JPH0695758A - スイッチ接続装置とその接続方法 - Google Patents

スイッチ接続装置とその接続方法

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JPH0695758A
JPH0695758A JP5202975A JP20297593A JPH0695758A JP H0695758 A JPH0695758 A JP H0695758A JP 5202975 A JP5202975 A JP 5202975A JP 20297593 A JP20297593 A JP 20297593A JP H0695758 A JPH0695758 A JP H0695758A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】位置エンコーダ等に設けられるスイッチの開閉
情報をコンピュータ側等へ容量結合により伝送する。 【構成】コンピュータ筐体44に対し可動ハンドル36
がリンク34を介して取付けられ、このリンク34の一
面側には、可動ハンドル36のスイッチの閉鎖時に相互
接続される第一および第二の導体部分を有している。こ
の第一および第二の導体部分は、コンピュータ筐体36
側の第三および第四の導体77、79に対し、それぞれ
容量結合され、第三の導体には、駆動信号が与えられて
いると共に、第四の導体には、この駆動信号を検知する
検出器が接続されている。可動ハンドル36のスイッチ
を閉じると、容量結合によって第三の導体に与えられた
駆動信号は、第四の導体に流れ検出される。ケーブルを
用いた接続やすべり接触による接続を用いないので、ケ
ーブルのためのスペースや操作性の悪さ、すべり接触に
よる接点の劣化等を来さない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はポインタのような周辺装
置とコンピュータとの相互接続に関し、特に周辺装置と
コンピュータとの容量性の相互接続に関する。
【0002】
【従来技術と発明が解決しようとする課題】位置エンコ
ーダ・システムは米国特許出願第07/856,436
号「位置エンコーダ・システム」に開示されている。上
記出願に記載されている位置エンコーダ・システムは
「ノート型」コンピュータ用の入力装置として実施され
ている。この入力装置は例えばコンピュータのカーソル
の位置を制御するためにユーザーが操作する小型ハンド
ルを備えている。このハンドルには例えばコンピュータ
・プログラムのメニューのプルダウンのような多くの機
能のいずれかを起動させるために押される2つのプッシ
ュ・ボタン式スイッチが備えられている。
【0003】ハンドルはやや剛性の、細長いリンクの端
部に取り付けられている。リンクはコンピュータ内部に
あるキャリヤに接続されている。リンクはキャリヤ内で
スライドし、キャリヤが回転して、リンクの二次元の運
動を可能にする。リンクのスライド運動とキャリヤの回
転は、カーソル位置と相関するハンドル位置を追跡する
データを得るために計測される。
【0004】リンクのスライド運動とキャリヤの回転運
動を計測するための好ましい技術には、リンクの片側に
プリントされた導体のパターンを、キャリヤに実装され
た隣接する導電性パターンに対してリンクと共に移動す
るようにすることが含まれている。キャリヤ上のパター
ンはリンク上のパターンと容量性結合された一連の移動
波信号によって励振され、前記の信号は(容量性結合を
介して再び)キャリヤに復帰する。戻り信号はキャリヤ
に対するリンクの運動の結果として位相変調される。位
相変調された信号はリンクの運動を示すディジタル情報
を生成するために検出され、処理される。運動の情報を
得るためにリンクとコンピュータとの間には直接的な導
体経路は必要ない。
【0005】上記の位置エンコーダ・システムでは、ハ
ンドル上のスイッチの状態を表す情報は導体経路を経て
コンピュータに搬送される。導体経路はリンクとキャリ
ヤの間に接続されたワイヤ又はすべり接点の形式のもの
でよい。しかし、いずれの形式の導体経路にも問題点が
ある。リンクをコンピュータと接続するためにワイヤを
使用した場合は、コンピュータ内部でリンクがキャリヤ
内で移動できるのに必要な弛んだワイヤを収納するには
相当の内部スペースが必要になる。更に、ワイヤは著し
く可撓性のものでなければならず、且つハンドルの自由
な運動への妨害を避けるように配線しなければならな
い。
【0006】すべり接点の場合もコンピュータ内部に相
当量のスペースが必要であり、接点によって必然的にス
ライド・リンクに加えられる摩擦によってハンドルの自
由な運動を妨害することがある。このようなすべり接点
は著しく磨耗する。汚れやその他の異物が接触領域に侵
入することがあるので、信頼性が高いすべり接点を製
造、保守することは困難である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に従って、ポイン
タのハンドルに担持されたプッシュボタン・スイッチの
状態情報が容量性結合を介してコンピュータに伝播さ
れ、それによってワイヤ又はすべり接点を介したスイッ
チの状態情報の伝播に伴う上記の問題点が解消される。
【0008】本発明の実施例では、スイッチの状態情報
の容量性結合によってハンドル・アセンブリを容易にコ
ンピュータから取り外すことができる。従って、専門家
による修理サービスを受けなくとも、ユーザーは磨耗、
又は損傷したリンクを交換することができる。容量性結
合の技術、リンクの磨耗によって影響を受けにくく、又
磨耗の原因にもならない。
【0009】スイッチの状態情報の容量性結合は静電荷
の放電によるコンピュータの損傷を防止するという利点
も備えている。ワイヤやすべり接点のような導体経路を
使用した場合、ユーザーに集積した静電荷がコンピュー
タ内に放電し、これを損傷することがある。本発明では
リンクからコンピュータへの上記のような導体経路がな
いので、静電荷がコンピュータ内部に放電することは回
避される。
【0010】容量性結合を利用することによって、アン
テナとして機能する場合があるリンク内の導体はコンピ
ュータ内の電子素子と導電的に接続されていないので、
電磁波の放出も低減できる。
【0011】本発明のその他の特徴と利点は添付図面を
参照した以下の実施例の説明によって明らかにされる。
【0012】
【実施例】図1は本発明のシステムを適用できる携帯式
コンピュータ用の入力システムとして使用される位置エ
ンコーダ・システムを示す。このシステムはリンク34
によってコンピュータ32に接続された可動ハンドル3
0を備えている。図1は延長位置にあるハンドル30を
示している。コンピュータ・ハウジング36はハンドル
30を使用しない場合はこれを挿入して収納できる収納
室38を備えている。ユーザーが放出ボタン40を押す
と、ユーザーが操作できるようにハンドル30が収納室
38から放出される。
【0013】ハンドル30の運動は検出システムによっ
て検知され、この検出システムがハンドル30の動作を
エンコードして、ハンドルの位置を表すディジタル情報
をコンピュータ32に送る。この情報はコンピュータ・
ディスプレー・スクリーン上のカーソルの運動の制御の
ような従来の用途のためにコンピュータが利用できる。
【0014】先ず位置エンコーダ・システムに関連する
ハンドル機構の特徴を図1及び図2を参照して説明する
と、コンピュータ32は種々の種類の任意の一つ、例え
ば図1のノート型のような種類でよい。コンピュータ3
2はコンパクトで携帯式であり、バッテリーによって給
電可能である。コンピュータのハウジンク36は基体4
4に蝶番連結された上部42により特徴づけられる。上
部42はディスプレー・スクリーン46を含んでいる。
基体44にはコンピュータ用の主入力装置として役立つ
キーボード48が実装されている。コンピュータに必要
なマイクロプロセッサ及び記憶素子が基体44内に収納
されている。
【0015】リンク34はハンドル30と共に移動する
ように接続されている。エンコーダ・システムは後述す
るように基体44内に収納された検出素子に対してリン
クが移動すると、リンク34の対応する運動を検知する
ことによってハンドル30の動作を判定する。
【0016】図2に示すように、ハンドルはほぼ平坦な
プラスチック製の底部50を備えており、これは図示の
ように平面から見て略長方形である。ハンドル30のサ
イズは底部50の下面52がコンピュータ基体44の下
面とほぼ同平面であるようなサイズにされている。ハン
ドル底部50の下面52は例えばデュポン社からTEF
RONの商標で製造されているような摩擦が小さい材料
から成り、又は前記材料を取り付けて、延長されたハン
ドル30がコンピュータ32を支持する動作面の上を容
易に滑動できるようにされている。
【0017】ハンドル底部50の上面54には上方に突
起したピボット柱56が設けられ、これにリンク34の
外端部35が軸着されている。従って、ハンドル30は
柱56の中心軸57を中心にピボット運動が可能であ
る。
【0018】リンク34(図2〜図5)は基本的に厚さ
が約0.56mmの射出成型されたアセタールコアから
形成された細長い部材である。コアの上面にはディポン
社からKaptonの商標で製造されているような厚さ
0.051mmのポリイミド薄膜65が貼着されてお
り、この薄膜の上面には導電性のパターン形成層が担持
されており、この層を今後Rミキサー・パターン58と
呼ぶ。Rミキサー・パターン58は薄膜65に貼着され
た薄い、透明なプラスチック上層60の真下にある。
【0019】実施例では、薄膜65とRミキサー・パタ
ーン58の厚さは合わせて165μmであり、プラスチ
ック上層の厚さは約38μmである。Rミキサー・パタ
ーン58(図3)は複数個の隣接するバーとして構成さ
れている。(ユーザーがハンドル30と、取り付けられ
たリンク34を移動した際の)このRミキサー・パター
ン58の運動は、米国特許出願第07/856,436
号に開示されている検出システムによって検知される。
【0020】隣接する3個の導電性条片62,64,6
6はリンクの下側に取り付けられている(図4)。詳細
には、デュポン社からKaptonの商標の下で製造さ
れているような厚さ0.051mmのポリイミド薄膜6
7がリンクの下側に積層されている。この薄膜は導電性
条片62,64,66を形成する銅製のトレースを担持
している。
【0021】各条片62,64,66はリンク34の長
手方向に沿ってリンクの内端37からリンクの中点の近
傍位置まで延び、この位置では条片の幅は大幅に狭めら
れ、間隔を隔てられてリンク34の外端35へと延びる
パターン63として続いている。
【0022】リンク34の外端35には開口部72を設
けてあり、これを通って上記のハンドル・ピボット柱5
6が嵌め込まれる(図2)。リンクの外端35は更にほ
ぼ細長い延長部74を備えている。この延長部74はパ
ターン63の延長部と、リンク34のコアの対応する延
長部に貼着された薄膜とを備えている。リンク延長部7
4は略長方形のスイッチ片80で終端している。スイッ
チ片80(図3)の上面は露出された接点パターン76
を備えており、その各々には常開スナップ・ドーム形ス
イッチ84が実装されている。導体82はこれらのパタ
ーン76と、スイッチ片80の下側の3導体パターンと
の間に延びている(図4)。好ましい実施例では、この
ような2個のスイッチ84と接点パターン76とは、一
方又は双方のスイッチを閉じることができるように構成
されている。
【0023】図2を参照すると、ハンドル30はカバー
ケース104を備えており、これはハンドル底部50に
取り付けられ、リンクの外端35と、延長部74と、ス
イッチ84とを収納している。リンク34の外端35は
ハンドルのカバーケース104の正面と内側の側壁に形
成されたスロット105を貫いて延びている。より詳細
に述べると、延長部74とリンク34の外端35との接
合部75は、延長部74がリンク34の平面とほぼ垂直
な方向に向けて上方に曲折される(図2)位置である。
前記接合部75とスイッチ片80との間では延長部74
が湾曲した形状に曲折される。スイッチ片80は延長部
74で曲折され、従ってスイッチ84は上方を向き、ス
イッチ片80の下側はハンドル底部50の上面54に固
定される。
【0024】スイッチ片80の後側(すなわち図2の右
下側)ではハンドル底部50に支点ブロック92が実装
され、この支点ブロック92にはスイッチ・レバー機構
94が取り付けられる。スイッチ・レバー機構94は略
長方形の板材から成り、これには板材の前端部からスイ
ッチ・レバー機構94の後端部102の近傍位置まで延
びる細長いスロット96が形成されており、それによっ
て後端102で結合される2個の片持レバー・アーム9
8が構成される。後端部102は支点ブロック92に固
定される。
【0025】ハンドル・ケース104の上面106はケ
ースの前端の近傍で溝切りされている。ハンドル・ケー
ス104の溝切り表面108と上面106との間に延び
る縦のショールダにはスリット103が形成されてい
る。レバー・アーム98,100の自由端は、このスリ
ット103を貫いて延びる。スイッチ・レバー器構のレ
バー・アーム98,100は通常、開位置にあるスナッ
プ・ドーム式スイッチ84の上面に載置されている。レ
バー・アーム98,100の自由端はハンドル・ケース
104内の溝切り表面108上方に短い間隔を隔てて伸
長し、フィンガ・グリップ110を具備している。ユー
ザーがフィンガ・グリップ110を押すと対応するレバ
ー・アーム98,100は、支点ブロック92を中心に
曲折して、下の位置にあるスナップドーム式スイッチ8
4を押して、これを閉じる。溝切り表面108はレバー
・アーム98,100の下方への運動を制限する止めの
役割を果たす。
【0026】図5を参照すると、リンク34の運動は単
一の平面に、又、極座標系に対応する寸法に限定されて
いる。より詳細に述べると、リンク34の運動は、この
リンク34がキャリア190を貫いて滑動するキャリヤ
190に関する縦軸88と平行な単一の方向への並進運
動に限定されている。キャリヤ190は図5に部分分解
図として示してある。キャリヤ190はコンピュータ・
ハウジング36の表面に回動自在に実装されているの
で、キャリヤもリンク運動の角方向を限定するために回
動する。
【0027】キャリヤ190は平面から見ると略長方形
である底部192を有している。底部192にはその長
さ全体に亘って延びる溝194が穿設されている。底部
192の最外端の近傍(すなわち図5の右側)には穴1
96が形成されたことによって、コンピュータ・ハウジ
ング36に取り付けた突出するピボット柱198を受け
入れるようにされている。ピボット柱198はキャリヤ
底部192をハウジングに固定し、しかも底部192が
柱198の中心軸200を中心に回動することを可能に
する。
【0028】キャリヤ底部192内の溝194はリンク
34がキャリヤ内に嵌め込まれ、キャリヤの長手方向に
自由に滑動できるように構成されている。キャリヤはポ
リテトラフルオルエチレン(PTFE)を充填した熱可
塑材のような摩擦がない材料から形成することが好まし
い。
【0029】例えば黒鉛を充填したポリマー又はその他
の導電材料から成る隣接した3個の導電性条片77,7
8,79はキャリヤ底部192の溝194の底部を形成
する表面へと成形される。各条片77,78,79は溝
194の長さのほぼ全体に亘って延び、キャリヤ底部1
92に接続されたリボン形の導体81で終端している。
【0030】導電性条片77,78,79はリンク34
の下側に取り付けられた導電性条片62,64,66の
一つとそれぞれ位置合わせされるように配置されてい
る。リンク34がキャリヤの溝194に嵌合すると、リ
ンク上に担持された条片62,64,66と、キャリヤ
底部の導電性条片77,78,79は約0.13mmの
距離だけ間隔を隔てられ、以下により詳細に説明するよ
うに、それによってリンク上の導電性条片とキャリヤ上
の導電性条片との容量性結合が可能になる。
【0031】リボン形導体81は検出システムによって
処理されるスイッチ情報を伝送するためにキャリヤの部
品、上板202に接続されている。米国特許出願第07
/856,436号に開示されているように、上板20
2は薄い、平坦な部材であり、リンク34が内部を滑動
する溝194のほぼ全体に亘って延び、これを覆うよう
にキャリヤ底部192に固定されている。上板202は
導電材料を担持して可撓性の平坦な回路を形成する厚さ
0.35mmのポリイミド・シートから成っている。ス
イッチ情報を処理するための回路部品については後に詳
述する。
【0032】上板202はキャリヤの回転運動を検知す
るために、キャリヤの回動と共に(ひいては取り付けた
上板202の回動と共に)固定板214に対して移動す
る導電性パターン208,210を備えている。
【0033】スイッチ状態情報を処理するための回路部
品は図6−図8に示されている。実施例では、スイッチ
状態の情報を容量性結合するための技術は3個のキャリ
ヤ導体77,78,79の中央の導体78を方形波信号
300で励振することから成っている。方形波信号は従
来形のCMOS論理ゲートによって生成される230K
Hzの方形波信号である。図6の概略図に示すように、
230KHzの方形波信号300はキャリヤ190上の
中央の(励振)導電性条片78と接続されている。前述
のとおり、中央の導電性条片78はリンク34の底面の
3個の導電性条片の中央の導電性条片64に近接してい
る。これらの2個の導電性条片が近接しているので、方
形波信号300はリンク上の中央の導電性条片64と容
量性結合される。
【0034】図7の概略図に示すように、リンク上の中
央の導電性条片64はハンドル30上に取り付けた2個
のスイッチ84を介してリンク上の外側の導電性条片6
2と66とに接続される。スイッチ84は常開スイッチ
である。スイッチは開状態では方形波信号300を外側
の導電性条片62,66には導通しない。しかし、ユー
ザーが対応するレバー・アーム98,100を押すこと
によってスイッチが閉じられると、方形波信号は中央の
条片64と、外側の導電性条片62,66の対応する一
つによって形成される経路に沿って導通される。
【0035】リンク上の外側の導電性条片62と66と
はキャリヤ190内のそれぞれの外側の導電性条片77
及び79に近接している。従って、中央のリンク導電性
条片64で受領された方形波信号が関連するスイッチ8
4の起動によってリンク上の外側の導電性条片の一つ6
2に導通されると、方形波信号はキャリヤ190上の
(検知用)導電性条片の対応する一つ77と容量性結合
される。
【0036】同様にして、中央のリンク導電性条片64
で受領された方形波信号が関連するスイッチ84の起動
によってリンク上の外側の導電性条片の別の一つ66に
導通されると、方形波信号はキャリヤ190上の検知用
導電性条片の対応する一つ79と容量性結合される。
【0037】導電性条片77,79はしきい値レベル検
出器に接続されている。しきい値レベル検出器は検知用
導電性条片77又は79からの入力信号がしきい値レベ
ルを超えると、出力信号を発生することによってスイッ
チ84の起動を検知する。好ましいしきい値レベル検出
器306の概略図が図8に示されている。
【0038】各しきい値検出器306は非対称出力を有
する比較器308を用いて実施される。比較器の出力は
浮動的に、又は能動的に励振される低レベル信号である
ことができる。LM339型比較器がこのような特性を
備えた代表的な部品である。方形波信号が対応するスイ
ッチ84の起動によって検出器と結合されると、検知用
導体77又は79で受領された信号のピーク値が検出器
のしきい値を超え、比較器の低レベル出力を励振する。
それによってコンデンサ310は46μm秒の時間定数
で放電せしめられる。コンデンサ310は1m秒の時間
定数で再充電する。従って、検出器がしきい値を超える
と、その出力は20サイクルの230KHz方形−波に
亘って低レベルになる。
【0039】再度図6を参照すると、スイッチ情報処理
回路は更に漂遊キャパシタンスの補償をも行う。中音の
導電性条片78と外側の導電性条片77及び79との間
の漂遊キャパシタンスにより、スイッチが起動しない場
合でも、方形波信号がある程度外側の導電性条片としき
い値検出器とに直接容量性結合する場合がある。このよ
うな漂遊信号があることによってスイッチ起動の検知が
困難になる場合がある。従って、しきい値検出器が外側
の導電性条片77,79での方形波信号の存在の有無を
より容易に検知できるように、漂遊キャパシタンスの補
償が行われる。
【0040】漂遊キャパシタンスの作用は非励振導電性
条片78と検知用導電性条片77,79との間にインバ
ータ318と補償コンデンサ320,322とを結合す
ることによって除去することができる。インバータ31
8は方形波信号を反転させる。反転された方形波信号は
次に補償コンデンサ320,322を経て各しきい値検
出器の入力へと伝送される。補償コンデンサは漂遊キャ
パシタンスとほぼ整合するように選択される。しかし、
しきい値検出器はそのしきい中間記憶素子レベル以下の
弱い信号を無視するので、補償コンデンサは正確には漂
遊キャパシタンスと整合しない。補償コンデンサは漂遊
キャパシタンスと正確に整合するように同調される必要
がないので、この技術は安定し、製造に適している。
【0041】本発明の原理をこれまで実施例を参照して
図示し、説明してきたが、本発明はこのような原理から
離れることなく構成と細部を修正できることが理解され
よう。例えば、実施例の構造には多くの変更が可能であ
る。キャリヤと関連する部品は、キャリヤを前述の方位
とは反転し、コンピュータの主回路板の下側にピボット
連結されるようにコンピュータ内に実装することもでき
る。更に、上記の形式の代わりに導電性素子を含むリン
クの製造を種々に変更することもできる。更に、本発明
はポインタをコンピュータと相互接続するために特に応
用できるが、周辺装置をコンピュータと相互接続する必
要がある多様な用途に本発明を利用できることも理解さ
れよう。本発明の原理を多くの実施例に応用できること
に鑑み、ここで説明した実施例は例示のためであるにす
ぎず、本発明の範囲を限定するものではないことを了解
されたい。本発明は下記の特許請求の範囲、及びそれと
等価の範囲と趣旨に含まれる全ての実施例を包括するも
のである。
【0042】
【発明の効果】以上の如く本発明によれば、位置エンコ
ーダのスイッチの状態情報をワイヤやすべり接点を用い
ることなく、容量性結合により実現したので、ワイヤや
すべり接触を用いた場合の前記欠点が解消されるばかり
でなく、この容量性結合によってハンドル・アセンブリ
を容易にコンピュータから取り外すことができ、保守・
点検や交換の作業が容易になる。さらに、静電荷の放電
によるコンピュータの損傷を防止するという利点や、ア
ンテナとして機能する場合があるリンク内の導体はコン
ピュータ内の電子素子と導電的に接続されていないこと
から、電磁波の放出も低減できるという利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスイッチ接続装置を用いた位置エンコ
ーダの一実施例を示すノート型コンピュータの斜視図で
ある。
【図2】位置エンコーダのハンドル部分の分解斜視図で
ある。
【図3】位置エンコーダのリンクの表面図である。
【図4】位置エンコーダのリンクの裏面図である。
【図5】位置エンコーダの位置検出手段の分解斜視図で
ある。
【図6】本発明に係る駆動回路の機能ブロック図であ
る。
【図7】リンク上の導体アレイおよびスイッチの関係を
示す図である。
【図8】検出回路の回路構成図である。
【符号の説明】
30:可動ハンドル 36:コンピュータ・ハウジング 34:リンク 44:基体 58:Rミキサー・パターン 62、64、66:導電性条片 76:接点パターン 77、78、79:導電性条片 84:スイッチ 190:キャリア

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】開状態および閉状態を選択可能なスイッチ
    と、 第一の導体部分と第二の導体部分とを備え、前記スイッ
    チが閉状態にあるときに、前記第一の導体部分と第二の
    導体部分が接続されるよう前記スイッチに取付けられた
    リンクと、 前記リンクが実装される基体であって、前記第一の導体
    部分と容量結合する第三の導体と、前記第二の導体部分
    と容量結合する第四の導体を保持するものと、前記基体
    上の第三の導体へ駆動信号を与える駆動手段と、 前記第四の導体上で、前記第二の導体部分からの容量結
    合による駆動信号のうち、所定レベルを越える信号を閉
    状態のスイッチの指示として検知する検出手段と、 からなることを特徴とするスイッチ接続装置。
  2. 【請求項2】前記第三および第四の導体間の漂遊容量の
    結果として前記第四の導体上に生じた信号を取り除く補
    償手段を備えたことを特徴とする請求項1記載のスイッ
    チ接続装置。
  3. 【請求項3】開状態および閉状態を選択可能なスイッチ
    を実装した可動ハンドルと、 前記可動ハンドルを移動させるために該可動ハンドルに
    接続されたリンクと、 前記リンクを実装可能な保持手段であって、該保持手段
    に対して前記リンクを移動させるものと、 前記ハンドルに実装されたスイッチの状態を示す情報を
    前記保持手段へ送るために、前記リンクと保持手段とを
    容量結合する結合手段と、 からなることを特徴とするスイッチ接続装置。
  4. 【請求項4】スイッチ素子が閉状態のときに第一の導体
    部分を第二の導体部分に接続するよう操作される前記ス
    イッチ素子からのスイッチの状態情報を得るための方法
    において、 前記第一の導体部分に前記第一の導体を容量結合する工
    程と、 前記第二の導体部分に前記第二の導体を容量結合する工
    程と、 前記第一の導体に駆動信号を与える工程と、 前記第二の導体上で、前記スイッチ素子が閉状態にある
    ときに前記第一の導体部分と前記第二の導体部分の間で
    送られる駆動信号の有無を検出する工程と、 からなることを特徴とするスイッチ接続方法。
  5. 【請求項5】前記第一および第二の導体間の漂遊容量の
    結果として前記第二の導体上に生じた駆動信号を取り除
    く工程を含むことを特徴とする請求項4記載のスイッチ
    接続方法。
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