JPH0694470B2 - 新規なスルホン化トリス(p−フルオロフエニル)ホスフインおよびそれらの製造方法 - Google Patents

新規なスルホン化トリス(p−フルオロフエニル)ホスフインおよびそれらの製造方法

Info

Publication number
JPH0694470B2
JPH0694470B2 JP3316909A JP31690991A JPH0694470B2 JP H0694470 B2 JPH0694470 B2 JP H0694470B2 JP 3316909 A JP3316909 A JP 3316909A JP 31690991 A JP31690991 A JP 31690991A JP H0694470 B2 JPH0694470 B2 JP H0694470B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tris
fluorophenyl
phosphine
water
sulfonated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP3316909A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04266895A (ja
Inventor
ゲオルジオス・パパドジアナキス
ベルンハルト・フエ−ル
ヘルムート・バールマン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hoechst AG
Original Assignee
Hoechst AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hoechst AG filed Critical Hoechst AG
Publication of JPH04266895A publication Critical patent/JPH04266895A/ja
Publication of JPH0694470B2 publication Critical patent/JPH0694470B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F9/00Compounds containing elements of Groups 5 or 15 of the Periodic Table
    • C07F9/02Phosphorus compounds
    • C07F9/28Phosphorus compounds with one or more P—C bonds
    • C07F9/50Organo-phosphines
    • C07F9/5022Aromatic phosphines (P-C aromatic linkage)

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Catalysts (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規なスルホン化トリ
ス(p- フルオロフエニル)ホスフインに関する。それ
らは、元素周期系の第VIII族の金属と錯化合物を形
成し、このものは触媒として使用されうる。
【0002】
【従来の技術】中心原子として元素周期系の第VIII
族の金属を、そしてリガンドとしてトリアルキル- また
はトリアリールホスフインのようなP(III)化合物
を含有する錯化合物は、最近触媒として次第に重要性を
増している。挙げうる例としては、ロジウムおよびトリ
フエニルホスフインよりなる触媒の存在下に実施される
一酸化炭素および水素の、アルデヒドへの工業的に実施
される反応(ヒドロホルミル化)がある。有機媒質中に
おけるこれらの系の溶解度に依存して、この反応は、均
質相において実施される。最初に使用されたコバルト触
媒に比較して、ロジウム触媒を使用した場合には、反応
をより温和な温度および圧力において実施することがで
きる。更に、高い収量においてそして極めて選択的に直
鎖状アルデヒドが得られる。この点に関して、芳香族ホ
スフインを使用した場合には、n- アルデヒド対i- ア
ルデヒドの比は、脂肪族ホスフインを使用した場合に比
較してより大であることが判明した。挙動におけるこの
相違は、芳香族化合物の塩基性度が脂肪族化合物のそれ
よりも低いということによって説明されている。
【0003】この反応は、均一相の代りに、不均一相に
おいても実施されうる。この変法は、水に不溶性の反応
生成物から、水に溶解された触媒を簡単にそして温和な
条件下に分離する手段を開くゆえに特に有利である。例
えば、ドイツ特許第2,627,354号に記載された
ヒドロホルミル化法は、上記の原理に従って操作され
る。触媒としては、ロジウム/トリフエニルホスフイン
トリスルホン酸ナトリウム系が使用される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ロジウム錯体触媒を使
用した場合、ヒドロホルミル化生成物は、リガンドの固
有の化学的性質に依存するという前提から、新規なリガ
ンドを開発するという課題へと導かれる。これらは、特
定の生成物が優先的にそして場合によっては独占的に生
成されるように、反応過程を変化せしめる可能性を開く
はずである。その上、2相系におけるヒドロホルミル化
の前記の利点を利用するためには、リガンドおよびそれ
から形成された錯化合物が水に可溶性であることが必要
とされる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、そのようなリ
ガンドを提供する。
【0006】本発明は、一般式
【0007】
【化2】
【0008】(上式中、Mは水素、アンモニウム、1価
の金属または多価金属の当量を表し、そしてnは少なく
とも1個のnが1であるという条件で0または1であ
る)で表される新規なスルホン化トリス(p- フルオロ
フエニル)ホスフインに関する。
【0009】上記の新規化合物を製造するために、トリ
ス(p- フルオロフエニル)ホスフインを出発物質とし
て使用する。この化合物は、p- フルオロブロモベンゼ
ンから製造されたグリニヤール試薬を三塩化リンと反応
せしめることによって得られる〔シンドルバウアー、ヘ
ミッシエ・ベリヒテ第100巻(1967年)第343
2頁以下(Schindlbauer, Chem. Ber.100(196
7),3432ff)参照〕。
【0010】フッ素置換フエニル基に1個またはそれ以
上のスルホン酸基を導入するために、トリス(p- フル
オロフエニル)ホスフインをスルホン化剤としての発煙
硫酸の形の過剰の三酸化硫黄で処理する。
【0011】10ないし65重量%そして特に20ない
し30重量%の "遊離の" 三酸化硫黄を含有する発煙硫
酸を使用することが有利であることが立証された。スル
ホン化剤は、フエニル基に関して過剰に使用されなけれ
ばならない。フエニル基1モルに関してSO3 1ないし
100モル、好ましくは10ないし30モル使用するこ
とが適当である。実際上、発煙硫酸を予め導入し、そし
て連続的なSO3 過剰を保証するために、前記のホスフ
インを部分に分けて添加する。
【0012】スルホン化は、低い温度において、すなわ
ち0ないし15℃、好ましくは5ないし10℃の温度に
おいて実施される。反応熱を困難なく除去しうるよう
に、反応器を十分に冷却し、そしてホスフインを徐々に
そして少量宛発煙硫酸中に導入することが有利であるこ
とが立証された。この効果は、スルホン化が制御し得な
いように進行するのではなく、それぞれの場合に -SO
3H基1個のみが3個のフエニル基のそれぞれに順々に
入り、しかもメタ-位に入る。ホスフインの全部が添加
された後に、後反応が室温において、すなわち約20な
いし25℃において、そして実質的に外部冷却なしに実
施されうる。しかしながら、場合によってはなお生ずる
反応熱を均一に分散しそして遅滞なく除去しうるよう
に、反応混合物を撹拌することが合目的的である。反応
温度が低いゆえに、芳香族環のパラ- 位における電子密
度を低下させ、そしてそれによってスルホン化剤の求電
的攻撃を一層困難にするフッ素置換分の誘導効果(I効
果)のゆえに、比較的長い反応時間が必要である。一般
に、上記の温度範囲における反応は、ホスフイン分子内
に導入された -SO3 基の数に応じて40ないし400
時間を必要とする。その場合、短い反応時間は、好まし
くはモノスルホン化生成物を生成せしめ、一方より長い
反応時間を用いた場合にはジスルホン化されたそしてよ
り限られた程度であるがトリスルホン化されたホスフイ
ンが生成される。
【0013】スルホン化に続いて、反応溶液は、加水分
解される。この工程においては、約30℃の温度を超え
ないように注意すべきであり、温度を15ないし25℃
の範囲内に保つのが有利である。従って、加水分解を氷
または氷水を用いて実施し、そして強力な外部からの冷
却を施すことが推奨される。本質的にスルホン化生成物
および硫酸を含有するこの希薄な溶液は、各種の方法で
仕上げられる。
【0014】かくして、水不溶性のアミンおよび有機溶
媒の混合物を用いて上記硫酸溶液を抽出することが有効
であることが実証された。分子中に10ないし60個、
好ましくは13ないし36個の炭素原子を有するアミ
ン、例えば、メチル- ジオクチルアミン、トリ- n- オ
クチルアミン、トリ-イソ- オクチルアミン、トリ- 2
(エチルヘキシル)アミン、トリドデシルアミンが好適
である。有機溶媒としては、脂肪族および芳香族炭化水
素または炭化水素混合物が成功を収めて使用される。
【0015】スルホン酸の当量あたりアミン0.5ない
し1.5モル、好ましくは0.8ないし1.2モルが使
用される。硫酸溶液およびアミン溶液の強力な混合後
に、水性相および有機相が互いに分離される。アミン塩
を含有する有機相は、スルホン酸塩を調製すべき塩基の
水溶液と反応せしめられる。所望のスルホン酸塩がそれ
から単離されうる水溶液が得られる。
【0016】水中に溶解された塩基を有機媒質中のアミ
ン塩の溶液に一度に添加する代りに、部分に分けて添加
することもできる。この手法は、種々の程度のスルホン
化の生成物を含有するスルホン化混合物を分離すべき場
合には、特に成功を収めて使用される。再抽出工程、す
なわち、有機媒質中にアミン塩の形で溶解されたスルホ
ン酸を、塩基の水溶液を用いる処理によって水性相に移
行せしめる工程の数は、反応混合物の組成に適合せしめ
ねばならない。一般に、2回ないし5回の再抽出で純粋
なスルホン酸を得るのに全く十分である。水に溶解され
た塩基を、特定のpH値に達するまで有機相に添加する
ことが有利であり、次いで各相が互いに分離され、塩基
の添加は、それぞれの場合に、より高いpH値に調整さ
れるまで継続され、そして水溶液は、別個に仕上げられ
る。
【0017】もう一つの手法によれば、硫酸溶液は、ア
ルカリ金属水酸化物またはアルカリ金属炭酸塩、好まし
くは水酸化ナトリウムのようなアルカリ性試薬を用いて
中和される。反応混合物の量を不必要に増大させずそし
て生成されたアルカリ金属硫酸塩を実質的に沈殿せしめ
るために中和剤は、高濃度の溶液として、あるいは溶解
されていない固体の形で、例えば苛性ソーダのフレーク
または顆粒の形で使用される。
【0018】アルカリ金属硫酸塩の大部分は、低温にお
けるその溶解度が低いので、冷却によって溶液から除去
されうる。適当な温度は、溶液中の硫酸塩の濃度および
その溶解度の温度による変化によって決まる。従って、
最も有利な条件は、場合場合で経験によって決定され
る。硫酸塩の分離は、1段階または数段階で行われる
が、結晶化を2段階において実施することが合目的的で
あることが判明した。
【0019】アルカリ金属硫酸塩の分離後、溶液を好ま
しくはオイルポンプの真空下に濃縮乾固し、そして結晶
スラリーからスルホン化されたフルオロフエニルホスフ
インを抽出する。適当な抽出剤は、例えば低級なアルコ
ールと水との混合物である。抽出は、通常の方法に従っ
て1段階またはそれ以上の段階において、好ましくは2
ないし4段階において行われる。抽出物は、一緒にされ
そして濃縮乾燥される。場合によっては数回実施しなけ
ればならない再抽出によって、混合物は、それらの成分
に分離される。
【0020】スルホン化混合物の分離のためのもう一つ
の方法として、ゲルクロマトグラフィーが好適であるこ
とが判明した(ドイツ特許出願公開第3822036号
参照)。固定固体相として変性された有機重合体が使用
される。エピクロロヒドリンで架橋されたデキストラン
〔セフアデックス(Sephadex)の名称で市販されてい
る〕およびオリゴエチレングリコール/グリシジルジメ
タクリレート/ペンタエリトリトールジメタクリレート
共重合体〔フラクトゲル(Fractogel)の名称で市販され
ている〕が特に好適である。液体相としては、水または
水/溶剤混合物が使用され、その際 "溶剤" は、水と混
和しうる有機溶剤、好ましくはメタノールおよびその他
の低級アルコールである。
【0021】スルホン化されたフルオロフエニルホスフ
インのナトリウム塩の溶液をH+ - 型の陽イオン交換樹
脂を用いて処理することによって、これらの塩から遊離
酸を製造することができ、そして水溶液を濃縮すること
によって固体として得られる。水酸化物、炭酸塩、アン
モニアまたはアミンと反応させることによって、新規な
スルホン化フルオロフエニルホスフインのその他の塩が
製造される。
【0022】
【実施例】新規化合物の製造が例1に記載されており、
それらは、物理的特性値によって更に詳細に特徴づけら
れる。 例1:トリス(p- フルオロフエニル)ホスフイン(T
FPP)のスルホン化 撹拌機、温度計および滴下漏斗を備えた、予め排気され
十分に加熱されそしてアルゴンを充填されたシュレンク
のフラスコに、96%の硫酸85.1gおよび65%の
発煙硫酸23.2g(SO3 0.18モル)を予め装入
した。5℃に冷却された硫酸に、5ないし10℃の温度
を維持しながら、TFPP15g(0.04モル)を少
量づつ1.5時間にわたって添加し、そして65%の発
煙硫酸70.0g(SO3 0.56モル)を1時間の間
に極めて徐々に滴加した。次いで一定の24℃において
反応せしめた。2.5;18;48;116;142;
164;185;311および330時間の反応時間の
後にそれぞれ試料を取り、そして氷水中で加水分解し
た。次に、希薄な水溶液を飽和NaOH溶液を添加する
ことによってpH値を12に調整し、そして未反応のT
FPPを分離するために、トルエンで抽出した。相を分
離しそしてHPLCによって分析した。
【0023】48時間の反応時間後、トルエン層中にT
FPPを検出することはもはやできなかった。水性層の
分析により、TFPPの70重量%が反応してトリス
(p- フルオロフエニル)ホスフインモノスルホン酸ナ
トリウムが生成し、そして22重量%が反応してトリス
(p- フルオロフエニル)ホスフインジスルホン酸ジナ
トリウムが生成したことが判った。116ないし330
時間の反応時間後に採取したその後の試料は、トリス
(p- フルオロフエニル)ホスフインジスルホン酸ジナ
トリウムの量が増加し、そしてトリス(p- フルオロフ
エニル)ホスフインモノスルホン酸ナトリウムの量がそ
れに対応して減少したことを示した。116時間の反応
時間後、トリス(p- フルオロフエニル)ホスフイント
リスルホン酸トリナトリウムの痕跡量を検出できた。4
10時間の反応時間後、反応混合物を酸素不含の水で加
水分解した。強力な外部冷却によって、内部温度は、加
水分解の間20ないし25℃に保たれた。HPLC分析
は反応混合物について下記の組成を示した: トリス(p- フルオロフエニル)ホスフイントリスルホン酸- トリナトリウム(TFPPTS) 6.6% トリス(p- フルオロフエニル)ホスフインジスルホン酸- ジナトリウム(TFPPDS) 68.6% トリス(p- フルオロフエニル)ホスフインモノスルホン酸- ナトリウム 11.0% 反応混合物に、トルエン185g中トリイソオクチルア
ミン(TiOA)46g(130ミリモル)の溶液を添
加した。1時間の撹拌後、硫酸を含有する水性相を分離
しそして廃棄した。トルエン相に5重量%の濃度のNa
OH水溶液を添加し、pH値を4.1に調整した。水性
層は、分離され、分析が示すように、このものは、Na
SO4 のみを含有していた。5重量%の濃度のNa
OH溶液を更に6.76のpH値に達するまでTiOA
/トルエン層に添加した。水性相を分離し、濃縮乾固し
そして残渣をメタノールで洗滌した。このようにして得
られた固形物の31P NMRスペクトルは、それがスル
ホン化TFPP87重量%およびスルホン化トリス(p
- フルオロフエニル)ホスフインオキシド13重量%の
混合物であることを示した。TFPPのスルホン化生成
物は、TFPPTS6重量%およびTFPPDS94重
量%よりなるものであった。単離されそして30%のH
2 2 で酸化された固形物のHPLC分析は、TFPP
DSおよびTFPPTS84重量%およびスルホン化ト
リス(p- フルオロフエニル)ホスフインオキシド16
重量%の混合物であることを示した。TiOA/トルエ
ン相のpH値は、NaOHの5%水溶液を新たに添加す
ることによって12.71に高められ、その後で水性層
は分離されそして濃縮乾固された。31P- NMRスペク
トルによれば、得られた固形物は、TFPPMS91重
量%およびスルホン化トリス(p- フルオロフエニル)
ホスフインオキシド9重量%よりなる。
【0024】モノ- 、ジ- およびトリスルホン化トリス
(p- フルオロフエニル)ホスフインのNa塩は、水に
極めて容易に溶解するが、n- ヘキサン、トルエン、ジ
エチルエーテルおよび酢酸エチルのような代表的な有機
溶剤には不溶性である。
【0025】例2は、n- ヘキセン- 1のヒドロホルミ
ル化の際の触媒としてロジウムと共にTFPPのスルホ
ン化生成物の1例としてTFPPDS(TFPPTS6
重量%を含有)を使用したものである。 例2:Rh/TFPPDSの存在下におけるn- ヘキセ
ン- 1のヒドロホルミル化 それぞれn- ヘキセン- 1 5.37g(64ミリモ
ル)を電磁撹拌機を装備した0.1lのオートクレーブ
において120℃および5MPaの圧力下にCO/H2
(1:1)と反応せしめた。反応は、触媒としての、R
h0.132ミリモルに相当するRh4(CO)12 24.
7mg(0.003ミリモル)および変動する量のTF
PPDS、すなわち0.51g(0.99ミリモル)、
1.1g(1.98ミリモル)、2.1g(3.96ミ
リモル)および4.1g(7.9ミリモル)ならびに溶
媒としての酸素不含の水20mlの存在下に実施され
た。反応時間は、2時間であった。反応の結果を表1に
要約して示す。 例3(比較例):Rh/トリフエニルホスフイントリス
ルホン酸トリナトリウム塩(TPPTS)の存在下のn
- ヘキセン- 1のヒドロホルミル化 更に他の実験において、比較のために、例2の条件下
に、ただし触媒としてロジウムおよびTPPTS(例2
と同じモル量において)を用いてn- ヘキセン- 1をヒ
ドロホルミル化した。反応の結果を表2に要約して示
す。 例2および3の結果の比較は、驚くべきことには、触媒
成分としてのスルホン化TFPPは、すでにTPPTS
に比較してかなり低い濃度において高い選択性をもって
オレフインの直鎖アルデヒドへのヒドロホルミル化を容
易にすることおよびそれによってこれらの化合物を得る
ための経済的に有利な道を開いていることを示してい
る。
【0026】本発明は、特許請求の範囲に記載されたス
ルホン化トリス(p-フルオロフエニル)ホスフインお
よびその製造方法を発明の要旨とするものであるが、実
施の態様として下記事項をも包含する: (1)Mがアルカリ金属または当量のアルカリ土類金属
であるスルホン化トリス(p- フルオロフエニル)ホス
フイン。 (2)硫酸中に溶解された三酸化硫黄の濃度が溶液を基
準にして10ないし65重量%、特に20ないし30重
量%である請求項2に記載の方法。 (3)硫酸中の三酸化硫黄の溶液にトリス(p- フルオ
ロフエニル)ホスフインを5ないし10℃の温度におい
て導入する請求項2または上記(2)に記載の方法。 (4)反応混合物を15ないし25℃の温度において水
で希釈する請求項2、上記(2)および(3)のうちの
いずれかに記載の方法。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式 【化1】 (上式中、Mは水素、アンモニウム、1価の金属または
    多価金属の当量を表しそしてnは少なくとも1個のnが
    1であるという条件で0または1である)で表されるス
    ルホン化トリス(p−フルオロフエニル)ホスフイン。
  2. 【請求項2】 トリス(p- フルオロフエニル)ホスフ
    インを撹拌下に0ないし15℃の温度において硫酸中の
    三酸化硫黄の溶液中に導入し、20ないし25℃におい
    て後反応せしめ、反応混合物を30℃を超えない温度に
    おいて水で希釈しそして次に仕上げることを特徴とす
    る、請求項1に記載のスルホン化トリス(p- フルオロ
    フエニル)ホスフインの製造方法。
  3. 【請求項3】 水で希釈された反応混合物を、水不溶性
    の有機溶剤中の水不溶性のアミンの溶液で抽出し、有機
    相を分離して塩基の水溶液と反応せしめ、そして分離さ
    れた水性相からスルホン化トリス(p- フルオロフエニ
    ル)ホスフインを塩として単離することを特徴とする請
    求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 水で希釈された反応混合物をアルカリ金
    属水酸化物水溶液またはアルカリ金属炭酸塩水溶液で中
    和し、沈殿したアルカリ金属硫酸塩を濾別し、上記水溶
    液を温和な条件下に濃縮乾固しそして残渣からスルホン
    化トリス(p- フルオロフエニル)ホスフインを塩とし
    て抽出することを特徴とする請求項2に記載の方法。
  5. 【請求項5】 水で希釈された反応混合物からゲルクロ
    マトグラフィーによってスルホン化トリス(p- フルオ
    ロフエニル)ホスフインを分離することを特徴とする請
    求項2に記載の方法。
JP3316909A 1990-12-06 1991-11-29 新規なスルホン化トリス(p−フルオロフエニル)ホスフインおよびそれらの製造方法 Expired - Lifetime JPH0694470B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE9016585U DE9016585U1 (de) 1990-12-06 1990-12-06 Sulfonierte Tris(p-fluorphenyl)phosphane
DE90165853 1990-12-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04266895A JPH04266895A (ja) 1992-09-22
JPH0694470B2 true JPH0694470B2 (ja) 1994-11-24

Family

ID=6860051

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3316909A Expired - Lifetime JPH0694470B2 (ja) 1990-12-06 1991-11-29 新規なスルホン化トリス(p−フルオロフエニル)ホスフインおよびそれらの製造方法

Country Status (6)

Country Link
EP (1) EP0489330B1 (ja)
JP (1) JPH0694470B2 (ja)
AT (1) ATE126520T1 (ja)
DE (2) DE9016585U1 (ja)
DK (1) DK0489330T3 (ja)
ES (1) ES2077772T3 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2532318B1 (fr) * 1982-08-31 1985-06-14 Rhone Poulenc Chim Base Procede de preparation de triarylphosphines sulfonees

Also Published As

Publication number Publication date
ES2077772T3 (es) 1995-12-01
EP0489330B1 (de) 1995-08-16
ATE126520T1 (de) 1995-09-15
DE9016585U1 (de) 1992-04-02
EP0489330A1 (de) 1992-06-10
JPH04266895A (ja) 1992-09-22
DE59106270D1 (de) 1995-09-21
DK0489330T3 (da) 1995-09-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2680791B2 (ja) スルホン化2,2’−ビス(ジフェニルホスフィノメチル)−1,1’−ビナフタリンとロジウムとより成る錯塩並びにそれをオレフィン系不飽和化合物のヒドロホルミル化法で用いる方法
KR870000132B1 (ko) 썰폰화 아릴 포스핀의 제조방법
CA1257293A (en) Process for the preparation of aldehydes
HU204249B (en) Process for producing aldehydes withcatalytic hydroformilizing olephines
US4990639A (en) Novel recovery process
KR100321535B1 (ko) 설폰화아릴포스핀의제조방법
CA1247642A (en) Process for the preparation of quaternary ammonium salts of sulfonated triarylphosphines
KR100366872B1 (ko) 설폰화된아릴포스핀의제조방법
JPH0686398B2 (ja) アルデヒドの製造法
JPH08176168A (ja) 新規のスルホン化されたホスフィン、その製造方法及び触媒系の構成要素としてそれを使用する方法
CN112724170B (zh) 三磺化三苯基膦tppts的制备方法
US4623490A (en) Process for the purification of sulfonated aryl phosphines
JPH0694470B2 (ja) 新規なスルホン化トリス(p−フルオロフエニル)ホスフインおよびそれらの製造方法
JPS6358813B2 (ja)
KR960006927B1 (ko) 옥소 합성의 반응 산물로부터 로듐을 회수하는 방법
KR970002489B1 (ko) 수용성 디포스핀의 제조방법
US5637762A (en) 5H-phenyl-3,13-disulfonatodibenzo-phosphole and a process for its preparation
JPH08253492A (ja) スルホン化ジホスフィンおよびその製造方法
EP1405854A1 (en) Lithium p-diarylphosphinobenzenesulfonates, process for preparation of the same and use thereof
JP2003300989A (ja) スルホン化ビスホスフィン、その製造方法およびその用途
DE4244274A1 (de) Sulfonierte 2,2'-Bis(diphenylphosphinomethyl)-1,1'-binaphthaline, Verfahren zu ihrer Herstellung und ihre Verwendung

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19950523