JPH0696149B2 - 金属水酸化物を含む懸濁液の処理方法 - Google Patents
金属水酸化物を含む懸濁液の処理方法Info
- Publication number
- JPH0696149B2 JPH0696149B2 JP63332174A JP33217488A JPH0696149B2 JP H0696149 B2 JPH0696149 B2 JP H0696149B2 JP 63332174 A JP63332174 A JP 63332174A JP 33217488 A JP33217488 A JP 33217488A JP H0696149 B2 JPH0696149 B2 JP H0696149B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal hydroxide
- suspension containing
- flocs
- zone
- polymer flocculant
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Separation Of Suspended Particles By Flocculating Agents (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、金属水酸化物を含む懸濁液、例えばメッキ工
場、電解研磨工場、アルマイト工場等の金属表面処理工
場より排出される廃水中に含まれる亜鉛・ニッケル・ア
ルミニウム・錫等の重金属イオンを除去する為に、苛性
ソーダ・炭酸ソーダ・消石灰・石灰石等の中和剤を反応
させて生成した、金属水酸化物の懸濁液から液中の金属
水酸化物を除去する固液分離プロセスに関するものであ
る。
場、電解研磨工場、アルマイト工場等の金属表面処理工
場より排出される廃水中に含まれる亜鉛・ニッケル・ア
ルミニウム・錫等の重金属イオンを除去する為に、苛性
ソーダ・炭酸ソーダ・消石灰・石灰石等の中和剤を反応
させて生成した、金属水酸化物の懸濁液から液中の金属
水酸化物を除去する固液分離プロセスに関するものであ
る。
[従来の技術] 従来より、懸濁物質を含む懸濁液から懸濁固形物を分離
処理する方法として、沈殿分離法、浮上分離法、濾過分
離法、吸着分離法などが知られている。
処理する方法として、沈殿分離法、浮上分離法、濾過分
離法、吸着分離法などが知られている。
特に、金属水酸化物の様に比較的比重が重く、且つ排水
量が多い場合は、沈殿法(例えば昭和54年11月10日技報
堂出版株式会社発行の「固液分離技術」のP.95〜98)が
最も安価で安定した処理が期待できるため、一般に良く
利用されている。
量が多い場合は、沈殿法(例えば昭和54年11月10日技報
堂出版株式会社発行の「固液分離技術」のP.95〜98)が
最も安価で安定した処理が期待できるため、一般に良く
利用されている。
しかし、亜鉛、アルミ、錫、鉄等の金属イオンと苛性ソ
ーダ、消石灰との反応により生成した金属水酸化物フロ
ックは、そのままでは沈降性が悪く固液分離が困難なた
め、有機高分子凝集剤を添加して、更にフロックを大型
にして、沈降速度を促進させる方法がとられている。
ーダ、消石灰との反応により生成した金属水酸化物フロ
ックは、そのままでは沈降性が悪く固液分離が困難なた
め、有機高分子凝集剤を添加して、更にフロックを大型
にして、沈降速度を促進させる方法がとられている。
しかしながら、このような方法で生成するフロックはみ
かけの粒子径は大きいが、粒子同志の結合が緩く、内部
に大量の水を包含しているため、密度が小さくみかけの
粒子径ほど沈降速度の上昇は期待できない。又、濃縮性
・脱水性も良くない。
かけの粒子径は大きいが、粒子同志の結合が緩く、内部
に大量の水を包含しているため、密度が小さくみかけの
粒子径ほど沈降速度の上昇は期待できない。又、濃縮性
・脱水性も良くない。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は、従来の凝集沈殿フロックとは根本的に性質の
異なる緻密で、結合力が強く、高密度なフロックを形成
することにより、従来の凝集沈殿法の沈降速度よりも数
倍沈降速度を高めるとともに、従来必要とされている凝
集沈殿の後に仕上げとして用いられている濾過工程をも
省略できるほど、凝集分離処理の処理効率、安定性を高
め、且つ濃縮性・脱水性の良好なスラッジを同時に生成
する固液分離方法を提供することを目的としたものであ
る。
異なる緻密で、結合力が強く、高密度なフロックを形成
することにより、従来の凝集沈殿法の沈降速度よりも数
倍沈降速度を高めるとともに、従来必要とされている凝
集沈殿の後に仕上げとして用いられている濾過工程をも
省略できるほど、凝集分離処理の処理効率、安定性を高
め、且つ濃縮性・脱水性の良好なスラッジを同時に生成
する固液分離方法を提供することを目的としたものであ
る。
[課題を解決するための手段、作用] 一般に金属水酸化物は、正に荷電しているため、アニオ
ン系高分子凝集剤の添加により、荷電中和と吸着架橋の
作用が働き、フロックを形成する。
ン系高分子凝集剤の添加により、荷電中和と吸着架橋の
作用が働き、フロックを形成する。
発明者らは、上記に示す様な従来の凝集フロックとは、
性質の異なる緻密で結合力が強く、高密度なフロックを
作るため、アニオン系高分子凝集剤の添加と同時に高炉
水砕スラグ微粉を添加し、数十秒急速撹拌し、粗大フロ
ックを形成する前にカチオン系高分子凝集剤を添加し
た。
性質の異なる緻密で結合力が強く、高密度なフロックを
作るため、アニオン系高分子凝集剤の添加と同時に高炉
水砕スラグ微粉を添加し、数十秒急速撹拌し、粗大フロ
ックを形成する前にカチオン系高分子凝集剤を添加し
た。
高炉水砕スラグ微粉は、アニオン系高分子凝集剤の作用
により形成されつつあるフロック中に取り込まれ、多数
の核を作る。
により形成されつつあるフロック中に取り込まれ、多数
の核を作る。
又、カチオン系高分子凝集剤の作用により、カチオン系
高分子凝集剤と金属水酸化物・高炉水砕スラグ微粉は吸
着架橋化し、同時にアニオン系高分子凝集剤と複雑な網
目構造を作る。
高分子凝集剤と金属水酸化物・高炉水砕スラグ微粉は吸
着架橋化し、同時にアニオン系高分子凝集剤と複雑な網
目構造を作る。
カチオン系高分子凝集剤は、分子鎖中に多くの吸着活性
点を有する為、結合力の強いフロックができる。
点を有する為、結合力の強いフロックができる。
この時、金属水酸化物とカチオン系高分子凝集剤は、共
に正に荷電していることもあり、一部に分散現象が起こ
りフロックは小さくなる。
に正に荷電していることもあり、一部に分散現象が起こ
りフロックは小さくなる。
しかし、このフロックは非常に結合力の強いフロックで
あり、緩やかな撹乱により分子鎖が絡まりあい、緻密で
結合力の強い高密度なフロックを形成していく。
あり、緩やかな撹乱により分子鎖が絡まりあい、緻密で
結合力の強い高密度なフロックを形成していく。
この様なフロック群からなる液を更に、上向流で固液分
離槽に流入させる。
離槽に流入させる。
固液分離槽内では、撹拌羽根がゆっくりと回転してお
り、ここで撹拌羽根とフロックが、又フロック同志が衝
突しあい、フロック内の水が放出される。又、転がり運
動により丸い締まったフロックを形成していく。
り、ここで撹拌羽根とフロックが、又フロック同志が衝
突しあい、フロック内の水が放出される。又、転がり運
動により丸い締まったフロックを形成していく。
この様にしてできたフロックは、径が1mmから3mmの非常
に良く締まったフロックであり、粒子径は小さいものの
高炉水砕スラグ微粉を核とする緻密なフロックである
為、密度が高く、従来の凝集沈殿法フロックに比べ、沈
降速度を10倍以上に高める事が可能になる。
に良く締まったフロックであり、粒子径は小さいものの
高炉水砕スラグ微粉を核とする緻密なフロックである
為、密度が高く、従来の凝集沈殿法フロックに比べ、沈
降速度を10倍以上に高める事が可能になる。
又、この固液分離槽内で形成されたフロック群はスラリ
ーとして間欠的或は、連続的に引き抜かれるが、このス
ラリーについても濃縮性、及び脱水性が、従来法に比べ
かなり良くなる。
ーとして間欠的或は、連続的に引き抜かれるが、このス
ラリーについても濃縮性、及び脱水性が、従来法に比べ
かなり良くなる。
上記のフロックの核になる物質に関して詳述すると、例
えばベントナイトの様に高いコロイド状特性と高い膨潤
性及び給水性を有しているものは、乾燥体積の数倍以上
の水を吸収してしまい、フロックの径が大きくなる。
えばベントナイトの様に高いコロイド状特性と高い膨潤
性及び給水性を有しているものは、乾燥体積の数倍以上
の水を吸収してしまい、フロックの径が大きくなる。
このフロックは、水を内部に含有しているもののフロッ
ク径がかなり大きいため、沈降速度はかなり大きくな
る。しかし、脱水性はあまり良くなく、又、後述する様
な圧密濾過槽を形成しても、間隙が大きいため、未形成
フロックが流出してしまい、処理水質不安定の原因とな
る。又、マグネタイトの様に水酸化物となかなか馴染ま
ないものは、フロックの核となりにくく、添加剤として
は不適である。
ク径がかなり大きいため、沈降速度はかなり大きくな
る。しかし、脱水性はあまり良くなく、又、後述する様
な圧密濾過槽を形成しても、間隙が大きいため、未形成
フロックが流出してしまい、処理水質不安定の原因とな
る。又、マグネタイトの様に水酸化物となかなか馴染ま
ないものは、フロックの核となりにくく、添加剤として
は不適である。
そこで、発明者らは金属水酸化物と吸着架橋化してフロ
ックを形成するための核となる物質について種々テスト
を繰返し実施した結果、鉄鋼業の高炉から副産物として
発生する水砕スラグを粉砕分級した平均粒径が約50μの
水砕微粉が、最も効果的であることを見出した。
ックを形成するための核となる物質について種々テスト
を繰返し実施した結果、鉄鋼業の高炉から副産物として
発生する水砕スラグを粉砕分級した平均粒径が約50μの
水砕微粉が、最も効果的であることを見出した。
この平均粒径が約50μ程度の高炉水砕微粉を用いると、
水砕は容易に金属水酸化物中に取り込まれ、フロックの
核となる。この水砕は、比重が2〜3と重く、形成フロ
ックの沈降速度を高めるのにも効果的で、且つ濃縮性・
脱水性も良好となる。
水砕は容易に金属水酸化物中に取り込まれ、フロックの
核となる。この水砕は、比重が2〜3と重く、形成フロ
ックの沈降速度を高めるのにも効果的で、且つ濃縮性・
脱水性も良好となる。
スラリーゾーン内で、撹拌流動させる方法としては撹拌
羽根をゆっくりと回転させ、羽根とフロック及びフロッ
ク同志を衝突させフロック中の水を追い出し、且つ転が
り運動を生起させて丸いフロックを形成させ、脱水を助
長させていく方法であれば基本的には利用できる。
羽根をゆっくりと回転させ、羽根とフロック及びフロッ
ク同志を衝突させフロック中の水を追い出し、且つ転が
り運動を生起させて丸いフロックを形成させ、脱水を助
長させていく方法であれば基本的には利用できる。
しかしながら、プロペラ型撹拌機の様に上下に対流運動
を起こすものは、脱水作用により緻密なフロックを形成
させることは困難である。
を起こすものは、脱水作用により緻密なフロックを形成
させることは困難である。
発明者らは、様々な形状の撹拌羽根を作り、実験を繰返
した結果、下記の撹拌羽根に到達した。
した結果、下記の撹拌羽根に到達した。
まず、乱流運動を生起させる部分と、転がり運動を生起
させる部分に機能を分けた。
させる部分に機能を分けた。
つまり、羽根とフロック及びフロック同志が衝突し、脱
水作用の起こる部分が乱流運動を生起させる部分であ
り、規則正しい回転により、フロックを丸い形状にして
いく部分が、転がり運動を生起させる部分である。
水作用の起こる部分が乱流運動を生起させる部分であ
り、規則正しい回転により、フロックを丸い形状にして
いく部分が、転がり運動を生起させる部分である。
スラッジブランケットゾーンへは、上向流で下部から原
水を流入させ、下部に乱流運動を生起させる格子状の羽
根を設置した。格子状の羽根とは、平板を組み合わせ断
面が格子状になる様にしたものである。
水を流入させ、下部に乱流運動を生起させる格子状の羽
根を設置した。格子状の羽根とは、平板を組み合わせ断
面が格子状になる様にしたものである。
又、その上部には、2枚の平板を十字状に組み合わせた
十字羽根を設置した。
十字羽根を設置した。
槽の深さが深くなればこの2種類の羽根を上部と下部に
分け、何枚も重ね合わせる事で対応する。又、2種類の
羽根は同じシャフトに固定され、同一の回転速度で回転
される。又、羽根の長さは槽の外周までとどかないが、
ある程度長い方が良い。
分け、何枚も重ね合わせる事で対応する。又、2種類の
羽根は同じシャフトに固定され、同一の回転速度で回転
される。又、羽根の長さは槽の外周までとどかないが、
ある程度長い方が良い。
本処理方式は、更にこのスラッジブランケットゾーン内
に於て、撹拌流動部つまり乱流と転がり運動を生起させ
る部分の上部に、圧密濾過部分を設けることで大きな効
果を持たせることができる。
に於て、撹拌流動部つまり乱流と転がり運動を生起させ
る部分の上部に、圧密濾過部分を設けることで大きな効
果を持たせることができる。
つまり、撹拌流動部でフロック同志の衝突、フロックと
羽根の衝突を繰返し、又転がし運動により形成された緻
密で結合力の強い、径1〜3mmのペレット状のフロック
は上向流により上部に押し出されるが、このフロック群
を更に撹拌運動のない部分に固定すると、固液分離が起
こり、界面を形成する。界面より上は、清澄な水で処理
水として放流される。
羽根の衝突を繰返し、又転がし運動により形成された緻
密で結合力の強い、径1〜3mmのペレット状のフロック
は上向流により上部に押し出されるが、このフロック群
を更に撹拌運動のない部分に固定すると、固液分離が起
こり、界面を形成する。界面より上は、清澄な水で処理
水として放流される。
又、界面より下の部分はスラッジブランケットゾーンと
なるが、ここでは撹拌運動のない所で圧密現象が起こ
る。この圧密された層は、径1〜3mmの緻密フロック群
であり、一種の濾過機能を有する。つまり、未形成フロ
ック、溶解重金属、SS等がこのフロックの間隙に捕捉さ
れる。
なるが、ここでは撹拌運動のない所で圧密現象が起こ
る。この圧密された層は、径1〜3mmの緻密フロック群
であり、一種の濾過機能を有する。つまり、未形成フロ
ック、溶解重金属、SS等がこのフロックの間隙に捕捉さ
れる。
或は、フロックに吸着され取り込まれる。
従って、処理は非常に安定しており、通常凝集沈殿後の
二次処理として用いられている砂濾過等のプロセスも不
要となる。
二次処理として用いられている砂濾過等のプロセスも不
要となる。
又、この圧密されたゾーンから引き抜かれるスラリー
は、スラリー濃度も高く、濃縮性も良い。
は、スラリー濃度も高く、濃縮性も良い。
場合によっては、濃縮も不要となる。
又、その後の脱水性も良い。通常、メッキ液等の廃液を
凝集沈殿させたフロックは、脱水が困難でフィルタープ
レス等で脱水しないと含水率は80%以下にならない。
凝集沈殿させたフロックは、脱水が困難でフィルタープ
レス等で脱水しないと含水率は80%以下にならない。
ところが、本プロセスにより生成したフロックは脱水が
容易で、簡易なベルトプレス等でも容易に脱水ができ、
含水率を80%以下にすることが可能である。
容易で、簡易なベルトプレス等でも容易に脱水ができ、
含水率を80%以下にすることが可能である。
従って、本発明により金属水酸化物を含む懸濁液を安定
して、効率的に処理することができる。
して、効率的に処理することができる。
[実 施 例] 第1図に示す様に、電気亜鉛メッキ工場から発生する亜
鉛イオン110mg/、クロムイオン67mg/、鉄イオン17m
g/を含む廃液を消石灰でpHを11にあげ、中和してでき
た金属水酸化物を含む懸濁液1にポリアクリルアミド系
のアニオン系高分子凝集剤2を4mg/、平均粒径50μの
高炉水砕スラグ3を1000mg/加え、30秒間急速撹拌
し、その後、ポリアクリルアミド系のカチオン高分子凝
集剤4を2mg/加え、固液分離槽5に上向流で流入させ
た。
鉛イオン110mg/、クロムイオン67mg/、鉄イオン17m
g/を含む廃液を消石灰でpHを11にあげ、中和してでき
た金属水酸化物を含む懸濁液1にポリアクリルアミド系
のアニオン系高分子凝集剤2を4mg/、平均粒径50μの
高炉水砕スラグ3を1000mg/加え、30秒間急速撹拌
し、その後、ポリアクリルアミド系のカチオン高分子凝
集剤4を2mg/加え、固液分離槽5に上向流で流入させ
た。
固液分離槽では、下部に格子状の羽根を数枚重ね、上部
に十字状の羽根を数枚重ねた撹拌羽根6を有し、40rpm
で回転している。
に十字状の羽根を数枚重ねた撹拌羽根6を有し、40rpm
で回転している。
尚、固液分離槽は、カラム径100mmで高さ400mmの塩ビカ
ラムを用いた。
ラムを用いた。
この固液分離槽に流入したフロック7は、カラム内で脱
水現象及び転がり運動が生起され、1〜3mmのペレット
状の緻密なフロックとなる。更に撹拌羽根上部では、圧
密現象も起こり、スラッジブランケットゾーンを作る。
水現象及び転がり運動が生起され、1〜3mmのペレット
状の緻密なフロックとなる。更に撹拌羽根上部では、圧
密現象も起こり、スラッジブランケットゾーンを作る。
このブランケットゾーンでは、10m/HrのOFRをとる事が
可能である。
可能である。
このカラムで固液分離された清澄水は、上部から排出さ
れ、SS3mg/、鉄イオン0.1mg/、亜鉛イオン0.2mg/
、クロムイオン0.1mg/の非常に良好な処理水8とな
る。
れ、SS3mg/、鉄イオン0.1mg/、亜鉛イオン0.2mg/
、クロムイオン0.1mg/の非常に良好な処理水8とな
る。
又、圧密部分が濾過機能を有する為、処理も安定してお
り、未形成フロックが浮いてしまうこともない。
り、未形成フロックが浮いてしまうこともない。
又、圧密ゾーンより引き抜かれたスラリー9は、容易に
リーフテストにかけられ、ケーキ含水率は80%とかなり
効率良く脱水ができる。
リーフテストにかけられ、ケーキ含水率は80%とかなり
効率良く脱水ができる。
[従来例] 本発明との比較のため、従来例として沈降促進剤として
用いられているベントナイトを添加した場合を以下に示
す。
用いられているベントナイトを添加した場合を以下に示
す。
実施例と同様に電気亜鉛メッキ工場から発生する亜鉛イ
オン110mg/、クロムイオン67mg/、鉄イオン17mg/
を含む廃液を消石灰でpHを11にあげ、中和してできた金
属水酸化物を含む懸濁液1にポリアクリルアミド系のア
ニオン系高分子凝集剤2を4mg/、ベントナイトを1000
mg/加え、30秒間急速攪拌し、その後、ポリアクリル
アミド系のカチオン系高分子凝集剤4を2mg/加え、固
液分離槽5に上向流で流入させた。
オン110mg/、クロムイオン67mg/、鉄イオン17mg/
を含む廃液を消石灰でpHを11にあげ、中和してできた金
属水酸化物を含む懸濁液1にポリアクリルアミド系のア
ニオン系高分子凝集剤2を4mg/、ベントナイトを1000
mg/加え、30秒間急速攪拌し、その後、ポリアクリル
アミド系のカチオン系高分子凝集剤4を2mg/加え、固
液分離槽5に上向流で流入させた。
固液分離槽では、下部に格子状の羽根を数枚重ね、上部
に十字状の羽根を数枚重ねた攪拌羽根6を有し、40rpm
で回転している。
に十字状の羽根を数枚重ねた攪拌羽根6を有し、40rpm
で回転している。
尚、固液分離槽は、カラム径100mmで高さ、400mmの塩ビ
カラムを用いた。
カラムを用いた。
この固液分離槽に流入したフロックは、高炉スラグ添加
時の様にカラム内で緻密で高密度なフロックを形成する
ことはなかった。それは、ベントナイトが核として機能
せず、高分子凝集剤分子鎖の絡まりあい現象を助長でき
なかったためでもある。
時の様にカラム内で緻密で高密度なフロックを形成する
ことはなかった。それは、ベントナイトが核として機能
せず、高分子凝集剤分子鎖の絡まりあい現象を助長でき
なかったためでもある。
結果として、このカラム内では、OFRも5m/Hrと低い値に
しかとることができなかった。又、高炉水砕スラグ添加
時の様にOFRも10m/Hrにあげると処理水は濁り、SSが20m
g/と悪化し、SSがリークしてしまった。
しかとることができなかった。又、高炉水砕スラグ添加
時の様にOFRも10m/Hrにあげると処理水は濁り、SSが20m
g/と悪化し、SSがリークしてしまった。
又、引き抜いたスラリーをリーフテストにかけるとケー
キ含水率は85%とかなり悪化した。
キ含水率は85%とかなり悪化した。
同様に、マグネタイトを添加した場合も、高炉水砕スラ
グ添加時の様な効果は得られなかった。
グ添加時の様な効果は得られなかった。
次に、前記従来例において、ベントナイトの代りにマグ
ネタイトを用いて同様な条件で処理した。
ネタイトを用いて同様な条件で処理した。
この固液分離槽に流入したフロックは、緻密で高密度な
フロックを形成できず、カラム内では、OFRを5m/Hr程度
にしかあげることができなかった。
フロックを形成できず、カラム内では、OFRを5m/Hr程度
にしかあげることができなかった。
又、高炉水砕スラグ添加時の様にOFRを10m/Hrにあげる
とSSはリークし、処理水SSが25mg/と悪化した。
とSSはリークし、処理水SSが25mg/と悪化した。
[発明の効果] 本発明によれば、金属水酸化物を含む懸濁液から液中の
金属水酸化物を効率良く除去することができる。即ち、
沈降速度が非常に大きくとることができるため、固液分
離槽がコンパクトになる。
金属水酸化物を効率良く除去することができる。即ち、
沈降速度が非常に大きくとることができるため、固液分
離槽がコンパクトになる。
又、通常凝集沈殿の二次処理として設置される濾過機は
不要となる。
不要となる。
引き抜かれたスラリーは濃縮性、脱水性が良く、濃縮槽
が不要で脱水機も簡易なベルプレスや真空濾過機等で良
い、等顕著な効果がある。
が不要で脱水機も簡易なベルプレスや真空濾過機等で良
い、等顕著な効果がある。
第1図は本発明の実施態様例の概要を示す説明図であ
る。 1……中和処理後のメッキ液、 2……アニオン系高分子凝集剤、 3……高炉水砕スラグ、 4……カチオン系高分子凝集剤、 5……固液分離槽、6……撹拌羽根、 7……フロック、8……処理水、 9……スラリー(排泥)。
る。 1……中和処理後のメッキ液、 2……アニオン系高分子凝集剤、 3……高炉水砕スラグ、 4……カチオン系高分子凝集剤、 5……固液分離槽、6……撹拌羽根、 7……フロック、8……処理水、 9……スラリー(排泥)。
Claims (3)
- 【請求項1】金属水酸化物を含む懸濁液にアニオン系高
分子凝集剤と高炉水砕スラグ微粉を同時に添加し、急速
攪拌し、次にカチオン系高分子凝集剤を添加し、該カチ
オン系高分子凝集剤と該金属水酸化物及び該高炉水砕ス
ラグ微粉を吸着架橋化した後、回転流により攪拌流動す
るスラッジブランケットゾーンに該懸濁液を上向流で流
入させ、凝集分離を行なうことを特徴とする金属水酸化
物を含む懸濁液の処理方法。 - 【請求項2】スラッジブランケットゾーン内で攪拌流動
させる方法として、固液分離槽の底部に乱流運動を生起
させる格子状の回転翼を設け、且つ上部に転がり運動を
生起させる十字状の回転翼を設けることを特徴とする請
求項1記載の金属水酸化物を含む懸濁液の処理方法。 - 【請求項3】スラッジブランケットゾーン上部に回転翼
を設けないゾーンを作り、このゾーン内に形成されたフ
ロックを圧密させることにより、砂濾過と同様の機能を
持たせることを特徴とする請求項1記載の金属水酸化物
を含む懸濁液の処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63332174A JPH0696149B2 (ja) | 1988-12-28 | 1988-12-28 | 金属水酸化物を含む懸濁液の処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63332174A JPH0696149B2 (ja) | 1988-12-28 | 1988-12-28 | 金属水酸化物を含む懸濁液の処理方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02174992A JPH02174992A (ja) | 1990-07-06 |
| JPH0696149B2 true JPH0696149B2 (ja) | 1994-11-30 |
Family
ID=18251988
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63332174A Expired - Lifetime JPH0696149B2 (ja) | 1988-12-28 | 1988-12-28 | 金属水酸化物を含む懸濁液の処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0696149B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999031017A1 (fr) * | 1997-12-15 | 1999-06-24 | Japan As Represented By Ministry Of International Trade And Industry, Director-General, Agency Of Industrial Science And Technology | Procede et agent servant a supprimer des ions nocifs |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100307975B1 (ko) * | 1998-11-18 | 2001-10-20 | 임정규 | 플록의펠렛화를이용한고속응집및침전시스템 |
| KR20020038222A (ko) * | 2000-11-17 | 2002-05-23 | 이구택 | 크롬폐수온라인에서 크롬검출장치 |
| KR20020089762A (ko) * | 2001-05-24 | 2002-11-30 | 주식회사 맑은물 | 폐수처리장치 |
| JP6270608B2 (ja) * | 2013-05-07 | 2018-01-31 | 新日鐵住金株式会社 | 凝集沈殿装置及び凝集沈殿方法 |
| JP2017064653A (ja) * | 2015-09-30 | 2017-04-06 | ステラキューブ株式会社 | ヒ素を含有する濁水を浄化するための凝集組成物及び浄化方法 |
| WO2019044312A1 (ja) * | 2017-08-31 | 2019-03-07 | オルガノ株式会社 | 水処理方法および水処理装置 |
| JP7327972B2 (ja) * | 2019-03-29 | 2023-08-16 | 住友重機械エンバイロメント株式会社 | 凝集沈殿処理装置及び凝集沈殿処理装置の運転方法 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5217581A (en) * | 1975-07-31 | 1977-02-09 | Matsushita Electric Works Ltd | Manufacture of embossed decorated sheet |
| JPS551807A (en) * | 1978-06-10 | 1980-01-09 | Kurita Water Ind Ltd | Flocculator |
| JPS5542844A (en) * | 1978-09-25 | 1980-03-26 | Terufumi Machida | Deformation method for thermal-induced bending of thermoplastic resin sheet |
| JPS62216699A (ja) * | 1986-03-18 | 1987-09-24 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | 汚泥の濃縮および調質装置 |
-
1988
- 1988-12-28 JP JP63332174A patent/JPH0696149B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999031017A1 (fr) * | 1997-12-15 | 1999-06-24 | Japan As Represented By Ministry Of International Trade And Industry, Director-General, Agency Of Industrial Science And Technology | Procede et agent servant a supprimer des ions nocifs |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02174992A (ja) | 1990-07-06 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4363749A (en) | Water clarification coagulant/adsorbent | |
| Bolto | Magnetic particle technology for wastewater treatment | |
| JP2001508697A (ja) | 消費を目的とした流出水、特に地表水の物理化学的処理方法 | |
| WO2018092365A1 (ja) | 排水処理方法及び排水処理装置 | |
| US4046683A (en) | Process for separating suspended metal oxide and metal hydroxide solids from a mother liquor | |
| JPS622843B2 (ja) | ||
| JPH0696149B2 (ja) | 金属水酸化物を含む懸濁液の処理方法 | |
| US4046684A (en) | Process for the treatment of a colloidal suspension | |
| US3180723A (en) | Metallurgical process | |
| JP3177756B2 (ja) | 金属水酸化物を含む懸濁液の処理装置 | |
| WO2012021987A1 (en) | Flocculation method | |
| EP0486574B1 (en) | Improved sewage treatment process | |
| CA1040326A (en) | Process for the treatment of a suspension | |
| Bolto et al. | The use of magnetic polymers in water treatment | |
| JP3368977B2 (ja) | 固液分離装置 | |
| JP4522297B2 (ja) | 無機懸濁粒子を含む排水の処理方法及び装置 | |
| JPH07275608A (ja) | 固液分離装置 | |
| JP7117101B2 (ja) | 水処理方法及び装置 | |
| JPH07275607A (ja) | 固液分離装置 | |
| US20120138543A1 (en) | Flocculation method | |
| JPH07275606A (ja) | 固液分離装置 | |
| KR790001380B1 (ko) | 현탁액의 처리방법 | |
| CN222250308U (zh) | 一种用于工业废水除硬的磁混凝耦合加药装置 | |
| AU639710B2 (en) | Improved sewage treatment process | |
| KR790001802B1 (ko) | 현탁액의 처리방법 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071130 Year of fee payment: 13 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081130 Year of fee payment: 14 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081130 Year of fee payment: 14 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091130 Year of fee payment: 15 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091130 Year of fee payment: 15 |