JPH0695474A - カラ−画像形成装置 - Google Patents

カラ−画像形成装置

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JPH0695474A
JPH0695474A JP4270781A JP27078192A JPH0695474A JP H0695474 A JPH0695474 A JP H0695474A JP 4270781 A JP4270781 A JP 4270781A JP 27078192 A JP27078192 A JP 27078192A JP H0695474 A JPH0695474 A JP H0695474A
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JP
Japan
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pattern
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color
image
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JP4270781A
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English (en)
Inventor
Nobuhiko Takekoshi
信彦 竹腰
Tatsuhito Kataoka
達仁 片岡
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Publication of JPH0695474A publication Critical patent/JPH0695474A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 レジストレーション補正用のパターンが記録
材担持体上に正しく記録されたかどうかを容易に判別し
ながら、短時間にレジストレーション補正を正確に完了
できる。 【構成】 発生手段により記録材の搬送方向に対して平
行となる線素または前記記録材の搬送方向に対して垂直
となる線素の少なくとも一方の線素を複数用いた互いに
交差するパターンが発生されると、発生したパターンに
基づいて像形成手段が転写ベルト100上にパターンP
AT1を記録し、このパターンをCCDセンサが読取る
と、CCDセンサの出力を解析してレジストレーション
コントローラが各色の画像のレジストレーションを補正
する構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像を記録材搬送手段
にて搬送される記録材に多色の記録を行うカラー画像形
成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置として、電子写真方
式のカラー画像形成装置、特に電子写真感光体のように
複数の像担持体により異なった色の画像を形成し、当該
画像を同一記録材に順次転写するカラー画像形成装置、
または液体を記録材に噴射することにより記録する方式
のカラー電子写真画像形成装置、あるいは液体を記録材
に噴射するカラー画像形成装置が実用化されている。
【0003】従来より、感光ドラム上に記録情報に応じ
て光変調されたレーザビーム光を照射し、電子写真プロ
セスによって感光体の静電潜像を現像し、転写紙に画像
を転写する記録装置を複数個有し、転写ベルトにより転
写紙を各記録装置に順次搬送しながら各色画像を重畳転
写してカラー画像を形成可能な図25に示す画像形成装
置が提案されている。
【0004】図25はこの種の画像形成装置の一例を示
す断面図であり、例えば電子写真プロセス実行可能な4
ドラム方式のカラー画像形成装置に対応する。
【0005】図において、Pa,Pb,Pc,Pdは第
1〜第4の画像形成部で、図示されるように記録媒体搬
送方向に並んで配置されている。第1〜第4の画像形成
部Pa,Pb,Pc,Pdは、それぞれ像担持体、本実
施例では感光ドラム1a〜1dが具備され、この感光ド
ラム1a〜1d上で現像された画像が各画像形成部P
a,Pb,Pc,Pdに隣接して移動する記録材担持体
(搬送ベルト)8上に担持し搬送される記録材6上に転
写される。さらに、定着部7にて加熱および加圧し、定
着された記録画像が排出される構成となっている。
【0006】以下、潜像形成部について説明する。
【0007】感光ドラム1a〜1dの外周には、それぞ
れに対応して露光ランプ21a〜21d,ドラム帯電器
2a〜2d,図示しない光源装置,当該光源装置より発
せられた光をスキャンするためのポリゴンミラー17,
電位センサ22a〜22dが設けられている。図示しな
い光源装置から発せられレーザ光をポリゴンミラー17
を回転させることによって走査し、反射ミラーによって
光束を偏向した走査光を感光ドラム1a〜1dの母線上
に集光するfθレンズを介して画像信号に応じた潜像を
形成する。10,11は搬送ローラ、12は除電器、1
6はクリーニングローラ、18a〜18dは走査ミラ
ー、19はセンサである以下、現像部について説明す
る。
【0008】現像器3a〜3dには、各々イエロー
(Y),マゼンタ(M),シアン(C),ブラック
(K)の各色現像剤が図示しない供給装置によって所定
量充填されている。当該現像剤を現像器3a〜3dが前
記走査光による潜像に応じて感光ドラム1a〜1d上に
可視像を形成する。
【0009】以下、転写部の動作について説明する。
【0010】記録材カセット60中にあった記録材6
は、レジストローラ13を経て記録材担持体8により送
られる。ここで、記録材担持体8は、ポリエチレンテレ
フタレート樹脂フィルムシート(PETシート)や、ポ
リフッカビニリデン樹脂フィルムシートや、ポリウレタ
ン樹脂フィルムシート等の誘電体樹脂性のフィルムであ
り、その両端部を互いに重ね合せて接合し、エンドレス
形状にしたものか、継ぎ目を有しない(シームレス)ベ
ルトが使用される。なお、継ぎ目を有するベルトの場合
には、図示しない継ぎ目位置を検知する手段を設け、継
ぎ目上で転写させないように構成する場合もある。
【0011】この記録材担持体8が回転し始めると、レ
ジストローラ13から記録材担持体8上へ搬送される。
この時、画像書出し信号がONとなり、あるタイミング
により第1の感光ドラム1a上に、画像形成を行う。そ
して、第1の感光ドラム1a下で、ブラシ状転写手段4
aが電界または電界付与することにより感光ドラム1a
上の可視像が転写される。この時、記録材6は記録材担
持体8上に静電吸着力で保持され、第2の画像形成部P
b以降に転写,搬送される。以下、同様な方法により第
4の画像形成部Pdによって画像形成が行われた記録材
6は、分離帯電器14,剥離帯電器15によって、除電
され、静電吸着力の減衰によって、記録材担持体8から
離脱し、定着部7へと搬送される。なお、4b〜4dは
ブラシ状転写手段である。
【0012】以下、定着部7について説明する。
【0013】定着部7は、定着ローラ71,加圧ローラ
72とその各々をクリーニングする耐熱性クリーニング
部材73,74各々のローラを加熱するヒータ75,7
6,ジメチルシリコン等の離型剤オイルを定着ローラ7
1に塗布するオイル塗布ローラ77,そのオイルを供給
するためのオイル溜め78,定着温度制御用のサーミス
タ79から構成されている。
【0014】以下、クリーニング部について説明する。
【0015】転写後、感光ドラム1a〜1d上に残留し
た現像剤は、感光体クリーニング部5a〜5dにより除
去され、引き続き行われる次の潜像形成に備えられる。
また、記録材担持体8上に残留した現像剤は、ベルト除
電器12によって除電され静電吸着力を取り除かれた
後、回転したファーブラシによって書き落とされる。他
の手段としては、ブレードまたは、不織布およびその併
用等も採用されている。
【0016】以上のような構成の画像形成装置におい
て、高画質の記録画像を得るためには異なった色の記録
位置が正確に一致していなければならない。そこで、従
来、記録材担持体上に各色の記録位置を合せるための印
を記録し、その位置を機内で読み取るセンサを設け、こ
のセンサの出力情報から記録位置を一致させる手段が提
案されている。
【0017】従来より、前記手段として記録材担持体上
に形成したレジストレーション補正用画像をCCDセン
サ等で読み取り、レジストレーションずれを検出し、画
像信号上に電気的補正および像担持体上に画像信号を記
録する光学信号の光路中に設けられた反射ミラーを駆動
して光路長変化あるいは光路変化によってレジストレー
ション補正を行う等が提案されていた。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例で説明した通り、常にレジストレーション補正用画
像を図26に示すように、正確に読み取れる分けではな
い。つまり、センサの取り付け精度(用紙搬送方向に対
して斜めに取り付けられた場合等)や、記録材担持体の
上下左右の振動、さらにはレジストレーション補正用画
像のトナーが飛び散ったり、像担持体上に画像記録する
際のスキャナ部の振動等によって正確にレジストレーシ
ョン補正用画像が記録されないまたは正常に記録したレ
ジストレーション補正用画像を正確に読み取れない。ま
た、センサがレジストレーション補正用画像を正常に読
み取っているかどうかを判別できない等の様々な要因に
よって正常にレジストレーション補正を行えない等の問
題点があった。さらに、レジストレーション補正を記録
紙上に記録して行うため、紙無駄等が発生してしまう等
の問題点があった。
【0019】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、所定形状のレジストレーション補正用
のパターンを周回する記録材担持体上に記録することに
より、レジストレーション補正用のパターンが記録材担
持体上に正しく記録されたかどうかを容易に判別しなが
ら、短時間にレジストレーション補正を正確に完了でき
るカラー画像形成装置を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1のカラ
ー画像形成装置は、記録材担持体上に保持された記録材
に各色の画像を順次記録してカラー画像を形成する像形
成手段と、この像形成手段により形成される各色画像の
レジストレーションずれ量を検出するための前記記録材
の搬送方向に対して平行となる線素または前記記録材の
搬送方向に対して垂直となる線素の少なくとも一方の線
素を複数用いた互いに交差するパターンを発生させる発
生手段と、この発生手段が発生したパターンに基づいて
像形成手段が記録材担持体上に記録した前記パターンを
読み取る読取り手段と、この読取り手段の出力を解析し
て各色の画像のレジストレーションを補正する補正手段
とを有するものである。
【0021】また、発生手段は、記録材の搬送方向に対
して平行となる線素の両端または前記記録材の搬送方向
に対して垂直となる線素の両端から記録材の搬送方向に
対して平行となる線素と前記記録材の搬送方向に対して
垂直となる線素との交差点までの線素長が、記録材の搬
送方向に対して平行となる線素と前記記録材の搬送方向
に対して垂直となる線素とが交差し、かつ前記交差点と
は異なった一方の交差点とを結ぶ最短の線素長以上とな
るパターンを発生するように構成したものである。
【0022】さらに、発生手段は、記録材の搬送方向に
対して平行となる線素と記録材の搬送方向に対して垂直
となる線素とから構成される矩形のパターンを発生させ
るように構成したものである。
【0023】また、発生手段は、中抜きの矩形のパター
ンを発生させるように構成したものである。
【0024】さらに、発生手段は、円形または楕円のパ
ターンを発生させるように構成したものである。
【0025】本発明に係る第2のカラー画像形成装置
は、周回する記録材担持体上に保持された記録材に各色
の画像を順次記録してカラー画像を形成する像形成手段
と、この像形成手段により形成される各色画像のレジス
トレーションずれ量を検出するための前記記録材の搬送
方向に対して平行となる線素および前記記録材の搬送方
向に対して垂直となる線素とが交差する補正パターンお
よびこの補正パターンを読み取るための補助パターンを
発生させる発生手段と、この発生手段が発生した補助パ
ターンまたは補正パターンに基づいて前記像形成手段が
前記記録材担持体上に記録した補正パターンおよび前記
記録材担持体上に記録した補助パターン上に記録した補
正パターンを読み取る読取り手段と、この読取り手段の
出力を解析して各色の画像のレジストレーションを補正
する補正手段とを有するものである。
【0026】また、像形成手段は、補助パターンを記録
可能な一色の均一パターンで記録材担持体上に記録する
ように構成したものである。
【0027】さらに、像形成手段は、周回する記録材担
持体の第1周回時に補助パターンを記録材担持体の所定
位置に記録し、第2周回時に特定色の補正パターンを前
記補助パターン上に記録するように構成したものであ
る。
【0028】また、記録材担持体への補助パターン記録
時に、像形成手段による画像記録時に記録材担持体に接
触する部材を所定量離間可能に構成したものである。
【0029】さらに、記録材担持体に接触する部材が、
記録材担持体のクリーニング部材で構成したものであ
る。
【0030】本発明に係る第3カラー画像形成装置は、
移動状態を検知するための検知マークが付された状態で
周回する記録材担持体上に保持された記録材に各色の画
像を順次記録してカラー画像を形成する像形成手段と、
この像形成手段により形成される各色画像のレジストレ
ーションずれ量を検出するための前記記録材の搬送方向
に対して平行となる線素および前記記録材の搬送方向に
対して垂直となる線素とが交差するパターンを発生させ
る発生手段と、この発生手段が発生したパターンに基づ
いて像形成手段が記録材担持体または前記検知マーク上
に記録した前記パターンを読み取る読取り手段と、この
読取り手段の出力を解析して各色の画像のレジストレー
ションを補正する補正手段とを有するものである。
【0031】また、読取り手段は、記録材担持体上の検
知マークおよび記録材担持体上のマークの双方を読み取
るように構成したものである。
【0032】
【作用】第1のカラー画像形成装置においては、発生手
段により記録材の搬送方向に対して平行となる線素また
は前記記録材の搬送方向に対して垂直となる線素の少な
くとも一方の線素を複数用いた互いに交差するパターン
が発生されると、発生したパターンに基づいて像形成手
段が記録材担持体上に記録し、このパターンを読取り手
段が読み取ると、読取り手段の出力を解析して補正手段
が各色の画像のレジストレーションを補正することによ
り、記録材担持体上に記録されたパターンの状態がレジ
ストレーション補正用のパターンとして適合するかどう
かを認識することを可能とする。
【0033】また、発生手段は、記録材の搬送方向に対
して平行となる線素の両端または前記記録材の搬送方向
に対して垂直となる線素の両端から記録材の搬送方向に
対して平行となる線素と前記記録材の搬送方向に対して
垂直となる線素との交差点までの線素長が、記録材の搬
送方向に対して平行となる線素と前記記録材の搬送方向
に対して垂直となる線素とが交差し、かつ前記交差点と
は異なった一方の交差点とを結ぶ最短の線素長以上とな
るパターンを発生するすることにより、パターンを読み
取る際に上下または左右のぶれ等により、画像を斜めに
読み取り、位置を不正に読み取る誤認識を確実に防止で
きる。
【0034】さらに、発生手段は、記録材の搬送方向に
対して平行となる線素と記録材の搬送方向に対して垂直
となる線素とから構成される矩形のパターンを発生させ
ることにより、パターンが多少上下,左右に振動したり
して、画像を斜行して読み取った場合においても、パタ
ーンの中心を容易に認識することができる。
【0035】また、発生手段は、中抜きの矩形のパター
ンを発生させることにより、記録材担持体上に記録され
たパターンを認識性よく判別することを可能とする。
【0036】さらに、発生手段は、円形または楕円のパ
ターンを発生させることにより、記録材担持体上に記録
されたパターンが傾斜している状態であってもパターン
を容易に認識することを可能とする。
【0037】第2のカラー画像形成装置においては、発
生手段により記録材の搬送方向に対して平行となる線素
および前記記録材の搬送方向に対して垂直となる線素と
が交差する補正パターンおよびこの補正パターンを読み
取るための補助パターンが発生されると、発生した補助
パターンまたは補正パターンに基づいて像形成手段が記
録材担持体上に補助パターンまたは補正パターンを記録
し、補正パターンを読取り手段が読み取ると、読取り手
段の出力を解析して補正手段が各色の画像のレジストレ
ーションを補正することにより、記録材担持体の色に特
定される光反射特性と補正パターン色の1つの光反射特
性とが類似しても、当該補正パターンを確実に読み取る
ことを可能とする。
【0038】また、像形成手段は、補助パターンを記録
可能な一色の均一パターンで記録材担持体上に記録する
ことにより、記録材担持体の色に特定される光反射特性
と補正パターン色の1つの光反射特性とが類似しても、
確実に補正パターンを読み取るための補助パターンを安
定して記録することを可能とする。
【0039】さらに、像形成手段は、周回する記録材担
持体の第1周回時に補助パターンを記録材担持体の所定
位置に記録し、第2周回時に特定色の補正パターンを前
記補助パターン上に記録することにより、像形成手段の
色配置順序に左右されることなく補助パターン上に補正
パターンを記録することを可能とする。
【0040】また、記録材担持体への補助パターン記録
時に、像形成手段による画像記録時に記録材担持体に接
触する部材を所定量離間することにより、記録材担持体
上の補助パターンの均一性を乱すことなく補正パターン
を記録することを可能とする。
【0041】さらに、記録材担持体に接触するクリーニ
ング部材を所定量離間することにより、記録材担持体上
の補助パターンの消失を防止することを可能とする。
【0042】第3のカラー画像形成装置においては、発
生手段により記録材の搬送方向に対して平行となる線素
および記録材の搬送方向に対して垂直となる線素とが交
差するパターンが発生されると、発生したパターンに基
づいて像形成手段が記録材担持体上または検知マーク上
に1つのパターンを記録し、このパターンを読取り手段
が読取ると、読取り手段の出力を解析して補正手段が各
色の画像のレジストレーションを補正することにより、
記録材担持体と似た光学特性を示す色のレジストレーシ
ョン補正用画像に対する下地色記録を行わなくても、読
取り手段が確実にレジストレーション補正用のパターン
を読み取り可能とする。
【0043】また、読取り手段は、記録材担持体上の検
知マークおよび記録材担持体上のマークの双方を読み取
ることにより、簡単な構成で安価にマーク読み取りを可
能とする。
【0044】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示すカラー画像形
成装置の構成を説明する概略構成図であり、100は転
写ベルトで、パルスモータ115の駆動が駆動ローラ1
42に伝達されることによって図中中央矢印方向に後述
する異なる動作モードに応じて所定速度またはこの所定
速度よりも減速された速度で移動される。102〜10
5は感光ドラムで、順にマゼンタ(M),シアン
(C),イエロー(Y),ブラック(BK)に対応する
レーザビームLM(L1),LC(L2),LY(L
3),LBK(L4)の走査により形成された静電潜像
が図示しない現像器に収容されたトナーにより可視化さ
れ、転写ベルト100に形成された色画像を転写する。
111〜114はドラムモータで、感光ドラム102〜
105を所定速度で回転させる。なお、本発明のパター
ン形成手段は、図示しないROM等に記憶された所定の
レジストレーション補正用のパターンデータを読み出し
て、このパターンデータに基づいて変調されたレーザビ
ームLM,LC,LY,LBKの走査により感光ドラム
102〜105の軸方向に互いに異なる2つの所定位置
に一対のパターン潜像を形成し、この潜像を各マゼンタ
(M),シアン(C),イエロー(Y),ブラック(B
K)の色トナーで現像し、これを転写ベルト100に転
写するという手段に対応し、本実施例では転写ベルト1
00の搬送方向に直交する幅方向の所定位置に対向する
ように1対形成される。
【0045】読取り手段110は、照明ランプ106,
107,集光レンズ108,反射ミラー109,CCD
で構成されるセンサ110a,110b等より構成さ
れ、パルスモータ115の駆動に従って移動する転写ベ
ルト100上に形成されたパターン(例えば所定幅を有
する十字マーク)を照明して得られる反射光をセンサ1
10a,110bに結像させることにより、パターン読
み取りを行う。151はコントローラ部で、通常の画像
形成および所定のレジストレーション補正用のパターン
形成,所定のレジストレーション補正用のパターン読取
りをROM等に記憶された制御プログラムに基づいて総
括的に制御する。
【0046】このように構成されたカラー画像形成装置
において、発生手段(後述するパターンRAM130)
により記録材の搬送方向に対して平行となる線素または
前記記録材の搬送方向に対して垂直となる線素の少なく
とも一方の線素を複数用いた互いに交差するパターン
(図4参照)が発生されると、発生したパターンに基づ
いて像形成手段が記録材担持体(転写ベルト100)上
に記録し、このパターンを読取り手段(センサ110
a,110b)が読み取ると、読取り手段の出力を解析
して補正手段(後述するレジストレーションコントロー
ラ120)が各色の画像のレジストレーションを補正す
ることにより、記録材担持体上に記録されたパターンの
状態がレジストレーション補正用のパターンとして適合
するかどうかを認識することを可能とする。
【0047】また、発生手段は、記録材の搬送方向に対
して平行となる線素の両端または前記記録材の搬送方向
に対して垂直となる線素の両端から記録材の搬送方向に
対して平行となる線素と前記記録材の搬送方向に対して
垂直となる線素との交差点までの線素長が、記録材の搬
送方向に対して平行となる線素と前記記録材の搬送方向
に対して垂直となる線素とが交差し、かつ前記交差点と
は異なった一方の交差点とを結ぶ最短の線素長以上とな
るパターンを発生するすることにより、パターンを読み
取る際に上下または左右のぶれ等により、画像を斜めに
読み取り、位置を不正に読み取る誤認識を確実に防止で
きる。
【0048】さらに、発生手段は、記録材の搬送方向に
対して平行となる線素と記録材の搬送方向に対して垂直
となる線素とから構成される矩形のパターンを発生させ
ることにより、パターンが多少上下,左右に振動したり
して、画像を斜行して読み取った場合においても、パタ
ーンの中心を容易に認識することができる。
【0049】また、発生手段は、中抜きの矩形のパター
ンを発生させることにより、記録材担持体上に記録され
たパターンを認識性よく判別することを可能とする。
【0050】さらに、発生手段は、円形または楕円のパ
ターンを発生させることにより、記録材担持体上に記録
されたパターンが傾斜している状態であってもパターン
を容易に認識することを可能とする。
【0051】また、発生手段(パターンRAM130,
パッチレジスタ131)により記録材の搬送方向に対し
て平行となる線素および前記記録材の搬送方向に対して
垂直となる線素とが交差する補正パターンおよびこの補
正パターンを読み取るための補助パターン(パッチ)が
発生されると、発生した補助パターンまたは補正パター
ンに基づいて像形成手段が記録材担持体上に補助パター
ンまたは補正パターンを記録し、補正パターンを読取り
手段が読み取ると、読取り手段の出力を解析して補正手
段が各色の画像のレジストレーションを補正することに
より、記録材担持体の色に特定される光反射特性と補正
パターン色の1つの光反射特性とが類似しても、当該補
正パターンを確実に読み取ることを可能とする。
【0052】さらに、像形成手段は、補助パターンを記
録可能な一色の均一パターンで記録材担持体上に記録す
ることにより、記録材担持体の色に特定される光反射特
性と補正パターン色の1つの光反射特性とが類似して
も、確実に補正パターンを読み取るための補助パターン
を安定して記録することを可能とする。
【0053】また、像形成手段は、周回する記録材担持
体の第1周回時に補助パターンを記録材担持体の所定位
置に記録し、第2周回時に特定色の補正パターンを前記
補助パターン上に記録することにより、像形成手段の色
配置順序に左右されることなく補助パターン上に補正パ
ターンを記録することを可能とする。
【0054】さらに、記録材担持体への補助パターン記
録時に、像形成手段による画像記録時に記録材担持体に
接触する部材を所定量離間することにより、記録材担持
体上の補助パターンの均一性を乱すことなく補正パター
ンを記録することを可能とする。
【0055】また、記録材担持体に接触するクリーニン
グ部材を所定量離間することにより、記録材担持体上の
補助パターンの消失を防止することを可能とする。
【0056】さらに、発生手段により記録材の搬送方向
に対して平行となる線素および記録材の搬送方向に対し
て垂直となる線素とが交差するパターンが発生される
と、発生したパターンに基づいて像形成手段が記録材担
持体上または検知マーク上に1つのパターンを記録し、
このパターンを読取り手段が読み取ると、読取り手段の
出力を解析して補正手段が各色の画像のレジストレーシ
ョンを補正することにより、記録材担持体と似た光学特
性を示す色のレジストレーション補正用画像に対する下
地色記録を行わなくても、読取り手段が確実にレジスト
レーション補正用のパターンを読み取り可能とする。
【0057】また、読取り手段は、記録材担持体上の検
知マーク(後述するマーク206)および記録材担持体
上のマークの双方を読み取ることにより、簡単な構成で
安価にマーク読み取りを可能とする。
【0058】なお、本実施例における補正手段は、走査
光学系(各ドラム毎に設けられる)のミラーは位置を後
述するパルスモータ123〜126を駆動してレジスト
レーションずれを補正するとともに、光ビームの走査タ
イミングを電気的に補正することにより、各ドラムのレ
ジストを一致させている。
【0059】先ず、画像形成動作について説明する。
【0060】マゼンタ(M),シアン(C),イエロー
(Y),ブラック(BK)に対応する感光ドラム102
〜105はそれぞれドラムモータ111〜114により
回転駆動され、図示しない帯電ユニットにより一様に帯
電される。マゼンタ(M),シアン(C),イエロー
(Y),ブラック(BK)に対応する感光ドラム102
〜105はビデオ信号により光変調されたレーザビーム
L1〜L4により露光され、それぞれの静電潜像が感光
ドラム102〜105上に形成され、図示しない現像ユ
ニットにより現像され顕像が形成される。
【0061】次に、感光ドラム102〜105上に形成
された顕像は、図示しない給紙ユニットから給紙され、
転写ベルト100上に静電吸着された転写紙上に所定の
タイミングでもって転写され、パルスモータ115の駆
動により図中の矢印方向に搬送され、定着ユニットを介
して定着,排紙される。
【0062】次に、レジストレーション補正用パターン
画像の読取りについて説明する。
【0063】レジストレーション補正用パターン画像形
成回路により各感光ドラム102〜105に顕像化され
たパターン画像は、図2に示すタイミングチャートのタ
イミングで各々転写ベルト100上に転写され、図中矢
印方向に搬送される。搬送されてきたパターン画像は、
照明ランプ106,107,集光レンズ108,反射ミ
ラー109からなる光学系により順次CCDセンサ11
0(センサ110a,110bより構成される)によっ
て読み取られる。
【0064】図3は、図1に示したコントローラ部15
1の詳細構成を説明するブロック図である。以下、構成
ならびに動作について説明する。
【0065】図1に示した転写ベルト100の搬送方向
に対して手前側と奥側に図4に示すように形成された各
色のパターン画像は、CCDセンサ110a,110b
で読み取られる。レジストレーションコントローラ12
0からの原発振クロックβ507,β508がCCDド
ライバ118,119に送出され、CCDセンサ110
a,110bの駆動に必要なクロック(転送パルス,リ
セットパルス,シフトパルス等)β501,β502が
生成され、CCDで構成されるセンサ110a,110
bに供給される。センサ110a,110bにより読み
取られたパターン画像信号β503,β504は、CC
Dドライバ118,119により増幅,直流再生,A/
D変換等の処理が施され、ディジタル信号β505,β
506としてレジストレーションコントローラ120に
送出される。レジストレーションコントローラ120で
受け取った各色パターン画像信号は、レジストレーショ
ン補正用パターン認識処理を行った後、複数の認識処理
データがメモリに格納され、CPU制御である色のパタ
ーン画像を基準としてレジストレーションのずれ量を演
算し、各色主走査および副走査の電気的画像書出しタイ
ミング設定データβ509をシステムコントローラ12
1に送出し、また記録レーザビームの光路長変化および
光路変化を補正するための光路中に設けられた反射ミラ
ーを駆動制御するパルスモータ123,124,12
5,126のパルスデータβ511に従う駆動信号β5
12〜β515をミラーモータドライバ122に供給す
る。ミラーモータドライバ122において、パルスデー
タβ511に従って各色反射ミラー駆動用のパルスモー
タ123〜126に電流信号を供給し、パルスモータ1
23〜126が駆動されて反射ミラーの位置決めが制御
される。これらレジストレーション補正は、システムコ
ントローラ121からの起動信号β510によりレジス
トレーションコントローラ120に供給されて実行され
る。なお、β530はCPUバス、β532はベルト位
置信号である。
【0066】図5は、図1に示したカラー画像形成装置
においてパターン形成部の構成を説明する回路ブロック
図である。以下、構成および動作について説明する。
【0067】レーザビームの記録区域外の走査によって
得られ、主走査方向の同期信号となるビームディテクト
信号β528が主走査方向のイネーブル信号生成回路
(Hイネーブル信号生成回路)127に加えられ、レジ
ストレーション補正用画像パターン信号のH方向イネー
ブル信号β516が形成される。
【0068】また、レジストレーション補正用画像パタ
ーン形成の起動信号(ITOP)β529が副走査方向
のイネーブル信号生成回路(Vイネーブル信号生成回
路)128に加えられ、各色画像パターン信号のV方向
イネーブル信号β517が形成される。H方向イネーブ
ル信号β516,V方向イネーブル信号β517はアド
レスカウンタ129に供給され、次のレジストレーショ
ン補正用画像のパターンRAM130のアドレス信号β
531を生成する。このアドレス信号β531に従って
パターンRAM130から画像パターン信号β518が
出力される。(本実施例では図4に示すパターン)。ま
た、パッチレジスタ131には、システムコントローラ
121からのCPUバスβ530を介してレジストレー
ション補正用画像パターンの下に形成されるパッチデー
タが格納されている。このパッチデータ信号β519と
画像パターン信号β518はセレクタ132に入力さ
れ、マゼンタ(M),シアン(C)について常に画像パ
ターン信号β518が出力されるように選択信号β52
6が入力されている。イエロー(Y),ブラック(B
K)についてはCPUバスβ530を介してレジスタ1
35に図7に示すタイミングチャートに従って所定のタ
イミングで画像パターンデータとパッチデータとが切り
換わった信号β520は、次にセレクタ133に入力さ
れる。セレクタ133にはビデオ信号β521と信号β
520が入力されており、選択信号β527によりいず
れかが選択される。これは、ブラックトナーとして、カ
ーボンブラックタイプのトナーを使用した際に、反射光
学系ではカーボンブラックは光を吸収するために、パタ
ーン画像の読み取りが不可となる。そこで、光を反射す
る他色(マゼンタ,シアン,イエロー)トナーのうち、
何れか(本実施例ではイエロートナー)でべたパターン
(パッチ)をイエロー用のレジストレーション補正用画
像パターン形成時に所定時間先に転写ベルト100上に
形成し、上記イエロートナーで形成されるパッチ上にブ
ラック用のレジストレーション補正用画像パターンを形
成する。
【0069】このため、画像パターンおよびパッチを形
成するモードにおいては、選択信号β527により画像
パターンおよびパッチが選択され、選択された画像情報
β522がγRAM134に出力され、γ変換された画
像情報β523がゲート回路137を介してビデオ信号
β525としてレーザドライバ138に出力される。レ
ーザドライバ138には、ナンドゲート136を介して
画像信号β524が入力される。半導体レ−ザ139
は、レ−ザドライバ138に入力される画像信号β52
4またはビデオ信号β525に基づいてON/OFF変
調され、図示しない光学走査系を介して感光ドラム10
2〜105に潜像が形成される。
【0070】なお、本実施例では、各色毎にそれぞれパ
ターン発生回路を設ける構成としているが、パターンR
AM130等については各色用に兼用する構成とするこ
とも可能である。
【0071】以下、図6,図7を参照しながら各色パタ
ーン位置およびパターン形状算出処理について説明す
る。
【0072】図6は、図3示したレジストレーションコ
ントローラ120の要部構成を説明する詳細ブロック図
である。
【0073】図において、DF1〜DF4はD型のフリ
ップフロップ、601,602は加算器で、入力A,B
の加算を行う。603はRAMで、各色のパターンの副
走査方向の濃度ヒストグラムを図7に示すタイミングチ
ャートに従うタイミングで記憶する。604はRAM
で、各色のパターンの主走査方向の濃度ヒストグラムを
図7に示すタイミングチャートに従うタイミングで記憶
する。607はバスコントローラで、各種のタイミング
信号,バンク選択信号BANKSELを出力する。60
5,606はアドレスカウンタである。
【0074】本実施例では各色パターン位置およびパタ
ーン形状算出するため読み取られるパターンデータ主走
査,副走査に対して各ライン毎の各画素毎に濃度ヒスト
グラムを作成し、作成されたヒストグラムデータに基づ
いて形状認識を行っている。
【0075】先ず、主走査方向の濃度ヒストグラムの作
成は、例えばCCDセンサ110aから出力される1主
走査ラインのパターンデータをリセット信号RES1に
より初期クリアした後、加算器602により1ライン分
データ加算して求め、図7に示すタイミングで出力され
る主走査イネーブル信号LENに基づいてアドレスカウ
ンタ606が決定するアドレスに従いながら書込み信号
RAMWR2に同期してRAM604に書き込まれる。
なお、副走査方向イネーブル信号が送出されている間
は、メモリはイネーブルとなる。
【0076】一方、主走査方向の濃度ヒストグラムの作
成は、リセット信号RES2により主走査1ライン分の
パターンデータをクリアした後、RAM603に格納
し、その後各画素毎に書込み信号WR1およびデータ方
向切り換え信号RAMDIRによりリードモディファイ
ライト動作を繰り返し、加算器601に加算された各画
素毎に各副走査ラインのヒストグラムデータをRAM6
03に格納する。この結果、図8に示すようなパターン
画像に対する主走査/副走査のヒストグラムデータを各
色毎にRAM603,604に格納されることとなる。
なお、バンク選択信号BANKSELにより各色のバン
クと、各セットのバンクをRAMの上位に送ることによ
り、メモリ空間の使い分けを行っている。
【0077】このような構成において、先ず、各感光ド
ラム102〜105の1回転中に形成可能なnセット分
のレジストレーション補正用画像を図5に示すパターン
形成部により発生させ、各感光ドラム102〜105に
パターン潜像を形成し、この潜像を現像して転写ベルト
100に転写される。次に、そのパターンの読み取り位
置に順次搬送される各色第1セット目のパターンをCC
Dセンサ110a,110bで読み取り、レジストレー
ションコントローラ120が各色の位置および形状を算
出し、データをRAM603,604に格納する。この
ような処理をnセット分繰り返して行う。
【0078】ここで、例えば図9に示すパターンを読み
取った場合、副走査方向a,b,o,p=0,c,d,
e,f,j,k,l,m,n,=2,h,i=12のよ
うに加算された画素数が算出され、主走査方向のヒスト
グラムが作成される。副走査方向についても同様であ
る。
【0079】ところが、レジストレーション補正用のパ
ターンが静電潜像より、実際に転写ベルト100上に転
写され、読み取れる時の画像パターンの方がトナー飛
散,振動等による画像のよれ等の原因によって画像がぼ
けて(太って)しまった場合がよく発生する。この場
合、上記各画素のうち、画素g,kのヒストグラムの値
または双方の値が高くなり、誤認識が多くなる。
【0080】そこで、本実施例では、図9に示すような
2ライン(複数ライン)で形成した画像パターンPAT
1を図6に示すパターン形成部によって形成し、転写ベ
ルト100に転写させ、これをCCDセンサ100a,
100bに読み取らせて当該位置を認識させる。これに
より、図8に示したヒストグラムに2つのピークが発生
し、これらの2つのピークの中間を算出することによっ
てパターン画像の位置を認識することによって上記画像
ぼやけに対する誤認識に有効に対処することができる。
すなわち、ヒストグラムピークの算出を2つ行い、この
時のライン数の幅τと中間値ξを求め、幅τの値から形
状を正確に読み取っているかどうかを判別し、その幅τ
が正常値から外れている場合は、上記パターンセット動
作を繰り返し行い、正常の場合は、読み取ったパターン
画像のデータに基づいて上記レジストレーション補正動
作を行う。
【0081】しかしながら、図9に示すパターンPAT
1を転写ベルト100に転写した場合であっても、画像
の誤認識を完全には除去できない場合もある。
【0082】すなわち、CCDセンサ110a,110
bの取り付け精度(斜めに取り付けられた場合)や、転
写ベルト100の上下左右の振動(特に、レジストレー
ション補正用画像を読み取る際の転写ベルト100がC
CDセンサ110a,110bの直下位置で上下し、実
際には正常画像を転写したにもかかわらず、傾いたもの
と読み取る場合),レジストレーション補正用画像のト
ナー飛散,感光ドラム上に画像を記録する際のスキャナ
部の振動等によって正確にレジストレーション補正画像
が記録されない等の様々な要因によって読取りエラーを
生じることがある。例えばレジストレーション補正用画
像とCCDセンサ110a,110bの読み取り画素と
が傾き、レジストレーション補正用画像の中心位置と、
中間値ξとが一致しない、または正確に読み取っていな
いにもかかわらず、いかにも正確に読み取っているかの
ように制御してしまう場合である。この場合、レジスト
レーション補正実行にともない結果として、正常なレジ
ストレーション状態を却って各画像ステーションのレジ
ストレーションを乱す補正を実行してしまう。
【0083】以下、図10を参照しながら転写ベルト1
00にレジストレーション補正の画像が傾いて転写され
た場合の各画素のヒストグラムの値の変化について説明
する。
【0084】図10の(a)に示すようにパターンPA
T1が転写ベルト100に傾いて転写された場合または
CCDセンサ110a,110bの直下位置で上下振動
した場合には、図10の(b)に示したようにパターン
PAT1が転写されているものとCCDセンサ110
a,110bが読み取るため、副走査方向の各画素のヒ
ストグラの値は、e=6,f=8,g=4,l=6,m
=6,n=4となり、2つのピークは、画素fと画素
e,l,mとなり異常読み取り結果となり、判別不能と
なる。
【0085】一方、図11に示す様に傾き度がひどい状
態で、ほぼ正方形のパターンPAT2が転写ベルト10
0に転写された場合またはCCDセンサ110a,11
0bの直下位置で上下振動した場合には(図12の
(a)参照)、図12の(b)に示すようにパターンP
AT2が転写されているものとCCDセンサ110a,
110bが読み取るため、副走査方向の各画素のヒスト
グラの値は、e=3,f=7,g=2,k=3,l=
4,m=5となり、ライン数の幅τ=7となりあたかも
正常に読み取っているものと判別してしまう。なお、主
走査方向についても同様である。
【0086】そこで、図9に示したパターンPAT1と
比較して、互いに交わる隣接した直線による交点から先
の線分から構成される図13に示すパターンPAT3を
図6に示すパターン形成部より発生させ、転写ベルト1
00に転写すると、上述の要因等でパターンPAT3が
傾いた状態であるとCCDセンサ110a,110bが
読み取った場合でも、後述するように各画素のヒストグ
ラムのピークを鈍らせ、あるいは複数のピークが発生す
る事態を回避し、パターンPAT3の誤認識を防止可能
となる。
【0087】すなわち、図13に示すパターンPAT3
が図14の(a)に示すように転写ベルト100に転写
されているものとCCDセンサ110a,110bが読
み取った場合(正常に転写されていても上記転写ベルト
100の振動等により傾いているものと見なされる場合
がある)、副走査方向の各画素のヒストグラムの値は、
e=8,f=8,g=9,j=9,k=8,l=8とピ
ークが鈍っていることが判明し、この時ライン数の幅τ
=3となり、このライン数の幅τの値からもパターンの
転写状態が異常であることが判明する。また、ピークの
鈍りによって判別する構成であっても良い。すなわち、
上記実施例ではピーク値の算出に際し、加算画素数が多
かったものをピークとしていたが、ピーク算出臨界値
(スレッショルドレベル)χから転写パターンの可否を
判別することができる。例えばピーク算出臨界値χ=
7,ピーク幅の限界値λ=3として各ピークの幅λ1,
λ2が各々λ以上になった場合に転写パターン異常と判
定する構成とすれば良く、例えば図14の(a)に示す
パターンPAT3が転写ベルト100に傾いた状態で転
写されていた場合、図14の(b)に示すように、各ピ
ークの幅λ1,λ2が各々λ=3を越えているので異常
と判別することができる。
【0088】一方、上記実施例では、転写ベルト100
上でのレジストレーション補正用のパターンの転写状態
に起因(上述した画像ぼけ等)するパターン誤認識を防
止するために、図14等に示すように上記パターンを転
写ベルト100の搬送方向に対して平行,垂直両方向の
複数の直線が交差するパターンとし、そのパターン形状
面からパターンの誤認識を防止する場合について説明し
たが、転写ベルト100上のパターン画像の位置を認識
してパターンの誤認識を防止する構成であっても良く、
上記実施例のようにパターンがある程度傾いた状態で転
写されても、その位置を認識することができる、例えば
図11に示したようにパターン画像の形状を正方形,円
形,円形に近い形状とすれば、パターンの転写位置状態
からパターンの誤認識を防止することもできる。
【0089】具体的には、図11に示すパターンPAT
2を転写ベルト100に転写して、CCDセンサ110
a,110bが当該パターンPAT2を読み取るとする
と、図8に示したヒストグラムに2つのピークが出現
し、これら2つのピークの中間を算出し、パターン画像
の位置を認識することによって画像ぼけに対する誤認識
を防止することができる。構成としては、上記実施例と
変りないが、ヒストグラムピークの算出を2つ行い、こ
のライン数の幅τと中間値ξを求めて、ライン数の幅τ
から形状を正確に読みっているかどうかを判定する。そ
して、ライン数の幅τが正常地から外れている場合は、
上記セット動作を繰り返し行い、正常値の場合は、レジ
ストレーション補正制御を実行する。
【0090】これにより、レジストレーション補正用パ
ターンを用いたレジストレーション補正の精度が向上す
るが、例えば転写ベルト100の上下左右の振動(特
に、レジストレーション補正用画像を読み取る際の転写
ベルト100がCCDセンサ110a,110bの直下
位置で上下し、実際には正常画像を転写したにもかかわ
らず、傾いたものと読み取る場合),レジストレーショ
ン補正用画像のトナー飛散,感光ドラム上に画像を記録
する際のスキャナ部の振動等によって正確にレジストレ
ーション補正画像が記録されない等の様々な要因によっ
て読み取りエラーを生じることがある。例えばレジスト
レーション補正用画像とCCDセンサ110a,110
bの読み取り画素とが傾き、レジストレーション補正パ
ターンのピークが通常以上に分かれてしまう場合があ
る。極端な場合はレジストレーション補正開始が困難と
なり、無駄な時間を費やすとともに、種々の部品の寿命
を縮めてしまう恐れがある。
【0091】この場合に、例えば図9に示すパターンが
図10の(a)に示すように傾いた場合は、図10の
(b)に示すように、副走査方向の各画素のヒストグラ
の値は、e=5,f=8,g=4,l=6,m=6,n
=4となり、2つのピークはfとe,l,mとなり、正
常に読み取れない。
【0092】これに対して、図11に示したパターンP
AT2が図12の(a)に示すように、レジストレーシ
ョン補正用画像とCCDセンサ110a,110bの読
み取り画素とが傾いたものとして読み取られた場合、副
走査方向の各画素のヒストグラの値は、e=3,f=
7,g=2,k=3,l=4,m=5となり、ライン数
の幅τの値も7となり、正常に読み取っている場合と変
わらない。なお、主走査方向についても同様である。こ
のように、正方形のパターンPAT2をnセット(本実
施例では5セット)分転写ベルト100に転写してレジ
ストレーション補正を行う際に、従来のパターンの場合
はパターンの転写を6,7セット分行う必要があった
が、上記パターンPAT2により、5セット分で十分な
レジストレーション補正が可能となり、レジストレーシ
ョン補正処理時間を短縮できる。
【0093】また、16×16画素に分割した場合につ
いて説明したが、この画素構成に限られるものではな
く、例えばもっと多くの画素に分割したり、各画素のレ
ベルを0,1の2進数で表現するばかりでなく、16レ
ベルに分割し、さらにピークの算出方法も他の方法によ
り算出しても良い。
【0094】なお、上記実施例ではピーク値の算出に対
して、最も加算画素数の多かったものをピークとしてい
るが、ピーク算出臨界値(スレッショルドレベル)χを
設けることによりピークを算出する方法であっても良
く、その場合に図11に示したパターンPAT2の転写
状態とCCDセンサ110a,110bとの読み取り関
係が傾いた状態であるとパターンPAT2の読み取りが
難しくなる。そこで、ピーク算出臨界値(スレッショル
ドレベル)χを設けることによりピークを算出する方法
を採用する場合には、図15に示すような円形のパター
ンPAT4を転写ベルト100に転写すると、副走査方
向の各画素のヒストグラムの値は、d=8,e=10,
f=5,m=7,n=10,o=6となり、ピークが鈍
っていることが分かる。しかしながら、ピーク算出臨界
値(スレッショルドレベル)χ=9となると、各ピーク
は画素e,nとなり、図15に示したパターンPAT4
より副走査方向に対して転写位置が1画素ずれているこ
とを正確に認識できる。このように、レジストレーショ
ン補正用のパターンは、そのピーク算出方法,画素構成
等により適宜最適なパターン、例えば正方形,円形,長
方形,楕円等の各形状のパターンを採用することができ
る。特に、上記読み取り結果から、円形のパターンPA
T4(図15参照)がノイズに対して最も有効な形状の
パターンであるといえる。
【0095】さて、上記実施例ではレジストレーション
補正処理に際し、転写ベルト100に転写するレジスト
レーション補正用のパターンの形状等について説明した
が、前述したようにレジストレーション補正用画像を記
録する転写ベルト100が光に対し吸収特性を示す材質
の場合、同じ光吸収特性を示すカーボンを用いたブラッ
クのレジストレーション補正が難しいことがある。すな
わち、ブラックにカーボントナーを使用する場合であ
る。しかしながら、敢えてブラックにカーボントナーを
使用することにより、コスト低減化と文字,線画の再現
正の向上というメリットもある。なお、転写ベルト10
0が、光吸収特性を示す理由として、記録剤の吸着性維
持と、高画質特性の維持のための体積抵抗,表面抵抗等
のインダクタンスを最適にするため導電化剤としてカー
ボンを分散,混合する場合がある。また、記録剤搬送不
良の検知を容易にするため、紙と反対の光反射特性を示
す構成とする場合もある。このため、レジストレーショ
ン補正用のパターンを記録媒体(白地用紙)に転写して
レジストレーション補正を実行することも可能である
が、レジストレーション補正実行毎に用紙が無駄に消費
されてしまう。
【0096】そこで、図16に示すように転写ベルト1
00の1周目にあらかじめレジストレーション補正用パ
ターンの読取り範囲より少し広めのイエローの均一(ベ
タ)パターンを転写ベルト100の黒色パターン転写領
域に下地色として転写する。そして、転写ベルト100
のクリーニング手段を解除した状態で転写ベルト100
を回転し、2周目のブラック読取り位置上にブラックの
レジストレーション補正用パターンを形成することによ
って、容易に黒い転写ベルト100上に記録したレジス
トレーション補正用のパターンの読み取りを可能として
いる。
【0097】図16,図17は、図1に示した転写ベル
ト100へのレジストレーション補正用パターン転写プ
ロセスを示す図であり、図1と同一のものには同じ符号
を付してある。
【0098】これらの図において、200は前記転写ベ
ルト100の継ぎ目、201はブラック用のレジストレ
ーション補正パターン、202はイエロー用のレジスト
レーション補正パターン、203はシアン用のレジスト
レーション補正パターン、204はマゼンタ用のレジス
トレーション補正パターン、205は前記ブラック用の
レジストレーション補正パターン201の下地色となる
イエローの均一パターン(パッチ)である。
【0099】先ず、1周目のイエローの均一パターン2
05を図17に示すように、転写ベルト100の継ぎ目
200近傍に転写し、2周目にブラック用のレジストレ
ーション補正パターン201を上記均一パターン205
内に形成するとともに、イエロー用のレジストレーショ
ン補正パターン202,シアン用のレジストレーション
補正パターン203,マゼンタ用のレジストレーション
補正パターン204を転写する。なお、本実施例ではイ
エローの均一パターン205を継ぎ目200近傍に形成
する場合について説明したが、その位置は特に限定され
るものではない。
【0100】なお、イエローの均一パターン205形成
時には、図25に示す転写ベルト100のクリーニング
機構のファーブラシ16は、図示しない駆動手段により
図18に示すように転写ベルト100から離間する位置
に配置される。また、離間配置する部材は、上記クリー
ニング機構に限らず、1周目に記録したレジストレーシ
ョン補正用補助画像(パッチ)が転写ベルト100によ
り機内を循環される間に乱す恐れのある部材はすべて離
間することが望ましく、図19に示すように、例えば記
録材6を吸着する導電性ブラシ42があり、この導電性
ブラシ42は記録材6を押えるために通常点線で示され
るように、本図では記録材担持体8に接しているが、レ
ジストレーション補正制御実行時には解除している。ま
た、クリーニングバックアップ部材9のように、記録材
担持体100の内面に接している部材も離間した方が、
トナーの飛び散りが少なくて済む。これは、記録材担持
体100との摩擦力によって接触部材が帯電し、その帯
電部材が擦れることにより画像乱れの原因となる。
【0101】上述したようにカーボンを用いたブラック
トナーは、単色で線画の再現性が良い代わりに写真等の
再現時には光沢がなく鮮やかな再現が得られない。そこ
で、文字や,線画を写真部分と領域分離し、線画部分は
ブラックのみで再現することによりカーボンの利点を生
かし、写真部分の黒は、カーボンブラック上に他の3色
を重ねることで光沢のある黒を再現することによって両
者の長所を生かした高画質が得られる。しかしながら、
この方法を達成するためには、ブラックが第1色目(第
1の画像形成部Pa)でなければならない。そこで、上
述したレジストレーション補正時における、イエロー等
の均一パターンを下地色として形成できなくなる。そこ
で、第1周目に下地転写することにより、ブラックの画
像形成部を第4の画像形成部Pdとすることもできると
いう利点がある。さらに、レジストレーション補正時
に、レジストレーション補正パターンの形成を数セット
繰り返す場合に、各セット毎に2周させる必要はなく、
例えば1セット目の2周目にレジストレーション補正用
のパターンを記録した際に、記録材担持体100上の1
セット目とは異なる位置に2セット目のレジストレーシ
ョン補正用のパッチを形成させるようにパッチ形成を制
御するように構成すれば、Nセットの制御を実行して
も、記録材担持体100をN+1回転させるだけでよ
く、レジストレーション補正のためのパッチ形成による
補正時間の影響を最小限に抑えることができる。
【0102】なお、上述した実施例においては、パッチ
を図17に示すように、転写ベルト100の継ぎ目20
0近傍に転写し、レジストレーション検知用のCCDセ
ンサ110a,110bでイエロー用のレジストレーシ
ョン補正パターン202,シアン用のレジストレーショ
ン補正パターン203,マゼンタ用のレジストレーショ
ン補正パターン204,ブラック用のレジストレーショ
ン補正パターン201を読み取る場合について説明した
が、パッチ上にブラックトナーを転写した場合に、イエ
ローのパッチの転写状態が不均一となる場合には、ノイ
ズの影響を受けてしまう場合がある。そこで、図20に
示すように記録材担持体100の継ぎ目を検知するため
に、記録材担持体100上にあらかじめ形成された継ぎ
目検知パターン206上にブラック用のレジストレーシ
ョン補正パターン201を形成し、さらに継ぎ目検知と
レジストレーション補正パターンの検知を1つのセンサ
で兼用する構成とすることが可能となる。
【0103】図20は、図1に示した転写ベルト100
へのレジストレーション補正用パターン転写プロセスを
示す図であり、図1と同一のものには同じ符号を付して
ある。
【0104】これらの図において、200は前記転写ベ
ルト100の継ぎ目、201はブラック用のレジストレ
ーション補正パターン、202はイエロー用のレジスト
レーション補正パターン、203はシアン用のレジスト
レーション補正パターン、204はマゼンタ用のレジス
トレーション補正パターン、206は前記ブラック用の
レジストレーション補正パターン201の下地部に対応
する継ぎ目検知パターンで、本実施例ではクリーニング
性の良いフッ素あるいはシリコン系の樹脂で作られた白
色のシールを用いた。しかしながら、当該シールに限ら
ず、上記レジストレーション検知用のCCDセンサ11
0a,110bに対し、反応性が異なるものであれば、
上記構成に限られるものではない。さらに、カーボンを
用いたブラックトナーは、単色で線画の再現性が良い代
わりに写真等の再現時には光沢がなく鮮やかな再現が得
られない。これにより、ブラック用のレジストレーショ
ン補正パターンを下地色がなくても、ノイズの影響を受
けることなく読み取ることができる。
【0105】なお、上記実施例では電子写真プロセスを
実行してカラー画像を形成する4ドラム方式のカラー画
像形成装置に本発明を適用する場合について説明した
が、図21に示すようにインクジェット方式(バブルジ
ェット方式を含む)のカラー画像形成装置にも適用する
ことができる。
【0106】図21は本発明を適用可能なカラー画像形
成装置の一例を示す断面図であり、図1と同一のものに
は同じ符号を付してある。
【0107】この図において、500は記録ヘッドで、
イエロー,マゼンタ,シアン,ブラックに対応する記録
ヘッド501a〜501dが並置されている。502は
クリーナ部で、転写ベルト1に記録ヘッド501a〜5
01dから発射されて付着したレジストレーション補正
のパターンを回収する。503はレジストローラ、50
4は導電性ブレードで、レジストローラ503により給
送される記録材を転写ベルト1に静電吸着させる。50
5はプラテンである。
【0108】図22は、図21に示した記録ヘッド50
0の構成を説明する要部斜視図である。
【0109】図において、511はインク供給管で、液
室521にインク供給する。512はガラス天板、51
3はノズル、514は感光性樹脂、515は発熱抵抗
体、516は電極、517は断熱層、518はシリコン
基板、519はアルミニウム基板、520は保護層であ
る。
【0110】これらの図に示されるように、記録ヘッド
500は電気−熱変換素子であるところの発熱抵抗体5
15をインク吐出用のノズル513にそれぞれ設け、各
色の画像信号に応じて発熱し、オリフィス−発熱抵抗体
515間のインクを吐出する構成である。
【0111】このように構成されたカラー画像形成装置
において、記録材6が図示しない給紙ローラによってレ
ジストローラ503まで給送された時、画像記録タイミ
ングをカウントし始める。その後、高圧帯電された導電
性ブレード504により記録材担持体としての転写ベル
ト100上に静電吸着される。その後、記録時の平滑性
を保つためのバックアップ部材であるプラテン505上
で各色の記録ヘッド501a〜501dにて各色画像信
号に応じて記録材6上に画像形成を行う。その後、記録
材6は、曲率分離によって転写ベルト100から分離後
排紙される。
【0112】このようなカラー画像形成装置において
も、上述したレジストレーション補正を行うことによ
り、色ずれのない鮮明なカラー画像形成を維持すること
ができる。
【0113】そこで、転写ベルト1上に形成された各色
のレジストレーション補正用パターンをCCDセンサ1
10a,110bで読み取り、レジストレーションの正
常位置からのずれ補正分、ノズル513へ印加する画像
信号のタイミングを調整することにより、画素単位のレ
ジストレーション補正が可能となる。なお、下地パター
ン、いわゆるイエローのパッチ形成後、転写ベルト10
0が黒用の記録ヘッド位置に到達するまでに、イエロー
インクのパッチは安定した乾燥状態となるため、黒イン
クを付着させても、色のにじみ,混色等を有効に防止で
きる。
【0114】なお、上記実施例では無端移動する転写ベ
ルト100により記録材6を搬送する際に、順次色画像
を転写してカラー画像を形成する画像形成装置の各レジ
ストレーションずれを検出して、レジストレーション補
正を各色毎に実行することにより、各色のレジストレー
ションを精度よく一致させて、高画質のカラー画像を安
定して形成させる場合について説明したが、図23,図
24に示すように、継ぎ目のある転写ドラム枠601に
記録材を吸着保持する転写材602がドラム面に沿って
張られた転写ドラム603を利用してカラー画像を順次
重ね転写するカラー画像形成装置にも本発明を適用でき
る。
【0115】図23は本発明を適用可能な転写ドラムの
構成を説明する斜視図で、図24は、図23に示したカ
ラー画像形成装置の画像転写部の構成を説明する要部断
面図である。
【0116】これらの図において、604は感光ドラム
で、現像された色画像が転写帯電器605により転写ド
ラム603に転写された記録材に転写される。606は
分離帯電器で、転写ドラム603から記録材を分離し、
分離爪607が転写ドラム603から記録材を剥離し、
図示しない定着ユニットへ記録材を給送する。
【0117】このように構成された継ぎ目のある転写ド
ラム603を使用して、上記継ぎ目位置を図示しないセ
ンサにで検出しながら、記録材を所定ドラム位置に吸着
させ、各色画像を転写する場合にも、ドラム回転等によ
りレジストレーションずれが発生し、それを補正する必
要がある。そこで、上記実施例のように転写ドラム60
3に、各色のレジストレーション補正用パターンを形成
し、例えば継ぎ目位置を検出するセンサにより、継ぎ目
位置および上記各レジストレーション補正用パターンを
読み取らせ、各色画像の書込みタイミングを調整するこ
とにより、各色毎のレジストレーションを精度良く、か
つ安価に補正することができる。
【0118】なお、上記実施例では転写ベルト,転写ド
ラム等の記録材担持体の色が黒色の場合について説明し
たが、本実施例では他の有色(イエロー,マゼンタ,シ
アン)の記録材担持体であっても本発明を適用すること
ができる。
【0119】
【発明の効果】以上説明したように、第1のカラー画像
形成装置においては発生手段により記録材の搬送方向に
対して平行となる線素または前記記録材の搬送方向に対
して垂直となる線素の少なくとも一方を複数用いた互い
に交差するパターンが発生されると、発生したパターン
に基づいて像形成手段が記録材担持体上に記録し、この
パターンを読取り手段が読み取ると、読取り手段の出力
を解析して補正手段が各色の画像のレジストレーション
を補正するように構成したので、前記パターンを読み取
る際に上下または左右のぶれ等により、画像を斜めに読
み取り、位置を不正に読み取る誤認識を確実に防止する
ことができる。記録材担持体上に記録されたパターンの
状態がレジストレーション補正用のパターンとして適合
するかどうかを認識することができる。
【0120】また、発生手段は、記録材の搬送方向に対
して平行となる線素の両端または前記記録材の搬送方向
に対して垂直となる線素の両端から記録材の搬送方向に
対して平行となる線素と記録材の搬送方向に対して垂直
となる線素との交差点までの線素長が、記録材の搬送方
向に対して平行となる線素と記録材の搬送方向に対して
垂直となる線素との各交差点とが交差し、かつ前記交差
点とは異なった一方の交差点とを結ぶ最短の線素長以上
となるパターンを発生するように構成したので、記録材
担持体上に記録されたパターンの位置を認識して、レジ
ストレーション補正用のパターンとして適合するかどう
かを認識することができる。
【0121】さらに、発生手段は、記録材の搬送方向に
対して平行となる線素と記録材の搬送方向に対して垂直
となる線素とから構成される矩形のパターンを発生させ
るように構成したので、前記パターンが多少上下,左右
に振動したりして、画像を斜行して読み取った場合にお
いても、前記パターンの中心を容易に認識することがで
きる。
【0122】また、発生手段は、中抜きの矩形のパター
ンを発生させるように構成したので、記録材担持体上に
記録されたパターンを認識性よく判別することができ
る。
【0123】さらに、発生手段は、円形または楕円のパ
ターンを発生させるように構成したので、記録材担持体
上に記録されたパターンが傾斜している状態であっても
パターンを容易に認識することができる。
【0124】第2のカラー画像形成装置においては、発
生手段により記録材の搬送方向に対して平行となる線素
および前記記録材の搬送方向に対して垂直となる線素と
が交差する補正パターンおよびこの補正パターンを読み
取るための補助パターンが発生されると、発生した補助
パターンまたは補正パターンに基づいて像形成手段が記
録材担持体上に補助パターンまたは補正パターンを記録
し、補正パターンを読取り手段が読み取ると、読取り手
段の出力を解析して補正手段が各色の画像のレジストレ
ーションを補正するように構成したので、記録材担持体
の色に特定される光反射特性と補正パターン色の1つの
光反射特性とが類似しても、当該補正パターンを確実に
読み取ることができる。
【0125】また、像形成手段は、補助パターンを記録
可能な一色の均一パターンで記録材担持体上に記録する
ように構成したので、記録材担持体の色に特定される光
反射特性と補正パターン色の1つの光反射特性とが類似
しても、確実に補正パターンを読み取るための補助パタ
ーンを安定して記録することができる。
【0126】さらに、像形成手段は、周回する記録材担
持体の第1周回時に補助パターンを記録材担持体の所定
位置に記録し、第2周回時に特定色の補正パターンを前
記補助パターン上に記録するように構成したので、像記
録手段の色配置順序に左右されることなく補助パターン
上に補正パターンを記録することができる。
【0127】また、記録材担持体への補助パターン記録
時に、像形成手段による画像記録時に記録材担持体に接
触する部材を所定量離間するように構成したので、記録
材担持体上の補助パターンの均一性を乱すことなく補正
パターンを記録することができる。
【0128】さらに、記録材担持体に接触するクリーニ
ング部材を所定量離間するように構成したので、記録材
担持体上の補助パターンの消失を防止することができ
る。
【0129】第3のカラー画像形成装置においては、発
生手段により記録材の搬送方向に対して平行となる線素
および記録材の搬送方向に対して垂直となる線素とが交
差するパターンが発生されると、発生したパターンに基
づいて像形成手段が記録材担持体上または検知マーク上
に1つのパターンを記録し、このパターンを読取り手段
が読み取ると、読取り手段の出力を解析して補正手段が
各色の画像のレジストレーションを補正するように構成
したので、記録材担持体と似た光学特性を示す色のレジ
ストレーション補正用画像に対する下地色記録を行わな
くても、読取り手段が確実にレジストレーション補正用
のパターンを読み取りを行うことができる。
【0130】また、読取り手段は、記録材担持体上の検
知マークおよび記録材担持体上のマークの双方を読み取
るように構成したので、簡単な構成で安価にマーク読み
取りを行うことができる。
【0131】従って、レジストレーション補正用のパタ
ーンが記録材担持体上に正しく記録されたかどうかを容
易に判別しながら、短時間にレジストレーション補正を
正確に完了できる等の優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すカラー画像形成装置の
構成を説明する概略構成図である。
【図2】図1に示したカラー画像形成装置におけるパタ
ーン画像書込みタイミングを示すタイミングチャートで
ある。
【図3】図1に示したコントローラ部の詳細構成を説明
するブロック図である。
【図4】図1に示した転写ベルトに転写されたパターン
画像書込み状態を示す平面図である。
【図5】図1に示したカラー画像形成装置においてパタ
ーン形成部の構成を説明する回路ブロック図である。
【図6】図3示したレジストレーションコントローラの
要部構成を説明する詳細ブロック図である。
【図7】図6の動作を説明するタイミングチャートであ
る。
【図8】図1に示した転写ベルトに転写されたパターン
画像に基づくヒストグラムを示す図である。
【図9】本発明に係るカラー画像形成装置におけるレジ
ストレーション補正処理手順の一例を示すフローチャー
トである。
【図10】図3示したレジストレーションコントローラ
の他の要部構成を説明する詳細ブロック図である。
【図11】図1に示した転写ベルトに転写されたパター
ン画像の一例を示す図である。
【図12】図11に示したパターン画像の読取り/認識
状態の一例を示す図である。
【図13】図1に示した転写ベルトに転写された他のパ
ターン画像の一例を示す図である。
【図14】図13に示したパターン画像の読取り/認識
状態の一例を示す図である。
【図15】図1に示した転写ベルトに転写されたさらに
他のパターン画像の一例を示す図である。
【図16】図1に示した転写ベルトに転写するパッチと
レジストレーション補正用パターンとの配置状態を示す
図である。
【図17】図1に示した転写ベルトに転写するパッチの
配置状態を示す図である。
【図18】本発明に係るカラー画像形成装置におけるレ
ジストレーション補正時に離間すべき部材の配置状態を
示す断面図である。
【図19】本発明に係るカラー画像形成装置におけるレ
ジストレーション補正時に離間すべき部材の他の配置状
態を示す断面図である。
【図20】図1に示した転写ベルトへのレジストレーシ
ョン補正用パターン転写プロセスを示す図である。
【図21】本発明を適用可能なカラー画像形成装置の一
例を示す断面図である。
【図22】図21に示した記録ヘッドの構成を説明する
要部斜視図である。
【図23】本発明を適用可能な転写ドラムの構成を説明
する斜視図である。
【図24】図23に示したカラー画像形成装置の画像転
写部の構成を説明する要部断面図である。
【図25】この種の画像形成装置の一例を示す断面構成
図である。
【図26】図25に示した転写ベルトに転写されたパタ
ーン画像の理想的読取り状態を示す図である。
【符号の説明】
100 転写ベルト 102 感光ドラム 103 感光ドラム 104 感光ドラム 105 感光ドラム 110 読取り手段 151 コントローラ部 PAT1 パターン

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録材担持体上に保持された記録材に各
    色の画像を順次記録してカラー画像を形成する像形成手
    段と、この像形成手段により形成される各色画像のレジ
    ストレーションずれ量を検出するための前記記録材の搬
    送方向に対して平行となる線素または前記記録材の搬送
    方向に対して垂直となる線素の少なくとも一方の線素を
    複数用いた互いに交差するパターンを発生させる発生手
    段と、この発生手段が発生したパターンに基づいて像形
    成手段が記録材担持体上に記録した前記パターンを読み
    取る読取り手段と、この読取り手段の出力を解析して各
    色の画像のレジストレーションを補正する補正手段とを
    有することを特徴とするカラー画像形成装置。
  2. 【請求項2】 発生手段は、記録材の搬送方向に対して
    平行となる線素の両端または前記記録材の搬送方向に対
    して垂直となる線素の両端から記録材の搬送方向に対し
    て平行となる線素と前記記録材の搬送方向に対して垂直
    となる線素との交差点までの線素長が、記録材の搬送方
    向に対して平行となる線素と前記記録材の搬送方向に対
    して垂直となる線素とが交差し、かつ前記交差点とは異
    なった一方の交差点とを結ぶ最短の線素長以上となるパ
    ターンを発生することを特徴とする請求項1記載のカラ
    ー画像形成装置。
  3. 【請求項3】 発生手段は、記録材の搬送方向に対して
    平行となる線素と記録材の搬送方向に対して垂直となる
    線素とから構成される矩形のパターンを発生させること
    を特徴とする請求項1記載のカラー画像形成装置。
  4. 【請求項4】 発生手段は、中抜きの矩形のパターンを
    発生させることを特徴とする請求項3記載のカラー画像
    形成装置。
  5. 【請求項5】 発生手段は、円形または楕円のパターン
    を発生させることを特徴とする請求項1記載のカラー画
    像形成装置。
  6. 【請求項6】 周回する記録材担持体上に保持された記
    録材に各色の画像を順次記録してカラー画像を形成する
    像形成手段と、この像形成手段により形成される各色画
    像のレジストレーションずれ量を検出するための前記記
    録材の搬送方向に対して平行となる線素および前記記録
    材の搬送方向に対して垂直となる線素とが交差する補正
    パターンおよびこの補正パターンを読み取るための補助
    パターンを発生させる発生手段と、この発生手段が発生
    した補助パターンまたは補正パターンに基づいて前記像
    形成手段が前記記録材担持体上に記録した補正パターン
    および前記記録材担持体上に記録した補助パターン上に
    記録した補正パターンを読み取る読取り手段と、この読
    取り手段の出力を解析して各色の画像のレジストレーシ
    ョンを補正する補正手段とを有することを特徴とするカ
    ラー画像形成装置。
  7. 【請求項7】 像形成手段は、補助パターンを記録可能
    な一色の均一パターンで記録材担持体上に記録すること
    を特徴とする請求項6記載のカラー画像形成装置。
  8. 【請求項8】 像形成手段は、周回する記録材担持体の
    第1周回時に補助パターンを記録材担持体の所定位置に
    記録し、第2周回時に特定色の補正パターンを前記補助
    パターン上に記録することを特徴とする請求項6記載の
    カラー画像形成装置。
  9. 【請求項9】 記録材担持体への補助パターン記録時
    に、像形成手段による画像記録時に記録材担持体に接触
    する部材を所定量離間可能に構成したことを特徴とする
    請求項6記載のカラー画像形成装置。
  10. 【請求項10】 記録材担持体に接触する部材が、記録
    材担持体のクリーニング部材であることを特徴とする請
    求項6記載のカラー画像形成装置。
  11. 【請求項11】 移動状態を検知するための検知マーク
    が付された状態で周回する記録材担持体上に保持された
    記録材に各色の画像を順次記録してカラー画像を形成す
    る像形成手段と、この像形成手段により形成される各色
    画像のレジストレーションずれ量を検出するための前記
    記録材の搬送方向に対して平行となる線素および前記記
    録材の搬送方向に対して垂直となる線素とが交差するパ
    ターンを発生させる発生手段と、この発生手段が発生し
    たパターンに基づいて像形成手段が記録材担持体または
    前記検知マーク上に記録した前記パターンを読み取る読
    取り手段と、この読取り手段の出力を解析して各色の画
    像のレジストレーションを補正する補正手段とを有する
    ことを特徴とするカラー画像形成装置。
  12. 【請求項12】 読取り手段は、記録材担持体上の検知
    マークおよび記録材担持体上のマークの双方を読み取る
    ように構成したことを特徴とする請求項11記載のカラ
    ー画像形成装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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