JPH0696739B2 - 高清浄極低炭素鋼の溶製方法 - Google Patents
高清浄極低炭素鋼の溶製方法Info
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- JPH0696739B2 JPH0696739B2 JP1293984A JP29398489A JPH0696739B2 JP H0696739 B2 JPH0696739 B2 JP H0696739B2 JP 1293984 A JP1293984 A JP 1293984A JP 29398489 A JP29398489 A JP 29398489A JP H0696739 B2 JPH0696739 B2 JP H0696739B2
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- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P10/00—Technologies related to metal processing
- Y02P10/20—Recycling
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- Treatment Of Steel In Its Molten State (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は転炉等の製鋼炉から出鋼された溶鋼を真空脱ガ
ス装置により脱炭処理して高清浄極低炭素鋼を溶製する
方法に関するものである。
ス装置により脱炭処理して高清浄極低炭素鋼を溶製する
方法に関するものである。
<従来の技術> 周知のように転炉等の製鋼炉(一次精錬炉)においては
C(炭素)濃度が200ppm程度以下となるまで脱炭するこ
とは技術的に困難である。したがってC濃度が200ppm程
度以下の低炭素鋼を得たい場合には、転炉等の一次精錬
炉から出鋼された溶鋼を二次精錬装置である真空脱ガス
装置において減圧雰囲気に曝すことによりCをCOガスと
して真空脱炭処理する必要がある。
C(炭素)濃度が200ppm程度以下となるまで脱炭するこ
とは技術的に困難である。したがってC濃度が200ppm程
度以下の低炭素鋼を得たい場合には、転炉等の一次精錬
炉から出鋼された溶鋼を二次精錬装置である真空脱ガス
装置において減圧雰囲気に曝すことによりCをCOガスと
して真空脱炭処理する必要がある。
このような目的に使用される真空脱ガス装置としては従
来からRH式真空脱ガス装置、DH式真空脱ガス装置、VOD
炉等が知られており、これらのうちRH式真空脱ガス装置
が代表的なものである。
来からRH式真空脱ガス装置、DH式真空脱ガス装置、VOD
炉等が知られており、これらのうちRH式真空脱ガス装置
が代表的なものである。
ところで、転炉から出鋼時に取鍋に流出するスラグには
転炉の吹錬で形成された高濃度のT・Fe(酸化鉄)が、
特に低炭材の場合においてはCの吹下げがなされるため
10〜20%のT・Feが含まれている。この酸化性の高いス
ラグに何も処理を施さないで使用した場合には、溶鋼中
のAlが酸化されてAl2O3を形成し、鋼中にAl2O3系非金属
介在物が増大することになる。
転炉の吹錬で形成された高濃度のT・Fe(酸化鉄)が、
特に低炭材の場合においてはCの吹下げがなされるため
10〜20%のT・Feが含まれている。この酸化性の高いス
ラグに何も処理を施さないで使用した場合には、溶鋼中
のAlが酸化されてAl2O3を形成し、鋼中にAl2O3系非金属
介在物が増大することになる。
このような問題に対処するため酸化性の高いスラグに還
元剤等を添加して改質することが周知であり、たとえば
特開昭59−70710号公報に「製鋼炉から取鍋へ出鋼した
溶鋼を真空二次精錬するに際し、製鋼炉からの出鋼時に
製品としてほぼ必要量の脱酸剤(Al等)を添加すると共
に、脱酸生成物の合体浮上促進のためのフラックスを添
加し、更に酸化性スラグを改質するためのスラグ還元剤
(Al灰等)を添加する高清浄鋼の製造方法」が提案され
ている。
元剤等を添加して改質することが周知であり、たとえば
特開昭59−70710号公報に「製鋼炉から取鍋へ出鋼した
溶鋼を真空二次精錬するに際し、製鋼炉からの出鋼時に
製品としてほぼ必要量の脱酸剤(Al等)を添加すると共
に、脱酸生成物の合体浮上促進のためのフラックスを添
加し、更に酸化性スラグを改質するためのスラグ還元剤
(Al灰等)を添加する高清浄鋼の製造方法」が提案され
ている。
一般に真空脱ガス装置で極低炭素鋼を真空二次精錬によ
り溶製する際には、脱ガス槽内の溶鋼を減圧下で処理す
ることにより、その初期には自己の保有するCを酸素に
より脱炭する自己脱炭処理が起こり、いわゆるリムド処
理により次第にC量が低減する。
り溶製する際には、脱ガス槽内の溶鋼を減圧下で処理す
ることにより、その初期には自己の保有するCを酸素に
より脱炭する自己脱炭処理が起こり、いわゆるリムド処
理により次第にC量が低減する。
かくして、たとえばC量が28ppm、Oが150ppm程度にな
るが、この段階で脱酸を図るため溶鋼中にAlを添加して
O量を低減するいわゆるキルド処理を行う。このキルド
処理段階では次工程での溶鋼鋳込時の温度を補償すると
共に脱炭を促進するために脱ガス槽中に酸素ガスを吹込
むことが多いが、この場合には溶鋼が酸化されるのでAl
添加量を更に増加する必要がある。
るが、この段階で脱酸を図るため溶鋼中にAlを添加して
O量を低減するいわゆるキルド処理を行う。このキルド
処理段階では次工程での溶鋼鋳込時の温度を補償すると
共に脱炭を促進するために脱ガス槽中に酸素ガスを吹込
むことが多いが、この場合には溶鋼が酸化されるのでAl
添加量を更に増加する必要がある。
<発明が解決しようとする課題> このように真空脱ガス装置により極低炭素鋼を真空二次
精錬により溶製する際には、リムド処理に続くキルド処
理のためAlを添加するので、前記特開昭59−70710号公
報に提案された従来技術のように真空二次精錬する前の
段階でスラグに還元剤を添加してT・Feを低下させる等
の対策を講じただけでは真空二次精錬におけるキルド処
理により発生する多量のAl2O3のために処理終了時の酸
素濃度Oのバラツキが大きくなるという問題点があっ
た。
精錬により溶製する際には、リムド処理に続くキルド処
理のためAlを添加するので、前記特開昭59−70710号公
報に提案された従来技術のように真空二次精錬する前の
段階でスラグに還元剤を添加してT・Feを低下させる等
の対策を講じただけでは真空二次精錬におけるキルド処
理により発生する多量のAl2O3のために処理終了時の酸
素濃度Oのバラツキが大きくなるという問題点があっ
た。
本発明は前記従来技術の問題点を解消し、真空脱ガス装
置による真空二次精錬過程でのスラグ改質による高清浄
度極低炭素鋼の真空二次精錬法を提供することを目的と
するものである。
置による真空二次精錬過程でのスラグ改質による高清浄
度極低炭素鋼の真空二次精錬法を提供することを目的と
するものである。
<課題を解決するための手段> 本発明者らがRH真空脱ガス装置でRHキルド処理中のスラ
グを高さ方向に層別してサンプリングし、その成分を分
析した結果、スラグ層の下側は高いAl2O3濃度になって
いることが判明した。これは溶鋼中に形成されたAl2O3
がスラグの下側に吸着されるためで、たとえばスラグの
Al2O3が25%程度であってもスラグの下側は40%程度と
高く、融点が1600℃以上にも上昇し、スラグの下側が固
化する。
グを高さ方向に層別してサンプリングし、その成分を分
析した結果、スラグ層の下側は高いAl2O3濃度になって
いることが判明した。これは溶鋼中に形成されたAl2O3
がスラグの下側に吸着されるためで、たとえばスラグの
Al2O3が25%程度であってもスラグの下側は40%程度と
高く、融点が1600℃以上にも上昇し、スラグの下側が固
化する。
かくして、スラグ−メタルの境界は高Al2O3濃度、高融
点層の境界を形成し、Al2O3の吸収能を低下させてい
る。その結果、キルド処理中に溶鋼中に形成されたAl2O
3がスラグに吸収されるのを阻害し、溶鋼中の酸素濃度
が高くなり、そのバラツキを大きくする原因になってい
ることを知見した。
点層の境界を形成し、Al2O3の吸収能を低下させてい
る。その結果、キルド処理中に溶鋼中に形成されたAl2O
3がスラグに吸収されるのを阻害し、溶鋼中の酸素濃度
が高くなり、そのバラツキを大きくする原因になってい
ることを知見した。
本発明はキルド処理中にスラグの下側に形成される高Al
2O3層の融点を低下させることによってスラグのAl2O3吸
収能を向上させ、これによってキルド処理した溶鋼中の
酸素を安定して低下させるべく種々実験を重ねた結果に
より達成されたものであり、その要旨とするところは下
記の通りである。
2O3層の融点を低下させることによってスラグのAl2O3吸
収能を向上させ、これによってキルド処理した溶鋼中の
酸素を安定して低下させるべく種々実験を重ねた結果に
より達成されたものであり、その要旨とするところは下
記の通りである。
本発明は、溶鋼を真空脱ガス装置により真空脱炭処理し
て極低炭素鋼を溶製するに当たり、真空脱炭処理におけ
る溶鋼のリムド処理に続くAl添加によるキルド処理の初
期段階で、真空脱ガス処理中の取鍋内の溶鋼上に浮上し
ているスラグに、溶鋼中に発生する予測Al2O3に対し、C
aOのモル比率がCaO/Al2O3=0.5〜2.0範囲になるようにC
aOを添加してスラグを改質することを特徴とする高清浄
極低炭素鋼の溶製方法である。
て極低炭素鋼を溶製するに当たり、真空脱炭処理におけ
る溶鋼のリムド処理に続くAl添加によるキルド処理の初
期段階で、真空脱ガス処理中の取鍋内の溶鋼上に浮上し
ているスラグに、溶鋼中に発生する予測Al2O3に対し、C
aOのモル比率がCaO/Al2O3=0.5〜2.0範囲になるようにC
aOを添加してスラグを改質することを特徴とする高清浄
極低炭素鋼の溶製方法である。
<作用> 前述の通りリムド処理に続くAl添加によりキルド処理す
ると溶鋼中に多量のAl2O3が発生し、このAl2O3がスラグ
の下側に吸着されスラグ−メタルの境界はAl2O3濃度が
高くなり融点が上昇するのは前述の通りであるが、本発
明では融点の上昇を抑制するためキルド処理の初期段階
でシュートから真空槽内の溶鋼上に投入することによっ
てスラグの下側にCaOを添加してスラグを改質する。
ると溶鋼中に多量のAl2O3が発生し、このAl2O3がスラグ
の下側に吸着されスラグ−メタルの境界はAl2O3濃度が
高くなり融点が上昇するのは前述の通りであるが、本発
明では融点の上昇を抑制するためキルド処理の初期段階
でシュートから真空槽内の溶鋼上に投入することによっ
てスラグの下側にCaOを添加してスラグを改質する。
Al2O3−CaO状態図(図示せず)によればAl2O3:CaO=1:1
のときに最も融点が低いことが周知であるが、本発明で
はAl2O3に対しCaOのモル比率がCaO/Al2O3=0.5〜2.0の
範囲になるようにCaOを添加することによってスラグの
融点を低下させるものである。その理由はCaO/Al2O3が
0.5未満あるいは2.0を超えるといずれも融点が上昇し、
CaOの添加効果が得られないからである。
のときに最も融点が低いことが周知であるが、本発明で
はAl2O3に対しCaOのモル比率がCaO/Al2O3=0.5〜2.0の
範囲になるようにCaOを添加することによってスラグの
融点を低下させるものである。その理由はCaO/Al2O3が
0.5未満あるいは2.0を超えるといずれも融点が上昇し、
CaOの添加効果が得られないからである。
好ましくはCaO/Al2O3=0.7〜1.5の範囲になるようにス
ラグを改質すれば、溶鋼中に発生するAl2O3の吸収率を
さらに向上させることができる。その結果、真空脱ガス
処理後の鋼中酸素が低下され、真空脱炭処理上の種々の
バラツキがあっても確実に高清浄度の極低炭素鋼を溶製
することが可能となる。
ラグを改質すれば、溶鋼中に発生するAl2O3の吸収率を
さらに向上させることができる。その結果、真空脱ガス
処理後の鋼中酸素が低下され、真空脱炭処理上の種々の
バラツキがあっても確実に高清浄度の極低炭素鋼を溶製
することが可能となる。
<実施例> 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。上
底吹き転炉において一次精錬された約250tの溶鋼を取鍋
に出鋼し、第1図に示すRH式真空脱ガス装置を用いて真
空脱炭処理を行った。取鍋6に出鋼したRH処理前の溶鋼
4の成分を第1表に本発明例と従来例とを併せて示して
おり、また、溶鋼4上に浮上している本発明例のスラグ
7の成分を第2表に示している。
底吹き転炉において一次精錬された約250tの溶鋼を取鍋
に出鋼し、第1図に示すRH式真空脱ガス装置を用いて真
空脱炭処理を行った。取鍋6に出鋼したRH処理前の溶鋼
4の成分を第1表に本発明例と従来例とを併せて示して
おり、また、溶鋼4上に浮上している本発明例のスラグ
7の成分を第2表に示している。
第1図に示すように取鍋6内に収容された温度1622℃の
前記成分の溶鋼4中に管径550mmφの上昇浸漬管3Aおよ
び下降浸漬管3Bを浸漬させ、真空ポンプ1により脱ガス
槽2内を減圧し、溶鋼4を吸上げる。そして上昇浸漬管
3Aの環流用ガス吹込口5からArガスを1500Nl/min吹込み
ながら取鍋4内と脱ガス槽2との間で溶鋼4を環流させ
る。
前記成分の溶鋼4中に管径550mmφの上昇浸漬管3Aおよ
び下降浸漬管3Bを浸漬させ、真空ポンプ1により脱ガス
槽2内を減圧し、溶鋼4を吸上げる。そして上昇浸漬管
3Aの環流用ガス吹込口5からArガスを1500Nl/min吹込み
ながら取鍋4内と脱ガス槽2との間で溶鋼4を環流させ
る。
脱ガス槽2内を環流する溶鋼4は0.2トール程度の減圧
下に曝され連続的に真空脱炭処理される。かくしてリム
ド処理末期、すなわちRH処理開始から15分経過後に溶鋼
4中のCが28ppmまた酸素Oが150ppmになった段階で次
工程の連続鋳造における鋳込温度を補償するためランス
8から酸素ガスを吹込み、溶鋼4の温度を1628℃に上昇
させた。
下に曝され連続的に真空脱炭処理される。かくしてリム
ド処理末期、すなわちRH処理開始から15分経過後に溶鋼
4中のCが28ppmまた酸素Oが150ppmになった段階で次
工程の連続鋳造における鋳込温度を補償するためランス
8から酸素ガスを吹込み、溶鋼4の温度を1628℃に上昇
させた。
その結果、溶鋼4中のOは600ppmに急上昇した。そこで
RH処理開始から20分経過後に脱ガス槽2内に0.66kg/tの
Alを添加してキルド処理すると共にシュート9から脱ガ
ス槽2内の溶鋼4上に投入することによって取鍋6内の
溶鋼4上に浮上しているスラグ7の下側に生石灰(Ca
O)を1kg/t添加してスラグ7を改質し、低融点化を図っ
た。
RH処理開始から20分経過後に脱ガス槽2内に0.66kg/tの
Alを添加してキルド処理すると共にシュート9から脱ガ
ス槽2内の溶鋼4上に投入することによって取鍋6内の
溶鋼4上に浮上しているスラグ7の下側に生石灰(Ca
O)を1kg/t添加してスラグ7を改質し、低融点化を図っ
た。
ここでAlを0.66kg添加してキルド処理したのは鋼中O10
0ppmに対してAlを0.11kg/t添加するのを目安としている
ためである。0.66kg/tのAl添加により溶鋼中に発生する
予測Al2O3量は原子量からAl2O3=0.66kg/t×1.9=1.25k
g/tとなる。
0ppmに対してAlを0.11kg/t添加するのを目安としている
ためである。0.66kg/tのAl添加により溶鋼中に発生する
予測Al2O3量は原子量からAl2O3=0.66kg/t×1.9=1.25k
g/tとなる。
この予測Al2O3量1.25kg/tに対してCaO/Al2O3=1のモル
比率でCaOを添加する場合、添加CaO量=1.25×0.7≒0.9
kg/tとなるので歩留りをみてCaOを1kg/t添加した。
比率でCaOを添加する場合、添加CaO量=1.25×0.7≒0.9
kg/tとなるので歩留りをみてCaOを1kg/t添加した。
かくしてキルド処理により溶鋼4中のOを脱酸し、発生
したAl2O3を取鍋7内の溶鋼4上に浮上している改質ス
ラグ7に吸着させ、RH処理開始から32分後にキルド処理
を終了した。RH処理後の溶鋼成分およびその代表値を、
本発明例および従来例について第1表に示している。ま
た第2表にはRH処理後の本発明例のスラグ成分を示して
いる。
したAl2O3を取鍋7内の溶鋼4上に浮上している改質ス
ラグ7に吸着させ、RH処理開始から32分後にキルド処理
を終了した。RH処理後の溶鋼成分およびその代表値を、
本発明例および従来例について第1表に示している。ま
た第2表にはRH処理後の本発明例のスラグ成分を示して
いる。
第1表に示すように本発明例によれば従来例に比較して
溶鋼中の酸素が大幅に低減し30ppmに確実に低下させる
ことができ高清浄度極低炭素鋼を溶製することができ
た。第2図はキルド初期段階でCaOを添加する本発明例
と添加しない従来例におけるRH終了後の鋼中O(ppm)
とスラグ中の(T・Fe)%の関係を示したものであり、
本発明によればスラグの(T・Fe)が低下し、鋼中Oが
低減される効果のあることが分かる。
溶鋼中の酸素が大幅に低減し30ppmに確実に低下させる
ことができ高清浄度極低炭素鋼を溶製することができ
た。第2図はキルド初期段階でCaOを添加する本発明例
と添加しない従来例におけるRH終了後の鋼中O(ppm)
とスラグ中の(T・Fe)%の関係を示したものであり、
本発明によればスラグの(T・Fe)が低下し、鋼中Oが
低減される効果のあることが分かる。
<発明の効果> 以上説明したように本発明によればRH処理のキルド処理
初期段階にスラグ中に添加したCaOによりAl2O3層の融点
が低下される。このためスラグのAl2O3吸収能が向上す
るため鋼中酸素を安定して低下させることができ、高清
浄度鋼の確実な溶製が達成される。
初期段階にスラグ中に添加したCaOによりAl2O3層の融点
が低下される。このためスラグのAl2O3吸収能が向上す
るため鋼中酸素を安定して低下させることができ、高清
浄度鋼の確実な溶製が達成される。
第1図は本発明の一実施例に係るRH式脱ガス装置を示す
断面図、第2図はRH処理後の鋼中Oとスラグ(T・Fe)
%の関係を本発明と従来とを比較して示すグラフであ
る。 1…真空ポンプ、2…脱ガス槽、 3…浸漬管、4…溶鋼、 5…環流用ガス吹込口、6…取鍋、 7…スラグ、8…ランス、 9…シュート。
断面図、第2図はRH処理後の鋼中Oとスラグ(T・Fe)
%の関係を本発明と従来とを比較して示すグラフであ
る。 1…真空ポンプ、2…脱ガス槽、 3…浸漬管、4…溶鋼、 5…環流用ガス吹込口、6…取鍋、 7…スラグ、8…ランス、 9…シュート。
Claims (1)
- 【請求項1】溶鋼を真空脱ガス装置により真空脱炭処理
して極低炭素鋼を溶製するに当たり、真空脱炭処理にお
ける溶鋼のリムド処理に続くAl添加によるキルド処理の
初期段階で、真空脱ガス処理中の取鍋内の溶鋼上に浮上
しているスラグに、溶鋼中に発生する予測Al2O3に対しC
aOのモル比率がCaO/Al2O3=0.5〜2.0範囲になるようにC
aOを添加してスラグを改質することを特徴とする高清浄
極低炭素鋼の溶製方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1293984A JPH0696739B2 (ja) | 1989-11-14 | 1989-11-14 | 高清浄極低炭素鋼の溶製方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1293984A JPH0696739B2 (ja) | 1989-11-14 | 1989-11-14 | 高清浄極低炭素鋼の溶製方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03158412A JPH03158412A (ja) | 1991-07-08 |
| JPH0696739B2 true JPH0696739B2 (ja) | 1994-11-30 |
Family
ID=17801745
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1293984A Expired - Lifetime JPH0696739B2 (ja) | 1989-11-14 | 1989-11-14 | 高清浄極低炭素鋼の溶製方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0696739B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101690727B1 (ko) * | 2015-11-12 | 2016-12-28 | (주)에이엠에스 엔지니어링 | 기설 구조체를 손상시키지 않는 무앵커의 내진보강구조 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5337289B2 (ja) * | 1973-08-03 | 1978-10-07 | ||
| JPS582575B2 (ja) * | 1980-03-25 | 1983-01-17 | 株式会社神戸製鋼所 | 溶融金属の精錬方法 |
-
1989
- 1989-11-14 JP JP1293984A patent/JPH0696739B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03158412A (ja) | 1991-07-08 |
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