JPH0695059B2 - 電動機電流による機械設備の診断方法 - Google Patents

電動機電流による機械設備の診断方法

Info

Publication number
JPH0695059B2
JPH0695059B2 JP63203610A JP20361088A JPH0695059B2 JP H0695059 B2 JPH0695059 B2 JP H0695059B2 JP 63203610 A JP63203610 A JP 63203610A JP 20361088 A JP20361088 A JP 20361088A JP H0695059 B2 JPH0695059 B2 JP H0695059B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
current signal
mechanical equipment
current
value
comparison detection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP63203610A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0252234A (ja
Inventor
修一 谷吉
輝男 田村
経博 兼田
俊明 山下
Original Assignee
川崎製鉄株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 川崎製鉄株式会社 filed Critical 川崎製鉄株式会社
Priority to JP63203610A priority Critical patent/JPH0695059B2/ja
Publication of JPH0252234A publication Critical patent/JPH0252234A/ja
Publication of JPH0695059B2 publication Critical patent/JPH0695059B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、機械設備の駆動源である電動機の駆動中の供
給電流から機械設備を診断してその異常を検出する電動
機電流による機械設備の診断方法に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、電動機およびその負荷である機械設備の異常診断
については有効な手立てがないのが実情である。
電動機については、熱動継電器により電動機の容量上の
制限と云う観点に立った電動機の異常判断および保護が
為されているが、この電動機で駆動される機械設備の異
常判断を行うことはできなかった。
また、機械設備の異常診断については、専用のしかも個
々の検知したい故障毎のハード的センサーを設けて達成
している。
例えば、コンベア搬送機器の検出故障内容としては、エ
プロンフィーダのシャーピン折れおよびスリップ、クラ
ッシャーのVベルトの切損およびスリップ、スクリーン
のVベルトの切損およびスリップ、コンベアのスリップ
および片寄り等があり、機械設備別に故障内容が異な
り、機械設備毎に検出すべき故障内容を組合せる必要が
ある。コンベアの片寄りについては、ベルトの耳部にコ
ロの付いた大型のリミットスイッチを対向配置してお
り、ベルトのスリップについては、非駆動側のプーリー
軸にスピードスイッチを設置する等の手段で検出してお
り、その他、Vベルト切損、シャーピン折れ等について
はさまざまな試みがなされている。
この機械設備の異常診断の新しい試みとして、機械設備
を駆動している電動機の電流値もしくは電力値の上限設
定値と下限設定値とでもって監視すると云う手法があ
る。この手法の具体例としては、特開昭52−143856号公
報とか特開昭53−037566号公報がある。特開昭52−1438
56号公報に示された手法は、電動機の無負荷時の電流を
回転数に基づいて監視することにより機械設備の異常の
診断を行うものであり、特開昭53−037566号公報に示さ
れた手法は、熱間圧延機のロール荷重と電動機電流を検
出して機械設備の異常の診断を行うものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、機械設備の異常診断をハード的センサー
で行う手段にあっては、故障検知能力が万全でないと共
に信頼性が低く、その専用のハードセンサーのメインテ
ナンスに多大な労力を要することになり、検知スピード
が遅く、機械損傷に至る以前に未然に防止することが難
しく、さらに個々のハードセンサーが高価であると云う
問題がある。
また、特開昭52−143856号公報に示された手法にあって
は、電動機自体の異常を知ることしかできず、また劣化
を含めた判定を行うことができない問題があり、この電
動機を用いる機械設備の診断を含めて異常を知ることが
できない以上、利用価値の高い異常診断法とは言えない
問題点がある。同様に、特開昭53−037566号公報に示さ
れた手法にあっては、使用過程の経時変化を含めて異常
の検出が行われないので、長期間に渡る異常の診断技術
として不充分なものとなっている。
すなわち、従来の技術では、電動機及びその負荷であ
る機械設備の異常診断については有効な手立てがない。
機械設備の異常診断の一部については、専用のハード
の高価なセンサーによるものもあるが、検知能力が万全
でなく、信頼性が低く、応答性が低く、メインテナンス
に多大な労力を要するものである。電流値、電力値の
上下限値で判定する手法もあるが、機械設備の通常の時
定数の大きな変化に埋没して真の機械の異常を捕ええる
ことができない、等の問題がある。
そこで、本発明は、上記従来技術における問題点を解消
すべく創案されたもので、機械設備の駆動源である駆動
中の電動機の供給電流を指標として、この供給電流の変
化を診断対象別に解析することにより、機械設備の突発
的な異常と長期的な機能低下等の異常とを個々に確実に
診断することを目的としたものである。
〔課題を解決するための手段および作用〕
上記目的を達成するための本発明の手段は、第1図に示
すように、 機械設備を駆動中の電動機2の供給電流を検出4して電
流信号を得ること、 この電流信号が、機械設備に対応して予め設定されてい
る固定設定上限値と固定設定下限値との範囲内にあるか
否かを判別し、この範囲内から外れている場合には機械
設備に異常があると診断する絶対比較検出処理11を行う
こと、 同様に電流信号が、この電流信号の直近の移動平均値と
偏差値とに基づく経時変化実積を基準として機械設備に
対応して演算設定される変動設定上限値と変動設定下限
値との範囲内にあるか否かを判別し、この範囲内から外
れている場合には機械設備に異常があると診断する相対
比較検出処理12を行うこと、 にある。
(以下、第2図参照)絶対比較検出処理11および相対比
較検出処理12される電流信号としては、電動機2の供給
電流を検出4して検出電流信号を得て、この検出電流信
号のアナログ値を時間的なサンプリング処理8によりサ
ンプリング電流信号に変換した後、このサンプリング電
流信号を単純に積算処理9して得られる積算電流信号を
使用するか、またはこの積算電流信号をディジタルフィ
ルタ処理10して瞬間的な異常値を均してインパルスノイ
ズを除去して得られるフィルタ電流信号を使用する。
上記手段に加えて、電流信号の瞬時値を表示すると共
に、絶対比較検出処理11および相対比較検出処理12の結
果を表示するCRT表示処理を施すのが良く、また電流信
号を一時的にストックし、このストックした電流信号デ
ータをディジタルフィルタ処理10、絶対比較検出処理1
1、相対比較検出処理12さらにはCRT表示処理させるデー
タトレース処理を施すのが良い。すなわち、ストックし
た電流信号データを再生して、故障判定した時の電流デ
ータと有効性との検証を行ってチューニングレベルアッ
プを達成する。
また、より正確な診断結果を得るために、絶対比較検出
処理11、相対比較検出処理12そしてCRT表示処理される
電流信号の供給・遮断を行うと共に、この電流信号を積
算電流信号とフィルタ電流信号との何れかに切替え設定
する切替え処理を施すのが有利である。
すなわち、相対比較検出処理12では、入力される電流信
号が、電流信号の直近の移動平均値と偏差値とに基づく
経時変化実積を基準として機械設備に対応して演算設定
される変動設定上限値と変動設定下限値との範囲内にあ
るか否かを判別するので、機械設備そのものの時定数の
大きな負荷量変化に伴う電流信号の変化は度外視して、
故障発生時の時定数の小さな微分変化的な電流変化をキ
ャッチするので、より即応性があり機械設備に突発的に
生じた故障を検出することになるので、機械設備の診断
を主に対象とすることになり、これに対して絶対比較検
出処理11では、電流信号が機械設備に対応して予め設定
されてる固定設定上限値と固定設定下限値との範囲内に
あるか否かを判別するので、相対比較検出処理12よりも
大きい振幅での絶対的な異常である発展故障を検出する
ので、機械設備の機能低下等を検出する、すなわち電動
機故障を主に診断対象とすることになる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第3図を参照して説明する。
機械設備1を駆動している電動機2への電力供給線3の
内の一線に電流検出4のための電流検出センサー設置す
る。この電流検出センサーにより電動機2への供給電
流、すなわち機械設備1の状態指標となる検出電流信号
A(i)を得る。得られた検出電流信号A(i)は、変
換器5によりAC→DC変換および一定の比率変換が行わ
れ、I/Oモジュール6によりA→D変換がなされディジ
タルコントローラ7内に取り込まれディジタルソフト処
理がなされる。その他の機械設備1と電動機2との組合
せから検出電流信号A(i)についても、同様に並列に
処理され、I/Oモジュール6に取り込まれるが、以降の
ディジタルコントローラ7内での処理は、時分割に複数
処理される。すなわち、各々のブロック構成がサブルー
チン処理となっているのである。
次に、このディジタルコントローラ7内での各ブロック
構成での具体的な演算内容について説明する。
〇サンプリング処理8 ディジタルコントローラ7内に取り込まれた検出電流信
号A(i)(i=1、2、・・・m、本発明においては
m=115とした。)は直ちにサンプリング処理8され
る。すなわち、検出電流信号A(i)の各々の電流信号
を定刻スキャン(ΔT)にて時間的にサンプリングして
電流の生情報を適度に間引いてサンプリング電流信号A
(i)(i=1、2、・・・m)を形成する。
〇積算処理9 成形されたサンプリング電流信号A(i)は積算処理
9されて積算電流信号A(i)(i=1、2、・・・
m′)(m′<m)に成形される。この積算処理9は、
機械設備1によって複数の電動機2によって駆動されて
いるものもあるので、機械設備単位でサンプリング電流
信号A(i)を単純積算処理として、機械設備単位で
の電流指標を求めるのである。
〇ディジタルフィルタ処理10 変化の激しい電流変化を以降の使用用途および機械設備
1に応じて適度にフィルタ処理する。結果的に瞬間的な
異常値を均しインパルスノイズを除去する。ディジタル
フィルタとしては、一次遅れフィルタを使用し、この積
算電流信号A(i)のディジタルフィルタ処理結果の
フィルタ電流信号A(i)は、 A(i)k=ΔT′A(i)k/(T+ΔT′) +TA(i)k-1/(T+ΔT′) となる。なお、kおよびk-1はサンプリングの時系列を
表すサフィックス、Tは時定数、ΔT′はサンプリング
タイムである。
時定数T、サンプリングタイムΔT′は、それぞれが0.
0〜5.0sec、0.0〜2.0secの範囲で、以降の使用用途およ
び機械設備1に応じて設定する。また、サンプリングタ
イムΔT′は、定刻スキャンΔTの整数倍とする。
〇絶対比較検出処理11 絶対比較検出処理11では、得られた積算電流信号A
(i)もしくはフィルタ電流信号A(i)の瞬時変
化値に対して、固定設定値である固定設定上限値A
AH(i)と固定設定下限値AAL(i)とにより上下限チ
ェックを行い、この範囲から外れた場合に不良と診断し
て電動機2に停止指令Aを出力すると共に、CRT表示処
理13にアラーム指令Bを出力する。
すなわち、 A(i)>AAH(i)またはA(i)>AAH(i) で上限アラームを、 A(i)<AAL(i)またはA(i)<AAL(i) で上限アラームを出力して故障診断を行うのである。
固定設定上限値AAH(i)および固定設定下限値A
AL(i)は、各機械設備1別に設定する。
なお、この絶対比較検出処理11の前段にはスイッチ機能
である切替え処理15が設けられており、絶対比較検出処
理11される電気信号を積算電流信号A(i)とフィル
タ電流信号A(i)との何れかに選択し、さらに対応
する機械設備1が停止中および起動後の待機時間t1sec
間中には切状態にする。この切替え処理15により絶対比
較検出処理11による故障診断を停止させるのは、機械設
備1が停止中に絶対比較検出処理11を行ったのでは下限
アラームが出力されることになり、待機時間t1sec間中
に絶対比較検出処理11を行ったのでは起動電流により上
限アラームが出力されると云う誤動作を生じるからで、
この誤動作の発生を未然に防止するためである。待機時
間t1secは各機械設備1別に設定する。
〇相対比較検出処理12 相対比較検出処理12は、積算電流信号A(i)または
フィルタ電流信号A(i)の瞬時変化値に対して変動
設定値である変動設定上限値ARH(i)と変動設定下限
値ARL(i)とにより上下限チェックを行い、この範囲
から外れた場合に故障発生と診断して、電動機2への停
止指令Cを出力すると共に、CRT表示処理13にアラーム
指令Bを出力する。
すなわち、 A(i)>ARH(i)またはA(i)>ARH(i) で上限アラームを、 A(i)<ARL(i)またはA(i)<ARL(i) で下限アラームを出力して故障診断を行うのである。
この変動設定上限値ARH(i)と変動設定下限値A
RL(i)の演算は、 で行う。なお、nはサンプリングの時系列を表すサフィ
ックス、lはサンプル数(0〜30)、ΔT″はサンプリ
ングタイム(〜6.0sec)、aは0.0〜99.9までの係数で
ある。また、サンプリングタイムΔT″は定刻スキャン
ΔTの整数倍であり、サンプル数l、サンプリングタイ
ムΔT″、係数aは機械設備1毎、すなわちi毎にそれ
ぞれの特性に応じて設定される。
(3)式は、電流変化の直近のサンプル数l個のサンプ
リングに基づく移動平均値を求めるものであり、(4)
式は、(3)式と同一範囲での電流変化の標準偏差値を
求めるものである。
(3)(4)式の変数に基づく(1)(2)式の意味す
るところは、電流の今までの移動平均値と偏差値に基づ
く経時変化実積を基準にして、上下限値を設定し、この
設定値との比較にて故障診断を行うのである。すなわ
ち、算出された変動設定上限値ARH(i)および変動設
定下限値ARL(i)は固定ではなく、自らの過去の電流
変化実積に基づいて現在の値の良否を判定しているので
あり、偏差値が急に大きくなるすなわち微分変化的な電
流変化を捕らまえて相対的な異常検出を行うのである。
第4図はこの関係の一例を、積算電流信号A(i)の
時間的変化において示したもので、変動設定上限値ARH
(i)と変動設定下限値ARL(i)とが形成する上下限
チェック範囲は、固定設定上限値AAH(i)と固定設定
下限値AAL(i)とが形成する上下限チェック範囲より
も狭く、積算電流信号A(i)の変化に追従して変化
している。
この第4図において、A(i)nは積算電流信号A
(i)のサンプリング電流信号であり、固定設定上限値
AHは機械設備毎に定格電流値×約80%にて設定し、固
定設定下限値AALは同様に定格電流×約20%にて設定し
た。この第4図では、積算電流信号A(i)の現在値
(i)nが変動設定上限値ARH(i)を越えて異状
をキャッチした状態を示している。定刻スキャンΔT、
時定数T、サンプリングタイムΔT′、ΔT″、サンプ
リング数l、係数a、固定設定上限値AAH(i)、固定
設定下限値AAL(i)の設定に関しては、全く理論のな
い世界であるので、経験と勘により長期間に渡ってチュ
ーニングを繰り返して設定した。これは、機械設備1別
によってその電動機2の電流挙動が千差万別であって、
個々に設定せざるを得ないからである。本実施例では、
通常状態において、長期に渡って徐々に固定設定上限値
AH(i)、固定設定下限値AAL(i)、変動設定上限
値ARH(i)、変動設定下限値ARL(i)を故障判定し
ないレベルまでに絞り込んで設定した。また、各種の設
定値についても、やみくもに変更するのではなく、経験
と勘による一定のルールに従って徐々に設定した。
要するに、相対比較検出処理12では、機械設備1そのも
のの時定数の大きな負荷量変化は度外視して、故障発生
時の時定数の小さな微分変化的な電流変化をキャッチす
るのであり、これに対して絶対比較検出処理11では、相
対比較検出処理12よりも大きい振幅での絶対的な異常電
流変化、すなわち機械設備1そのものの時定数の大きな
負荷量変化に伴う電流変化をキャッチするのである。こ
のように、積算電流信号As(i)とフィルタ電流信号A
(i)とを利用するのは、機械設備1の負荷特性によ
るもので、できるだけ生値(積算電流信号As(i))を
使うのが賢明なのであるが、通常状態においても、激し
く電流ハンチングする機械設備1に対しては、フィルタ
電流信号A(i)を使用し、特に相対比較検出処理12
によって誤動作するのを防止している。
なお、この相対比較検出処理12の前段にも、絶対比較検
出処理11と同様に切替え処理15が設けられている。
〇CRT表示処理13 CRT表示処理13は、積算電流信号A(i)またはフィ
ルタ電流信号A(i)の瞬時値の棒グラフ表示、ある
いはトレンド表示を行い、かつ絶対比較検出処理11およ
び相対比較検出処理12での故障診断結果をアラーム表示
し、これによりオペレータに、機械設備1の運転状況と
発生した故障内容を知らせる。
なお、このCRT表示処理13の前段にも、絶対比較検出処
理11および相対比較検出処理12の場合と同様に切替え処
理15が施されている。
〇データトレース処理14 データトレース処理14は、積算処理9された積算電流信
号A(i)を一時的にデータとしてストックし、かつ
このストックしたデータを掃き出してディジタルフィル
タ処理10、絶対比較検出処理11、相対比較検出処理12に
逆送して処理させるもので、このデータトレース処理14
により、電流の時系列的挙動により機械設備1の状態あ
るいは動作を解析し検出するのである。
以上、第3図図示実施例の動作順は、 その1 電動機2を用いている機械設備1の監視のために、各電
動機2の供給電流を検出することを基本とし、機械設備
1の異常は、これを駆動する電動機2の電流変化として
検出する。
その2 多数の機械設備1を監視するために、各電動機2電流
は、所定サイクル毎にサンプリングして検出される。
その3 機械設備1の異常を知るため、検出した各電動機2の電
流値は機械設備1単位にまとめて判断する。
その4 機械設備1単位にまとめた電流値は、その絶対値また
は絶対値の変化に基づく偏差値に従って異常判断に利用
する。
機械設備1において、異常でないことによる電流の変
化(瞬間変化)を消すため、瞬間的な異常値を均して電
流値の変化を監視し,異常判断に利用する。例えば、ク
ラッシャーでは、異物の混入により瞬間的に電流値が上
昇することがあり、これは機械設備1の異常ではなく、
原材料側の問題であるため、キャンセルをかけるべく異
常値をカットする。
その5 その4のデータを用いて診断するが、停止中の場合と、
起動後の一定時間のデータは除去する。起動直後は、慣
性トルク等により各電流値は上昇するため、誤検出を防
止する目的からであり、停止は電流値が存在せず、また
は慣性で回転している時期があるためである。
その6 絶対比較検出および相対比較検出により、診断を行う。
第5図は、本発明方法による電流チャートの実測例を示
すもので、イ部分で変動設定上限異常検出信号aが検出
され、ロおよびニ部分で固定設定上限および下限異常検
出信号cが検出され、ハ部分で変動設定下限異常検出信
号bが検出された状態を示している。
この本発明の診断対象の一例としては、コンベア搬送機
器が挙げられる。このコンベア搬送機器における診断対
象および検出内容は、エプロンフィーダーのシャーピン
折れおよびスリップ、クラッシャーのVベルト切損およ
びスリップ、スクリーンのVベルト切損およびスリッ
プ、コンベアのスリップおよび片寄り等がある。
〔発明の効果〕
本発明は、上記した構成となっているので、以下の効果
を発揮することができる。
機械設備を駆動中の電動機の供給電流の時系列的変化の
解析により電動機および機械設備の異常診断を行うの
で、電動機ばかりでなく機械設備の突発的な故障による
異常を検出することができると共に、劣化および機能低
下を含めた判定を行うことができる。
このように、電動機を組合せた機械設備の長期間に渡る
劣化および機能低下を判定することができるので、電動
機を組合せた機械設備の保守管理が正確で完全なものと
なり、これにより突発的な事故の発生率を大幅に低下さ
せることができると共に、機械設備を常に良好な状態で
駆動させることができる。
異常判定を迅速にできるので、機械設備の破壊を未然に
防止することができ、また異常発生傾向を事前に知るこ
とができるので、異常の内容を迅速にかつ正確に知るこ
とができ、これにより発生した故障に正確に対応するこ
とができる。
駆動中の電動機の供給電流を指標としているので、高い
信頼性で判定を得ることができると共に高い応答性を得
ることができ、また単に電動機の供給電流を取り出して
いるだけであるので、実施した際の設備費が安価である
と共にメインテナンス性が極めて良い。
【図面の簡単な説明】 第1図は、本発明方法の基本的な動作を示すフロー図で
ある。 第2図は、本発明方法の一実施例の動作を示すフロー図
である。 第3図は、本発明方法を実施した一実施例の全体ブロッ
ク構成を示す説明図である。 第4図は、本発明方法の電流の時系列的解析の一例を説
明するための線図である。 第5図は、本発明方法による電流チャートの実測例を示
すものである。 符号の説明 1;機械設備、2;電動機、3;動力線、4;電流検出、5;変換
器、6;I/Oモジュール、7;ディジタルコントローラ、8;
サンプリング処理、9;積算処理、10;ディジタルフィル
タ処理、11;絶対比較検出処理、12;相対比較検出処理、
13;CRT表示処理、14;データトレース処理、A(i);
検出電流信号、A(i);サンプリング電流信号、A
(i);積算電流信号、A(i);フィルタ電流信
号、AAH(i);固定設定上限値、AAL(i);固定設
定下限値、ARH(i);変動設定上限値、ARL(i);
変動設定下限値。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山下 俊明 岡山県倉敷市水島川崎通1丁目(番地な し) 川崎製鉄株式会社水島製鉄所内 (56)参考文献 特開 昭52−143856(JP,A) 特開 昭53−37566(JP,A) 特開 昭56−14135(JP,A) 特開 昭60−56853(JP,A) 特開 昭60−127424(JP,A)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】機械設備を駆動中の電動機の供給電流を供
    給し、該検出電流信号のアナログ値を時間的なサンプリ
    ング処理によりサンプリング電流信号に変換し、該サン
    プリング電流信号を単純に演算処理して得た積算電流信
    号と、該積算電流信号をディジタルフィルタ処理して瞬
    間的な異常値を均してインパルスノズルを除去して得た
    フィルタ電流信号とを電流信号とし、該電流信号を、前
    記機械設備に対応して予め設定されている固定設定上限
    値と固定設定下限値との範囲内に位置しているか否かを
    判断する絶対比較検出処理し、前記範囲内から外れてい
    る場合には前記機械設備に異常があると診断し、かつ前
    記電流信号を、該電流信号の直近の移動平均値と偏差値
    とに基づく経時変化実積を基準として前記機械設備に対
    応して演算設定される変動設定上限値と変動設定下限値
    との範囲内に位置しているか否かを判断する相対比較検
    出処理し、前記範囲内から外れている場合には前記機械
    設備に異常があると診断し、さらに前記絶対比較検出処
    理そして相対比較検出処理される前記電流信号の供給・
    遮断を行うと共に、該電流信号を前記積算電流信号とフ
    ィルタ電流信号との何れかに切替え設定する切替え処理
    を施す電動機電流による機械設備の診断方法。
  2. 【請求項2】電流信号の瞬時値を表示すると共に、絶対
    比較検出処理および相対比較検出処理の結果を表示する
    CRT表示処理を施す請求項1記載の電動機電流による機
    械設備の診断方法。
  3. 【請求項3】電流信号を一時的にストックし、該ストッ
    クした電流信号データをディジタルフィルタ処理、絶対
    比較検出処理、相対比較検出処理さらにはCRT表示処理
    させるデータトレース処理を施す請求項1または2記載
    の電動機電流による機械設備の診断方法。
JP63203610A 1988-08-16 1988-08-16 電動機電流による機械設備の診断方法 Expired - Fee Related JPH0695059B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63203610A JPH0695059B2 (ja) 1988-08-16 1988-08-16 電動機電流による機械設備の診断方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63203610A JPH0695059B2 (ja) 1988-08-16 1988-08-16 電動機電流による機械設備の診断方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0252234A JPH0252234A (ja) 1990-02-21
JPH0695059B2 true JPH0695059B2 (ja) 1994-11-24

Family

ID=16476891

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63203610A Expired - Fee Related JPH0695059B2 (ja) 1988-08-16 1988-08-16 電動機電流による機械設備の診断方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0695059B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11326146A (ja) * 1998-05-12 1999-11-26 Nippon Steel Corp ベルトコンベアの設備診断方法及び診断装置
JPH11326147A (ja) * 1998-05-12 1999-11-26 Nippon Steel Corp ローラーテーブルの設備診断方法及び設備診断装置
JP2009143704A (ja) * 2007-12-17 2009-07-02 Jfe Steel Corp 原料ヤード移動機械の故障診断方法
JP2018068879A (ja) * 2016-11-02 2018-05-10 花王株式会社 吸収体の製造方法及び該吸収体の製造装置
WO2019017345A1 (ja) * 2017-07-18 2019-01-24 日本電気株式会社 状態推定装置と方法とプログラム

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5619884B2 (ja) * 2011-05-31 2014-11-05 日立アプライアンス株式会社 冷凍装置の異常検出方法及びその装置
CN104584423B (zh) * 2013-08-12 2017-06-13 日本精工株式会社 马达控制装置、使用该马达控制装置的电动助力转向装置以及车辆
JP7774066B2 (ja) * 2021-09-30 2025-11-20 株式会社Fuji 部品実装機の検査方法と部品実装基板の製造方法
CN114487815B (zh) * 2021-12-31 2025-09-19 中车永济电机有限公司 一种架控牵引方式的动车组电机断轴诊断方法和装置

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52143856A (en) * 1976-05-26 1977-11-30 Nippon Steel Corp Diagnosing method of mechanical installations
JPS5337566A (en) * 1976-09-21 1978-04-06 Sumitomo Metal Ind Abnormality detector of hot rolling mill
JPS5614135A (en) * 1979-07-13 1981-02-10 Hitachi Seiki Co Ltd Detector for cutting abnormality of machine tool
JPS6056853A (ja) * 1983-09-05 1985-04-02 Omron Tateisi Electronics Co 工具異常監視装置
JPS60127424A (ja) * 1983-12-13 1985-07-08 Idemitsu Kosan Co Ltd 振動診断装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11326146A (ja) * 1998-05-12 1999-11-26 Nippon Steel Corp ベルトコンベアの設備診断方法及び診断装置
JPH11326147A (ja) * 1998-05-12 1999-11-26 Nippon Steel Corp ローラーテーブルの設備診断方法及び設備診断装置
JP2009143704A (ja) * 2007-12-17 2009-07-02 Jfe Steel Corp 原料ヤード移動機械の故障診断方法
JP2018068879A (ja) * 2016-11-02 2018-05-10 花王株式会社 吸収体の製造方法及び該吸収体の製造装置
WO2019017345A1 (ja) * 2017-07-18 2019-01-24 日本電気株式会社 状態推定装置と方法とプログラム
US11486915B2 (en) 2017-07-18 2022-11-01 Nec Corporation State estimation apparatus, method, and program

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0252234A (ja) 1990-02-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN111318576B (zh) 一种基于工况信号触发的咬钢冲击数据滤除方法
JP6330864B2 (ja) モータの監視装置および方法
JP2000210800A (ja) 産業機械のモニタ方法およびその装置
US20240247659A1 (en) Method for monitoring the operation of a fan, apparatus and fan
JPH0695059B2 (ja) 電動機電流による機械設備の診断方法
KR20230127337A (ko) 기계 장치 또는 기계 부품의 이상을 식별하기 위한방법 및 장치
JPH0579903A (ja) 回転機の異常診断方法及びその装置
JP2695366B2 (ja) 低速回転機械の異常診断方法
JP3568939B2 (ja) 回転機械の軸振動解析による状態診断方法及び装置
CN116448404A (zh) 异常监测方法、装置、电子设备及计算机可读存储介质
CN113460617A (zh) 一种卷烟机平带运行状态的监测方法及装置
CN106552824A (zh) 基于信号自相关性的轧机辊系故障自动判断方法及系统
JPH08220278A (ja) プラント監視装置及び監視方法
JPH10332539A (ja) 歯車の劣化診断方法
JPH0557528B2 (ja)
JP2575323B2 (ja) データ抽出平均法による切削負荷監視方法
JPH11129030A (ja) 金属板圧延品質監視システム
JPH054618B2 (ja)
KR101159540B1 (ko) 압연 설비에서의 메인 드라이브의 이상 진단 방법
EP3388810B1 (de) Verfahren sowie eine vorrichtung zur unwuchterkennung
JPH1059645A (ja) エレベータ異常検出装置
JP2001255243A (ja) 回転機器の異常監視システム
EP3925067A1 (de) Verfahren zum erkennen eines fehlers einer elektrischen maschine für ein fahrzeug
JPH045518A (ja) 圧延設備における異常診断方式
CN211202379U (zh) 一种卷烟设备及其风机检测系统

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees