JPH069724B2 - 等速ジョイント外輪およびその製造方法 - Google Patents
等速ジョイント外輪およびその製造方法Info
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- JPH069724B2 JPH069724B2 JP19625489A JP19625489A JPH069724B2 JP H069724 B2 JPH069724 B2 JP H069724B2 JP 19625489 A JP19625489 A JP 19625489A JP 19625489 A JP19625489 A JP 19625489A JP H069724 B2 JPH069724 B2 JP H069724B2
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- track groove
- constant velocity
- velocity joint
- serration
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D3/00—Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
- F16D3/16—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts
- F16D3/20—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members
- F16D3/202—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members one coupling part having radially projecting pins, e.g. tripod joints
- F16D3/205—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members one coupling part having radially projecting pins, e.g. tripod joints the pins extending radially outwardly from the coupling part
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、カップ部内周のトラック溝と軸部内周のセレ
ーション部との間が中間壁で仕切られた等速ジョイント
外輪およびこれを製造する方法に関する。
ーション部との間が中間壁で仕切られた等速ジョイント
外輪およびこれを製造する方法に関する。
[従来の技術] 従来、この主の等速ジョイントの外輪は一端が開口する
カップ体の他端部に被駆動軸が一体形成されたものが一
般的であるが、近年、被動軸をカップ体に設けたセレー
ション部を介して連結するタイプの等速ジョイントの外
輪が製造されるに至っている。
カップ体の他端部に被駆動軸が一体形成されたものが一
般的であるが、近年、被動軸をカップ体に設けたセレー
ション部を介して連結するタイプの等速ジョイントの外
輪が製造されるに至っている。
このような等速ジョイトの外輪において、加工の容易性
のためにトラック溝とセレーション部が互いに連通して
いるものが知られている。このタイプの等速ジョイント
外輪では、セレーション部側へ封入したグリスが流出し
ないようにキャップを圧入する必要があり、この結果、
部品点数が増大するという不都合が指摘されている。
のためにトラック溝とセレーション部が互いに連通して
いるものが知られている。このタイプの等速ジョイント
外輪では、セレーション部側へ封入したグリスが流出し
ないようにキャップを圧入する必要があり、この結果、
部品点数が増大するという不都合が指摘されている。
一方、キャップを採用することなくトラック溝とセレー
ション部の間を中間壁で隔てる場合には、トラック溝と
セレーション部との間を同芯性を確立すべく所望の精度
を出すことが困難であるとともに、トラック溝とセレー
ション部の加工を夫々個別の工程で仕上げていることか
ら工数が増加するため、現実には、この種のタイプの等
速ジョイント外輪は製造されるに至っていない。
ション部の間を中間壁で隔てる場合には、トラック溝と
セレーション部との間を同芯性を確立すべく所望の精度
を出すことが困難であるとともに、トラック溝とセレー
ション部の加工を夫々個別の工程で仕上げていることか
ら工数が増加するため、現実には、この種のタイプの等
速ジョイント外輪は製造されるに至っていない。
[発明が解決しようとする課題] このように、トラック溝とセレーション部が中間壁で仕
切られた等速ジョイント外輪を製造するには、上記のよ
うな加工上の困難が伴うとともに、特に、中間壁の存在
によってセレーション部に十分な有効長を確保すること
が出来ない。
切られた等速ジョイント外輪を製造するには、上記のよ
うな加工上の困難が伴うとともに、特に、中間壁の存在
によってセレーション部に十分な有効長を確保すること
が出来ない。
本発明は斯かる点に鑑みてなされたものであって、トラ
ック溝とセレーション部とを仕切る中間壁を備え十分な
セレーション部の有効長を確保し得る構造を備えた等速
ジョイント外輪を提供すること、並びにトラック溝とセ
レーション部の間に中間壁を残しつつ両者をその同芯性
にずれを出さずに鍛造加工を経て一度に成形出来る等速
ジョイント外輪の製造方法を提供することを目的とす
る。
ック溝とセレーション部とを仕切る中間壁を備え十分な
セレーション部の有効長を確保し得る構造を備えた等速
ジョイント外輪を提供すること、並びにトラック溝とセ
レーション部の間に中間壁を残しつつ両者をその同芯性
にずれを出さずに鍛造加工を経て一度に成形出来る等速
ジョイント外輪の製造方法を提供することを目的とす
る。
[課題を解決するための手段] 前記の課題を解決するために、本発明はカップ部内周に
軸方向に延在するトラック溝と軸部内周に軸方向に延在
するセレーション部を有する等速ジョイント外輪を鍛造
加工により製造する方法であって、 カップ部にトラック溝と相似形の第1の下穴を有し、軸
部にセレーション部成形用の第2の下穴を有し、第1下
穴と第2下穴の間が中間壁で仕切られている予備成形体
を素材から成形する第1の工程と、 前記中間壁に指向させて対向するように前記第1下穴に
トラック溝成形用のパンチを挿入するとともに、前記第
2下穴にセレーション部成形用のパンチを挿入して夫々
トラック溝とセレーション部とを仕上げ成形する第2の
工程と、 からなることを特徴とする。
軸方向に延在するトラック溝と軸部内周に軸方向に延在
するセレーション部を有する等速ジョイント外輪を鍛造
加工により製造する方法であって、 カップ部にトラック溝と相似形の第1の下穴を有し、軸
部にセレーション部成形用の第2の下穴を有し、第1下
穴と第2下穴の間が中間壁で仕切られている予備成形体
を素材から成形する第1の工程と、 前記中間壁に指向させて対向するように前記第1下穴に
トラック溝成形用のパンチを挿入するとともに、前記第
2下穴にセレーション部成形用のパンチを挿入して夫々
トラック溝とセレーション部とを仕上げ成形する第2の
工程と、 からなることを特徴とする。
また、本発明はカップ部内周に軸方向に延在するトラッ
ク溝と軸部内周に軸方向に延在するセレーション部を有
する等速ジョイントの外輪において、 カップ部と軸部とは一体的に成形され且つトラック溝と
セレーション部とは中間壁により仕切られ、この中間壁
が実質的に封入された潤滑油の漏洩防止部材を形成する
ことを特徴とする。
ク溝と軸部内周に軸方向に延在するセレーション部を有
する等速ジョイントの外輪において、 カップ部と軸部とは一体的に成形され且つトラック溝と
セレーション部とは中間壁により仕切られ、この中間壁
が実質的に封入された潤滑油の漏洩防止部材を形成する
ことを特徴とする。
[作用] 予備成形体の中間壁を隔てて形成されたた第1の下穴、
第2の下穴に夫々パンチを挿入してトラック溝、セレー
ション部を仕上げ成形する際、第1下穴に挿入されたパ
ンチに予備成形体が密着した状態でセレーション部が形
成され、これによりトラック溝、セレーション部の同芯
性が確保される。
第2の下穴に夫々パンチを挿入してトラック溝、セレー
ション部を仕上げ成形する際、第1下穴に挿入されたパ
ンチに予備成形体が密着した状態でセレーション部が形
成され、これによりトラック溝、セレーション部の同芯
性が確保される。
[実施例] 次に、本発明に係る等速ジョイント外輪およびその製造
方法の一実施例について、添付の図面を参照しながら、
以下、詳細に説明する。
方法の一実施例について、添付の図面を参照しながら、
以下、詳細に説明する。
第1図は、等速ジョイントの外輪10の縦断面図であり、
第2図は第1図におけるII−II線断面図である。この外
輪10は、一端部が開口するカップ部12と、このカップ部
12の開口する側とは反対側の円筒状の軸部14とからな
り、当該カップ部12と軸部14とは鍛造加工により一体成
形してなるものである。前記カップ部12の内周には、そ
の軸方向に延在して3条のトラック溝6a乃至16cが形
成されている。これに対し、前記軸部14の内周にはセレ
ーション部18が形成され、このセレーション部18には被
動側の軸が噛合する。前記カップ部12のトラック溝16a
乃至16cと軸部14のセレーション部18とは中心軸を同じ
くする関係にある。このようなトラック溝16a乃至16c
とセレーション部18とは中間壁26を介して仕切られてお
り、従って、トラック溝16a乃至16cとセレーション部
18とは非連通状態にある。
第2図は第1図におけるII−II線断面図である。この外
輪10は、一端部が開口するカップ部12と、このカップ部
12の開口する側とは反対側の円筒状の軸部14とからな
り、当該カップ部12と軸部14とは鍛造加工により一体成
形してなるものである。前記カップ部12の内周には、そ
の軸方向に延在して3条のトラック溝6a乃至16cが形
成されている。これに対し、前記軸部14の内周にはセレ
ーション部18が形成され、このセレーション部18には被
動側の軸が噛合する。前記カップ部12のトラック溝16a
乃至16cと軸部14のセレーション部18とは中心軸を同じ
くする関係にある。このようなトラック溝16a乃至16c
とセレーション部18とは中間壁26を介して仕切られてお
り、従って、トラック溝16a乃至16cとセレーション部
18とは非連通状態にある。
次に、このような外輪10を製造する方法を遂行するため
の各工程に対応する成形品の形状を第3図に示す。
の各工程に対応する成形品の形状を第3図に示す。
先ず、第1の鍛造工程では、円柱状のビレット28を素材
として(第3図a参照)、例えば、第3図b、cの成形
過程を経る押出、据込成形の組み合わせによって、この
ビレット28をカップ状に成形された予備成形体30とする
(第3図d参照)。
として(第3図a参照)、例えば、第3図b、cの成形
過程を経る押出、据込成形の組み合わせによって、この
ビレット28をカップ状に成形された予備成形体30とする
(第3図d参照)。
この予備成形体30のカップ部12には、トラック溝16a乃
至16cとの相似形状になった第1の下穴32が形成され、
軸部14にはセレーション部18が未だ成形されていない形
状の第2の下穴34が形成され、これら第1下穴32、第2
下穴34は中間壁26により仕切られている。ここで、第1
下穴32については、予備成形体30の外周面からしごいパ
ンチの形状に倣わせてトラック溝16a乃至16cを仕上げ
る場合には、その全周長はトラック溝16a乃至16cの仕
上げ寸法より若干大きくなるように形成しておく。ま
た、第2下穴34については、パンチを押し込みセレーシ
ョン部18を成形するために、このセレーション部18の仕
上げ径よりもその内径を小さくなるように成形する。
至16cとの相似形状になった第1の下穴32が形成され、
軸部14にはセレーション部18が未だ成形されていない形
状の第2の下穴34が形成され、これら第1下穴32、第2
下穴34は中間壁26により仕切られている。ここで、第1
下穴32については、予備成形体30の外周面からしごいパ
ンチの形状に倣わせてトラック溝16a乃至16cを仕上げ
る場合には、その全周長はトラック溝16a乃至16cの仕
上げ寸法より若干大きくなるように形成しておく。ま
た、第2下穴34については、パンチを押し込みセレーシ
ョン部18を成形するために、このセレーション部18の仕
上げ径よりもその内径を小さくなるように成形する。
こうして得られた予備成形体30はトラック溝16a乃至16
cとセレーション部18を仕上げ成形する第2の鍛造工程
に供される。この第2公定で使用される製造装置を第4
図に示す。
cとセレーション部18を仕上げ成形する第2の鍛造工程
に供される。この第2公定で使用される製造装置を第4
図に示す。
この製造装置40は、トラック溝成形用の第1のパンチ42
と、予備成形体30の外周面からしごく昇降自在なダイ44
と、セレーション加工用の第2のパンチ46とを含む。第
1パンチ42は鉛直方向を指向するように固定されてお
り、その断面形状はトラック溝16a乃至16cに対応して
いる。第2パンチ46は第1パンチ42と対向する位置に配
置されるとともに鉛直方向に変位自在である。第2パン
チ46の先端にはセレーション加工部48が設けられ、この
セレーション加工部48は予備成形体30の第2下穴34に押
し入れられた際にその内周面を塑性変形させ、セレーシ
ョン部18を形成する歯部を備えている。
と、予備成形体30の外周面からしごく昇降自在なダイ44
と、セレーション加工用の第2のパンチ46とを含む。第
1パンチ42は鉛直方向を指向するように固定されてお
り、その断面形状はトラック溝16a乃至16cに対応して
いる。第2パンチ46は第1パンチ42と対向する位置に配
置されるとともに鉛直方向に変位自在である。第2パン
チ46の先端にはセレーション加工部48が設けられ、この
セレーション加工部48は予備成形体30の第2下穴34に押
し入れられた際にその内周面を塑性変形させ、セレーシ
ョン部18を形成する歯部を備えている。
一方、第2パンチ46の尾端部にはスプリング50が介装さ
れ、このスプリング50により第2パンチ46は、図におい
て、下方に付勢されるとともに、パンチホルダ52に案内
されて所定距離変位可能である。なお、ダイ44の内周に
は、案内用のテーパ面54と予備成形体30の外径よりも小
径のしごき面56を有している。
れ、このスプリング50により第2パンチ46は、図におい
て、下方に付勢されるとともに、パンチホルダ52に案内
されて所定距離変位可能である。なお、ダイ44の内周に
は、案内用のテーパ面54と予備成形体30の外径よりも小
径のしごき面56を有している。
以上のように構成される製造装置40を使用して遂行され
る第2工程の詳細につき説明する。
る第2工程の詳細につき説明する。
先ず、第4図aに示すように、予備成形体30を第1パン
チ42に対して被せるようにして位置決めする。予備成形
体30の第1下穴32には第1パンチ42が遊嵌した状態で挿
入され、これにより当該予備成形体30は位置決めされ
る。
チ42に対して被せるようにして位置決めする。予備成形
体30の第1下穴32には第1パンチ42が遊嵌した状態で挿
入され、これにより当該予備成形体30は位置決めされ
る。
次に、ダイ44が下降して、予備成形体30の外周面からし
ごいてトラック溝16a乃至16cを成形する。
ごいてトラック溝16a乃至16cを成形する。
すなわち、第4図bに示すように、ダイ44の内周のテー
パ面54が予備成形体30に当接し、ダイ44がこのテーパ面
54に沿って案内されながら下降した後、ダイ44の内周の
しごき面56が予備成形体30の外周面に当接する。この状
態下にダイ44が下降すると、予備成形体30は延伸せしめ
られるとともに、その内周面は第1パンチ42の内周面に
対して押圧され内周面の肉が密着するように塑性変形が
生じ、結局、予備成形体30はその内周面にトラック溝16
a乃至16cが精度よく仕上げられた外輪10に成形される
ことになる(第4図c)。
パ面54が予備成形体30に当接し、ダイ44がこのテーパ面
54に沿って案内されながら下降した後、ダイ44の内周の
しごき面56が予備成形体30の外周面に当接する。この状
態下にダイ44が下降すると、予備成形体30は延伸せしめ
られるとともに、その内周面は第1パンチ42の内周面に
対して押圧され内周面の肉が密着するように塑性変形が
生じ、結局、予備成形体30はその内周面にトラック溝16
a乃至16cが精度よく仕上げられた外輪10に成形される
ことになる(第4図c)。
なお、上記の場合とは異なり、次のようにトラック溝16
a乃至16cを仕上げてもよい。すなわち、予備成形体30
の第1下穴32の全周長はトラック溝16a乃至16cの仕上
げ寸法より小さくし、第1パンチ42との間に圧入代を設
ける。その場合、ダイ44を固定として予備成形体30を拘
束し(第4図におけるダイ44と第1パンチ42との間の位
置関係は上下反対となる)、第1パンチ42を予備成形体
30の第1下穴32に挿入し、このような内周しごきにより
トラック溝16a乃至16cを仕上げる。
a乃至16cを仕上げてもよい。すなわち、予備成形体30
の第1下穴32の全周長はトラック溝16a乃至16cの仕上
げ寸法より小さくし、第1パンチ42との間に圧入代を設
ける。その場合、ダイ44を固定として予備成形体30を拘
束し(第4図におけるダイ44と第1パンチ42との間の位
置関係は上下反対となる)、第1パンチ42を予備成形体
30の第1下穴32に挿入し、このような内周しごきにより
トラック溝16a乃至16cを仕上げる。
以上のようなトラック溝16a乃至16cの仕上げ成形と並
行して予備成形体30の第2下穴34に第2パンチ46を挿入
し、セレーション部18を成形する。この場合、トラック
溝16a乃至16cとセレーション部18の加工の順序につい
ては、第4図cに示されるように、少なくともダイ44に
よってトラック溝16a乃至16cの仕上げ成形が開始さ
れ、予備成形体30が第1パンチ42に密着した状態下に行
う。これにより、トラック溝16a乃至16cとセレーショ
ン部18の加工を別々の工程としてではなく全体としての
一体性のある工程とし、しかも、第1パンチ42を基準と
してセレーション部18の加工を遂行することが出来るた
め、中間壁26によって隔てられているトラック溝16a乃
至16cとセレーション部18の同芯性が向上する。以上の
ようにして得られた外輪10は封入潤滑油漏洩防止用のキ
ャップの役割を中間壁26が果たすため、その分、部品点
数が少なくなる。
行して予備成形体30の第2下穴34に第2パンチ46を挿入
し、セレーション部18を成形する。この場合、トラック
溝16a乃至16cとセレーション部18の加工の順序につい
ては、第4図cに示されるように、少なくともダイ44に
よってトラック溝16a乃至16cの仕上げ成形が開始さ
れ、予備成形体30が第1パンチ42に密着した状態下に行
う。これにより、トラック溝16a乃至16cとセレーショ
ン部18の加工を別々の工程としてではなく全体としての
一体性のある工程とし、しかも、第1パンチ42を基準と
してセレーション部18の加工を遂行することが出来るた
め、中間壁26によって隔てられているトラック溝16a乃
至16cとセレーション部18の同芯性が向上する。以上の
ようにして得られた外輪10は封入潤滑油漏洩防止用のキ
ャップの役割を中間壁26が果たすため、その分、部品点
数が少なくなる。
次に、等速ジョイントの外輪の他の実施例について以下
説明する。
説明する。
第5図に他の実施例に係る等速ジョイントの外輪を示
す。この外輪60では、中間壁26の中央部にトラック溝側
を指向してボス部62が形成され、このボス部62には駆動
軸64を受ける球面凹部62aを有する。
す。この外輪60では、中間壁26の中央部にトラック溝側
を指向してボス部62が形成され、このボス部62には駆動
軸64を受ける球面凹部62aを有する。
以上のような外輪60を製造するための工程図が第6図で
あり、この場合、第1実施例での工程とは異なり、予備
成形体30を形成後(第6図d)、この予備成形体30に前
記ボス部62を成形する工程から加わる(第6図e)。
あり、この場合、第1実施例での工程とは異なり、予備
成形体30を形成後(第6図d)、この予備成形体30に前
記ボス部62を成形する工程から加わる(第6図e)。
斯かるボス部62の形成は、第7図に示されるような装置
を用いて行う。同図において、参照符号66は予備成形体
30の第1下穴32に挿入されるパンチを示し、このパンチ
66にはノックアウトピン68が装着され、ノックアウトピ
ン68と予備成形体30の中間壁26の間にはボス部成形用の
空間部70が画成されている。参照符号72は予備成形体30
の第2下穴34に挿入されるパンチであり、参照符号74、
74は予備成形体30をパンチ66に対して拘束する押え部材
であり、この押え部材74、74はコイルスプリング76、76
により付勢されるとともにガイドロッド78、78により案
内される。
を用いて行う。同図において、参照符号66は予備成形体
30の第1下穴32に挿入されるパンチを示し、このパンチ
66にはノックアウトピン68が装着され、ノックアウトピ
ン68と予備成形体30の中間壁26の間にはボス部成形用の
空間部70が画成されている。参照符号72は予備成形体30
の第2下穴34に挿入されるパンチであり、参照符号74、
74は予備成形体30をパンチ66に対して拘束する押え部材
であり、この押え部材74、74はコイルスプリング76、76
により付勢されるとともにガイドロッド78、78により案
内される。
そこで、パンチ66を予備成形体30の第1下穴32に嵌合す
るように位置決めした後、パンチ72を第2下穴34に挿入
する。挿入されたパンチ72は中間壁26を押圧し、その結
果、空間部70に肉が充満するような塑性流動が起こり、
ボス部62が形成される。このボス部62は駆動軸(図示せ
ず)が有する球面状端部の受けストッパとして利用され
る。
るように位置決めした後、パンチ72を第2下穴34に挿入
する。挿入されたパンチ72は中間壁26を押圧し、その結
果、空間部70に肉が充満するような塑性流動が起こり、
ボス部62が形成される。このボス部62は駆動軸(図示せ
ず)が有する球面状端部の受けストッパとして利用され
る。
ボス部62が形成された予備成形体30はノックアウトピン
68が伸長してパンチ66から取り出され、次の工程、すな
わち、トラック溝とセレーション部を仕上げる工程に供
出されることになるが、この工程は前記第1実施例と同
様である。
68が伸長してパンチ66から取り出され、次の工程、すな
わち、トラック溝とセレーション部を仕上げる工程に供
出されることになるが、この工程は前記第1実施例と同
様である。
このような第2実施例では、予備成形体30の中間壁にボ
ス部62を成形する過程で、後でセレーション部18が仕上
げられる第2下穴34の深さが大きくなるため、形成され
るセレーション部の有効長が確保される。
ス部62を成形する過程で、後でセレーション部18が仕上
げられる第2下穴34の深さが大きくなるため、形成され
るセレーション部の有効長が確保される。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、トラック溝とセ
レーション部が中間壁によって仕切られた等速ジョイン
ト外輪を両者一体的に同芯性を確保しながら精度を良好
に成形出来、しかも、鍛造加工工程だけで成形出来るた
め、量産性がよく、結局、生産性の向上に資するという
効果を奏する。
レーション部が中間壁によって仕切られた等速ジョイン
ト外輪を両者一体的に同芯性を確保しながら精度を良好
に成形出来、しかも、鍛造加工工程だけで成形出来るた
め、量産性がよく、結局、生産性の向上に資するという
効果を奏する。
また、このように成形された等速ジョイント外輪では中
間壁にボス部の成形を容易に出来るとともに、ボス部成
形の際に下穴が深くなりセレーション部の有効長を確保
出来る効果が得られる。
間壁にボス部の成形を容易に出来るとともに、ボス部成
形の際に下穴が深くなりセレーション部の有効長を確保
出来る効果が得られる。
第1図は、等速ジョイントの外輪の縦断面図、 第2図は、第1図における外輪のII−II線断面図、 第3図は、本発明の等速ジョイントの外輪の製造方法の
一実施例に係る工程図、 第4図は、当該製造方法においてトラック溝とセレーシ
ョン部を仕上げる工程の説明図、 第5図は、他の実施例に係る等速ジョイントの外輪の縦
断面図、 第6図は、第5図における等速ジョイントの外輪の製造
に係る工程図、 第7図は、第2実施例の等速ジョイントの外輪において
中間壁にボス部を形成する工程の説明図である。 10…外輪 12…カップ部 14…軸部 16a〜16c…トラック溝 18…セレーション部 26…中間壁 28…ビレット 30…予備成形体 32…第1下穴 34…第2下穴 40…製造装置 42…第1パンチ 44…ダイ 46…第2パンチ 62…ボス部
一実施例に係る工程図、 第4図は、当該製造方法においてトラック溝とセレーシ
ョン部を仕上げる工程の説明図、 第5図は、他の実施例に係る等速ジョイントの外輪の縦
断面図、 第6図は、第5図における等速ジョイントの外輪の製造
に係る工程図、 第7図は、第2実施例の等速ジョイントの外輪において
中間壁にボス部を形成する工程の説明図である。 10…外輪 12…カップ部 14…軸部 16a〜16c…トラック溝 18…セレーション部 26…中間壁 28…ビレット 30…予備成形体 32…第1下穴 34…第2下穴 40…製造装置 42…第1パンチ 44…ダイ 46…第2パンチ 62…ボス部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浅香 雄次 埼玉県狭山市新狭山1―10―1 ホンダエ ンジニアリング株式会社内 (72)発明者 目黒 晴夫 埼玉県狭山市新狭山1―10―1 ホンダエ ンジニアリング株式会社内
Claims (5)
- 【請求項1】カップ部内周に軸方向に延在するトラック
溝と軸部内周に軸方向に延在するセレーション部を有す
る等速ジョイント外輪を鍛造加工により製造する方法で
あって、 カップ部にトラック溝と相似形の第1の下穴を有し、軸
部にセレーション部成形用の第2の下穴を有し、第1下
穴と第2下穴の間が中間壁で仕切られている予備成形体
を素材から成形する第1の工程と、 前記中間壁に指向させて対向するように前記第1下穴に
トラック溝成形用のパンチを挿入するとともに、前記第
2下穴にセレーション部成形用のパンチを挿入して夫々
トラック溝とセレーション部とを仕上げ成形する第2の
工程と、 からなることを特徴とする等速ジョイント外輪の製造方
法。 - 【請求項2】請求項1記載の製造方法において、 トラック溝の成形が進行してトラック溝成形用パンチに
予備成形体が密着した後に第2下穴にセレーション成形
用のパンチを中間壁に指向して圧入することによりセレ
ーション部を押込成形することを特徴とする等速ジョイ
ント外輪の製造方法。 - 【請求項3】請求項1記載の製造方法において、 予備成形体の成形後、中間壁に対して第2下穴側からパ
ンチで押圧して第2下穴側へ指向させてボス部を形成す
ることを特徴とする等速ジョイント外輪の製造方法。 - 【請求項4】カップ部内周に軸方向に延在するトラック
溝と軸部内周に軸方向に延在するセレーション部を有す
る等速ジョイントの外輪において、 カップ部と軸部とは一体的に成形され且つトラック溝と
セレーション部とは中間壁により仕切られ、この中間壁
が実質的に封入された潤滑油の漏洩防止部材を形成する
ことを特徴とする等速ジョイントの外輪。 - 【請求項5】請求項5記載の外輪において、中間壁はト
ラック溝側に指向して突出し且つ中央に球面状の凹部を
有するボス部を形成し、前記ボス部は駆動軸の球面受け
ストッパとしてなることを特徴とする等速ジョイントの
外輪。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19625489A JPH069724B2 (ja) | 1989-07-28 | 1989-07-28 | 等速ジョイント外輪およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19625489A JPH069724B2 (ja) | 1989-07-28 | 1989-07-28 | 等速ジョイント外輪およびその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0360840A JPH0360840A (ja) | 1991-03-15 |
| JPH069724B2 true JPH069724B2 (ja) | 1994-02-09 |
Family
ID=16354751
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19625489A Expired - Lifetime JPH069724B2 (ja) | 1989-07-28 | 1989-07-28 | 等速ジョイント外輪およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH069724B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1996038680A1 (en) * | 1995-05-31 | 1996-12-05 | Ntn Corporation | Joint construction of outer ring and shaft of uniform motion joint |
| US7141639B2 (en) | 2002-09-02 | 2006-11-28 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Ethylene copolymer |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06344073A (ja) * | 1993-06-11 | 1994-12-20 | Gooshiyuu:Kk | 底付インボリュートスプライン穴の成形法 |
| JP3964137B2 (ja) * | 2001-01-16 | 2007-08-22 | Ntn株式会社 | トリポード型等速自在継手外輪の製造方法 |
-
1989
- 1989-07-28 JP JP19625489A patent/JPH069724B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1996038680A1 (en) * | 1995-05-31 | 1996-12-05 | Ntn Corporation | Joint construction of outer ring and shaft of uniform motion joint |
| US7141639B2 (en) | 2002-09-02 | 2006-11-28 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Ethylene copolymer |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0360840A (ja) | 1991-03-15 |
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