JPH069628B2 - 弾球遊技機の集中管理装置 - Google Patents

弾球遊技機の集中管理装置

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JPH069628B2
JPH069628B2 JP58070466A JP7046683A JPH069628B2 JP H069628 B2 JPH069628 B2 JP H069628B2 JP 58070466 A JP58070466 A JP 58070466A JP 7046683 A JP7046683 A JP 7046683A JP H069628 B2 JPH069628 B2 JP H069628B2
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、パチンコ遊技機やコイン遊技機等で代表され
る弾球遊技機の集中管理装置に関し、詳しくは、遊技領
域に打玉を打込んで遊技を行なう複数の弾球遊技機に関
するデータを集中管理する弾球遊技機の集中管理装置に
関する。
[従来の技術] 弾球遊技機において従来から一般的に知られているもの
に、たとえば、特開昭57−175379号公報に記載
のものがあった。以下、この種の従来の弾球遊技機につ
いて説明する。
従来の弾球遊技機では、遊技領域に始動入賞領域が設け
られ、遊技領域に打込まれた打玉がその始動入賞領域に
入賞することにより、遊技装置の一例である可変表示装
置が可変表示を開始した後停止する。可変表示装置の可
変表示の停止時の表示結果が、予め定められた特定の表
示状態(たとえば777)になった場合に、特定遊技状
態が発生する。したがって、特定遊技状態は、打玉の始
動入賞領域への入賞により遊技のための動作を開始する
遊技装置の動作の結果に従ってある確率で発生する遊技
状態である。その特定遊技状態が発生すると、可変入賞
球装置が遊技者に有利な第1の状態になるように開成駆
動されて、遊技者に利益が付与される。
このような弾球遊技機に関するデータを集中管理する装
置に関して、従来から一般的に知られているものに、た
とえば、特開昭57−183883号公報に記載のもの
があった。この種の従来の管理装置は、弾球遊技機の遊
技領域に打込まれた打込玉が始動入賞領域に入賞するこ
とにより遊技装置が遊技のための動作を開始し、遊技状
態が、その遊技装置の動作の結果ある確率で発生する特
定遊技状態になった場合に、遊技領域に打込まれた打玉
が入賞しやすい状態となる弾球遊技機において、前記特
定遊技状態の発生回数を集計してその計数値を印字およ
び表示するように構成されていた。つまり、この従来の
弾球遊技機の管理装置は、特定遊技状態の発生により遊
技者に付与された利益に関連するデータが集計されて出
力されるように構成されていた。
この特定遊技状態により遊技者に付与された利益が多す
ぎた場合には、遊技者に大きなサービスを提供したこと
にはなるが遊技場にとっては赤字経営となる不都合が生
じる。一方、逆にこの特定遊技状態の発生により遊技者
に付与された利益が少なすぎた場合には遊技場の利益に
はなるが遊技者へのサービスが低下して遊技者がその遊
技場に集まらないという不都合が生ずる。
このように、遊技場においては、遊技者へのサービスと
遊技場の利益と比較考量して遊技場経営を行なわなけれ
ばならないのであり、従来の弾球遊技機の管理装置にお
いては、その遊技場の経営に必要となる特定遊技状態の
発生により遊技者に付与された利益に関連するデータが
集計されて出力されるように構成されていた。
[発明が解決しようとする課題] ところが、前記特定遊技状態の発生により遊技者に付与
された利益に関連するデータは、打込玉の始動入賞個数
がそれ程多くないにも関わらずその日たまたま運よく偶
然に特定遊技状態が多く発生する場合が稀にあり、ま
た、その逆の場合もある。しかし、従来の弾球遊技機の
管理装置によって提供される特定遊技状態の発生により
遊技者に付された利益に関連する出力データのみに基づ
いて釘調整等を行なった場合は、前述した偶然に出力デ
ータの値が大きくなったり小さくなったりしているのみ
の釘調整を行なう必要のない弾球遊技機までも下手に釘
調整してしまうという欠点が生ずる。
一方、遊技に伴って遊技者に付与されるサービスは、特
定遊技状態の発生により遊技者に付与される利益以外に
も、たとえば、打玉の始動入賞に伴って特定遊技状態が
発生するかもしれないという期待感を遊技者に味わわせ
て面白味のある遊技を提供するという打玉の始動入賞に
伴なう精神面でのサービスも存在するのである。ところ
が、従来の弾球遊技機の管理装置においては、このよう
な打玉の始動入賞に伴って提供される精神面でのサービ
スの判断材料となるデータが何ら提供されないのであ
り、遊技者へのサービスと遊技場の利益とを比較考量し
なければならない遊技場経営を行なうに際しては不十分
な情報しか提供できないという欠点があった。
一方、遊技場においては、いわゆるパチプロと称される
一部の遊技者のみに偏って遊技価値が付与されるのを極
力防止し、広く一般の遊技者に平等に遊技価値を与え、
遊技技術の優劣が極端に遊技結果に反映されてしまう不
都合を防止するように努力する一方で、弾球遊技機の遊
技価値の付与に関する性能が遊技場に設置されている複
数の弾球遊技機においてすべて同じでは、遊技者にして
みれば、どの弾球遊技機で遊技をしても同じになり、遊
技が画一化して遊技者に飽きられてしまい、ひいては遊
技場の経営が困難になるという問題が生ずる。そこで、
遊技場では、設置している複数台の弾球遊技機それぞれ
において前述した性能にばらつきをもたせ、その遊技場
に来た遊技者がある弾球遊技機で遊技を行なって仮に遊
技価値があまり付与されなかったとしても、台を変わっ
て他の弾球遊技機で遊技をすれば或いは大きな遊技価値
が付与されるのではないか等の期待を遊技者に抱かせ、
集客効果を高めるように努力している。その結果、遊技
場においては、特に大きな集客力を発揮する特定遊技状
態の発生に伴なう遊技者の利益およびそのきっかけとな
る打玉の始動入賞個数に関するデータが、各弾球遊技機
のそれぞれにおいてどの程度ばらつきがあるかを把握し
たいという強いニーズがあった。しかし、前述した従来
の弾球遊技機の管理装置では、弾球遊技機1台について
データを収集、出力するものであり、複数の弾球遊技機
相互間でのデータの比較検討ができなかった。したがっ
て、前述した遊技場の強いニーズに応えることができ
ず、かつ、中央でのデータの集中管理ができにくいとい
う欠点もあった。
本発明は、係る実情に鑑み考え出されたものであり、そ
の目的は、遊技者へのサービスの提供と遊技場の利益と
の両方を比較考量して遊技場経営を行なわなければなら
ない遊技場に対し、偶然に惑わされることのない確かな
信頼のもてる情報を提供するとともに、打玉の始動入賞
に伴なう遊技サービスを考慮して高度な遊技場経営を行
なうのに必要となる情報を提供し、しかも、特に集客力
を発揮する特定遊技状態の発生に伴なう遊技者の利益お
よびそのきっかけとなる打玉の始動入賞個数に関するデ
ータの弾球遊技機複数台におけるばらつき状態を把握し
たいという遊技場のニーズにも応えることである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、遊技領域に打玉を打込んで遊技を行なう複数
の弾球遊技機に関するデータを集中管理する弾球遊技機
の集中管理装置であって、 前記各弾球遊技機は、 前記遊技領域に設けられた始動入賞領域と、 該始動入賞領域に入賞した始動入賞玉を検出する始動入
賞玉検出手段と、 該始動入賞玉検出手段の検出出力に基づいて、遊技のた
め動作を開始する遊技装置と、 遊技状態が、該遊技装置が動作した結果ある確率で発生
する特定遊技状態になった場合に、前記遊技領域に打込
まれた打玉が入賞しやすい特定の遊技価値を付与可能な
遊技状態に制御する遊技状態制御手段とを含み、 前記集中管理装置は、 前記各弾球遊技機ごとの打玉の始動入賞個数に関するデ
ータを収集し、前記特定遊技状態の発生により遊技者に
付与された利益に関連するデータを収集する情報収集手
段と、 該情報収集手段で収集された前記複数台の弾球遊技機の
各収集情報を弾球遊技機が特定可能な情報とともに弾球
遊技機複数台分一度に出力可能な出力手段とを含むこと
を特徴とする。
〔作用〕
本発明によれば、各弾球遊技機ごとの打玉の始動入賞個
数に関するデータが収集されるとともに、始動入賞玉検
出手段の検出出力により動作する遊技装置が動作した結
果ある確率で発生する特定遊技状態になった場合の各弾
球遊技機ごとの遊技者に付与された利益に関連するデー
タが収集され、確率的に関連を有する上記の両収集デー
タが、その収集した弾球遊技機が特定可能な情報ととも
に弾球遊技機複数台分一度に出力可能となる。
[発明の実施例] 次に、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。なお、以下の説明では、弾球遊技機の一例としてパ
チンコ遊技機について述べるが、本発明はこれに限らず
コイン遊技機等他の弾球遊技機であってもよい。
第1A図はこの発明の一実施例の弾球遊技機の集中管理
装置を含む管理システムの全体を示す図であり、第1B
図および第1C図はこの発明が適用される弾球遊技機の
一例のパチンコ機の外観図である。特に、第1B図はそ
の正面図を示し、第1C図はその背面図を示す。
第1A図において、パチンコ遊技場では、島台A上に複
数台のパチンコ機10を並設して、島Bが形成される。
このような島Bが複数設けられる。各島Bには、それぞ
れ島番号が定められる。各パチンコ機10には、同じ各
島B内で連続する台番号が定められる。各島Bの一方側
には、後述の第7A図〜第7C図に示す情報収集手段の
一例の情報収集装置70が設けられる。各情報収集手段
70は、データ伝送ラインLNを介して出力手段の一例
の出力装置80に接続される。この各情報収集装置70
と出力装置80とにより、遊技領域に打玉を打込んで遊
技を行なう複数の弾球遊技機から発生するデータを集中
管理する集中管理装置が構成されている。
第1B図において、パチンコ機10は、前面枠1を開閉
自在に装着し、前面枠1にガラス枠2を開閉自在に装着
している。前面枠1には、遊技盤3が着脱自在に装着さ
れる。その前面により遊技領域を形成している遊技盤3
上には、始動入賞領域の一例の特定領域4a〜4c、セ
ーフ孔5a〜5c、ならびに複数のヤクモノ(通称チュ
ーリップ)6aおよび6bが配設される。また、遊技盤
3のほぼ中央部には、遊技装置の一例の可変表示部材2
0が装着される。可変表示部材20は、電気的に識別情
報を可変表示するためのセグメント表示器20a、およ
び機械的に識別情報を可変表示するための回転ドラム機
構(後述の第2図で詳細に示す)を含む。さらに、遊技
盤3のアウト玉入口7よりもやや上部位置には、入賞球
装置30(後述の第3図に詳細を示す)が設けられる。
特定領域4a〜4cは、入賞玉があったとき可変表示部
材20を表示駆動または可変表示できるように定められ
た入賞孔である。この可変表示部材20は、特定領域4
a〜4cへの入賞玉に基づいて、その表示状態を変化す
る。変化後の表示結果が、ある確率で予め定められた特
定の表示状態になると、特定遊技状態が発生し、遊技領
域に打込まれた打玉が入賞しやすい特定の遊技価値の付
与の一例の最大価値が付与可能な遊技状態となる。
なお、特定領域は、入賞孔に限らず、遊技盤3上に形成
された玉の通過可能な領域すなわち、上方から落入した
玉が通過して下方から再び遊技領域に挑出される通過領
域であってもよい。このように、「入賞」は「通過」を
含む広い概念である。
必要に応じて、前面枠1の一部には、介し(スタート)
スイッチ8aおよび停止スイッチ8bが設けられる。こ
の開始スイッチ8aは、可変表示部材20の可変表示の
開始条件として、特定領域4a〜4cへの入賞玉があり
かつ遊技者の開始指令の操作のあることを条件づける場
合に用いられる。停止スイッチ8bは、可変表示部材2
0の表示状態の変化を手動操作によって停止させるため
に用いられる。
第1C図において、遊技盤3の裏面には、複数の径路1
11〜117が設けられる。径路111,112は、特
定領域4a,4bまたはセーフ孔5a〜5cへ入賞した
玉を、ヤクモノ6aまたは6bの裏面上部位置へ導き、
その玉によってヤクモノ6a,6bを開成させるもので
ある。径路113は、特定領域4cへ入賞した玉を検出
スイッチ12cへ導く。径路114は、セーフ孔または
入賞孔もしくは入賞球装置30へ入賞した各種の入賞玉
を導くための傾斜通路であって、入賞玉処理器16へ導
く。入賞玉処理器16で処理された入賞玉は、径路11
5を介して合流径路117へ導かれる。アウト玉入口7
と合流径路117との間には、径路116が設けられ
る。
特定領域4a〜4cの裏面には、対応する特定領域へ入
賞した玉を検出するために、始動入賞玉検出手段の一例
の検出スイッチ12a〜12cが設けられる。入賞球装
置30の裏面には、入賞球装置30へ入賞した玉を検出
するための検出スイッチ13が設けられる。入賞球装置
30は、特定遊技状態が発生すると、特定の遊技価値の
付与の一例の最大価値付与状態として、そのプレートを
開成するものであって、プレートの開成によって通過可
能な入賞領域のうち予め定める入賞領域(図5に示す3
2a)へ入賞した玉を検出するための検出スイッチ14
が設けられる。合流径路117に関連して、打込玉検出
スイッチ15が設けられる。
さらに、遊技盤3の裏面には、後述の第4図に示す遊技
制御回路40および第5A図に示す稼動状態検出装置5
0を収納したボックス17が装着される。なお、図示を
省略しているが、パチンコ機10の裏面上部には景品玉
貯留タンクが設けられる。この景品玉貯留タンクには、
従来周知の還元装置から景品玉が補給される。景品玉の
補給径路に関連して、補給玉検出スイッチ(第5図に示
す18)が設けられる。この補給玉検出スイッチ18
は、遊技者にとって利益となる玉の一例の補給玉を検出
するものである。打込玉検出スイッチ15は、遊技者に
とって不利益となる玉の一例の打込玉を検出するのに用
いられる。
第2図は可変表示部材に含まれる回転ドラム機構20B
の斜視図である。図において、回転ドラム機構20A
は、複数の回転ドラム21a〜21cを含む。各回転ド
ラム21a〜21cの外周上には、識別情報(絵模様や
記号や数字やアルファベットなど)が描かれている。各
回転ドラム21a〜21cの側面には、識別情報の数に
相当する歯数を有するラチェット歯車22a〜22c
(図示では22cのみが示される)が固着される。回転
ドラム21a〜21cは、それぞれドラム軸23によっ
て遊嵌されて、その摩擦力で個別的に回転自在に支持さ
れる。ドラム軸23の両端はボックス24の側面で支持
される。ドラム軸23の一方端には、回転駆動機構25
が設けられる。回転駆動機構25は、モータ251を含
む。モータ251は、ギアードモータであって、歯車2
52を介してその回転力を歯車253に伝達する。歯車
253は、ドラム軸23の一方端に固着される。
ボックス24の背面には、ソレノイド26a〜26cが
固着される。ソレノイド26a〜26cのプランジャ2
61には、係止レバー27a〜27cの一端が連結され
る。係止レバー27a〜27cは、ほぼ中央部がレバー
軸28によって軸支される。係止レバー27a〜27c
の先端(他方端)には爪状部271が形成される。各係
止レバー27a〜27cの爪状部271は、対応するラ
チェット歯車22a〜22cと係合して、各回転ドラム
21a〜〜21cを選択的にロック状態に保持する。
前記の回転ドラム機構20Bは、各回転ドラム21a〜
21cの一部が遊技盤3の前面から目視できるように、
遊技盤3の裏面に装着される。
この実施例では、回転ドラム機構20Bに含まれる各回
転ドラム21a〜21cで表示される識別情報が所定組
合わせであり、かつセグメント表示器20Aの表示状態
が予め定める状態のとき、最大価値を付与できる条件と
なる。次に、最大価値を付与するための手段の一例とし
て、入賞球装置の詳細を説明する。
第3図は入賞球装置30の詳細な斜視図である。この実
施例の入賞球装置30は、遊技者にとって有利(または
利益)となる第1の状態として後述の開閉板(プレー
ト)33を前方へ開いて玉を受入れ、遊技者にとって不
利(または不利益)となる第2の状態の一例として開閉
板を閉じて玉の受入れを阻止するものである。
より具体的に説明すると、入賞球装置30は飾り枠31
を含む。飾り枠31の中央部分には、玉の入賞可能な入
賞領域32となる透孔が形成される。透孔の前面には、
開閉板(またはプレート33)が前面側へ開閉自在に設
けられる。開閉板33は、その下方部分が軸331で軸
支され、その一方側(図示では右側)の裏面にU字状の
突起部332が形成される。突起部332には透孔が穿
設される。透孔には、レバー34の先端に固着されたピ
ン341が挿通される。レバー34の他端は、支点34
2で支持される。レバー34の上部位置には、開閉機構
35が設けられる。開閉機構35は、開閉板33を選択
的に開閉駆動するものであって、ソレノイド351を含
む。ソレノイド351のプランジャ352には、ロッド
353の一端が連結される。ロッド353の他端は、レ
バー34に連結される。
入賞領域32は、必要に応じて複数の入賞領域32a,
32b,32cに分けられる。入賞領域32b,32c
へ入賞した玉は、入賞盤3の裏面へ直接導かれて、検出
スイッチ13へ到る。入賞領域32aは、玉の通過に応
じて、開閉板33の閉成後再度繰返して開成できるよう
に定められた特賞領域である。この入賞領域32aの奥
の玉の通過する位置には、検出スイッチ14(第1C図
参照)が設けられる。
飾り枠31の入賞領域32を挟む両側には、セーフ孔3
6a,36bが形成される。セーフ孔36a,36b
は、開閉板33の閉成時にもかかわらず、打込玉を入賞
玉として裏面へ導くものである。
第4図はパチンコ機10の遊技制御回路図である。次
に、第1図〜第4図を参照して、遊技状態制御手段の一
例である遊技制御回路40の構成とともに動作を説明す
る。
打込玉がセーフ孔5a〜5cまたはヤクモノ6aおよび
6bへ入賞すると、従来のパチンコ機と同様にして、1
個の入賞玉につき一定数の景品玉が放出される。一方、
打込玉が特定領域4a〜4cのいずれかへ入賞すると、
それに対応する検出スイッチ12a〜12cのいずれか
が入賞玉を検出して開始信号を導出する。この開始信号
は、機械的表示駆動回路41に与えられるとともに、電
気的表示駆動回路42に含まれる表示情報発生回路42
aに与えられる。応じて、機械的表示駆動回路41は、
ソレノイド26a〜26cを付勢するとともにモータ2
51を付勢する。応じて、係止レバー27a〜27cと
ラチェット歯車22a〜22cとの係合状態が解除され
るので、各回転ドラム21a〜21cはモータ251の
回転力で回転駆動される。したがって、回転ドラム機構
20Aは、回転ドラムの回転に伴なって機械的に駆動さ
れて、識別情報を変化させる。これとほぼ同時的に、表
示情報発生回路42aは、セグメント表示器20Aで表
示するための情報(たとえば数字情報)を発生してドラ
イバ42bおよび最大価値付与状態検出回路46に与え
る。このような表示情報発生回路42aとしては、たと
えばクロック発振器と、クロックパルスを計数するカウ
ンタと、カウンタの計数値をデコードするデコーダとを
含んで構成され、クロック発生周期に同期して順次的に
変化させた表示情報を導出する。ドライバ42bは表示
情報に基づいてセグメント表示器20Aを表示駆動す
る。これによって、セグメント表示器20Aが電気的に
可変表示される。
この状態において、遊技者の所望のタイミングまたは開
始信号から一定時間遅れて、停止信号発生回路43が停
止信号を発生する。この停止信号は、機械的表示駆動回
路41に与えられるとともに、表示情報発生回路42a
に与えられる。機械的表示駆動回路41は、ソレノイド
26a〜26cを消勢させるとともに、モータ251を
消勢して、各回転ドラム21a〜21cを停止させる。
各回転ドラム21a〜21cで表示されている識別情報
が、機械的表示状態検出部44によって検出されて、組
合わせ表示状態判定回路45に与えられる。組合わせ表
示状態判定回路45は、各回転ドラム21a〜21cで
表示されている識別情報の組合わせを判断し、その結果
を最大価値付与状態検出回路46に与える。この最大価
値付与状態検出回路46には、セグメント表示器20A
で表示されている表示情報が表示情報発生回路42aか
ら与えられる。最大価値付与状態検出回路46は、回転
ドラム21a〜21cの表示状態の組合わせとセグメン
ト表示器20Aの表示情報とが予め定める最大価値を付
与可能な状態か否かを判断する。もし、最大価値付与状
態になったことを検出すると、その検出出力が価値付与
制御回路47および後述の第5A図に示すインタフェー
ス52へ与えられる。価値付与制御回路47は、ソレノ
イド351を相対的に長い時間付勢(または間欠的に付
勢)して、開閉板33を開成させて比較的高い確率で打
込玉を入賞しやすくする。
なお、最大価値付与状態の他の例としては、たとえば機
械的な可変表示のみ、または電気的な可変表示のみに基
づいて行なうようにしてもよい。また、最大価値の他の
例としては、一旦最大価値付与状態になった後、開閉板
33の開成中に打込玉が入賞領域32aへ入賞したこと
に基づいて一定時間後に開閉板33を閉成し、再度繰返
して開成するようにしてもよい。その場合は、繰返し開
成条件検出回路48が設けられる。この繰返し開成条件
検出回路48は、たとえば検出スイッチ14の出力に基
づいて価値付与制御回路47に作用して、繰返してソレ
ノイド351を付勢させるように働く。前記最大価値付
与状態検出回路46において、前記始動入賞玉検出手段
が検出出力が導出されたことにより、本来ある確率で発
生する特定遊技状態が発生したか否かを判定する特定遊
技状態判定手段が構成されている。また、前記遊技制御
回路40により、前記特定遊技状態判定手段の特定遊技
状態が発生した旨の判定結果に基づいて、特定遊技価値
を付与可能な遊技状態を出現させる遊技状態制御手段が
構成されている。
次に、上述のようなパチンコ機10の稼動中における各
種のデータ、特に最大価値の付与に関するデータを検出
しかつ一時記憶する場合の動作を述べる。
第5A図〜第5C図は各パチンコ機に含まれる稼動状態
検出装置の詳細を説明するための図であり、特に第5A
図は稼動状態検出装置50のブロック図を示し、第5B
図は管理装置に含まれるメモリ(RAM)54の記憶領
域を図解的に示した図であり、第5C図はCPU51の
動作を説明するためのフローチャートを示す。
第5A図において、稼動状態検出装置50は、中央処理
装置(以下CPU)51、インタフェース52、プログ
ラム記憶用メモリ(以下ROM)53およびデータ記憶
用メモリ(以下RAM)54を含む。CPU51は、R
AM54へデータを書込み、またはRAM54に先に書
込まれたデータを読出すものであって、読出手段として
働く。インタフェース52には、検出スイッチ12a〜
15および検出スイッチ18が接続されるとともに、最
大価値付与状態検出回路46の出力が与えられる。ま
た、インタフェース52には、データ伝送手段の一例の
伝送制御回路55が接続される。
なお、CPU51の動作については、第5C図を参照し
て詳細に説明する。
第5B図を参照して、RAM54の記憶領域の詳細を説
明する。RAM54は、複数の記憶領域(または記憶エ
リア)54a〜54hを含む。ここで、記憶エリア54
aは、特定領域4aへ入賞した玉数(すなわち左始動入
賞玉数A)を記憶するのに用いられる。記憶エリア54
aは、特定領域4bへ入賞した玉数(すなわち右始動入
賞玉数B)を記憶するのに用いられる。記憶エリア54
cは、特定領域4cへ入賞した玉数(すなわち中央始動
入賞玉数C)を記憶するのに用いられる。記憶エリア5
4dは、最大価値付与回数(D)を記憶するのに用いら
れる。記憶エリア54eは、入賞球装置30の入賞領域
32へ入賞した玉数(E)を記憶するのに用いられる。
記憶エリア54fは、入賞領域32aへ入賞した玉数、
すなわち開閉板33を継続して開成した回数(F)を記
憶するのに用いられる。記憶エリア54gは、検出スイ
ッチ15の出力回数、すなわち打込玉数(G)を記憶す
るのに用いられる。記憶エリア54hは、検出スイッチ
18の出力数、すなわち補給玉数(H)を記憶するのに
用いられる。
なお、記憶エリア54a〜54hに代えて、それぞれの
玉数または回数を計数するためのカウンタを用いてもよ
い。
次に、第5A図〜第5C図を参照して、稼動状態検出装
置50の動作を説明する。
CPU51は、ステップ1において、情報収集装置70
からのポーリングが自己の台番号を指定するデータか否
かを判断し、自己の台番号が指定されていないことを判
断するとステップ2へ進む。
続いて、ステップ2〜13において、最大価値の付与に
関連する各種のデータをRAM54へ書込む動作が行な
われる。具体的には、ステップ2において、検出スイッ
チ12aがオンしたか否か、すなわち打込玉が特定領域
4aへ入賞したか否かが判断される。もし、検出スイッ
チ12aがオンしていることが判断されると、ステップ
3において記憶エリア54aにこれまでストアされてい
る左始動入賞玉数(A)に1が加算される。その後、ま
たはステップ2において検出スイッチ12aのオフ状態
が判断されると、ステップ4へ進む。ステップ4におい
て、検出スイッチ12bがオンか否か、すなわち打込玉
が特定領域4bへ入賞したか否かが判断される。検出ス
イッチ12bがオンしていることが判断されると、ステ
ップ5において記憶エリア54bにストアされている右
始動入賞玉数(B)に1が加算される。その後、または
ステップ4において検出スイッチ12bのオフ状態が判
断されると、ステップ6へ進む。ステップ6において、
検出スイッチ12cがオンしているか否か、すなわち打
込玉が特定領域4cへ入賞したか否かが判断される。も
し、検出スイッチ12cがオンしたことが判断される
と、ステップ7において記憶エリア54cにストアされ
ている中央始動入賞玉数(C)に1が加算される。その
後、またはステップ6において検出スイッチ12cのオ
フ状態が判断されると、ステップ8へ進む。
ステップ8において、最大価値付与状態か否かが判断さ
れる。この判断は、最大価値付与状態検出回路46が最
大価値付与状態を検出したか否かに基づいて行なわれ
る。もし、最大価値付与状態であることが判断される
と、ステップ9において記憶エリア54dにストアされ
ている最大価値付与回数(D)に1が加算される。その
後、またはステップ8において最大価値付与状態でない
ことが判断されると、ステップ10へ進む。ステップ1
0において、検出スイッチ13がオンしたか否か、すな
わち入賞球装置30の入賞領域32へ入賞した玉がある
か否かが判断される。検出スイッチ13のオン状態であ
ることが判断されると、ステップ11において記憶領域
54eにストアされている入賞玉数(E)に1が加算さ
れる。その後、またはステップ10において検出スイッ
チ13のオフ状態であることが判断されると、ステップ
12へ進む。ステップ12において、検出スイッチ14
がオンしたか否か、すなわち開閉板33の開成中に継続
して開成できる条件の定められた入賞領域32aへの入
賞玉が発生したか否かが判断される。検出スイッチ14
がオンしたことが判断されると、ステップ13において
記憶エリア54fにストアされている継続回数(F)に
1が加算される。
その後、ステップ14〜17において、パチンコ機10
の稼動状態に基づく差数データの検出および収集動作が
行なわれる。すなわち、ステップ14において、検出ス
イッチ15がオンしたか否か、すなわち打込玉があった
か否かが判断される。もし、検出スイッチ15がオンし
たことが判断されると、ステップ15において記憶54
gにストアされている打込玉数(G)に1が加算され
る。その後、またはステップ14において検出スイッチ
15のオフ状態が判断されると、ステップ16へ進む。
ステップ16において、検出スイッチ18がオンしたか
否か、すなわち補給玉があったか否かが判断される。検
出スイッチ18のオンしたことが判断されると、ステッ
プ18において記憶エリア54hにストアされている補
給玉数(H)に1が加算される。その後、またはステッ
プ16において検出スイッチ18のオフ状態が判断され
ると、ステップ1へ戻る。
このようにして、各パチンコ機10の稼動状態に基づく
各種のデータを検出しかつ一時記憶する動作が繰返して
行なわれる。
上述のごとく、各パチンコ機10に含まれるRAM54
に収集された各種のデータは、情報収集装置70によっ
て島単位で収集され、出力装置80によって表示または
印字されて視覚的に認識可能な態様で出力されるが、そ
の動作については第7A図〜第12図を参照して後述す
る。
なお、可変表示部材20の可変表示回数に関するデータ
を情報処理装置70により収集するように構成してもよ
い。また、上述の実施例では、パチンコ機10の遊技制
御回路ハード回路で構成し、稼動状態検出装置50をマ
イクロプロセッサを用いて構成した場合を示すが、CP
U51に遊技制御回路40の機能を持たせてソフト処理
で制御してもよい。その場合、図6と同様の動作ないし
機能を行なわせるためのプログラムは、図6に示す技術
思想に従えば当業者が容易になし得るのでその詳細な説
明を省略する。
また、上述の実施例では、最大価値を付与可能なパチン
コ機の一例として、可変表示部材を設けたものについて
説明した。しかし、この発明の技術思想はこれに限ら
ず、遊技状態の変化に基づいて最大価値を付与できるよ
うなその他各種のパチンコ機にも適用し得る。そこで、
以下にはこの発明が適用される他のパチンコ機について
説明する。
第6A図はこの発明が適用されるパチンコ機の他の実施
例の正面図であり、第6B図はこのパチンコ機に適用さ
れる入賞球装置65の詳細を示す斜視図である。
第6A図において、この実施例のパチンコ機60は、特
定領域61a〜61cが遊技盤3の下方の領域に形成さ
れる。各特定領域61a〜61cは、玉の通過可能な領
域であって、打込玉の通過に応じて後述の入賞球装置6
5の動作状態を変化できるように定められた始動入賞領
域である。各特定領域61a〜61cには、検出スイッ
チ62a〜62cが関連的に設けられる。また、遊技盤
3のほぼ中央部には、遊技装置の他の例の入賞球装置6
5が装着される。
第6B図を参照して、入賞球装置65の詳細を説明す
る。取付基板651の下方部分には、打込玉の通過に応
じて最大価値付与状態となるように決められた特賞領域
652が形成される。特賞領域652の両側には、玉の
入賞に応じて所定数の景品玉を放出するための入賞領域
(第3図の32b,32cに相当する)が形成される。
特賞領域652および入賞領域653の上部には、玉受
部材(または開閉翼片)654,655が開閉自在に支
持される。この玉受部材654,655は、取付基板6
51の裏面に装着された開閉駆動機構656によって開
閉駆動される。開閉駆動機構656は、ソレノイド65
7およびリンク機構658を含む。
第6A図および第6B図を参照して、この実施例のパチ
ンコ機60の動作を簡単に説明する。打込玉が特定領域
61a〜61cのいずれかを通過すると、検出スイッチ
62a〜62cがそれを検出する。これに応じて、ソレ
ノイド657が付勢されて、開閉駆動機構656が玉受
部材654,655を相対的に短い時間(1〜2秒)だ
け開成するか、または数分の1秒の開閉動作を1、2回
繰返して行なう。玉受部材654,655の開成動作中
に、打込玉が特賞領域652へ入賞することなく、入賞
領域653のみへ入賞すると、従来周知のものと同様に
して、1個の入賞玉につき所定数の景品玉が放出され
る。また、可変入賞球装置65を1回開閉させるための
第1の始動入賞領域(たとえば61a,62c)と2回
開閉させるための第2の始動入賞領域(たとえば61
b)とに分け、第1の始動入賞領域への入賞玉の合計を
検出して計数するとともに、第2の始動入賞領域への入
賞玉を検出して計数し、両計数データを別々に情報収集
装置70により収集して出力するようにしてもよい。ま
た、前述した可変入賞球装置65の1回開きや2回開き
の動作が行われた動作回数に関するデータを収集して出
力するようにしてもよい。
一方、特定遊技状態の一例として、本来ある確率で打込
玉が特賞領域652へ入賞すると、特定の遊技価値の付
与の一例として、ソレノイド657が相対的に短い時間
(たとえば0.4秒)の周期で一定回数(たとえば18
回)だけ間欠的に付勢されて、玉受部材654,655
を間欠的に開閉駆動させる。この状態において、打込玉
が特賞領域652に入賞すれば、玉受部材654,65
5の一定回数の間欠的開閉動作が繰返して行なわれ、そ
の動作が継続される。一定回数の間欠開閉動作中に、打
込玉が1個も特賞領域652に入賞しなければ、一定回
数の間欠開閉動作の後その動作を終了する。すなわち、
この実施例では、特賞領域652へ最初に入った打込玉
の検出によって最大価値付与状態であることが検出さ
れ、それ以後に入賞した玉の検出によって継続回数が計
数され、一定回数だけ継続されることになる。
なお、この発明の対象となる弾球遊技機は、第1B図〜
第3図または第6A図、第6B図に示すものに限らず、
その他各種の最大価値を付与可能なパチンコ機やコイン
遊技機に適用できる。
第7A図、第7B図および第7C図は各島に設けられる
情報収集装置の詳細図である。特に、第7A図は情報収
集装置70のブロック図を示し、第7B図はRAM74
の記憶領域を図解的に示した図であり、第7C図はCP
U71のフローチャートを示す。
第7A図において、情報収集装置70は、中央処理装置
(以下CPU)71、伝送制御回路72、プログラム記
憶用メモリ(以下ROM)73および記憶手段の一例の
データ記憶用メモリ(以下RAM)74を含む。CPU
71は、カウンタCTを含み、RAM74へデータを書
込みまたはRAM74に先に書込まれているデータを読
出制御する。ここで、カウンタCTは、最大価値の付与
に関連するデータを収集すべきパチンコ機10の台番号
を指定するとともに、その台番号に対応するRAM74
のアドレスを指定するのに用いられる。伝送制御回路7
2には、同じ島の各パチンコ機10に含まれる稼動状態
検出装置50が接続される。また、伝送制御回路72は
データ伝送ラインLNを介して出力装置80に接続され
る。なお、CPU71の動作については、第7C図を参
照して詳細に説明する。
第7B図を参照して、RAM74の記憶領域の詳細を説
明する。RAM74は、複数の記憶領域(または記憶エ
リア)74a〜74hを含む。そして、各記憶エリア7
4a〜74hは1つの島に設置されたパチンコ機10の
台番号に対応する数だけ各パチンコ機の各種データを記
憶するためのアドレスを含む。各記憶エリア74a〜7
4hに記憶されるデータの種類は、第5B図に示す記憶
エリア54a〜54hと同様である。
次に、第7A図〜第7C図を参照して、情報収集装置7
0の動作を説明する。
CPU21は、ステップ21において、各パチンコ機1
0の稼動状態検出装置50で検出されたデータを収集す
べきタイミングか否かを判断している。この判断は、た
とえばCPU71に関連して、一定時間(たとえば30
分または1時間)ごとに割込信号を発生するための割込
タイマ(図示せず)を設けておき、割込タイマからの割
込信号が与えられたか否かに基づいて判断される。
今、収集タイミングでないことが判断された場合を想定
すると、ステップ22において出力装置80からRAM
74の記憶データの読出しがあるか否かが判断される。
出力装置80からのデータ読出指令は、或る1台のパチ
ンコ機10の稼動状態に基づくデータを出力する場合で
あれば、そのパチンコ機10の台番号とそのパチンコ機
10の属する島番号とが伝送される。もし、データの読
出指令がなければ、ステップ21へ戻り、ステップ2
1,22の動作が繰返される。
そして、ステップ21において、収集タイミングである
ことが判断されると、ステップ23へ進む。ステップ2
3において、カウンタCTが初期化される。具体的に
は、情報収集装置70に含まれる複数台のパチンコ機1
0のうち、最も若い台番号をカウンタCTに設定する動
作が行なわれる。続いて、ステップ24において、カウ
ンタCTの計数値で指定される台番号がポーリングされ
る。この動作は、カウンタCTの計数値が伝送制御回路
72に与えられると、伝送制御回路72がカウンタCT
の計数値に対応する台番号の稼動状態検出装置50にデ
ータ送信指令信号を伝送することによって行なわれる。
これに応じて、CPU51は、第5C図に示すステップ
1において自己の台番号を指定するポーリングがあった
ことを判断して、ステップ18へ進む。ステップ18に
おいて、CPU51は、RAM54の各記憶エリアのデ
ータを読出して、そのパチンコ機10の属する島の情報
収集装置70へ伝送する。
一方、伝送制御回路72は、ステップ25においてパチ
ンコ機10からの送信データを受信する。CPU71
は、ステップ26において、カウンタCTの計数値に対
応する台番号のアドレスを指定して、当該台番号に対応
するRAM74の各記憶エリア74a〜74hへそれぞ
れに対応するデータを書込む。ステップ27において、
カウンタCTの計数値が予め設定された1つの島の最も
大きな台番号か否かが判断される。換言すれば、1つの
島に属するすべてのパチンコ機10からデータを収集完
了したか否かが判断される。もし、すべてのパチンコ機
10のデータを収集してしないことが判断されると、ス
テップ28へ進む。ステップ28において、カウンタC
Tの計数値が1だけ歩進される。
その後、ステップ24へ戻り、ステップ24〜28の動
作が同じ島のすべてのパチンコ機10に対して行なわれ
る。そして、すべてのパチンコ機10のデータ収集動作
が完了すると、ステップ27においてカウンタCTの値
が予め設定された値(その島の最も大きな台番号)にな
ったことが判断されて、データ収集動作を終了する。こ
れによって、各パチンコ機10に含まれる稼動状態検出
手段50で検出されたデータは、情報収集装置70に含
まれるRAM74の対応アドレスの各エリアに書込まれ
ることになる。
次に、RAM74に記憶されている同じ島の各パチンコ
機10のデータを読出す場合の動作を説明する。データ
読出しの場合は、出力装置80から読出命令データとと
もに、データを読出すべき台番号および当該台番号のパ
チンコ機10の属する島番号がデータ伝送ラインLNを
介して伝送制御回路72に与えられる。このとき、CP
U71は、ステップ21においてデータ収集タイミング
でないことを判断した後、ステップ22においてデータ
読出命令のあったことを判断して、ステップ29へ進
む。ステップ29において島番号が自己を指定するもの
か否かが判断される。もし、島番号が自己を指定するも
のであれば、ステップ30へ進む。ステップ30におい
て、指定された台番号がカウンタCTに設定され、その
台番号に対応するRAM74の各エリア74a〜74h
のデータが順次読出されて出力装置80へ伝送される。
ところで、上述の実施例では、各パチンコ機10ごとに
可動状態検出装置50を設け、1つの島に対応して情報
収集装置70を設けた場合を説明したが、稼動状態検出
装置50の機能を情報収集装置70側に持たせて、同じ
島に属する各パチンコ機10を共通の情報収集装置70
でデータ収集してもよい。その場合は、各パチンコ機1
0に含まれる検出スイッチ12a〜15,18の出力お
よび最大価値付与状態検出回路46の出力(すなわちイ
ンタフェース52に接続されている各入力)が直接情報
収集装置70に入力されているように構成し、第5C図
および第7C図に示すフローチャートをCPU71が行
なうようにプログラムを変更すればよい。
次に、出力装置80の詳細を説明する。
第8図は出力装置の一実施例の外観図である。
本発明の出力手段の一例の出力装置80は、筺体81を
含む。筺体81には、視覚的出力手段の一例の表示装置
(たとえばCRTディスプレイ)82が内蔵されるとと
もに、プリンタ(図示せず)が内蔵される。また、筺体
82には、操作パネル83が設けられる。操作パネル8
3には、台番号を指定するテンキー84およびその他の
ファンクションキー85が装着される。
ところで、CRTディスプレイ82には、左、右、中央
の各始動入賞領域等の配設位置が判る遊技盤の盤面構成
が表示されるとともに、その盤面構成に併せて、稼動状
態に基づくデータとして、台番号、左始動入賞玉数、右
始動入賞玉数、中央始動入賞玉数、最大価値付与回数、
打込玉数(遊技場から見れば入玉数)、補給玉数(遊技
場から見れば出玉数)および差数などの表示される。差
数を除く各データは、RAM74から読出されたデータ
である。なお、差数データは、打込玉数から補給玉数を
減算して求められる。
遊技場の管理者がCRTディスプレイ82に表示された
データを見れば、最大価値付与の回数を容易に知ること
ができるとともに、最大価値を付与するきっかけとなる
特定領域の入賞玉数を知ることができ、しかも遊技場の
収益を示すデータも合わせて知ることができ、釘調整ま
たは営業管理などに役立つ資料が得られる利点がある。
また、出力装置80は、CRTディスプレイ82による
表示に代えて音声によって言葉で出力するものであって
もよい。さらに、図示では台番号が出力されているが、
この台番号等の弾球遊技機を特定可能な情報は必ずしも
出力する必要はない。
なお、出力装置80は、各種データの表示のみならず、
これらのデータを印字することもできる。第9図には、
各台番号別の各種データの印字フォーマットが示され
る。このように、各種データを印字しておけば、経営資
料として収益に関するデータなどを保存でき、後で見直
すこともできる利点がある。
ところで、上述の実施例では、情報収集装置70と出力
装置80とがデータ転送ラインLNで接続された場合
(すなわちオンラインの場合)を説明したが、この発明
の技術思想はオフラインの場合であっても適用できる。
次に、この発明の他の実施例のパチンコ機の管理システ
ムを説明する。
第10図はこの発明の他の実施例のパチンコ機の集中管
理装置を含む管理システムの図解図である。この実施例
では、情報収集装置70Aと出力装置80Aとがデータ
転送ラインLNで接続されていない。この場合の情報収
集装置の詳細が第11図および第12図に示される。
第11図は情報収集装置の他の実施例の外観図である。
この実施例の情報収集装置70Aは、扉751を開閉自
在に装着している。扉751を開いたとき露出するパネ
ル752には、電源スイッチ753、書込指令スイッチ
754および挿入孔755が設けられる。挿入孔755
には、磁気記録媒体の一例のフロッピィディスク76が
挿入される。挿入孔755の内側には、第7A図に示す
RAM74のデータを書込むための磁気記録装置(図示
せず)が内蔵される。
そして、フロッピィディスク76が挿入孔755に挿入
した後、書込指令スイッチ754が操作されると、CP
U71やRAM64に記録されているすべての台番号別
の各データを読出してフロッピィディスク76に書込ま
れる。このようにして、各パチンコ機の稼動状態に基づ
くデータが書込まれたフロッピィディスク76は、出力
装置80Aの磁気再生装置で読取られて、CRTディス
プレイ82へ表示される。
第12図は情報収集装置の他の実施例の外観図である。
この実施例の情報収集装置70Bは、プリンタ(図示せ
ず)を含む。パネル752には、印字指令キー756が
装着される。そして、印字指令キー756が操作された
場合、CPU71がRAM74の各台番号別のデータを
順次読出してプリンタに与えて印字記録される。したが
って、この実施例の情報収集装置70Bは、出力装置と
兼用されることになる。
なお、上述の各実施例では、情報収集装置70(または
70Aまたは70B)と出力装置80(または80A)
とによって管理装置が構成された場合を示すが、収集す
るデータ量が少なければ、情報収集装置を各島ごとに設
けることなく、情報収集装置と同じ機能を出力装置80
側に持たせてもよい。
[発明の効果] 本発明は、特定遊技状態の発生の前提条件である打玉の
始動入賞個数に関するデータが出力されるため、その始
動入賞個数に関するデータと前記特定遊技状態の発生に
より遊技者に付与された利益に関連するデータとを比較
することにより、その遊技者に付与された利益に関連す
るデータが偶然そのような値になっているか否かの判断
を行なうことができ、遊技場においては、偶然に惑わさ
れることなく真に釘調整等が必要な弾球遊技機のみをみ
つけ出すことができる。また、打玉の始動入賞個数に関
するデータを集計して出力するために、その打玉の始動
入賞に伴なう精神面での遊技サービスをも考慮したより
高度な遊技場経営のための情報が提供でき、遊技者への
サービスの提供と遊技場の利益との両者を比較考量して
遊技場経営を行なわなければならない遊技場にとってよ
り好ましい弾球遊技機の集中管理装置を提供し得るに至
った。しかも、出力される集計データが、対象となって
いる複数の弾球遊技機が特定可能な情報と共に弾球遊技
機複数台分一度に出力可能であるため、どの弾球遊技機
に対応した出力データかの判断が容易に行なうことがで
き、しかも、それら出力されたデータを比較検討するこ
とができ、複数の弾球遊技機において、始動入賞個数に
関するデータや特定遊技状態の発生により遊技者に付与
された利益に関連するデータが適度なばらつきを呈して
いるか、また、あまりにも多すぎるまたはあまりにも少
なすぎる突出した状態となっているか否かを把握し、適
度なばらつきをもたせながらも突出している弾球遊技機
のみをみつけ出して釘調整等をすることができ、中央に
おいて全体をにらんだ集中管理が行ないやすい。
【図面の簡単な説明】
第1A図はこの発明の一実施例のパチンコ機の集中管理
装置を含む管理システムの全体を示す図であり、第1B
図および第1C図はこの発明に適用されるパチンコ機の
一例の図解図である。第2図は可変表示部材に含まれる
回転ドラム機構の詳細図である。第3図は入賞球装置の
詳細図である。第4図は第1B図に示すパチンコ機の遊
技制御回路図である。第5A図は稼動状態検出装置のブ
ロック図であり、第5B図はRAMの記憶領域を図解的
に示した図であり、第5C図は稼動状態検出装置の動作
を説明するためのフローチャートである。第6A図およ
び第6B図はこの発明が適用される他のパチンコ機の詳
細を示す図解図である。第7A図,第7B図および第7
C図は情報収集装置の詳細図である。第8図は出力装置
の詳細図である。第9図は印字フォーマットの一例を図
解的に示した図である。第10図はこの発明の他の実施
例のパチンコ機の集中管理装置を含む管理システムの図
解図である。第11図および第12図は情報収集装置の
他の実施例の図解図である。 図において、10,60はパチンコ機、3は遊技盤、4
a〜4c,61a〜61cは特定領域、12a〜12
c,62a〜62cは検出スイッチ(通過玉検出手
段)、20は可変表示部材(遊技状態変化手段)、20
Aはセグメント表示器、20Bは回転ドラム機構、30
は入賞球装置、40は遊技制御回路、41および42は
駆動手段、46は最大価値付与状態検出回路、47は価
値付与制御回路、50は稼動状態検出装置、70,70
A,70Bは情報収集装置、80,80Aは出力装置を
示す。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技領域に打玉を打込んで遊技を行なう複
    数の弾球遊技機に関するデータを集中管理する弾球遊技
    機の集中管理装置であって、 前記各弾球遊技機は、 前記遊技領域に設けられた始動入賞領域と、 該始動入賞領域に入賞した始動入賞玉を検出する始動入
    賞玉検出手段と、 該始動入賞玉検出手段の検出出力に基づいて、遊技のた
    め動作を開始する遊技装置と、 遊技状態が、該遊技装置が動作した結果ある確率で発生
    する特定遊技状態になった場合に、前記遊技領域に打込
    まれた打玉が入賞しやすい特定の遊技価値を付与可能な
    遊技状態に制御する遊技状態制御手段とを含み、 前記集中管理装置は、 前記各弾球遊技機ごとの打玉の始動入賞個数に関するデ
    ータを収集し、前記特定遊技状態の発生により遊技者に
    付与された利益に関連するデータを収集する情報収集手
    段と、 該情報収集手段で収集された前記複数台の弾球遊技機の
    各収集情報を弾球遊技機が特定可能な情報とともに弾球
    遊技機複数台分一度に出力可能な出力手段とを含むこと
    を特徴とする、弾球遊技機の集中管理装置。
  2. 【請求項2】前記複数台の弾球遊技機は、それぞれ異な
    る台番号が定められ、或る台数ごとにグループ化されか
    つ同一グループのものが1つの島台上に並設されて島を
    形成し、 前記情報収集手段は、前記島ごとに設けられ、同じ島の
    各弾球遊技機のデータを台番号別に収集することを特徴
    とする、特許請求の範囲第1項記載の弾球遊技機の集中
    管理装置。
  3. 【請求項3】前記情報収集手段は、遊技場に形成された
    複数の島に設けられた複数の弾球遊技機の各データを該
    各弾球遊技機のそれぞれに対応する台番号別に収集する
    手段を含むことを特徴とする、特許請求の範囲第1項記
    載の弾球遊技機の集中管理装置。
  4. 【請求項4】前記情報収集手段は、 前記特定遊技状態の発生により遊技者に付与された利益
    の付与回数を累積的に集計する第1の集計手段と、 打玉の始動入賞に関する回数を累積的に集計する第2の
    集計手段とを有することを特徴とする、特許請求の範囲
    第1項または第2項記載の弾球遊技機の集中管理装置。
  5. 【請求項5】前記始動入賞領域は、第1の始動入賞領域
    と第2の始動入賞領域とを含み、 前記始動入賞玉検出手段は、前記第1の入賞領域に入賞
    した入賞玉を検出する第1の始動入賞玉検出手段と、前
    記第2の始動入賞領域に入賞した入賞玉を検出する第2
    の始動入賞玉検出手段とを含み、 前記第2の集計手段は、前記第1、第2の始動入賞領域
    別にその始動入賞に関する回数を累積的に集計する手段
    を含むことを特徴とする、特許請求の範囲第1項ないし
    第4項のいずれかに記載の弾球遊技機の集中管理装置。
  6. 【請求項6】前記出力手段は、前記各島に共通的にかつ
    島から離れた場所に設けられることを特徴とする、特許
    請求の範囲第1項ないし第4項のいずれかに記載の弾球
    遊技機の集中管理装置。
  7. 【請求項7】前記集中管理装置は、所望の弾球遊技機を
    指定するための指定手段を含み、 前記出力手段は、指定された弾球遊技機のデータを出力
    する指定データ出力手段を含むことを特徴とする、特許
    請求の範囲第1項ないし第6項のいずれかに記載の弾球
    遊技機の集中管理装置。
  8. 【請求項8】前記情報収集手段は、弾球遊技機別に収集
    されたデータを磁気記録媒体に書込む磁気記録手段を含
    み、 前記出力手段は、 データを視覚的に認識可能な態様で出力する視覚的出力
    手段と、 前記磁気記録媒体に記録されたデータを読出して前記視
    覚的出力手段に与える手段とを含むことを特徴とする、
    特許請求の範囲第1項ないし第7項のいずれかに記載の
    弾球遊技機の集中管理装置。
  9. 【請求項9】前記出力手段は、前記情報収集手段によっ
    て収集されたデータを印字する印字手段を含むことを特
    徴とする、特許請求の範囲第1項ないし第8項のいずれ
    かに記載の弾球遊技機の集中管理装置。
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