JPH069470Y2 - コアの活線への取付装置 - Google Patents
コアの活線への取付装置Info
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- JPH069470Y2 JPH069470Y2 JP2650988U JP2650988U JPH069470Y2 JP H069470 Y2 JPH069470 Y2 JP H069470Y2 JP 2650988 U JP2650988 U JP 2650988U JP 2650988 U JP2650988 U JP 2650988U JP H069470 Y2 JPH069470 Y2 JP H069470Y2
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Landscapes
- Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)
- Transformers For Measuring Instruments (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕 本考案はコアを活線へ取付ける際に使用する装置に関す
る。 〔従来の技術〕 一般に、埋設された電力ケーブルやこれに接続される電
力機器には種々の要因により局部的な絶縁不良が生じる
ことがある。 このような絶縁不良の原因としては機械的外力によるも
の、絶縁材の化学的変化によるもの、所謂水トリーによ
るもの等があるが、重大事故の8割はこのような絶縁劣
化に起因するものであるため従来より種々の絶縁検査方
法が提案されている。 しかし、従来の絶縁検査方法では夫々の方式毎に問題を
内包しており、どの方式においても、長期に亘る連続測
定が困難であるため絶縁劣化の傾向を知ることができ
ず、予防措置を採ることができないということが課題と
なっていた。 そこで本出願人は、先に、電力機器や電力ケーブルの絶
縁状態を活線状態で常時監視することができるようにし
た絶縁状態の検知方法を提案した。 これは環状のセンサを電力ケーブルに挿通し、電力ケー
ブルの絶縁劣化部分で発生するコロナ放電や部分放電に
伴って生じる進行波を検出するようにしたものである。
このセンサは磁性体製コアに、両端を短絡した第1巻線
と両端を解放した第2巻線とを巻回してなるセンサを電
力ケーブルに挿通し、前記第2巻線から得られる信号を
基に進行波を検知するものである。 〔考案が解決しようとする問題点〕 ところで、前記したセンサは進行波を検知することによ
って、電力ケーブルの絶縁劣化部分で発生するコロナ放
電や部分放電を検出するものであるため、高い感度と直
線性が要求される。このような条件を満たすコア材料と
してはアモルファス金属が好適である。 このようなコアを既設のケーブルに取り付ける方法とし
ては、環状に形成したコアを2つの分割型とし、これを
組んでケーブルを包囲することが考えられるが、コアを
分割にすると磁気的に不連続性が生じるため、所要の磁
気特性が得られなくなる虞れがある。 そこでアモルファス金属製のリボンをケーブルの回りで
巻回し、コアを形成する方法が考えられる。この方法で
はコアが分断されないため所要の磁気特性が得られ、高
感度になるという利点がある。 ところがアモルファス金属製のリボンは極めて薄く、し
かも磁気特性を向上させるため焼鈍を施したものは可撓
性が低いため、これを手で巻くと切断し易く、実際上コ
アの形成は困難である。 本考案は前記した点に鑑みてなされたものであり、セン
サ用のコアを活線へ容易に設置することができるように
した取付装置を提供することを技術的課題とする。 〔問題点を解決するための手段〕 本考案は前記技術的課題を解決するために、活線1の周
囲に所要空隙をおいて環状のコア2を形成する装置にお
いて以下のような構成とした。 即ち、本考案の第1の装置は、少なくとも1箇所が解放
できるようにした環状の巻回枠3と、前記活線1に脱着
自在に取り付けられる薄膜巻回装置4とを備えている。
そしてこの薄膜巻回装置4は、基台5に、前記巻回枠3
を挟持する回転ローラ6と薄膜供給部7を設け、前記回
転ローラ6と巻回枠3との間に薄膜供給部7から供給さ
れる薄膜8を挟挿しつつ回転ローラ6を回転させること
により薄膜8を巻回枠3の外周に巻回するよう構成して
コアの活線への取付装置とした。 また、本考案の第2の装置は、活線1の周囲に所要空隙
をおいて環状のコア2を形成する装置において、少なく
とも1箇所が解放できるようにした環状の巻回枠3と、
この巻回枠3を前記活線に固定的に支持する保持腕9
と、薄膜巻回装置4とを備え、この薄膜巻回装置4は、
基台5に、前記巻回枠を挟持する回転ローラ6と薄膜供
給部7を設けてなり、前記回転ローラ6と巻回枠3との
間に薄膜供給部7から供給される薄膜8を挟挿しつつ回
転ローラ6を回転させることにより薄膜8を巻回枠3の
外周に巻回するよう構成してコアの活線への取付装置と
した。 前記コア2は、起磁力と磁束密度が略比例関係を有する
略線形のBH特性であり、かつ低周波域から高周波域ま
で透磁率が略一定である材質で形成され、両端を短絡し
た第1巻線M1と第2巻線M2とを巻回したものとする
ことができる。また、前記コア2は、コバルトを主成分
とするアモルファス金属で形成することができる。 〔作用〕 本考案の第1の装置においては、薄膜巻回装置4を活線
1に固定した後、その回転ローラー6で巻回枠3を挟持
し、巻回枠3の外周に薄膜供給部7から供給される薄膜
8を巻き付けつつ回転ローラー6を回転させることによ
りコア2が形成される。 第2の装置においては、環状の巻回枠3を前記活線1に
取り付けた後、巻回枠3の外周に薄膜供給部7から供給
される薄膜8を巻き付け、この薄膜8を回転ローラー6
で巻回枠3に圧接しつつローラー6を回転させる。する
と、薄膜8が巻回枠3の外周に巻回されコア2が形成さ
れる。 このコア2には第1巻線M1と第2巻線M2とが巻回さ
れており、これら第1巻線M1と第2巻線M2とは活線
1(1次コイル)に対する2次コイルとして作用するよ
うになっている。前記第1巻線M1の両端子は短絡させ
てある。 そしてコア2の起磁力に応じ第1巻線M1に起電力が生
じるがその両端は短絡しているため、コア2内の磁束変
化を打ち消すような電流が流れる。ここでコア2は高透
磁率であり、低周波域から高周波域まで透磁率が略一定
であって、残留磁気及び保磁力が共に小さく、かつ、起
磁力と磁束密度が略比例関係を有する略線形のBH特性
を有しているため、第1巻線M1の誘導リアクタンスは
低周波に対しては小となり高周波に対しては大となる。 このため低周波成分は打ち消され第2巻線M2からは高
周波成分のみが得られる。これにより活線1に発生して
いる進行波を検知することができ、電力ケーブル等の絶
縁劣化部分で発生するコロナ放電や部分放電を検出する
ことができる。また電流センサとしても使用できる。 前記コア2の材質は、一例として、コバルト(Co)鉄
(Fe)ケイ素(Si)ホウ素(B)モリブデン(M
o)ニッケル(Ni)からなり、式 (Co)a(Fe)b(Si)c(B)d(Mo)e(Ni)f (ただしa〜fは各成分元素の百分率を示し、a=50
〜90、b=1〜10、c=5〜20、d=0〜20、
e=0〜20、f=1〜5、であって、a〜fの和を1
00とする。) で表示されている。 また、コア2を構成する薄膜8としては例えば、コバル
ト系アモルファス合金のリボンを使用して、トロイダル
コアとし温度150℃〜450℃で5〜180分間熱処
理を行うことによって所望の透磁率を得ることができ
る。その際、熱処理の際直流磁界または交流磁界中で行
うことが性能の均一化の点で好ましく、さらに窒素雰囲
気中で行うとより安定した性能を得ることができる。 また、コア2を構成する薄膜8としては、例えば、コバ
ルト系アモルファス合金のリボンであるバクームシュメ
ルツェ社の6025Fを使用することができる。 〔実施例〕 本考案の実施例を第1図ないし第8図に基づいて説明す
る。この装置は、活線(ケーブル)1の周囲に所要空隙
をおいて環状のコア2を形成するものである。
る。 〔従来の技術〕 一般に、埋設された電力ケーブルやこれに接続される電
力機器には種々の要因により局部的な絶縁不良が生じる
ことがある。 このような絶縁不良の原因としては機械的外力によるも
の、絶縁材の化学的変化によるもの、所謂水トリーによ
るもの等があるが、重大事故の8割はこのような絶縁劣
化に起因するものであるため従来より種々の絶縁検査方
法が提案されている。 しかし、従来の絶縁検査方法では夫々の方式毎に問題を
内包しており、どの方式においても、長期に亘る連続測
定が困難であるため絶縁劣化の傾向を知ることができ
ず、予防措置を採ることができないということが課題と
なっていた。 そこで本出願人は、先に、電力機器や電力ケーブルの絶
縁状態を活線状態で常時監視することができるようにし
た絶縁状態の検知方法を提案した。 これは環状のセンサを電力ケーブルに挿通し、電力ケー
ブルの絶縁劣化部分で発生するコロナ放電や部分放電に
伴って生じる進行波を検出するようにしたものである。
このセンサは磁性体製コアに、両端を短絡した第1巻線
と両端を解放した第2巻線とを巻回してなるセンサを電
力ケーブルに挿通し、前記第2巻線から得られる信号を
基に進行波を検知するものである。 〔考案が解決しようとする問題点〕 ところで、前記したセンサは進行波を検知することによ
って、電力ケーブルの絶縁劣化部分で発生するコロナ放
電や部分放電を検出するものであるため、高い感度と直
線性が要求される。このような条件を満たすコア材料と
してはアモルファス金属が好適である。 このようなコアを既設のケーブルに取り付ける方法とし
ては、環状に形成したコアを2つの分割型とし、これを
組んでケーブルを包囲することが考えられるが、コアを
分割にすると磁気的に不連続性が生じるため、所要の磁
気特性が得られなくなる虞れがある。 そこでアモルファス金属製のリボンをケーブルの回りで
巻回し、コアを形成する方法が考えられる。この方法で
はコアが分断されないため所要の磁気特性が得られ、高
感度になるという利点がある。 ところがアモルファス金属製のリボンは極めて薄く、し
かも磁気特性を向上させるため焼鈍を施したものは可撓
性が低いため、これを手で巻くと切断し易く、実際上コ
アの形成は困難である。 本考案は前記した点に鑑みてなされたものであり、セン
サ用のコアを活線へ容易に設置することができるように
した取付装置を提供することを技術的課題とする。 〔問題点を解決するための手段〕 本考案は前記技術的課題を解決するために、活線1の周
囲に所要空隙をおいて環状のコア2を形成する装置にお
いて以下のような構成とした。 即ち、本考案の第1の装置は、少なくとも1箇所が解放
できるようにした環状の巻回枠3と、前記活線1に脱着
自在に取り付けられる薄膜巻回装置4とを備えている。
そしてこの薄膜巻回装置4は、基台5に、前記巻回枠3
を挟持する回転ローラ6と薄膜供給部7を設け、前記回
転ローラ6と巻回枠3との間に薄膜供給部7から供給さ
れる薄膜8を挟挿しつつ回転ローラ6を回転させること
により薄膜8を巻回枠3の外周に巻回するよう構成して
コアの活線への取付装置とした。 また、本考案の第2の装置は、活線1の周囲に所要空隙
をおいて環状のコア2を形成する装置において、少なく
とも1箇所が解放できるようにした環状の巻回枠3と、
この巻回枠3を前記活線に固定的に支持する保持腕9
と、薄膜巻回装置4とを備え、この薄膜巻回装置4は、
基台5に、前記巻回枠を挟持する回転ローラ6と薄膜供
給部7を設けてなり、前記回転ローラ6と巻回枠3との
間に薄膜供給部7から供給される薄膜8を挟挿しつつ回
転ローラ6を回転させることにより薄膜8を巻回枠3の
外周に巻回するよう構成してコアの活線への取付装置と
した。 前記コア2は、起磁力と磁束密度が略比例関係を有する
略線形のBH特性であり、かつ低周波域から高周波域ま
で透磁率が略一定である材質で形成され、両端を短絡し
た第1巻線M1と第2巻線M2とを巻回したものとする
ことができる。また、前記コア2は、コバルトを主成分
とするアモルファス金属で形成することができる。 〔作用〕 本考案の第1の装置においては、薄膜巻回装置4を活線
1に固定した後、その回転ローラー6で巻回枠3を挟持
し、巻回枠3の外周に薄膜供給部7から供給される薄膜
8を巻き付けつつ回転ローラー6を回転させることによ
りコア2が形成される。 第2の装置においては、環状の巻回枠3を前記活線1に
取り付けた後、巻回枠3の外周に薄膜供給部7から供給
される薄膜8を巻き付け、この薄膜8を回転ローラー6
で巻回枠3に圧接しつつローラー6を回転させる。する
と、薄膜8が巻回枠3の外周に巻回されコア2が形成さ
れる。 このコア2には第1巻線M1と第2巻線M2とが巻回さ
れており、これら第1巻線M1と第2巻線M2とは活線
1(1次コイル)に対する2次コイルとして作用するよ
うになっている。前記第1巻線M1の両端子は短絡させ
てある。 そしてコア2の起磁力に応じ第1巻線M1に起電力が生
じるがその両端は短絡しているため、コア2内の磁束変
化を打ち消すような電流が流れる。ここでコア2は高透
磁率であり、低周波域から高周波域まで透磁率が略一定
であって、残留磁気及び保磁力が共に小さく、かつ、起
磁力と磁束密度が略比例関係を有する略線形のBH特性
を有しているため、第1巻線M1の誘導リアクタンスは
低周波に対しては小となり高周波に対しては大となる。 このため低周波成分は打ち消され第2巻線M2からは高
周波成分のみが得られる。これにより活線1に発生して
いる進行波を検知することができ、電力ケーブル等の絶
縁劣化部分で発生するコロナ放電や部分放電を検出する
ことができる。また電流センサとしても使用できる。 前記コア2の材質は、一例として、コバルト(Co)鉄
(Fe)ケイ素(Si)ホウ素(B)モリブデン(M
o)ニッケル(Ni)からなり、式 (Co)a(Fe)b(Si)c(B)d(Mo)e(Ni)f (ただしa〜fは各成分元素の百分率を示し、a=50
〜90、b=1〜10、c=5〜20、d=0〜20、
e=0〜20、f=1〜5、であって、a〜fの和を1
00とする。) で表示されている。 また、コア2を構成する薄膜8としては例えば、コバル
ト系アモルファス合金のリボンを使用して、トロイダル
コアとし温度150℃〜450℃で5〜180分間熱処
理を行うことによって所望の透磁率を得ることができ
る。その際、熱処理の際直流磁界または交流磁界中で行
うことが性能の均一化の点で好ましく、さらに窒素雰囲
気中で行うとより安定した性能を得ることができる。 また、コア2を構成する薄膜8としては、例えば、コバ
ルト系アモルファス合金のリボンであるバクームシュメ
ルツェ社の6025Fを使用することができる。 〔実施例〕 本考案の実施例を第1図ないし第8図に基づいて説明す
る。この装置は、活線(ケーブル)1の周囲に所要空隙
をおいて環状のコア2を形成するものである。
【第1実施例】 巻回枠3は、合成樹脂で略半円形に形成され、その縦断
面は「コ」字状となっており外側に凹部を有している。
この巻回枠3の両端には凹凸状の嵌合部3a、3bが設けら
れており、2つの巻回枠3を嵌合することにより環状の
巻回枠となるようになっている。このようにして巻回枠
3を活線1の周囲に浮かせた状態で装着する。 一方、前記活線1には薄膜巻回装置4が脱着自在に取り
付けられている。即ち、薄膜巻回装置4の基台5から腕
部5aが延出されており、その先端はクランプ部5bとなっ
ている。このクランプ部5bは蝶ネジ5cによって活線1に
固着することができるようになっている。 前記基台5には、3個の回転ローラ6が回転自在に立設
されており、これら回転ローラのうち2個の回転ローラ
6、6にはドリブンギア6a,6aが夫々設けられており、
このドリブンギア6a,6aはモータ10に取り付けられたピ
ニオンギ11で駆動されるようになっている。前記モータ
10には電池B及びスイッチSWが直列接続されている。そ
してこれら回転ローラ6、6を底辺とする二等辺三角形
の頂点に位置する回転ローラ6はアイドルローラとなっ
ている。 前記基台5の端部には支軸7aが立設されており、この支
軸7aにはアモルファス金属製の薄膜8を多層に巻回して
なる薄膜供給部7が回動自在に支持されている。この薄
膜供給部7と前記回転ローラ6、6との間にはテンショ
ン付加装置12が設けられている。このテンション付加装
置12は、前記基台5に立設されたガイドポール13にフリ
クションポール14を添わせ、これらを2つのコイルスプ
リング15,15で圧接して構成されている。 前記薄膜8は薄膜供給部7から引き出された後、ガイド
ポール13とフリクションポール14との間に挟挿され、テ
ンション付加装置12の摩擦によって一定のテンションが
与えられるようになっている。 前記した構成において巻回枠3に薄膜8を巻回するに際
しては、まず、第1巻線M1と第2巻線M2とを予め巻
回した枠体Wを巻回枠3に挿通した後、巻回枠3を環状
に組み立てる。そして、前記回転ローラ6、6とアイド
ルローラとしての回転ローラ6との間に、巻回枠3を支
持させ、前記回転ローラ6と巻回枠3との間に薄膜供給
部7から供給される薄膜8を挟挿しつつ回転ローラ6を
回転させる。これにより薄膜8が巻回枠3の外周に巻回
され環状のコア2が形成される。 なお、第3図に示すように、第2巻線M2にインダクタ
ンス計Aを接続し、薄膜8の巻回の際にコア2のインダ
クタンスを計測し、その値が所定値になったときにモー
タ10を停止させるようにすれば常に同一特性のコア2を
製作することができる。 前記巻回枠3は前記した分割式のみならず、第2図に示
すように「C」字型に形成することもできる。
面は「コ」字状となっており外側に凹部を有している。
この巻回枠3の両端には凹凸状の嵌合部3a、3bが設けら
れており、2つの巻回枠3を嵌合することにより環状の
巻回枠となるようになっている。このようにして巻回枠
3を活線1の周囲に浮かせた状態で装着する。 一方、前記活線1には薄膜巻回装置4が脱着自在に取り
付けられている。即ち、薄膜巻回装置4の基台5から腕
部5aが延出されており、その先端はクランプ部5bとなっ
ている。このクランプ部5bは蝶ネジ5cによって活線1に
固着することができるようになっている。 前記基台5には、3個の回転ローラ6が回転自在に立設
されており、これら回転ローラのうち2個の回転ローラ
6、6にはドリブンギア6a,6aが夫々設けられており、
このドリブンギア6a,6aはモータ10に取り付けられたピ
ニオンギ11で駆動されるようになっている。前記モータ
10には電池B及びスイッチSWが直列接続されている。そ
してこれら回転ローラ6、6を底辺とする二等辺三角形
の頂点に位置する回転ローラ6はアイドルローラとなっ
ている。 前記基台5の端部には支軸7aが立設されており、この支
軸7aにはアモルファス金属製の薄膜8を多層に巻回して
なる薄膜供給部7が回動自在に支持されている。この薄
膜供給部7と前記回転ローラ6、6との間にはテンショ
ン付加装置12が設けられている。このテンション付加装
置12は、前記基台5に立設されたガイドポール13にフリ
クションポール14を添わせ、これらを2つのコイルスプ
リング15,15で圧接して構成されている。 前記薄膜8は薄膜供給部7から引き出された後、ガイド
ポール13とフリクションポール14との間に挟挿され、テ
ンション付加装置12の摩擦によって一定のテンションが
与えられるようになっている。 前記した構成において巻回枠3に薄膜8を巻回するに際
しては、まず、第1巻線M1と第2巻線M2とを予め巻
回した枠体Wを巻回枠3に挿通した後、巻回枠3を環状
に組み立てる。そして、前記回転ローラ6、6とアイド
ルローラとしての回転ローラ6との間に、巻回枠3を支
持させ、前記回転ローラ6と巻回枠3との間に薄膜供給
部7から供給される薄膜8を挟挿しつつ回転ローラ6を
回転させる。これにより薄膜8が巻回枠3の外周に巻回
され環状のコア2が形成される。 なお、第3図に示すように、第2巻線M2にインダクタ
ンス計Aを接続し、薄膜8の巻回の際にコア2のインダ
クタンスを計測し、その値が所定値になったときにモー
タ10を停止させるようにすれば常に同一特性のコア2を
製作することができる。 前記巻回枠3は前記した分割式のみならず、第2図に示
すように「C」字型に形成することもできる。
【第2実施例】 さらに第2実施例を第4図により説明する。 これは薄膜巻回装置4を活線1に固定せず、巻回枠3側
を前記活線1に固定するものである。 活線1に固定できるようにしたクランプ部9aから3本の
腕9bが延出されており、これら3本の腕9bの先端に巻回
枠3を支持せしめてある。 薄膜巻回装置4は前記実施例と同様な構成となってい
る。薄膜8を巻回するに際しては薄膜巻回装置4を巻回
枠3に装着し、薄膜8を巻回枠3に巻き付けた状態で薄
膜巻回装置4を走行させる。 第5図は薄膜巻回装置4の具体的構成例を示し、巻回枠
3の内側に位置する回転ローラ6は基台5に軸止された
アーム20の先端部分に立設されており、回転ローラ6間
に挟持される巻回枠3の幅に合わせて可変できるように
なっている。また、薄膜供給部7は基台5に蝶ねじを介
して移動可能に取り付けられており、薄膜8の厚さ等に
応じて適宜調整して使用することができるようになって
いる。 この第2の実施例は、巻回枠3が大形でその回転が困難
である場合に有効であるとともに、コア2の形成後は保
持腕9をそのまま使用できるという利点がある。 次に、前記各実施例により構成されたセンサSの動作原
理、及びこれに接続される回路の動作原理を説明する。 前記構成になるセンサSは、第7図に示すように低周波
から高周波まで透磁率が略一定であって、残留磁気及び
保磁力が共に小さく、かつB−H特性が第6図に示すよ
うに線形を呈している。 前記コア2は幅10ミリ、内径150ミリ高さ3ミリに形成し
てあり、前記第1巻線M1の巻き回数は3回、第2巻線
M2の巻き回数は10回である。 このような構成とすることにより、電源の周波数とその
高調波である低周波電流と、前記したコロナ放電または
部分放電に伴う進行波電流とを弁別することができるよ
うになっている。このような構成になるセンサSの感度
を実験した結果、20pC程度のコロナ放電電荷量を検出
することができた。 なお、コア2の寸法形状および材質は前記した実施例に
限定されることはなく、検出条件に応じて適宜変更でき
るのは勿論である。 〔考案の効果〕 本考案によれば、活線の周囲にアモルファス金属製コア
を容易に形成することができる。したがってこのアモル
ファス金属製コアに誘起する高周波成分を検知すること
によって、電気機器及びケーブルの絶縁状態を常時活線
状態で監視することができる。
を前記活線1に固定するものである。 活線1に固定できるようにしたクランプ部9aから3本の
腕9bが延出されており、これら3本の腕9bの先端に巻回
枠3を支持せしめてある。 薄膜巻回装置4は前記実施例と同様な構成となってい
る。薄膜8を巻回するに際しては薄膜巻回装置4を巻回
枠3に装着し、薄膜8を巻回枠3に巻き付けた状態で薄
膜巻回装置4を走行させる。 第5図は薄膜巻回装置4の具体的構成例を示し、巻回枠
3の内側に位置する回転ローラ6は基台5に軸止された
アーム20の先端部分に立設されており、回転ローラ6間
に挟持される巻回枠3の幅に合わせて可変できるように
なっている。また、薄膜供給部7は基台5に蝶ねじを介
して移動可能に取り付けられており、薄膜8の厚さ等に
応じて適宜調整して使用することができるようになって
いる。 この第2の実施例は、巻回枠3が大形でその回転が困難
である場合に有効であるとともに、コア2の形成後は保
持腕9をそのまま使用できるという利点がある。 次に、前記各実施例により構成されたセンサSの動作原
理、及びこれに接続される回路の動作原理を説明する。 前記構成になるセンサSは、第7図に示すように低周波
から高周波まで透磁率が略一定であって、残留磁気及び
保磁力が共に小さく、かつB−H特性が第6図に示すよ
うに線形を呈している。 前記コア2は幅10ミリ、内径150ミリ高さ3ミリに形成し
てあり、前記第1巻線M1の巻き回数は3回、第2巻線
M2の巻き回数は10回である。 このような構成とすることにより、電源の周波数とその
高調波である低周波電流と、前記したコロナ放電または
部分放電に伴う進行波電流とを弁別することができるよ
うになっている。このような構成になるセンサSの感度
を実験した結果、20pC程度のコロナ放電電荷量を検出
することができた。 なお、コア2の寸法形状および材質は前記した実施例に
限定されることはなく、検出条件に応じて適宜変更でき
るのは勿論である。 〔考案の効果〕 本考案によれば、活線の周囲にアモルファス金属製コア
を容易に形成することができる。したがってこのアモル
ファス金属製コアに誘起する高周波成分を検知すること
によって、電気機器及びケーブルの絶縁状態を常時活線
状態で監視することができる。
図面は本考案の実施例を示し、第1図は第1実施例を示
す全体の斜視図、第2図は巻回枠の他の実施例を示す斜
視図、第3図は作動状態の全体の斜視図、第4図は第2
実施例を示す全体の斜視図、第5図は他の構成例を示す
駆動機構の斜視図、第6図はコアのBH特性図、第7図
はその周波数特性図、第8図はセンサの回路図である。 1……活線、2……コア、 3……巻回枠、4……薄膜巻回装置、 5……基台、6……回転ローラ、 7……薄膜供給部、8……薄膜、 9……保持腕、M1……第1巻線、 M2……第2巻線、S……センサ。
す全体の斜視図、第2図は巻回枠の他の実施例を示す斜
視図、第3図は作動状態の全体の斜視図、第4図は第2
実施例を示す全体の斜視図、第5図は他の構成例を示す
駆動機構の斜視図、第6図はコアのBH特性図、第7図
はその周波数特性図、第8図はセンサの回路図である。 1……活線、2……コア、 3……巻回枠、4……薄膜巻回装置、 5……基台、6……回転ローラ、 7……薄膜供給部、8……薄膜、 9……保持腕、M1……第1巻線、 M2……第2巻線、S……センサ。
Claims (2)
- 【請求項1】活線1の周囲に所要空隙をおいて環状のコ
ア2を形成する装置において、 少なくとも1箇所が解放できるようにした環状の巻回枠
3と、前記活線1に脱着自在に取り付けられる薄膜巻回
装置4とを備え、この薄膜巻回装置4は、基台5に、前
記巻回枠3を挟持する複数の回転ローラ6と薄膜供給部
7を設けてなり、前記回転ローラ6と巻回枠3との間に
薄膜供給部7から供給される薄膜8を挟挿しつつ回転ロ
ーラ6を回転させることにより薄膜8を巻回枠3の外周
に巻回するように構成したことを特徴とするコアの活線
への取付装置。 - 【請求項2】活線1の周囲に所要空隙をおいて環状のコ
ア2を形成する装置において、 少なくとも1箇所が解放できるようにした環状の巻回枠
3と、この巻回枠3を前記活線に固定的に支持する保持
腕9と、薄膜巻回装置4とを備え、この薄膜巻回装置4
は、基台5に、前記巻回枠を挟持する回転ローラ6と薄
膜供給部7を設けてなり、前記回転ローラ6と巻回枠3
との間に薄膜供給部7から供給される薄膜8を挟挿しつ
つ回転ローラ6を回転させることにより薄膜8を巻回枠
3の外周に巻回するよう構成したことを特徴とするコア
の活線への取付装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2650988U JPH069470Y2 (ja) | 1988-02-29 | 1988-02-29 | コアの活線への取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2650988U JPH069470Y2 (ja) | 1988-02-29 | 1988-02-29 | コアの活線への取付装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01130518U JPH01130518U (ja) | 1989-09-05 |
| JPH069470Y2 true JPH069470Y2 (ja) | 1994-03-09 |
Family
ID=31248201
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2650988U Expired - Lifetime JPH069470Y2 (ja) | 1988-02-29 | 1988-02-29 | コアの活線への取付装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH069470Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-02-29 JP JP2650988U patent/JPH069470Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01130518U (ja) | 1989-09-05 |
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