JPH0695965B2 - ヘッドレストの中空パイプ潰し部を成形する方法 - Google Patents
ヘッドレストの中空パイプ潰し部を成形する方法Info
- Publication number
- JPH0695965B2 JPH0695965B2 JP32364392A JP32364392A JPH0695965B2 JP H0695965 B2 JPH0695965 B2 JP H0695965B2 JP 32364392 A JP32364392 A JP 32364392A JP 32364392 A JP32364392 A JP 32364392A JP H0695965 B2 JPH0695965 B2 JP H0695965B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hollow pipe
- headrest
- support member
- crushed
- pin
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シートバックに固定さ
れるステーとしての中空パイプと、着座者の頭部を支え
るヘッドレスト本体と、該本体を支持すると共に、前記
中空パイプに傾動可能に枢支された支持部材とを具備
し、前記支持部材に形成された突部が、中空パイプの潰
し部により形成された平坦面に圧接して両者間に摩擦力
が生じるように構成されたヘッドレストの前記中空パイ
プ潰し部を成形する方法に関するものである。
れるステーとしての中空パイプと、着座者の頭部を支え
るヘッドレスト本体と、該本体を支持すると共に、前記
中空パイプに傾動可能に枢支された支持部材とを具備
し、前記支持部材に形成された突部が、中空パイプの潰
し部により形成された平坦面に圧接して両者間に摩擦力
が生じるように構成されたヘッドレストの前記中空パイ
プ潰し部を成形する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば自動車や一般住宅の室内等に配置
されるシートのシートバック上部に、上記形式のヘッド
レストを設け、着座者の快さや安全性を確保することは
従来より周知である。
されるシートのシートバック上部に、上記形式のヘッド
レストを設け、着座者の快さや安全性を確保することは
従来より周知である。
【0003】この形式のヘッドレストは、その支持部材
とステーとの間に作用する摩擦力に打ち勝つ力で、支持
部材とこれに支持されたヘッドレスト本体を傾動させる
だけで該本体を所望する位置に傾けることができ、ヘッ
ドレスト本体を傾動させるための複雑な機構は不要であ
るため、構造の簡素化とコストの低減を図ることができ
る。
とステーとの間に作用する摩擦力に打ち勝つ力で、支持
部材とこれに支持されたヘッドレスト本体を傾動させる
だけで該本体を所望する位置に傾けることができ、ヘッ
ドレスト本体を傾動させるための複雑な機構は不要であ
るため、構造の簡素化とコストの低減を図ることができ
る。
【0004】しかもシートバックに固定されるステーが
中空パイプより構成されているため、その重量、ひいて
はヘッドレスト全体の重量を軽減できる利点も得られ
る。またこのような中空パイプを用いても、このパイプ
に潰し部を形成して広幅な平坦面を得ることにより、支
持部材側の突部とステーとを大きな面積で圧接させ、ス
テーと支持部材間に所定の摩擦力を生ぜしめることが可
能である。
中空パイプより構成されているため、その重量、ひいて
はヘッドレスト全体の重量を軽減できる利点も得られ
る。またこのような中空パイプを用いても、このパイプ
に潰し部を形成して広幅な平坦面を得ることにより、支
持部材側の突部とステーとを大きな面積で圧接させ、ス
テーと支持部材間に所定の摩擦力を生ぜしめることが可
能である。
【0005】ところが、従来はステーを構成する中空パ
イプに潰し部を形成すべく、これに圧力を加えたとき、
このパイプに亀裂が発生し、著しいときは中空パイプ自
体が割れてしまうことがあった。このため、潰し部の平
坦面の幅を大きくとることができず、中空パイプよりな
るステーと支持部材との接触面積が狭められ、両者間の
摩擦力が小さくなる恐れがあった。また支持部材を中空
パイプに枢支するためのピンを上記潰し部に貫通させる
場合には、この潰し部に、ピンが通る孔を形成するが、
上述の如く潰し部の平坦面幅が狭いと、この孔の径を小
さくしなければならず、その加工が難しくなる不具合が
発生する。そこで割れの発生しない中実パイプによって
ステーを構成すれば、その重量が増大する欠点を免れな
い。
イプに潰し部を形成すべく、これに圧力を加えたとき、
このパイプに亀裂が発生し、著しいときは中空パイプ自
体が割れてしまうことがあった。このため、潰し部の平
坦面の幅を大きくとることができず、中空パイプよりな
るステーと支持部材との接触面積が狭められ、両者間の
摩擦力が小さくなる恐れがあった。また支持部材を中空
パイプに枢支するためのピンを上記潰し部に貫通させる
場合には、この潰し部に、ピンが通る孔を形成するが、
上述の如く潰し部の平坦面幅が狭いと、この孔の径を小
さくしなければならず、その加工が難しくなる不具合が
発生する。そこで割れの発生しない中実パイプによって
ステーを構成すれば、その重量が増大する欠点を免れな
い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
従来の欠点を簡単な構成によって除去したヘッドレスト
の中空パイプ潰し部を成形する方法を提供することにあ
る。
従来の欠点を簡単な構成によって除去したヘッドレスト
の中空パイプ潰し部を成形する方法を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、冒頭に記載した形式の中空パイプ潰し部を
成形する方法において、中空パイプ内に芯材を挿入し、
この芯材と共に中空パイプを加圧してこれらを潰すこと
により前記平坦面を形成する構成を提案する。
成するため、冒頭に記載した形式の中空パイプ潰し部を
成形する方法において、中空パイプ内に芯材を挿入し、
この芯材と共に中空パイプを加圧してこれらを潰すこと
により前記平坦面を形成する構成を提案する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に従って説明す
る。
る。
【0009】図1及び図2において、1はシートのシー
トバック、2はシートバック1の上部に設けられたヘッ
ドレストをそれぞれ示し、シートバック1は図示してい
ない着座者の背部を支え、ヘッドレスト2はその頭部を
支える。
トバック、2はシートバック1の上部に設けられたヘッ
ドレストをそれぞれ示し、シートバック1は図示してい
ない着座者の背部を支え、ヘッドレスト2はその頭部を
支える。
【0010】ヘッドレスト2は、シートバック1に固定
されたステーとしての中空パイプ3と、着座者の頭部を
支えるヘッドレスト本体4と、該本体4を固定支持する
支持部材5とを有している。中空パイプ3は例えば鋼材
よりなり、シートバック1に対して不動に、又は上下位
置調整可能に固定されている。またヘッドレスト本体4
はその表皮の内側に発泡体等の軟質材より成るパッドを
有し、これにより着座者は頭部を快くヘッドレスト本体
4に載せることができる。なお、図1及び図2において
は、シートバック1とヘッドレスト本体4については、
これらを鎖線で示してある。
されたステーとしての中空パイプ3と、着座者の頭部を
支えるヘッドレスト本体4と、該本体4を固定支持する
支持部材5とを有している。中空パイプ3は例えば鋼材
よりなり、シートバック1に対して不動に、又は上下位
置調整可能に固定されている。またヘッドレスト本体4
はその表皮の内側に発泡体等の軟質材より成るパッドを
有し、これにより着座者は頭部を快くヘッドレスト本体
4に載せることができる。なお、図1及び図2において
は、シートバック1とヘッドレスト本体4については、
これらを鎖線で示してある。
【0011】図1から判るように、中空パイプ3、支持
部材5及びこれに関連する後述の各要素は左右対称に形
成されているので、以下の説明では、主として図1にお
ける右側部の構成だけを明らかにし、左側部についての
説明は省略することにする。但し、右側部の各要素に対
応する左側部の要素には、右側部に付した符号にaを添
えた符号を付しておく。
部材5及びこれに関連する後述の各要素は左右対称に形
成されているので、以下の説明では、主として図1にお
ける右側部の構成だけを明らかにし、左側部についての
説明は省略することにする。但し、右側部の各要素に対
応する左側部の要素には、右側部に付した符号にaを添
えた符号を付しておく。
【0012】中空パイプ3及び支持部材5はほぼ水平に
延びる中央部6,7を有し、その端部から脚部8,9が
下方に突出している。これらの脚部8,9にはピン10
が貫通し、該ピン10は中空パイプ3の脚部8に対して
回転不能に固定され、支持部材5はピン10のまわりを
回転自在である。即ち、図3に示す如くピン10の軸部
101の基部102は小判型の横断面形状を有し、これ
に嵌合した中空パイプ3の孔も同じ小判型形状に形成さ
れ、これにより中空パイプ3とピン10の相対回転が禁
止される。一方、ピン10の基部102に嵌合する支持
部材5の孔は円形に形成され、よって支持部材5はピン
10に対して回転することができる。このようにして、
ヘッドレスト本体4を支持した支持部材5は、中空パイ
プ3に対してシートの前後方向(矢印A,B方向)に傾
動可能に枢支される。
延びる中央部6,7を有し、その端部から脚部8,9が
下方に突出している。これらの脚部8,9にはピン10
が貫通し、該ピン10は中空パイプ3の脚部8に対して
回転不能に固定され、支持部材5はピン10のまわりを
回転自在である。即ち、図3に示す如くピン10の軸部
101の基部102は小判型の横断面形状を有し、これ
に嵌合した中空パイプ3の孔も同じ小判型形状に形成さ
れ、これにより中空パイプ3とピン10の相対回転が禁
止される。一方、ピン10の基部102に嵌合する支持
部材5の孔は円形に形成され、よって支持部材5はピン
10に対して回転することができる。このようにして、
ヘッドレスト本体4を支持した支持部材5は、中空パイ
プ3に対してシートの前後方向(矢印A,B方向)に傾
動可能に枢支される。
【0013】またピン10の先端部103(図3)には
皿ばね11と押えワッシャ12が嵌合し、ピン10の先
端部103がかしめられ、これによりピン10に嵌合し
た各要素が離脱することなく組付けられ、皿ばね11の
周縁部が支持部材5の面に圧接してこれを押圧する。
皿ばね11と押えワッシャ12が嵌合し、ピン10の先
端部103がかしめられ、これによりピン10に嵌合し
た各要素が離脱することなく組付けられ、皿ばね11の
周縁部が支持部材5の面に圧接してこれを押圧する。
【0014】支持部材5の脚部9には、図2に明示する
如く、ピン10の軸心を中心とした円弧状のビードより
成る突部13,13が形成され、これらの突部13,1
3の先端は中空パイプ3の脚部8に、皿ばね11の弾力
で圧接している。
如く、ピン10の軸心を中心とした円弧状のビードより
成る突部13,13が形成され、これらの突部13,1
3の先端は中空パイプ3の脚部8に、皿ばね11の弾力
で圧接している。
【0015】着座者がその体躯や好みに応じてヘッドレ
スト本体4の傾き状態を調整するときは、中空パイプ3
の脚部8と支持部材5の突部13,13との間に作用す
る摩擦力に打ち勝つだけの力でヘッドレスト本体4を矢
印A又はB方向に押すだけでよい。これによってヘッド
レスト本体4は、その支持部材5と共に矢印A又はB方
向に傾動する。ヘッドレスト本体4を所望する位置にも
たらしたところで手を離せば、中空パイプ3の脚部8と
突部13,13との摩擦力によって、ヘッドレスト本体
4と支持部材5はその位置に保持される。
スト本体4の傾き状態を調整するときは、中空パイプ3
の脚部8と支持部材5の突部13,13との間に作用す
る摩擦力に打ち勝つだけの力でヘッドレスト本体4を矢
印A又はB方向に押すだけでよい。これによってヘッド
レスト本体4は、その支持部材5と共に矢印A又はB方
向に傾動する。ヘッドレスト本体4を所望する位置にも
たらしたところで手を離せば、中空パイプ3の脚部8と
突部13,13との摩擦力によって、ヘッドレスト本体
4と支持部材5はその位置に保持される。
【0016】また図4に明示するように、支持部材5の
下部には長孔状のガイド孔15が形成され、このガイド
孔15に中空パイプ3の脚部8が嵌合している。ヘッド
レスト本体4を矢印A方向に傾け、これを鎖線L1で示
した最前端位置にもたらしたときガイド孔15の一端1
6が脚部8に当り、逆にヘッドレスト本体4を鎖線L2
で示した最後端位置にもたらしたときは、ガイド孔15
の他端17が脚部8に当って、ヘッドレスト本体4がそ
れぞれの位置に止められる。このようにヘッドレスト本
体4は両鎖線L1,L2のなす角度範囲を回動することが
できる。
下部には長孔状のガイド孔15が形成され、このガイド
孔15に中空パイプ3の脚部8が嵌合している。ヘッド
レスト本体4を矢印A方向に傾け、これを鎖線L1で示
した最前端位置にもたらしたときガイド孔15の一端1
6が脚部8に当り、逆にヘッドレスト本体4を鎖線L2
で示した最後端位置にもたらしたときは、ガイド孔15
の他端17が脚部8に当って、ヘッドレスト本体4がそ
れぞれの位置に止められる。このようにヘッドレスト本
体4は両鎖線L1,L2のなす角度範囲を回動することが
できる。
【0017】上述のようにヘッドレスト本体4とその支
持部材5の傾動時に支持部材5と中空パイプ3との間に
摩擦力が作用するが、この摩擦力は、ピン10をかしめ
るときの圧力を調整し、或いはピン10の基部102の
長さL(図3)を適宜設定し、或いは皿ばね11の形態
を各種選択することによって、自由に変えることができ
る。
持部材5の傾動時に支持部材5と中空パイプ3との間に
摩擦力が作用するが、この摩擦力は、ピン10をかしめ
るときの圧力を調整し、或いはピン10の基部102の
長さL(図3)を適宜設定し、或いは皿ばね11の形態
を各種選択することによって、自由に変えることができ
る。
【0018】上述のヘッドレストは、そのステーとして
中空パイプ3を用いているため、重量を軽減できる利点
が得られる。ところが中空パイプ3をそのままにして、
その脚部8に支持部材の突部13,13を圧接させる
と、中空パイプの本来の形態は円筒形であるため、突部
13,13との接触面積が非常に小さくなり、充分な摩
擦力が得られない。そこで図1、図2及び図5に示すよ
うに、突部13,13に対向する中空パイプ3の部分を
平たく潰し、この潰し部20に幅Wの広い平坦面21を
形成し、該平坦面21面に突部13,13を圧接させ、
中空パイプ3と支持部材5との間に必要とされる充分な
摩擦力が生じるようにし、ヘッドレスト本体4を所望す
る位置に保持できるようにしてある。
中空パイプ3を用いているため、重量を軽減できる利点
が得られる。ところが中空パイプ3をそのままにして、
その脚部8に支持部材の突部13,13を圧接させる
と、中空パイプの本来の形態は円筒形であるため、突部
13,13との接触面積が非常に小さくなり、充分な摩
擦力が得られない。そこで図1、図2及び図5に示すよ
うに、突部13,13に対向する中空パイプ3の部分を
平たく潰し、この潰し部20に幅Wの広い平坦面21を
形成し、該平坦面21面に突部13,13を圧接させ、
中空パイプ3と支持部材5との間に必要とされる充分な
摩擦力が生じるようにし、ヘッドレスト本体4を所望す
る位置に保持できるようにしてある。
【0019】中空パイプ3に上述の如き潰し部20を形
成することによって幅広な平坦面21を得る構成自体は
従来より公知である。ところが、従来は例えば鋼材より
なる中空パイプをそのまま潰して潰し部を成形していた
ため、その潰し加工時に中空パイプに亀裂や割れが発生
する恐れがあった。このため、平坦面21の幅Wを大き
く形成できず、突部13,13との接触面積が小さくな
り、充分な摩擦力が得られない不具合が発生していた。
また図1及び図2からも判るように、中空パイプ3の潰
し部20にピン10が貫通しているが、平坦面21の幅
Wが従来のように狭いと、ピン10の通る孔の径も小さ
くしなければならず、その加工が煩雑となる。またこの
孔を形成するためのパンチとして小径のものを用いなけ
ればならぬため、パンチが早期に破損する恐れもある。
成することによって幅広な平坦面21を得る構成自体は
従来より公知である。ところが、従来は例えば鋼材より
なる中空パイプをそのまま潰して潰し部を成形していた
ため、その潰し加工時に中空パイプに亀裂や割れが発生
する恐れがあった。このため、平坦面21の幅Wを大き
く形成できず、突部13,13との接触面積が小さくな
り、充分な摩擦力が得られない不具合が発生していた。
また図1及び図2からも判るように、中空パイプ3の潰
し部20にピン10が貫通しているが、平坦面21の幅
Wが従来のように狭いと、ピン10の通る孔の径も小さ
くしなければならず、その加工が煩雑となる。またこの
孔を形成するためのパンチとして小径のものを用いなけ
ればならぬため、パンチが早期に破損する恐れもある。
【0020】本発明はこのような不具合を除去した中空
パイプ潰し部の成形方法を提案するものである。すなわ
ち、本発明に係る構成では、中空パイプ3の内部に例え
ば丸鋼材より成る芯材22を挿入し、この芯材22と共
に、中空パイプ3を加圧してこれらを押し潰すことによ
り、平坦面21を形成し、潰し部20を成形する。この
ようにすれば、中空パイプ3の潰し加工時に中空パイプ
3が芯材22によってガイドされつつ変形するため、幅
Wの広い平坦面21を形成すべく、パイプ3を大きく潰
しても、該パイプ3に亀裂や割れが生じることはない。
潰し部20の厚さT(図5)が例えば5mm程になるま
で、中空パイプ3を潰しても問題はない。このように平
坦面21の幅Wを大きくできるため、突部13,13と
の接触面積を支障なく拡大でき、しかもピン10用の孔
の径を大きく形成することができる。このようにして前
述の従来の欠点を確実に除去することができるのであ
る。
パイプ潰し部の成形方法を提案するものである。すなわ
ち、本発明に係る構成では、中空パイプ3の内部に例え
ば丸鋼材より成る芯材22を挿入し、この芯材22と共
に、中空パイプ3を加圧してこれらを押し潰すことによ
り、平坦面21を形成し、潰し部20を成形する。この
ようにすれば、中空パイプ3の潰し加工時に中空パイプ
3が芯材22によってガイドされつつ変形するため、幅
Wの広い平坦面21を形成すべく、パイプ3を大きく潰
しても、該パイプ3に亀裂や割れが生じることはない。
潰し部20の厚さT(図5)が例えば5mm程になるま
で、中空パイプ3を潰しても問題はない。このように平
坦面21の幅Wを大きくできるため、突部13,13と
の接触面積を支障なく拡大でき、しかもピン10用の孔
の径を大きく形成することができる。このようにして前
述の従来の欠点を確実に除去することができるのであ
る。
【0021】図6は中空パイプ3に潰し部20を成形す
る方法の一例を示した説明図である。先ず鋼製の中空パ
イプ3に丸鋼材より成る芯材22を、治具23によって
所定の位置まで挿入する。その際、各端部の径D1が中
空パイプ3の内径D2よりも小なる芯材22を用いる
と、芯材22の挿入を楽に行うことができる。次いで中
空パイプ3の、芯材22が挿入された部分を、矢印Xで
示すように加圧し、パイプ3と芯材22を共に押し潰
し、これらの断面形状を図5に示したように長円形にし
て潰し部20を成形し、広幅な平坦面21を得る。その
際、芯材22によって中空パイプ3の亀裂等が発生しな
いことは先に説明した通りである。潰し部20を成形し
た後、該潰し部20の中空パイプ部分と芯材22とに孔
を形成して、ここにピン10(図3)を挿入し、図1及
び図2に示したように各要素を組付けてピン10の先端
部をかしめる。
る方法の一例を示した説明図である。先ず鋼製の中空パ
イプ3に丸鋼材より成る芯材22を、治具23によって
所定の位置まで挿入する。その際、各端部の径D1が中
空パイプ3の内径D2よりも小なる芯材22を用いる
と、芯材22の挿入を楽に行うことができる。次いで中
空パイプ3の、芯材22が挿入された部分を、矢印Xで
示すように加圧し、パイプ3と芯材22を共に押し潰
し、これらの断面形状を図5に示したように長円形にし
て潰し部20を成形し、広幅な平坦面21を得る。その
際、芯材22によって中空パイプ3の亀裂等が発生しな
いことは先に説明した通りである。潰し部20を成形し
た後、該潰し部20の中空パイプ部分と芯材22とに孔
を形成して、ここにピン10(図3)を挿入し、図1及
び図2に示したように各要素を組付けてピン10の先端
部をかしめる。
【0022】本発明は、自動車や住宅等に用いられるシ
ートの他、各種用途のシートに付設されるヘッドレスト
の中空パイプ潰し部を成形する方法にも適用できるもの
である。
ートの他、各種用途のシートに付設されるヘッドレスト
の中空パイプ潰し部を成形する方法にも適用できるもの
である。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、簡単な構成によって、
潰し部の成形時に中空パイプに亀裂や割れを生ぜしめる
不具合を防止でき、潰し部の幅を大きく形成することが
可能である。
潰し部の成形時に中空パイプに亀裂や割れを生ぜしめる
不具合を防止でき、潰し部の幅を大きく形成することが
可能である。
【図1】ヘッドレストの正面図であって、ヘッドレスト
本体とシートバックを鎖線で表わした図である。
本体とシートバックを鎖線で表わした図である。
【図2】図1に示したヘッドレストの右側面図である。
【図3】ピンの斜視図である。
【図4】図2のIV−IV線断面図である。
【図5】中空パイプと芯材を示す、図1のV−V線断面
図である。
図である。
【図6】中空パイプの潰し部を成形する方法の一例を示
した説明図である。
した説明図である。
1 シートバック 2 ヘッドレスト 3 中空パイプ 4 ヘッドレスト本体 5 支持部材 13 突部 20 潰し部 21 平坦面 22 芯材
Claims (1)
- 【請求項1】 シートバックに固定されるステーとして
の中空パイプと、着座者の頭部を支えるヘッドレスト本
体と、該本体を支持すると共に、前記中空パイプに傾動
可能に枢支された支持部材とを具備し、前記支持部材に
形成された突部が、中空パイプの潰し部により形成され
た平坦面に圧接して両者間に摩擦力が生じるように構成
されたヘッドレストの前記中空パイプ潰し部を成形する
方法において、 前記中空パイプ内に芯材を挿入し、この芯材と共に中空
パイプを加圧してこれらを潰すことにより前記平坦面を
形成することを特徴とするヘッドレストの中空パイプ潰
し部を成形する方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32364392A JPH0695965B2 (ja) | 1992-11-09 | 1992-11-09 | ヘッドレストの中空パイプ潰し部を成形する方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32364392A JPH0695965B2 (ja) | 1992-11-09 | 1992-11-09 | ヘッドレストの中空パイプ潰し部を成形する方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05245018A JPH05245018A (ja) | 1993-09-24 |
| JPH0695965B2 true JPH0695965B2 (ja) | 1994-11-30 |
Family
ID=18157016
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32364392A Expired - Lifetime JPH0695965B2 (ja) | 1992-11-09 | 1992-11-09 | ヘッドレストの中空パイプ潰し部を成形する方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0695965B2 (ja) |
-
1992
- 1992-11-09 JP JP32364392A patent/JPH0695965B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05245018A (ja) | 1993-09-24 |
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