫を行う混練の際に、添
加混練することによってゴム材中に分散配合することが
できる。かかる配合材の好適な配合量は、最終的に得ら
れるゴム材に対して、ゴム15〜25重量%、補強繊維
50〜60重量%、充填剤15〜25重量%、加硫剤
1.5〜3重量%、加硫促進剤3.5〜7重量%であ
る。かかる範囲を外れると、最終的に得られるゴム材
が、その耐久性向上が不十分となったり、或いは鳴き防
止効果が不十分となったりし易い傾向がある。
【0009】得られたゴム材は、図1に示す様に、シー
ト状体30、30に成形され、ステンレス鋼から成る金
属薄板28の両面に貼着されてシム20を形成する。か
かるシート状体30の金属薄板28への貼着は、耐熱性
接着剤を使用して行ってもよく焼付であってもよい。ま
た、金属薄板28に直接コーティングすることも可能で
ある。この様にシート状体30が貼着されたシム20
は、図4に示す様に、ライニング材16が固着されてい
るパッド裏板18に装着される。そして、シム20が装
着されたパッドは、図3に示す様に、キャリパ10に装
着される。図3に示すシム20は、キャリパ10の爪部
22側に装着されているが、ピストン12側に装着して
もよく、爪部22側及びピストン12側の両側に装着し
てもよい。
ト状体30、30に成形され、ステンレス鋼から成る金
属薄板28の両面に貼着されてシム20を形成する。か
かるシート状体30の金属薄板28への貼着は、耐熱性
接着剤を使用して行ってもよく焼付であってもよい。ま
た、金属薄板28に直接コーティングすることも可能で
ある。この様にシート状体30が貼着されたシム20
は、図4に示す様に、ライニング材16が固着されてい
るパッド裏板18に装着される。そして、シム20が装
着されたパッドは、図3に示す様に、キャリパ10に装
着される。図3に示すシム20は、キャリパ10の爪部
22側に装着されているが、ピストン12側に装着して
もよく、爪部22側及びピストン12側の両側に装着し
てもよい。
【0010】また、シート状体30は、図2に示す様
に、シム20を形成することなくパッド裏板18に直接
貼着されていてもよく、キャリパ10の爪部22及びピ
ストン12のパッド裏板18を押圧する押圧面側に、シ
ート状体30が直接貼着されていてもよい。この様に耐
熱性を有する短繊維から成る補強繊維及び酸化マグネシ
ウム等の充填剤が混合されて成るゴム材から成形された
シート状体30は、ブレーキ操作時にパッド裏板等に発
生する振動を吸収し、パッド裏板等の振動が共振して発
生する鳴きを防止できる。また、シート状体30は、従
来の加硫されたゴムのみから成るシート状体に比較して
耐久性が向上されていると共に、配合された充填剤によ
ってキャリパ10の押圧部材との間にスリップ現象が発
生する。このため、キャリパ10の押圧部材がシート状
体30の同一箇所を繰り返し押圧しても、シート状体3
0の薄肉化の程度を従来のシート状体に比較して格段に
遅くすることでき、ブレーキ操作時の鳴き防止効果を奏
し得る時間を延長することができる。尚、本発明におい
て、パッド裏板18を押圧するキャリパ10の爪部22
等の押圧面に、ゴム材をシート状体に成形するなく埋め
込んでもよい。
に、シム20を形成することなくパッド裏板18に直接
貼着されていてもよく、キャリパ10の爪部22及びピ
ストン12のパッド裏板18を押圧する押圧面側に、シ
ート状体30が直接貼着されていてもよい。この様に耐
熱性を有する短繊維から成る補強繊維及び酸化マグネシ
ウム等の充填剤が混合されて成るゴム材から成形された
シート状体30は、ブレーキ操作時にパッド裏板等に発
生する振動を吸収し、パッド裏板等の振動が共振して発
生する鳴きを防止できる。また、シート状体30は、従
来の加硫されたゴムのみから成るシート状体に比較して
耐久性が向上されていると共に、配合された充填剤によ
ってキャリパ10の押圧部材との間にスリップ現象が発
生する。このため、キャリパ10の押圧部材がシート状
体30の同一箇所を繰り返し押圧しても、シート状体3
0の薄肉化の程度を従来のシート状体に比較して格段に
遅くすることでき、ブレーキ操作時の鳴き防止効果を奏
し得る時間を延長することができる。尚、本発明におい
て、パッド裏板18を押圧するキャリパ10の爪部22
等の押圧面に、ゴム材をシート状体に成形するなく埋め
込んでもよい。
【0011】
【実施例】以下、実施例によって本発明を更に詳細に説
明する。 実施例 下記材料を混合しつつ加熱加硫してゴム材を作成した。 ゴム: NBR 20重量% 補強繊維: アラミド繊維 10重量% ロックウール 40重量% 充填剤: 黒鉛 5重量% 酸化マグネシウム 15重量% 加硫剤: イオウ 1.5重量% 加硫促進剤: 酸化亜鉛 3.5重量% 次いで、得られたゴム材を厚さ0.5〜0.8mmのシ
ート状体30に成形した後、ステンレス鋼から成る金属
薄板の両面に焼付によって貼着し図4に示すシム20を
形成した。このシム20をパッド裏板18に取り付け、
図3に示す様に、キャリパ10にパッド14を装着し
た。このキャリパ10を実装した自動車の走行距離が1
5000Kmとなった時点で、ブレーキの鳴きテストを
行ったところ、まだ充分に鳴きを防止できた。更に、シ
ム20のシート状体30を点検したところ、キャリパ1
0の爪部22に因る押圧痕が若干残っているが、押圧痕
が残っている部分でもシート状体30は充分な厚さが残
っていた。
明する。 実施例 下記材料を混合しつつ加熱加硫してゴム材を作成した。 ゴム: NBR 20重量% 補強繊維: アラミド繊維 10重量% ロックウール 40重量% 充填剤: 黒鉛 5重量% 酸化マグネシウム 15重量% 加硫剤: イオウ 1.5重量% 加硫促進剤: 酸化亜鉛 3.5重量% 次いで、得られたゴム材を厚さ0.5〜0.8mmのシ
ート状体30に成形した後、ステンレス鋼から成る金属
薄板の両面に焼付によって貼着し図4に示すシム20を
形成した。このシム20をパッド裏板18に取り付け、
図3に示す様に、キャリパ10にパッド14を装着し
た。このキャリパ10を実装した自動車の走行距離が1
5000Kmとなった時点で、ブレーキの鳴きテストを
行ったところ、まだ充分に鳴きを防止できた。更に、シ
ム20のシート状体30を点検したところ、キャリパ1
0の爪部22に因る押圧痕が若干残っているが、押圧痕
が残っている部分でもシート状体30は充分な厚さが残
っていた。
【0012】比較例 実施例において、ゴム(NBR)、加硫剤(イオウ)、
及び加硫促進剤(酸化亜鉛)のみを混合しつつ加熱加硫
してゴム材を作成した他は、実施例と同様にしてゴム材
を作成した。作成したゴム材を実施例のシート状体30
と同一厚さのシート状体に成形し、シムを形成した。こ
のシムが取り付けられたパッドが装着されたキャリパ1
0を自動車に実装した。この自動車が実施例と同一距離
走行した時点で、ブレーキの鳴きテストを行ったとこ
ろ、鳴きがかなり大きくなっていることが判明した。更
に、シムを点検したところ、シート状体にキャリパ10
の爪部22に因る深い押圧痕がついており、押圧痕の一
部に金属薄板が露出していた。
及び加硫促進剤(酸化亜鉛)のみを混合しつつ加熱加硫
してゴム材を作成した他は、実施例と同様にしてゴム材
を作成した。作成したゴム材を実施例のシート状体30
と同一厚さのシート状体に成形し、シムを形成した。こ
のシムが取り付けられたパッドが装着されたキャリパ1
0を自動車に実装した。この自動車が実施例と同一距離
走行した時点で、ブレーキの鳴きテストを行ったとこ
ろ、鳴きがかなり大きくなっていることが判明した。更
に、シムを点検したところ、シート状体にキャリパ10
の爪部22に因る深い押圧痕がついており、押圧痕の一
部に金属薄板が露出していた。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、キャリパの押圧部材に
よって押圧されるゴム材の耐久性を向上できるため、ブ
レーキ操作の際に、ブレーキの鳴き防止効果を長時間奏
することができる。また、かかるゴム材の耐久性向上
は、ゴム材に配合される配合材によってなされるため、
シム等を構成する部材点数を増加させることがなくディ
スクブレーキのコスト等の増加を可及的に回避できる。
よって押圧されるゴム材の耐久性を向上できるため、ブ
レーキ操作の際に、ブレーキの鳴き防止効果を長時間奏
することができる。また、かかるゴム材の耐久性向上
は、ゴム材に配合される配合材によってなされるため、
シム等を構成する部材点数を増加させることがなくディ
スクブレーキのコスト等の増加を可及的に回避できる。
【図1】本発明において採用するゴム材を使用したシム
の部分断面図である。
の部分断面図である。
【図2】本発明において採用するゴム材を成形した成形
体をパッド裏板に直接貼着した状態を示す断面図であ
る。
体をパッド裏板に直接貼着した状態を示す断面図であ
る。
【図3】キャリパの構造を示す部分断面図である。
【図4】シムとパッドとの組み立て状態を示す組み立て
図である。
図である。
【図5】従来のゴム材を使用したシムの部分断面図であ
る。
る。
10 キャリパ 12 ピストン 14 パッド 16 ライニング材 18 パッド裏板 20 シム 22 爪部 24 ディスクロータ 28 金属薄板 30 シート状体
Claims (1)
- 【請求項1】 ブレーキ操作の際に、ディスクロータ面
に当接するライニング材が固着されて成るパッド裏板
と、前記パッド裏板を把持し且つ押圧するキャリパを構
成するパッド押圧部材との間に、ブレーキ操作時に発生
する鳴きを防止すべく挿入されるブレーキの鳴き防止材
において、 該鳴き防止材が、ロックウール等の耐熱性を有する短繊
維から成る補強繊維及び酸化マグネシウム等の充填剤が
混合されて成るゴム材であることを特徴とするブレーキ
の鳴き防止材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4266734A JPH0694057A (ja) | 1992-09-09 | 1992-09-09 | ブレーキの鳴き防止材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4266734A JPH0694057A (ja) | 1992-09-09 | 1992-09-09 | ブレーキの鳴き防止材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0694057A true JPH0694057A (ja) | 1994-04-05 |
Family
ID=17434954
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4266734A Pending JPH0694057A (ja) | 1992-09-09 | 1992-09-09 | ブレーキの鳴き防止材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0694057A (ja) |
Cited By (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005337504A (ja) * | 2004-05-27 | 2005-12-08 | Robert Bosch Gmbh | ディスクブレーキピストン及びディスクブレーキの保護具 |
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| EP1927779A1 (en) | 2006-11-30 | 2008-06-04 | Nissin Kogyo Co., Ltd | Disc brake shim plate |
| JP2008138725A (ja) * | 2006-11-30 | 2008-06-19 | Nissin Kogyo Co Ltd | ディスクブレーキ用のシム板 |
| JP2008151162A (ja) * | 2006-12-14 | 2008-07-03 | Nissin Kogyo Co Ltd | ディスクブレーキ用のシム板 |
| JP2008151163A (ja) * | 2006-12-14 | 2008-07-03 | Nissin Kogyo Co Ltd | ディスクブレーキ用のシム板 |
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