JPH06970Y2 - イヤリング - Google Patents

イヤリング

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JPH06970Y2
JPH06970Y2 JP11943590U JP11943590U JPH06970Y2 JP H06970 Y2 JPH06970 Y2 JP H06970Y2 JP 11943590 U JP11943590 U JP 11943590U JP 11943590 U JP11943590 U JP 11943590U JP H06970 Y2 JPH06970 Y2 JP H06970Y2
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JP
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glaze
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earrings
earring
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JP11943590U
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JPH0477312U (ja
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耕補 村上
福一 町口
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案はイヤリングの改良に関し、特に、粘土を焼成し
て製造したセラミック製のイヤリングに関する。
【従来の技術】
従来、イヤリングは金、銀、プラチナ等の金属材料を各
種形状に加工し、あるいは、研磨した宝石を利用して製
造していた。このイヤリングは、材料が高価な欠点があ
る。また、金属製のイヤリングは、使用するに従って表
面に傷が付いて光沢がなくなる欠点があった。これ等の
材料の代用として種々安価に製作できるセラミック製の
イヤリングが開発されている(特公昭62−2157号
公報)。 この公報に記載されるイヤリング等の装身具は、アルミ
ナを板状に焼成し、その表面に着色剤と融剤とで絵付層
を設けたものである。
【考案が解決しようとする課題】
この公報に記載されるイヤリングは、宝石等に比較し
て、材料コストを著しく安価にできる特長がある。ま
た、焼成して製造したセラミック製であるために、耐候
性に優れ、しかも、表面が硬くて傷が付難い特長があ
る。 しかしながら、この形状の装身具は、宝石に近似する外
観にできず、工業的に多量生産された製品のイメージを
払拭できない。それは、外形が板状であることに加え
て、表面に絵付けをして装飾することが理由である。 このため、宝石に近似する美しい外観のイヤリングを実
現できず、高級なイヤリングを製造できない欠点があっ
た。また、板状に焼成したセラミック板の表面に、絵付
けをするので、製造に手間がかかり、製造コストが高く
なる欠点があった。 この考案は、さらにこの欠点を解決することを目的に開
発されたもので、この考案の重要な目的は、安価な原料
を使用して、簡単かつ容易に、しかも、耐候性があっ
て、天然の宝石に近似した極めて美しいものを安価に多
量生産できるイヤリングを提供するにある。
【課題を解決する為の手段】
この考案のイヤリングは、前述の目的を達成するため
に、下記の構成を備えている。 イヤリングは、装飾体と、固定金具とからなる。装飾体
を無機質材を焼成して成形したセラミック製である。 さらに、この考案のイヤリングは、下記の構成を有する
ことを特徴としている。 (a)装飾体2は、粘土でもって中央凸の立体形状に成
形された焼成品である。 (b)装飾体2は、表面に釉薬が塗布され、釉薬を自重
で外周部分に流下させることによって、中心部分と外周
部分とが次第に異色に着色されている光沢層5が設けら
れている。
【作用】
この考案のイヤリングは、極めて美しい色彩に着色でき
る。このことを実現するために、この考案のイヤリング
は、次のようにして製造する。 粘土を中央凸の立体形状に成形して、水分率が2%以
下になるまで乾燥する。 乾燥した成形品を焼成して素焼の素地とする。焼成温
度は、800℃〜1300℃とする。 素焼の素地を水平な台に置き、上端に釉薬を塗布して
乾燥する。 乾燥した素地を水平の姿勢、すなわち、中央の凸部を
上にして水平に焼成炉に搬入する。 焼成して釉薬を溶解し、自重で流下させる。 溶融して流下する釉薬は、上端部分の色が薄く、下部が
濃い色に着色される。また、自重で流下して上部と下部
とが色違いになるので、色は自然に濃度差ができる。 このように、素地を素焼した後、釉薬を塗布して再び焼
成することもできるが、粘土を成形して乾燥した素地に
釉薬を塗布し、その後焼成して装飾体とすることもでき
る。 この状態で完成された装飾体は、接着剤を使用し、ある
いは、ネジを使用して固定金具に固着される。 この状態で製造されるこの考案のイヤリングは、装飾体
を自然の宝石に勝とも劣らない美しい色模様に着色でき
る。それは、装飾体を中央凸の山形に成形し、上部に塗
布した釉薬を、溶融状態で自然に流下させて、上部と下
部とに自然な濃度差さとするからである。
【実施例】
以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明する。但
し、以下に示す実施例は、この考案の技術思想を具体化
する為のイヤリングを例示するものであって、この考案
のイヤリングは、構成部品の形状、構造、配置を下記の
構造に特定するものでない。この考案のイヤリングは、
実用新案登録請求の範囲に記載の範囲に於て、種々の変
更が加えられる。 更に、この明細書は、実用新案登録請求の範囲が理解し
易いように、実施例に示される部材に対応する番号を、
「実用新案登録請求の範囲の欄」、「従来の課題を解決
する為の手段の欄」および「作用の欄」に示される部材
に付記している。ただ、実用新案登録請求の範囲に示さ
れる部材を、実施例の部材に特定するものでは決してな
い。 第1図に示すイヤリング1は、装飾体2と、装飾体2を
耳に取り付ける固定金具3とから構成されている。 装飾体2は、粘土を使用して中央凸の球面状に成形され
ている。第1図ないし第3図に示す装飾体2は、上端を
半球状として底面を平面状とする形状に成形している。
この形状の装飾体2は、水平の台に安定に静置できる特
長がある。 ただ、この考案は、装飾体2の形状を図に示す形状に特
定しない。例えば、図示しないが、全体の形状をほぼ球
形とし、底面に小さい平面状とすることも、また、三角
や四角錘状に成形して中央凸の立体形状とすることもで
きる。 装飾体2は、固定金具3を確実に固定できるように、底
面の中心に固定孔6を設けている。固定孔6は、粘土を
成形する工程で穿設する。 粘土で成形した装飾体2は、充分に乾燥する。乾燥が充
分でないと、焼成工程で装飾体が割れて歩留が悪くな
る。このため、乾燥された装飾体2は、水分含有率を、
好ましくは0.5%以下に調整する。 乾燥した装飾体2は素焼して焼成する。焼成された素地
は、表面に釉薬を塗布して着色する。釉薬は焼成工程に
おいて溶融されると、上部から下部に流下して上部が薄
く、下部が厚くなる厚みに塗布する。釉薬の塗布量が薄
すぎると、溶融された釉薬が流下しない。このため、釉
薬は、充分に厚く素地の表面に塗布する。 釉薬には、素地を着色できるものが使用できる。例え
ば、釉薬には、銅、鉄、クロム、コバルト、ウラン、イ
リジウム、マンガン、ニッケル等の着色剤を含有する焼
物用のうわぐすりや、金液あるいは銀液が使用できる。 釉薬に含有される着色材の種類と、焼成環境とで焼成さ
れた装飾体の色が特定できる。 例えば、装飾体を青色に着色するには、着色材に銅また
はコバルトを使用して酸化焼成し、あるいは、着色材に
クロムまたはコバルトを使用して還元焼成する。また、
装飾体を赤色に着色するには、着色材に鉄を使用して酸
化焼成し、あるいは、着色材に銅を使用して還元焼成す
る。さらにまた、マンガンを酸化焼成して紫色に、ニッ
ケルを酸化焼成して緑色に、チタンを酸化、または、還
元焼成してだいだい色に着色できる。 これ等の着色材を含有する釉薬には、食塩釉、アルカリ
釉、すいばい釉、青磁釉、るり釉等が使用できる。 釉薬を塗布した装飾体は、中央の凸部分を上向きにして
焼成炉に搬入し、釉薬が溶解される温度、例えば、80
0〜1300℃で焼成する。溶融された釉薬は、自重で
流下して自然な濃淡差のある色の光沢層5となって、装
飾体を着色する。すなわち、光沢層5は、装飾体の上部
を薄い色に、下部に向かって次第に濃くなる自然な状態
に着色する。 装飾体2の表面に、釉薬を2層に塗布して、上部と下部
とを異色に着色することもできる。この場合、素地の表
面に、薄膜に下地となる釉薬を塗布して乾燥した後、そ
の上に、色が異なる上塗釉薬を厚く塗布して焼成する。
この装飾体2を焼成すると、上塗釉薬が溶融して自然に
流下し、装飾体の上部は下塗釉薬に近い色に、下部に向
かって上塗釉薬に近い色に着色される。 以上のように、乾燥した粘土を素焼にした後、素焼に釉
薬を塗布すると、釉薬を簡単に塗布できる特長がある。 ただ、乾燥した粘土を素焼とすることなく、直接に釉薬
を塗布することも可能である。この方法によると、1回
の焼成で製造できるので、簡単に能率よく製造できる特
長がある。 焼成して着色した装飾体2は、接着材を使用して固定金
具3に固定する。ただ、図示しないが、装飾体2の固定
孔6に雌ネジを設け、固定金具3に設けたネジ(図示せ
ず)をねじ込んで固定することも可能である。 固定金具3は、U曲された一端に装飾体2を固定し、他
端には、耳たぶを挟んで固定するネジ4をねじ込んでい
る。
【考案の効果】
本考案のイヤリングは、粘土で成形した焼成品を装飾体
としている。装飾体は、粘土を中央凸に成形して、その
表面に釉薬を塗布している。この形状に成形された装飾
体は、表面に塗布した釉薬を、焼成工程で溶融して流下
させることができる。溶融して流下した釉薬は、装飾体
の前面を同じ色に着色することなく、上部から下部に向
かって次第に濃い色に着色する。この状態で着色された
装飾体は、筆等で書いたのとは違って、自然な状態です
こぶる奇麗な色の濃淡差となる。 したがって、この考案のイヤリングは、単価のやすい粘
土を使用して安価に多量生産でき、しかも、焼成状態で
溶融、流下させる釉薬によって、天然の宝石に勝るとも
劣らない美しい装飾体にできる特長がある。 また、装飾体の表面には溶融する釉薬によって光沢のあ
る奇麗な着色層ができ、この着色層は、気候の変化に影
響を受けることなく、しかも硬くてキズが付きにくく長
期間美しく使用できる特長がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の側面図、第2図は本考案の一部
断面分解図、第3図は本考案の他の実施例を示す分解側
面図である。 1…イヤリング、 2…装飾体、 3…固定金具、 4…ネジ、 5…光沢層、 6…固定孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】装飾体(2)と、固定金具(3)とからなり、装
    飾体(2)をセラミック製とするイヤリングにおいて、下
    記の(a)ないし(b)の構成を有することを特徴とするイヤ
    リング。 (a)装飾体(2)は、粘土でもって中央凸の立体形状に
    成形されて焼成されている。 (b)装飾体(2)は、表面に釉薬を塗布され、釉薬を自
    重で外周部分に流下させることによって、中心部分と外
    周部分とが次第に異色に着色されている光沢層(5)が設
    けられている。
JP11943590U 1990-11-15 1990-11-15 イヤリング Expired - Lifetime JPH06970Y2 (ja)

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JPH0477312U JPH0477312U (ja) 1992-07-06
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