JPH0695607A - Crt表示装置のグリッドバイアス調整装置およびグリッドバイアス設定方法 - Google Patents
Crt表示装置のグリッドバイアス調整装置およびグリッドバイアス設定方法Info
- Publication number
- JPH0695607A JPH0695607A JP23179592A JP23179592A JPH0695607A JP H0695607 A JPH0695607 A JP H0695607A JP 23179592 A JP23179592 A JP 23179592A JP 23179592 A JP23179592 A JP 23179592A JP H0695607 A JPH0695607 A JP H0695607A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- bias
- grid
- range
- crt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Details Of Television Scanning (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 容易かつ小型な構成であるにも拘らず、最良
もしくは良好なスポット径を維持したまま、CRTの最
適なカットオフ調整を可能としたグリッドバイアス調整
装置およびグリッドバイアス設定方法を提供すること。 【構成】 単一のオフセット調整用可変抵抗器30によ
り単一の可変電圧を発生させ、その可変電圧に基づいて
2つのバイアス電圧(すなわち、G1バイアス電圧およ
びG2バイアス電圧)を所定の相関関係の下に変化させ
ることとしているので、良好なスポット径を維持したま
ま、CRTの最適なカットオフ調整を行うことができ
る。
もしくは良好なスポット径を維持したまま、CRTの最
適なカットオフ調整を可能としたグリッドバイアス調整
装置およびグリッドバイアス設定方法を提供すること。 【構成】 単一のオフセット調整用可変抵抗器30によ
り単一の可変電圧を発生させ、その可変電圧に基づいて
2つのバイアス電圧(すなわち、G1バイアス電圧およ
びG2バイアス電圧)を所定の相関関係の下に変化させ
ることとしているので、良好なスポット径を維持したま
ま、CRTの最適なカットオフ調整を行うことができ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CRT表示装置のグリ
ッドバイアス調整装置、およびグリッドバイアス設定方
法に関するものである。
ッドバイアス調整装置、およびグリッドバイアス設定方
法に関するものである。
【0002】さらに詳述すれば本発明は、CRTの制御
用グリッド(第1グリッドG1)および加速用グリッド
(第2グリッドG2)のバイアス電圧を調整して、CR
T表示のカットオフ状態を実現させるための装置および
方法に関するものである。
用グリッド(第1グリッドG1)および加速用グリッド
(第2グリッドG2)のバイアス電圧を調整して、CR
T表示のカットオフ状態を実現させるための装置および
方法に関するものである。
【0003】
【従来の技術】従来から、CRTのバイアス調整回路の
ひとつとして、図5に示した回路が知られている。本図
において、2は高圧と中圧の電圧を発生するフライバッ
クトランス、4は水平走査のためのスイッチングトラン
ジスタ、6はフライホイールダイオード、8は水平共振
コンデンサ、10は水平偏向ヨーク、12はS字補正コ
ンデンサであり、これら2〜12の各部品は水平偏向系
を構成し、Z点に600V〜1200V程度のフライバ
ックパルスを発生する。
ひとつとして、図5に示した回路が知られている。本図
において、2は高圧と中圧の電圧を発生するフライバッ
クトランス、4は水平走査のためのスイッチングトラン
ジスタ、6はフライホイールダイオード、8は水平共振
コンデンサ、10は水平偏向ヨーク、12はS字補正コ
ンデンサであり、これら2〜12の各部品は水平偏向系
を構成し、Z点に600V〜1200V程度のフライバ
ックパルスを発生する。
【0004】また14は整流用ダイオード、16は平滑
コンデンサであり、これらによって、第1グリッドG1
用の直流バイアス電圧(以下、G1バイアス電圧とい
う:−60V〜−100V程度)を作る。
コンデンサであり、これらによって、第1グリッドG1
用の直流バイアス電圧(以下、G1バイアス電圧とい
う:−60V〜−100V程度)を作る。
【0005】さらに、18は整流用ダイオード、20は
平滑コンデンサであり、これらによって、第2グリッド
G2用の直流中電圧(以下、G2バイアス電圧という:
600V〜1200V程度)を作る。
平滑コンデンサであり、これらによって、第2グリッド
G2用の直流中電圧(以下、G2バイアス電圧という:
600V〜1200V程度)を作る。
【0006】図5に示した回路網11は、その端子A,
Bよりそれぞれ第1グリッドG1用,第2グリッドG2
用直流電圧を入力し、端子C,DよりそれぞれG1バイ
アス電圧,G2バイアス電圧を出力する。
Bよりそれぞれ第1グリッドG1用,第2グリッドG2
用直流電圧を入力し、端子C,DよりそれぞれG1バイ
アス電圧,G2バイアス電圧を出力する。
【0007】図6は、この回路網11の詳細な2つの構
成例を示す。すなわち図6の(A)に示すように、第1
の回路網11は、G1バイアス電圧を調整することによ
りカットオフ調整を行うものであり、同図(B)の場合
はG2バイアス電圧の調整によりカットオフ調整を行う
ものである。
成例を示す。すなわち図6の(A)に示すように、第1
の回路網11は、G1バイアス電圧を調整することによ
りカットオフ調整を行うものであり、同図(B)の場合
はG2バイアス電圧の調整によりカットオフ調整を行う
ものである。
【0008】ここでいうカットオフ調整とは、例えばラ
スターがCRT面から消失する“ラスター・カットオ
フ”など、あるCRT表示が消失する時の臨界バイアス
電圧の調整を指す。
スターがCRT面から消失する“ラスター・カットオ
フ”など、あるCRT表示が消失する時の臨界バイアス
電圧の調整を指す。
【0009】図5および図6に示したように、従来の方
法では、CRTのカットオフ調整を行う際に、 G1バイアス電圧を可変とするために可変抵抗器V
R1を調整する(従って、G2バイアス電圧は固定とな
る)。
法では、CRTのカットオフ調整を行う際に、 G1バイアス電圧を可変とするために可変抵抗器V
R1を調整する(従って、G2バイアス電圧は固定とな
る)。
【0010】 G2バイアス電圧を可変とするために
可変抵抗器VR2を調整する(従って、G1バイアスは
固定となる)。
可変抵抗器VR2を調整する(従って、G1バイアスは
固定となる)。
【0011】のいずれかの方法が採られていた。換言す
れば、カットオフ調整を行うためには1個の可変抵抗器
のみが使われており、G1バイアス電圧とG2バイアス
電圧の両者がある相関を持った関係となるように変化さ
せることは行われていなかった。
れば、カットオフ調整を行うためには1個の可変抵抗器
のみが使われており、G1バイアス電圧とG2バイアス
電圧の両者がある相関を持った関係となるように変化さ
せることは行われていなかった。
【0012】次に、図7および図8を参照して、かかる
カットオフ調整の従来技術を、より詳細に説明する。
カットオフ調整の従来技術を、より詳細に説明する。
【0013】図7はラスターカットオフ調整を行ったと
きに、G1バイアス電圧(横軸)とスポット径(縦軸)
との関係を示す線図である。本図に示された4本の曲線
は、ビーム電流を表すアノード電流I1 〜I4 をパラメ
ータとしており、次に示す手順に従ってプロットされた
ものである。
きに、G1バイアス電圧(横軸)とスポット径(縦軸)
との関係を示す線図である。本図に示された4本の曲線
は、ビーム電流を表すアノード電流I1 〜I4 をパラメ
ータとしており、次に示す手順に従ってプロットされた
ものである。
【0014】i) カソード電圧を零にして、あるG1バ
イアス電圧を設定する。
イアス電圧を設定する。
【0015】ii) 上記G1バイアス電圧を設定した後
に、CRTに表示されているラスターが消失するようG
2バイアス電圧を変化させる。
に、CRTに表示されているラスターが消失するようG
2バイアス電圧を変化させる。
【0016】iii) その後、再び所定のアノード電流
(I1 〜I4 )が流れるようにカソード電位を調整し、
その時に得られたスポットの直径(単位ミル:1ミル=
1/1000インチ)を公知の所謂ラスター・シュリン
ク(RASTER SURINK)法にて測定する。
(I1 〜I4 )が流れるようにカソード電位を調整し、
その時に得られたスポットの直径(単位ミル:1ミル=
1/1000インチ)を公知の所謂ラスター・シュリン
ク(RASTER SURINK)法にて測定する。
【0017】このようにして得られた図7から明らかな
ように、G1バイアス電圧の設定値に応じて、フォーカ
スの状態(スポットの大きさ)が異ってくる。本図で
は、G1バイアス電圧を−85V〜−95Vに設定した
とき、スポット径が最小となる。そこで、CRTが有す
る解像度を越えた高解像特性が要求される現在、ここで
はこの最小スポット径をもって、最良のスポット径とす
る。
ように、G1バイアス電圧の設定値に応じて、フォーカ
スの状態(スポットの大きさ)が異ってくる。本図で
は、G1バイアス電圧を−85V〜−95Vに設定した
とき、スポット径が最小となる。そこで、CRTが有す
る解像度を越えた高解像特性が要求される現在、ここで
はこの最小スポット径をもって、最良のスポット径とす
る。
【0018】図8は、カットオフ調整に必要とされるバ
イアス電圧の変化範囲(図中の△V1,△V2など)を
示す図である。本図において、カソード電圧は零とし、
横軸はG2バイアス電圧(ボルト)を、縦軸はG1バイ
アス電圧(ボルト)を示す。そして、図中の線分Aおよ
びBで挾まれた領域は、量産された同一モデルのCRT
がカットオフとなり得る範囲(仕様)を示している。例
えば、G2バイアスとして700ボルトを与えたときに
は、図8中のX点からY点に至る範囲のいずれかのバイ
アス点において、このCRTはカットオフ状態になるこ
とになる。換言すれば、G2バイアス電圧を700ボル
トとした場合には、G1バイアスを△V1の範囲にわた
って変化させたとき、カットオフ調整が可能となる。
イアス電圧の変化範囲(図中の△V1,△V2など)を
示す図である。本図において、カソード電圧は零とし、
横軸はG2バイアス電圧(ボルト)を、縦軸はG1バイ
アス電圧(ボルト)を示す。そして、図中の線分Aおよ
びBで挾まれた領域は、量産された同一モデルのCRT
がカットオフとなり得る範囲(仕様)を示している。例
えば、G2バイアスとして700ボルトを与えたときに
は、図8中のX点からY点に至る範囲のいずれかのバイ
アス点において、このCRTはカットオフ状態になるこ
とになる。換言すれば、G2バイアス電圧を700ボル
トとした場合には、G1バイアスを△V1の範囲にわた
って変化させたとき、カットオフ調整が可能となる。
【0019】ただし、統計的に知られているように、G
2バイアスが700ボルトの場合には、X点とY点の中
間のG1バイアス点において、カットオフとなるCRT
が最も多く存在することが予想される。
2バイアスが700ボルトの場合には、X点とY点の中
間のG1バイアス点において、カットオフとなるCRT
が最も多く存在することが予想される。
【0020】また、図8においては、G2バイアス電圧
=1000ボルトのとき最大定格としてあるが、実際の
設計上は10%〜15%のマージンが必要とされるの
で、使用可能なG2バイアス電圧は850ボルト以下と
なる。
=1000ボルトのとき最大定格としてあるが、実際の
設計上は10%〜15%のマージンが必要とされるの
で、使用可能なG2バイアス電圧は850ボルト以下と
なる。
【0021】次に、図7から得られる結果(すなわち、
G1バイアス電圧が−85ボルト〜−95ボルトのとき
最も良好なスポットサイズが得られること)と、図8に
示したカットオフ特性とに基づいて、従来のカットオフ
調整法をより具体的に説明する。
G1バイアス電圧が−85ボルト〜−95ボルトのとき
最も良好なスポットサイズが得られること)と、図8に
示したカットオフ特性とに基づいて、従来のカットオフ
調整法をより具体的に説明する。
【0022】いま、仮にG1バイアス電圧を−85ボル
トに固定して、G2バイアス電圧を可変とすることによ
りカットオフ調整を行うことを考えてみる。
トに固定して、G2バイアス電圧を可変とすることによ
りカットオフ調整を行うことを考えてみる。
【0023】この場合には、図8から明らかなように、
G2バイアス電圧は
G2バイアス電圧は
【0024】
【数1】540 ボルト≦G2バイアス≦1040ボルト の範囲が必要となるが、CRTの最大定格と15%のマ
ージンを考慮するとG2バイアス≦850ボルトとなる
ため、G1バイアス=−85ボルトというバイアス設計
は実現不可能である。
ージンを考慮するとG2バイアス≦850ボルトとなる
ため、G1バイアス=−85ボルトというバイアス設計
は実現不可能である。
【0025】これとは逆に、G2バイアス≦850ボル
トの条件を満たすためには、G1バイアス=−75ボル
ト程度が妥当であり、図7に示した最良のスポットサイ
ズ径より10%程度太くなったスポット径しか得られな
いことになる。
トの条件を満たすためには、G1バイアス=−75ボル
ト程度が妥当であり、図7に示した最良のスポットサイ
ズ径より10%程度太くなったスポット径しか得られな
いことになる。
【0026】しかも、この場合にはG2バイアス電圧の
変化範囲△V2は、図8に示されるとおり、△V2=4
00ボルトとなる。
変化範囲△V2は、図8に示されるとおり、△V2=4
00ボルトとなる。
【0027】また、一般に、可変抵抗器の可変領域につ
いても20%程度のマージンが必要であることを考慮す
ると、上記△G2としては実際のところ、480ボルト
の変化範囲が必要とされることになる。
いても20%程度のマージンが必要であることを考慮す
ると、上記△G2としては実際のところ、480ボルト
の変化範囲が必要とされることになる。
【0028】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、通常に
使用されている可変抵抗器の定格電圧は250ボルト程
度であり、上述の如く、400〜500ボルトの広い範
囲にわたって電圧を変化させる抵抗器は、容易に調達し
得るものではない。また、このような大型の可変抵抗器
について、信頼性まで併せて要求することは、現実的で
はない。
使用されている可変抵抗器の定格電圧は250ボルト程
度であり、上述の如く、400〜500ボルトの広い範
囲にわたって電圧を変化させる抵抗器は、容易に調達し
得るものではない。また、このような大型の可変抵抗器
について、信頼性まで併せて要求することは、現実的で
はない。
【0029】そこで、G1バイアス電圧を固定する代わ
りにG2バイアス電圧を固定して、G1バイアス電圧を
変化させることも可能であるが、この場合には、図8に
基づいて設計すると、例えばG2バイアス=850ボル
トとして、G1バイアス電圧は、
りにG2バイアス電圧を固定して、G1バイアス電圧を
変化させることも可能であるが、この場合には、図8に
基づいて設計すると、例えばG2バイアス=850ボル
トとして、G1バイアス電圧は、
【0030】
【数2】−75ボルト≦G1バイアス≦−130 ボルト の範囲において変化させる必要が生じてくる。しかし、
G1バイアス電圧が−130ボルトの近辺ではスポット
径が太くなっていることが図7から予想されるため、例
え、適正なカットオフ調整が行われたとしても、CRT
に表示される像は満足のいくものではない。
G1バイアス電圧が−130ボルトの近辺ではスポット
径が太くなっていることが図7から予想されるため、例
え、適正なカットオフ調整が行われたとしても、CRT
に表示される像は満足のいくものではない。
【0031】このように従来のオフセット調整法では、
G1バイアス電圧あるいはG2バイアス電圧をそれぞれ
単独に変化させているために、定格範囲内でのオフセッ
ト調整が不可能となったり、最良のフォーカス状態を得
ることができないという欠点がみられた。
G1バイアス電圧あるいはG2バイアス電圧をそれぞれ
単独に変化させているために、定格範囲内でのオフセッ
ト調整が不可能となったり、最良のフォーカス状態を得
ることができないという欠点がみられた。
【0032】しかも、それぞれのバイアス電圧を変化さ
せるために大型の可変抵抗器が必要とされ、信頼性向上
および小型化の妨げとなっていた。
せるために大型の可変抵抗器が必要とされ、信頼性向上
および小型化の妨げとなっていた。
【0033】よって本発明の目的は、かかる従来の欠点
を考慮して、簡易かつ小型な構成であるにも拘らず、最
良もしくは良好なスポット径を維持したまま、CRTの
最適なカットオフ調整を可能としたグリッドバイアス調
整装置およびグリッドバイアス設定方法を提供すること
にある。
を考慮して、簡易かつ小型な構成であるにも拘らず、最
良もしくは良好なスポット径を維持したまま、CRTの
最適なカットオフ調整を可能としたグリッドバイアス調
整装置およびグリッドバイアス設定方法を提供すること
にある。
【0034】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明に係る装置は、CRT表示装置の表示をカ
ットオフ状態とするために、CRTの制御用第1グリッ
ドG1と加速用第2グリッドG2のバイアス電圧を調整
する装置であって、該グリッドバイアス調整装置は、所
定範囲内の任意の電圧を発生する可変電圧発生手段と、
前記可変電圧発生手段の出力電圧を受け取り、該出力電
圧が第1の電圧範囲内にあるときには、該出力電圧と所
定の関係を有する電圧を出力し、該出力電圧が第2の電
圧範囲内にあるときには所定の一定電圧を出力する第1
信号発生手段と、前記可変電圧発生手段の出力電圧を受
け取り、該出力電圧が前記第1の電圧範囲内にあるとき
には、所定の一定電圧を出力し、該出力電圧が前記第2
の電圧範囲内にあるときには、該出力電圧と所定の関係
を有する電圧を出力する第2信号発生手段と、前記第1
および第2信号発生手段の出力のそれぞれに応答して、
CRTの前記制御用第1グリッドG1または前記加速用
第2グリッドG2に印加するバイアス電圧を制御する第
1および第2の増幅手段とを具備したものである。
めに、本発明に係る装置は、CRT表示装置の表示をカ
ットオフ状態とするために、CRTの制御用第1グリッ
ドG1と加速用第2グリッドG2のバイアス電圧を調整
する装置であって、該グリッドバイアス調整装置は、所
定範囲内の任意の電圧を発生する可変電圧発生手段と、
前記可変電圧発生手段の出力電圧を受け取り、該出力電
圧が第1の電圧範囲内にあるときには、該出力電圧と所
定の関係を有する電圧を出力し、該出力電圧が第2の電
圧範囲内にあるときには所定の一定電圧を出力する第1
信号発生手段と、前記可変電圧発生手段の出力電圧を受
け取り、該出力電圧が前記第1の電圧範囲内にあるとき
には、所定の一定電圧を出力し、該出力電圧が前記第2
の電圧範囲内にあるときには、該出力電圧と所定の関係
を有する電圧を出力する第2信号発生手段と、前記第1
および第2信号発生手段の出力のそれぞれに応答して、
CRTの前記制御用第1グリッドG1または前記加速用
第2グリッドG2に印加するバイアス電圧を制御する第
1および第2の増幅手段とを具備したものである。
【0035】ここで、前記第1グリッドG1および前記
第2グリッドG2に印加する電圧として、CRT表示が
カットオフ状態となる予想限界値を有するように各バイ
アス電圧を変化させるのが好適であり、しかも、前記第
1グリッドG1に印加されるバイアス電圧の変化範囲
は、最良のフォーカス状態が得られるように予め決めら
れている電圧範囲を含むようにする。
第2グリッドG2に印加する電圧として、CRT表示が
カットオフ状態となる予想限界値を有するように各バイ
アス電圧を変化させるのが好適であり、しかも、前記第
1グリッドG1に印加されるバイアス電圧の変化範囲
は、最良のフォーカス状態が得られるように予め決めら
れている電圧範囲を含むようにする。
【0036】また、CRT表示装置の制御用第1グリッ
ドG1および加速用第2グリッドG2をバイアス設定す
ることにより、CRT表示がカットオフ状態となるよう
調整する方法であって、該方法は、 a)所定範囲内の可変電圧を発生し: b)前記可変電圧に応答して、前記可変電圧が第1の電
圧範囲内にあるときには前記第1グリッドG1のバイア
ス電圧を所定の関係をもって変化させ、前記可変電圧が
該第1の範囲を越えたときには前記第1グリッドG1の
バイアス電圧を固定し:そして、 c)前記可変電圧に応答して、前記可変電圧が前記第1
の電圧範囲内にあるときには前記第2グリッドG2のバ
イアス電圧を固定させ、前記可変電圧が該第1の電圧範
囲を越えたときには前記第2グリッドG2のバイアス電
圧を所定の関係をもって変化させる。
ドG1および加速用第2グリッドG2をバイアス設定す
ることにより、CRT表示がカットオフ状態となるよう
調整する方法であって、該方法は、 a)所定範囲内の可変電圧を発生し: b)前記可変電圧に応答して、前記可変電圧が第1の電
圧範囲内にあるときには前記第1グリッドG1のバイア
ス電圧を所定の関係をもって変化させ、前記可変電圧が
該第1の範囲を越えたときには前記第1グリッドG1の
バイアス電圧を固定し:そして、 c)前記可変電圧に応答して、前記可変電圧が前記第1
の電圧範囲内にあるときには前記第2グリッドG2のバ
イアス電圧を固定させ、前記可変電圧が該第1の電圧範
囲を越えたときには前記第2グリッドG2のバイアス電
圧を所定の関係をもって変化させる。
【0037】さらに、CRT表示装置の表示をカットオ
フ状態とするために、CRTの制御用第1グリッドG1
と加速用第2グリッドG2のバイアス電圧を調整する装
置であって、該グリッドバイアス調整装置は、所定範囲
内の任意電圧を発生する可変電圧発生手段と、前記可変
電圧発生手段からの出力電圧をそれぞれ入力し、CRT
のG1バイアス電圧およびG2バイアス電圧を同時に変
化させるG1バイアス設定回路およびG2バイアス設定
回路と、を備え、前記G1およびG2バイアス設定回路
の増幅率を予め調整しておくことにより、当該CRTが
有するカットオフバイアス電圧に各バイアス電圧を到達
させるものである。
フ状態とするために、CRTの制御用第1グリッドG1
と加速用第2グリッドG2のバイアス電圧を調整する装
置であって、該グリッドバイアス調整装置は、所定範囲
内の任意電圧を発生する可変電圧発生手段と、前記可変
電圧発生手段からの出力電圧をそれぞれ入力し、CRT
のG1バイアス電圧およびG2バイアス電圧を同時に変
化させるG1バイアス設定回路およびG2バイアス設定
回路と、を備え、前記G1およびG2バイアス設定回路
の増幅率を予め調整しておくことにより、当該CRTが
有するカットオフバイアス電圧に各バイアス電圧を到達
させるものである。
【0038】
【作用】本発明によれば、単一の可変電圧を発生させ、
その可変電圧に基づいて2つのバイアス電圧(すなわ
ち、G1バイアス電圧およびG2バイアス電圧)を所定
の相関関係の下に変化させることとしているので、良好
なスポット径を維持したまま、CRTの最適なカットオ
フ調整を行うことができる。
その可変電圧に基づいて2つのバイアス電圧(すなわ
ち、G1バイアス電圧およびG2バイアス電圧)を所定
の相関関係の下に変化させることとしているので、良好
なスポット径を維持したまま、CRTの最適なカットオ
フ調整を行うことができる。
【0039】
【実施例】以下、本発明の実施例を詳細に説明する。
【0040】実施例1 図1は、本発明を適用したオフセット調整回路の一実施
例を示す。本図において、30はカットオフ調整用のた
めの唯一の可変抵抗器であり、+12ボルト電源と接地
点との間に接続されている。32は、増幅率=1のバッ
ファ増幅器である。
例を示す。本図において、30はカットオフ調整用のた
めの唯一の可変抵抗器であり、+12ボルト電源と接地
点との間に接続されている。32は、増幅率=1のバッ
ファ増幅器である。
【0041】34は、G1バイアス制御電圧VG1を発生
する第1の電圧変換回路である。この回路中には、ツェ
ナーダイオードZD1と抵抗器R1の直列回路が含まれ
ているため、ツェナーダイオードZD1の一端から得ら
れるG1バイアス制御電圧VG1は、図2に示すような入
出力特性を有する。すなわち図2に示したVG1は、ツェ
ナー電圧=5ボルトのツェナーダイオードZD1を用い
ていることから、Vin=5ボルト以上の電圧に対しては
VG1=5ボルトを維持している。
する第1の電圧変換回路である。この回路中には、ツェ
ナーダイオードZD1と抵抗器R1の直列回路が含まれ
ているため、ツェナーダイオードZD1の一端から得ら
れるG1バイアス制御電圧VG1は、図2に示すような入
出力特性を有する。すなわち図2に示したVG1は、ツェ
ナー電圧=5ボルトのツェナーダイオードZD1を用い
ていることから、Vin=5ボルト以上の電圧に対しては
VG1=5ボルトを維持している。
【0042】36は、G2バイアス制御電圧VG2を発生
する第2の電圧変換回路である。この回路も、第1の電
圧変換回路34と同じくツェナーダイオードと抵抗器の
直列回路であるが、各要素の接続されている順序が逆で
あるため、図2のVG2に示すような入出力特性となって
いる。すなわち、ツェナーダイオードZD2のツェナー
電圧=5ボルトとしたとき、Vin=0〜5ボルトの範囲
では、VG2=0ボルトを呈し、それ以上の入力電圧Vin
に対してVG2は線形的な上昇を続ける。
する第2の電圧変換回路である。この回路も、第1の電
圧変換回路34と同じくツェナーダイオードと抵抗器の
直列回路であるが、各要素の接続されている順序が逆で
あるため、図2のVG2に示すような入出力特性となって
いる。すなわち、ツェナーダイオードZD2のツェナー
電圧=5ボルトとしたとき、Vin=0〜5ボルトの範囲
では、VG2=0ボルトを呈し、それ以上の入力電圧Vin
に対してVG2は線形的な上昇を続ける。
【0043】38は演算増幅器、40はPNPトランジ
スタ、42,44,46はそれぞれ抵抗値ra,rb,
rcを有する抵抗器である。なお、演算増幅器38の反
転入力端とトランジスタ40のエミッタとを結ぶ接続線
は、トランジスタ40の温度特性を補償するためのもの
である。
スタ、42,44,46はそれぞれ抵抗値ra,rb,
rcを有する抵抗器である。なお、演算増幅器38の反
転入力端とトランジスタ40のエミッタとを結ぶ接続線
は、トランジスタ40の温度特性を補償するためのもの
である。
【0044】48は演算増幅器、50はNPNトランジ
スタ、52,54,56はそれぞれ抵抗値rd,re,
rfを有する抵抗器である。また、演算増幅器48の反
転入力端とトランジスタ50のエミッタとを結ぶ接続線
は、トランジスタ50の温度補償を行うためのものであ
る。
スタ、52,54,56はそれぞれ抵抗値rd,re,
rfを有する抵抗器である。また、演算増幅器48の反
転入力端とトランジスタ50のエミッタとを結ぶ接続線
は、トランジスタ50の温度補償を行うためのものであ
る。
【0045】また、本実施例で用いるCRTは、図8に
関して先に説明したCRTと同様の特性を有するものと
する。
関して先に説明したCRTと同様の特性を有するものと
する。
【0046】図3は、図1に示した回路のカットオフ調
整動作を説明するための図である。本図は、既に説明し
た図8と同じ図面であり、その横軸はG2バイアス電圧
を、縦軸はG1バイアス電圧を示している。また、線分
AおよびBで挾まれる範囲内において、CRT表示がカ
ットオフ状態になるものとする。さらに、図7に関して
既に説明したとおり、G1バイアス電圧が−85〜−9
5(ボルト)のとき、最良のフォーカス状態になるもの
とする。
整動作を説明するための図である。本図は、既に説明し
た図8と同じ図面であり、その横軸はG2バイアス電圧
を、縦軸はG1バイアス電圧を示している。また、線分
AおよびBで挾まれる範囲内において、CRT表示がカ
ットオフ状態になるものとする。さらに、図7に関して
既に説明したとおり、G1バイアス電圧が−85〜−9
5(ボルト)のとき、最良のフォーカス状態になるもの
とする。
【0047】図3中のL点は、最良のフォーカス状態と
なるG1バイアス=−95ボルトと、カットオフ調整限
界Bとの交点であり、このL点では、G2バイアス=6
00ボルトとなる。
なるG1バイアス=−95ボルトと、カットオフ調整限
界Bとの交点であり、このL点では、G2バイアス=6
00ボルトとなる。
【0048】同様に、G1バイアス=−95ボルトと、
G2バイアス電圧の設計上の最大値(850ボルト)と
の交点がM点である。
G2バイアス電圧の設計上の最大値(850ボルト)と
の交点がM点である。
【0049】またN点は、カットオフ調整限界Aと、上
記最大G2バイアス電圧850ボルトとの交点である。
このN点では、G1バイアス電圧=−75ボルトとな
る。
記最大G2バイアス電圧850ボルトとの交点である。
このN点では、G1バイアス電圧=−75ボルトとな
る。
【0050】このようにL点およびN点が、カットオフ
調整を行うための調整限界点であり、かかる図3の線分
上をトレースするように、G1バイアス電圧Vout(G
1)およびG2バイアス電圧Vout(G2)が図1の回路
から出力される。
調整を行うための調整限界点であり、かかる図3の線分
上をトレースするように、G1バイアス電圧Vout(G
1)およびG2バイアス電圧Vout(G2)が図1の回路
から出力される。
【0051】換言すれば、図1に示した唯一の可変抵抗
器30を動かすことにより、
器30を動かすことにより、
【0052】
【数3】−95ボルト≦G1バイアス≦−75ボルト 600 ボルト≦G2バイアス≦850 ボルト の範囲内で各バイアス電圧が変化し、その結果として、
図3中のL点,M点,N点を結ぶ線分上を通過すること
により、個々のCRTに存在するカットオフ点を必ず通
過することができる。
図3中のL点,M点,N点を結ぶ線分上を通過すること
により、個々のCRTに存在するカットオフ点を必ず通
過することができる。
【0053】次に、各バイアス電圧が上述の如く変化す
る理由を、詳細に説明する。
る理由を、詳細に説明する。
【0054】図1および図2から明らかなように、可変
抵抗器30から得られた電圧Vinが0≦Vin≦5ボルト
のとき、G2バイアス制御電圧はVG2=0となり、G1
バイアス制御電圧はVG1=Vinとなる。
抵抗器30から得られた電圧Vinが0≦Vin≦5ボルト
のとき、G2バイアス制御電圧はVG2=0となり、G1
バイアス制御電圧はVG1=Vinとなる。
【0055】ここで、VG2=0のときには、抵抗54の
一端に+100ボルトが印加されているので、G2バイ
アス電圧Vout(G2)は、抵抗の定数を予め適切に設定
しておくことにより、
一端に+100ボルトが印加されているので、G2バイ
アス電圧Vout(G2)は、抵抗の定数を予め適切に設定
しておくことにより、
【0056】
【数4】
【0057】となる。
【0058】また、VG1=Vinのときには、演算増幅器
38と抵抗42,44,46で決定される増幅率Gain1
が
38と抵抗42,44,46で決定される増幅率Gain1
が
【0059】
【数5】
【0060】であって、抵抗42の一端は+5ボルトの
電源に接続され、かつ抵抗44の一端は−150ボルト
の電源に接続されているので、G1バイアス電圧V
out(G1)は、
電源に接続され、かつ抵抗44の一端は−150ボルト
の電源に接続されているので、G1バイアス電圧V
out(G1)は、
【0061】
【数6】
【0062】となる。従って、上式の抵抗定数を予め適
切に決定しておくことにより、
切に決定しておくことにより、
【0063】
【数7】VG1 =Vin =0のときVout(G1)=−75ボルト VG1 =Vin =5ボルトのときVout(G1)=−95ボルト となる。
【0064】以上のことから、0≦Vin≦5ボルトの範
囲では、可変抵抗30の矢印方向への回転に伴って、図
3のN点からM点の線分上を移動することにある。
囲では、可変抵抗30の矢印方向への回転に伴って、図
3のN点からM点の線分上を移動することにある。
【0065】次に、可変抵抗30をさらに回転させて、
5ボルト≦Vin≦12ボルトとした場合について説明す
る。
5ボルト≦Vin≦12ボルトとした場合について説明す
る。
【0066】G2バイアス電圧Vout(G2)は上述の場
合と同様に、
合と同様に、
【0067】
【数8】
【0068】となる。また、G1バイアスVout(G1)
は、
は、
【0069】
【数9】
【0070】となる。従って、抵抗定数を適切に設定し
ておくことにより、5ボルト≦Vin≦12ボルトの範囲
では、
ておくことにより、5ボルト≦Vin≦12ボルトの範囲
では、
【0071】
【数10】Vout(G1)=−95ボルト Vout(G2)=850 ボルト〜600 ボルト となり、図3のM点からL点に至る線分上をトレースす
ることになる。
ることになる。
【0072】かくして本実施例によれば、線分LMN上
を全てトレースすることができるので、最良あるいは良
好なフォーカス状態を維持したまま、CRTのカットオ
フ調整を行うことが可能となる。
を全てトレースすることができるので、最良あるいは良
好なフォーカス状態を維持したまま、CRTのカットオ
フ調整を行うことが可能となる。
【0073】なお、本出願の発明者による実験によれ
ば、多数のCRTをオフセット調整した結果として、 最良のフォーカス状態を維持することが可能な線分
LM上においては、全体のCRTの78%についてオフ
セット調整を行うことができた。
ば、多数のCRTをオフセット調整した結果として、 最良のフォーカス状態を維持することが可能な線分
LM上においては、全体のCRTの78%についてオフ
セット調整を行うことができた。
【0074】 良好なフォーカス状態を得ることがで
きるG1バイアス電圧(−95ボルト≦G1≦−85ボ
ルト)であって、かつ、G2バイアス電圧が850ボル
トの場合にオフセット調整ができたものは、全体のCR
Tの19%であった。換言すれば、線分MNの一部を形
成する線分MR上において、全体のCRTの19%につ
いてオフセット調整を行うことができた。
きるG1バイアス電圧(−95ボルト≦G1≦−85ボ
ルト)であって、かつ、G2バイアス電圧が850ボル
トの場合にオフセット調整ができたものは、全体のCR
Tの19%であった。換言すれば、線分MNの一部を形
成する線分MR上において、全体のCRTの19%につ
いてオフセット調整を行うことができた。
【0075】 線分MNの残りを形成する線分RN上
においては、最良のスポットサイズに比べて10%程度
太くなるものの、全体のCRTの3%についてオフセッ
ト調整を行うことができた。
においては、最良のスポットサイズに比べて10%程度
太くなるものの、全体のCRTの3%についてオフセッ
ト調整を行うことができた。
【0076】実施例2 上述した実施例1では、良好なフォーカス状態を維持す
るためにG1バイアス電圧の変化範囲を−95ボルト〜
−75ボルトまでとしたが、実用的なスポットサイズを
得るうえでは、G1バイアス電圧の変化範囲をさらに広
げることも可能である。例えば、−105ボルト≦G1
バイアス≦−75ボルトとすることにより、図3のP点
→Q点→N点に至る線分上をトレースすることも可能で
ある。
るためにG1バイアス電圧の変化範囲を−95ボルト〜
−75ボルトまでとしたが、実用的なスポットサイズを
得るうえでは、G1バイアス電圧の変化範囲をさらに広
げることも可能である。例えば、−105ボルト≦G1
バイアス≦−75ボルトとすることにより、図3のP点
→Q点→N点に至る線分上をトレースすることも可能で
ある。
【0077】この場合には、図1に示した回路をそのま
ま用いることができる。ただし、各抵抗の定数を適宜変
更することが必要である。
ま用いることができる。ただし、各抵抗の定数を適宜変
更することが必要である。
【0078】実施例3 第3の実施例では、図3に示した線分PN上をトレース
するよう、G1バイアス電圧およびG2バイアス電圧を
同時に変化させる。
するよう、G1バイアス電圧およびG2バイアス電圧を
同時に変化させる。
【0079】図4は、かかるバイアス電圧の変化を実現
するための回路構成である。本図に示した回路は、図1
に示した回路と異なり、2つの電圧変換回路34および
36を有していない。
するための回路構成である。本図に示した回路は、図1
に示した回路と異なり、2つの電圧変換回路34および
36を有していない。
【0080】図4に示した回路によれば、可変抵抗30
の回転に伴ってG1およびG2バイアス電圧が同時に変
化し、図3のP点およびN点を調整限界としたオフセッ
ト調整が可能となる。
の回転に伴ってG1およびG2バイアス電圧が同時に変
化し、図3のP点およびN点を調整限界としたオフセッ
ト調整が可能となる。
【0081】ただし、本実施例においては、G1バイア
ス電圧の変化範囲が−105ボルト〜−75ボルトであ
るので、実施例2で述べた程度のフォーカス状態とな
る。
ス電圧の変化範囲が−105ボルト〜−75ボルトであ
るので、実施例2で述べた程度のフォーカス状態とな
る。
【0082】実施例4 上述してきた実施例1〜実施例3は、オフセット調整回
路をアナログ回路で実現してきたものであるが、同様な
機能をデジタル回路で実現することも可能である。
路をアナログ回路で実現してきたものであるが、同様な
機能をデジタル回路で実現することも可能である。
【0083】例えば、図1に示したカットオフ調整用の
可変抵抗器30を、I2 Cバス等によるデジタル制御可
能なD/A方式としたり、あるいは、可変抵抗器の出力
VinをNビットのデジタル信号で与え、テーブル(RO
M)を用いて電圧変換回路34,36と同等の入出力特
性を実現させることも可能である。
可変抵抗器30を、I2 Cバス等によるデジタル制御可
能なD/A方式としたり、あるいは、可変抵抗器の出力
VinをNビットのデジタル信号で与え、テーブル(RO
M)を用いて電圧変換回路34,36と同等の入出力特
性を実現させることも可能である。
【0084】
【発明の効果】以上説明したとおり本発明によれば、単
一の可変抵抗器などにより可変電圧を発生させ、その電
圧に基づいてG1バイアス電圧およびG2バイアス電圧
を連動的に変化させることとしているので、良好なフォ
ーカス状態を維持したまま、簡易な操作でCRTのオフ
セット調整を確実に行うことが可能となる。
一の可変抵抗器などにより可変電圧を発生させ、その電
圧に基づいてG1バイアス電圧およびG2バイアス電圧
を連動的に変化させることとしているので、良好なフォ
ーカス状態を維持したまま、簡易な操作でCRTのオフ
セット調整を確実に行うことが可能となる。
【0085】従って本発明によれば、より高解像度の表
示装置において、高価格なCRTを使うことなく、要求
性能を具現化することが可能となる。
示装置において、高価格なCRTを使うことなく、要求
性能を具現化することが可能となる。
【0086】また本発明によれば、単一の可変電圧発生
手段(例えば、可変抵抗器)を用いればよいので、発明
を実施するためのハードウェア構成が極めて簡略化され
るという利点がある。
手段(例えば、可変抵抗器)を用いればよいので、発明
を実施するためのハードウェア構成が極めて簡略化され
るという利点がある。
【図1】本発明の一実施例によるカットオフ調整回路を
示す図である。
示す図である。
【図2】図1に示した電圧変換回路34,36の入出力
特性を示す線図である。
特性を示す線図である。
【図3】図1に示した回路のカットオフ調整動作を説明
するための図である。
するための図である。
【図4】本発明のその他の実施例によるカットオフ調整
回路を示す図である。
回路を示す図である。
【図5】従来から知られているバイアス調整回路の一例
を示す図である。
を示す図である。
【図6】図5に示した回路の一部を詳細に示した図であ
る。
る。
【図7】制御用グリッドG1のバイアス電圧とスポット
サイズとの関係を示す線図である。
サイズとの関係を示す線図である。
【図8】図5に示した回路を用いてオフセット調整を行
うための手順を説明した図である。
うための手順を説明した図である。
2 フライバックトランス 10 水平偏向ヨーク 30 カットオフ調整用の可変抵抗器 32 バッファ増幅器 34,36 電圧変換回路 ZD1,ZD2 ツェナーダイオード(VZ =5ボル
ト) 38,48 演算増幅器
ト) 38,48 演算増幅器
フロントページの続き (72)発明者 小林 正樹 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本ア イ・ビー・エム株式会社 大和事業所内
Claims (7)
- 【請求項1】 CRT表示装置の表示をカットオフ状態
とするために、CRTの制御用第1グリッドG1と加速
用第2グリッドG2のバイアス電圧を調整する装置であ
って、該グリッドバイアス調整装置は、 所定範囲内の任意の電圧を発生する可変電圧発生手段
と、 前記可変電圧発生手段の出力電圧を受け取り、該出力電
圧が第1の電圧範囲内にあるときには、該出力電圧と所
定の関係を有する電圧を出力し、該出力電圧が第2の電
圧範囲内にあるときには所定の一定電圧を出力する第1
信号発生手段と、 前記可変電圧発生手段の出力電圧を受け取り、該出力電
圧が前記第1の電圧範囲内にあるときには、所定の一定
電圧を出力し、該出力電圧が前記第2の電圧範囲内にあ
るときには、該出力電圧と所定の関係を有する電圧を出
力する第2信号発生手段と、 前記第1および第2信号発生手段の出力のそれぞれに応
答して、CRTの前記制御用第1グリッドG1または前
記加速用第2グリッドG2に印加するバイアス電圧を制
御する第1および第2の増幅手段とを具備したことを特
徴とするCRT表示装置のグリッドバイアス調整装置。 - 【請求項2】 請求項1において、前記第1グリッドG
1および前記第2グリッドG2に印加する電圧として、
CRT表示がカットオフ状態となる予想限界値を有する
ように各バイアス電圧を変化させることを特徴とするC
RT表示装置のグリッドバイアス調整装置。 - 【請求項3】 請求項1において、前記第1グリッドG
1に印加されるバイアス電圧の変化範囲は、最良のフォ
ーカス状態が得られるように予め決められている電圧範
囲を含むことを特徴とするCRT表示装置のグリッドバ
イアス調整装置。 - 【請求項4】 CRT表示装置の制御用第1グリッドG
1および加速用第2グリッドG2をバイアス設定するこ
とにより、CRT表示がカットオフ状態となるよう調整
する方法であって、該方法は、次のステップを含むこと
を特徴とするCRT表示装置のグリッドバイアス設定方
法。 a)所定範囲内の可変電圧を発生し: b)前記可変電圧に応答して、前記可変電圧が第1の電
圧範囲内にあるときには前記第1グリッドG1のバイア
ス電圧を所定の関係をもって変化させ、前記可変電圧が
該第1の範囲を越えたときには前記第1グリッドG1の
バイアス電圧を固定し:そして、 c)前記可変電圧に応答して、前記可変電圧が前記第1
の電圧範囲内にあるときには前記第2グリッドG2のバ
イアス電圧を固定させ、前記可変電圧が該第1の電圧範
囲を越えたときには前記第2グリッドG2のバイアス電
圧を所定の関係をもって変化させる。 - 【請求項5】 請求項4において、前記第1グリッドG
1に印加されるバイアス電圧の変化範囲は、最良のフォ
ーカス状態が得られるように予め決められている電圧範
囲を含むことを特徴とするCRT表示装置のグリッドバ
イアス設定方法。 - 【請求項6】 CRT表示装置の表示をカットオフ状態
とするために、CRTの制御用第1グリッドG1と加速
用第2グリッドG2のバイアス電圧を調整する装置であ
って、該グリッドバイアス調整装置は、 所定範囲内の任意電圧を発生する可変電圧発生手段と、 前記可変電圧発生手段からの出力電圧をそれぞれ入力
し、CRTのG1バイアス電圧およびG2バイアス電圧
を同時に変化させるG1バイアス設定回路およびG2バ
イアス設定回路とを備え、前記G1およびG2バイアス
設定回路の増幅率を予め調整しておくことにより、当該
CRTが有するカットオフバイアス電圧に各バイアス電
圧を到達させることを特徴とするCRT表示装置のグリ
ッドバイアス調整装置。 - 【請求項7】 請求項6において、前記第1グリッドG
1に印加されるバイアス電圧の変化範囲は、最良のフォ
ーカス状態が得られるように予め決められている電圧範
囲を含むことを特徴とするCRT表示装置のグリッドバ
イアス調整装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23179592A JPH0695607A (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | Crt表示装置のグリッドバイアス調整装置およびグリッドバイアス設定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23179592A JPH0695607A (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | Crt表示装置のグリッドバイアス調整装置およびグリッドバイアス設定方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0695607A true JPH0695607A (ja) | 1994-04-08 |
Family
ID=16929143
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23179592A Pending JPH0695607A (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | Crt表示装置のグリッドバイアス調整装置およびグリッドバイアス設定方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0695607A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021141767A (ja) * | 2020-03-06 | 2021-09-16 | 株式会社Nttファシリティーズ | 地絡位置検出装置 |
-
1992
- 1992-08-31 JP JP23179592A patent/JPH0695607A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021141767A (ja) * | 2020-03-06 | 2021-09-16 | 株式会社Nttファシリティーズ | 地絡位置検出装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS60120394A (ja) | 陰極線管表示装置 | |
| EP0196694A1 (en) | Picture display device | |
| EP0479213B1 (en) | Nonlinear processing method and apparatus | |
| JPH0695607A (ja) | Crt表示装置のグリッドバイアス調整装置およびグリッドバイアス設定方法 | |
| JP3666890B2 (ja) | ビデオ表示偏向装置 | |
| KR100688133B1 (ko) | 동적 초점 전압 진폭 제어기 | |
| US6295100B1 (en) | Method and device for convergence correction in a television receiver | |
| JP2936387B2 (ja) | ビデオ表示装置 | |
| JP3907711B2 (ja) | ビデオ表示装置 | |
| US5619285A (en) | CRT drive circuit | |
| US4503366A (en) | Individual deflection control signals for plural pickup-tubes in a television camera | |
| US3962603A (en) | Circuit arrangement in television display apparatus for correcting the horizontal linearity | |
| JP3696605B2 (ja) | ビデオ表示装置 | |
| US6555976B2 (en) | East-west distortion correction | |
| JP2931427B2 (ja) | フォーカス電圧発生装置 | |
| US5969487A (en) | Deflection circuit with damping impedance and current compensation | |
| EP1003331A1 (en) | Dynamic focus voltage amplitude controller and high frequency compensation | |
| JPS62188568A (ja) | フオ−カス調整回路 | |
| JPH0642219Y2 (ja) | ブラウン管試験装置 | |
| JPH07283959A (ja) | 水平振幅補正回路 | |
| JPH05183835A (ja) | 輝度調整回路 | |
| JP3316282B2 (ja) | テレビジョン受像機 | |
| JP2002369028A (ja) | 動的フォーカス電圧振幅制御装置 | |
| JP2986177B2 (ja) | 投写型ビデオプロジェクター | |
| JPS6249786B2 (ja) |