JPH0695673A - 電子打楽器 - Google Patents

電子打楽器

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JPH0695673A
JPH0695673A JP4246992A JP24699292A JPH0695673A JP H0695673 A JPH0695673 A JP H0695673A JP 4246992 A JP4246992 A JP 4246992A JP 24699292 A JP24699292 A JP 24699292A JP H0695673 A JPH0695673 A JP H0695673A
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JP
Japan
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resonance
signal
circuit
adjusting means
pad
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JP4246992A
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English (en)
Inventor
Yasuhiko Mori
泰彦 森
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KORUGU KK
Korg Inc
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KORUGU KK
Korg Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自然打楽器に近い電子打楽器を得る。 【構成】 パッド1に取付けた振動検知センサ2により
衝撃波信号3を得ると共に、この衝撃波信号を共振回路
15に与える。共振回路15は共振周波数調整手段を構
成する可変遅延回路16と、減衰時間調整手段を構成す
る可変利得増幅器17と、加算器18、移相器19とに
よって構成され、これら可変遅延回路16、可変利得増
幅器17、移相器19の特性をパッド1に設けて感圧抵
抗体21とバッファ増幅器24によって構成し、パッド
1に与えられる圧力に応じて共振回路15の特性を制御
し、所望の音質の打楽器音を得る電子打楽器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は音楽演奏等に利用する
電子打楽器に関する。
【0002】
【従来の技術】電子打楽器は小型軽量化された器体であ
りながら、大太鼓、ティンパニ、ドラム、カウベル、シ
ンバル等の大型打楽器の音から小型打楽器の音まで、各
種の音を出すことができる点で優れている。図8に従来
の電子打楽器の概略の構成を示す。
【0003】図中1はパッドを示す。パッド1は例えば
枠体に皮或は合成樹脂材から成るシート等を張って構成
され、皮或はシート等の裏側に例えばピエゾ素子或は感
圧素子のような振動−電気変換用センサ2を取付け、パ
ッド1に与えられる衝撃を電気信号に変換する。センサ
2から出力される衝撃波形信号3はエンベロープフォロ
ワー4に与えられ、エンベロープフォロワー4からトリ
ガ信号5を取出す。
【0004】トリガ信号5は例えばCPUと呼ばれてい
る演算処理装置6に入力され、演算処置装置6からリー
ドオンリーメモリー(以下ROMと称す)7の指定され
たアドレス領域に書込まれている音色データを読出す。
つまりROM7には各種の打楽器の音色データが記憶さ
れており、この音色データを読出してDA変換器8でD
A変換してアナログ信号を取出すことにより各種の打楽
器の音に対応した電気信号を出力端子11に得ることが
できる。この各楽器の音に対応した電気信号を拡声装置
12に入力することにより拡声装置12のスピーカ12
Aから打楽器の音を発音させることができる。ROM7
に書込まれた各種の音色データは演算処理装置6に付設
した設定器13に設定した設定値によって選択され、任
意の打楽器の音が選択されて読出される。
【0005】9は可変利得増幅器を示す。この可変利得
増幅器9はエンベロープフォロワー4から出力されるト
リガ信号5のピーク値の大小に応じて演算処理装置6に
よって利得が制御される。つまりパッド1を打つ強さに
応じて可変利得増幅器9の利得が制御され、打つ強さに
応じて音に強弱を再現できる構造とされる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の電子打楽器は、
予めROM7に各種の打楽器の音色データを集録してお
き、この音色データを打撃動作に同期して読出すことに
より、音を発生させている。このため再現される音はR
OM7に書込まれている音色データによって決まるた
め、奏者の意図する音を再現することはできない。つま
り自然楽器ではパッド1を打つ位置を変えたり、或はパ
ッド1を手で抑えながら打つと音色が変わったり、共振
時間を変えることができる。従ってこれらを適宜組合せ
ることにより同一の打楽器であっても各種の音を再現す
ることができる。然し乍ら図8に示した従来の電子打楽
器ではそのような融通はなく、設定手段13に設定され
た通り一遍の音しか出ない欠点がある。
【0007】この発明の目的は電子打楽器でありなが
ら、奏者の意図する音を出すことができる電子打楽器を
提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明ではパッドの振
動を電気信号に変換するセンサを具備し、センサに与え
られる打撃振動に対応した周波数成分を有する衝撃波信
号を出力する信号源と、この信号源から出力される衝撃
波信号に含まれる周波数の信号に共振する共振回路と、
共振回路の共振周波数を任意の周波数に設定する共振周
波数調整手段と、共振回路の共振減衰時間を調整する減
衰時間調整手段とパッドの面に与えられる圧力を電圧に
変換し、共振回路の共振周波数及び共振回路の減衰時間
を制御する圧力−電圧変換手段と、によって電子打楽器
を構成したものである。
【0009】この発明による電子打楽器によれば信号源
から出力される衝撃波信号が任意の共振周波数に設定さ
れた共振回路に与えられる。衝撃波信号にその共振周波
数が含まれている場合は、その共振信号が共振回路から
取出され、拡声装置によって音として放音される。更に
この発明ではパッドに与える圧力を変化させることによ
り、この圧力が電圧信号に変換され、この電圧信号によ
って共振回路の共振周波数、共振回路の減衰時間を制御
することができる。従って自然打楽器のように、パッド
に指等によって圧力を与えながら打つことにより音を変
化させることができ、いわゆるミュート奏法を電子打楽
器により実現することができる。この結果リアルタイム
で楽器の音色等を調整することができ、奏者の意図する
音を出すことができる。
【0010】
【実施例】図1にこの発明の一実施例を示す。図中1は
例えば木製の円盤或は金属板等によって形成したパッ
ド、2はこのパッド1の裏面に取付けた振動を検出する
センサを示す。この発明ではパッド1とセンサ2とによ
って信号源10を構成し、この信号源10から出力され
る衝撃波信号に含まれる任意の周波数成分を共振回路1
5で抽出すると共に、圧力−電圧変換手段20によって
共振回路15の共振周波数、減衰時間等を制御できるよ
うに構成し、目的とする打楽器を得る構造とするもので
ある。
【0011】このためにこの発明ではセンサ2から出力
される衝撃信号3を共振回路15に与える。共振回路1
5はこの実施例では可変遅延回路16と、この可変遅延
回路16で遅延した信号を増幅する可変利得増幅器17
と、この可変利得増幅器17で増幅した信号を元の信号
系路の信号に加える加算回路18と、可変遅延回路16
と可変利得増幅器17の間に介挿した移相器19とによ
って構成した場合を示す。
【0012】この回路構成の基本特性は図3Aに示すよ
うに櫛形フィルタとして良く知られた回路である。イン
パルス応答は図2に示すように可変遅延回路16の遅延
時間をTとしたとき、Tの周期と、可変利得増幅器17
の利得gによって定まる対数のエンベロープGLを持
つ。従ってこの共振回路15に衝撃波信号を与えること
により、衝撃波信号の持っている周波数成分内の共振回
路の共振周波数に合致する周波数成分がTの周期で定ま
る音程と、利得gによって定まる減衰特性GLとで音楽
として取出される。この減衰特性GLは自然打楽器の減
衰特性によく近似しており、入力される衝撃波信号の振
幅の大小と周波数成分によって変化する。ここで可変遅
延回路16の遅延時間Tを変更すると、共振周波数の基
本周波数f 0 が図3Bに示すようにf0 がf01に変化
し、以下同様に2f01,3f01,4f 01………のように
変化し、共振周波数を任意の周波数に設定することがで
きる。
【0013】一方可変利得増幅器17の利得gを変化さ
せると、図2に示した減衰特性GLが変化し、減衰時間
を設定することができる。また移相器19の位相を変化
させることにより音色を制御することができる。移相器
19としては例えばオールパスフィルタを用いることが
できる。オールパスフィルタは周波数特性は平坦である
が、位相を変化させる特性を持っている。移相器の位相
を変化させることにより、図3A及び図3Bに示した共
振周波数f0 ,2f0 ,3f0 ………及びf01,2
01,3f01………を非整数倍の関係に変化させること
ができ、倍音構造を変化させることができる。従ってこ
の移相器19の位相を調整することにより音色を調整す
ることができ、非整数倍の音を持つ打楽器(特に金属
音)の音を出すことができる。尚移相器19はローパス
フィルタを用いることもできる。また閉ループ内におい
てローパスフィルタとオールパスフィルタを直列に接続
して構成してもよい。
【0014】上述したように可変遅延回路16の遅延時
間を制御することにより共振回路15の共振周波数
0 ,2f0 ,3f0 ………を例えばf01,2f01,3
01………に変化させることができ、共振周波数を制御
することができる。よって可変遅延回路16は共振周波
数調整手段を構成することになる。また可変利得増幅器
17の利得を制御することにより、共振回路15の減衰
特性GLを調整することができる。よって可変利得増幅
器17は減衰時間調整手段を構成していることになる。
更に移相器19は音色調整手段を構成していることにな
る。
【0015】共振回路15を構成するループ内の任意の
位置に拡声装置12を接続することにより、拡声装置1
2から、共振回路15で共振する信号の音を再現するこ
とができる。この例では加算回路18と可変遅延回路1
6との間から信号を取出し、拡声装置12からループを
還流する信号の音を放音させるように構成した場合を示
す。
【0016】上述した共振回路15の構成によれば信号
源10から与えられる衝撃波信号3に含まれる信号の中
の共振回路15の共振周波数に合致した信号が取出され
る。共振回路15の共振周波数、減衰時間、移相器19
の位相を適当な値に設定することにより各種の打楽器の
音を再現することができる。また例えば信号源10を構
成するパッド1を打つ位置を変える、或はパッド1を手
で抑えて打つ、又はスティックでなく手でパッド1を打
つ等して、振動検知センサ2から出力される衝撃波信号
に含まれる周波数成分を変化させた場合は、共振回路1
5の共振特性に入る周波数の信号の波の数(高調波)が
増加又は減少し、これにより音色をリアルタイムに変化
させることができる。よって奏者の意図する音を作り出
すことができる利点が得られる。
【0017】この発明では更に圧力−電圧変換手段20
を設け、この圧力−電圧変換手段20によって可変遅延
回路16、可変利得増幅器17、移相器19に制御信号
を与えることによって共振回路15の共振周波数、減衰
時間、音色を制御できるように構成する。圧力−電圧変
換手段20は図1に示すようにパッド1の上面に感圧抵
抗体21を被着し、この感圧抵抗体21の上面に例えば
ゴム管の保護シート22を被せ圧力のセンサ部を構成す
る。感圧抵抗体21は電気的には一端が正極電圧端子+
に接続され、他端は抵抗器23を通じて共通電位点に接
続される。感圧抵抗体21と抵抗器23との接続点に発
光する電圧をバッファ増幅器24を通じて取出し、平滑
回路25を通じて電圧信号を取出す。この電圧信号を可
変遅延回路16、可変利得増幅器17、移相器19の各
制御端子に与える。
【0018】感圧抵抗体21は図4に示すように圧力を
高めると、抵抗値が低下する特性を持っている。従って
パッド1に与える圧力を高めると増幅器24に入力され
る電圧は上昇する。この電圧信号を可変遅延回路16、
可変利得増幅器17、移相器19に与え、共振回路15
の共振周波数、減衰特性、音色を制御する。共振周波数
の変化、減衰時間の変化、音色の変化の組合せとして
は、例えば圧力を与えたとき、共振周波数上昇、減衰時
間短、音色明となる組合せと、共振周波数降下、減衰時
間長、音色暗となる組合せ等各種の組合せが考えられ
る。
【0019】尚、ここでパッド1を打ったときこの打撃
力は感圧抵抗体21にも与えられるから圧力−電圧変換
手段20からもパルスが発生するが、このパルスは平滑
回路25で平滑化され、殆んどは消滅し、可変遅延回路
16、可変利得増幅器17、移相器19に打撃によって
発生した過渡的な電圧が与えられることはない。これに
対し、パッド1に指等で圧力を掛けた場合には増幅器2
4には直流電圧が入力されるから、この直流電圧は平滑
回路25で消滅することなく各回路16、17、19に
与えられ、共振周波数、減衰時間、音色等を制御するこ
とができる。また、特に図示しないが圧力−電圧変換手
段20から出力される電圧信号を拡声装置12に与え、
拡声装置12の利得を制御して共振回路15の各特性を
変化させる動作に連動させて音量を制御するように構成
することもできる。
【0020】共振回路15は図5及び図6に示すように
並列接続したり、縦続接続し、各共振回路15を還流す
る信号を取出してミクシング手段31で混合し、この混
合出力を拡声装置12で放音させるように構成すること
ができる。このように多数の共振回路を用いることによ
り各共振回路の共振周波数を異ならせておくことにより
各共振回路の共振周波数を非倍音関係にすることがで
き、多数の非倍音関係にある打撃音を得ることができ、
自然打楽器の音に近ずけることができる。特に図6の例
では複数の共振回路15をジャンクションJを介して直
列に接続した場合を示す。ジャンクションJの結合係数
kは音響管シュミレーションによる反射係数としてよく
知られ、各共振回路15の遅延時間と共に可変利得増幅
器17の減衰時間及び音響管の高音域の減衰特性をシュ
ミレートする移相器19の値を設定することによって任
意の周波数特性を持つ打楽器音を得ることができる。こ
の図5、図6のように構成する場合も、各共振回路15
の特性を圧力−電圧変換手段20から出力される電圧信
号によって制御するように構成することができる。
【0021】図7はこの発明の更に他の実施例を示す。
この例では共振回路15で取出した信号と、従来の技術
で説明した電子打楽器の信号とを取出し、この取出した
信号を合成して拡声装置12で音として放音するように
構成した場合を示す。この場合も共振回路15の特性を
圧力−電圧変換手段20から出力される制御信号によっ
て制御すると共に、従来技術で説明した音源を制御する
演算処理装置6にも圧力−電圧変換手段20から制御信
号を与え、この制御信号によって加工回路9Aと9Bを
制御し、例えば音色と音量等を圧力の変化に応じて変化
させるように構成した場合を示す。
【0022】更にこの例ではセンサ2が出力する衝撃波
信号と加工回路9Bの出力とを加算回路18でアナログ
加算し、この加算結果を共振回路15で共振信号を抽出
し、この共振信号を更に加算回路18で加工回路9Aの
出力信号と加算し、この加算結果を更に加算回路18で
共振回路15から出力される信号と加算し、その加算結
果を拡声装置12に入力し、音として放音させるように
構成した場合を示す。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば
圧力−電圧変換手段20によりパッド1に掛けられる圧
力を電気信号に変換し、この電気信号によって共振回路
15の特性を制御し、共振回路の共振周波数、減衰時
間、音色等を制御するから、自然打楽器と同様にパッド
1を手で抑えながらたたくことにより、音程を上げた
り、下げたり、或は音の長さを制御したり、いわゆるミ
ュート奏法を実現することができる。よって電子打楽器
であるにもかかわらず、自然打楽器に近い奏法を実現す
ることができ、奏者の意図する音を再現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す接続図。
【図2】この発明の動作を説明するためのグラフ。
【図3】この発明の動作を説明するためのグラフ。
【図4】図1に示した感圧抵抗体の電気的特性を説明す
るためのグラフ。
【図5】この発明の要部の変形実施例を説明するための
接続図。
【図6】図5と同様の接続図。
【図7】この発明の更に他の変形実施例を示す接続図。
【図8】従来の技術を説明するための接続図。
【符号の説明】
1 パッド 2 センサ 3 衝撃波信号 4 エンベロープフォロワー 5 トリガ信号 6 演算処理装置 7 ROM 8 DA変換器 9 増幅器 10 信号源 11 出力端子 12 拡声装置 13 設定器 15 共振回路 16 共振周波数調整手段を構成する可変遅延回路 17 減衰時間調整手段を構成する可変利得増幅器 18 加算回路 19 音色調整手段を構成する移相器 20 圧力−電圧変換手段 21 感圧抵抗体 22 保護シート

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 A.パッドの振動を電気信号に変換する
    センサを具備し、パッドに発生する打撃振動に対応した
    周波数成分を有する衝撃波信号を出力する信号源と、 B.この信号源から出力された衝撃波信号に含まれる周
    波数の信号に共振する共振回路と、 C.この共振回路の共振周波数を任意の周波数に設定
    し、変更する周波数調整手段と、 D.上記共振回路の共振減衰時間をそれぞれ調整する減
    衰時間調整手段と、 E.上記共振回路の音色を調整する音色調整手段と、 F.上記パッドに与えられる圧力を電圧信号に変換し、
    上記周波数調整手段、減衰時間調整手段、音色調整手段
    を制御する圧力−電圧変換手段と、によって構成した電
    子打楽器。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の共振回路は可変遅延回路
    と、この可変遅延回路によって遅延された信号の位相を
    変化させる移相器と、この移相器で移相した信号を増幅
    する可変利得増幅器と、この可変利得増幅器の増幅出力
    を上記可変遅延回路に入力される衝撃波信号に加算する
    加算回路とによって構成される閉ループによって構成
    し、上記可変遅延回路が共振回路の共振周波数調整手段
    を構成し、上記移相器が音色調整手段を構成し、可変利
    得増幅器が減衰時間調整器を構成していることを特徴と
    する電子打楽器。
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