JPH0694864A - 核融合装置用真空容器のポート開口部構造 - Google Patents
核融合装置用真空容器のポート開口部構造Info
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- JPH0694864A JPH0694864A JP4243513A JP24351392A JPH0694864A JP H0694864 A JPH0694864 A JP H0694864A JP 4243513 A JP4243513 A JP 4243513A JP 24351392 A JP24351392 A JP 24351392A JP H0694864 A JPH0694864 A JP H0694864A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/10—Nuclear fusion reactors
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 複雑な開先加工の必要がなく、どの部分にお
いても二重の真空シールを確保でき、しかも溶接信頼性
の高い核融合装置用真空容器を提供する。 【構成】 真空容器は、円環状の内壁1と、該内壁を取
り囲む円環状の外壁2と、該内壁及び該外壁を貫通して
形成されたポート開口部16とを有する。本発明は、ポ
ート開口部に挿入され内壁1及び外壁2に溶接される外
枠10と、該外枠内に挿入される内枠11とを備える。
該外枠及び内枠の各々は、鍔部10a、11aと、段差
部10b、11bとを有し、該段差部に蓋板12が溶接
接合される。このようにして外枠及び内枠からなる中空
の箱状を構成すると、溶接部を厚肉にする必要がなくな
り、複雑な開先加工が不要である。また、真空容器の外
壁側にある溶接線は外壁側だけで閉じ、内壁側にある溶
接線は内壁側だけで閉じるため、二重のシールが確保さ
れる。
いても二重の真空シールを確保でき、しかも溶接信頼性
の高い核融合装置用真空容器を提供する。 【構成】 真空容器は、円環状の内壁1と、該内壁を取
り囲む円環状の外壁2と、該内壁及び該外壁を貫通して
形成されたポート開口部16とを有する。本発明は、ポ
ート開口部に挿入され内壁1及び外壁2に溶接される外
枠10と、該外枠内に挿入される内枠11とを備える。
該外枠及び内枠の各々は、鍔部10a、11aと、段差
部10b、11bとを有し、該段差部に蓋板12が溶接
接合される。このようにして外枠及び内枠からなる中空
の箱状を構成すると、溶接部を厚肉にする必要がなくな
り、複雑な開先加工が不要である。また、真空容器の外
壁側にある溶接線は外壁側だけで閉じ、内壁側にある溶
接線は内壁側だけで閉じるため、二重のシールが確保さ
れる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、核融合炉のような核融
合装置においてプラズマを封じ込めるための真空容器に
関し、特に、そのポート管を接続するためのポート開口
部構造に関するものである。
合装置においてプラズマを封じ込めるための真空容器に
関し、特に、そのポート管を接続するためのポート開口
部構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】核融合装置の真空容器は、トーラス型の
場合、円環状壁体を有するドーナツ形状をなし、その円
環状壁体には、複数のトロイダルコイルがトーラス中心
軸を中心として一定角度で円周方向に離間して設置され
ている。この真空容器は一般に非常に大型であるため、
装置の搬入、組立、取り外し、再設置等は、真空容器を
複数のセクタから構成し、セクタ単位で行われる。隣接
するセクタは、通常、各トロイダルコイルの両脇にある
対の円環状壁体部分の半径方向中心を通る平面に沿って
分割される。従って、隣接するトロイダルコイル間の円
環状壁体部分には、必ず分割によって生じた線(セクタ
分割線と称する)が存在する。
場合、円環状壁体を有するドーナツ形状をなし、その円
環状壁体には、複数のトロイダルコイルがトーラス中心
軸を中心として一定角度で円周方向に離間して設置され
ている。この真空容器は一般に非常に大型であるため、
装置の搬入、組立、取り外し、再設置等は、真空容器を
複数のセクタから構成し、セクタ単位で行われる。隣接
するセクタは、通常、各トロイダルコイルの両脇にある
対の円環状壁体部分の半径方向中心を通る平面に沿って
分割される。従って、隣接するトロイダルコイル間の円
環状壁体部分には、必ず分割によって生じた線(セクタ
分割線と称する)が存在する。
【0003】図1は、トロイダルコイル間のかかる円環
状壁体部分Pの一例を代表的に示すもので、1は薄肉二
重壁構造の真空容器の内壁、2は外壁、3はセクタ分割
線をそれぞれ表している。また、トロイダルコイル間の
円環状壁体部分Pには、ブランケット装入用の垂直ポー
ト4や、作業用ロボット等の出入用に供される水平ポー
ト5や、排気装置の接続等に供される図示しないポート
が形成されている。
状壁体部分Pの一例を代表的に示すもので、1は薄肉二
重壁構造の真空容器の内壁、2は外壁、3はセクタ分割
線をそれぞれ表している。また、トロイダルコイル間の
円環状壁体部分Pには、ブランケット装入用の垂直ポー
ト4や、作業用ロボット等の出入用に供される水平ポー
ト5や、排気装置の接続等に供される図示しないポート
が形成されている。
【0004】セクタ分割線3は、図示のように上述のポ
ート4、5等を横断して延びる場合の他に、ポート4、
5から外れその脇を通って延びる場合もあるが、従来の
技術に関しては前者について説明する。
ート4、5等を横断して延びる場合の他に、ポート4、
5から外れその脇を通って延びる場合もあるが、従来の
技術に関しては前者について説明する。
【0005】さて、装置の組立に際し、隣接するセクタ
S1、S2はそのセクタ分割線3に沿って溶接により互い
に接続されるが、各円環状壁体部分Pの両側にはトロイ
ダルコイルが存在するため、円環状壁体部分Pの特に半
径方向内側の部位の近辺には狭小な空間しか残されてお
らず、真空容器の内側からしか溶接施工できない。その
ため、内側からの現場溶接を可能とすべく、図2及び図
3に示すような構造が採られていた。
S1、S2はそのセクタ分割線3に沿って溶接により互い
に接続されるが、各円環状壁体部分Pの両側にはトロイ
ダルコイルが存在するため、円環状壁体部分Pの特に半
径方向内側の部位の近辺には狭小な空間しか残されてお
らず、真空容器の内側からしか溶接施工できない。その
ため、内側からの現場溶接を可能とすべく、図2及び図
3に示すような構造が採られていた。
【0006】即ち、図2は図1の円環状壁体部分Pをセ
クタ分割線に沿って破断して示す部分拡大斜視図、図3
は図1のA−A線に沿う水平断面図であり、図1〜図3
から了解されるように、隣接するセクタS1、S2の各々
には、後述するように溶接した時に、内壁1及び外壁2
間に介在して水平ポート5を画成するように(垂直ポー
ト4の場合もほぼ同様)、同水平ポートの形状に見合っ
た矩形の枠体を構成するポート廻り厚肉部6と、この厚
肉部6の外側端面6aに沿って延び、同様に矩形の枠体
を構成するポート台座7と、セクタ分割線3に沿って断
続的に延びるセクタ分割部ビーム8とが設けられてい
る。各セクタ分割部ビーム8は、断面がほぼJ字形であ
り、隣接するセクタS1、S2を合体した時に、図3に最
も良く示すようにU字形となる。
クタ分割線に沿って破断して示す部分拡大斜視図、図3
は図1のA−A線に沿う水平断面図であり、図1〜図3
から了解されるように、隣接するセクタS1、S2の各々
には、後述するように溶接した時に、内壁1及び外壁2
間に介在して水平ポート5を画成するように(垂直ポー
ト4の場合もほぼ同様)、同水平ポートの形状に見合っ
た矩形の枠体を構成するポート廻り厚肉部6と、この厚
肉部6の外側端面6aに沿って延び、同様に矩形の枠体
を構成するポート台座7と、セクタ分割線3に沿って断
続的に延びるセクタ分割部ビーム8とが設けられてい
る。各セクタ分割部ビーム8は、断面がほぼJ字形であ
り、隣接するセクタS1、S2を合体した時に、図3に最
も良く示すようにU字形となる。
【0007】U字形となった分割部ビーム8の底部8a
は外壁2側に位置していてそこから真空容器外側に露出
し、U字の開放部8bは内壁1側に位置していてそこか
ら真空容器内側に露出している。そして、セクタS1、
S2の合体状態では、この開放部8bには蓋板9が固着
されている。
は外壁2側に位置していてそこから真空容器外側に露出
し、U字の開放部8bは内壁1側に位置していてそこか
ら真空容器内側に露出している。そして、セクタS1、
S2の合体状態では、この開放部8bには蓋板9が固着
されている。
【0008】セクタS1、S2間の現場溶接を行うには、
上記蓋板9の固着前に、ほぼJ形の2つの分割部ビーム
8の底部端(そこがセクタ分割線となる)を開放部8b
側から先ず溶接してから、蓋板9を図3の位置におき、
該蓋板9をJ形の各分割部ビーム8の頭部に溶接施工す
るものである。
上記蓋板9の固着前に、ほぼJ形の2つの分割部ビーム
8の底部端(そこがセクタ分割線となる)を開放部8b
側から先ず溶接してから、蓋板9を図3の位置におき、
該蓋板9をJ形の各分割部ビーム8の頭部に溶接施工す
るものである。
【0009】また、ポート廻りについては、水平ポート
5について説明すると、ポート開口部16を画成する厚
肉部6の端面6b同士がU字形に結合された分割部ビー
ム8の開口部8b側から溶接され、また、各分割部ビー
ム8に取り付けられたポート台座7の端面7a同士が真
空容器外部から溶接される。
5について説明すると、ポート開口部16を画成する厚
肉部6の端面6b同士がU字形に結合された分割部ビー
ム8の開口部8b側から溶接され、また、各分割部ビー
ム8に取り付けられたポート台座7の端面7a同士が真
空容器外部から溶接される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上の構成によると、
ポート廻り厚肉部6もポート台座7もかなり厚肉である
ため、それ等同士を溶接するには、複雑な形状の溶接部
開先加工が必要となる。また、厚肉部6及びポート台座
7の上述の溶接後、蓋板9を厚肉部6の符号6cで示す
部分に溶接するためには、同様に部分6cの開先加工が
必要である。
ポート廻り厚肉部6もポート台座7もかなり厚肉である
ため、それ等同士を溶接するには、複雑な形状の溶接部
開先加工が必要となる。また、厚肉部6及びポート台座
7の上述の溶接後、蓋板9を厚肉部6の符号6cで示す
部分に溶接するためには、同様に部分6cの開先加工が
必要である。
【0011】そして、図2から諒解されるように、内壁
1及び外壁2間の溶接線がこの部分6cで繋がることに
なるので、二重の真空シールを確保できず、信頼性に問
題がある。また、水平ポート5に接続されるポート管
(図示せず)は、各ポート台座7のコ字形の表面7bに
溶接されるが、対のポート台座7の端面7a同士も溶接
されるため、表面7b間に溶接線が存在することにな
り、これがポート管との溶接における信頼性を低下させ
ることになる。
1及び外壁2間の溶接線がこの部分6cで繋がることに
なるので、二重の真空シールを確保できず、信頼性に問
題がある。また、水平ポート5に接続されるポート管
(図示せず)は、各ポート台座7のコ字形の表面7bに
溶接されるが、対のポート台座7の端面7a同士も溶接
されるため、表面7b間に溶接線が存在することにな
り、これがポート管との溶接における信頼性を低下させ
ることになる。
【0012】従って、本発明の目的は、複雑な開先加工
の必要がなく、どの部分においても二重の真空シールを
確保でき、しかも溶接信頼性の高い核融合装置用真空容
器を提供することである。
の必要がなく、どの部分においても二重の真空シールを
確保でき、しかも溶接信頼性の高い核融合装置用真空容
器を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、請求項1に記載の本発明によるポート開口部構造
は、円環状の内壁と、該内壁を取り囲む円環状の外壁
と、該内壁及び該外壁を貫通して形成されたポート開口
部とを有する核融合装置用真空容器において、前記ポー
ト開口部に挿入され前記内壁及び前記外壁に溶接される
外枠と、該外枠内に挿入される内枠とを備え、該外枠及
び該内枠の各々は、前記外壁側に位置して相互に端縁で
溶接される鍔部と、前記内壁側に位置して相互に離間す
る段差部とを有し、前記外枠及び前記内枠の該段差部に
蓋板を溶接接合し離間部を閉じるように構成したことを
特徴とするものである。
め、請求項1に記載の本発明によるポート開口部構造
は、円環状の内壁と、該内壁を取り囲む円環状の外壁
と、該内壁及び該外壁を貫通して形成されたポート開口
部とを有する核融合装置用真空容器において、前記ポー
ト開口部に挿入され前記内壁及び前記外壁に溶接される
外枠と、該外枠内に挿入される内枠とを備え、該外枠及
び該内枠の各々は、前記外壁側に位置して相互に端縁で
溶接される鍔部と、前記内壁側に位置して相互に離間す
る段差部とを有し、前記外枠及び前記内枠の該段差部に
蓋板を溶接接合し離間部を閉じるように構成したことを
特徴とするものである。
【0014】また、上述の目的を達成するため、請求項
2に記載の本発明によるポート開口部構造は、円環状の
内壁と、該内壁を取り囲む円環状の外壁とからドーナツ
状に形成されると共に、該内壁及び該外壁を半径方向に
切断するセクタ分割線に沿って複数のセクタに分割可能
であり、該セクタ分割線を横断して前記内壁及び前記外
壁に貫通形成されたポート開口部を有し、隣接するセク
タ間には該ポート開口部を除いて、U字形のセクタ分割
部ビームが、U字の開放部を前記内壁側にして設置され
ている核融合装置用真空容器において、前記ポート開口
部に挿入され前記内壁及び前記外壁に溶接される外枠
と、該外枠内に挿入される内枠とを備え、該外枠及び該
内枠の各々は、前記外壁側に位置して相互に端縁で溶接
される鍔部と、前記内壁側に位置して相互に離間する段
差部とを有し、前記外枠及び前記内枠の該段差部に蓋板
を溶接接合し離間部を閉じると共に、前記セクタ分割部
ビームのU字形の前記開放部にも蓋板を溶接するように
構成したことを特徴とするものである。
2に記載の本発明によるポート開口部構造は、円環状の
内壁と、該内壁を取り囲む円環状の外壁とからドーナツ
状に形成されると共に、該内壁及び該外壁を半径方向に
切断するセクタ分割線に沿って複数のセクタに分割可能
であり、該セクタ分割線を横断して前記内壁及び前記外
壁に貫通形成されたポート開口部を有し、隣接するセク
タ間には該ポート開口部を除いて、U字形のセクタ分割
部ビームが、U字の開放部を前記内壁側にして設置され
ている核融合装置用真空容器において、前記ポート開口
部に挿入され前記内壁及び前記外壁に溶接される外枠
と、該外枠内に挿入される内枠とを備え、該外枠及び該
内枠の各々は、前記外壁側に位置して相互に端縁で溶接
される鍔部と、前記内壁側に位置して相互に離間する段
差部とを有し、前記外枠及び前記内枠の該段差部に蓋板
を溶接接合し離間部を閉じると共に、前記セクタ分割部
ビームのU字形の前記開放部にも蓋板を溶接するように
構成したことを特徴とするものである。
【0015】
【作用】ポート管が取り付けられるポート開口部構造を
外枠及び内枠からなる中空の箱状にすると、剛性が増す
ため溶接部を厚肉にする必要がなくなり、複雑な開先加
工が不要である。また、上述の構造にすると、真空容器
の外壁側にある溶接線は外壁側だけで閉じ、内壁側にあ
る溶接線は内壁側だけで閉じるため、両方の溶接線が繋
がらないので、二重のシールが確保される。
外枠及び内枠からなる中空の箱状にすると、剛性が増す
ため溶接部を厚肉にする必要がなくなり、複雑な開先加
工が不要である。また、上述の構造にすると、真空容器
の外壁側にある溶接線は外壁側だけで閉じ、内壁側にあ
る溶接線は内壁側だけで閉じるため、両方の溶接線が繋
がらないので、二重のシールが確保される。
【0016】
【実施例】次に、本発明の好適な実施例について添付図
面を参照して詳細に説明するが、図中、同一符号は同一
又は対応部分を示すものとする。
面を参照して詳細に説明するが、図中、同一符号は同一
又は対応部分を示すものとする。
【0017】冒頭に述べたように、ポート開口部はセク
タ分割線を横断して設けられる場合だけでなく、セクタ
分割線を完全に外れて設けられる場合もある。本発明は
いずれの場合にも実施可能であり、各場合について以下
に説明する。
タ分割線を横断して設けられる場合だけでなく、セクタ
分割線を完全に外れて設けられる場合もある。本発明は
いずれの場合にも実施可能であり、各場合について以下
に説明する。
【0018】本発明の真空容器でポート開口部16を画
成する主要部材は、図4の(a)及び(b)に示した矩形状
の外枠10及び内枠11である。外枠10は、その一方
の開口部側に環状の鍔部10aを有し、他の開口部側に
後述する蓋板を装着するための環状の段差部10bを有
する。また、外枠10内に後述するように挿入される内
枠11も、外枠10の鍔部10a及び段差部10bに対
応する側に鍔部11aと段差部11bとを有する。外枠
10及び内枠11の厚さ即ちその開口部の中心軸方向の
長さは実質的に等しい。
成する主要部材は、図4の(a)及び(b)に示した矩形状
の外枠10及び内枠11である。外枠10は、その一方
の開口部側に環状の鍔部10aを有し、他の開口部側に
後述する蓋板を装着するための環状の段差部10bを有
する。また、外枠10内に後述するように挿入される内
枠11も、外枠10の鍔部10a及び段差部10bに対
応する側に鍔部11aと段差部11bとを有する。外枠
10及び内枠11の厚さ即ちその開口部の中心軸方向の
長さは実質的に等しい。
【0019】上述した外枠10及び内枠11は、組立状
態において、セクタ分割線を横断して取り付けられる場
合でも、セクタ分割線から外れて取り付けられる場合で
もほぼ同様に、図5に示すように、鍔部10a、11a
を外壁2側にし、段差部10b、11bを内壁1側にし
てそれぞれポート開口部に挿入される。内壁1及び外壁
2は、外枠10の外表面に溶接され、鍔部10a、11
a同士はそれ等の端縁に沿って溶接され、また、段差部
10b、11bには種々の蓋板12が溶接で取り付けら
れる。また、ポート管13は内枠11の鍔部11aの基
部に沿って取着される。
態において、セクタ分割線を横断して取り付けられる場
合でも、セクタ分割線から外れて取り付けられる場合で
もほぼ同様に、図5に示すように、鍔部10a、11a
を外壁2側にし、段差部10b、11bを内壁1側にし
てそれぞれポート開口部に挿入される。内壁1及び外壁
2は、外枠10の外表面に溶接され、鍔部10a、11
a同士はそれ等の端縁に沿って溶接され、また、段差部
10b、11bには種々の蓋板12が溶接で取り付けら
れる。また、ポート管13は内枠11の鍔部11aの基
部に沿って取着される。
【0020】上述した外枠10及び内枠11がセクタ分
割線を横断して装着される場合、隣接するセクタ間に
は、図2に示した従来例と同様のセクタ分割部ビーム8
が存在する。図6には片側のセクタのみを示すが、外枠
10は左右の半部分からなっていて、両者を突き合わせ
て接合し一体化されるようになっている。そして、組み
上がった外枠10内に上述したように内枠11が挿入さ
れる。
割線を横断して装着される場合、隣接するセクタ間に
は、図2に示した従来例と同様のセクタ分割部ビーム8
が存在する。図6には片側のセクタのみを示すが、外枠
10は左右の半部分からなっていて、両者を突き合わせ
て接合し一体化されるようになっている。そして、組み
上がった外枠10内に上述したように内枠11が挿入さ
れる。
【0021】図7の(a)は、このようにしてポート開
口部16で挿入された外枠10及び内枠11を内壁1側
から見た、蓋板取着前の図である。この状態で、外枠1
0及び内枠11の鍔部10a、11aは溶接線14に沿
って内壁側から溶接される。その前に、勿論、対のセク
タ分割部ビーム8、8が溶接線15に沿って溶接され、
また、各セクタ分割部ビーム8が外枠10の外周面に溶
接されていてよい。その後、図7の(b)に示すよう
に、セクタ分割部ビーム8、8間と、外枠10及び内枠
11の段差部10b、11b間の環状スペースとに、蓋
板12a、12b、12cが内壁側から溶接接合され
る。隣接する蓋板の端縁同士も溶接接合される。蓋板1
2cが蓋板12b間にあるが、L字形蓋板12bの形状
を若干変更して、その一方の脚部を蓋板12cの長さの
半分に相当するだけ延長すれば、蓋板12cを省略する
ことができる。
口部16で挿入された外枠10及び内枠11を内壁1側
から見た、蓋板取着前の図である。この状態で、外枠1
0及び内枠11の鍔部10a、11aは溶接線14に沿
って内壁側から溶接される。その前に、勿論、対のセク
タ分割部ビーム8、8が溶接線15に沿って溶接され、
また、各セクタ分割部ビーム8が外枠10の外周面に溶
接されていてよい。その後、図7の(b)に示すよう
に、セクタ分割部ビーム8、8間と、外枠10及び内枠
11の段差部10b、11b間の環状スペースとに、蓋
板12a、12b、12cが内壁側から溶接接合され
る。隣接する蓋板の端縁同士も溶接接合される。蓋板1
2cが蓋板12b間にあるが、L字形蓋板12bの形状
を若干変更して、その一方の脚部を蓋板12cの長さの
半分に相当するだけ延長すれば、蓋板12cを省略する
ことができる。
【0022】次に、図8の(a)及び(b)は、ポート
管13(図5参照)をセクタ分割線のないポート開口部
16に装着した場合を内壁1側から見た図で、外枠10
及び内枠11は図4に示したものが使用される。外枠1
0及び内枠11の装着は、図5からも諒解されるよう
に、ポート開口部16に先ず外枠10を挿入し、該ポー
ト開口部16を画成する内壁1及び外壁2の環状端縁を
この外枠10の外表面に溶接する。次に、内枠11を外
枠10内に挿入してから、それ等の鍔部10a、11a
同士を溶接線14に沿って溶接する。この状態が図8の
(a)である。そして、内壁1側から、外枠10及び内
枠11の段差部10b、11bに蓋板12b、12cが
置かれ溶接接合される。この状態が図8の(b)であ
る。
管13(図5参照)をセクタ分割線のないポート開口部
16に装着した場合を内壁1側から見た図で、外枠10
及び内枠11は図4に示したものが使用される。外枠1
0及び内枠11の装着は、図5からも諒解されるよう
に、ポート開口部16に先ず外枠10を挿入し、該ポー
ト開口部16を画成する内壁1及び外壁2の環状端縁を
この外枠10の外表面に溶接する。次に、内枠11を外
枠10内に挿入してから、それ等の鍔部10a、11a
同士を溶接線14に沿って溶接する。この状態が図8の
(a)である。そして、内壁1側から、外枠10及び内
枠11の段差部10b、11bに蓋板12b、12cが
置かれ溶接接合される。この状態が図8の(b)であ
る。
【0023】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、ポート
管が取り付けられるポート開口部構造を外枠及び内枠か
らなる中空の箱状にしたので、剛性が増して溶接部を厚
肉にする必要がなくなり、複雑な開先加工が不要となる
ため、作業性が向上すると共に強度上の信頼性が向上
し、また、真空容器の外壁側にある溶接線は外壁側だけ
で閉じ、内壁側にある溶接線は内壁側だけで閉じるた
め、両方の溶接線が繋がらないので、二重のシールが確
保され、真空の信頼度が向上する。更に、ポート管の接
続部に溶接線が生じないため、当該溶接部の溶接信頼性
が向上する。
管が取り付けられるポート開口部構造を外枠及び内枠か
らなる中空の箱状にしたので、剛性が増して溶接部を厚
肉にする必要がなくなり、複雑な開先加工が不要となる
ため、作業性が向上すると共に強度上の信頼性が向上
し、また、真空容器の外壁側にある溶接線は外壁側だけ
で閉じ、内壁側にある溶接線は内壁側だけで閉じるた
め、両方の溶接線が繋がらないので、二重のシールが確
保され、真空の信頼度が向上する。更に、ポート管の接
続部に溶接線が生じないため、当該溶接部の溶接信頼性
が向上する。
【図1】 従来の核融合装置の真空容器におけるセクタ
分割線の両側にあるセクタを一部断面で示す斜視図であ
る。
分割線の両側にあるセクタを一部断面で示す斜視図であ
る。
【図2】 図1のセクタ分割線を横断して形成されたポ
ート開口部の詳細を一部断面で示す斜視図である。
ート開口部の詳細を一部断面で示す斜視図である。
【図3】 図1のA−A線に沿った断面図である。
【図4】 (a)は本発明のポート開口部構造で使用する
外枠の斜視図、(b)は内枠の斜視図である。
外枠の斜視図、(b)は内枠の斜視図である。
【図5】 図4の外枠及び内枠をポート開口部に装着し
た状態の垂直断面図である。
た状態の垂直断面図である。
【図6】 図4の外枠をポート開口部に装着した状態を
セクタ分割部ビームに沿って2分して示す斜視図であ
る。
セクタ分割部ビームに沿って2分して示す斜視図であ
る。
【図7】 (a)は図4の外枠及び内枠を、セクタ分割部
ビームを横断するポート開口部に装着した状態を真空容
器内壁側から見た正面図、(b)は外枠及び内枠間に蓋板
を装着して示す真空容器内壁側から見た正面図である。
ビームを横断するポート開口部に装着した状態を真空容
器内壁側から見た正面図、(b)は外枠及び内枠間に蓋板
を装着して示す真空容器内壁側から見た正面図である。
【図8】 (a)は図4の外枠及び内枠を、セクタ分割部
ビームから外れたポート開口部に装着した状態を真空容
器内壁側から見た正面図、(b)は外枠及び内枠間に蓋板
を装着して示す真空容器内壁側から見た正面図である。
ビームから外れたポート開口部に装着した状態を真空容
器内壁側から見た正面図、(b)は外枠及び内枠間に蓋板
を装着して示す真空容器内壁側から見た正面図である。
1は真空容器の内壁、2は外壁、3はセクタ分割線、4
は垂直ポート、5は水平ポート、8はセクタ分割部ビー
ム、10は外枠、10aは外枠の鍔部、10bは外枠の
段差部、11は内枠、11aは内枠の鍔部、11bは内
枠の段差部、12a、12b、12cは蓋板、13はポ
ート管、14は外枠及び内枠の溶接線、16はポート開
口部である。
は垂直ポート、5は水平ポート、8はセクタ分割部ビー
ム、10は外枠、10aは外枠の鍔部、10bは外枠の
段差部、11は内枠、11aは内枠の鍔部、11bは内
枠の段差部、12a、12b、12cは蓋板、13はポ
ート管、14は外枠及び内枠の溶接線、16はポート開
口部である。
フロントページの続き (72)発明者 松岡 不識 東京都千代田区丸の内二丁目5番1号 三 菱重工業株式会社内 (72)発明者 藤田 淳哉 東京都港区芝公園二丁目4番1号 三菱原 子力工業株式会社内 (72)発明者 伊尾木 公裕 東京都港区芝公園二丁目4番1号 三菱原 子力工業株式会社内 (72)発明者 山田 政男 東京都港区芝公園二丁目4番1号 三菱原 子力工業株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 円環状の内壁と、該内壁を取り囲む円環
状の外壁と、該内壁及び該外壁を貫通して形成されたポ
ート開口部とを有する核融合装置用真空容器において、
前記ポート開口部に挿入され前記内壁及び前記外壁に溶
接される外枠と、該外枠内に挿入される内枠とを備え、
該外枠及び該内枠の各々は、前記外壁側に位置して相互
に端縁で溶接される鍔部と、前記内壁側に位置して相互
に離間する段差部とを有し、前記外枠及び前記内枠の該
段差部に蓋板を溶接接合し離間部を閉じるように構成し
たことを特徴とする、核融合装置用真空容器のポート開
口部構造。 - 【請求項2】 円環状の内壁と、該内壁を取り囲む円環
状の外壁とからドーナツ状に形成されると共に、該内壁
及び該外壁を半径方向に切断するセクタ分割線に沿って
複数のセクタに分割可能であり、該セクタ分割線を横断
して前記内壁及び前記外壁に貫通形成されたポート開口
部を有し、隣接するセクタ間には該ポート開口部を除い
て、U字形のセクタ分割部ビームが、U字の開放部を前
記内壁側にして設置されている核融合装置用真空容器に
おいて、前記ポート開口部に挿入され前記内壁及び前記
外壁に溶接される外枠と、該外枠内に挿入される内枠と
を備え、該外枠及び該内枠の各々は、前記外壁側に位置
して相互に端縁で溶接される鍔部と、前記内壁側に位置
して相互に離間する段差部とを有し、前記外枠及び前記
内枠の該段差部に蓋板を溶接接合し離間部を閉じると共
に、前記セクタ分割部ビームのU字形の前記開放部にも
蓋板を溶接するように構成したことを特徴とする、核融
合装置用真空容器のポート開口部構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4243513A JPH0694864A (ja) | 1992-09-11 | 1992-09-11 | 核融合装置用真空容器のポート開口部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4243513A JPH0694864A (ja) | 1992-09-11 | 1992-09-11 | 核融合装置用真空容器のポート開口部構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0694864A true JPH0694864A (ja) | 1994-04-08 |
Family
ID=17105028
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4243513A Withdrawn JPH0694864A (ja) | 1992-09-11 | 1992-09-11 | 核融合装置用真空容器のポート開口部構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0694864A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6082344A (en) * | 1997-06-26 | 2000-07-04 | Hitachi, Ltd. | Ignition device for an internal combustion engine |
-
1992
- 1992-09-11 JP JP4243513A patent/JPH0694864A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6082344A (en) * | 1997-06-26 | 2000-07-04 | Hitachi, Ltd. | Ignition device for an internal combustion engine |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19991130 |