JPH069519A - β−アミノアクリル酸エステルの製造のための方法 - Google Patents

β−アミノアクリル酸エステルの製造のための方法

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JPH069519A
JPH069519A JP5072886A JP7288693A JPH069519A JP H069519 A JPH069519 A JP H069519A JP 5072886 A JP5072886 A JP 5072886A JP 7288693 A JP7288693 A JP 7288693A JP H069519 A JPH069519 A JP H069519A
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C227/00Preparation of compounds containing amino and carboxyl groups bound to the same carbon skeleton
    • C07C227/04Formation of amino groups in compounds containing carboxyl groups
    • C07C227/10Formation of amino groups in compounds containing carboxyl groups with simultaneously increasing the number of carbon atoms in the carbon skeleton

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Abstract

(57)【要約】 【構成】 式 【化1】H2CR1−COOR2 の酢酸エステルを式 【化2】 のアミナールエステルと反応させることによって、式 【化3】(R4,R5)N−CH=CR1−COOR2 [式中、R1、R2、R3、R4、R5、R6及びR7は、所
定の基を表わす]のβ−アミノアクリル酸エステルを製
造するための方法であって、この反応を、好ましくはN
−完全置換酸アミド、スルホラン、スルホキシド及びス
ルホンから成る群からの非プロトン性極性溶媒中で、
0.5〜10bar、好ましくは1〜5barで、そし
て50〜170℃、好ましくは80〜150℃で実施す
ることを特徴とする方法。 【効果】 本発明は、低圧反応によってβ−アミノアク
リル酸エステルを製造する方法を与える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、酢酸エステル及びアミナールエ
ステル(アルコキシビス−(ジアルキルアミノ)−メタ
ンからのβ−アミノアクリル酸エステルの製造のための
方法に関する。
【0002】β−アミノアクリル酸エステルを製造する
多数の可能なやり方が知られている。興味ある工業的ル
ートは、20〜50barを必要とする反応圧力での、
アミンと、CO、アルコラート及び酢酸エステルから得
ることができるβ−ヒドロキシ−アクリル酸エステルの
アルカリ金属塩との反応である。原理的にはAnnal
es de Chimie 18(1932),108
から知られているこのルートは、ヨーロッパ特許明細書
第217 018号中で約70%の全収率に改善され
た。ヨーロッパ特許明細書第388 744号は、理論
的収率の85〜95%の収率を有するもう一つの変形例
を述べている。これらの場合の各々においては、反応は
高圧装置中で実施されねばならない;COの強い毒性及
び可燃性が特別な安全装置を要求する。
【0003】メチルアクリレートとt−ブトキシ−ビス
−(ジメチルアミノ)−メタンとの反応においては、非
常に毒性の鉄ペンタカルボニルが使用される(Tetr
ahedron Lett.1976、4061;A
n.Chem.1980、991)。加えて、この方法
においては、反応生成物を単離するのを一層困難にす
る、アクリル酸エステルの重合を考慮しなければならな
い。
【0004】t−ブトキシ−ビス−(ジメチルアミノ)
−メタンとと酢酸エチルとの反応は(Chem.Be
r.104,1971,2709)、170℃で20時
間後に88%のβ−ジメチルアミノアクリル酸エステル
を与える。しかしながら、これを達成するためには、こ
の方法はシールされたチューブ中で実施されなければな
らず、そして生成されるアルコール及びジメチルアミン
のために反応の終わりには高圧に達する。この反応を更
に検討すると、それを250mlまたは500mlのオ
ートクレーブ中で実施する時には、理論収率の僅かに6
0%が得られるに過ぎないことが見い出された(H.S
aur,Thesis,Univ.Stuttgart
1971、40頁)。50%過剰の酢酸エチルが使用
される時には、β−ジメチルアミノアクリル酸エステル
はもはや生成されず、代わりにもっと高沸点の物質が得
られる。メトキシ−ビス−(ジメチルアミノ)−メタン
を酪酸ブチルと反応させる時には、反応生成物は全く得
られない(Org.Prep.Proceed.In
t.10,(1978),67)。
【0005】オルトアミドとカルボン酸エステルとの反
応性に関する文献中に含まれる知識を以てすると、それ
故アミノメチレン化された(aminomethyle
neated)誘導体を与える反応が、大気圧より低い
圧力から僅かに中程度に増加した圧力までの圧力範囲で
そして圧力容器の使用なしで実施することができること
は驚くべきことであった。
【0006】式
【0007】
【化4】H2CR1−COOR2 の酢酸エステルを式
【0008】
【化5】
【0009】のアミナールエステルと反応させることに
よって、式
【0010】
【化6】(R4,R5)N−CH=CR1−COOR2 [これらの式中、R1は、水素、直鎖の若しくは分岐し
たC1〜C8−アルキル、直鎖の若しくは分岐したC2
8−アルケニル、C3〜C8−シクロアルキル、C6〜C
12−アリール、C7〜C10−アラルキル、またはその中
のヘテロ原子がN、O若しくはSから成る群からの1若
しくは2である5〜8員の芳香族若しくは非芳香族複素
環であり、R2及びR3は、お互いに独立に、直鎖のまた
は分岐したC1〜C8−アルキルであり、そしてR4
5、R6及びR7は、お互いに独立に、直鎖の若しくは
分岐したC1〜C8−アルキル、直鎖の若しくは分岐した
2〜C8−アルケニル、C2〜C8−アルコキシアルキ
ル、C3〜C8−アルコキシアルケニル、C3〜C8−シク
ロアルキル、C6〜C12−アリール、C7〜C10−アラル
キル、またはその中のヘテロ原子がN、O若しくはSか
ら成る群からの1若しくは2である5〜8員の芳香族若
しくは非芳香族複素環であり、そして更に、R4とR5
しくはR6とR7は、それらが置換するN原子と一緒に、
N、O若しくはSから成る群からのもう一つのヘテロ原
子を含むことができる5〜8員の芳香族若しくは非芳香
族N複素環を形成することも可能である]のβ−アミノ
アクリル酸エステルを製造するための方法であって、こ
の反応を、好ましくはN−完全置換酸アミド(N-persubs
tituted acid amides)、スルホラン、スルホキシド及び
スルホンから成る群から決定される非プロトン性極性溶
媒中で、0.5〜10bar、好ましくは1〜5bar
で、そして50〜170℃、好ましくは80〜150℃
で実施することを特徴とする方法が見い出された。
【0011】本発明による方法の反応は、以下のような
一般的な形で表すことができる:
【0012】
【化7】
【0013】直鎖の若しくは分岐したC1〜C8−アルキ
ルは、例えば、メチル、エチル、プロピル、イソプロピ
ル、ブチル、イソブチル、tert.−ブチル、異性体
のアミル、ヘキシルまたはオクチル、好ましくは前記の
ようなC1〜C4−アルキル基、特に好ましくはメチルま
たはエチル、そして非常に特に好ましくはメチルであ
る。
【0014】C2〜C8−アルケニルは、ビニル、プロペ
ニル、アリル、異性体のブテニル、アミレニル、ヘキセ
ニルまたはオクテニル、好ましくは前記のようなC3
4−アルケニル基である。
【0015】C2〜C8−アルコキシアルキルは、例え
ば、メトキシメチル、エトキシメチル、メトキシエチ
ル、及びCH2基がO原子で置き換えられているC3〜C
9−アルキルから成る群からのその他の基である。
【0016】C3〜C8−アルコキシアルケニルは、例え
ば、メトキシビニル、エトキシビニル、メトキシアリ
ル、2−メトキシプロペニル、及びCH2基がO原子で
置き換えられているC4〜C9−アルケニルから成る群か
らのその他の基である。
【0017】C3〜C8−シクロアルキルは、例えば、シ
クロプロピル、メチルシクロプロピル、ジメチル−シク
ロプロピル、シクロブチル、メチルシクロブチル、シク
ロペンチル、メチルシクロペンチル、シクロヘキシル、
メチル−シクロヘキシル、ジメチル−シクロヘキシル、
シクロヘプチルまたはシクロオクチル、好ましくはシク
ロプロピル、シクロペンチル及びシクロヘキシル、並び
にそれらのメチルまたはジメチル誘導体である。
【0018】C6〜C12−アリールは、例えば、フェニ
ル、ナフチルまたはビフェニリル、好ましくはフェニル
である。
【0019】C7〜C10−アラルキルは、例えば、ベン
ジル、1−フェニルエチル、2−フェニルエチル、及び
当業者には知られているこのタイプのその他の基、好ま
しくはベンジルである。
【0020】その中のヘテロ原子がN、O若しくはSか
ら成る群からの1若しくは2である5〜8員の芳香族若
しくは非芳香族複素環としては以下のものを述べること
ができる:ピロール、フラン、チオフェン、ピロリジ
ン、ピラゾール、イミダゾール、チアゾール、オキサゾ
ール、ピリジン、ピリミジン、ピペラジン、モルホリ
ン、ピラン、アゼピン、アゾシン、イソキサゾール、イ
ソチアゾール、ピリダジン及びピラジン。
【0021】更にまた、R4とR5またはR6とR7は、そ
れらが置換するN原子と一緒に、N、O及びSから成る
群からのもう一つヘテロ原子を含むことができる5〜8
員の芳香族または非芳香族環を形成することができる。
このようなシステムの例は、ピロール、ピロリジン、ピ
ロリン、ピラゾール、ピラゾリジン、イミダゾール、イ
ミダゾリジン、チアゾール、チアゾリジン、ピペラジ
ン、ピペリジン、モルホリン、アゼピン及びジヒドロア
ゾシンである。
【0022】前記の基は、今度は、C1〜C4−アルキ
ル、好ましくはメチルによって、C1〜C4−アルコキ
シ、好ましくはメトキシによって、ハロゲン例えば塩
素、フッ素若しくは臭素によって、またはフェニル若し
くはヒドロキシルによって置換されて良い。殊に前記の
基及び置換基の芳香族部分のための、その他の置換基
は、典型的には芳香族置換基例えばニトロまたはシアノ
である。複素環式の基は、ベンゼン環と縮合することが
できる。
【0023】R1のために述べて良い基は、好ましくは
水素または直鎖の若しくは分岐したC1〜C4−アルキ
ル、特に好ましくは水素及びメチルである。R2のため
に述べて良い基は、好ましくは直鎖のまたは分岐したC
1〜C4−アルキル、特に好ましくはメチルまたはエチル
である。R3のために述べて良い基は、好ましくは直鎖
のまたは分岐したC1〜C5−アルキルである。
【0024】もう一つの好ましい実施態様においては、
4、R5、R6及びR7は、お互いに独立に、直鎖のまた
は分岐したC1〜C4−アルキル、シクロプロピル、シク
ロペンチル、シクロヘキシル、フェニルまたはベンジル
であり、そして更に、R4とR5またはR6とR7は、それ
らが置換するN原子と一緒に、N、O及びSから成る群
からのもう一つのヘテロ原子を含むことができる5〜8
員の芳香族または非芳香族N複素環を形成することも可
能である。特に好ましくは、R4〜R7は、お互いに独立
に、直鎖の若しくは分岐したC1〜C4−アルキルである
か、またはR4とR5若しくはR6とR7は、それらが置換
しているN原子と一緒に、モルホリノ、ピロリジノ若し
くはピペリジノである。
【0025】本発明による方法の低圧要件のお陰で、こ
の興味ある反応を望ましい工業的条件下で実施すること
が初めて可能である。
【0026】本発明による方法のための溶媒は非プロト
ン性で極性の物質である。このような物質は、例えば、
N−完全置換酸アミド例えばジメチルホルムアミド(D
MF)、ジメチルアセトアミド(DMAC)、ジエチル
アセトアミド及びそれらの同族体、N−メチル−ピロリ
ドン(NMP)、N−メチル−カプロラクタム(NM
C)、ヘキサメチルホスホルアミド、テトラメチル尿素
等から成る群;スルホラン、並びにメチル、エチル及び
その他の不活性置換基によって置換されたその誘導体か
ら成る群;スルホキシド例えばジメチルスルホキシド、
ジエチルスルホキシド等から成る群;並びにスルホン例
えばジエチルスルホン、ジメチルスルホン等から成る群
から取られる。本発明による方法の出発物質及び反応生
成物もまた極性で非プロトン性の性質のものであるの
で、過剰のこれらをシステム中に固有の溶媒及び希釈剤
として使用することが可能である。システムに縁のない
非プロトン性極性溶媒を全く省略することさえ可能であ
る。縁のない溶媒が使用される場合には、述べて良いの
は、好ましくはN−完全置換酸アミド、特に好ましくは
NMP、NMC、DMAC、DMFまたはテトラメチル
尿素、そして非常に特に好ましくはDMFである。
【0027】本発明による方法のための温度範囲は、5
0〜170℃、好ましくは80〜150℃である。
【0028】本発明のアミナールエステル及び酢酸エス
テルは、3:1〜1:10、好ましくは2:1〜1:
5、そして特に好ましくは1:1〜1:4の比で反応さ
せられる。
【0029】純粋な化合物と同様に、使用されるアミナ
ールエステルはまた、0:1:0〜0.33:0.3
3:0.33の比で存在して良いアミドアセタール、ア
ミナールエステル及びトリス−(ジアルキルアミノ)−
メタンの不均化混合物で良い。製造に依存して、(もっ
と高い)割合のアミドアセタールもまた可能でそして許
容できる;それは、アミナールエステルのまたは純粋な
不均化混合物の0〜20重量%の範囲で変化する。これ
らの相互関係は当業者には知られている。
【0030】本発明による方法の枠組内の置換された酢
酸エステルのアミノメチレン化の反応条件は、反応物の
異なる置換基の反応性に容易に適合させることができ
る。かくして、アミナールエステルの反応性は、アルコ
キシ基R3が第一から第二を通って第三基へと変化する
場合には増加する。第三アミナールエステルのために
は、反応を極性非プロトン性溶媒中で、好ましくはDM
F中で実施する場合には、常圧で十分である。アリール
置換された酢酸エステルの場合には、追加の溶媒は必要
ではない;過剰の問題のエステルを使用することが十分
である。それらの製造コストが一層好ましい第一アミナ
ールエステルを使用する時には、反応は、前記温度範囲
の上方部分で実施されるであろう;しかしながら、ここ
においてさえ、圧力を10barより高くまで、好まし
くは5barより高くまで上げることは必要ではない。
アミナールエステルのアルコキシ基は酢酸エステルのそ
れに対応すべきである;さもないと、非常に少しのエス
テル交換しか起こり得ない。
【0031】酢酸エステルとアミナールエステルとの述
べた反応は、式
【0032】
【化8】
【0033】[式中、R8及びR9は、お互いに独立に、
上で述べたR4及びR5の意味の範囲を有し、Ar1及び
Ar2は、お互いに独立に、上で述べたやり方で置換さ
れていることもできる5〜7員の炭素環式または複素環
式芳香族基であり、R10は、R4の意味の範囲を有し、
そしてR11は、R4またはAr2の意味の範囲を有する
が、R4及びAr2とは独立である]の第三芳香族アミン
及び第三芳香族カルビノールから成る群からの1以上の
触媒によって接触することができることが見い出され、
そしてこれは本発明による方法の有利な実施態様を構成
する。
【0034】適切な基Ar1及びAr2の例は、フェニ
ル、ビフェニル、ニトロフェニル、クロロフェニル、ト
リル、キシリル、ピリジル、ピコリル、クロロピリジ
ル、チオフェニル及びピリルである。
【0035】触媒、または数個の触媒の混合物は、アミ
ナールエステルを基にして0.1〜10モル%、好まし
くは0.5〜5モル%の量で使用される。ここで、アミ
ナールエステル及び酢酸エステルが一般的にはまず導入
され、そして触媒が後で添加される。
【0036】前記触媒の成功裏の使用は驚くべきことで
ある。何故ならば、環状第二アミンはDMFジメチルア
セタールの反応性を増すけれども、それらはジアルキル
アミノ及び環状アミノメチレン化合物の混合物を与える
ことが知られているからである。反応に対する環状第二
アミンのこの加速する効果はまた、アミナールエステル
との縮合反応の場合にも確認されたが、再びアミノアク
リル酸エステルの混合物が得られる。DMFアセタール
との反応を接触すると考えられる脂肪族第三アミンは、
アミナールエステルに関しては効果的ではないことが証
明された。
【0037】反応混合物を後処理する時には、触媒は蒸
留カラムの底に得られる。蒸留カラムの底に残る触媒は
再使用可能である。
【0038】
【実施例】実施例1 150mlのDMF及び120mlの酢酸エチルを12
3gのt−ブチルアミナールエステル(0.1:0.
8:0.1の不均化混合物)に添加し、そしてこの混合
物を4時間還流した。揮発性成分の蒸留の後で、まずD
MFそして次にエチルβ−ジメチルアミノアクリレート
を真空下で蒸留すると、理論収率の98.8%に相当す
る、99.2%純粋な生成物100.7gが得られた。
【0039】実施例2 蒸留装置中で、100mlのDMF中の86gのt−ブ
チルアミナールエステル及び87gの酪酸エチルを、ア
ルコールがゆっくりと留去するように加熱した。生成物
の蒸留は、理論収率の87.3%に相当するエチルβ−
ジメチルアミノ−2−エチルアクリレートを与えた。
【0040】実施例3 300mlのV4Aオートクレーブ中で、80mlのD
MF中の34.6gの96%メチルアミナールエステ
ル、28gの酢酸メチル及び1.5gの4−ジメチルア
ミノ−ピリジンを130℃で8時間加熱した。最高圧力
は5barでありそして収率は理論収率の89.7%で
あった。
【0041】実施例4 実施例3の実験を酢酸エステルで実施すると、74.5
%のエチルβ−ジメチルアミノアクリレート及び17.
6%の対応するメチルエステルが得られた。
【0042】実施例5 実施例3の実験において、4−ジメチルアミノ−ピリジ
ンの代わりに、2.5gの1,1−ジフェニルメタノー
ルを添加すると、88.2%の理論収率のメチルβ−ジ
メチルアミノ−アクリレートが得られた。
【0043】実施例6 触媒無しで実施例3の実験を実施すると、82.0%の
生成物が得られた。
【0044】実施例7 2モルのエチルアミナールエステル(96%、残りはD
MF)、3モルの酢酸エチル及び150mlのDMF
を、1.3lのV4Aオートクレーブ中で130℃で1
2時間加熱した。減圧バルブによって圧力を5barに
維持した。蒸留による後処理の後で、理論収率の94.
8%の生成物を得ることが可能であった。 実施例8 (比較) 29.2gのエチルアミナールエステル、26.4gの
酢酸エチル及び14gのピロリジンを、60mlのDM
F中で6時間還流した。理論収率の93.9%は、エチ
ルβ−ピロリジノ−及びβ−ジメチルアミノ−アクリレ
ートの12:1の混合物を含んでいた。
【0045】本発明の主なる特徴及び態様は以下の通り
である。
【0046】1.式
【0047】
【化9】H2CR1−COOR2 の酢酸エステルを式
【0048】
【化10】
【0049】のアミナールエステルと反応させることに
よって、式
【0050】
【化11】(R4,R5)N−CH=CR1−COOR2 [これらの式中、R1は、水素、直鎖の若しくは分岐し
たC1〜C8−アルキル、直鎖の若しくは分岐したC2
8−アルケニル、C3〜C8−シクロアルキル、C6〜C
12−アリール、C7〜C10−アラルキル、またはその中
のヘテロ原子がN、O若しくはSから成る群からの1若
しくは2である5〜8員の芳香族若しくは非芳香族複素
環であり、R2及びR3は、お互いに独立に、直鎖のまた
は分岐したC1〜C8−アルキルであり、そしてR4
5、R6及びR7は、お互いに独立に、直鎖の若しくは
分岐したC1〜C8−アルキル、直鎖の若しくは分岐した
2〜C8−アルケニル、C2〜C8−アルコキシアルキ
ル、C3〜C8−アルコキシアルケニル、C3〜C8−シク
ロアルキル、C6〜C12−アリール、C7〜C10−アラル
キル、またはその中のヘテロ原子がN、O若しくはSか
ら成る群からの1若しくは2である5〜8員の芳香族若
しくは非芳香族複素環であり、そして更に、R4とR5
しくはR6とR7は、それらが置換するN原子と一緒に、
N、O若しくはSから成る群からのもう一つのヘテロ原
子を含むことができる5〜8員の芳香族若しくは非芳香
族N複素環を形成することも可能である]のβ−アミノ
アクリル酸エステルを製造するための方法であって、こ
の反応を、好ましくはN−完全置換酸アミド、スルホラ
ン、スルホキシド及びスルホンから成る群からの非プロ
トン性極性溶媒中で、0.5〜10bar、好ましくは
1〜5barで、そして50〜170℃、好ましくは8
0〜150℃で実施することを特徴とする方法。
【0051】2.R1が、水素または直鎖の若しくは分
岐したC1〜C4−アルキル、好ましくは水素またはメチ
ルであることを特徴とする、上記1に記載の方法。
【0052】3.R2が、直鎖のまたは分岐したC1〜C
4−アルキル、好ましくはメチルまたはエチルであるこ
とを特徴とする、上記1に記載の方法。
【0053】4.R3が、直鎖のまたは分岐したC1〜C
5−アルキル、好ましくはn−及びイソ−アルキルそし
て特に好ましくはメチルまたはエチルであることを特徴
とする、上記1に記載の方法。
【0054】5.R4、R5、R6及びR7が、お互いに独
立に、直鎖の若しくは分岐したC1〜C4−アルキル、シ
クロプロピル、シクロペンチル、シクロヘキシル、フェ
ニルまたはベンジルであり、そして更に、R4とR5若し
くはR6とR7は、それらが置換するN原子と一緒に、
N、O若しくはSから成る群からのもう一つのヘテロ原
子を含むことができそして好ましくはお互いに独立に直
鎖の若しくは分岐したC1〜C4−アルキルである5〜8
員の芳香族若しくは非芳香族N複素環を形成することも
可能であり、そして更に、R4とR5若しくはR6とR
7は、それらが置換するN原子と一緒にモルホリノ、ピ
ロリジノ若しくはピペリジノであることも可能であるこ
とを特徴とする、上記1に記載の方法。
【0055】6.使用される非プロトン性極性溶媒が、
N−完全置換酸アミド、好ましくはNMP、NMC、D
MAC及びDMFまたはテトラメチル尿素、そして特に
好ましくはDMFであることを特徴とする、上記1に記
載の方法。
【0056】7.アミナールエステル及び酢酸エステル
が3:1〜1:10、好ましくは2:1〜1:5、そし
て特に好ましくは1:1〜1:4の比で使用されること
を特徴とする、上記1に記載の方法。
【0057】8.1つのアミナールエステルが、製造に
依存して、(より高い)割合のアミドアセタールも含む
ことができる不均化混合によって置き換えられることを
特徴とする、上記1に記載の方法。
【0058】9.式
【0059】
【化12】
【0060】[式中、R8及びR9は、お互いに独立に、
上記1中で述べたR4及びR5の意味の範囲を有し、Ar
1及びAr2は、お互いに独立に、置換されていることも
できる5〜7員の炭素環式または複素環式芳香族基であ
り、R10は、R4の意味の範囲を有し、そしてR11は、
4またはAr2の意味の範囲を有するが、R4及びAr2
とは独立である]の芳香族第三アミン及び芳香族カルビ
ノールから成る群からの1以上の触媒が使用されること
を特徴とする、上記1に記載の方法。
フロントページの続き (72)発明者 ゲルハルト・マルツオルフ ドイツ連邦共和国デー5000ケルン80・ゼメ ルバイスシユトラーセ87アー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式 【化1】H2CR1−COOR2 の酢酸エステルを式 【化2】 のアミナールエステルと反応させることによって、式 【化3】(R4,R5)N−CH=CR1−COOR2 [これらの式中、 R1は、水素、直鎖の若しくは分岐したC1〜C8−アル
    キル、直鎖の若しくは分岐したC2〜C8−アルケニル、
    3〜C8−シクロアルキル、C6〜C12−アリール、C7
    〜C10−アラルキル、またはその中のヘテロ原子がN、
    O若しくはSから成る群からの1若しくは2である5〜
    8員の芳香族若しくは非芳香族複素環であり、 R2及びR3は、お互いに独立に、直鎖のまたは分岐した
    1〜C8−アルキルであり、そしてR4、R5、R6及び
    7は、お互いに独立に、直鎖の若しくは分岐したC1
    8−アルキル、直鎖の若しくは分岐したC2〜C8−ア
    ルケニル、C2〜C8−アルコキシアルキル、C3〜C8
    アルコキシアルケニル、C3〜C8−シクロアルキル、C
    6〜C12−アリール、C7〜C10−アラルキル、またはそ
    の中のヘテロ原子がN、O若しくはSから成る群からの
    1若しくは2である5〜8員の芳香族若しくは非芳香族
    複素環(ここで、R4とR5若しくはR6とR7はそれらが
    置換するN原子と一緒に、N、O若しくはSから成る群
    からのもう一つのヘテロ原子を含むことができる5〜8
    員の芳香族若しくは非芳香族N複素環を形成することが
    更に可能である)]のβ−アミノアクリル酸エステルを
    製造するための方法であって、この反応を、好ましくは
    N−完全置換酸アミド、スルホラン、スルホキシド及び
    スルホンから成る群からの非プロトン性極性溶媒中で、
    0.5〜10bar、好ましくは1〜5barで、そし
    て50〜170℃、好ましくは80〜150℃で実施す
    ることを特徴とする方法。
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