JPH069557B2 - 超音波血流イメージング装置 - Google Patents
超音波血流イメージング装置Info
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- JPH069557B2 JPH069557B2 JP63313677A JP31367788A JPH069557B2 JP H069557 B2 JPH069557 B2 JP H069557B2 JP 63313677 A JP63313677 A JP 63313677A JP 31367788 A JP31367788 A JP 31367788A JP H069557 B2 JPH069557 B2 JP H069557B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は超音波血流イメージング装置、特にその低速
血流成分表示の特性改善に関するものである。
血流成分表示の特性改善に関するものである。
[従来の技術] 従来ドプラ断層装置においては、静止しているか又は低
速で動いている組織からのエコーを除去するためムービ
ング・ターゲット・インディケイション(以下MTIと
いう)フィルタを用いている。このMTIフィルタの特
性を可変とする技術の公知文献としては、例えば「カラ
ーアトラスリアルタイムドプラ断層心エコー図法<ドプ
ラ断層の臨床>」(尾本良三編、昭和62年4月、改訂第
2版、診断と治療社出版)がある。
速で動いている組織からのエコーを除去するためムービ
ング・ターゲット・インディケイション(以下MTIと
いう)フィルタを用いている。このMTIフィルタの特
性を可変とする技術の公知文献としては、例えば「カラ
ーアトラスリアルタイムドプラ断層心エコー図法<ドプ
ラ断層の臨床>」(尾本良三編、昭和62年4月、改訂第
2版、診断と治療社出版)がある。
第4図は上記文献に開示された従来のフィードバックを
有する1次MTIフィルタの系統図である。図において
21は加算器、22は減算器、23は遅延素子で、信号の入出
力間に送信のパルス繰返し時間(以下Pulse Repetition
TimeをPRTという)に等しい遅延時間を有する。24
は係数乗算器で、係数Kは可変とする。
有する1次MTIフィルタの系統図である。図において
21は加算器、22は減算器、23は遅延素子で、信号の入出
力間に送信のパルス繰返し時間(以下Pulse Repetition
TimeをPRTという)に等しい遅延時間を有する。24
は係数乗算器で、係数Kは可変とする。
第4図のMTIフィルタにおいては、係数乗算器24の係
数Kの値を変更することによりそのフィードバック量を
変えて、MTIフィルタの特性を変えていた。
数Kの値を変更することによりそのフィードバック量を
変えて、MTIフィルタの特性を変えていた。
第5図は第4図のMTIフィルタの周波数特性図であ
り、同図の横軸は速度を、縦軸は減衰度を、またKはフ
ィードバック量を表わしている。このフィルタは高域通
過フィルタとなっているため低周波成分が抑圧され、第
5図に示されるような低速信号の除去特性を有する。
り、同図の横軸は速度を、縦軸は減衰度を、またKはフ
ィードバック量を表わしている。このフィルタは高域通
過フィルタとなっているため低周波成分が抑圧され、第
5図に示されるような低速信号の除去特性を有する。
第6図はMTIフィルタを2段接続した場合の周波特性
図であり、目的に応じて周波数特性を切換できるように
している。即ち、LOW、MID1、MID2及びHIGHの4段切換
とし、LOWにすると非常に遅い動きに対してもカラー表
示が可能となる。このように診断目的に応じてフィルタ
特性を切換えている。
図であり、目的に応じて周波数特性を切換できるように
している。即ち、LOW、MID1、MID2及びHIGHの4段切換
とし、LOWにすると非常に遅い動きに対してもカラー表
示が可能となる。このように診断目的に応じてフィルタ
特性を切換えている。
[発明が解決しようとする課題] 上記のような従来のフィードバック量を変えることによ
りMTIフィルタの特性を変える手法による超音波血流
イメージング装置では、信号のデータ数が限られている
ため、フィードバック量を増加させると信号の固定成分
が十分に除去できない。また固定成分の信号振幅が大き
いため、本来カラー表示したい血流部分に色が表示され
ない現象が発生し、その結果MTIフィルタのカットオ
フ周波数を低くすると、カラー表示面積が狭くなるとい
う問題があった。
りMTIフィルタの特性を変える手法による超音波血流
イメージング装置では、信号のデータ数が限られている
ため、フィードバック量を増加させると信号の固定成分
が十分に除去できない。また固定成分の信号振幅が大き
いため、本来カラー表示したい血流部分に色が表示され
ない現象が発生し、その結果MTIフィルタのカットオ
フ周波数を低くすると、カラー表示面積が狭くなるとい
う問題があった。
この発明はかかる問題点を解決するためになされたもの
で、信号の固定成分の除去特性を維持し、且つMTIフ
ィルタのカットオフ周波数を変化できる超音波血流イメ
ージング装置を得ることを目的とする。
で、信号の固定成分の除去特性を維持し、且つMTIフ
ィルタのカットオフ周波数を変化できる超音波血流イメ
ージング装置を得ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明に係る超音波血流イメージング装置は、パルス
繰り返し周期毎に探触子を介して超音波を送波し、前記
探触子で受信された信号を直交検波器で検波し、該検波
信号を量子化後、MTIフィルタを通過させ、該MTI
フィルタ通過後の信号に基づきドプラシフト成分を検出
し、血流のカラー表示を行なう超音波血流イメージング
装置において、制御信号に基づき前記パルス繰り返し周
期を可変とするパルス繰り返し周期可変手段と、該パル
ス繰り返し周期可変手段により変更されたパルス繰り返
し周期により、フィルタ特性を変更するMTIフィルタ
とを備えたものである。
繰り返し周期毎に探触子を介して超音波を送波し、前記
探触子で受信された信号を直交検波器で検波し、該検波
信号を量子化後、MTIフィルタを通過させ、該MTI
フィルタ通過後の信号に基づきドプラシフト成分を検出
し、血流のカラー表示を行なう超音波血流イメージング
装置において、制御信号に基づき前記パルス繰り返し周
期を可変とするパルス繰り返し周期可変手段と、該パル
ス繰り返し周期可変手段により変更されたパルス繰り返
し周期により、フィルタ特性を変更するMTIフィルタ
とを備えたものである。
[作用] この発明においては、制御信号に基づきパルス繰り返し
周期を可変とし、該可変とされたパルス繰り返し周期毎
に探触子を介して超音波を送波し、前記探触子で受信さ
れた信号を直交検波器で検波し、該検波信号をA・D変
換器を介して量子化し、該量子化後の直交検波信号を、
前記可変とされたパルス繰り返し周期により、フィルタ
特性を変更するMTIフィルタを通過させ、該MTIフ
ィルタ通過後の信号に基づきドプラシフト成分を検出
し、低速血流成分表示特性の改善された超音波血流イメ
ージングを行なう。
周期を可変とし、該可変とされたパルス繰り返し周期毎
に探触子を介して超音波を送波し、前記探触子で受信さ
れた信号を直交検波器で検波し、該検波信号をA・D変
換器を介して量子化し、該量子化後の直交検波信号を、
前記可変とされたパルス繰り返し周期により、フィルタ
特性を変更するMTIフィルタを通過させ、該MTIフ
ィルタ通過後の信号に基づきドプラシフト成分を検出
し、低速血流成分表示特性の改善された超音波血流イメ
ージングを行なう。
[実施例] 第1図はこの発明の一実施例を示すブロック図であり、
1は超音波の送波及び受波に共用する探触子で、所要の
送受波ビームを形成できるアレイ構造となっている。2
は探触子1に電気信号を印加し超音波を発生させる送信
回路、3は探触子1が超音波を受波し出力された電気信
号を受信増幅する受信回路、4は探触子1が形成する送
波ビーム及び受波ビームを所望のビームとして形成させ
るためのビームフォーマー、5-1,5-2はミキサ、6-1,6
-2はローパスフィルタ、7-1,7-2はA・D変換器、8-
1,8-2はMTIフィルタで、例えばデジタルフィルタ手
段により構成される。9は位相差検出器、10は前記5-1
〜9を内蔵するカラー・フロー・マッピング(以下CF
Mという)信号処理部、11はBモード信号処理部、12は
デジタル・スキャン・コンバータ(以下DSCとい
う)、13は表示器、14は発振器、15は分周器及びタイミ
ング発生器、16は90度移相器、17は制御回路である。
1は超音波の送波及び受波に共用する探触子で、所要の
送受波ビームを形成できるアレイ構造となっている。2
は探触子1に電気信号を印加し超音波を発生させる送信
回路、3は探触子1が超音波を受波し出力された電気信
号を受信増幅する受信回路、4は探触子1が形成する送
波ビーム及び受波ビームを所望のビームとして形成させ
るためのビームフォーマー、5-1,5-2はミキサ、6-1,6
-2はローパスフィルタ、7-1,7-2はA・D変換器、8-
1,8-2はMTIフィルタで、例えばデジタルフィルタ手
段により構成される。9は位相差検出器、10は前記5-1
〜9を内蔵するカラー・フロー・マッピング(以下CF
Mという)信号処理部、11はBモード信号処理部、12は
デジタル・スキャン・コンバータ(以下DSCとい
う)、13は表示器、14は発振器、15は分周器及びタイミ
ング発生器、16は90度移相器、17は制御回路である。
第2図は第1図の送波パルス繰り返し時間(PRT)を
変化させる状態を示す波形図である。
変化させる状態を示す波形図である。
第3図はMTIフィルタの周波数特性図で、同図(a)は
通常のPRTによる周波数特性図、(b)はPRTを制御
した場合の周波数特性図である。
通常のPRTによる周波数特性図、(b)はPRTを制御
した場合の周波数特性図である。
第2図及び第3図を参照し、第1図の動作を説明する。
まず通常の超音波血流イメージング装置における送波P
RTをT0とする。本装置の表示器13に表示する超音波
像にはField Of View(以下FOVという)と呼ばれる
表示視野が設けられる。例えばFOVを16cmとすると、
人体内の深さ16cmまでの超音波像を表示器13に表示すれ
ばよい。従って送波PRTは人体中を超音波信号が、速
度約1540メートル/秒で、16cmの距離を往復するのに要
する時間に、システムがデータセットに要する多少の余
裕時間αを加算すればよいことになる。従って次の(1)
式が得られる。
まず通常の超音波血流イメージング装置における送波P
RTをT0とする。本装置の表示器13に表示する超音波
像にはField Of View(以下FOVという)と呼ばれる
表示視野が設けられる。例えばFOVを16cmとすると、
人体内の深さ16cmまでの超音波像を表示器13に表示すれ
ばよい。従って送波PRTは人体中を超音波信号が、速
度約1540メートル/秒で、16cmの距離を往復するのに要
する時間に、システムがデータセットに要する多少の余
裕時間αを加算すればよいことになる。従って次の(1)
式が得られる。
ここにT0は通常のPRT、αは余裕時間である。この
(1)式のT0が第2図の(a)に示されている。従って表示
FOVが決まると(1)式により通常のPRT=T0が決
定される。発振器14は通常クリスタルを内蔵し、周波数
の安定した基準周波数を発振し、その出力を分周器及び
タイミング発生器15に供給する。分周器及びタイミング
発生器15は発振器14から入力される基準信号を分周し、
またタイミング信号を発生し、送信トリガ信号を送信回
路2へ、リファレンス信号をミキサ5-1及び90゜移相器16
へ、タイミング信号を制御回路17へそれぞれ供給する。
しかし分周器及びタイミング発生器15にPRT制御信号
が外部から供給されてると、送信トリガ信号のPRTは
このPRT制御信号に基づき通常の時間T0より長くな
るように制御される。第2図(b)及び(c)において、PR
T制御信号が印加された場合のPRTはT0<T1<T
2となっている状態が示されている。このPRTの増加
方向への制御は連続的な制御とすることも、また段階的
な制御とすることも可能であり、操作者が表示器13の画
像をみながら所望の低速画像が得られるように制御する
ものである。またこの送信トリガ信号のPRTの変更に
対応してタイミング信号のタイミング及びリファレンス
信号の供給時間等が変更される。送信回路2に、ビーム
フォーマ4から探触子1が形成すべき送波ビームのビー
ム信号と、分周器及びタイミング発生器15から送信トリ
ガ信号が供給されると、送信回路2は探触子1を駆動し
超音波を人体中に送波する。そして前記探触子1により
受波され出力された電気信号は、受信回路3により受信
増幅され、ビームフォーマ4に供給される。ビームフォ
ーマ4は所定の受波ビームに基づき所望の受信信号を形
成し、その出力信号をCFM信号処理部10内のミキサ5-
1,5-2及びBモード信号処理部11へ供給する。CFM信
号処理部10は血流のドプラシフト成分を検出し、カラー
表示を行なうための信号処理を行ない、その出力信号を
DSC12へ供給する。またBモード信号処理部11はエコ
ーの強度分布を検出し、断層画像として表示を行なうた
めの信号処理を行ない、その出力信号を同様にDSC12
へ供給する。CFM信号処理部10内では、まず直交検波
が行なわれる。直交検波は分周器及びタイミング発生器
15からのリファレンス信号をミキサ5-1には直接供給
し、ミキサ5-2には90゜移相器16を介して供給し、またビ
ームフォーマ4からの受信出力信号をミキサ5-1及び5-2
へ供給することにより行なわれる。この結果ミキサ5-1
からはリファレンス信号と同相のI信号が、ミキサ5-2
からはリファレンス信号と直交したQ信号が得られる。
前記I信号及びQ信号はそれぞれローパスフィルタ6-1
及び6-2に供給され、不要の高周波成分(例えば次段の
A・D変換器7-1及び7-2のサンプリング周波数で決まる
折り返し周波数以上の成分)が除去され、A・D変換器
7-1及び7-2で量子化され、MTIフィルタ8-1及び8-2へ
供給される。本実施例のMTIフィルタ8-1及び8-2は例
えばデジタルフィルタ手段により形成され、通常のPR
Tにおいては第3図(a)に示される周波数特性を有す
る。同図において横軸はパルス繰り返し周波数(以下P
RFという)frにより正規化された周波数/rで
あり、縦軸は出力の信号振幅である。また周波数/
rが0.5〜1の範囲は、/r=0.5を通る破線を軸と
して左側の0〜0.5の信号振幅値を右側に折り返した値
となる。この量子化I信号及びQ信号用MTIフィルタ
8-1及び8-2は、静止しているか又はある設定速度以下の
低速で動いている組織からのエコーを除去し、前記設定
速度以上の速度で動いている組織からのエコーは表示す
る。しかも前記設定速度は送信のPRT制御信号により
自由に制御することができるものである。即ち前記PR
T制御信号によって、送信のPRTを通常の値T0より
大きくすることにより、MTIフィルタの低域カットオ
フ周波数が下がる。しかも直流成分の除去特性は変化し
ない。第3図(b)は送信のPRFを2kHzから1.5kHzに低
くした場合のカットオフ周波数が変化する様子を示して
いる。また同図において横軸は直接周波数を示してい
る。このように本来表示FOVで必要とされる通常のP
RT(即ちT0)よりも、PRTを大きくすることによ
り、非常に遅い動きのエコーに対してもカラー表示が可
能となり、操作者は表示器13に表示されたカラー画像を
みながら所望の低速画像が得られるように前記PRTを
制御することができる。MTIフィルタ8-1及び8-2から
出力されたI信号及びQ信号は位相差検出器9におい
て、血流信号のドプラシフト成分が検出され、カラー表
示を行なうための信号処理が行なわれ、その出力信号は
DSC12に供給される。DSC12はBモード信号処理部
11から入力されるBモード断層画像とCFM信号処理部
10から入力されるカラー表示血流画像とを合成して表示
器13に表示させる。制御回路17は分周器及びタイミング
発生器15から入力されるタイミング信号に基づき各種制
御信号を出力し、所要の内部機器に供給する。
(1)式のT0が第2図の(a)に示されている。従って表示
FOVが決まると(1)式により通常のPRT=T0が決
定される。発振器14は通常クリスタルを内蔵し、周波数
の安定した基準周波数を発振し、その出力を分周器及び
タイミング発生器15に供給する。分周器及びタイミング
発生器15は発振器14から入力される基準信号を分周し、
またタイミング信号を発生し、送信トリガ信号を送信回
路2へ、リファレンス信号をミキサ5-1及び90゜移相器16
へ、タイミング信号を制御回路17へそれぞれ供給する。
しかし分周器及びタイミング発生器15にPRT制御信号
が外部から供給されてると、送信トリガ信号のPRTは
このPRT制御信号に基づき通常の時間T0より長くな
るように制御される。第2図(b)及び(c)において、PR
T制御信号が印加された場合のPRTはT0<T1<T
2となっている状態が示されている。このPRTの増加
方向への制御は連続的な制御とすることも、また段階的
な制御とすることも可能であり、操作者が表示器13の画
像をみながら所望の低速画像が得られるように制御する
ものである。またこの送信トリガ信号のPRTの変更に
対応してタイミング信号のタイミング及びリファレンス
信号の供給時間等が変更される。送信回路2に、ビーム
フォーマ4から探触子1が形成すべき送波ビームのビー
ム信号と、分周器及びタイミング発生器15から送信トリ
ガ信号が供給されると、送信回路2は探触子1を駆動し
超音波を人体中に送波する。そして前記探触子1により
受波され出力された電気信号は、受信回路3により受信
増幅され、ビームフォーマ4に供給される。ビームフォ
ーマ4は所定の受波ビームに基づき所望の受信信号を形
成し、その出力信号をCFM信号処理部10内のミキサ5-
1,5-2及びBモード信号処理部11へ供給する。CFM信
号処理部10は血流のドプラシフト成分を検出し、カラー
表示を行なうための信号処理を行ない、その出力信号を
DSC12へ供給する。またBモード信号処理部11はエコ
ーの強度分布を検出し、断層画像として表示を行なうた
めの信号処理を行ない、その出力信号を同様にDSC12
へ供給する。CFM信号処理部10内では、まず直交検波
が行なわれる。直交検波は分周器及びタイミング発生器
15からのリファレンス信号をミキサ5-1には直接供給
し、ミキサ5-2には90゜移相器16を介して供給し、またビ
ームフォーマ4からの受信出力信号をミキサ5-1及び5-2
へ供給することにより行なわれる。この結果ミキサ5-1
からはリファレンス信号と同相のI信号が、ミキサ5-2
からはリファレンス信号と直交したQ信号が得られる。
前記I信号及びQ信号はそれぞれローパスフィルタ6-1
及び6-2に供給され、不要の高周波成分(例えば次段の
A・D変換器7-1及び7-2のサンプリング周波数で決まる
折り返し周波数以上の成分)が除去され、A・D変換器
7-1及び7-2で量子化され、MTIフィルタ8-1及び8-2へ
供給される。本実施例のMTIフィルタ8-1及び8-2は例
えばデジタルフィルタ手段により形成され、通常のPR
Tにおいては第3図(a)に示される周波数特性を有す
る。同図において横軸はパルス繰り返し周波数(以下P
RFという)frにより正規化された周波数/rで
あり、縦軸は出力の信号振幅である。また周波数/
rが0.5〜1の範囲は、/r=0.5を通る破線を軸と
して左側の0〜0.5の信号振幅値を右側に折り返した値
となる。この量子化I信号及びQ信号用MTIフィルタ
8-1及び8-2は、静止しているか又はある設定速度以下の
低速で動いている組織からのエコーを除去し、前記設定
速度以上の速度で動いている組織からのエコーは表示す
る。しかも前記設定速度は送信のPRT制御信号により
自由に制御することができるものである。即ち前記PR
T制御信号によって、送信のPRTを通常の値T0より
大きくすることにより、MTIフィルタの低域カットオ
フ周波数が下がる。しかも直流成分の除去特性は変化し
ない。第3図(b)は送信のPRFを2kHzから1.5kHzに低
くした場合のカットオフ周波数が変化する様子を示して
いる。また同図において横軸は直接周波数を示してい
る。このように本来表示FOVで必要とされる通常のP
RT(即ちT0)よりも、PRTを大きくすることによ
り、非常に遅い動きのエコーに対してもカラー表示が可
能となり、操作者は表示器13に表示されたカラー画像を
みながら所望の低速画像が得られるように前記PRTを
制御することができる。MTIフィルタ8-1及び8-2から
出力されたI信号及びQ信号は位相差検出器9におい
て、血流信号のドプラシフト成分が検出され、カラー表
示を行なうための信号処理が行なわれ、その出力信号は
DSC12に供給される。DSC12はBモード信号処理部
11から入力されるBモード断層画像とCFM信号処理部
10から入力されるカラー表示血流画像とを合成して表示
器13に表示させる。制御回路17は分周器及びタイミング
発生器15から入力されるタイミング信号に基づき各種制
御信号を出力し、所要の内部機器に供給する。
[発明の効果] 以上のようにこの発明によれば、超音波を送波するパル
ス繰り返し周期を増加することにより、MTIフィルタ
のフィルタ特性を変更し、低速エコーも表示できるの
で、固定成分の除去特性を維持し、且つ従来のようにM
TIフィルタのカットオフ周波数を下げるとカラーの表
示面積が減少することがなくなり、低速血流成分表示の
性能向上の効果が得られる。
ス繰り返し周期を増加することにより、MTIフィルタ
のフィルタ特性を変更し、低速エコーも表示できるの
で、固定成分の除去特性を維持し、且つ従来のようにM
TIフィルタのカットオフ周波数を下げるとカラーの表
示面積が減少することがなくなり、低速血流成分表示の
性能向上の効果が得られる。
またパルス繰り返し周期を増加するが、データ数は不変
であるので、信号処理時間が増加したことになり、従来
より高度の信号処理と演算が可能となり、信号処理の性
能向上の効果も得られる。
であるので、信号処理時間が増加したことになり、従来
より高度の信号処理と演算が可能となり、信号処理の性
能向上の効果も得られる。
第1図はこの発明の一実施例を示すブロック図、第2図
は第1図の送波パルス繰り返し時間を変化させる状態を
示す波形図、第3図はMTIフィルタの周波数特性図、
第4図は従来のフィードバックを有する1次MTIフィ
ルタの系統図、第5図は第4図のMTIフィルタの周波
数特性図、第6図はMTIフィルタを2段接続した場合
の周波数特性図である。 図において、1は探触子、2は送信回路、3は受信回
路、4はビームフォーマ、5-1,5-2はミキサ、6-1,6-2
はローパスフィルタ、7-1,7-2はA・D変換器、8-1,8
-2はMTIフィルタ、9は位相差検出器、10はCFM信
号処理部、11はBモード信号処理部、12はDSC、13は
表示器、14は発振器、15は分周器及びタイミング発生
器、16は90度移相器、17は制御回路、21は加算器、22は
減算器、23は遅延素子、24は係数乗算器である。
は第1図の送波パルス繰り返し時間を変化させる状態を
示す波形図、第3図はMTIフィルタの周波数特性図、
第4図は従来のフィードバックを有する1次MTIフィ
ルタの系統図、第5図は第4図のMTIフィルタの周波
数特性図、第6図はMTIフィルタを2段接続した場合
の周波数特性図である。 図において、1は探触子、2は送信回路、3は受信回
路、4はビームフォーマ、5-1,5-2はミキサ、6-1,6-2
はローパスフィルタ、7-1,7-2はA・D変換器、8-1,8
-2はMTIフィルタ、9は位相差検出器、10はCFM信
号処理部、11はBモード信号処理部、12はDSC、13は
表示器、14は発振器、15は分周器及びタイミング発生
器、16は90度移相器、17は制御回路、21は加算器、22は
減算器、23は遅延素子、24は係数乗算器である。
Claims (1)
- 【請求項1】パルス繰り返し周期毎に探触子を介して超
音波を送波し、前記探触子で受信された信号を直交検波
器で検波し、該検波信号を量子化後、ムービング・ター
ゲット・インディケイション(MTI)フィルタを通過
させ、該MTIフィルタ通過後の信号に基づきドプラシ
フト成分を検出し、血流のカラー表示を行なう超音波血
流イメージング装置において、 制御信号に基づき前記パルス繰り返し周期を可変とする
パルス繰り返し周期可変手段と、 該パルス繰り返し周期可変手段により変更されたパルス
繰り返し周期により、フィルタ特性を変更するMTIフ
ィルタとを備えたことを特徴とする超音波血流イメージ
ング装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63313677A JPH069557B2 (ja) | 1988-12-14 | 1988-12-14 | 超音波血流イメージング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63313677A JPH069557B2 (ja) | 1988-12-14 | 1988-12-14 | 超音波血流イメージング装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02159267A JPH02159267A (ja) | 1990-06-19 |
| JPH069557B2 true JPH069557B2 (ja) | 1994-02-09 |
Family
ID=18044179
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63313677A Expired - Fee Related JPH069557B2 (ja) | 1988-12-14 | 1988-12-14 | 超音波血流イメージング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH069557B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5717605U (ja) * | 1980-07-03 | 1982-01-29 | ||
| JP2538241B2 (ja) * | 1987-04-15 | 1996-09-25 | 株式会社 日立メデイコ | 超音波診断装置 |
| JP2597584B2 (ja) * | 1987-06-19 | 1997-04-09 | 株式会社東芝 | 超音波診断装置 |
-
1988
- 1988-12-14 JP JP63313677A patent/JPH069557B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02159267A (ja) | 1990-06-19 |
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