JPH0696834B2 - 末蒸解物分離装置 - Google Patents
末蒸解物分離装置Info
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- JPH0696834B2 JPH0696834B2 JP63007648A JP764888A JPH0696834B2 JP H0696834 B2 JPH0696834 B2 JP H0696834B2 JP 63007648 A JP63007648 A JP 63007648A JP 764888 A JP764888 A JP 764888A JP H0696834 B2 JPH0696834 B2 JP H0696834B2
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Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21D—TREATMENT OF THE MATERIALS BEFORE PASSING TO THE PAPER-MAKING MACHINE
- D21D5/00—Purification of the pulp suspension by mechanical means; Apparatus therefor
- D21D5/02—Straining or screening the pulp
- D21D5/06—Rotary screen-drums
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Paper (AREA)
- Filtration Of Liquid (AREA)
- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
- Control And Other Processes For Unpacking Of Materials (AREA)
- Separation Of Solids By Using Liquids Or Pneumatic Power (AREA)
- Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
- Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、特に高濃度の繊維懸濁液から未蒸解物を分離
する装置に関するものである。
する装置に関するものである。
従来技術、および発明が解決しようとする課題 複数の異なる未蒸解物分離装置が知られている。その一
つである米国特許第3947314号明細書に開示された装置
は、円筒形外側ケーシングおよび内側スクリーン・ケー
シングと、該内側スクリーン・ケーシングの内側に位置
する回転スクリューコベヤと、内側スクリーン・ケーシ
ングの低端部に隣接した入口と、外側ケーシングの低端
部に隣接したアクセプト(異物の取り除かれた原料パル
プ)出口と、内側スクリーン・ケーシングの上端部に隣
接したリジェクト(未蒸解物等の廃棄物)出口とから成
っている。装置全体は、好ましくは僅かに垂直方向に対
して傾斜している。該装置では、未蒸解物(ノット:Kno
ts)や他のかなり大きな木片とを含むパルプが内側スク
リーン・ケーシングの低端部に供給され、それからスク
リューコンペヤで持ち上げられる。スクリューコンベヤ
によってパルプが持ち上げられた時、細かな繊維が多孔
スクリーンの穴やスロットを通過して、外側ケーシング
の低端部にあるアクセプト出口を通じて排出される。内
側スクリーン・ケーシングの穴を通じて濾過されること
のない大きな物質は、内側スクリーン・ケーシングの上
方端部に運ばれて、そこからリジェクトシュートに落と
される。
つである米国特許第3947314号明細書に開示された装置
は、円筒形外側ケーシングおよび内側スクリーン・ケー
シングと、該内側スクリーン・ケーシングの内側に位置
する回転スクリューコベヤと、内側スクリーン・ケーシ
ングの低端部に隣接した入口と、外側ケーシングの低端
部に隣接したアクセプト(異物の取り除かれた原料パル
プ)出口と、内側スクリーン・ケーシングの上端部に隣
接したリジェクト(未蒸解物等の廃棄物)出口とから成
っている。装置全体は、好ましくは僅かに垂直方向に対
して傾斜している。該装置では、未蒸解物(ノット:Kno
ts)や他のかなり大きな木片とを含むパルプが内側スク
リーン・ケーシングの低端部に供給され、それからスク
リューコンペヤで持ち上げられる。スクリューコンベヤ
によってパルプが持ち上げられた時、細かな繊維が多孔
スクリーンの穴やスロットを通過して、外側ケーシング
の低端部にあるアクセプト出口を通じて排出される。内
側スクリーン・ケーシングの穴を通じて濾過されること
のない大きな物質は、内側スクリーン・ケーシングの上
方端部に運ばれて、そこからリジェクトシュートに落と
される。
他の従来装置の一つが、スウェーデン特許第316363号明
細書に開示されており、該装置では、円筒形ケーシング
の内側に、僅かな円錐形であって下方に向広かって拡が
った形状の回転円筒スクリーンが記載されている。円筒
スクリーンの内側に定置脈動装置が設けられ、円筒スク
リーンの開口を開放状態に維持する。外側ケーシングの
上方端部に設けられた環状溝に対して接続方向にパルプ
が供給される。パルプは、該溝内で円筒スクリーンの軸
に螺旋形に向かっている外側ケーシング上に配置された
水平板に沿って流れる。パルプが、水平板の中央に存在
する穴を通じて、回転する円筒スクリーンの端部カバー
上に落ちる。端部カバーは、パルプに初期回転動作を与
える半径方向リブを有する。パルプは、端部カバーから
円筒スクリーンと外側ケーシング間の下方に向いた狭い
空間に向かって遠心力により投げ出される。微細繊維
は、円筒スクリーンを通ってアクセプト側に移行する。
外側ケーシングと円筒スクリーンとの間に残った材料、
すなわちリジェクトは最後に外側ケーシングの下方端部
にある環状溝に排出され、そこから接続方向出口に向か
って排出される。
細書に開示されており、該装置では、円筒形ケーシング
の内側に、僅かな円錐形であって下方に向広かって拡が
った形状の回転円筒スクリーンが記載されている。円筒
スクリーンの内側に定置脈動装置が設けられ、円筒スク
リーンの開口を開放状態に維持する。外側ケーシングの
上方端部に設けられた環状溝に対して接続方向にパルプ
が供給される。パルプは、該溝内で円筒スクリーンの軸
に螺旋形に向かっている外側ケーシング上に配置された
水平板に沿って流れる。パルプが、水平板の中央に存在
する穴を通じて、回転する円筒スクリーンの端部カバー
上に落ちる。端部カバーは、パルプに初期回転動作を与
える半径方向リブを有する。パルプは、端部カバーから
円筒スクリーンと外側ケーシング間の下方に向いた狭い
空間に向かって遠心力により投げ出される。微細繊維
は、円筒スクリーンを通ってアクセプト側に移行する。
外側ケーシングと円筒スクリーンとの間に残った材料、
すなわちリジェクトは最後に外側ケーシングの下方端部
にある環状溝に排出され、そこから接続方向出口に向か
って排出される。
3番目として、米国特許第4441999号明細書に開示され
た装置は、円筒形外側ケーシングと回転する円筒スクリ
ーンから成っている。円筒スクリーンの内側に、一つま
たは複数の定置非回転ブレードが存在する。パルプは、
円筒スクリーンと外側ケーシングとの間に接続方向に供
給されるが、該供給方向は円筒スクリーンの回転方向と
逆方向である。アクセプトは、円筒スクリーンの端部で
円筒スクリーンの内側から排出され、リジェクトは、接
続方向ではあるが、円筒の回転方向と逆向きに排出され
る。この装置構成では、円筒スクリーンが円筒の内側に
向かって開いている開口と、連結片とから成り、該連結
片は原則として円筒に向かうパルプの流れ方向に向かっ
て湾曲した半径方向アームと部品とから成っていて、さ
らに半径方向アームと部品はパルプに対して圧力パルス
を生ぜしめ、円筒スクリーンの穴を開放状態に維持す
る。米国特許第4441999号明細書に開示された装置は、
製紙機の短循環等において特に良好に動作し、次工程に
有害である圧力波の減衰を可能にする。
た装置は、円筒形外側ケーシングと回転する円筒スクリ
ーンから成っている。円筒スクリーンの内側に、一つま
たは複数の定置非回転ブレードが存在する。パルプは、
円筒スクリーンと外側ケーシングとの間に接続方向に供
給されるが、該供給方向は円筒スクリーンの回転方向と
逆方向である。アクセプトは、円筒スクリーンの端部で
円筒スクリーンの内側から排出され、リジェクトは、接
続方向ではあるが、円筒の回転方向と逆向きに排出され
る。この装置構成では、円筒スクリーンが円筒の内側に
向かって開いている開口と、連結片とから成り、該連結
片は原則として円筒に向かうパルプの流れ方向に向かっ
て湾曲した半径方向アームと部品とから成っていて、さ
らに半径方向アームと部品はパルプに対して圧力パルス
を生ぜしめ、円筒スクリーンの穴を開放状態に維持す
る。米国特許第4441999号明細書に開示された装置は、
製紙機の短循環等において特に良好に動作し、次工程に
有害である圧力波の減衰を可能にする。
後者の2つの装置は濃度範囲4〜6%を達成し、また第
1例の装置は、最高濃度1.5〜2%で機能するにとどま
り、円筒スクリーンの穴の詰まりが、全ての装置におい
てその作動を制限する。しかし、原料処理における目標
は一貫して高濃度に向かっている。何故なら、いかなる
場合でも、濃度を高めたり、希釈したりすることなく、
異なる工程において同じ濃度にパルプを調整する傾向に
あることは好ましいことだからである。もしも、処理濃
度を上げることができれば、設備費と移送経費の両観点
で経費節減を図ることができ、またエネルギー消費面か
らも経費節減を図り得る。
1例の装置は、最高濃度1.5〜2%で機能するにとどま
り、円筒スクリーンの穴の詰まりが、全ての装置におい
てその作動を制限する。しかし、原料処理における目標
は一貫して高濃度に向かっている。何故なら、いかなる
場合でも、濃度を高めたり、希釈したりすることなく、
異なる工程において同じ濃度にパルプを調整する傾向に
あることは好ましいことだからである。もしも、処理濃
度を上げることができれば、設備費と移送経費の両観点
で経費節減を図ることができ、またエネルギー消費面か
らも経費節減を図り得る。
課題を達成するための手段 本発明による未蒸解物分離装置は、前記技術的背景の下
に開発されたものであって、分離装置の運転効率を高
め、また被処理繊維懸濁液中の未蒸解物、その他の固形
物に対する衝撃力の作用を低減化し、もって処理済み繊
維懸濁液(パルプ)の品質を高めることをその目的とす
る。
に開発されたものであって、分離装置の運転効率を高
め、また被処理繊維懸濁液中の未蒸解物、その他の固形
物に対する衝撃力の作用を低減化し、もって処理済み繊
維懸濁液(パルプ)の品質を高めることをその目的とす
る。
この目的は、下記未蒸解物分離装置を提供するとによっ
て達成される。
て達成される。
被処理繊維懸濁液用入口接続体、アクセプト用出口接続
体、およびリジェクト用出口接続体を有する外側ハウジ
ングであって、前記各接続体が前記外側ハウジングに対
して接線方向に取り付けられている該外側ハウジング
と、軸に支持され、前記外側ハウジング内に回転可能に
配設された多孔円筒体と、該多孔円筒体の内部に配設さ
れた1または2以上の定置ブレードとを具備する、繊維
懸濁液から未蒸解物および他の固体物質を分離するため
の装置であり、多孔円筒体は、入口接続体を通じて行わ
れるパルプの供給方向と同方向に回転せしめられ、出口
接続体を通じて行われるリジェクトの排出方向が、多孔
円筒体の回転方向と同方向であり、入口接続体は、外側
ハウジングと多孔円筒体との間に被処理繊維懸濁液を供
給するように、外側ハウジングに取り付けられており、
さらに多孔円筒体が、傾斜面を有するとともに相互に平
行な複数の隆起条をその外表面に備え、該隆起条は、多
孔円筒体の回転軸線方向に対して傾斜方向に延在してい
て、外表面上における回転軸線と平行な直線に対し、マ
イナス(−)45゜からプラス(+)45゜の範囲内の傾斜
角を有し、多孔円筒体が回転する時に、傾斜面が繊維懸
濁液に当たって該繊維懸濁液を外方へ投げ飛ばすように
作用するように構成された未蒸解物分離装置。
体、およびリジェクト用出口接続体を有する外側ハウジ
ングであって、前記各接続体が前記外側ハウジングに対
して接線方向に取り付けられている該外側ハウジング
と、軸に支持され、前記外側ハウジング内に回転可能に
配設された多孔円筒体と、該多孔円筒体の内部に配設さ
れた1または2以上の定置ブレードとを具備する、繊維
懸濁液から未蒸解物および他の固体物質を分離するため
の装置であり、多孔円筒体は、入口接続体を通じて行わ
れるパルプの供給方向と同方向に回転せしめられ、出口
接続体を通じて行われるリジェクトの排出方向が、多孔
円筒体の回転方向と同方向であり、入口接続体は、外側
ハウジングと多孔円筒体との間に被処理繊維懸濁液を供
給するように、外側ハウジングに取り付けられており、
さらに多孔円筒体が、傾斜面を有するとともに相互に平
行な複数の隆起条をその外表面に備え、該隆起条は、多
孔円筒体の回転軸線方向に対して傾斜方向に延在してい
て、外表面上における回転軸線と平行な直線に対し、マ
イナス(−)45゜からプラス(+)45゜の範囲内の傾斜
角を有し、多孔円筒体が回転する時に、傾斜面が繊維懸
濁液に当たって該繊維懸濁液を外方へ投げ飛ばすように
作用するように構成された未蒸解物分離装置。
上記において、多孔円筒体の回転軸線に対して隆起条が
少なくとも平行に延在するということは、複数の隆起条
が回転軸線と平行に配置されているか、または回転軸線
に対して平行な、多孔円筒体表面上の複数の仮想基準直
線に対して傾斜して配置されていることを意味する。
少なくとも平行に延在するということは、複数の隆起条
が回転軸線と平行に配置されているか、または回転軸線
に対して平行な、多孔円筒体表面上の複数の仮想基準直
線に対して傾斜して配置されていることを意味する。
本発明装置の最大の特徴は、入口接続体を通じて行われ
るパルプの供給方向と同方向に多孔円筒体が回転せしめ
られ、多孔円筒体の回転方向と同方向に出口接続体を通
じてリジェクトの排出が行われる点である。
るパルプの供給方向と同方向に多孔円筒体が回転せしめ
られ、多孔円筒体の回転方向と同方向に出口接続体を通
じてリジェクトの排出が行われる点である。
本発明装置の他の特徴は、多孔円筒体が、傾斜面を有す
る複数の隆起条をその外表面に備え、該降起条が多孔円
筒体の回転軸線に対して少なくとも平行に延在している
点である。この構成によると、多孔円筒体が回転する時
に、傾斜面が繊維懸濁液に当たって該繊維懸濁液を外方
へ投げ飛ばすように働く。
る複数の隆起条をその外表面に備え、該降起条が多孔円
筒体の回転軸線に対して少なくとも平行に延在している
点である。この構成によると、多孔円筒体が回転する時
に、傾斜面が繊維懸濁液に当たって該繊維懸濁液を外方
へ投げ飛ばすように働く。
本発明装置によれば、未蒸解物分離装置に対する被処理
繊維懸濁液の供給方向が多孔円筒体の回転方向と同じで
あるため、多孔円筒体との接触による繊維の破壊が有効
に防止される(すなわち、多孔円筒体と繊維の接触衝撃
が少ない)。同じ理由で、多孔円筒体は、後のスクリー
ニング段階でトラブルを起こす未蒸解物(ノット)およ
びその他の固体粒子を破壊しない。ここで、未蒸解物の
ような粒子は十分完全に除去されなければならず、微細
に破壊されてはならないことに留意すべきである。破壊
された粒子が後の処理段階に移行すると、それは後のス
クリーニング段階を簡単に通過する。未蒸解物のような
粒子は効率よく漂白されず、その結果最終製品の光沢が
低下する。
繊維懸濁液の供給方向が多孔円筒体の回転方向と同じで
あるため、多孔円筒体との接触による繊維の破壊が有効
に防止される(すなわち、多孔円筒体と繊維の接触衝撃
が少ない)。同じ理由で、多孔円筒体は、後のスクリー
ニング段階でトラブルを起こす未蒸解物(ノット)およ
びその他の固体粒子を破壊しない。ここで、未蒸解物の
ような粒子は十分完全に除去されなければならず、微細
に破壊されてはならないことに留意すべきである。破壊
された粒子が後の処理段階に移行すると、それは後のス
クリーニング段階を簡単に通過する。未蒸解物のような
粒子は効率よく漂白されず、その結果最終製品の光沢が
低下する。
また、本発明装置によれば、所謂低MC濃度範囲(6〜8
%)が達成され、エネルギー消費がかなり低減化され
る。適用可能な濃度範囲を上昇させることは、多孔円筒
体(スクリーン)の正しい寸法設定および形状設定と、
繊維懸濁液の供給速度に関連して多孔円筒体の回転速度
を最適化することによって達成される。また、主に米国
特許第4441999号明細書の装置と比較して、未蒸解物分
離装置自体のエネルギー消費を低減化することも可能と
なった。これは、主としてパルプ供給方向に対して同方
向に多孔円筒体の回転方向を変えることに起因してい
る。実施された試験によると、本発明の未蒸解物分離装
置自体のエネルギー消費は、最大0.6Kwh/繊維1トン
(絶対繊維量1トン:すなわち乾燥状態での繊維量1ト
ン当り)であった。さらに、回転方向の変更は、多孔円
筒体の摩耗をも減じた。
%)が達成され、エネルギー消費がかなり低減化され
る。適用可能な濃度範囲を上昇させることは、多孔円筒
体(スクリーン)の正しい寸法設定および形状設定と、
繊維懸濁液の供給速度に関連して多孔円筒体の回転速度
を最適化することによって達成される。また、主に米国
特許第4441999号明細書の装置と比較して、未蒸解物分
離装置自体のエネルギー消費を低減化することも可能と
なった。これは、主としてパルプ供給方向に対して同方
向に多孔円筒体の回転方向を変えることに起因してい
る。実施された試験によると、本発明の未蒸解物分離装
置自体のエネルギー消費は、最大0.6Kwh/繊維1トン
(絶対繊維量1トン:すなわち乾燥状態での繊維量1ト
ン当り)であった。さらに、回転方向の変更は、多孔円
筒体の摩耗をも減じた。
本発明装置の他の利点は、米国特許第4441999号明細書
記載の装置に比較すると、リジェクトの排出が容易な点
である。これは、本発明装置によると、多孔円筒体の回
転方向にリジェクトが排出されるからである(ポンピン
グ効果)。排出段階においてリジェクトに加えられる希
釈水を伴うこのポンピング効果は、多量のリジェクトの
調整を著しく容易にする。かくして、本発明による多孔
円筒体を使用することによって、高濃度であってもリジ
ェクト率を2〜10%に保つことができる。
記載の装置に比較すると、リジェクトの排出が容易な点
である。これは、本発明装置によると、多孔円筒体の回
転方向にリジェクトが排出されるからである(ポンピン
グ効果)。排出段階においてリジェクトに加えられる希
釈水を伴うこのポンピング効果は、多量のリジェクトの
調整を著しく容易にする。かくして、本発明による多孔
円筒体を使用することによって、高濃度であってもリジ
ェクト率を2〜10%に保つことができる。
実施例 第1図、第2図(第1図図示装置の要部欠截平面図)、
第3図(第1図と同じく縦断面図であるが、要部のみが
示されている)に示された未蒸解物分離装置は、パルプ
(繊維懸濁液)用入口接続体2がこの内部に配設された
円筒形外側ハウジング1と、アクセプト用出口接続体3
と、外側ハウジング用出口接続体4と、多孔円筒体(円
筒スクリーン)5と、1または2以上の定置ブレード
(非回転ブレード)6とを含み、定置ブレード6は多孔
円筒体5の内表面に近い位置に延在している。多孔円筒
体5は、例えば、ベルト式駆動体(図示せず)によって
駆動される軸7上に部材12によって取り付けられてい
る。多孔円筒体5と外側ハウジング1との間の空間8は
環状であって、軸に向かって外側ハウジング1から突出
している半径方向板9、10によって両端部で密封されて
いる。接続体2、4は、環状空間8に連通するように外
側ハウジング1に対して接線方向に取り付けられてい
る。
第3図(第1図と同じく縦断面図であるが、要部のみが
示されている)に示された未蒸解物分離装置は、パルプ
(繊維懸濁液)用入口接続体2がこの内部に配設された
円筒形外側ハウジング1と、アクセプト用出口接続体3
と、外側ハウジング用出口接続体4と、多孔円筒体(円
筒スクリーン)5と、1または2以上の定置ブレード
(非回転ブレード)6とを含み、定置ブレード6は多孔
円筒体5の内表面に近い位置に延在している。多孔円筒
体5は、例えば、ベルト式駆動体(図示せず)によって
駆動される軸7上に部材12によって取り付けられてい
る。多孔円筒体5と外側ハウジング1との間の空間8は
環状であって、軸に向かって外側ハウジング1から突出
している半径方向板9、10によって両端部で密封されて
いる。接続体2、4は、環状空間8に連通するように外
側ハウジング1に対して接線方向に取り付けられてい
る。
さらに、リジェクト用出口接続体4に希釈水用供給パイ
プ11が取り付けられ、必要な場合に、これを用いてリジ
ェクトの濃度を低くし、次のスクリーニング操作を容易
にする。
プ11が取り付けられ、必要な場合に、これを用いてリジ
ェクトの濃度を低くし、次のスクリーニング操作を容易
にする。
定置ブレード6は、固定フレーム15にアーム13、14と共
に取り付けられていて、この固定フレームも軸受16を介
して軸7用の支柱を形成している。定置ブレード6の一
つが、多孔円筒体5内においてリジェクト用出口接続体
4の近くに配置されており、外側ハウジング1に対する
リジェクト用出口接続体4の接続中心を基準とする、多
孔円筒体5の円周方向に沿うマイナス(−)10゜からプ
ラス(+)45゜の角度範囲内に位置づけられている。こ
の配置関係を第4図により説明する。第4図は第2図と
同様な横断面図であるが、第2図が上から見下ろした状
態の要部断面図として示されているのに対して、第4図
は、下から見上げた状態の模式的横断面図として示され
ており、被処理液の流れ方向(符号Lによって指示され
ている)と定置ブレード6の配置関係(上記角度位置関
係)を主体として示す図である。第4図によると、出口
接続体4の中心心線は点P4にて外側ハウジング1と交差
しており、線分OP4 を、多孔円筒体5の円周方向角度基
準位置(角度=0)とし、被処理液の流れ方向Lをプラ
ス(+)方向、これとは逆方向(第4図では時計回り方
向)をマイナス(−)方向とする。このとき、定置ブレ
ード6は、線分OC(点Cは多孔円筒体5を示す円周上に
ある)で示される角度位置であるマイナス(−)10゜か
ら線分OD(点Dは多孔円筒体5を示す円周上にある)で
示される角度位置であるプラス(+)45゜までの角度範
囲内に位置づけられる。
に取り付けられていて、この固定フレームも軸受16を介
して軸7用の支柱を形成している。定置ブレード6の一
つが、多孔円筒体5内においてリジェクト用出口接続体
4の近くに配置されており、外側ハウジング1に対する
リジェクト用出口接続体4の接続中心を基準とする、多
孔円筒体5の円周方向に沿うマイナス(−)10゜からプ
ラス(+)45゜の角度範囲内に位置づけられている。こ
の配置関係を第4図により説明する。第4図は第2図と
同様な横断面図であるが、第2図が上から見下ろした状
態の要部断面図として示されているのに対して、第4図
は、下から見上げた状態の模式的横断面図として示され
ており、被処理液の流れ方向(符号Lによって指示され
ている)と定置ブレード6の配置関係(上記角度位置関
係)を主体として示す図である。第4図によると、出口
接続体4の中心心線は点P4にて外側ハウジング1と交差
しており、線分OP4 を、多孔円筒体5の円周方向角度基
準位置(角度=0)とし、被処理液の流れ方向Lをプラ
ス(+)方向、これとは逆方向(第4図では時計回り方
向)をマイナス(−)方向とする。このとき、定置ブレ
ード6は、線分OC(点Cは多孔円筒体5を示す円周上に
ある)で示される角度位置であるマイナス(−)10゜か
ら線分OD(点Dは多孔円筒体5を示す円周上にある)で
示される角度位置であるプラス(+)45゜までの角度範
囲内に位置づけられる。
他の定置ブレード6は、パルプ用入口接続体2の近くに
配置されており、外側ハウジング1に対する入口接続体
2の接続中心を基準とする、多孔円筒体5の円周方向に
沿うマイナス(−)10゜からプラス(+)45゜の角度範
囲内に位置づけられている。この配置関係を、先の出口
接続体4近傍の定置ブレード6と同様に第4図により説
明する。第4図によると、入口接続体2の中心線は点P2
にて外側ハウジング1と交差しており、線分OP2 を、多
孔円筒体5の円周方向角度基準位置(角度=0)とし、
被処理の流れ方向Lをプラス(+)方向、これとは逆方
向をマイナス(−)方向とする。このとき、他の定置ブ
レード6は、線分OA(点Aは多孔円筒体5を示す円周上
にある)で示される角度位置であるマイナス(−)0゜
から線分OB(点Bは多孔円筒体5を示す円周上にある)
で示される角度位置であるプラス(+)45゜までの角度
範囲内に位置づけられる。
配置されており、外側ハウジング1に対する入口接続体
2の接続中心を基準とする、多孔円筒体5の円周方向に
沿うマイナス(−)10゜からプラス(+)45゜の角度範
囲内に位置づけられている。この配置関係を、先の出口
接続体4近傍の定置ブレード6と同様に第4図により説
明する。第4図によると、入口接続体2の中心線は点P2
にて外側ハウジング1と交差しており、線分OP2 を、多
孔円筒体5の円周方向角度基準位置(角度=0)とし、
被処理の流れ方向Lをプラス(+)方向、これとは逆方
向をマイナス(−)方向とする。このとき、他の定置ブ
レード6は、線分OA(点Aは多孔円筒体5を示す円周上
にある)で示される角度位置であるマイナス(−)0゜
から線分OB(点Bは多孔円筒体5を示す円周上にある)
で示される角度位置であるプラス(+)45゜までの角度
範囲内に位置づけられる。
かくして、各定置ブレード6は、回転する多孔円筒体5
に対して適切な正圧または負圧パルスを発生する。
に対して適切な正圧または負圧パルスを発生する。
第6図に、一実施例に係わるスクリーン(多孔円筒体の
壁部を構成する多孔板)が展開として示されている。第
5図は第6図におけるA−A線に沿って截断した要部断
面図である。多孔板20は、多数の開孔21が形成された平
坦な本体部分22と、開孔21間の該本体部分22において形
成された隆起部分とを有する。多孔板20は、開孔21を含
まない内面23にて平坦になっている。多孔板20の外面
は、本体部分22の平面24から所定角度で隆起した前面25
と、本体部分22の平面24にほぼ平行な表面26と、本体部
分22の平面24にほぼ直立した後面27と、開孔21間の平面
24の部分28とから成っている。一方、多孔板20は複数の
隆起条29を有する板から成っていると考えることがで
き、該隆起条29は、前記前面25、表面26、後面27とそれ
らの間の平面状部分28とから成っていて、開孔21は機械
加工によって形成される。
壁部を構成する多孔板)が展開として示されている。第
5図は第6図におけるA−A線に沿って截断した要部断
面図である。多孔板20は、多数の開孔21が形成された平
坦な本体部分22と、開孔21間の該本体部分22において形
成された隆起部分とを有する。多孔板20は、開孔21を含
まない内面23にて平坦になっている。多孔板20の外面
は、本体部分22の平面24から所定角度で隆起した前面25
と、本体部分22の平面24にほぼ平行な表面26と、本体部
分22の平面24にほぼ直立した後面27と、開孔21間の平面
24の部分28とから成っている。一方、多孔板20は複数の
隆起条29を有する板から成っていると考えることがで
き、該隆起条29は、前記前面25、表面26、後面27とそれ
らの間の平面状部分28とから成っていて、開孔21は機械
加工によって形成される。
第6図から判るように、開孔21は好ましくは穴(または
スロット)であって、本実施例にあっては、その直径が
少なくとも5〜15mmである。さらに、第6図から判るよ
うに、隆起条29は、多孔円筒体5の軸線方向から僅かに
傾斜してもよい。隆起条29の傾斜角と、回転方向に関す
る傾斜方向と、回転速度と、隆起条29の前面25の上昇角
とによって、未蒸解物分離装置のパルプ循環速度は分離
結果に関して最適化され得る。実施された試験におい
て、使用された円筒の周速は4〜10m/秒であり、その
時、パルプ供給速度は2m/秒であった。この場合、多孔
円筒体5とパルプとの速度差は2〜8m/秒である。隆起
条29の傾斜した前面25は多孔円筒体5内に進入するパル
プを受け、多孔円筒体5が加速される。隆起条29の方向
は、多孔円筒体5上の隆起条29の後方へ傾斜している場
合、隆起条29がパルプを上方へ持ち上げるように作用
し、もって未蒸解物分離装置内でのパルプ循環時間を長
くし、さらに正確に分離を生ぜしめ、リジェクト量を減
少させ、アクセプト量を増大させる。
スロット)であって、本実施例にあっては、その直径が
少なくとも5〜15mmである。さらに、第6図から判るよ
うに、隆起条29は、多孔円筒体5の軸線方向から僅かに
傾斜してもよい。隆起条29の傾斜角と、回転方向に関す
る傾斜方向と、回転速度と、隆起条29の前面25の上昇角
とによって、未蒸解物分離装置のパルプ循環速度は分離
結果に関して最適化され得る。実施された試験におい
て、使用された円筒の周速は4〜10m/秒であり、その
時、パルプ供給速度は2m/秒であった。この場合、多孔
円筒体5とパルプとの速度差は2〜8m/秒である。隆起
条29の傾斜した前面25は多孔円筒体5内に進入するパル
プを受け、多孔円筒体5が加速される。隆起条29の方向
は、多孔円筒体5上の隆起条29の後方へ傾斜している場
合、隆起条29がパルプを上方へ持ち上げるように作用
し、もって未蒸解物分離装置内でのパルプ循環時間を長
くし、さらに正確に分離を生ぜしめ、リジェクト量を減
少させ、アクセプト量を増大させる。
なお、隆起条29の傾斜方向につき、前方傾斜とは、多孔
円筒体5を正面に見たとき、多孔円筒体5の回転軸線と
平行な、円筒表面上の仮想直線を基準として、隆起条29
の下端に対して上端が回転方向側に偏寄するように傾斜
した状態を意味し、後方傾斜とは、その逆方向に傾斜し
た状態を意味する。
円筒体5を正面に見たとき、多孔円筒体5の回転軸線と
平行な、円筒表面上の仮想直線を基準として、隆起条29
の下端に対して上端が回転方向側に偏寄するように傾斜
した状態を意味し、後方傾斜とは、その逆方向に傾斜し
た状態を意味する。
隆起条29が後方へ傾斜している場合、多孔円筒体5の回
転に伴なって該隆起条29がパルプを上方へ持ち上げるか
のように働き、装置内におけるパルプの循環時間が相対
的に長くなり、多孔円筒体5によるパルプのスクリーニ
ング効率が向上して、リジェクト量が減少し、アクセプ
ト量が増大する。また、隆起条29が前方へ傾斜している
場合、装置内におけるパルプの循環時間が短くなって、
前記後方傾斜の場合に比べるとスクリーニング効率が相
対的に低下するが、全体としての液処理能率が向上する
利点がある。さらに、前記要因に加え、多孔円筒体5の
高さは適用速度、前記傾斜角等に影響を与える。
転に伴なって該隆起条29がパルプを上方へ持ち上げるか
のように働き、装置内におけるパルプの循環時間が相対
的に長くなり、多孔円筒体5によるパルプのスクリーニ
ング効率が向上して、リジェクト量が減少し、アクセプ
ト量が増大する。また、隆起条29が前方へ傾斜している
場合、装置内におけるパルプの循環時間が短くなって、
前記後方傾斜の場合に比べるとスクリーニング効率が相
対的に低下するが、全体としての液処理能率が向上する
利点がある。さらに、前記要因に加え、多孔円筒体5の
高さは適用速度、前記傾斜角等に影響を与える。
本発明装置は、次のように機能する。パルプ(被処理繊
維懸濁液)は、多孔円筒体5と外側ハウジング1との間
の空間8に、接続方向から加圧供給され、その時、供給
は多孔円筒体5の回転動作と同じ方向になっている。多
孔円筒体5の隆起条29は、その形状に起因して、供給パ
ルプから円周方向を受け、多孔円筒体5の回転速度が上
昇する。また、多孔円筒体5の隆起条29は、パルプ粒子
すなわち繊維間の結合を解く剪断力を供給パルプに与え
る。起起条29は、その後面27の前方の出口端に低圧領域
を生ぜしめ、該低圧領域は、パルプ(繊維懸濁液)用入
口接続体2とアクセプト用出口接続体3との間の圧力差
の助けによって開孔21を通じてゆるい繊維(もつれた状
態ではなく、ほどけた状態の繊維)を吸引する。パルプ
により運ばれた重い粒子は、隆起条29に当たった時、外
側ハウジング1の内表面に向かって投げ飛ばされ、また
遠心力を受ける。その場合、パルプの軽い粒子は多孔円
筒体5の近くで濃厚となって、上述の方法により、空間
8内に導入されたパルプ液からスクリーニングされる。
また、従来装置にあっては、回転するスクリーン筒の外
表面に繊維膜層(通常の場合、未蒸解物等の異物が含ま
れる)が形成されるのであるが、多孔円筒体5の表面に
は特有形状の隆起条29が形成されているため、多孔円筒
体5が回転すると、隆起条29によって多孔円筒体5の表
面近傍に攪流が作り出され、該攪流が繊維膜層を破壊
し、または繊維膜層の形成を防止するとともに、分離を
助ける一方、分離時のエネルギ消費を減少させ、また多
孔円筒体5の摩耗を低減化する。外側ハウジング1の表
面にて分離された重たい粒子は、外側ハウジング1の内
表面に沿って螺旋運動しながら下方に移行し、リジェク
ト用出口接続体4を通じて未蒸解物分離装置から接線方
向に排出される。排出は、必要ならば、パイプ11からリ
ジェクトへ希釈水を供給することによって、より活性化
される。また、多孔円筒体5の開孔21を通過した異物除
去パルプ(微細繊維を含む液体)はアクセプトとして、
多孔円筒体5の下端に連通するアクセプト用出口接続体
3を通じて、未蒸解物分離装置から排出される。
維懸濁液)は、多孔円筒体5と外側ハウジング1との間
の空間8に、接続方向から加圧供給され、その時、供給
は多孔円筒体5の回転動作と同じ方向になっている。多
孔円筒体5の隆起条29は、その形状に起因して、供給パ
ルプから円周方向を受け、多孔円筒体5の回転速度が上
昇する。また、多孔円筒体5の隆起条29は、パルプ粒子
すなわち繊維間の結合を解く剪断力を供給パルプに与え
る。起起条29は、その後面27の前方の出口端に低圧領域
を生ぜしめ、該低圧領域は、パルプ(繊維懸濁液)用入
口接続体2とアクセプト用出口接続体3との間の圧力差
の助けによって開孔21を通じてゆるい繊維(もつれた状
態ではなく、ほどけた状態の繊維)を吸引する。パルプ
により運ばれた重い粒子は、隆起条29に当たった時、外
側ハウジング1の内表面に向かって投げ飛ばされ、また
遠心力を受ける。その場合、パルプの軽い粒子は多孔円
筒体5の近くで濃厚となって、上述の方法により、空間
8内に導入されたパルプ液からスクリーニングされる。
また、従来装置にあっては、回転するスクリーン筒の外
表面に繊維膜層(通常の場合、未蒸解物等の異物が含ま
れる)が形成されるのであるが、多孔円筒体5の表面に
は特有形状の隆起条29が形成されているため、多孔円筒
体5が回転すると、隆起条29によって多孔円筒体5の表
面近傍に攪流が作り出され、該攪流が繊維膜層を破壊
し、または繊維膜層の形成を防止するとともに、分離を
助ける一方、分離時のエネルギ消費を減少させ、また多
孔円筒体5の摩耗を低減化する。外側ハウジング1の表
面にて分離された重たい粒子は、外側ハウジング1の内
表面に沿って螺旋運動しながら下方に移行し、リジェク
ト用出口接続体4を通じて未蒸解物分離装置から接線方
向に排出される。排出は、必要ならば、パイプ11からリ
ジェクトへ希釈水を供給することによって、より活性化
される。また、多孔円筒体5の開孔21を通過した異物除
去パルプ(微細繊維を含む液体)はアクセプトとして、
多孔円筒体5の下端に連通するアクセプト用出口接続体
3を通じて、未蒸解物分離装置から排出される。
既述のとおり、本発明装置は、従来技術に関して30%以
上もエネルギ消費を減少させることができ、同時にパル
プ濃度をMC濃度の低範囲まで上昇させることができる。
副次的に、多孔円筒体5の摩耗の減少を図ることがで
き、機能および最終結果において、より調整可能な装置
も達成された。例えば、多孔円筒体5の回転速度を変え
るだけで、最大限異なる濃度と異なる種類のパルプとに
適用可能に装置を調整することができる。この方法が、
傾斜角の変わる隆起条および寸法変更可能な開孔を有す
る多孔円筒体を創成する可能性を付加すれば、究極的最
適化未蒸解物分離装置を論じることができる。
上もエネルギ消費を減少させることができ、同時にパル
プ濃度をMC濃度の低範囲まで上昇させることができる。
副次的に、多孔円筒体5の摩耗の減少を図ることがで
き、機能および最終結果において、より調整可能な装置
も達成された。例えば、多孔円筒体5の回転速度を変え
るだけで、最大限異なる濃度と異なる種類のパルプとに
適用可能に装置を調整することができる。この方法が、
傾斜角の変わる隆起条および寸法変更可能な開孔を有す
る多孔円筒体を創成する可能性を付加すれば、究極的最
適化未蒸解物分離装置を論じることができる。
前記装置は、本発明による1好適実施例を示したもので
あって、本発明による装置は各種変形態様が可能であ
る。いくつかの場合において、隆起条の1または複数の
傾斜角を利用することも可能であり、パルプ懸濁液の速
度と多孔円筒体の速度が前記例と異なることもあり得る
が、特許請求の範囲に規定されたその速度差は2〜2m/
秒である。
あって、本発明による装置は各種変形態様が可能であ
る。いくつかの場合において、隆起条の1または複数の
傾斜角を利用することも可能であり、パルプ懸濁液の速
度と多孔円筒体の速度が前記例と異なることもあり得る
が、特許請求の範囲に規定されたその速度差は2〜2m/
秒である。
発明の効果 以上の説明から明らかなように本発明による未蒸解物分
離装置が提供された。この未蒸解物分離装置によれば、
従来技術と対比して、以下の利点が得られる。
離装置が提供された。この未蒸解物分離装置によれば、
従来技術と対比して、以下の利点が得られる。
多孔円筒体を回転させるに要する動力が従来装置のそ
れよりも十分小さく、スクリーニング効率、分離効率が
従来装置のそれと同等以上である。
れよりも十分小さく、スクリーニング効率、分離効率が
従来装置のそれと同等以上である。
未蒸解物分離装置に対する被処理繊維懸濁液の供給方
向が多孔円筒体の回転方向と同じであるため、多孔円筒
体との接触による繊維の破壊が有効に防止される。同じ
理由で、多孔円筒体は、後のスクリーニング段階でトラ
ブルを起こす未蒸解物(ノット)およびその他の固体粒
子を破壊せず、最終製品の品質向上に寄与し得る。
向が多孔円筒体の回転方向と同じであるため、多孔円筒
体との接触による繊維の破壊が有効に防止される。同じ
理由で、多孔円筒体は、後のスクリーニング段階でトラ
ブルを起こす未蒸解物(ノット)およびその他の固体粒
子を破壊せず、最終製品の品質向上に寄与し得る。
被処理繊維懸濁液の供給方向が多孔円筒体の回転方向
と同じであるため、被処理繊維懸濁液中の未蒸解物およ
びその他の固体粒子が、従来装置におけるがごとく多孔
円筒体の表面に衝接することはなく、多孔円筒体の摩耗
が極めて少ない。
と同じであるため、被処理繊維懸濁液中の未蒸解物およ
びその他の固体粒子が、従来装置におけるがごとく多孔
円筒体の表面に衝接することはなく、多孔円筒体の摩耗
が極めて少ない。
第1図は本発明の一実施例に係わる未蒸解物分離装置の
部分断面側面図である。 第2図は第1図に示される未蒸解物分離装置の要部欠截
平面図である。 第3図は第1図と同じく未蒸解物分離装置の縦断面図で
あるが要部のみが示された模式図である。 第4図は第2図と同様な横断面図であるが、第2図が上
から見下ろした状態での未蒸解物分離装置の要部断面図
として示されているのに対して、下から見上げた状態の
未蒸解物分離装置の模式的横断面図として示された図で
ある。 第5図は好適実施例に係わる展開された状態での多孔板
(スクリーン)の断面図であって、第6図におけるA−
A線に沿って截断した要部断面図である。 第6図は多孔板(スクリーン)の展開図であり、該多孔
板は、図面上で紙面の下辺側に向かって動く(回転す
る)。 1:外側ハウジング、3:アクセプト用出口接続体、4:リジ
ェクト用出口接続体、5:多孔円筒体(円筒スクリー
ン)、6:定置ブレード、8:環状空間、29:隆起条。
部分断面側面図である。 第2図は第1図に示される未蒸解物分離装置の要部欠截
平面図である。 第3図は第1図と同じく未蒸解物分離装置の縦断面図で
あるが要部のみが示された模式図である。 第4図は第2図と同様な横断面図であるが、第2図が上
から見下ろした状態での未蒸解物分離装置の要部断面図
として示されているのに対して、下から見上げた状態の
未蒸解物分離装置の模式的横断面図として示された図で
ある。 第5図は好適実施例に係わる展開された状態での多孔板
(スクリーン)の断面図であって、第6図におけるA−
A線に沿って截断した要部断面図である。 第6図は多孔板(スクリーン)の展開図であり、該多孔
板は、図面上で紙面の下辺側に向かって動く(回転す
る)。 1:外側ハウジング、3:アクセプト用出口接続体、4:リジ
ェクト用出口接続体、5:多孔円筒体(円筒スクリー
ン)、6:定置ブレード、8:環状空間、29:隆起条。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハンヌ ローンコーンハーユ フィンランド国.エスエフ‐48700 キミ ンリナ,レミンカイセンカツ 20 (56)参考文献 特開 昭61−207689(JP,A) 特開 昭61−207690(JP,A) 特公 昭46−37004(JP,B1)
Claims (7)
- 【請求項1】被処理繊維懸濁液用入口接続体(2)、ア
クセプト用出口接続体(3)、およびリジェクト用出口
接続体(4)を有する外側ハウジング(1)であって、
前記各接続体が前記外側ハウジングに対して接線方向に
取り付けられている該外側ハウジング(1)と、 軸(7)に支持され、前記外側ハウジング内に回転可能
に配設された多孔円筒体(5)と、 前記多孔円筒体(5)の内部に配設された1または2以
上の定置ブレード(6)とを具備する、繊維懸濁液から
未蒸解物および他の固体物質を分離するための装置にお
いて、 前記多孔円筒体(5)は、前記入口接続体(2)を通じ
て行われる被処理繊維懸濁液の供給方向と同方向に回転
せしめられ、 出口接続体(4)を通じて行われるリジェクトの排出方
向が、前記多孔円筒体(5)の回転方向と同方向であ
り、 前記入口接続体(2)は、前記外側ハウジング(1)と
前記多孔円筒体(5)との間に被処理繊維懸濁液を供給
するように、外側ハウジング(1)に取り付けられてお
り、 さらに前記多孔円筒体(5)が、傾斜面(25)を有する
とともに相互に平行な複数の隆起条(29)をその外表面
(24)に備え、該隆起条(29)は、多孔円筒体(5)の
回転軸線方向に対して傾斜方向に延在していて、外表面
(24)上における回転軸線と平行な直線に対し、マイナ
ス(−)45゜からプラス(+)45゜の範囲内の傾斜角を
有し、前記多孔円筒体(5)が回転する時に、前記傾斜
面(25)が繊維懸濁液に当たって該繊維懸濁液を外方へ
投げ飛ばすように作用することを特徴とする未蒸解物分
離装置。 - 【請求項2】前記隆起条(29)の表面が、事実上、前記
多孔円筒体(5)の外表面(24)に対して傾斜して隆起
する前面と、外表面(24)に対して直角をなす後面(2
7)とから成っていることを特徴とする請求項1に記載
された未蒸解物分離装置。 - 【請求項3】前記複数の隆起条(29)が、多孔円筒体
(5)の回転軸線方向に対して傾斜方向に延在している
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載された
未蒸解物分離装置。 - 【請求項4】前記多孔円筒体(5)の開孔が、穴または
スロットであることを特徴とする請求項1に記載された
未蒸解物分離装置。 - 【請求項5】前記多孔円筒体(5)の周速と繊維懸濁液
の供給速度との差が2〜8m/秒であることを特徴とする
請求項1に記載された末蒸解物分離装置。 - 【請求項6】正圧または負圧パルスを発生させる前記ブ
レード(6)の1つが、前記外側ハウジング(1)に対
する前記リジェクト用出口接続体(4)の接続中心を基
準とする、前記多孔円筒体(5)の円周方向に沿うマイ
ナス(−)10゜からプラス(+)45゜の角度範囲内に位
置づけられていることを特徴とする請求項1に記載され
た未蒸解物分離装置。 - 【請求項7】正圧または負圧パルスを発生させる前記ブ
レード(6)の1つが、前記外側ハウジング(1)に対
する前記被処理繊維懸濁液用入口接続体(2)の接続中
心を基準とする、前記多孔円筒体(5)の円周方向に沿
うマイナス(−)10゜からプラス(+)45゜の角度範囲
内に位置づけられていることを特徴とする請求項1に記
載された未蒸解物分離装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| FI870190A FI76139C (fi) | 1987-01-19 | 1987-01-19 | Foerfarande och anordning foer kvistseparering. |
| FI870190 | 1987-01-19 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3191588A Division JPH0533280A (ja) | 1987-01-19 | 1991-07-31 | 未蒸解物を分離する方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63249792A JPS63249792A (ja) | 1988-10-17 |
| JPH0696834B2 true JPH0696834B2 (ja) | 1994-11-30 |
Family
ID=8523793
Family Applications (2)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63007648A Expired - Fee Related JPH0696834B2 (ja) | 1987-01-19 | 1988-01-19 | 末蒸解物分離装置 |
| JP3191588A Pending JPH0533280A (ja) | 1987-01-19 | 1991-07-31 | 未蒸解物を分離する方法 |
Family Applications After (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3191588A Pending JPH0533280A (ja) | 1987-01-19 | 1991-07-31 | 未蒸解物を分離する方法 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0275967B1 (ja) |
| JP (2) | JPH0696834B2 (ja) |
| AT (1) | ATE69472T1 (ja) |
| CA (1) | CA1329333C (ja) |
| DE (2) | DE3866116D1 (ja) |
| FI (1) | FI76139C (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE4308225C1 (de) * | 1993-03-16 | 1994-11-24 | Escher Wyss Gmbh | Verfahren zur Sortierung von Faserstoffsuspension sowie Siebvorrichtung zu seiner Durchführung |
| SE515589C2 (sv) * | 1999-03-10 | 2001-09-03 | Valmet Fibertech Ab | Silanordning för separering av fibersuspensioner, samt stator för användning i silanordningen |
| US6254729B1 (en) | 1999-03-22 | 2001-07-03 | Voith Sulzer Paper Technology North America, Inc. | Pulper with extraction plate assembly having removable inserts and method of manufacturing same |
| JP4909693B2 (ja) * | 2006-07-24 | 2012-04-04 | 相川鉄工株式会社 | スクリーン装置 |
| FI20095769A7 (fi) * | 2009-07-07 | 2011-01-08 | Andritz Oy | Laite kuitususpension käsittelemiseksi |
Family Cites Families (14)
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